JPH08328688A - 温度異常処理方式及び温度異常処理機能を有するデータ処理装置 - Google Patents

温度異常処理方式及び温度異常処理機能を有するデータ処理装置

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JPH08328688A
JPH08328688A JP7134003A JP13400395A JPH08328688A JP H08328688 A JPH08328688 A JP H08328688A JP 7134003 A JP7134003 A JP 7134003A JP 13400395 A JP13400395 A JP 13400395A JP H08328688 A JPH08328688 A JP H08328688A
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JP
Japan
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temperature
frequency
system clock
program
clock generator
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JP7134003A
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Takashi Watanabe
貴志 渡邊
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 システムクロックの周波数を下げても、装置
内の温度上昇を抑えることができない場合でも、処理中
のファイル破壊を回避できるようにする。 【構成】 周波数制御プログラム1Aは、温度監視回路
6から検出信号の供給を受けると、システムクロック発
生器7に対し、現在の設定から一段階周波数を低下さ
せ、これ以上周波数を低下させられない状態になったと
きで、装置内の温度が、依然基準温度を下回らないとき
は、シャットダウンプログラム1Bに対して、システム
断要求を発行する。シャットダウンプログラム1Bは、
周波数制御プログラム1Aからのシステム断要求によっ
て起動し、稼働中の全プログラムを安全に中断させる終
了処理(システム断処理)を行った後に、電源断を実行
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、システムクロックに
同期して動作するデータ処理装置内の温度異常を処理す
るための温度異常処理方式及び温度異常処理機能を有す
るデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナル・コンピュータやワードプロ
セッサ等のデータ処理装置には、通常、各種デジタル信
号を処理するシステム回路部、システム回路部を動作さ
せるためのシステムクロック発生器、及びシステム回路
部やシステムクロック発生器に所定の電圧を供給するた
めの電源ユニット等が備えられている。システム回路部
は、フリップフロップ回路、論理積回路、及び計数回路
等の多数の論理回路からなり、これらの論理回路は、全
体として、LSI(大規模集積回路)等の電子デバイス
の集合からなっている。各論理回路は、システムクロッ
ク発生器から出力される所定周波数を持つシステムクロ
ックにて動作を繰り返す。動作速度は、システムクロッ
クの周波数に依存する。ここで、LSI等の電子デバイ
スは、ジャンクション領域等で発熱し、その温度上昇値
は、システムクロックの周波数の単調増加1次関数で与
えられる。データ処理装置は、LSI等の電子デバイス
の集合体と考えることができるので、装置全体の温度上
昇値も、システムクロックの周波数の単調増加1次関数
で与えられ、システムクロックの周波数に比例して高く
なる。
【0003】ところで、電子デバイス等では、動作適正
温度が決められており、ある一定温度以上になると、素
子を破壊する虞があるため、従来のデータ処理装置で
は、動作適正温度で動作するように、温度センサを設
け、この温度センサによって内部温度異常が検出された
場合には、処理中のソフトウェアの状態の如何によら
ず、強制的に電源を切断していた。このため、処理中の
ファイルが破壊されたり、データが消失するという事態
に見舞われることがあった。
【0004】このような不都合を解消したデータ処理装
置(電子機器)として、特開昭62−84617号公報
に記載のものが存在する。この公報記載の装置では、論
理回路部の発熱温度がセンサ部で設定した所定温度以上
になり、それをセンサ部が検知すると、発振部は周波数
制御回路から出力するクロック制御用信号により、それ
までのクロックの周波数を低速度のクロックの周波数に
切り替える。これにより、論理回路部は、それまでより
低速度で動作するため、その発熱量が低下して適正温度
