JPH08329543A - 光磁気記録再生装置 - Google Patents

光磁気記録再生装置

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Publication number
JPH08329543A
JPH08329543A JP7132080A JP13208095A JPH08329543A JP H08329543 A JPH08329543 A JP H08329543A JP 7132080 A JP7132080 A JP 7132080A JP 13208095 A JP13208095 A JP 13208095A JP H08329543 A JPH08329543 A JP H08329543A
Authority
JP
Japan
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magneto
optical
optical disk
temperature
recording
Prior art date
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Pending
Application number
JP7132080A
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English (en)
Inventor
Hideo Inuzuka
英雄 犬塚
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08329543A publication Critical patent/JPH08329543A/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B19/04Arrangements for preventing, inhibiting, or warning against double recording on the same blank or against other recording or reproducing malfunctions
    • G11B19/046Detection or prevention or problems due to temperature

Abstract

(57)【要約】 【目的】 特殊な光磁気ディスクを用いることなく、光
磁気ディスクにおける記録層の温度を精度よく測定し
て、記録再生時のレーザ光源の光出力が最適値になるよ
うに補正する。 【構成】 温度センサ15,16は、例えばサーミスタによ
って構成されており、温度センサ15,16からの温度検出
信号はセンサ処理回路25によってディジタル信号に変換
され、この2つのディジタル信号はディスク2上面の検
出温度TUおよびディスク2下面の検出温度TLとしてC
PU21に出力される。CPU21は、検出温度TUおよび
検出温度TLによってディスク2の記録層2aの温度を推
定して、この推定温度に対応する補正信号をLDパワー
コントローラ23に出力することにより、記録,再生およ
び消去時におけるLD7の光出力を最適値に補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カートリッジに収納さ
れた光磁気ディスクに対して情報を記録,再生および消
去することが可能な光磁気記録再生装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】光学的または光磁気的な手段によって、
情報信号の書き込みおよび読み出しの両方が可能とされ
た記録媒体においては、書き込み時または読み出し時の
記録媒体の温度が記録,再生および消去に大きく影響す
ることから重要なものになっている。
【0003】例えば、光磁気ディスクにおいては、記録
時,消去時には磁性薄膜をキューリー点以上に昇温させ
る必要があることから高いレーザパワーが要求され、再
生時には記録された情報が消去しない程度の比較的低い
レーザパワーが要求される。そして、これらのレーザパ
ワーは、その最適値が記録媒体の温度によって変化する
ため、最適な記録,再生および消去が行われるような大
きさに設定する必要がある。このため、記録媒体のある
温度において記録時のレザーパワーを最適値に設定して
も、記録媒体の温度が変化した場合には、記録時のレー
ザパワーが低すぎたり高すぎたりし、良好な磁化の反転
が行えなくなるおそれがある。同様に、再生時,消去時
のレーザパワーが大きすぎたり、小さすぎたりすると、
記録されていた情報信号が消磁したり、消し残りが生じ
たりするおそれがある。
【0004】そこで従来、記録媒体の温度を検出するた
めには、例えば、カートリッジに小孔を貫通させ、この
小孔を通して装置側に設けた放射温度計等により、記録
媒体の温度を検出し、記録媒体の温度変化に応じて最適
なレーザパワーを照射することが行われている。
【0005】ところが、この手法では、小孔からゴミや
ほこり等がカートリッジ内に侵入し、情報信号のエラー
が生じ、良好な記録再生が行えない。このため、必要の
ないときには小孔を塞ぐような構成とすることが考えら
れるが、このようにすると小孔を塞ぐ部品やこの部品を
スライドさせる構造が必要になり、また装置側ではその
部品をスライドさせる駆動機構が必要になることによ
り、構成部品が増えてコスト高になる。また、放射温度
計では、常温、例えば30℃〜40℃ではあまり正確に温度
を検出できないという問題もある。
【0006】また、この他の手法として、例えば特開平
4−69858号公報には、外周面の少なくとも一部が記録媒
体である光磁気ディスクの基板と同一の材料によって形
成されたカートリッジが装着されて、前記光磁気ディス
クに対して情報を記録再生する光磁気記録再生装置にお
いて、温度センサをカートリッジにおける光磁気ディス
クディスクの基板と同一の材料よりなる部分に接触させ
て光磁気ディスクの温度を判断する温度検出機構を備え
た光磁気記録再生装置が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
4−69858号公報の光磁気記録再生装置では、カートリッ
ジの構造が特殊であるため、カートリッジがコスト高に
なるという問題がある。また、光磁気記録再生装置の内
部には、磁気ヘッド,光ヘッド,スピンドルモータ,回
路基板等の複数の熱源が存在して、これらからの発生熱
