JPH0833054A - 鋼板の疵情報入力方法 - Google Patents

鋼板の疵情報入力方法

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JPH0833054A
JPH0833054A JP16395094A JP16395094A JPH0833054A JP H0833054 A JPH0833054 A JP H0833054A JP 16395094 A JP16395094 A JP 16395094A JP 16395094 A JP16395094 A JP 16395094A JP H0833054 A JPH0833054 A JP H0833054A
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JP
Japan
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scratch
flaw
dot
vector
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP16395094A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Furuya
順弘 古家
Kiyoshi Shimada
清 島田
Suechika Honda
末親 本田
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高騒音の環境下でも検査に付随する作業に支
障をきたすことなく的確容易に疵情報を入力することが
できる鋼帯の疵情報入力方法を提供すること。 【構成】 鋼板の疵情報入力を、タッチパネルへの指書
きによるドット入力とベクトル入力の双方を検知できる
スイッチマトリックス構造の疵情報コード入力手段によ
り行うようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼帯の疵検査を行う検
査ラインにおいて、検査員が検査作業を中断せずに検査
結果を的確容易に情報処理装置に入力できる鋼板の疵情
報入力方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鋼帯の疵検査を行う検査ラインにおい
て、検査員が検査作業を中断せずに検査結果を演算処理
手段に入力する従来の疵情報入力方法としては、特開昭
56−65593号公報に開示されるように、検査員が
発した疵情報を音声認識して情報処理装置に入力する方
法が知られているが、このような音声認識による方法
は、個々の検査員の声を登録する必要があるので面倒で
あり、しかも、疵情報の入力時に声のトーンが変わった
りテンポが極端に変わると認識が困難となるうえ認識に
時間がかかり、また、高騒音の環境下では認識率は著し
く低下するという問題があった。
【0003】このような音声認識による入力上の問題点
を解決した疵情報入力方法としては、検査員が検出器を
設けた特殊グローブを装着して操作卓にこの特殊グロー
ブを種々のパターンで接近させることにより疵情報をド
ット入力する方法が本出願人により先に開発され、特開
平4−353915号公報により開示されているが、こ
のような特殊グローブを用いる疵情報入力方法は、検査
員がこの特殊グローブを利き手に装着しなければならな
いので、検査に付随する手作業に支障が生じるうえに、
五指によるドット入力で疵情報コードを入力することと
なるため、疵情報コード数が増えると入力操作が煩雑と
なり操作性が低下するという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
するところは前記のような課題を解決し、高騒音の環境
下でも検査に付随する作業に支障をきたすことなく的確
容易に疵情報を入力することができる鋼板の疵情報入力
方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記のような課題を解決
した本発明に係る鋼板の疵情報入力方法は、タッチパネ
ルへの指書きによるドット入力とベクトル入力の双方を
検知できるスイッチマトリックス構造の疵情報コード入
力手段を用いて鋼板の疵情報入力を行うようにしたこと
を特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明の鋼板の疵情報入力方法は、鋼帯の疵検
査を行う検査ラインにおいて通板される鋼板に疵があっ
た場合、検査員は通板される鋼板の疵検査を続行したま
まタッチパネルへの指書きによるドット入力とベクトル
入力するだけで、スイッチマトリックス構造よりなる疵