範囲に戻る。したがって、電源断による強制的なシステ
ム断を阻止することが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、外部環境要因により装置内の温度が上昇する場合に
は、クロックの周波数を下げて低速度で動作させても、
更に温度が上昇して、温度異常が検出されることがあ
る。一旦、温度異常になってしまえば、上記公報記載の
従来装置でも、処理中のソフトウェアの状態の如何によ
らず、電源断を余儀なくされるため、処理中のファイル
破壊や、データの消失を回避できなくなるという問題が
あった。
【0006】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、システムクロックの周波数を下げても、装置内
の温度上昇を抑えることができない場合でも、処理中の
ファイル破壊や、データの消失を確実に回避できる温度
異常処理方式及び温度異常処理機能を有するデータ処理
装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、周波数をプログラム制御で
多段階に変えることのできるシステムクロック生成器を
備え、該システムクロック生成器から出力されるシステ
ムクロックに同期して動作するデータ処理装置内の温度
異常を処理するための温度異常処理方式であって、装置
内に設置された温度センサからの出力信号に基づいて、
上記装置内の温度を監視し、上記装置内の温度が予め設
定された基準温度を越えたときは、上記システムクロッ
ク生成器に対し、現在の設定から一段階又は数段階周波
数を同時に又は逐次低下させ、これ以上周波数を低下さ
せられない状態になっても、上記装置内の温度が依然上
記基準温度を下回らないときは、電源断プログラムに対
しシステム断要求を発行する温度監視・周波数制御プロ
セスと、該温度監視・周波数制御プログラムからのシス
テム断要求を受け付けると、稼働中の他の全プロセスを
安全に中断させる終了処理を行った後に、電源断を実行
する電源断プロセスとを含んでなることを特徴としてい
る。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の温度異常処理方式であって、上記温度監視・周波数
制御プロセスは、上記装置内の温度が上記基準温度を越
えたため、上記システムクロック生成器に対し、周波数
を一段階又は数段階低下させる制御を行った結果、上記
装置内の温度が予め設定された第2の基準温度よりも下
回ったときは、上記システムクロック生成器に対し、現
在の設定から一段階又は数段階周波数を同時に又は逐次
上昇させる周波数上昇制御プロセスを含んでなることを
特徴としている。
【0009】また、請求項3記載の発明は、システムク
ロックに同期して動作するデータ処理装置であって、周
波数の異なる複数のシステムクロックをプログラム制御
で生成するシステムクロック生成器と、装置内の温度を
検出するための温度センサと、該温度センサからの出力
信号に基づいて、上記装置内の温度を監視し、上記装置
内の温度が予め設定された基準温度を越えたとき、検出
信号を出力する温度監視手段と、該温度監視手段から検
出信号の供給を受けると、上記システムクロック生成器
に対し、現在の設定から一段階又は数段階周波数を同時
に又は逐次低下させ、これ以上周波数を低下させられな
い状態になっても、上記装置内の温度が依然上記基準温
度を下回らないときは、電源断プログラムに対しシステ
ム断要求を発行する周波数制御手段と、該周波数制御手
段からのシステム断要求を受け付けると、稼働中の全プ
ロセスを安全に中断させる終了処理を行った後に、電源
断を実行する電源断手段とを備えてなることを特徴とし
ている。
【0010】また、請求項4記載の発明は、請求項3記
載のデータ処理装置であって、上記周波数制御手段は、
上記温度監視手段から検出信号の供給を受けた後、上記
システムクロック生成器に対し、周波数を一段階又は数
段階低下させる制御を行った結果、上記装置内の温度が
予め設定された第2の基準温度よりも下回ったときは、
上記システムクロック生成器に対し、現在の設定から一
段階又は数段階周波数を同時に又は逐次上昇させる機能
を備えてなることを特徴としている。
【0011】また、請求項5記載の発明は、システムク
ロックに同期して動作するデータ処理装置であって、周
波数の異なる複数のシステムクロックをプログラム制御
で生成するシステムクロック生成器と、装置内の温度を
検出するための温度センサと、該温度センサからの出力
信号に基づいて、上記装置内の温度を監視し、装置内の
温度が予め設定された基準温度を越えたとき、上記シス
テムクロック生成器に対し、現在の設定から一段階又は
数段階周波数を同時に又は逐次低下させ、これ以上周波
数を低下させられない状態になっても、上記装置内の温
度が依然上記基準温度を下回らないときは、電源断プロ