は装置の動作状態に応じて変化する。例えば、光磁気デ
ィスクから情報を連続的に消去する場合には、磁気ヘッ
ドに連続的に消磁電流が供給されて、磁気ヘッドからの
発熱量が増大することになるため、光磁気ディスクは、
光磁気記録再生装置内部において磁気ヘッド側の面が高
温になりやすい。また、光ヘッドは、通常、リニアアク
チュエータ等によって光磁気ディスクに沿ってその半径
方向で移動するように構成されている。このため、熱源
である光ヘッドが移動することにより、光磁気ディスク
において光ヘッドによって加熱されて高温になる部分も
半径方向で変位する。
【0008】このように、光磁気記録再生装置に装着さ
れた光磁気ディスクは、装置の動作状態によって一方の
面と他方の面との間に温度差が発生し、また半径方向に
おいても温度分布のピークが変位する。このため、特開
平4−69858号公報の光磁気記録再生装置のようにカート
リッジの一定位置で温度を測定した場合には、温度セン
サによる測定温度と光磁気ディスクにおける記録層の温
度との間に無視できない誤差が生じることがある。特
に、光磁気ディスクの径が大きい場合には、ディスクの
半径方向における温度変化が大きくなる。また、光磁気
記録再生装置では、一般に、外部から冷却空気を取り入
れて装置内部の雰囲気温度および主要部品を所定の温度
以下に冷却している。この際、カートリッジにおいて、
冷却空気が流通しやすい光磁気ディスクの外周部付近で
は冷却効率が高く、また冷却空気の流量が少ない光磁気
ディスクの中心部付近では冷却効率が低くなる。このた
め、ディスクの中心部付近と外周部付近との温度差は、
より大きなものになる。
【0009】光磁気ディスクの表裏面および半径方向で
温度差があることにより、従来の光磁気記録再生装置で
は、光磁気ディスクの記録層の温度を精度よく測定する
ことができず、かつ実際に情報の記録再生が行われる記
録再生位置の温度が測定されないという問題がある。
【0010】また、両面に情報を記録再生可能な張り合
わせタイプの光磁気ディスクを用いる装置では、記録再
生が行われる面側の記録層に対応させてレーザパワーを
補正する必要があるため、ディスク両面の温度を精度よ
く測定できなければ、それぞれの面に対してレーザパワ
ーが最適値になるように補正することができない。
【0011】本発明の目的は、上記問題を解決するた
め、特殊な光磁気ディスクを用いることなく、光磁気デ
ィスクにおける記録層の温度を精度よく測定して、記録
再生時のレーザ光源の光出力が最適値になるように補正
することが可能な光磁気記録再生装置を提供することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1記載の光磁気記録再生装置は、装置外部か
ら挿入位置に挿入されたカートリッジを、このカートリ
ッジに回転可能に収納された光磁気ディスクに対して情
報を記録,再生および消去可能なローディング位置に搬
送するローディング機構と、このローディング機構によ
りカートリッジが前記挿入位置から前記ローディング位
置に搬送されることに連動し、磁気ヘッドを光磁気ディ
スクの一方の面に近接させる磁気ヘッド移動機構と、レ
ーザ光源から出射されたレーザ光を光磁気ディスクの記
録層に結像する光学系が少なくとも搭載され、光磁気デ
ィスクの他方の面に対向した光ヘッドと、この光ヘッド
を光磁気ディスクの半径方向で移動させる光ヘッド移動
機構とを備えた光磁気記録再生装置において、光磁気デ
ィスクの一方の面に対向した磁気ヘッド側温度センサ
と、光磁気ディスクの他方の面に対向した光ヘッド側温
度センサと、前記磁気ヘッド側温度センサおよび前記光
ヘッド側温度センサによる検出温度によって光磁気ディ
スクの記録層の温度を推定し、記録層の推定温度に対応
させて前記レーザ光源の光出力を補正する光源制御手段
とを備えたことを特徴とする。
【0013】さらに、請求項2記載の光磁気記録再生装
置は、光磁気ディスクに対する厚さ方向において、前記
磁気ヘッド側温度センサを、少なくとも前記磁気ヘッド
よりも光磁気ディスクに近接させ、かつ前記光ヘッド側
温度センサを、少なくとも前記光ヘッドよりも光磁気デ
ィスクに近接させたことを特徴とする。
【0014】さらに、請求項3記載の光磁気記録再生装
置は、複数の前記磁気ヘッド側温度センサを、光磁気デ
ィスクの外周部と一致する位置を少なくとも含み光磁気
ディスクの半径方向においてそれぞれ異なる複数位置
で、それぞれ光磁気ディスクに対向させたことを特徴と
する。
【0015】さらに、請求項4記載の光磁気記録再生装
置は、前記磁気ヘッド側温度センサを、前記磁気ヘッド
によって支持したことを特徴とする。
【0016】さらに、請求項5記載の光磁気記録再生装
置は、複数の前記光ヘッド側温度センサを、光磁気ディ
スクの外周部と一致する位置を少なくとも含み光磁気デ
ィスクの半径方向においてそれぞれ異なる複数位置で、
それぞれ光磁気ディスクに対向させたことを特徴とす
る。
【0017】さらに、請求項6記載の光磁気記録再生装
置は、前記光ヘッド側温度センサを、前記光ヘッドによ
って支持したことを特徴とする。
【0018】さらに、請求項7記載の光磁気記録再生装
置は、複数の前記磁気ヘッド側温度センサを、光磁気デ
ィスクの外周部と一致する位置を少なくとも含み光磁気
ディスクの半径方向においてそれぞれ異なる複数位置で
それぞれ光磁気ディスクに対向させるとともに、前記光
ヘッド側温度センサを前記光ヘッドによって支持し、前
記光源制御手段が、光ヘッド側温度センサによる検出温
度と、複数の磁気ヘッド側温度センサにおいて光ヘッド
側温度センサに最も近い温度センサによる検出温度とに
対応させて前記レーザ光源の光出力を補正することを特
徴とする。
【0019】さらに、請求項8記載の光磁気記録再生装
置は、光磁気ディスクの半径方向において前記光ヘッド
の位置を検出するための位置センサを、前記光ヘッド移
動機構に沿って配置し、前記光源制御手段が、前記位置
センサからの位置検出信号により光ヘッドの位置を判断
して前記光ヘッド側温度センサに最も近い前記磁気ヘッ
ド側温度センサを選択することを特徴とする。
【0020】さらに、請求項9記載の光磁気記録再生装
置は、前記レーザ光源からのレーザ光が前記光学系によ
って結像された光磁気ディスクの記録層からの反射光を
検出する光信号検出手段を備え、前記光源制御手段が、
前記光ヘッドの移動時に前記光信号検出手段からの検出
信号によって光磁気ディスクの記録層に形成された案内
