JP2004220641A - 光ディスク装置及びその特性測定方法 - Google Patents

光ディスク装置及びその特性測定方法 Download PDF

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    • G11B7/126Circuits, methods or arrangements for laser control or stabilisation
    • G11B7/1267Power calibration

Abstract

【課題】条件によって記録及び/又は再生特性が変化する光ディスクに信号を記録する光ディスク装置及びその特性測定方法に関し、正確に光ディスクの特性を測定できる光ディスク装置及びその特性測定方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、ディスク(2)に光ビーム(L)を照射して信号を記録する光ディスク装置(1)において、ディスク(2)に記録された後、所定時間経過した信号を再生し、再生信号に基づいてディスク(2)の特性(β)を測定し、測定された特性(β)に基づいてディスク(2)への信号の記録動作を制御することを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は光ディスク装置及びその特性測定方法に係り、特に、条件によって記録及び/又は再生特性が変化する光ディスクに信号を記録する光ディスク装置及びその特性測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
CD−R(compact disk−recordable) やCD−RW(compact disk−rewritable)ディスクは、製造会社などによって、最適な記録レーザパワーが異なる。このため、CD−R(compact disk−recordable)やCD−RW(compact disk−rewritable)ディスクに信号を記録するための光ディスク装置では、ディスクが装着され、記録指示があると、最適な記録レーザパワーを測定するためのOPC(optimum power control)処理が実行される。OPC処理は、光ディスクの内周に設定されたPCA(power calibration area)を用いて実施される。
【0003】
ここで、OPCについて説明する。
【0004】
OPCでは、まず、所定の記録速度でレーザの記録パワーを15段階に変化させつつ、所定の信号をPCAに記録にする。これを異なる記録速度で各々記録する。
【0005】
次に、PCAに記録された信号を再生し、再生信号のピーク値及びボトム値からβ値を求める。15段階の記録パワーの各記録パワー毎にβ値を求める。
【0006】
ここで、β値の測定方法について詳細に説明する。
【0007】
図7はβ値の測定方法を説明するための図を示す。
【0008】
β値は、図7において再生信号S1のピーク値をA1、ボトム値をA2とすると、下記の式(1)に基づいて求められる。
【0009】
β=(A1+A2)/(A1−A2) ・・・(1)
次にβ値と記録パワーの関係について説明する。
【0010】
図8は記録パワーとβ値との関係を示す図である。
【0011】
β値は、記録パワーに応じて図8に示すような変化をする。この変化は光ディスクのメーカや種類により異なる。最適記録パワーpw0は、予め設定された最適なβ値、β0(光ディスクの種類によりその値は異なる)となるパワーである。
【0012】
したがって、式(1)に基づいて求められた15段階の記録パワーで記録された信号の再生信号から求められた15種類のβ値からβ0となる記録パワーを近似により求め、その記録速度による最適記録パワーに設定する。
【0013】
なお、OPCにて記録するパワーの段階数及び最適パワーの算出方法は、これに限定されるものではない。
【0014】
上記動作を各記録速度で行うことにより各記録速度における最適記録パワーを求める。求められた各記録速度毎の最適記録パワーは、マイコンのレジスタにセットされ、信号の記録時に使用される。
【0015】
なお、上記の従来技術に対応する公知文献は発見できなかった。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
図9は信号の記録後の経過時間に対するβ値の変化示す図である。
【0017】
図9に示すようにβ値は記録直後は高めにあり、時間が経過するにしたがって所定の値β0に安定する性質があった。すなわち、正確なβ値が安定するまでには、一定時間T0を要する。
【0018】
しかるに、従来の光ディスク装置では、記録後のβ値の変化は何ら考慮されていなかった。よって、正確に記録パワーを設定することができないなどの問題点があった。
【0019】