グラムに対しシステム断要求を発行する温度監視・周波
数制御プログラムと、該温度監視・周波数制御プログラ
ムからのシステム断要求を受け付けると、稼働中の全プ
ログラムを安全に中断させる終了処理を行った後に、電
源断を実行する電源断プログラムとを備えてなることを
特徴としている。
【0012】また、請求項6記載の発明は、請求項6記
載のデータ処理装置であって、上記温度監視・周波数制
御プログラムは、上記装置内の温度が上記基準温度を越
えたため、上記システムクロック生成器に対し、周波数
を一段階又は数段階低下させる制御を行った結果、上記
装置内の温度が予め設定された第2の基準温度よりも下
回ったときは、上記システムクロック生成器に対し、現
在の設定から一段階又は数段階周波数を同時に又は逐次
上昇させる周波数上昇制御ルーチンを備えてなることを
特徴としている。
【0013】
【作用】この発明の構成では、装置内部の温度異常を検
出すると、システムクロックの周波数を低下させること
により、発熱量を低減させることを試みるが、それで
も、外部環境要因等により、装置内の温度が、規定温度
(基準温度)を越える場合には、稼働中の(電源断プロ
セス以外の)全プロセスを安全に中断させる終了処理
(システム断処理)を行った後に、電源を切断する。そ
れゆえ、周波数制御によって、装置内の温度上昇を抑え
ることができないときでも、処理中のファイルやデータ
を安全に保存した後、電源を切断できる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例につ
いて説明する。図1は、この発明の一実施例である温度
異常処理機能を有するデータ処理装置の電気的構成を示
すブロック図、また、図2は、同データ処理装置のソフ
トウェアを含む電気的構成を示すブロック図である。図
1に示すように、この例のデータ処理装置は、装置各部
をマルチタスク制御するCPU(中央処理装置)1と、
システムプログラムを始めCPU1の各種処理プログラ
ム(周波数制御プログラム1Aやシャットダウンプログ
ラム1B(図2)等)を格納するROM2と、データを一
時格納するRAM3と、フリップフロップ回路、論理積
回路、及び計数回路等の多数の論理回路から構成され、
CPUの処理を支援するシステム周辺回路部4と、装置
内(特に、CPU1やシステム周辺回路部4)の温度を
検出するためのサーミスタ等の温度センサ5と、この温
度センサ5からの出力信号に基づいて、装置内の温度を
常時監視し、装置内の温度が予め設定された規定温度を
越えるとき、検出信号を出力する温度監視回路6と、C
PU1やシステム周辺回路部4等を動作させるためのシ
ステムクロック発生器7と、各部に電源を供給する電源
ユニット8とから構成されている。
【0015】上記システムクロック発生器7は、電圧制
御発振回路、プログラム制御の分周器等を備えるPLL
回路からなり、所定の設定周波数のシステムクロックを
生成して、CPU1やシステム周辺回路部4に出力す
る。
【0016】次に、図2を参照して、この例の温度異常
処理機能を実現する各種ソフトウェアについて述べる。
周波数制御プログラム1Aは、温度監視回路6から検出
信号の供給を受けることにより起動し、システムクロッ
ク発生器7に対し、現在の設定(例えば、80MHz)
から一段階又は数段階(例えば、40MHz、20MH
z、10MHzに)周波数を逐次低下させ、これ以上周
波数を低下させられない状態になったときで、かつ、装
置内の温度が、所定時間経過後も、依然基準温度を下回
らないときは、シャットダウンプログラム1Bに対し
て、システム断要求を発行する。一方、システムクロッ
ク生成器7に対し、周波数を一段階又は数段階低下させ
る制御を行った結果、装置内の温度が予め設定された解
除温度以下となったときは、システムクロック生成器7
に対し、現在の設定から一段階又は数段階周波数を同時
に又は逐次上昇させる周波数上昇制御ルーチンを有して
いる。
【0017】シャットダウンプログラム1Bは、周波数
制御プログラム1Aからのシステム断要求によって起動
し、稼働中の全プログラムを安全に中断させる終了処理
(システム断処理)を行った後に、電源断を実行する。
【0018】次に、この例の温度異常処理動作について
説明する。電源が投入され、システムの稼働中、温度監
視回路6は、温度センサ5からの出力信号に基づいて、
装置内の温度を常時監視する。このとき、何らかの事情
により、装置内の温度が予め設定された規定温度を越え
たときは、温度監視回路6は、検出信号を周波数制御プ
ログラム1Aに出力する。周波数制御プログラム1A
は、温度監視回路6から検出信号の供給を受けると、起
動し、システムクロック発生器7を制御して、現在の設
定(例えば、80MHz)から一段階(例えば、40M
Hzに)周波数を低下させて、システムを一段低速度で
動作させる。システムを一段低速度で動作させた結果、
所定の時間経過後、装置が冷却されて、装置内の温度が
