JPH08329077A - 添削処理方法 - Google Patents
添削処理方法Info
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- JPH08329077A JPH08329077A JP7133270A JP13327095A JPH08329077A JP H08329077 A JPH08329077 A JP H08329077A JP 7133270 A JP7133270 A JP 7133270A JP 13327095 A JP13327095 A JP 13327095A JP H08329077 A JPH08329077 A JP H08329077A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】添削機能を備えていない文書処理装置で添削さ
れたデータを添削機能用に変換して扱うようにする。 【構成】添削機能を備えていない装置で添削された文書
が本装置に入力されている場合において、その添削後の
文書と添削前の文書を比較することにより(ステップA
11)、両者の違いを見付け、それが「削除」、「訂
正」または「挿入」によるものなのかを判断する(ステ
ップA12)。その判断結果に従って、添削機能用の添
削データを作成し(ステップA13〜A17)、この添
削データを添削機能用のデータとして扱う。
れたデータを添削機能用に変換して扱うようにする。 【構成】添削機能を備えていない装置で添削された文書
が本装置に入力されている場合において、その添削後の
文書と添削前の文書を比較することにより(ステップA
11)、両者の違いを見付け、それが「削除」、「訂
正」または「挿入」によるものなのかを判断する(ステ
ップA12)。その判断結果に従って、添削機能用の添
削データを作成し(ステップA13〜A17)、この添
削データを添削機能用のデータとして扱う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、添削機能を備えていな
い文書処理装置にて添削されたデータを、添削機能を備
えた文書処理装置にて扱うための添削処理方法に関す
る。
い文書処理装置にて添削されたデータを、添削機能を備
えた文書処理装置にて扱うための添削処理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばパーソナルコンピュータや
ワードプロセッサ等の文書処理装置では、添削機能を備
えたものがある。この添削機能とは、添削者と作成者が
いるときに、作成者によって作成された文書を壊すこと
なく、添削者は添削者モードで、その文書を添削するこ
とができ、また、作成者は添削者が付けた添削データを
利用し、添削者モードで当該文書を簡単に訂正すること
ができる、といった機能である。
ワードプロセッサ等の文書処理装置では、添削機能を備
えたものがある。この添削機能とは、添削者と作成者が
いるときに、作成者によって作成された文書を壊すこと
なく、添削者は添削者モードで、その文書を添削するこ
とができ、また、作成者は添削者が付けた添削データを
利用し、添削者モードで当該文書を簡単に訂正すること
ができる、といった機能である。
【0003】図12はペン入力装置を用いて添削機能を
実施した例を示しており、図12(a)及び(b)は添
削者の作業、図12(c)乃至(e)は作成者の作業を
示している。例えば「今日はよ良い天気です。」といっ
たような文書を作成者が作ったとする。
実施した例を示しており、図12(a)及び(b)は添
削者の作業、図12(c)乃至(e)は作成者の作業を
示している。例えば「今日はよ良い天気です。」といっ
たような文書を作成者が作ったとする。
【0004】ここで、図12(a)に示すように、添削
者モードでこの文書の「よ」の文字に対して、1文字削
除を意味するジェスチャを行うと、「よ」は削除すべき
であるという情報が添削データに加えられる。同図
(b)は削除の添削データが表示された状態を示してお
り、添削者は既にこの文字に対して添削したことを確認
できる。
者モードでこの文書の「よ」の文字に対して、1文字削
除を意味するジェスチャを行うと、「よ」は削除すべき
であるという情報が添削データに加えられる。同図
(b)は削除の添削データが表示された状態を示してお
り、添削者は既にこの文字に対して添削したことを確認
できる。
【0005】一方、作成者モードでこの添削後の文書を
表示することにより、同図(c)に示すように、作成者
は添削者の付けた添削データを確認することができる。
この添削データを選択すると、同図(d)に示すように
ポップアップメニューが表示され、添削データを文書に
反映させたり、解除することができる。同図(e)は添
削データを文書に反映させた状態を示しており、当該添
削データに従って「今日は良い天気です。」といった文
書が自動的に得られる。
表示することにより、同図(c)に示すように、作成者
は添削者の付けた添削データを確認することができる。
この添削データを選択すると、同図(d)に示すように
ポップアップメニューが表示され、添削データを文書に
反映させたり、解除することができる。同図(e)は添
削データを文書に反映させた状態を示しており、当該添
削データに従って「今日は良い天気です。」といった文
書が自動的に得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな添削機能は、当然のことながら、その機能を備えた
文書処理装置にて実現されるものである。しかしなが
ら、例えば作成者と添削者が離れた場所にいるような場
合(電子メールを利用するような場合)には、添削者が
添削機能を備えていない文書処理装置で添削を行うこと
もあり得る。このような場合、作成者は添削機能を備え
た文書処理装置を利用することができない。したがっ
て、添削者によって添削された箇所を作成者が判断し、
これを手作業にて当該文書に反映させなければならず、
非常に不具合なものとなる。
うな添削機能は、当然のことながら、その機能を備えた
文書処理装置にて実現されるものである。しかしなが
ら、例えば作成者と添削者が離れた場所にいるような場
合(電子メールを利用するような場合)には、添削者が
添削機能を備えていない文書処理装置で添削を行うこと
もあり得る。このような場合、作成者は添削機能を備え
た文書処理装置を利用することができない。したがっ
て、添削者によって添削された箇所を作成者が判断し、
これを手作業にて当該文書に反映させなければならず、
