JPH0695803A - タッチセンサのエラー通知方法 - Google Patents

タッチセンサのエラー通知方法

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JPH0695803A
JPH0695803A JP24753992A JP24753992A JPH0695803A JP H0695803 A JPH0695803 A JP H0695803A JP 24753992 A JP24753992 A JP 24753992A JP 24753992 A JP24753992 A JP 24753992A JP H0695803 A JPH0695803 A JP H0695803A
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JP
Japan
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touch sensor
input
screen
sensor
customer
Prior art date
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Application number
JP24753992A
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English (en)
Inventor
Tomoko Haraguchi
智子 原口
Koji Ueda
孝治 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画面上に物やバッグ等の不要物が載せられた
ことが原因でタッチセンサが入力不可となった場合に、
この原因を判別し、これを取り除くように顧客に通知す
ることによりタッチセンサの機能を迅速に解消して、装
置稼働率の向上、及び顧客サービスの向上を実現する。 【構成】 自動取引装置の正面に設けた表示画面上に設
けられ、指等により画面を触れることにより入力操作を
行うことができるタッチセンサにおいて、このタッチセ
ンサが同時に2点以上のタッチ位置を検出した場合に、
タッチセンサ制御部によりタッチセンサの入力不良を判
断し、この入力不良の判断を、予め設定しておいた所定
回数を連続して検出した場合に顧客へのエラー通知を主
制御部により判断し、かつこの主制御部により顧客に対
して、顧客が不要物を表示画面上に載せていることによ
りタッチセンサが入力不可能状態となっているので不要
物の除去を促すよう顧客に通知するエラー通知を表示す
るようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、銀行等の金融機関に設
置されている自動取引装置の顧客操作面に設けられてお
り、顧客が表示画面に指等により触れることで取引処理
の入力操作を行うことができるタッチセンサに関し、こ
のタッチセンサ上にバッグ等の不要物が載せられた場合
に、エラー防止のために顧客に対して通知を行う自動取
引装置等のタッチセンサのエラー通知方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は銀行等の金融機関の店舗等に設置
されている、ごく一般的な自動取引装置の外観斜視図で
ある。この図に示すように、自動取引装置にはその正面
側に、顧客が操作を行うための顧客操作面が設けられて
いる。そして、この顧客操作面には、キャッシュカード
と呼ばれる取引カードを挿入排出するためのカード挿入
排出口1や、通帳を挿入排出するための通帳挿入排出口
2、紙幣の投入及び受け取りを行う紙幣入出金口3、お
よび硬貨の投入及び受け取りを行う硬貨入出金口4等と
共に、顧客の操作を誘導する誘導文言や取引科目及び入
力キー等を、文字や数字およびイラスト等により表示画
面に表示するCRT表示装置等の表示部5が配置されて
いる。
【0003】そして、この表示部5の上面には、顧客が
指等により該表示部5の画面上の所定箇所を触れること
により、画面に表示された入力項目を指定して入力する
ことができるタッチセンサ6が設けてあり、このような
タッチセンサ6を設けた構造が、近年では一般的となっ
ている。上記構成における自動取引装置により、顧客が
自身の操作により入出金や記帳処理等を行う場合は、上
でも述べているように、表示部5に表示された表示内容
を、該表示部5上を覆うようにして設けられているタッ
チセンサ6に触れることにより取引指示を行い、これに
より引き続き表示部5に表示される内容に従ってタッチ
センサ6から取引情報を入力すると共に、カードや通帳
の挿入及び紙幣や貨幣を投入したりあるいは受け取るこ
とにより行うものである。
【0004】ところで、このような取引処理の操作中に