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、正確に光ディスクの特性を測定できる光ディスク装置及びその特性測定方法を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ディスク(2)に光ビーム(L)を照射して信号を記録する光ディスク装置(1)において、ディスク(2)に記録された後、所定時間経過した信号を再生し、再生信号に基づいてディスク(2)の特性(β)を測定し、測定された特性(β)に基づいてディスク(2)への信号の記録動作を制御することを特徴とする。
【0021】
本発明のよれば、ディスク(2)に記録された後、所定時間(T)経過した信号(S1)を再生し、再生信号(S1)に基づいてディスク(2)の特性(β)を測定し、測定された特性(β)に基づいてディスク(2)への信号の記録動作を制御することにより、特性(β)が安定した後に信号の特性(β)を測定することができるため、正確に信号の特性(β)を測定でき、よって、常に最適な状態で信号の記録を行うことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の光ディスク装置の一実施例のブロック構成図を示す。
【0023】
本実施例の光ディスク装置1は、例えば、CD−R、CD−RWなどを記録及び/又は再生可能なドライブであり、主に、ターンテーブル11、スピンドルモータ12、光ピックアップ13、スレッドモータ14、インタフェース15、メモリ16、メモリコントローラ17、エンコーダ18、レーザコントローラ19、リードアンプ20、デコーダ21、サーボコントローラ22、ドライバ23、マイコン24を含む構成とされている。
【0024】
ターンテーブル11には、光ディスク2が装着される。ターンテーブル11はスピンドルモータ12により回転されて光ディスク2を例えば、矢印A方向に回転させる。スピンドルモータ12は、ドライバ23からの駆動信号に応じて回転する。なお、スピンドルモータ12の回転速度に応じて記録速度が設定される。
【0025】
光ピックアップ13は、光ディスク2に対面するように配置され、対物レンズ31により光ビームLを収束させて光ディスク2に照射する。光ピックアップ13には、対物レンズ31を矢印B方向に揺動させてトラッキング制御を行うとともに、対物レンズ31を矢印C方向に揺動させてフォーカス制御を行うための図示しないアクチュエータが内蔵されている。このアクチュエータはドライバ23からの駆動信号によって駆動され、対物レンズ31を矢印B方向及び矢印C方向に揺動させる。対物レンズ31を矢印B方向に揺動させることによりトラッキング制御が行われる。また、対物レンズ31を矢印C方向に揺動させることによりフォーカス制御が行われる。
【0026】
ドライバ23は、サーボコントローラ22からの制御信号に基づいて、スピンドルモータ12、及び、スレッドモータ14、並びに、上記トラッキング及びフォーカス制御を行うための図示しないアクチュエータに、駆動信号を供給する。スレッドモータ14は、光ピックアップ13を光ディスク2の半径方向、すなわち、矢印B方向に移動させるためのモータである。スレッドモータ14により光ピックアップ13を矢印B方向に移動させることにより、シーク動作及びトラッキング制御動作が実行される。
【0027】
サーボコントローラ22は、リードアンプ20から供給されるトラッキングエラー信号及びフォーカスエラー信号に基づいて、トラッキング及びフォーカス制御を行うためのアクチュエータ及びスレッドモータ14を制御するための制御信号を生成し、ドライバ23に供給する。また、サーボコントローラ22は、マイコン24からの指示に基づいてスピンドルモータ12の回転を制御したり、アクチュエータ及びスレッドモータ14を制御したりする。例えば、マイコン24から指示された記録速度に応じてスピンドルモータ12の回転速度を制御する。また、マイコン24からの指示に基づいてフォーカス及びトラッキングアクチュエータをオフして、スレッドモータ13を駆動して、シーク動作を実行する。
【0028】
また、光ピックアップ13には、図示しない光検出器が内蔵されている。光検出器は、光ディスク2からの反射光からフォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号並びに記録信号成分を電気信号に変換して、リードアンプ20に供給する。リードアンプ20は、フォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号を増幅してサーボコントローラ22に供給する。また、リードアンプ20は、記録信号を増幅してデコーダ21及びマイコン24に供給する。
【0029】