非常に不具合なものとなる。
【0007】本発明は上記のような点に鑑みなされたも
ので、添削機能を備えていない文書処理装置で添削され
たデータを添削機能用に変換して扱うための添削処理方
法を提供することを目的とする。
ので、添削機能を備えていない文書処理装置で添削され
たデータを添削機能用に変換して扱うための添削処理方
法を提供することを目的とする。
【0008】
(1)本発明の添削処理方法は、添削機能を備えていな
い文書処理装置で添削されたデータを入力とし、この入
力データと添削対象データとを比較して両者の相違点を
検出し、その相違点から削除、訂正または挿入の添削内
容を判断し、その判断結果に従って上記入力データを添
削機能用データに変換するようにしたことを特徴とす
る。
い文書処理装置で添削されたデータを入力とし、この入
力データと添削対象データとを比較して両者の相違点を
検出し、その相違点から削除、訂正または挿入の添削内
容を判断し、その判断結果に従って上記入力データを添
削機能用データに変換するようにしたことを特徴とす
る。
【0009】(2)本発明の添削処理方法は、添削機能
を備えていない文書処理装置で所定の記号文字を用いて
添削されたデータを入力とし、この入力データと添削対
象データとを比較して上記記号文字を基準に両者の相違
点を検出し、その相違点から削除、訂正または挿入の添
削内容を判断し、その判断結果に従って上記入力データ
を添削機能用データに変換するようにしたことを特徴と
する。
を備えていない文書処理装置で所定の記号文字を用いて
添削されたデータを入力とし、この入力データと添削対
象データとを比較して上記記号文字を基準に両者の相違
点を検出し、その相違点から削除、訂正または挿入の添
削内容を判断し、その判断結果に従って上記入力データ
を添削機能用データに変換するようにしたことを特徴と
する。
【0010】(3)本発明の添削処理方法は、添削機能
を備えていない文書処理装置で予め添削種類毎に設定さ
れた記号文字を用いて添削されたデータを入力とし、こ
の入力データと添削対象データとを比較して上記各種記
号文字を基準に両者の相違点を検出し、その相違点から
削除、訂正または挿入の添削内容を判断し、その判断結
果に従って上記入力データを添削機能用データに変換す
るようにしたことを特徴とする。
を備えていない文書処理装置で予め添削種類毎に設定さ
れた記号文字を用いて添削されたデータを入力とし、こ
の入力データと添削対象データとを比較して上記各種記
号文字を基準に両者の相違点を検出し、その相違点から
削除、訂正または挿入の添削内容を判断し、その判断結
果に従って上記入力データを添削機能用データに変換す
るようにしたことを特徴とする。
【0011】(4)本発明の添削処理方法は、添削機能
を備えていない文書処理装置で添削されたデータを入力
とし、この入力データと添削対象データとを比較して両
者の相違点を検出し、その相違点を通知してユーザに削
除、訂正または挿入の添削内容を確認させた後、そのと
きの確認指示に従って上記入力データを添削機能用デー
タに変換するようにしたことを特徴とする。
を備えていない文書処理装置で添削されたデータを入力
とし、この入力データと添削対象データとを比較して両
者の相違点を検出し、その相違点を通知してユーザに削
除、訂正または挿入の添削内容を確認させた後、そのと
きの確認指示に従って上記入力データを添削機能用デー
タに変換するようにしたことを特徴とする。
【0012】
【作用】上記(1)の方法によれば、添削機能を備えて
いない文書処理装置で添削されたデータが入力された際
に、この入力データと添削対象データとが比較されて両
者の相違点が検出される。この検出された相違点から削
除、訂正または挿入の添削内容が判断され、その判断結
果に従って上記入力データが添削機能用データに変換さ
れる。したがって、添削機能を備えていない文書処理装
置で添削されたデータであっても、これを添削機能を備
えた文書処理装置にて扱うことができるようになる。
いない文書処理装置で添削されたデータが入力された際
に、この入力データと添削対象データとが比較されて両
者の相違点が検出される。この検出された相違点から削
除、訂正または挿入の添削内容が判断され、その判断結
果に従って上記入力データが添削機能用データに変換さ
れる。したがって、添削機能を備えていない文書処理装
置で添削されたデータであっても、これを添削機能を備
えた文書処理装置にて扱うことができるようになる。
【0013】上記(2)の方法によれば、添削機能を備
えていない文書処理装置にて、例えば括弧等の所定の記
号文字を用いて添削するように決めておくことで、その
添削されたデータと添削対象データとを比較した際に上
記記号文字に基づいてどの部分を添削したのかを簡単に
判断することができ、その結果、正確なデータ変換を行
うことができる。
えていない文書処理装置にて、例えば括弧等の所定の記
号文字を用いて添削するように決めておくことで、その
添削されたデータと添削対象データとを比較した際に上
記記号文字に基づいてどの部分を添削したのかを簡単に
判断することができ、その結果、正確なデータ変換を行
うことができる。
【0014】上記(3)の方法によれば、添削機能を備
えていない文書処理装置にて、削除、訂正、挿入といっ
た添削種類毎に固有の記号文字を用いて添削するように
決めておくことで、その添削されたデータと添削対象デ
ータとを比較した際に上記記号文字の種類に基づいてど
の部分をどのように添削したのかを簡単に判断すること
ができ、その結果、正確なデータ変換を行うことができ
る。
えていない文書処理装置にて、削除、訂正、挿入といっ
た添削種類毎に固有の記号文字を用いて添削するように
決めておくことで、その添削されたデータと添削対象デ
ータとを比較した際に上記記号文字の種類に基づいてど
の部分をどのように添削したのかを簡単に判断すること
ができ、その結果、正確なデータ変換を行うことができ
る。
【0015】上記(4)の方法によれば、入力データと
添削対象データとの相違点を通知し、ユーザに削除、訂
正または挿入の添削内容を確認させることで、ユーザの
意見を取り入れながら正確なデータ変換を行うことがで
きる。
添削対象データとの相違点を通知し、ユーザに削除、訂
正または挿入の添削内容を確認させることで、ユーザの
意見を取り入れながら正確なデータ変換を行うことがで
きる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。 (第1の実施例)図1は本発明の第1の実施例に係る添