溝を検出し、検出された前記案内溝の累計本数により光
ヘッドの位置を判断して前記光ヘッド側温度センサに最
も近い前記磁気ヘッド側温度センサを選択することを特
徴とする。
【0021】
【作用】本発明は、請求項1記載の光磁気記録再生装置
によれば、光磁気ディスクの一方の面に磁気ヘッド側温
度センサを対向させるともに光磁気ディスクの他方の面
に光ヘッド側温度センサを対向させ、かつ光源制御手段
が、磁気ヘッド側温度センサおよび光ヘッド側温度セン
サによる検出温度によって光磁気ディスクの記録層の温
度を推定し、記録層に推定温度に対応させて前記レーザ
光源の光出力を補正することにより、光磁気ディスクの
一方の面と他方の面とで温度差がある場合でも、光源制
御手段が、磁気ヘッド側温度センサおよび光ヘッド側温
度センサによる検出温度と光磁気ディスクの厚さ方向で
の理論的な温度分布とから記録層の温度を推定すること
が可能になり、記録層の推定温度に対応させてレーザ光
源の光出力が補正される。
【0022】さらに、請求項2記載の光磁気記録再生装
置によれば、光磁気ディスクに対する厚さ方向におい
て、磁気ヘッド側温度センサを、少なくとも磁気ヘッド
よりも光磁気ディスクに近接させ、かつ光ヘッド側温度
センサを、少なくとも光ヘッドよりも光磁気ディスクに
近接させたことにより、磁気ヘッド側温度センサが磁気
ヘッドによって加熱される光磁気ディスクの一方の面と
加熱条件が近似する位置に配置され、かつ光ヘッド側温
度センサが光ヘッドによって加熱される光磁気ディスク
の他方の面と加熱条件が近似する位置に配置される。
【0023】さらに、請求項3記載の光磁気記録再生装
置によれば、複数の磁気ヘッド側温度センサを、光磁気
ディスクの外周部と一致する位置を少なくとも含み光磁
気ディスクの半径方向においてそれぞれ異なる複数位置
で、それぞれ光磁気ディスクに対向させたことにより、
光磁気ディスクの半径方向において外周部を含む複数の
位置での温度が、複数の磁気ヘッド側温度センサによっ
てそれぞれ検出される。
【0024】さらに、請求項4記載の光磁気記録再生装
置によれば、磁気ヘッド側温度センサを磁気ヘッドによ
って支持したことにより、磁気ヘッド側温度センサが、
記録再生時に光磁気ディスクの一方の面に近接する。
【0025】さらに、請求項5記載の光磁気記録再生装
置によれば、複数の前記光ヘッド側温度センサを、光磁
気ディスクの外周部と一致する位置を少なくとも含み光
磁気ディスクの半径方向においてそれぞれ異なる複数位
置で、それぞれ光磁気ディスクに対向させたことによ
り、光磁気ディスクの半径方向においてその外周部を含
む複数の位置での温度が、複数の光ヘッド側温度センサ
によってそれぞれ検出される。
【0026】さらに、請求項6記載の光磁気記録再生装
置によれば、磁気ヘッド側温度センサを光ヘッドによっ
て支持したことにより、光ヘッド側温度センサが、記録
再生時に光磁気ディスクの光ヘッドとの対向面に沿って
記録再生位置付近に移動する。
【0027】さらに、請求項7記載の光磁気記録再生装
置によれば、複数の磁気ヘッド側温度センサを、光磁気
ディスクの外周部と一致する位置を少なくとも含み光磁
気ディスクの半径方向においてそれぞれ異なる複数位置
でそれぞれ光磁気ディスクに対向させるとともに、光ヘ
ッド側温度センサを前記光ヘッドによって支持し、光源
制御手段が、光ヘッド側温度センサによる検出温度と、
複数の磁気ヘッド側温度センサにおいて光ヘッド側温度
センサに最も近い温度センサによる検出温度とに対応さ
せて前記レーザ光源の光出力を補正することにより、光
磁気ディスクの記録層においてレーザ光によって情報が
記録再生される位置の温度に近似する検出温度が得ら
れ、この検出温度よってレーザ光源の光出力が補正され
る。
【0028】さらに、請求項8記載の光磁気記録再生装
置によれば、光磁気ディスクの半径方向において光ヘッ
ドの位置を検出するための位置センサを、光ヘッド移動
機構に沿って配置し、光源制御手段が、前記位置センサ
からの位置検出信号により光ヘッドの位置を判断して光
ヘッド側温度センサに最も近い磁気ヘッド側温度センサ
を選択することにより、光源制御手段が、記録再生位置
付近に保持される光ヘッド側温度センサに最も近い磁気
ヘッド側温度センサからの検出温度を選択することが可
能になる。
【0029】さらに、請求項9記載の光磁気記録再生装
置によれば、レーザ光源からのレーザ光が光学系によっ
て結像された光磁気ディスクの記録層からの反射光を検
出する光信号検出手段を備え、光源制御手段が、光ヘッ
ドの移動時に前記光信号検出手段からの検出信号によっ
て光磁気ディスクの記録層に形成された案内溝を検出
し、検出された前記案内溝の累計本数により光ヘッドの
位置を判断して光ヘッド側温度センサに最も近い前記磁
気ヘッド側温度センサを選択することにより、光源制御
手段が、記録再生位置付近に保持される光ヘッド側温度
センサに最も近い磁気ヘッド側温度センサからの検出温
度を選択することが可能になる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の光磁気ディスクドライブ装置に装
着可能な光磁気ディスクカートリッジの斜視図、図2は
本発明のカートリッジ式の光磁気ディスクドライブ装置
の第1実施例の概略構成を示すブロック図である。図1
において、1は光磁気ディスクカートリッジ(以下、カ
ートリッジという)、2はカートリッジ1に回転可能に
収納された光磁気ディスク(以下、ディスクという)、3
はディスク1の回転中心部に固定されたディスクハブ、
4はカートリッジ1の上下面を貫通するアクセス窓1a
に配置された略コの字型のシャッタである。常に閉鎖方
向に付勢されたシャッタ4を図示の位置に移動させるこ
とにより、アクセス窓1aが開放してディスク2の上面
および下面がそれぞれ外部に露出する。また、アクセス
窓1aが開放することにより、ディスク2の外周端とカ
ートリッジ1の内面との間に開口した空間によってカー
トリッジ1が上下方向で貫通する。このため、カートリ
ッジ1が光磁気ディスクドライブ装置に装着されて、装
置内部に冷却空気が供給された場合、ディスク2の外周
部付近では冷却空気の流通が多くなって効率よく冷却さ
れるが、ディスク2の中心部付近では冷却空気の供給が
少なく冷却効率が低い。
【0031】図2において、4はスピンドルハブ5を備
えたスピンドルモータであり、カートリッジ1が図示の
装着位置に搬送されることにより、スピンドルハブ5は
ディスクハブ3にチャッキングする。6は図示を省略し