おいて、図10の要部斜視図に示すように、顧客が表示
部5の画面上に物やバッグ等を置いたり、また画面の片
隅に手を掛けたり、あるいは操作する手とは反対の手を
画面上に載せたりすると、タッチセンサ6がこれらの不
要物を検出してしまい、顧客がその不要物を画面上から
取り除かないかぎり、タッチセンサ6は同時に2か所以
上の地点で検出を行うことになってしまい、これにより
タッチセンサ6による入力操作は不可能な状態となり、
取引処理を続行はできなくなり、装置の運用不可を招い
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術に
おけるタッチセンサの操作不可は、それを引き起こして
いる原因、つまり画面上に載せられた物やバッグや手等
の不要物を取り除かないかぎり、いつまでも解消される
ことができずに取引不可状態が発生したままの状態とな
る。これには以下に示すような原因が考えられる。
【0006】すなわち、第1の原因は、入力不可となる
原因を、装置自身が判別できなかったという点であり、
これによれば入力不可となる原因、つまり画面上に不要
物が載せられた場合がどのような検出状態となるかを判
別できないからであり、これら不要物が載せられたこと
でタッチセンサの入力操作が不可となったことを判別す
ることができない。従って、これを解消することもでき
なかったのである。
【0007】また、第2の原因は、タッチセンサが入力
不可のエラー状態となったことを顧客に通告することが
できないという点であり、たとえばタッチセンサが入力
不可状態となったことを判別したとしても、これを解消
するために画面上に載せられた物やバッグや手等を取り
除くように通知することができないために、その入力不
可能なエラー状態を解消することができず、その結果、
取引時間を長引かせてしまい、装置稼働率の低下、並び
に顧客サービスの低下を招いてしまうという問題があっ
た。
【0008】本発明は上述した問題点を解決するために
なされたものであり、画面上に物やバッグや手等の不要
物が載せられたことが原因でタッチセンサが入力不可と
なった場合に、この原因を判別しかつこの原因を取り除
くべき通知を顧客に行うことによりタッチセンサの入力
不可状態を迅速に解消して直ちに入力可能状態に復旧さ
せ、取引時間を長引かせないようにして装置稼働率を向
上させると共に、顧客の待ち時間を短縮して顧客サービ
ス性を向上する自動取引装置等におけるタッチセンサの
エラー通知方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため本発明は、表示画面上に不要物が載せられた場合
に、これに取り除くように顧客に知らせるエラー通知を
行うこととしたものである。すなわち、情報入力用の入
力キーを表示画面に表示する表示部と、この表示部の上
面をX軸方向及びY軸方向に互いに対向して所定の間隔
で光学センサを複数対配置してこの光学センサのセンサ
光により前記画面を座標値により分割し、かつこの光学
センサのセンサ光が遮ぎられた場合にその遮ぎられた光
学センサの位置からタッチ位置を検出するタッチセンサ
とを備えて、前記タッチセンサが同時に2点以上のタッ
チ位置を検出した場合にタッチセンサの入力不良を判断
するタッチセンサ制御部と、この入力不良の判断を、予
め設定しておいた所定回数を連続して検出した場合に顧
客へのエラー通知を判断し、かつ顧客が不要物を表示画
面上に載せていることによりタッチセンサが入力不可能
状態となったことで不要物の除去を促すよう顧客に対し
てエラー通知を行う主制御部とを備えたものである。
【0010】
【作用】上述した構成において、例えば顧客が自動取引
装置により入出金等の取引処理を行う際に、物やバッグ
あるいは操作中以外の手等の不要物を操作中の表示部の
表示画面上に置いたりすると、タッチセンサがこれを検
出する。そして、このタッチセンサにおける検出が、同
時に2点以上のタッチ位置を検出していた場合は、タッ
チセンサ制御部によりタッチセンサの入力不良を判断す
る。
【0011】そして、この入力不良の判断が、予め設定
しておいた所定回数を連続して検出すると、主制御部に
より顧客へのエラー通知を判断し、かつこの主制御部に
より顧客に対して、顧客が不要物を表示画面上に載せて
いることによりタッチセンサが入力不可能状態となって
いるので不要物の除去を促すよう、画面色を変化させた
り、音声ガイダンスを発生させたり、また通知文を表示
させたり、もしくはこれらを任意に組み合わせて表示す
ることにより、顧客にエラーを通知するエラー通知表示
を行うものである。
【0012】これにより操作者は、操作者自身あるいは
他者が置いた不要物によりタッチセンサの操作が不可能
状態になっていることを知り、このため不要物を取り除
くとタッチセンサの機能は正常に戻り、取引可能な状態