削機能を備えた文書処理装置の構成を示すブロック図で
ある。本装置では、表示装置としてLCD (Liquid Cry
stal Display) 11、入力装置として透明タブレット1
2を有する。LCD11は、選択メニュー等の各種情報
を表示する。透明タブレット12は、ペン12aにて指
定された位置の座標情報を検出するものであり、ここで
はLCD11の表示画面上に載置されている。
する。 (第1の実施例)図1は本発明の第1の実施例に係る添
削機能を備えた文書処理装置の構成を示すブロック図で
ある。本装置では、表示装置としてLCD (Liquid Cry
stal Display) 11、入力装置として透明タブレット1
2を有する。LCD11は、選択メニュー等の各種情報
を表示する。透明タブレット12は、ペン12aにて指
定された位置の座標情報を検出するものであり、ここで
はLCD11の表示画面上に載置されている。
【0017】CPU13は、本装置全体の制御を行うも
のであり、ここではROM14、RAM15から添削に
必要な情報を得て、添削データの作成等を行う。ROM
14には、添削機能プログラムを格納するためのプログ
ラム領域14a等が設けられている。
のであり、ここではROM14、RAM15から添削に
必要な情報を得て、添削データの作成等を行う。ROM
14には、添削機能プログラムを格納するためのプログ
ラム領域14a等が設けられている。
【0018】RAM15には、図2に示すように添削対
象となる第1の文書データを格納するための第1の文書
領域15aの他、ここでは添削機能を備えていない装置
から得られた添削後の第2の文書データを格納するため
の第2の文書領域15bと、第1の文書データと第2の
文書データとの比較結果から得られる添削データを格納
するための添削データ領域15cが設けられている。
象となる第1の文書データを格納するための第1の文書
領域15aの他、ここでは添削機能を備えていない装置
から得られた添削後の第2の文書データを格納するため
の第2の文書領域15bと、第1の文書データと第2の
文書データとの比較結果から得られる添削データを格納
するための添削データ領域15cが設けられている。
【0019】表示コントローラ16は、CPU13の制
御の下でLCD11の表示制御を行う。VRAM17
は、LCD11に表示するデータを格納するための読み
書き可能なメモリである。入力コントローラ18は、C
PU13の制御の下で透明タブレット12の入力制御を
行う。
御の下でLCD11の表示制御を行う。VRAM17
は、LCD11に表示するデータを格納するための読み
書き可能なメモリである。入力コントローラ18は、C
PU13の制御の下で透明タブレット12の入力制御を
行う。
【0020】また、本装置には外部インタフェース19
が設けられており、本装置と外部装置との間でデータの
やり取りを行うように構成されている。図3はCPU1
3による添削処理動作を機能的に示したブロック図であ
る。文書比較部21は、添削前の文書データ(添削対象
文書)と添削後の文書データ(添削機能を備えていない
装置で添削した文書)とを比較する。添削種類判定部2
2は、文書比較部21での比較結果から文書データのど
の位置にどのような添削を行ったのかを判断する。添削
データ作成部23は、添削種類判定部22での判断結果
から添削機能用の添削データを作成する。
が設けられており、本装置と外部装置との間でデータの
やり取りを行うように構成されている。図3はCPU1
3による添削処理動作を機能的に示したブロック図であ
る。文書比較部21は、添削前の文書データ(添削対象
文書)と添削後の文書データ(添削機能を備えていない
装置で添削した文書)とを比較する。添削種類判定部2
2は、文書比較部21での比較結果から文書データのど
の位置にどのような添削を行ったのかを判断する。添削
データ作成部23は、添削種類判定部22での判断結果
から添削機能用の添削データを作成する。
【0021】ここで、第1の実施例について具体例を挙
げて説明する。第1の実施例では、添削前の文書と添削
後の文書とを比較し、その相違点から添削内容を判断し
て添削機能用データを作成することを特徴とする。
げて説明する。第1の実施例では、添削前の文書と添削
後の文書とを比較し、その相違点から添削内容を判断し
て添削機能用データを作成することを特徴とする。
【0022】図4(a)に示すように「今日はよ良い天
気です。」というデータを、添削者が添削機能を備えて
いない文書処理装置で添削した場合の例を説明する。添
削結果は、同図(b)に示すように「今日は良い天気で
す。」というデータになる。
気です。」というデータを、添削者が添削機能を備えて
いない文書処理装置で添削した場合の例を説明する。添
削結果は、同図(b)に示すように「今日は良い天気で
す。」というデータになる。
【0023】この2つの文書を比較すると、添削者が
「よ」を削除したことが分かる。これを添削機能用のデ
ータに変更するため、添削結果のデータを「8文字目を
削除する」という情報に置き換える。ただし、この添削
機能用データは、そのような情報の羅列であるものとす
る。この情報を、添削機能を備えた文書処理装置で読み
込めば、同図(c)に示すように、作成者は添削者によ
る添削内容を確認することができ、これを当該文書に反
映させることができる。反映させた場合には、同図
(b)に示すような文書が得られる。
「よ」を削除したことが分かる。これを添削機能用のデ
ータに変更するため、添削結果のデータを「8文字目を
削除する」という情報に置き換える。ただし、この添削
機能用データは、そのような情報の羅列であるものとす
る。この情報を、添削機能を備えた文書処理装置で読み
込めば、同図(c)に示すように、作成者は添削者によ
る添削内容を確認することができ、これを当該文書に反
映させることができる。反映させた場合には、同図
(b)に示すような文書が得られる。
【0024】次に、第1の実施例の動作を説明する。図
5は第1の実施例における添削処理動作を示すフローチ
ャートである。ここでは、添削機能を備えていない文書
処理装置で添削された文書がフロッピーディスク等の記
憶媒体や電子メール等の通信手段を通じて本装置に入力
されている場合を想定する。
5は第1の実施例における添削処理動作を示すフローチ
ャートである。ここでは、添削機能を備えていない文書
処理装置で添削された文書がフロッピーディスク等の記
憶媒体や電子メール等の通信手段を通じて本装置に入力
されている場合を想定する。
【0025】また、本装置において、添削対象となる文