た移動機構であるリニアアクチュエータによって支持さ
れディスク2の下面に対向した光ヘッドであり、光ヘッ
ド6には、LD(レーザダイオード)7,コリメートレン
ズ8,ビームスプリッタ9,モニタダイオード10,光信
号検出部11および対物レンズ12が搭載されている。ま
た、対物レンズ12は、図示を省略した対物レンズアクチ
ュエータによって支持され、LD7から出射されたレー
ザ光Lをディスク2の記録層2a上に結像する位置に移
動する。13は図示を省略した移動機構によってディスク
2の上面に対向するように支持された磁気ヘッド、14は
図示を省略したローディング機構を駆動するローディン
グモータ、15および16は、ディスク2の上面および下面
にそれぞれ近接した温度センサである。
【0032】また、21はCPU(中央演算処理装置)、22
はLD7に駆動電流を供給するLDドライバ、23はLD
ドライバ22を制御するためのLDパワーコントローラ、
24は磁気ヘッド13を駆動する磁気ヘッドドライバ、25は
温度センサ15,16からの温度検出信号を処理するセンサ
処理回路、26はローディングモータ14を駆動/停止させ
るためのローディングモータドライバである。
【0033】ユーザによって装置内部の所定の位置に挿
入されたカートリッジ1は、図示を省略したローディン
グ機構によって装着位置に搬送される。装着位置におい
てはスピンドルハブ5がディスクハブ3にチャッキング
することにより、スピンドルモータ4がディスク2に対
して回転力を伝達することが可能になる。LD7から出
射されたレーザ光Lは、コリメートレンズ8により平行
光にされてビームスプリッタ9に入射する。レーザ光L
は、その一部がビームスプリッタ9によって分光されて
モニタダイオード10に入射し、モニタダイオード10によ
って光強度に対応するフィードバック信号に変換され
る。LDパワーコントローラ23は、前記フィードバック
信号に対応させてLD7をフィードバック制御すること
により、LD7からのレーザ光Lを予め設定された光出
力に維持する。
【0034】ビームスプリッタ9を直進したレーザ光L
は、対物レンズ12に入射して記録層2a上に結像する。
そして、記録層2aによって反射されたレーザ光Lは、
入射時と同一光路でビームスプリッタ9に戻ってビーム
スプリッタ9によって偏向されることにより、光信号検
出部11に入射する。一方、磁気ヘッド13は、記録時およ
び再生時に、磁気ヘッドドライバ24によって駆動されて
記録層2aに対して所定方向の磁界を印加する。
【0035】また、温度センサ15,16は、例えばサーミ
スタによって構成されており、温度センサ15は、駆動時
の発熱量が大きな磁気ヘッド13から直接の熱影響を受け
ないように磁気ヘッド13に対して断熱された状態で、磁
気ヘッド13の下端よりディスク2の上面に近接するよう
に支持され、温度センサ16は、駆動時の発熱量が大きな
光ヘッド6から直接の熱影響を受けないように光ヘッド
6に対して断熱された状態で、光ヘッド6の上端よりデ
ィスク2の下面に近接するように支持されている。温度
センサ15,16からの温度検出信号はセンサ処理回路25に
よってディジタル信号に変換され、この2つのディジタ
ル信号はディスク2上面の検出温度TUおよびディスク
2下面の検出温度TLとしてCPU21に出力される。
【0036】CPU21は、検出温度TUおよび検出温度
Lによってディスク2の記録層2aの温度を推定して、
この推定温度に対応する補正信号を、CPU21と共に光
源制御手段を構成するLDパワーコントローラ23に出力
する。この補正信号は、例えば、記録層2aが基準温度
である場合におけるLD7の基準光出力に対して、−0.
03mW/℃の補正レートで光出力が補正されるようにL
Dドライバ22からの駆動電流を制御する。このことによ
り、ディスク2の上面および下面との温度に差がある場
合でも、CPU21が、温度センサ15,16による検出温度
Uおよび検出温度TLとディスク2の厚さ方向での理論
的な温度分布とから記録層2aの温度を推定することが
可能になり、記録層2aの推定温度に対応させて、記
録,再生および消去時におけるLD7の光出力を最適値
に補正することができる。さらに、ディスク2に対する
厚さ方向において、温度センサ15を、磁気ヘッド13より
もディスク2に近接させ、かつ温度センサ16を、光ヘッ
ド6よりもディスク2に近接させたことにより、温度セ
ンサ15が磁気ヘッド13によって加熱されるディスク2の
上面と加熱条件が近似する位置に配置され、かつ温度セ
ンサ16が光ヘッド6によって加熱される光磁気ディスク
の下面と加熱条件が近似する位置に配置されるので、C
PU21によって記録層2aの温度を精度よく推定するこ
とが可能になる。
【0037】図3乃至図5は、それぞれ本発明の光磁気
ディスクドライブ装置の第2実施例における要部の側面
断面図であり、図1および図2に基づいて説明した部材
に対応する部材については同一符号を付して説明を省略
する。なお、図3,図4および図5は、第2実施例の光
磁気ディスクドライブ装置がカートリッジ1の挿入を待
機している状態,挿入されたカートリッジ1をローディ
ングしている途中の状態およびカートリッジ1のローデ
ィングを完了した状態をそれぞれ示している。
【0038】31は挿入口31aが開口したフロントパネ
ル、32はローディング機構によって挿入位置又は装着位
置に移動するホルダ、33および34は、それぞれローディ
ングベース35に植設された位置決めピン、36は弾性部材
37を介してローディングベース35上に配置されたサーミ
スタ等の温度センサ、38はホルダ32の内面に突出したサ
ーミスタ等の温度センサである。
【0039】図3に示す位置に待機しているホルダ32
に、図4に示すようにカートリッジ1を挿入すると、図
示を省略したローディング機構によってホルダ32が図5
に示す装着位置に下降する。装着位置においては、位置
決めピン33がカートリッジ1の下面に当接するととも
に、先端部をカートリッジ1に位置決め孔(図示省略)に
挿入し、かつ位置決めピン34がカートリッジ1の下面に
当接することにより、カートリッジ1が高さ方向で位置
決めされる。さらに、ホルダ32内面の温度センサ38がカ
ートリッジ1の上面に当接することにより、カートリッ
ジ1がホルダ32内にで移動しないように固定される。
【0040】また、ホルダ32が装着位置に下降すること
に連動してカートリッジ1のシャッタ4が開放され、シ
ャッタ4が開放されることに連動して、図示を省略した