予め設定された解除温度よりも下回ったときは、周波数
上昇制御ルーチンを実行して、システムクロック生成器
7を制御して、現在の設定(例えば、40MHz)から
一段階(例えば、80MHzに)周波数を上昇させる。
一方、所定の時間経過後でも、装置内の温度が上昇する
ときは、現在の設定(例えば、40MHz)からさらに
一段階(例えば、20MHzに)周波数を低下させて、
システムをさらに一段低速度で動作させる。周波数制御
プログラム1Aは、装置内の温度が、依然基準温度を下
回らず、しかも、これ以上周波数を低下させられない状
態になったときは、シャットダウンプログラム1Bに対
して、システム断要求を発行する。
【0019】シャットダウンプログラム1Bは、周波数
制御プログラム1Aからのシステム断要求によって起動
し、まず、稼働中の全プログラムを安全に中断させる終
了処理(システム断処理)を行う。すなわち、シャット
ダウンプログラム1Bは、キャッシュメモリと主記憶
(RAM3)との双方を見て、双方の間で記憶内容に不
一致が生じていれば、主記憶の内容をキャッシュメモリ
の内容(最新情報)に強制的に書き込み(ライトバック
キャッシュのフラッシュ処理)、この後、バッファを介
して、外部記憶装置に格納する処理を行う。この後、シ
ステム断を実行し、最後に、電源断を実行する。
【0020】このように、この例の構成によれば、装置
内部の温度異常を検出すると、システムクロックの周波
数を低下させることにより、発熱量を低減させることを
試みるが、それでも、外部環境要因等により、装置内の
温度が、規定温度を越える場合には、稼働中の(電源断
プログラム以外の)全プログラムを安全に中断させる終
了処理(システム断処理)を行った後に、電源を切断す
るので、周波数制御によって、装置内の温度上昇を抑え
ることができないときでも、処理中のファイル破壊や、
データの消失を確実に回避できる。一方、システムクロ
ックの周波数を低下させることにより、発熱量を低減さ
せることを試みた結果、装置内が冷却した場合には、元
の処理速度に復帰できるので、大変使い勝手が良い。
【0021】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、温度異常
処理機能の一部又は全部をハードウェア構成又はソフト
ウェア構成にしても良い。また、適宜、周波数上昇制御
ルーチンを省略しても良い。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、装置内部の温度異常を検出すると、システムク
ロックの周波数を低下させることにより、発熱量を低減
させることを試みるが、それでも、外部環境要因等によ
り、装置内の温度が、規定温度を越える場合には、稼働
中の(電源断プロセス以外の)全プロセスを安全に中断
させる終了処理(システム断処理)を行った後に、電源
を切断するので、周波数制御によって、装置内の温度上
昇を抑えることができないときでも、処理中のファイル
破壊や、データの消失を確実に回避できる。一方、シス
テムクロックの周波数を低下させることにより、発熱量
を低減させることを試みた結果、装置内が冷却した場合
には、元の処理速度に復帰できるので、大変使い勝手が
良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である温度異常処理機能を
有するデータ処理装置の電気的構成を示すブロック図で
ある。
【図2】同装置のソフトウェアを含む電気的構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 CPU 4 システム周辺回路部 5 温度センサ 6 温度監視回路 7 システムクロック発生器(システムクロック
生成器) 8 電源ユニット 1A 温度監視・周波数制御プログラム 1B シャットダウンプログラム(電源断プログラ
ム)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数をプログラム制御で多段階に変え
    ることのできるシステムクロック生成器を備え、該シス
    テムクロック生成器から出力されるシステムクロックに
    同期して動作するデータ処理装置内の温度異常を処理す
    るための温度異常処理方式であって、 装置内に設置された温度センサからの出力信号に基づい
    て、前記装置内の温度を監視し、前記装置内の温度が予
    め設定された基準温度を越えたときは、前記システムク
    ロック生成器に対し、現在の設定から一段階又は数段階
    周波数を同時に又は逐次低下させ、これ以上周波数を低
    下させられない状態になっても、前記装置内の温度が依
    然前記基準温度を下回らないときは、電源断プログラム
    に対しシステム断要求を発行する温度監視・周波数制御
    プロセスと、 該温度監視・周波数制御プログラムからのシステム断要