デコーダ21は、リードアンプ20からの記録信号をデコードする。デコーダ21によりデコードされたデータは、メモリコントローラ17によりメモリ16に一旦記憶される。メモリ16に記憶されたデータは、ホストコンピュータとのインタフェースをとるインタフェース15を介してホストコンピュータに供給される。なお、メモリ16は、RAM(random access memory)から構成され、バッファメモリとして用いられる。メモリコントローラ17は、インタフェース15、メモリ16、エンコーダ18、デコーダ21間でのデータの通信の制御を行う。
【0030】
ホストコンピュータから供給された記録データは、インタフェース15を介してメモリ16に一旦記憶された後、エンコーダ18に供給される。エンコーダ18は、記録データをエンコードし、記録信号を生成する。エンコーダ18でエンコードされた記録信号は、レーザコントローラ19に供給される。レーザコントローラ19は、光ピックアップ13に内蔵された図示しない、レーザダイオードを駆動する。
【0031】
レーザダイオードは、レーザコントローラ19からの駆動信号に基づいて発光する。レーザダイオードから出射された光ビームは、対物レンズ31により収束されて光ディスク2に照射される。
【0032】
レーザコントローラ19は、記録時には、エンコーダ18からの記録信号に基づいて光ピックアップ13に内蔵されたレーザダイオードを発光させる。レーザダイオードは、例えば、レーザコントローラ19からの記録信号レベルが大きいときに光ビームの強度を強くし、記録信号が小さいときには光ビームの強度を弱くする。光ディスク2は、レーザダイオードからの光の強度が強いときに、ピットが形成される。レーザダイオードから出射される光の強度に応じて光ディスク2にピットが形成される。したがって、記録信号に応じてレーザダイオードから出射される光に強度を制御することにより光ディスク2に記録信号に応じたピットを記録することができる。
【0033】
なお、レーザコントローラ19は、再生時には、光ディスク2に、ピットが形成されない程度で、略一定の強度の光が照射されるようにレーザダイオードを制御する。また、レーザコントローラ19は、APC(automatic power control)制御を行っている。APC制御は、レーザダイオードから出射される光を光検知器によってモニタし、モニタ結果に基づいて出射光が所望の強度となるようにレーザダイオードの駆動信号を調整する制御である。
【0034】
光ディスク2に照射された光は、反射される。このとき、ピットの有無によって、反射光の強度が異なる。このため、光検出器により反射光を検出することにより、ピットの有無に応じた信号を検出できる。ピットは、記録信号に応じて形成されるため、光検出器により光ディスク2の反射光を検出することにより、その検出信号の強度によって記録信号を再生できる。
【0035】
また、レーザコントローラ19は、マイコン24からの指示に基づいてレーザダイオードから出射される光の強度を制御される。レーザコントローラ19は、マイコン24から光の強度を強くする指示があると、レーザダイオードに供給する駆動信号のレベルを大きくすることによって、レーザダイオードから出射される光に強度を強くする。また、レーザコントローラ19は、マイコン24から光の強度を弱くする指示があると、レーザダイオードに供給する駆動信号のレベルを小さくすることによって、レーザダイオードから出射される光に強度を弱くする。
【0036】
図2はマイコン24の記録動作時のフローチャートを示す。
【0037】
マイコン24は、ステップS1−1で光ディスク2が挿入され、ステップS1−2で挿入された光ディスク2への信号の記録が指示されると、ステップS1−3でOPC(optimum power control)を実行する。OPCは、光ディスク2の内周側に設けられたPCA(power calibration area)を用いて実行される。
【0038】
OPCでは、所定の記録速度でレーザの記録パワーを15段階に変化させつつ所定の信号をPCAを記録する。次に、PCAに記録した信号を再生し、再生信号のピーク値及びボトム値から、式(1)に基づいて求められた15段階のβ値からβ0となる記録パワーを近似により求め、その記録速度による最適記録パワーに設定する。次に、OPC処理では、求められた最適記録パワーをマイコン24に内蔵されたレジスタにセットする。上記処理を各記録速度で行い、各記録速度における最適記録パワーを求め、マイコン24に内蔵されたレジスタにセットする。以上によりOPC処理は終了する。なお、OPC処理にて記録するパワーの段階数及び最適パワーの算出方法はこれに限定されるものではない。
【0039】
次に、マイコン24は、ステップS1−4で記録動作を開始する。このとき、マイコン24は、ステップS1−3のOPCで求められた最適記録パワーのうち記録速度に対応して設定された最適記録パワーにて記録動作を行う。マイコン24は、ステップS1−4で予め設定された位置になると、ステップS1−6でWPC(write power compensation)処理を行う。