磁気ヘッド移動機構によって磁気ヘッド13がアクセス窓
1aを通してカートリッジ1内に挿入されディスク2上
面に近接する。また、カートリッジ1がホルダ32と共に
下降することにより、光ヘッド6もアクセス窓1aを通
してカートリッジ1内に挿入してディスク2下面に近接
し、かつ弾性部材37によって弾性的に支持された温度セ
ンサ36はカートリッジ1の下面に圧接する。
【0041】温度センサ36,38からの温度検出信号は、
第1実施例の場合と同様に、センサ処理回路25によって
ディジタル信号に変換され、センサ処理回路25からCP
U21に出力される。第2実施例では、温度センサ36,38
がカートリッジ1に当接した位置に保持されることによ
り、第1実施例と比較して記録層2aから離間した位置
で温度を測定するので、記録層2aの温度を推定する際
の精度が低下するが、温度センサ36,38と磁気ヘッド13
又は光ヘッド6とが干渉することを容易に回避すること
ができ、またカートリッジ1の上面および下面に複数の
温度センサ36および温度センサ38を、それぞれ特別な移
動機構を用いることなく接触させることが可能になる。
【0042】図6は本発明の光磁気ディスクドライブ装
置の第3実施例の概略構成を示すブロック図、図7は本
発明の第3実施例における磁気ヘッドおよび温度センサ
の斜視図であり、図1乃至図5に基づいて説明した部材
に対応する部材については同一符号を付して説明を省略
する。磁気ヘッド13は、図7に示すようにセンタヨーク
13aおよび一対のサイドヨーク13bとセンタヨーク13aに
巻かれたコイル13cとによって構成された電磁石を備
え、一方のサイドヨーク13bの下面には断熱材41が固定
されている。図6及び図7において、42は断熱材41を介
して磁気ヘッド13に配置された複数(図においては3個)
の温度センサである。このように、温度センサ42を断熱
材41を介して磁気ヘッド13に配置することにより、駆動
時の磁気ヘッド13からの発生熱によって温度センサ42が
直接的に加熱されることが防止される。43は図示を省略
した支持部材によってローディングプレート35に対して
固定された複数(図においては3個)の温度センサ、51は
CPU(中央演算処理装置)、52は温度センサ42,43から
の温度検出信号を選択してCPU51に出力するセンサ切
換回路である。
【0043】温度センサ42は、磁気ヘッド13においてデ
ィスク2の上面に対向する位置に配置されているので、
カートリッジ1が装着位置に搬送されることに連動して
磁気ヘッド13によってディスク2の上面に近接し、ま
た、ディスク2の下面は、カートリッジ1が装着位置に
搬送されることにより、ローディングベース35に対して
固定された温度センサ43に近接する。複数の温度センサ
42は、ディスク2の半径方向において一定間隔おきに配
置され、最も外側の温度センサ42は、ディスク2の外周
部と一致する位置でディスク2の上面に対向している。
そして、複数の温度センサ43は、それぞれディスク2を
挾んで温度センサ42に対向するように配置されている。
ここで、温度センサ42は、断熱材41を介して磁気ヘッド
13に配置されていることにより、装着位置にあるディス
ク2の上面に対して断熱材41の厚さだけ磁気ヘッド13の
下面より近接した位置に保持され、また、温度センサ43
も、装着位置にあるディスク2の下面に対して光ヘッド
6の上面より近接するような位置で支持されている。
【0044】一方、CPU51は、ディスク2に対する記
録再生時に後述するリニアセンサからの位置検出信号に
よってディスク2の半径方向における光ヘッド6の位置
を算出する。さらに、CPU51は、光ヘッド6の位置か
ら記録再生時にLD7からのレーザ光Lが結像する記録
再生位置を算出し、半径方向でこの記録再生位置に最も
近い位置にある上下1組の温度センサ42,43を選択する
ためのセンサ選択信号をセンサ切換回路52に出力する。
センサ切換回路52は、CPU21からのセンサ選択信号に
よって記録再生位置に最も近い温度センサ42からの1つ
の温度検出信号を選択するとともに、記録再生位置に最
も近い温度センサ43からの1つの温度検出信号を選択
し、選択された1組の温度検出信号をセンサ処理回路25
に出力する。即ち、3組の温度センサ42,43からの温度
検出信号は、光ヘッド6の移動とともにセンサ切換回路
52によって自動的に切り換えられてセンサ処理回路25に
出力されることになる。センサ処理回路25は、センサ切
換回路52からの1組の温度検出信号をディジタル信号に
変換して、ディスク2上面の検出温度TUおよびディス
ク2下面の検出温度TLとしてCPU51に出力する。
【0045】CPU51は、第1実施例の場合と同様に、
1組の検出温度TU,TLによってディスク2の記録層2
aの温度を推定して、この推定温度に対応する補正信号
を、CPU51と共に光源制御手段を構成するLDパワー
コントローラ23に出力する。このことにより、ディスク
2の上面および下面との温度に差がある場合でも、CP
U51が、温度センサ42,43による検出温度TUおよび検
出温度TLとディスク2の厚さ方向での理論的な温度分
布とから記録層2aの温度を推定することが可能にな
り、記録層2aの推定温度に対応させて、記録,再生お
よび消去時におけるLD7の光出力を最適値に補正する
ことができる。
【0046】さらに、CPU21が記録再生位置に最も近
い温度センサ42,43からの1組の温度検出信号を選択
し、この1組の温度検出信号から得られた検出温度
U,TLによって記録再生時のLD7の光出力を補正す
ることにより、記録層2aにおいて記録再生位置に近接
した位置の検出温度TU,TLが得られ、この検出温度T
U,TLによってLD7の光出力が補正されるので、ディ
スク2の温度分布が半径方向で一定でない場合でも、任
意の記録再生位置に対するLD7の光出力を確実に最適
値に補正することができる。また、冷却空気の流通量が
多いディスク2の外周部に対向する位置を含めて複数の
位置温度センサ42,43を半径方向で一定間隔おきに配置
したことにより、ディスク2において冷却条件がそれぞ
れ異なる複数位置を、それぞれ温度センサ42,43によっ
て測温することができる。
【0047】図8は本発明の第3実施例における温度セ
ンサの他の例を説明するための光ヘッドおよび温度セン
サの斜視図である。44は光ヘッド6の上面に固定された
板状に断熱材、45は断熱材44を介して光ヘッド6に配置
された温度センサである。前記断熱材44は、光ヘッド6
