JPH0832932B2 - 塊成鉱製造における生ペレット製造方法 - Google Patents

塊成鉱製造における生ペレット製造方法

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JPH0832932B2
JPH0832932B2 JP1035710A JP3571089A JPH0832932B2 JP H0832932 B2 JPH0832932 B2 JP H0832932B2 JP 1035710 A JP1035710 A JP 1035710A JP 3571089 A JP3571089 A JP 3571089A JP H0832932 B2 JPH0832932 B2 JP H0832932B2
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JP
Japan
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pelletizer
raw
raw pellets
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pellets
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JP1035710A
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英俊 野田
誠 牛膓
正安 清水
修 小松
英明 井上
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日本鋼管株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、塊成鉱製造における生ペレット製造方法
に関する。
[従来の技術] 塊成鉱製造における生ペレットは、一般に、粉粒鉄鉱
石、蛇紋岩等の溶媒剤および塊成鉱の破砕、整粒過程で
発生する4mm以下の返鉱を配合し、ミキサーで混合、ペ
レタイザーで造粒した後、ペレタイザーまたはドラムミ
キサーで、この造粒物の表面に粉コースス、チャー、微
粉炭等の固体燃料をコーティングして、4〜10mmの生ペ
レットを作る。そして、造粒工程の複数のペレタイザー
は同一粒度分布の生ペレットを製造している。生ペレッ
トの粒度分布は、焼結機で焼結するときの生ペレット層
の通気性と密接な関係があり、また、通気性は、塊成鉱
の生産率および品質と強い関係がある。このため、生ペ
レットの粒度分布は適正なものにする必要がある。粒度
分布が適正範囲を外れた場合、塊成鉱の生産率および品
質が低下するので、適正範囲に戻すように造粒条件が制
御される。このようにして製造された生ペレットは、焼
結機に装入され、点火炉で生ペレット層の上表面に点火
され、下向き吸引により焼結された後、焼結機の排鉱部
より排出される。排鉱された塊状物は、冷却され、破
砕、整粒されて塊成鉱として高炉に送られる。この塊成
鉱は、多数のペレット粒が融着した平均粒度25mm(粒度
範囲;5〜50mm)の気孔率が大きく、高炉内で優れた高温
軟化特性を有する焼結塊である。
[発明が解決しようとする課題] 従来の生ペレット製造方法は、製造工程のペレタイザ
ーで同一粒度分布の生ペレットだけを造粒するものであ
るから、生産量の変更、原料条件(銘柄、水分、バイン
ダーの添加量等)の変化により、生ペレットの粒度分布
を変更しようとしても、迅速、容易に且つ造粒変動を極
力小さくしつつ変更することが出来なかった。また、生
ペレットの偏析装入のできる範囲が限られていた。
この発明は、生ペレットの粒度分布を適宜変更の出来
る生ペレットの製造方法を提供することを目的とするも
のである。
[課題を解決するための手段] この発明は、上記の目的を達成しようとするもので、
粉粒鉄鉱石に媒溶剤を添加、混合、造粒し、得られた造
粒物の表面に粉粒状固体燃料を被覆した生ペレットを焼
結機に装入し、焼結する塊成鉱製造における生ペレット
の製造方法において、造粒工程のペレタイザーを二系統
に分け、一つの系統のペレタイザーで小粒度範囲の生ペ
レットを造粒し、他の系統のペレタイザーで大粒度範囲
の生ペレットを造粒し、これらの二系統の生ペレットの
配合割合を変えてドラムミキサーで混合するとともに、
その表面に粉粒状固体燃料を被覆することを特徴とする
塊成鉱製造における生ペレット製造方法である。
[作用] 一つの系統のペレタイザーで小粒度範囲の生ペレット
を造粒し、他の系統のペレタイザーで大粒度範囲の生ペ