書(添削前の文書)は図2に示すRAM15の第1の文
書領域15aに格納され、添削機能を備えていない文書
処理装置で添削された文書(添削後の文書)は第2の文
書領域15bに格納されているものとする。
書(添削前の文書)は図2に示すRAM15の第1の文
書領域15aに格納され、添削機能を備えていない文書
処理装置で添削された文書(添削後の文書)は第2の文
書領域15bに格納されているものとする。
【0026】添削機能の指示により、CPU13はこの
2つの文書を比較することにより(ステップA11)、
両者の違いを見付け、それが「削除」、「訂正」または
「挿入」によるものなのかを判断する(ステップA1
2)。
2つの文書を比較することにより(ステップA11)、
両者の違いを見付け、それが「削除」、「訂正」または
「挿入」によるものなのかを判断する(ステップA1
2)。
【0027】その結果、「削除」であれば(ステップA
13のYes)、CPU13は削除であることと、その
位置を示す添削データを作成し、これをRAM15の添
削データ領域15cに格納する(ステップA14)。
13のYes)、CPU13は削除であることと、その
位置を示す添削データを作成し、これをRAM15の添
削データ領域15cに格納する(ステップA14)。
【0028】また、「訂正」であれば(ステップA15
のYes)、CPU13は訂正であることと、その位置
および訂正後の文字列を示す添削データを作成し、これ
をRAM15の添削データ領域15cに格納する(ステ
ップA16)。「挿入」であれば(ステップA15のN
o)、CPU13は挿入であることと、その位置および
挿入文字列を示す添削データを作成し、これをRAM1
5の添削領域15cに格納する(ステップA17)。
のYes)、CPU13は訂正であることと、その位置
および訂正後の文字列を示す添削データを作成し、これ
をRAM15の添削データ領域15cに格納する(ステ
ップA16)。「挿入」であれば(ステップA15のN
o)、CPU13は挿入であることと、その位置および
挿入文字列を示す添削データを作成し、これをRAM1
5の添削領域15cに格納する(ステップA17)。
【0029】このルーチンを文章の最後まで繰り返し行
う。終わったら、添削データ領域15cに格納された添
削データを、添削機能を備えた文書処理装置で用いるこ
とのできるデータとしてファイル等に書き込む。
う。終わったら、添削データ領域15cに格納された添
削データを、添削機能を備えた文書処理装置で用いるこ
とのできるデータとしてファイル等に書き込む。
【0030】このようにして、添削機能を備えていない
文書処理装置で添削されたデータを添削機能用データに
変換して扱うことができる。これにより、図4(c)に
示すように当該文書に添削データを付加した形で表示す
ることができ、必要に応じて当該文書に添削データを反
映させて新たな文書を作成する等の文書処理が可能とな
る。
文書処理装置で添削されたデータを添削機能用データに
変換して扱うことができる。これにより、図4(c)に
示すように当該文書に添削データを付加した形で表示す
ることができ、必要に応じて当該文書に添削データを反
映させて新たな文書を作成する等の文書処理が可能とな
る。
【0031】(第2の実施例)次に、本発明の第2の実
施例を説明する。第2の実施例では、添削機能を備えて
いない文書処理装置にて、添削者に予め決められた記号
文字を用いて添削を行わせることで、文書比較の際にそ
の記号文字を検出して添削内容を判断することを特徴と
する。
施例を説明する。第2の実施例では、添削機能を備えて
いない文書処理装置にて、添削者に予め決められた記号
文字を用いて添削を行わせることで、文書比較の際にそ
の記号文字を検出して添削内容を判断することを特徴と
する。
【0032】具体的に説明すると、例えば図6(a)に
示すように、「この文章をてんさくしてみて下さい。よ
ろしくお願します。」といった文書があったとする。こ
れを添削する場合にその訂正箇所に括弧を用いる。すな
わち、同図(b)に示すように、訂正した場合にはその
訂正した文字列を括弧でくくり、削除した場合にはその
削除した文字列が入っていた場合に括弧を入れる。ま
た、挿入した場合にはその挿入した文字列を括弧でくく
る。これにより、2つの文書を比較する際に記号文字で
ある括弧を基準に比較すれば、両者の相違が明確とな
り、同図(c)に示すような添削データを作成すること
ができる。
示すように、「この文章をてんさくしてみて下さい。よ
ろしくお願します。」といった文書があったとする。こ
れを添削する場合にその訂正箇所に括弧を用いる。すな
わち、同図(b)に示すように、訂正した場合にはその
訂正した文字列を括弧でくくり、削除した場合にはその
削除した文字列が入っていた場合に括弧を入れる。ま
た、挿入した場合にはその挿入した文字列を括弧でくく
る。これにより、2つの文書を比較する際に記号文字で
ある括弧を基準に比較すれば、両者の相違が明確とな
り、同図(c)に示すような添削データを作成すること
ができる。
【0033】次に、第2の実施例の動作を説明する。図
7は第2の実施例における添削処理動作を示すフローチ
ャートである。第1の実施例と同様に、添削機能を備え
ていない文書処理装置で添削された文書がフロッピーデ
ィスク等の記憶媒体や電子メール等の通信手段を通じて
本装置に入力されている場合を想定する。
7は第2の実施例における添削処理動作を示すフローチ
ャートである。第1の実施例と同様に、添削機能を備え
ていない文書処理装置で添削された文書がフロッピーデ
ィスク等の記憶媒体や電子メール等の通信手段を通じて
本装置に入力されている場合を想定する。
【0034】また、本装置において、添削対象となる文
書(添削前の文書)は図2に示すRAM15の第1の文
書領域15aに格納され、添削機能を備えていない文書
処理装置にて、括弧等の所定の記号文字を用いて添削さ
れた文書(添削後の文書)は第2の文書領域15bに格
納されているものとする。
書(添削前の文書)は図2に示すRAM15の第1の文
書領域15aに格納され、添削機能を備えていない文書
処理装置にて、括弧等の所定の記号文字を用いて添削さ
れた文書(添削後の文書)は第2の文書領域15bに格
納されているものとする。
【0035】添削機能の指示により、CPU13はこの
2つの文書を比較することにより(ステップB11)、
添削後の文書に存在する記号文字を基準に両者の違いを
見付け、それが「削除」、「訂正」または「挿入」によ
るものなのかを判断する(ステップB12)。
2つの文書を比較することにより(ステップB11)、