の上面において対物レンズ12に近接した位置に配置さ
れ、駆動時に光ヘッド6からの発生熱が温度センサ45に
直接影響しないように断熱し、かつ温度センサ45を記録
再生位置にあるディスク2の下面に対して光ヘッド6よ
り近接させるような位置に支持している。また、温度セ
ンサ45からの温度検出信号は、センサ切換回路52を介す
ことなく、直接センサ処理回路25に入力するものとす
る。
【0048】光ヘッド6は、リニアアクチュエータの一
部を構成するシークレール27によってディスク2の半径
方向で移動可能に支持され、リニアアクチュエータは、
記録再生時にはレーザ光Lの光スポットが記録再生位置
となるように光ヘッド6をシークレール27に沿って移動
させる。このことにより、温度センサ45は、記録再生時
には常に記録再生位置に近接した位置に移動して、この
位置における温度検出信号をセンサ処理回路25に出力す
る。センサ処理回路25によってディジタル信号に変換さ
れた温度検出信号は、ディスク2の下面の検出温度TL
としてCPU51に出力される。
【0049】温度センサ45を光ヘッド6に配置したこと
により、特別な移動機構を設けることなく、温度センサ
45を記録再生位置付近に移動させることができ、かつ単
一の温度センサ45によって記録再生位置に近接した位置
を測温することができる。
【0050】図9は、以上説明した本発明の光磁気ディ
スクドライブ装置において光ヘッドの位置を検出するた
めのリニアセンサの一例を示す斜視図である。53は光ヘ
ッド6に取り付けられるエンコーダ、54はローディング
ベース35に対して固定されるセンサユニットである。エ
ンコーダ53は、例えばガラス板等の透明基板にアルミニ
ウムやクロム等の金属を蒸着した後、エッチングによっ
て蒸着金属を一部除去して光透過部53a,53bを形成した
ものである。光透過部53aは、半径方向で記録層2aに一
致する長さの開口を有し、光透過部53bは、半径方向で
記録層2aに対応する長さの領域において一定ピッチで
スリット状開口が形成されている。また、センサユニッ
ト54には、光透過部53a,53bにそれぞれ対向する一対の
光電管スイッチ54a,54bが搭載され、光電管スイッチ54
a,54bは、発光部から出射された光がエンコーダ53によ
って反射されることにより、その反射光を受光部によっ
て検出してオンするように構成されたセンサである。
【0051】光電管スイッチ54a,54bからの信号は、増
幅およびディジタル化されて位置検出信号としてCPU
21,51に入力する。この際、光電管スイッチ54aからの
位置検出信号Paは、光ヘッド6からのレーザ光Lが記
録層2aに対向する範囲で連続してオフになり、記録層
2aから外れた位置でオンする。また、光電管スイッチ5
4bからの位置検出信号Pbは、光ヘッド6からのレーザ
光Lが記録層2aに照射される範囲で、光ヘッド6が移
動することによりオン/オフするパルス信号になり、光
ヘッド6が記録層2aから外れた位置に移動することに
よりオンに維持される。CPU21,51は、位置検出信号
Paによって光ヘッド6のホームポジションを検出し、
またホームポジションからの位置検出信号Pbのパルス
数を累計することにより、光ヘッド6の位置を算出す
る。
【0052】第3実施例の光磁気ディスクドライブ装置
では、位置センサである上記のリニアセンサを用いた場
合、CPU51が位置検出信号Pbによって光ヘッド6の
位置を算出して、この光ヘッド6の位置に対応する切換
信号をセンサ切換回路52に出力することにより、センサ
切換回路52によって記録再生位置に最も近い1組の温度
センサ42,43の温度検出信号を選択し、あるいは温度セ
ンサ45に最も近い1個の温度センサ42の温度検出信号を
選択することが可能になる。
【0053】また、図10は本発明の光磁気ディスクドラ
イブ装置においてリニアセンサを用いないで光ヘッドの
位置を検出する場合の説明図である。ディスク2の記録
層2aには、図10(a)に示すようにランド2bおよびグル
ーブ2cによって凹凸が形成され、この凹凸は記録層2a
において光ヘッド6に対向する面に渦巻状の案内溝を形
成している。ここで、光ヘッド6が半径方向で移動して
レーザ光Lがランド2bおよびグルーブ2cを横断するこ
とにより、光信号検出部11におけるトラック受光素子11
aからは図10(b)に示すようなサイン波形の光検出信号で
あるトラック検出信号STが出力され、このトラック検
出信号STは、光ヘッド6が1組のランド2bおよびグル
ーブ2cを横断して半径方向で1トラックピッチTだけ
移動することにより1周期だけ進む。このため、CPU
21,51は、トラック受光素子11aからのトラック検出信
号STの周期変化をカウントすることにより、リニアセ
ンサを用いた場合と同様に光ヘッド6の位置を算出する
ことが可能になる。第3実施例の光磁気ディスクドライ
ブ装置では、CPU51がトラック受光素子11aからのト
ラック検出信号STの周期変化を用いて光ヘッド6の位
置を算出し、この光ヘッド6の位置に対応する切換信号
をセンサ切換回路52に出力することにより、センサ切換
回路52によって記録再生位置に最も近い1組の温度セン
サ42,43の温度検出信号を選択し、あるいは温度センサ
45に最も近い1個の温度センサ42の温度検出信号を選択
することが可能になる。
【0054】次に、以上説明した第1実施例乃至第3実
施例の光磁気ディスクドライブ装置において記録層2a
の温度を推定する際の具体的な方法を説明する。各実施
例の光磁気ディスクドライブ装置では、図示を省略した
ROM(リード・オンリ・メモリ)のデータテーブルに検出
温度TU,TLに対する記録層2aの推定温度と、記録層
2aの温度に対する光出力の補正量とを予め設定してお
く。CPU21,51は、温度センサ15,16,42,43,45か
ら得られた検出温度TU,TLをパラメータとしてROM
から記録層2aの推定温度を読み出し、続いて推定温度
を記録層2aの温度としてROMから推定温度に対応す
るLD7の光出力の補正量を読み出す。
【0055】LD7の駆動時には、CPU21,51は、L
D7からレーザ光Lを、LD7の基準光出力に前記補正
量が加算された光出力になるような補正信号をLDパワ
ーコントローラ23に出力する。
【0056】また、検出温度TU,TLに対する記録層2
aの推定温度は、各種のディスク2に対する実測データ
に基づいて、あるいは理論的な伝熱計算に基づいて設定
することが可能であるが、ディスク2の種類によって
