JPH08328538A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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Publication number
JPH08328538A
JPH08328538A JP7136582A JP13658295A JPH08328538A JP H08328538 A JPH08328538 A JP H08328538A JP 7136582 A JP7136582 A JP 7136582A JP 13658295 A JP13658295 A JP 13658295A JP H08328538 A JPH08328538 A JP H08328538A
Authority
JP
Japan
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clock
pixel
video
delay
delayed
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Pending
Application number
JP7136582A
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English (en)
Inventor
Masaji Yamamoto
正次 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP7136582A priority Critical patent/JPH08328538A/ja
Publication of JPH08328538A publication Critical patent/JPH08328538A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速かつ滑らかなスクロールを実現する。 【構成】 4個のVRAM9a〜9dは連続して画素デ
ータを出力する。並列/直列変換器10はVRAM9a
〜9dのそれぞれの同一アドレス毎に画素データを並列
に入力し、ピクセルクロック19に基づいて画素データ
を直列に出力する。マルチプレクサ8はVRAM9a〜
9dにアドレスを与える。シリアルデータ制御部2はオ
フセット付き列アドレス下位2ビット29に対応した遅
延量を有するビデオタイミングクロック17を生成す
る。システム制御部1は1/4分周ピクセルクロック1
8に基づいて、画像の走査の契機を決定する映像同期信
号27を生成する。 【効果】 VRAM9a〜9dのアドレスを指定するこ
とによって4画素単位で、オフセット付き列アドレス下
位2ビット29によって1画素単位で、それぞれオフセ
ットが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は画像表示装置に関し、
特に高速かつなめらかなスクロールを行う画像表示装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の画像表示装置200の構成
を示すブロック図である。画像表示装置200はビデオ
RAM(以下「VRAM」)9a〜9dを備えている。
【0003】VRAM9a〜9dはデュアルポートRA
MICの一種で、一般的なDRAMのランダムアクセス
ポートDの他に、1行分のメモリの内容を保持するシリ
アルアクセスメモリSAMから高速にデータを読み出せ
るシリアルポートSOを備えている。例えばVRAM9
a〜9dのそれぞれは512行×512列×8ビットの
情報を記憶し、それぞれのSAM部は512語×8ビッ
トの情報を保持する。この場合、VRAM9a〜9dの
それぞれのランダムアクセスポートDの行アドレス及び
列アドレスはいずれも9(=log2 512)ビットで
ある。
【0004】通常、VRAMはその行アドレス及び列ア
ドレスをそのまま表示画面の縦横の位置に対応させられ
る。これらのアドレスで選択される一つのメモリセルは
表示画面の特定の1画素に対応する。そしてVRAMの
ランダムアクセスポートDから表示データが書き込ま
れ、表示画面の走査タイミングに合わせて、シリアルポ
ートSOから表示データを読み出し、D/A変換する事
によってアナログ映像信号が得られる。
【0005】しかし画像表示装置200においては、高
速なデータの読み出しを可能にするために4個のVRA
M9a〜9dが並列に設けられている。そして読み出し
時においてVRAM9a〜9dへは、同一のアドレスが
与えられる。そしてVRAM9a〜9dのそれぞれのシ