    求を受け付けると、稼働中の他の全プロセスを安全に中
    断させる終了処理を行った後に、電源断を実行する電源
    断プロセスとを含んでなることを特徴とする温度異常処
    理方式。
  2. 【請求項2】 システムクロックに同期して動作するデ
    ータ処理装置内の温度異常を処理する請求項1記載の温
    度異常処理方式であって、 前記温度監視・周波数制御プロセスは、前記装置内の温
    度が前記基準温度を越えたため、前記システムクロック
    生成器に対し、周波数を一段階又は数段階低下させる制
    御を行った結果、前記装置内の温度が予め設定された第
    2の基準温度よりも下回ったときは、前記システムクロ
    ック生成器に対し、現在の設定から一段階又は数段階周
    波数を同時に又は逐次上昇させる周波数上昇制御プロセ
    スを含んでなることを特徴とする温度異常処理方式。
  3. 【請求項3】 システムクロックに同期して動作するデ
    ータ処理装置であって、 周波数の異なる複数のシステムクロックをプログラム制
    御で生成するシステムクロック生成器と、 装置内の温度を検出するための温度センサと、 該温度センサからの出力信号に基づいて、前記装置内の
    温度を監視し、前記装置内の温度が予め設定された基準
    温度を越えたとき、検出信号を出力する温度監視手段
    と、 該温度監視手段から検出信号の供給を受けると、前記シ
    ステムクロック生成器に対し、現在の設定から一段階又
    は数段階周波数を同時に又は逐次低下させ、これ以上周
    波数を低下させられない状態になっても、前記装置内の
    温度が依然前記基準温度を下回らないときは、電源断プ
    ログラムに対しシステム断要求を発行する周波数制御手
    段と、 該周波数制御手段からのシステム断要求を受け付ける
    と、稼働中の全プロセスを安全に中断させる終了処理を
    行った後に、電源断を実行する電源断手段とを備えてな
    ることを特徴とする温度異常処理機能を有するデータ処
    理装置。
  4. 【請求項4】 システムクロックに同期して動作する請
    求項3記載のデータ処理装置であって、 前記周波数制御手段は、前記温度監視手段から検出信号
    の供給を受けた後、前記システムクロック生成器に対
    し、周波数を一段階又は数段階低下させる制御を行った
    結果、前記装置内の温度が予め設定された第2の基準温
    度よりも下回ったときは、前記システムクロック生成器
    に対し、現在の設定から一段階又は数段階周波数を同時
    に又は逐次上昇させる機能を備えてなることを特徴とす
    る請求項3記載の温度異常処理機能を有するデータ処理
    装置。
  5. 【請求項5】 システムクロックに同期して動作するデ
    ータ処理装置であって、 周波数の異なる複数のシステムクロックをプログラム制
    御で生成するシステムクロック生成器と、 装置内の温度を検出するための温度センサと、 該温度センサからの出力信号に基づいて、前記装置内の
    温度を監視し、前記装置内の温度が予め設定された基準
    温度を越えたとき、前記システムクロック生成器に対
    し、現在の設定から一段階又は数段階周波数を同時に又
    は逐次低下させ、これ以上周波数を低下させられない状
    態になっても、前記装置内の温度が依然前記基準温度を
    下回らないときは、電源断プログラムに対しシステム断
    要求を発行する温度監視・周波数制御プログラムと、 該温度監視・周波数制御プログラムからのシステム断要
    求を受け付けると、稼働中の全プログラムを安全に中断
    させる終了処理を行った後に、電源断を実行する電源断
    プログラムとを備えてなることを特徴とする温度異常処
    理機能を有するデータ処理装置。
  6. 【請求項6】 システムクロックに同期して動作する請
    求項3記載のデータ処理装置であって、 前記温度監視・周波数制御プログラムは、前記装置内の
    温度が前記基準温度を越えたため、前記システムクロッ
    ク生成器に対し、周波数を一段階又は数段階低下させる
    制御を行った結果、前記装置内の温度が予め設定された
    第2の基準温度よりも下回ったときは、前記システムク
    ロック生成器に対し、現在の設定から一段階又は数段階
    周波数を同時に又は逐次上昇させる周波数上昇制御ルー
    チンを備えてなることを特徴とする請求項5記載の温度
    異常処理機能を有するデータ処理装置。
JP7134003A 1995-05-31 1995-05-31 温度異常処理方式及び温度異常処理機能を有するデータ処理装置 Pending JPH08328688A (ja)

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