レットを造粒し、これら粒度範囲の違う生ペレットの配
合割合を変えることにより、生ペレットの粒度分布を任
意に変えることが出来る。
[実施例] 本発明の実施例を以下に詳細に説明する。第1図は本
発明の生ペレット製造工程を示す図である。1は−44μ
粒度40%以上のペレットフィードの貯槽、2は−8mm粒
度の粉粒鉄鉱石の貯槽、3は塊成鉱の破砕、整粒工程か
ら発生する−4mm程度の返鉱の貯槽、4は媒溶剤の貯槽
である。5は前記貯槽1〜4から所定の割合で切り出さ
れた原料に水を添加しながら混合するドラムミキサー、
6はドラムミキサー5で混合された混合原料に水を添加
しながら造粒する第1系統のペレタイザー、7はドラム
ミキサー5で混合された混合原料に水を添加しながら造
粒する第2系統のペレタイザーである。8は粉コーク
ス、チャー、微粉炭等の粉状固体燃料の貯槽、9はペレ
タイザー6、7で造粒した生ペレットの表面に粉状固体
燃料を、水を添加しながら被覆するドラムミキサーまた
はペレタイザーである。10は装入ベルトコンベアの幅方
向に、生ペレットを均一に供給する往復動ベルトコンベ
ア、11は生ペレットを焼結機12に装入する装入ベルトコ
ンベアである。
上記工程において造粒工程のペレタイザーを、第1系
統のペレタイザー6の第2系統のペレタイザー7に分
け、ドラムミキサー5で混合した混合原料をベルトコン
ベアを介して分配器21に供給し、分配器21によりベルト
コンベア22と23に所定の割合で分配する。ベルトコンベ
ア22の混合原料は第1系統のペレタイザー6で、例え
ば、4〜6mm粒度範囲の生ペレットを造粒し、ベルトコ
ンベア24でドラムミキサー9に供給する。ベルトコンベ
ア23の混合原料は第2系統のペレタイザー7で、7〜10
mm粒度範囲の生ペレットを造粒し、ベルトコンベア25で
ドラムミキサー9に供給される。ドラムミキサー9で第
1系統の4〜6mm粒度範囲の生ペレットと第1系統の7
〜10mm粒度範囲の生ペレットが、その表面に粉状固体燃
料を被覆されると同時に混合される。そして、ドラムミ
キサー後の生ペレットは4〜10mmの粒度範囲となる。
そして、生ペレットの粒度分布を変更するには、以下
のようにすればよい。
(1) ドラムミキサー5の混合原料の分配比率を変更
する。
(2) 第1系統のペレタイザー6と第2系統のペレタ
イザー7の分担する粒度範囲を変更する。
(3) (1)と(2)を同時に実施する。
[発明の効果] この発明は、造粒工程のペレタイザーを二系統に分
け、各系統のペレタイザーに造粒する生ペレットの粒度
範囲を分担させるようにしたから、迅速に任意の粒度分
布に生ペレットを製造することができ、生産量の変更、
および原料条件の変化に対応できるようになる。また焼
結機への返析装入がし易くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の生ペレット製造工程を示す図である。 5……ドラムミキサー、6……第1系統ペレタイザー、
7……第2系統ペレタイザー、8……粉状固体燃料貯
槽、9……ドラムペレタイザー、 20……ベルトンコンベア、21……分配器、 22,23,24,25……ベルトコンベア。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 英明 東京都千代田区丸の内1丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 審査官 中村 朝幸 (56)参考文献 特開 昭62−124235(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉粒鉄鉱石に媒溶剤を添加、混合、造粒
    し、得られた造粒物の表面に粉粒状固体燃料を被覆した
    生ペレットを焼結機に装入し、焼結する塊成鉱製造にお
    ける生ペレットの製造方法において、造粒工程のペレタ
    イザーを二系統に分け、一つの系統のペレタイザーで小
    粒度範囲の生ペレットを造粒し、他の系統のペレタイザ
    ーで大粒度範囲の生ペレットを造粒し、これらの二系統
    の生ペレットの配合割合を変えてドラムミキサーで混合
    するとともに、その表面に粉粒状固体燃料を被覆するこ
    とを特徴とする塊成鉱製造における生ペレット製造方
    法。
JP1035710A 1989-02-15 1989-02-15 塊成鉱製造における生ペレット製造方法 Expired - Lifetime JPH0832932B2 (ja)

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