は、より簡単な方法で近似値を求めることができる。例
えば、径が90mmのディスク2を記録媒体として用いる場
合には、このタイプのディスク2では、一般に磁気ヘッ
ド13側の基板が光ヘッド6側の基板よりかなり薄いの
で、光ヘッド6に対向する面の検出温度TLの影響は小
さなものになるので、検出温度TUを記録層2aの推定温
度としてもよい。また、径が130mm以上の光磁気ディス
ク61には、図11の断面図に示すような張り合わせタイプ
のものが多く、このような張り合わせタイプのディスク
61では、上下の基板61aに対して、2枚の基板61aに挾ま
れた保磁層61b,記録層61c,反射層61dおよび接着層61e
が非常に薄いので、検出温度TUと検出温度TLと平均値
を記録層2aの推定温度としてもよい。
【0057】図12は記録層の温度とLDの光出力の最適
値との関係の一例を示す特性図である。LD7の光出力
の最適値は、図に示すように記録層2aの温度が上昇す
るとともに低下する。このような、記録層2aの特性
は、ディスク2の種類や製造メーカ等によって変化する
ことが一般的であるので、ディスク2の種類や製造メー
カ等ごとにROMにデータを設定して、記録再生に用い
るディスク2に応じて使用するデータを切り換えるよう
にすれば、同一の光磁気ディスクドライブ装置よって多
種類のディスク2に対応させてLD7の光出力を最適値
に補正することが可能になる。
【0058】また、以上の説明では、記録再生位置での
線速度を一定とするような光磁気ディスクドライブ装置
に基づいて説明したが、CAV(Constant Angular Velo
city)の光磁気ディスクドライブ装置では、記録再生位
置が内周部から外周部に移動するとともに記録再生時の
線速度が速くなるので、図13の特性図に示すように記録
再生位置が移動することに対応してLD7の光出力の最
適値が変化する。このため、CAVの光磁気ディスクド
ライブ装置では、記録再生位置と光出力の最適値との関
係に対応するデータも、ROMに予め設定しておく必要
がある。
【0059】また、温度センサ15,16,42,43,45から
の温度検出信号は、記録層2aの温度を推定する以外に
も、装置および装置の使用条件や外部環境の異常等によ
って装置内部又はディスク2の温度が保証温度を超えた
場合に、警報の発生や、装置の非常停止や、装置の非常
停止後にディスク2を強制的に外部に排出させる制御た
めに用いることもむろん可能である。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、請求項
1記載の光磁気記録再生装置によれば、光磁気ディスク
の一方の面と他方の面とで温度差がある場合でも、光源
制御手段が、磁気ヘッド側温度センサおよび光ヘッド側
温度センサによる検出温度と光磁気ディスクの厚さ方向
での理論的な温度分布とから記録層の温度を推定するこ
とが可能になることにより、記録層の温度に対応させて
記録,再生および消去時におけるレーザ光源の光出力を
最適値に補正することができる。
【0061】さらに、請求項2記載の光磁気記録再生装
置によれば、磁気ヘッド側温度センサが磁気ヘッドによ
って加熱される光磁気ディスクの一方の面と加熱条件が
近似する位置に配置され、かつ光ヘッド側温度センサが
光ヘッドによって加熱される光磁気ディスクの他方の面
と加熱条件が近似する位置に配置されることにより、光
源制御によって光磁気ディスクの記録層の温度を精度よ
く推定することが可能になる。
【0062】さらに、請求項3記載の光磁気記録再生装
置によれば、光磁気ディスクの半径方向において外周部
を含む複数の位置での温度が、複数の磁気ヘッド側温度
センサによってそれぞれ検出されることにより、光磁気
ディスクにおいて冷却条件がそれぞれ異なる複数位置
を、それぞれ磁気ヘッド側温度センサによって測温する
ことができる。
【0063】さらに、請求項4記載の光磁気記録再生装
置によれば、特別な移動機構を設けることなく、磁気ヘ
ッド側温度センサを記録再生時に光磁気ディスクの一方
の面に近接させることができる。
【0064】さらに、請求項5記載の光磁気記録再生装
置によれば、光磁気ディスクの半径方向においてその外
周部を含む複数の位置での温度が、複数の光ヘッド側温
度センサによってそれぞれ検出されることにより、光磁
気ディスクにおいて冷却条件がそれぞれ異なる複数位置
を、それぞれ光ヘッド側温度センサによって測温するこ
とができる。
【0065】さらに、請求項6記載の光磁気記録再生装
置によれば、特別な移動機構を設けることなく、光ヘッ
ド側温度センサを半径方向で記録再生位置に近接する位
置に移動させることができ、かつ単一の光ヘッド側温度
センサによって記録再生位置に近接した位置を測温する
ことができる。
【0066】さらに、請求項7記載の光磁気記録再生装
置によれば、光磁気ディスクの記録層においてレーザ光
によって情報が記録再生される位置の温度に近似する検
出温度が得られ、この検出温度よってレーザ光源の光出
力が補正されることにより、記録再生位置の記録層の温
度に対応させて記録,再生および消去時におけるレーザ
光源の光出力を精度よく最適値に補正することができ
る。
【0067】さらに、請求項8記載又は請求項9の光磁
気記録再生装置によれば、光源制御手段が、記録再生位
置付近に保持される光ヘッド側温度センサに最も近い磁
気ヘッド側温度センサからの検出温度を選択することが
可能になることにより、記録再生位置の記録層の温度を
精度よく推定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光磁気ディスクドライブ装置に装着可
能な光磁気ディスクカートリッジの斜視図である。
【図2】本発明のカートリッジ式の光磁気ディスクドラ
イブ装置の第1実施例の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明の光磁気ディスクドライブ装置の第2実
施例における要部の側面断面図である。
【図4】本発明の光磁気ディスクドライブ装置の第2実
施例における要部の側面断面図である。
【図5】本発明の光磁気ディスクドライブ装置の第2実
施例における要部の側面断面図である。
【図6】本発明の光磁気ディスクドライブ装置の第3実
施例の概略構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の第3実施例における磁気ヘッドおよび
温度センサの斜視図である。