添削後の文書に存在する記号文字を基準に両者の違いを
見付け、それが「削除」、「訂正」または「挿入」によ
るものなのかを判断する(ステップB12)。
【0036】その結果、「削除」であれば(ステップB
13のYes)、CPU13は削除であることと、その
位置を示す添削データを作成し、これをRAM15の添
削データ領域15cに格納する(ステップB14)。
13のYes)、CPU13は削除であることと、その
位置を示す添削データを作成し、これをRAM15の添
削データ領域15cに格納する(ステップB14)。
【0037】また、「訂正」であれば(ステップB15
のYes)、CPU13は訂正であることと、その位置
および訂正後の文字列を示す添削データを作成し、これ
をRAM15の添削データ領域15cに格納する(ステ
ップB16)。「挿入」であれば(ステップB15のN
o)、CPU13は挿入であることと、その位置および
挿入文字列を示す添削データを作成し、これをRAM1
5の添削データ領域15cに格納する(ステップB1
7)。
のYes)、CPU13は訂正であることと、その位置
および訂正後の文字列を示す添削データを作成し、これ
をRAM15の添削データ領域15cに格納する(ステ
ップB16)。「挿入」であれば(ステップB15のN
o)、CPU13は挿入であることと、その位置および
挿入文字列を示す添削データを作成し、これをRAM1
5の添削データ領域15cに格納する(ステップB1
7)。
【0038】このルーチンを文章の最後まで繰り返し行
う。終わったら、添削データ領域15cに格納された添
削データを、添削機能を備えた文書処理装置で用いるこ
とのできるデータとしてファイル等に書き込む。これに
より、図6(c)に示すように当該文書に添削データを
付加した形で表示することができ、必要に応じて当該文
書に添削データを反映させて新たな文書を作成する等の
文書処理が可能となる。
う。終わったら、添削データ領域15cに格納された添
削データを、添削機能を備えた文書処理装置で用いるこ
とのできるデータとしてファイル等に書き込む。これに
より、図6(c)に示すように当該文書に添削データを
付加した形で表示することができ、必要に応じて当該文
書に添削データを反映させて新たな文書を作成する等の
文書処理が可能となる。
【0039】このように、例えば括弧等の所定の記号文
字を用いて添削するように決めておけば、文書比較の際
にこの記号文字を検出することで、どの部分を添削した
のかを簡単に判断することができ、その結果、正確な添
削データを得ることができる。
字を用いて添削するように決めておけば、文書比較の際
にこの記号文字を検出することで、どの部分を添削した
のかを簡単に判断することができ、その結果、正確な添
削データを得ることができる。
【0040】(第3の実施例)次に、本発明の第3の実
施例を説明する。第3の実施例では、予め添削種類毎に
記号文字を決めておき、添削者にこれらの記号文字を用
いて添削を行わせることで、文書比較の際にその記号文
字を検出して添削内容を判断することを特徴とする。
施例を説明する。第3の実施例では、予め添削種類毎に
記号文字を決めておき、添削者にこれらの記号文字を用
いて添削を行わせることで、文書比較の際にその記号文
字を検出して添削内容を判断することを特徴とする。
【0041】具体的に説明すると、例えば図8(a)に
示すように、削除、訂正、挿入といった添削種類毎に記
号文字を決めておく。この記号文字の設定は、添削した
文字列の前に、特定のフォーマットで入力することで行
う(この例では、「//」と「//」との間に種類と記
号を羅列している)。記号文字の設定後、訂正、挿入は
それらの文字列をそれぞれの記号文字で囲む。また、削
除の場合は、削除した文字列のあった場所に削除用の記
号文字を挿入する。これにより、2つの文書を比較する
際に記号文字を基準に比較すれば、両者の相違が明確と
なり、しかも、その記号文字の種類から添削内容を正確
に判断でき、同図(b)に示すような添削データを作成
することができる。
示すように、削除、訂正、挿入といった添削種類毎に記
号文字を決めておく。この記号文字の設定は、添削した
文字列の前に、特定のフォーマットで入力することで行
う(この例では、「//」と「//」との間に種類と記
号を羅列している)。記号文字の設定後、訂正、挿入は
それらの文字列をそれぞれの記号文字で囲む。また、削
除の場合は、削除した文字列のあった場所に削除用の記
号文字を挿入する。これにより、2つの文書を比較する
際に記号文字を基準に比較すれば、両者の相違が明確と
なり、しかも、その記号文字の種類から添削内容を正確
に判断でき、同図(b)に示すような添削データを作成
することができる。
【0042】次に、第3の実施例の動作を説明する。図
9は第3の実施例における添削処理動作を示すフローチ
ャートである。第1の実施例と同様に、添削機能を備え
ていない文書処理装置で添削された文書がフロッピーデ
ィスク等の記憶媒体や電子メール等の通信手段を通じて
本装置に入力されている場合を想定する。
9は第3の実施例における添削処理動作を示すフローチ
ャートである。第1の実施例と同様に、添削機能を備え
ていない文書処理装置で添削された文書がフロッピーデ
ィスク等の記憶媒体や電子メール等の通信手段を通じて
本装置に入力されている場合を想定する。
【0043】また、本装置において、添削対象となる文
書(添削前の文書)は図2に示すRAM15の第1の文
書領域15aに格納され、添削機能を備えていない文書
処理装置にて、予め添削種類毎に決められた記号文字を
用いて添削された文書(添削後の文書)は第2の文書領
域15bに格納されているものとする。
書(添削前の文書)は図2に示すRAM15の第1の文
書領域15aに格納され、添削機能を備えていない文書
処理装置にて、予め添削種類毎に決められた記号文字を
用いて添削された文書(添削後の文書)は第2の文書領
域15bに格納されているものとする。
【0044】添削機能の指示により、CPU13はこの
2つの文書を比較することにより(ステップC11)、
添削後の文書に存在する記号文字を基準に両者の違いを
見付け、それが「削除」、「訂正」または「挿入」によ
るものなのかを判断する(ステップC12)。この場
合、添削種類毎に記号文字が決められているため、どの
記号文字が用いられているかによって、「削除」、「訂
正」または「挿入」の判断を簡単に行うことができる。
2つの文書を比較することにより(ステップC11)、
添削後の文書に存在する記号文字を基準に両者の違いを