【0040】
WPC処理は、記録動作中に、予め設定された位置で、β値を求め、β値に基づいて記録パワーを補償する処理である。WPC処理は、例えば、ディスク2の内周と外周とでβ値の特性が異なるため、OPCで求められた最適記録パワーだけではディスク2の外周側で最適な記録が行えないため、予め設定された位置で最適記録パワーを補正するために行われる処理である。
【0041】
マイコン24は、ステップS1−7で記録終了指示があるまで、ステップS1−4〜S1−6を繰り返し、ステップS1−7で記録終了指示があると、ステップS1−8で記録動作を停止して処理を終了する。
【0042】
次に、WPC処理について詳細説明する。
【0043】
図3はマイコン24のWPC処理時のフローチャートを示す。
【0044】
マイコン24は、WPC処理が開始されると、まず、ステップS2−1で記録動作を停止させる。次に、マイコン24は、ステップS2−2で所定時間前の記録信号をシークする。
【0045】
図4はWPC処理の動作説明図を示す。
【0046】
図4において時刻t1でWPC処理が開始され、記録動作が停止し、時刻t1から動作待ち時間Δt1経過した時刻t2で時間Δt2前の時刻t3にシークし、既記録信号S1を読み出す。このとき、既記録信号S1は記録動作が停止した時刻t1から時間Δt0より前の時刻t0に記録された信号である。これによって、所定時間T=(Δt0+Δt1+Δt2)経過した後の信号S1を読み出すことができる。なお、所定時間Tは4sec程度とすることにより、略すべての光ディスクに対応可能である。なお、所定時間Tは、4secに限定されるものではなく、特性、すなわち、β値が安定するのに必要な時間が経過しており、かつ、β値を取得できる時間が最小限にできるように設定する。
【0047】
また、光ディスクのメーカーなどに応じて所定時間Tを切り換えるようにしてもよい。
【0048】
マイコン24は、ステップS2−3で所定時間Tより前に記録された信号S1のピーク値A1及びボトム値A2を取得し、β値を求める。所定時間Tより前の信号S1からβ値を取得することにより、特性、すなわち、β値が安定した後にβ値を取得するため、正確なβ値を取得できる。このため、正確に適切な記録パワーを求めることができる。
【0049】
このとき、記録時間Δt0、動作待ち時間Δt1及びシーク時間Δt2を必要最小限に設定することにより、短い時間でWPC処理を行うことができる。
【0050】
図3に戻って説明を続ける
次にマイコン24は、ステップS2−4でβ値が記録パワー制御の許容範囲である、制限範囲内か否かを判定する。
【0051】
マイコン24はステップS2−4でβ値が制限範囲内にある場合には、ステップS2−5でβ値が許容範囲か否かを判定する。
【0052】
マイコン24は、ステップS2−5でβ値が許容範囲内にあれば、記録パワーを変更することなくステップS2−6で記録動作を再開する。また、マイコン24は、ステップS2−5でβ値が許容範囲外であれば、ステップS2−7で最適記録パワーをβ値が小さくなるように変更した後、ステップS2−6で記録動作を再開する。
【0053】
また、マイコン24は、ステップS2−4でβ値が制限範囲外である場合には、記録パワーの変更では対応できないので、ステップS2−8で記録速度を1ステップ低減させ、低減させた記録速度に設定された最適記録パワーを記録パワーに設定し、WPC処理を終了する。例えば、記録速度が40倍速であれば、38倍速に、記録速度が24倍速であれば、22倍速にするなどの制御を行う。
【0054】
以上により、常に最適記録パワーで信号を記録することが可能となる。
【0055】
なお、本実施例では、所定時間T以前に記録された信号を再生することによりβ値が安定した後にβ値を取得して記録パワーなどの制御を行ったが、所定時間待機した後に最新の信号を再生することによりβ値を取得するようにしてもよい。
【0056】
図5はマイコン24のWPC処理の変形例のフローチャートを示す。同図中、図3と同一処理部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0057】
本実施例では、マイコン24は、ステップS2−1で記録動作を停止した後、ステップS3−2でタイマを起動し、ステップS3−3で所定時間経過するまで待機する。マイコン24は、ステップS3−2で所定時間経過した後、ステップS3−3で最新の記録信号をシークして、最新の記録信号のピーク値とボトム値を読み取り、ステップS2−3でβ値を測定する。
【0058】
図6はWPC処理の変形例の動作説明図を示す。
【0059】