リアルポートSOからの出力である画素データ24a〜
24dは4画素並列シリアルデータバス24に載って並
列/直列変換器10に与えられる。
【0006】並列/直列変換器10は並列に与えられた
4つのディジタルデータ24a〜24dを所定の順序で
直列に変換してシリアルデータバス25に載せてD/A
コンバータ11に与え、D/Aコンバータ11はディジ
タルデータをアナログ映像信号26に変換する。この故
に、等しいアドレスで選択される4つのメモリセルは、
表示画面上で水平方向に隣接する4画素に対応する事に
なる。例えば画像表示装置200は水平方向の画素数が
2048(=4×512)、垂直方向の画素数が512
で、1画素あたり256の階調度(=28 )を持つこと
になる。
【0007】以上のことから、同一アドレスに対してV
RAM9a〜9dにおいて書き込まれるデータは、表示
画面上で水平方向に隣接する4画素に対応するデータで
なければならない。この必要性のため、ランダムアクセ
スポートDへの画素データの書き込みは以下のように行
われる。
【0008】システム制御部1からシステムアドレスバ
ス14を介してシステムアドレスが出力される。システ
ムアドレスは9ビットデータ14aと、9ビットデータ
14bと、2ビットデータ14cとの合計20ビットか
ら構成されている。9ビットデータ14a,14bはそ
れぞれVRAM9a〜9dの列アドレス及び行アドレス
に相当する。また2ビットデータ14cは、VRAM9
a〜9dのうちいずれか1つを選択するためのものであ
る。よって、9ビットデータ14bは表示画面上の垂直
方向の位置を指定し、9ビットデータ14aを上位9ビ
ットとし、2ビットデータ14cを下位2ビットとする
11ビットは表示画面上の水平方向の位置を指定する。
【0009】システムアドレスのうち、2ビットデータ
14cはVRAM制御部3へ与えられ、9ビットデータ
14a,14bはそれぞれ列加算器6及び行加算器7に
与えられる。
【0010】列加算器6には列レジスタ4において保持
されていた、水平方向のオフセット量に相当する9ビッ
トデータ4aが与えられる。同様に、行加算器7には行
レジスタ5において保持されていた、垂直方向のオフセ
ット量に相当する9ビットデータ5aが与えられる。こ
れら列レジスタ4、行レジスタ5において保持されてい
る9ビットデータ4a,5aは、システム制御部1から
与えられるレジスタ制御信号13により、システムデー
タバス12に載ったデータを用いて適時書き込まれる。
【0011】列加算器6は9ビットデータ4aと9ビッ
トデ一タ14aとを加算し、最上位ビットの10ビット
目のキャリーを捨て、下位の9ビットをオフセット付き
列アドレス20として常時出力している。同様にして行
加算器7は9ビットデータ5aと9ビットデータ14b
とを加算し、最上位ビットの10ビット目のキャリーを
捨て、下位の9ビットをオフセット付き行アドレス21
として常時出力している。
【0012】オフセット付き列アドレス20、オフセッ
ト付き行アドレス21、並びに9ビットデータ14a,
14bはいずれもマルチプレクサ8に与えられる。
【0013】画素データをVRAM9a〜9dへと書き
込む場合、システム制御部1は画素データをシステムデ
ータバス12を介してVRAM9a〜9dのランダムア
クセスポートDに入力する。そして、この画素データが
書き込まれるべきアドレス(システムアドレス)をシス
テムアドレスバス14へ出力する。
【0014】システム制御部1はマルチプレクサ制御信
号15をマルチプレクサ8に与えて9ビットデータ14
bを出力させる。そして、VRAM制御部制御信号16
を与える事によってVRAM制御部3を制御し、VRA
M制御信号23をそれぞれの制御端子Cに与え、9ビッ
トデータ14bをVRAM9a〜9dに行アドレスとし
て読み込ませる。
【0015】次に、システム制御部1はマルチプレクサ
制御信号15をマルチプレクサ8に与えてマルチプレク
サ8から9ビットデータ14aを出力させる。そして、
VRAM制御部制御信号16でVRAM制御部3を制御
し、VRAM制御信号23をそれぞれの制御端子Cに与
え、9ビットデータ14aをVRAM9a〜9dに列ア
ドレスとして読み込ませる。
【0016】この際、行アドレス、列アドレスは同じ値
がVRAM9a〜9dのアドレス端子Aに与えられる事
になる。そこでVRAM9a〜9dの内の一つのみがメ
モリセルヘデータを書き込むように、VRAM制御部3
がVRAM制御信号23をそれぞれの制御端子Cに与え
る。具体的には2ビットデータ14cをデコードしてV
RAM9a〜9dの内の一つを選択する。このような手