見付け、それが「削除」、「訂正」または「挿入」によ
るものなのかを判断する(ステップC12)。この場
合、添削種類毎に記号文字が決められているため、どの
記号文字が用いられているかによって、「削除」、「訂
正」または「挿入」の判断を簡単に行うことができる。
【0045】その結果、「削除」であれば(ステップC
13のYes)、CPU13は削除であることと、その
位置を示す添削データを作成し、これをRAM15の添
削データ領域15cに格納する(ステップC14)。
13のYes)、CPU13は削除であることと、その
位置を示す添削データを作成し、これをRAM15の添
削データ領域15cに格納する(ステップC14)。
【0046】また、「訂正」であれば(ステップC15
のYes)、CPU13は訂正であることと、その位置
および訂正後の文字列を示す添削データを作成し、これ
をRAM15の添削データ領域15cに格納する(ステ
ップC16)。「挿入」であれば(ステップC15のN
o)、CPU13は挿入であることと、その位置および
挿入文字列を示す添削データを作成し、これをRAM1
5の添削データ領域15cに格納する(ステップC1
7)。
のYes)、CPU13は訂正であることと、その位置
および訂正後の文字列を示す添削データを作成し、これ
をRAM15の添削データ領域15cに格納する(ステ
ップC16)。「挿入」であれば(ステップC15のN
o)、CPU13は挿入であることと、その位置および
挿入文字列を示す添削データを作成し、これをRAM1
5の添削データ領域15cに格納する(ステップC1
7)。
【0047】このルーチンを文章の最後まで繰り返し行
う。終わったら、添削データ領域15cに格納された添
削データを、添削機能を備えた文書処理装置で用いるこ
とのできるデータとしてファイル等に書き込む。これに
より、図8(b)に示すように当該文書に添削データを
付加した形で表示することができ、必要に応じて当該文
書に添削データを反映させて新たな文書を作成する等の
文書処理が可能となる。
う。終わったら、添削データ領域15cに格納された添
削データを、添削機能を備えた文書処理装置で用いるこ
とのできるデータとしてファイル等に書き込む。これに
より、図8(b)に示すように当該文書に添削データを
付加した形で表示することができ、必要に応じて当該文
書に添削データを反映させて新たな文書を作成する等の
文書処理が可能となる。
【0048】このように、添削種類毎に記号文字をそれ
ぞれ決めておけば、例えばある文字列が訂正によって生
じたものか、あるいは、削除と挿入によって生じたもの
かなど、添削者が行った操作を正しく判断することがで
き、その結果、正確な添削データを作成して当該文書に
反映させることができる。
ぞれ決めておけば、例えばある文字列が訂正によって生
じたものか、あるいは、削除と挿入によって生じたもの
かなど、添削者が行った操作を正しく判断することがで
き、その結果、正確な添削データを作成して当該文書に
反映させることができる。
【0049】(第4の実施例)次に、本発明の第4の実
施例を説明する。第4の実施例では、添削前の文書と添
削後の文書とを比較してその相違点が検出された際に、
これを通知してユーザに確認させることにより、その確
認指示に従って添削データを作成することを特徴とす
る。
施例を説明する。第4の実施例では、添削前の文書と添
削後の文書とを比較してその相違点が検出された際に、
これを通知してユーザに確認させることにより、その確
認指示に従って添削データを作成することを特徴とす
る。
【0050】図10(a)の例では、添削前の文書と添
削後の文書をそれぞれウインドウ表示し、メッセージや
コマンドが入力できるようなウインドウも表示してい
る。この2つの文書を比較し、違う箇所が見付かった
ら、お互いに相違する箇所の最初の1文字目を反転表示
し、その際に、どのような添削によって生じたものであ
るかをユーザに問うためのメッセージを表示する。この
メッセージに従って、同図(b)に示すように添削範囲
を選択し、添削内容を指示する。この例では、添削前の
文書で「てんさく」、添削後の文書で「添削」を選択
し、訂正を示すコマンド「t」を入力している。これに
より、ユーザからの確認指示に従って添削データを作成
することができる。
削後の文書をそれぞれウインドウ表示し、メッセージや
コマンドが入力できるようなウインドウも表示してい
る。この2つの文書を比較し、違う箇所が見付かった
ら、お互いに相違する箇所の最初の1文字目を反転表示
し、その際に、どのような添削によって生じたものであ
るかをユーザに問うためのメッセージを表示する。この
メッセージに従って、同図(b)に示すように添削範囲
を選択し、添削内容を指示する。この例では、添削前の
文書で「てんさく」、添削後の文書で「添削」を選択
し、訂正を示すコマンド「t」を入力している。これに
より、ユーザからの確認指示に従って添削データを作成
することができる。
【0051】次に、第4の実施例の動作を説明する。図
11は第4の実施例における添削処理動作を示すフロー
チャートである。ここでは、添削機能を備えていない文
書処理装置で添削された文書がフロッピーディスク等の
記憶媒体や電子メール等の通信手段を通じて本装置に入
力されている場合を想定する。
11は第4の実施例における添削処理動作を示すフロー
チャートである。ここでは、添削機能を備えていない文
書処理装置で添削された文書がフロッピーディスク等の
記憶媒体や電子メール等の通信手段を通じて本装置に入
力されている場合を想定する。
【0052】また、本装置において、添削対象となる文
書(添削前の文書)は図2に示すRAM15の第1の文
書領域15aに格納され、添削機能を備えていない文書
処理装置で添削された文書(添削後の文書)は第2の文
書領域15bに格納されているものとする。
書(添削前の文書)は図2に示すRAM15の第1の文
書領域15aに格納され、添削機能を備えていない文書
処理装置で添削された文書(添削後の文書)は第2の文
書領域15bに格納されているものとする。
【0053】添削機能の指示により、CPU13はこの
2つの文書を比較することにより(ステップD11)、
両者の違いを見付ける(ステップD12)。違いが見付
かると、CPU13はこれを図10に示すような形で表
示することによりユーザに通知し(ステップD13)、
その応答を待つ(ステップD14)。
2つの文書を比較することにより(ステップD11)、
両者の違いを見付ける(ステップD12)。違いが見付
かると、CPU13はこれを図10に示すような形で表