となる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本実施例におけるエラー通知方法を示すフロ
ーチャート、図2はエラーを表示した画面例を示す説明
図、図3はエラー通知の各手段例を示した説明図、図4
は自動取引装置の簡単な構成図、図5はタッチセンサの
構造を示す説明図、図6はエラーが発生する場合のタッ
チセンサの説明図、図7はエラー通知を画面色を変更す
ることにより行う場合の例を示す説明図、図8はエラー
通知を通知文の画面表示により行う場合の例を示す説明
図である。
【0014】まず、図4及び図5によりタッチセンサの
構造について説明すると、図においてタッチセンサ6
は、タッチセンサ制御部7を介して、自動取引装置の主
制御部8に接続された構造となっている。そして、この
自動取引装置におけるタッチセンサ6の構成は、後述す
ると共に図5に示すような構成となっており、このよう
なタッチセンサ6が自動取引装置の表示部5の画面上に
設けられているものである。
【0015】そして、前記タッチセンサ6が検出した情
報は、タッチセンサ制御部7を介して主制御部8へと送
られ、主制御部8はこの送られてきた情報に基づいて次
の処理を実行するように制御指示を発するようになって
おり、タッチセンサ6への制御指令は、タッチセンサ制
御部7を介して行われるようになっている。なお、前記
主制御部8には、前記タッチセンサ制御部7以外にも無
論種々の制御部、たとえば入出金制御部や、通帳処理制
御部、カード処理制御等が接続されており、該主制御部
8からの指示により取引処理を実行するよう制御されて
いるものであるが、これらは本願とは直接に関わるもの
ではないためここでの説明は避ける。
【0016】次に、図5によりタッチセンサ6の構成を
説明する。図5の(a)に見られるようにタッチセンサ
6は、表示部5の画面とほぼ同じ大きさの入力領域を有
し、これをX軸方向とY軸方向にそれぞれ一定の間隔で
設けられた複数対の光学センサ9により領域全体が枡目
状に分割し、座標値によりそれぞれの位置を認識するよ
うになっている。
【0017】すなわち、同図(c)に示すように、複数
対の光学センサ9は表示部5の表示画面の上部を横切る
ようにして配置されており、一方の発光素子から発射し
たセンサ光を、途中で遮ることにより、その遮られて受
光できない他方の受光素子の位置を座標値により認識す
ることで、入力操作の認識を行えるようにしているもの
である。
【0018】これによれば、同図(b)に示すように、
X軸とY軸により分割したタッチセンサ6の領域内には
予め、顧客が指等により触れることで表示部5に表示し
た入力キーに対応する範囲であることを認識することが
できる範囲、すなわち有効範囲を設定しておく。なお、
この時の設定項目は、表示部5に表示される入力キーの
識別番号(図においては,として示す)と、始点座
標、そして終点座標とする。
【0019】従って、図5に示す例においては、(d)
にも示すごとく、入力キーに対応する座標値は、始点
座標が(1,1),終点座標が(4,3)、また入力キ
ーに対応する座標値は、始点座標が(1,3),終点
座標が(4,5)ということになる。以上の構成のよる
タッチセンサ6において、たとえば顧客が指等により表
示部5に表示された入力キーを指示するべく表示部5の
表示画面に触れると、(c)に示すようにしてタッチセ
ンサ6の周囲に設けられた光学センサ9のセンサ光を遮
ることになる。これにより、センサ光を受光できなかっ
た光学センサの位置の検出データにより、顧客が指示し
た入力キーを認識する。
【0020】すなわち、(c)に示した指により座標
(2,2)のセンサが遮られたとすると、この検出信号
がタッチセンサ制御部7に送られ、このタッチセンサ制
御部7において座標(2,2)が、予め設定した有効範
囲内にあるかを判断する。この場合、(b)及び(d)
に示すように座標(2,2)は、有効範囲であることが
判断され、次に、対応するキーの識別番号が判断され
る。この場合は、なので、タッチセンサ制御部7は識
別番号がであることを、主制御部8に送信し、主制御
部8は、この識別番号と共に、次の処理を実行するべ
く種々の制御部に指示を開始する。
【0021】また、もし、(c)に示した指により座標
(5,3)のセンサが遮られたとすると、この座標は有
効範囲ではないために、次の入力待ちとなる。次に、こ
のような構成によるタッチセンサ6上に、荷物等の不要
物が置かれた場合を、図6に示す。図6に見られるよう
に、荷物は、座標(78,45),(78,46),
(77,48)……というように、同時に2か所以上の
複数箇所の光学センサ9のセンサ光が遮られることにな
り、この情報がタッチセンサ制御部7に送られると、タ
ッチセンサ制御部7はタッチセンサの入力不良を判断
し、この判断により顧客にエラー発生を知らせるための
回答を得るべく組み立てた手順(図1に示すフローチャ