ポジションp0で記録動作が終了した後、時間Δt11経過したポジションp1で最新の信号S11のポジションp2をシークし、最新の信号S11を読み取り、そのポーク値とボトム値とからβ値を測定する。
【0060】
このとき、ポジションp1からポジションp2までにかかるシーク時間Δt12を考慮して所定時間Δt11を設定することにより、必要最小限の時間で信号を読み取ることができる。
【0061】
なお、本実施例では、CD−R(compact disk−recordable) やCD−RW(compact disk−rewritable)ディスクに信号を記録するための光ディスク装置につてい説明したが、DVD−RAM、MO(magneto optical)など記録可能な他の光ディスク装置に提供することも可能である。
【0062】
また、本実施例の特性測定方法は、CLV方式、CAV方式、ゾーンCLV方式など記録方式に限定されずに適用できる。
【0063】
【発明の効果】
上述の如く、本発明によれば、ディスクに記録された後、所定時間経過した信号を再生し、再生信号に基づいてディスクの特性を測定し、測定された特性に基づいてディスクへの信号の記録動作を制御することにより、特性が安定した後に信号の特性を測定することができるため、正確に信号の特性を測定でき、よって、最適な状態で信号の記録を行うことができるなどの特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク装置の一実施例のブロック構成図である。
【図2】マイコン24の記録動作時のフローチャートである。
【図3】マイコン24のWPC処理時のフローチャートである。
【図4】WPC処理の動作説明図である。
【図5】マイコン24のWPC処理の変形例のフローチャートである。
【図6】WPC処理の変形例の動作説明図である。
【図7】βの測定動作を説明するための図である。
【図8】記録パワーとβ値との関係を示す図である。
【図9】信号の記録後の経過時間に対するβ値の変化示す図である。
【符号の説明】
1 光ディスク装置、2 光ディスク
11 ターンテーブル、12 スピンドルモータ、13 光ピックアップ
14 スレッドモータ、15 インタフェース、16 メモリ
17 メモリコントローラ、18 エンコーダ、19 レーザコントローラ
20 リードアンプ、21 デコーダ、22 サーボコントローラ
23 ドライバ、24 マイコン
31 対物レンズ

Claims (8)

  1. ディスクに光ビームを照射して信号を記録する光ディスク装置において、
    前記ディスクに記録された後、所定時間経過した信号を再生し、該再生信号に基づいて前記ディスクの特性を測定する特性測定手段と、
    前記特性測定手段で測定された特性に基づいて前記ディスクへの信号の記録動作を制御する制御手段とを有することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 前記特性測定手段は、前記ディスクに記録した信号を前記ディスクの特性が安定する所定時間経過した後に再生し、該再生信号に基づいて前記ディスクの特性を測定することを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  3. 前記特性測定手段は、前記所定時間前に記録した信号を再生し、該再生信号に基づいて前記ディスクの特性を測定することを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  4. 前記制御手段は、前記特性測定手段で測定された特性に基づいて前記ディスクに照射する光ビームのパワーを制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の光ディスク装置。
  5. 前記制御手段は、前記特性測定手段で測定された特性に基づいて前記信号の読み取り速度を制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載の光ディスク装置。
  6. ディスクに光ビームを照射して信号を記録する光ディスク装置の特性測定方法であって、
    前記ディスクに記録された後、所定時間経過した信号を再生し、
    該再生信号に基づいて前記ディスクの特性を測定することを特徴とする光ディスク装置の特性測定方法。
  7. 前記ディスクに記録した信号を前記ディスクの特性が安定する所定時間経過した後に再生し、
    該再生信号に基づいて前記ディスクの特性を測定することを特徴とする請求項6記載の光ディスク装置の特性測定方法。
  8. 前記所定時間前に記録した信号を再生し、
    該再生信号に基づいて前記ディスクの特性を測定することを特徴とする請求項6記載の光ディスク装置の特性測定方法。
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