情報コード入力手段に疵情報コードがドット入力あるい
はベクトル入力され、この疵情報が演算処理手段により
識別されて鋼板の疵情報として管理される。
【0007】
【実施例】次に、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。1は疵情報コード入力手段である。この疵
情報コード入力手段1はタッチパネル10で覆われた縦
32点×横40点のスイッチマトリックス構造11から
なっている。スイッチマトリックス構造11は、図2に
示されるように、3.5mm幅の銀電極12をプリント
した上下の電極フィルムを1.5φ、50μmのスペー
サ13を相互間に介在させてギャップを保たせたもの
で、スイッチマトリックス構造11へ電圧印加部14に
より電圧を順次印加した状態においてタッチパネル10
の上面を押圧すると、上下の電極フィルムが接触して通
電され、この通電により指書きによるドット入力あるい
はベクトル入力が検知されるようになっている。
【0008】また、タッチパネル10に入力された疵情
報コードは、図3に示されるようにドット5種類、ベク
トル9種類からなっている。そして、これらの疵情報コ
ードの識別は図4に示されるように、タッチパネル10
への指書きによりドット入力とベクトル入力が行われる
と、スイッチマトリックス構造11が通電され、その通
電による信号が後記する演算処理手段2に取り込まれ、
指の軌跡からドット入力かベクトル入力かの識別が演算
処理手段2により行われる。このドット入力かベクトル
入力かの識別は、入力の始端と終端の位置がドット入力
では一致し、ベクトル入力では異なることにより行われ
る。なお、ドット入力のドットパターンの識別は、隣接
する入力点を1グループと考えてこのグループの個数を
カウントして演算処理手段2により行われる。一方、ベ
クトル入力のベクトルパターンの識別は、上下左右方向
の4つの移動量をカウントすることにより表1に示され
るように特徴付けることができる。そして、この4つの
移動量のパラメータについて図5に示されるように設定
されたメンバーシップ関数に基づくファジー推論を行い
最も合致するものを選択するのである。
【0009】
【表1】
【0010】また、スイッチマトリックス構造11から
の信号入力に基づいて疵情報コードの識別を行う演算処
理手段2は、前記した疵情報コード入力手段1に接続し
たコンピュータ16に入力確認手段3としての音声合成
装置17およびスピーカ18を接続したものである。そ
して、疵情報コード入力手段1に入力された疵情報コー
ドをコンピュータ16が識別すると、識別された疵情報
が音声合成装置17により合成されてスピーカ18で鳴
らし、疵情報コードを入力した検査員に疵情報の告知確
認を行うようにしてある。なお、図において19は検査
ライン制御用のシーケンサであり、該シーケンサ19
は、入力結果とエラー情報を表示するモニタ20と、前
記音声合成装置17および前記コンピュータ16ならび
に疵情報データを管理する上位コンピュータ21と接続
されてそれらを管理制御下においている。
【0011】このように構成されたものは、例えば、熱
延されて検査ラインへ搬送される鋼板の表裏面に疵があ
ることを検査員が見つけたならば、検査員は図6に示さ
れるように、先ず、疵情報コード入力手段1のタッチパ
ネル10に指書きで疵発生を知らせてトリガとしての疵
情報コードをベクトル入力し、このトリガにより検査位
置の情報が読み込まれる。続いて、疵が発生した位置の
疵情報コードをベクトル入力し、さらに、疵の発生工
程、疵名称、グレード等の疵情報コードをドット入力す
るかドット入力とベクトル入力と併用して入力する。次
に、疵発生の状況の疵情報コードをドット入力あるいは
ベクトル入力し、最後に疵情報コードのターミネータと
して終了コードをベクトル入力する。
【0012】この指書きによる入力は、縦32点×横4
0点のスイッチマトリックス構造11を覆うタッチパネ
ル10上で行われる。そして、指の押圧位置や軌跡が通
電信号として演算処理手段2のコンピュータ16に取り
込まれると、コンピュータ16は入力の始点と終点の位
置が一致しているか否かによってドット入力とベクトル
入力の識別を行う。そして、入力がドット入力であれ
ば、隣設する入力点を1グループと考え、そのグループ
の個数を数えることによって発生工程、疵名称、グレー
ド、疵発生の状況などの疵情報コードをコンピュータ1
6により識別する。
【0013】また、ベクトル入力の判定は、上下左右の
移動量をカウントすることによって図4に示されるよう
に、4つの移動量で定性的に特徴付けることができるの
で、4つの移動量のパラメータに大、中、小のファジー