【図8】本発明の第3実施例における温度センサの他の
例を説明するための光ヘッドおよび温度センサの斜視図
である。
【図9】本発明の光磁気ディスクドライブ装置において
光ヘッドの位置を検出するためのリニアセンサの一例を
示す斜視図である。
【図10】本発明の光磁気ディスクドライブ装置において
リニアセンサを用いないで光ヘッドの位置を検出する場
合の説明図である。
【図11】張り合わせタイプの光磁気ディスクの構造を示
す断面図である。
【図12】記録層の温度とLD(レーザダイオード)の光出
力の最適値との関係の一例を示す特性図である。
【図13】CAV(Constant Angular Velocity)の光磁気
ディスクドライブ装置における記録再生位置と光出力の
最適値との関係を示す特性図である。
【符号の説明】
1…カートリッジ、 2…ディスク、 2a…記録層、
4…スピンドルモータ、 6…光ヘッド、 7…LD
(レーザダイオード)、 11…光信号検出部、 12…対物
レンズ、 13…磁気ヘッド、 15,16,36,38,42,4
3,45…温度センサ、 21,51…CPU、 22…LDド
ライバ、 23…LDパワーコントローラ、25…センサ処
理回路、 53…エンコーダ、 54…センサユニット。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置外部から挿入位置に挿入されたカー
    トリッジを、このカートリッジに回転可能に収納された
    光磁気ディスクに対して情報を記録,再生および消去可
    能なローディング位置に搬送するローディング機構と、
    このローディング機構によりカートリッジが前記挿入位
    置から前記ローディング位置に搬送されることに連動
    し、磁気ヘッドを光磁気ディスクの一方の面に近接させ
    る磁気ヘッド移動機構と、レーザ光源から出射されたレ
    ーザ光を光磁気ディスクの記録層に結像する光学系が少
    なくとも搭載され、光磁気ディスクの他方の面に対向し
    た光ヘッドと、この光ヘッドを光磁気ディスクの半径方
    向で移動させる光ヘッド移動機構とを備えた光磁気記録
    再生装置において、光磁気ディスクの一方の面に対向し
    た磁気ヘッド側温度センサと、光磁気ディスクの他方の
    面に対向した光ヘッド側温度センサと、前記磁気ヘッド
    側温度センサおよび前記光ヘッド側温度センサによる検
    出温度によって光磁気ディスクの記録層の温度を推定
    し、記録層の推定温度に対応させて前記レーザ光源の光
    出力を補正する光源制御手段とを備えたことを特徴とす
    る光磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 光磁気ディスクに対する厚さ方向におい
    て、前記磁気ヘッド側温度センサを、少なくとも前記磁
    気ヘッドよりも光磁気ディスクに近接させ、かつ前記光
    ヘッド側温度センサを、少なくとも前記光ヘッドよりも
    光磁気ディスクに近接させたことを特徴とする請求項1
    記載の光磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】 複数の前記磁気ヘッド側温度センサを、
    光磁気ディスクの外周部と一致する位置を少なくとも含
    み光磁気ディスクの半径方向においてそれぞれ異なる複
    数位置で、それぞれ光磁気ディスクに対向させたことを
    特徴とする請求項1又は2記載の光磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記磁気ヘッド側温度センサを、前記磁
    気ヘッドによって支持したことを特徴とする請求項1又
    は2記載の光磁気記録再生装置。
  5. 【請求項5】 複数の前記光ヘッド側温度センサを、光
    磁気ディスクの外周部と一致する位置を少なくとも含み
    光磁気ディスクの半径方向においてそれぞれ異なる複数
    位置で、それぞれ光磁気ディスクに対向させたことを特
    徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の光磁気記
    録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記光ヘッド側温度センサを、前記光ヘ
    ッドによって支持したことを特徴とする請求項1乃至4
    のいずれか1項記載の光磁気記録再生装置。
  7. 【請求項7】 複数の前記磁気ヘッド側温度センサを、
    光磁気ディスクの外周部と一致する位置を少なくとも含
    み光磁気ディスクの半径方向においてそれぞれ異なる複
    数位置でそれぞれ光磁気ディスクに対向させるととも
    に、前記光ヘッド側温度センサを前記光ヘッドによって
    支持し、前記光源制御手段が、光ヘッド側温度センサに
    よる検出温度と、複数の磁気ヘッド側温度センサにおい
    て光ヘッド側温度センサに最も近い温度センサによる検
    出温度とに対応させて前記レーザ光源の光出力を補正す
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の光磁気記録再
    生装置。
  8. 【請求項8】 光磁気ディスクの半径方向において前記
    光ヘッドの位置を検出するための位置センサを、前記光
    ヘッド移動機構に沿って配置し、前記光源制御手段が、
    前記位置センサからの位置検出信号により光ヘッドの位
    置を判断して前記光ヘッド側温度センサに最も近い前記
    磁気ヘッド側温度センサを選択することを特徴とする請
    求項7記載の光磁気記録再生装置。
  9. 【請求項9】 前記レーザ光源からのレーザ光が前記光
    学系によって結像された光磁気ディスクの記録層からの
    反射光を検出する光信号検出手段を備え、前記光源制御
    手段が、前記光ヘッドの移動時に前記光信号検出手段か
    らの検出信号によって光磁気ディスクの記録層に形成さ
    れた案内溝を検出し、検出された前記案内溝の累計本数
    により光ヘッドの位置を判断して前記光ヘッド側温度セ
    ンサに最も近い前記磁気ヘッド側温度センサを選択する
    ことを特徴とする請求項7項記載の光磁気記録再生装
    置。
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