示することによりユーザに通知し(ステップD13)、
その応答を待つ(ステップD14)。
【0054】その結果、「削除」の指示があれば(ステ
ップD15のYes)、CPU13は削除であること
と、その位置を示す添削データを作成し、これをRAM
15の添削データ領域15cに格納する(ステップD1
6)。
ップD15のYes)、CPU13は削除であること
と、その位置を示す添削データを作成し、これをRAM
15の添削データ領域15cに格納する(ステップD1
6)。
【0055】また、「訂正」の指示があれば(ステップ
D17のYes)、CPU13は訂正であることと、そ
の位置および訂正後の文字列を示す添削データを作成
し、これをRAM15の添削データ領域15cに格納す
る(ステップD18)。「挿入」の指示があれば(ステ
ップD17のNo)、CPU13は挿入であることと、
その位置および挿入文字列を示す添削データを作成し、
これをRAM15の添削データ領域15cに格納する
(ステップD19)。
D17のYes)、CPU13は訂正であることと、そ
の位置および訂正後の文字列を示す添削データを作成
し、これをRAM15の添削データ領域15cに格納す
る(ステップD18)。「挿入」の指示があれば(ステ
ップD17のNo)、CPU13は挿入であることと、
その位置および挿入文字列を示す添削データを作成し、
これをRAM15の添削データ領域15cに格納する
(ステップD19)。
【0056】このルーチンを文章の最後まで繰り返し行
う。終わったら、添削データ領域15cに格納された添
削データを、添削機能を備えた文書処理装置で用いるこ
とのできるデータとしてファイル等に書き込む。これに
より、当該文書に添削データを付加した形で表示するこ
とができ、必要に応じて当該文書に添削データを反映さ
せて新たな文書を作成する等の文書処理が可能となる。
う。終わったら、添削データ領域15cに格納された添
削データを、添削機能を備えた文書処理装置で用いるこ
とのできるデータとしてファイル等に書き込む。これに
より、当該文書に添削データを付加した形で表示するこ
とができ、必要に応じて当該文書に添削データを反映さ
せて新たな文書を作成する等の文書処理が可能となる。
【0057】このように、添削前の文書と添削後の文書
を比較し、その違いを指摘しながら、ユーザの意見を取
り入れて添削データを作成することで、より正確な添削
データを得ることができる。
を比較し、その違いを指摘しながら、ユーザの意見を取
り入れて添削データを作成することで、より正確な添削
データを得ることができる。
【0058】なお、上記各実施例において、添削データ
の作成が困難な場合に、エラーメッセージを表示するよ
うにしても良い。また、上記各実施例では、添削機能を
備えていない文書処理装置で添削されたデータを、添削
機能を備えた文書処理装置で添削した場合と同じになる
ようにデータ変換する場合について説明したが、その逆
に、添削機能を備えた文書処理装置の添削データを、添
削機能を備えていない文書処理装置上のデータに変換す
ることも可能である。さらに、添削機能を備えた文書処
理装置の添削データを、添削機能を備えていない文書処
理装置上の記号文字を用いたデータに変換することも可
能である。
の作成が困難な場合に、エラーメッセージを表示するよ
うにしても良い。また、上記各実施例では、添削機能を
備えていない文書処理装置で添削されたデータを、添削
機能を備えた文書処理装置で添削した場合と同じになる
ようにデータ変換する場合について説明したが、その逆
に、添削機能を備えた文書処理装置の添削データを、添
削機能を備えていない文書処理装置上のデータに変換す
ることも可能である。さらに、添削機能を備えた文書処
理装置の添削データを、添削機能を備えていない文書処
理装置上の記号文字を用いたデータに変換することも可
能である。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、添削機能
を備えていない文書処理装置で添削されたデータを入力
として、この入力データと添削対象データとを比較して
両者の相違点を検出し、この検出された相違点から削
除、訂正または挿入の添削内容を判断して上記入力デー
タを添削機能用データに変換するようにしたため、添削
機能を備えていない文書処理装置で添削されたデータで
あっても、これを添削機能を備えた文書処理装置にて扱
うことができるようになる。
を備えていない文書処理装置で添削されたデータを入力
として、この入力データと添削対象データとを比較して
両者の相違点を検出し、この検出された相違点から削
除、訂正または挿入の添削内容を判断して上記入力デー
タを添削機能用データに変換するようにしたため、添削
機能を備えていない文書処理装置で添削されたデータで
あっても、これを添削機能を備えた文書処理装置にて扱
うことができるようになる。
【0060】また、添削機能を備えていない文書処理装
置にて、例えば括弧等の所定の記号文字を用いて添削す
るように決めておくことで、その添削されたデータと添
削対象データとを比較した際に上記記号文字に基づいて
どの部分を添削したのかを簡単に判断することができ、
その結果、正確なデータ変換を行うことができる。
置にて、例えば括弧等の所定の記号文字を用いて添削す
るように決めておくことで、その添削されたデータと添
削対象データとを比較した際に上記記号文字に基づいて
どの部分を添削したのかを簡単に判断することができ、
その結果、正確なデータ変換を行うことができる。
【0061】また、添削機能を備えていない文書処理装
置にて、削除、訂正、挿入といった添削種類毎に固有の
記号文字を用いて添削するように決めておくことで、そ
の添削されたデータと添削対象データとを比較した際に
上記記号文字の種類に基づいてどの部分をどのように添
削したのかを簡単に判断することができ、その結果、正
確なデータ変換を行うことができる。
置にて、削除、訂正、挿入といった添削種類毎に固有の
記号文字を用いて添削するように決めておくことで、そ
の添削されたデータと添削対象データとを比較した際に
上記記号文字の種類に基づいてどの部分をどのように添
削したのかを簡単に判断することができ、その結果、正
確なデータ変換を行うことができる。
【0062】また、入力データと添削対象データとの相
違点を通知し、ユーザに削除、訂正または挿入の添削内
容を確認させることで、ユーザの意見を取り入れながら
正確なデータ変換を行うことができる。
違点を通知し、ユーザに削除、訂正または挿入の添削内