ート)と共に、主制御部8に送信する。
【0022】次に、図1を用いて、タッチセンサ制御部
7より主制御部8に送信されてきた、エラー通知のため
の手順について説明する。主制御部8はタッチセンサ制
御部7を介して得た各光学センサ9の検出データによ
り、2点以上の複数箇所が同時に押下されたことによる
タッチセンサの入力不良か否かを判断し、この入力不良
が判断された場合は、その判断が連続して予め設定した
回数だけ、連続して発生したかを判断する。なお、ここ
では設定回数を10回としているので、この設定回数、
すなわち10回連続して入力不良が発生したと判断され
ると、主制御部8は顧客に対し、タッチセンサ6による
入力不可能状態、すなわち不要物が置かれていることを
検出したことを通知するエラー通知処理を行う。
【0023】そして、このエラー通知に気づいて顧客が
タッチセンサ6上から不要物を取り除けば、タッチパネ
ル制御部7における入力不良の連続回数は0となり、タ
ッチパネル6の機能は回復し、次の入力待ち状態とな
る。ここで、顧客に対するエラー通知の通知手段につい
て、図2,図3及び図7,図8を用いて説明する。
【0024】まず、顧客への通知手段には以下に示すよ
うな3つの手段が考えられる。 (1) 画面色の変更 通常、表示画面に表示されている所定の部分、たとえば
入力キーが表示されている部分を指示するべく、その箇
所を押下するようにして触れると、その入力キーとして
表示されている部分の色を、一瞬変化させる処理があ
る。この処理は周知の技術であるので、ここでの詳述は
避けるが、この「色を変える処理」を利用して、一瞬、
画面全体の色を変化させることにより顧客に通知する。
【0025】たとえば、図7に示すように、表示部5の
画面全体を通常の表示状態である「管面色」と、エラー
を通知するための所定の色に指定した「指定色」とに、
所定時間毎に交互に変えるようにするものである。すな
わち、図1に示すフローチャートにおいて、「顧客への
エラー通知」を行うことを判断すると、同図(b)に示
すごとく、表示部5の画面全体を、「指定色」に変化さ
せる指示を主制御部8よりタッチセンサ制御部7に送
り、タッチセンサ制御部7はこの指示により表示部5の
画面全体を、一瞬「指定色」に変化させる。この後、
“正常終了”のコマンドをタッチセンサ制御部7が主制
御部8に送ると、主制御部8は表示部5の画面全体を
「管面色」に戻す指示を再びタッチセンサ制御部7に送
る。この処理を、顧客によって不要物が取り除かれたと
判断されるまで繰り返し行う。 (2) 音声ガイダンス 音声ガイダンスは、図示せぬ音声ROMに、例えば「画
面上に物を置かないで下さい。」等のエラー通知メッセ
ージを、予め音声として登録しておき、主制御部8の指
示によりこの音声ガイダンスを強制的に出力するもので
ある。 (3) 画面に通知文表示 画面への通知文の表示は、前記音声ガイダンスと同様の
メッセージを、文字として画面に表示するものであり、
その一例を図2に示している。
【0026】また、この通知文の表示には、図8に示す
ような手段も考えられる。すなわち、タッチセンサの入
力不良が所定の連続回数判断されたことでエラー通知を
行っていることから、不要物が画面上のどの箇所に置か
れているかは容易に認識することができるので、この情
報に基づき、不要物が置かれている領域を避けた範囲内
で通知文を表示するものである。図8の(a)や(b)
に示すように、通知文を表示したパターンを幾つか、プ
ログラム内の表示用データや画面情報ファイル、あるい
はROM等に用意しておき、図1に示した「顧客へのエ
ラー通知」が判断された場合に、タッチセンサにおける
入力不良が検出された座標位置のデータと共に主制御部
8に送信する。これにより、主制御部8が不要物が置か
れている位置を判別して、その位置以外の座標から始ま
るメッセージのパターンを前記プログラム内の表示用デ
ータや画面情報ファイル、あるいはROM等から読み出
して、図8に示すように表示部5の画面に表示する。
【0027】なお、上述した3つの手段をそれぞれ組み
合わせると、顧客にエラーを通知するための手段は、図
3に示すごとく7種類の手段が考えられる。そして、
(3) ,(6) ,(7) に示す手段においては、画面色の変化
や通知文表示による視覚的な注意の喚起のほかに、音声
ガイダンスにより聴覚的な注意の喚起を促すことができ
るようにしている。
【0028】また、上述した実施例においては等銀行等
の金融機関に設置した自動取引装置に設けられた顧客操
作用のタッチセンサについて説明したが、本願発明はも
ちろんこれに限るものではなく、この自動取引装置を応
用して処理を行う各種装置、例えば種々の情報を提供す
るための情報提供装置、また搭乗券や乗車券等の予約処
理を行う予約システム装置や、チケット等の発行処理を