集合を定義するメンバーシップ関数を設定し、V字状の
ベクトル入力に対する各疵情報コードの合致率Pを下式
より求める。 P=min〔Mm(上)・Mm(下)・Ms(左)・M
l(右)〕 そして、合致率が最も高いものを選択することにより疵
発生を知らせるトリガ信号となるベクトル入力や疵位置
のD:ドライブサイド、C:センター、W:ワークサイ
ドを表す矢印によるベクトル入力をコンピュータ16で
識別する。このようにしてコンピュータ16により識別
された結果はシーケンサ19に入力され、シーケンサ1
9は入力確認手段3としての音声合成装置17に指令信
号を送り、識別結果の疵情報をスピーカ18で作業員に
告知確認させる。従って、検査員はスピーカ18による
告知を耳で確認して入力した疵情報コードが正しく入力
あるいは識別されたかを確認することができる。このと
きシーケンサ19はモニタ20にも入力結果やエラー情
報を表示し、検査員の聞き違いや聞き漏らしによるミス
を防ぐようにしている。そして、入力された疵情報が間
違っていたら入力の取消を行って再入力を行う。
【0014】なお、前記実施例では入力確認手段3を音
声によるものとしているが、検査作業を続けながらコー
ドを入力できるものであるならば、ヘッドアップディス
プレイのように視線方向に配置される透明プレート上に
確認用のデータを液晶表示するようにするなど、入力確
認手段3を音声以外により行うものとしても良いことは
勿論である。
【0015】
【発明の効果】本発明は前記説明によって明らかなよう
に、疵情報コードを手元を見ずにタッチパネルにより指
書きで入力するようにしたので、検査作業を中断するこ
となく検査結果を的確容易に入力することができ、この
ため、検査の見落としは減り、検査能力及び品質管理能
力の向上を図ることができるうえに記録及び補助検査員
が不要となり省力化を図ることができ、また、高騒音の
環境下でも正確に疵情報コードを入力することができ
る。しかも、従来のようにグローブを利き手に装着する
必要もないので、検査に付随する作業に支障をきたすこ
ともない。さらに、疵情報はドット入力とベクトル入力
の併用により行われるので、入力コード数を増すことが
容易なうえ疵情報はコード化されているために演算処理
手段による識別も容易となって識別時間を短いものとす
ることができ、疵情報のリアルタイム入力ができる。従
って、本発明は従来の問題点を解消した鋼板の疵情報入
力方法として業界の発展に寄与するところ極めて大なも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す説明図である。
【図2】本発明のスイッチマトリックス構造の要部を示
す平面図である。
【図3】本発明に用いられるドット及びベクトルの疵情
報コードのパターン図である。
【図4】本発明の疵情報コード識別を示すフロー図であ
る。
【図5】疵情報コード識別に用いるメンバーシップ関数
の設定を示すグラフである。
【図6】疵情報の入力手順を示す説明図である。
【符号の説明】
1 疵情報コード入力手段 2 演算処理手段 3 入力確認手段 10 タッチパネル 11 スイッチマトリックス構造

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タッチパネルへの指書きによるドット入
    力とベクトル入力の双方を検知できるスイッチマトリッ
    クス構造の疵情報コード入力手段を用いて鋼板の疵情報
    入力を行うようにしたことを特徴とする鋼板の疵情報入
    力方法。
JP16395094A 1994-07-15 1994-07-15 鋼板の疵情報入力方法 Withdrawn JPH0833054A (ja)

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JPH0833054A true JPH0833054A (ja) 1996-02-02

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016189969A1 (ja) * 2015-05-26 2016-12-01 株式会社イシダ 生産ライン構成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016189969A1 (ja) * 2015-05-26 2016-12-01 株式会社イシダ 生産ライン構成装置
JPWO2016189969A1 (ja) * 2015-05-26 2018-03-15 株式会社イシダ 生産ライン構成装置

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