容を確認させることで、ユーザの意見を取り入れながら
正確なデータ変換を行うことができる。
【図1】本発明の第1の実施例に係る文書処理装置の構
成を示すブロック図。
成を示すブロック図。
【図2】図1のRAMの内容を示す図。
【図3】図1のCPUによる添削処理動作を機能的に示
したブロック図。
したブロック図。
【図4】第1の実施例を具体的に説明するための図。
【図5】第1の実施例における添削処理動作を示すフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図6】第2の実施例を具体的に説明するための図。
【図7】第2の実施例における添削処理動作を示すフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図8】第3の実施例を具体的に説明するための図。
【図9】第3の実施例における添削処理動作を示すフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図10】第4の実施例を具体的に説明するための図。
【図11】第4の実施例における添削処理動作を示すフ
ローチャート。
ローチャート。
【図12】添削機能を説明するための図。
11…LCD、12…透明タブレット、12a…ペン、
13…CPU、14…ROM、14a…プログラム領
域、15…RAM、15a…第1の文書領域、15b…
第2の文書領域、15c…添削データ領域、16…表示
コントローラ、17…VRAM、18…入力コントロー
ラ、19…外部インタフェース。
13…CPU、14…ROM、14a…プログラム領
域、15…RAM、15a…第1の文書領域、15b…
第2の文書領域、15c…添削データ領域、16…表示
コントローラ、17…VRAM、18…入力コントロー
ラ、19…外部インタフェース。
Claims (4)
- 【請求項1】 添削機能を備えていない文書処理装置で
添削されたデータを入力とし、 この入力データと添削対象データとを比較して両者の相
違点を検出し、 その相違点から削除、訂正または挿入の添削内容を判断
し、 その判断結果に従って上記入力データを添削機能用デー
タに変換するようにしたことを特徴とする添削処理方
法。 - 【請求項2】 添削機能を備えていない文書処理装置で
所定の記号文字を用いて添削されたデータを入力とし、 この入力データと添削対象データとを比較して上記記号
文字を基準に両者の相違点を検出し、 その相違点から削除、訂正または挿入の添削内容を判断
し、 その判断結果に従って上記入力データを添削機能用デー
タに変換するようにしたことを特徴とする添削処理方
法。 - 【請求項3】 添削機能を備えていない文書処理装置で
予め添削種類毎に設定された記号文字を用いて添削され
たデータを入力とし、 この入力データと添削対象データとを比較して上記各種
記号文字を基準に両者の相違点を検出し、 その相違点から削除、訂正または挿入の添削内容を判断
し、 その判断結果に従って上記入力データを添削機能用デー
タに変換するようにしたことを特徴とする添削処理方
法。 - 【請求項4】 添削機能を備えていない文書処理装置で
添削されたデータを入力とし、 この入力データと添削対象データとを比較して両者の相
違点を検出し、 その相違点を通知してユーザに削除、訂正または挿入の
添削内容を確認させた後、 そのときの確認指示に従って上記入力データを添削機能
用データに変換するようにしたことを特徴とする添削処
理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7133270A JPH08329077A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 添削処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7133270A JPH08329077A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 添削処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08329077A true JPH08329077A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15100704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7133270A Pending JPH08329077A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 添削処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08329077A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001305943A (ja) * | 2000-04-25 | 2001-11-02 | Metalogue:Kk | ネットワークを利用した文章の通信添削講座システム |
JP4510130B1 (ja) * | 2009-11-10 | 2010-07-21 | 東屋株式会社 | 情報記録システム |
JP2011116069A (ja) * | 2009-12-07 | 2011-06-16 | Seiko Epson Corp | 情報処理装置およびその制御方法 |
-
1995
- 1995-05-31 JP JP7133270A patent/JPH08329077A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001305943A (ja) * | 2000-04-25 | 2001-11-02 | Metalogue:Kk | ネットワークを利用した文章の通信添削講座システム |
JP4510130B1 (ja) * | 2009-11-10 | 2010-07-21 | 東屋株式会社 | 情報記録システム |
JP2011103055A (ja) * | 2009-11-10 | 2011-05-26 | Higashiya Kk | 情報記録システム |
JP2011116069A (ja) * | 2009-12-07 | 2011-06-16 | Seiko Epson Corp | 情報処理装置およびその制御方法 |
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