行う発券装置等にも適用可能である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、情
報入力用の入力キーを表示画面に表示する表示部と、こ
の表示部の上面をX軸方向及びY軸方向に互いに対向し
て所定の間隔で光学センサを複数対配置して、この光学
センサのセンサ光により前記画面を座標値により分割す
ると共に、この光学センサのセンサ光が遮ぎられた場合
にその遮ぎられた光学センサの位置から座標値によりタ
ッチ位置を検出するタッチセンサとを備え、前記タッチ
センサが同時に2点以上のタッチ位置を検出した場合
に、タッチセンサ制御部によりタッチセンサの入力不良
を判断し、この入力不良の判断を、予め設定しておいた
所定回数を連続して検出した場合に顧客へのエラー通知
を主制御部により判断し、かつこの主制御部により顧客
に対して、顧客が不要物を表示画面上に載せていること
によりタッチセンサが入力不可能状態となっているので
不要物の除去を促すよう顧客に通知するエラー通知を表
示することとしたので、タッチセンサにより覆った表示
部の画面上に不要物が載せられると、それを不要物であ
ると判断して、該不要物を取り除くべく顧客に対して通
知することができる。
【0030】この通知により顧客は、自身が表示画面上
に置いた不要物によりタッチセンサが取引不可能状態と
なっているのを認識することができ、それを取り除けば
タッチセンサの機能を正常に戻すことができる。これに
より、タッチセンサは速やかに入力可能な状態となっ
て、次処理への移行が可能となる。その結果、タッチセ
ンサの入力操作性は確保され、従来のように原因が判ら
ないままずっとタッチセンサの操作不可状態が続いてし
まうというようなことは無くなり、稼働率を向上するこ
とができる。このため自動取引装置や、この自動取引装
置を応用した各種処理装置においては、顧客の待ち時間
を短縮することもでき、顧客サービス性を向上すること
ができる。
【0031】さらに、表示部の画面色を変更したり、通
知文を表示したりすること等による画面表示での通知
と、音声ガイダンスによる音声通知とを組み合わせて通
知すれば、聴覚障害者や視覚障害者が操作を行う際に、
どちらか一方の手段により通知することができるので、
操作性の向上が期待できる。また、通知文を表示画面に
表示する際に、不要物が置かれている箇所を避けるよう
にして表示することができるので、不要物に隠れてエラ
ー通知のメッセージが顧客に通知されないという心配も
解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例におけるエラー通知方法を示すフロー
チャートである。
【図2】エラーを表示した画面例を示す説明図である。
【図3】エラー通知の各手段例を示した説明図である。
【図4】自動取引装置の簡単な構成図である。
【図5】タッチセンサの構造を示す説明図である。
【図6】エラーが発生した場合のタッチセンサの説明図
である。
【図7】エラー通知を画面色を変更することで行う場合
の例を示す説明図である。
【図8】エラー通知を通知文の画面表示により行う場合
の例を示す説明図である。
【図9】タッチセンサを備えた従来の自動取引装置の外
観斜視図である。
【図10】自動取引装置の要部斜視図である。
【符号の説明】
5 表示部 6 タッチセンサ 7 タッチセンサ制御部 8 主制御部 9 光学センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報入力用の入力キーを表示画面に表示
    する表示部と、 この表示部の上面をX軸方向及びY軸方向に互いに対向
    して所定の間隔で光学センサを複数対配置して、この光
    学センサのセンサ光により前記画面を座標値により分割
    すると共に、この光学センサのセンサ光が遮ぎられた場
    合にその遮ぎられた光学センサの位置から座標値により
    タッチ位置を検出するタッチセンサとを備え、 前記タッチセンサが同時に2点以上のタッチ位置を検出
    した場合に、タッチセンサ制御部によりタッチセンサの
    入力不良を判断し、 この入力不良の判断を、予め設定しておいた所定回数を
    連続して検出した場合に顧客へのエラー通知を主制御部
    により判断し、 かつこの主制御部により顧客に対して、顧客が不要物を
    表示画面上に載せていることによりタッチセンサが入力
    不可能状態となっているので不要物の除去を促すよう顧
    客に通知するエラー通知を表示することを特徴とするタ
    ッチセンサのエラー通知方法。
JP24753992A 1992-09-17 1992-09-17 タッチセンサのエラー通知方法 Pending JPH0695803A (ja)

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