法により、画素データの書き込みが行われる。
【0017】書き込まれたデータは、水平ブランキング
期間毎に1回、以下のような制御の下で1水平ライン分
が読み出される。
【0018】まずシステム制御部1はマルチプレクサ制
御信号15をマルチプレクサ8に与え、オフセット付き
行アドレス21を出力させる。そして、VRAM制御部
制御信号16でVRAM制御部3を制御し、VRAM制
御信号23を与える事によってVRAM9a〜9dのそ
れぞれに行アドレスとしてオフセット付き行アドレス2
1を読み込ませる。
【0019】次にシステム制御部1はマルチプレクサ制
御信号15をマルチプレクサ8に与え、オフセット付き
列アドレス20を出力させる。そして、VRAM制御部
制御信号16でVRAM制御部3を制御し、VRAM制
御信号23でVRAM9a〜9dのそれぞれに列アドレ
スとしてオフセット付き列アドレス20を読み込ませ
る。この際、VRAM9a〜9dのそれぞれにおいて、
オフセット付き行アドレス21及びオフセット付き列ア
ドレス20で指定されるアドレスに対応する画素データ
を先頭として1行分の画素データがSAM部へ転送され
る(SAM転送)。
【0020】VRAM9a〜9dに与えられたVRAM
用シリアルクロック30に同期して、4つの画素データ
24a〜24dがシリアルポートSOから、並列にデー
タバス24へと与えられる。画素データ24a〜24d
はそれぞれVRAM9a〜9dのSAM部のデータをV
RAM用シリアルクロック30に同期させて順次得られ
るものである。これによって水平方向の走査が行われ
る。
【0021】並列/直列変換器10はVRAM用シリア
ルクロック30と同じ周波数で位相の同期した1/4分
周ピクセルクロック18に基づいて画素データ24a〜
24dを入力し、VRAM用シリアルクロック30の4
倍の周波数のピクセルクロック19に基づいてこれらを
シリアルデータに変換する。ピクセルクロック19の一
周期が1画素のレートに対応し、D/Aコンバータ11
もピクセルクロック19のタイミングに基づいてアナロ
グ映像信号26を出力する。
【0022】図7はクロック発生部61の構成を例示す
るブロック図である。1/4分周ピクセルクロック1
8,ピクセルクロック19,VRAM用シリアルクロッ
ク30はいずれもクロック発生部61から与えられる。
クロック発生部61はピクセルクロック発振器33、1
/4分周器34、ゲート回路37を備えている。
【0023】ピクセルクロック発振器33はピクセルク
ロック19を発生させる。1/4分周器34はピクセル
クロック19を1/4分周して1/4分周ピクセルクロ
ック18を出力する。ゲー卜回路37は1/4分周ピク
セルクロック18に対して映像ブランキング信号28で
ゲートをかけ、映像ブランキング期間以外の時のみVR
AM用シリアルクロック30として1/4分周ピクセル
クロック18を出力する。
【0024】1/4分周ピクセルクロック18はシステ
ム制御部1でカウントされ、映像同期信号27、映像ブ
ランキング信号28が生成される。
【0025】D/Aコンバータ11には映像ブランキン
グ信号28が入力されており、ブランキング期間中はD
/Aコンバータ11の出力が所定のDCレベルに固定さ
れるようになっている。
【0026】図8は水平方向の1行分の画素とVRAM
9a〜9dの格納する画素データとの対応を説明する概
念図である。画素は左から順に水平走査され、水平方向
の1行分の画素に対応する画素データが左から順に
1 ,G2 ,G3 ,…G2047,G2048と表記されてい
る。
【0027】既述の様に、同一アドレスに対してVRA
M9a〜9dの格納する画素データは水平方向に互いに
隣接している。ここでは同一アドレスに対してVRAM
9aは画素データG4i+1を、VRAM9bは画素データ
4i+2を、VRAM9cは画素データG4i+3を、VRA
M9dは画素データG4i+4を、それぞれ格納している。
ここで整数iは列アドレスに対応する事になる(iは0
〜511の整数)。
【0028】一般に画素データG4i+1に対応する画素か
ら始まって順に表示させたい場合には9ビットデータ1
4aの値をiにする。通常は画素データG1 〜G2048
対応した画素をこの順に表示させるので、9ビットデー
タ14aの値を0に固定すれば良い。図8(a)に示さ
れているのはこの場合である。
【0029】画素データG1 〜G2048に対応した画素を
この順に水平方向にオフセット量だけ左側へスクロール
して表示させたい場合には9ビットデータ4aの値を操
作する。
【0030】例えば9ビットデータ4aの値を1とする
とオフセット付き列アドレス20の値が1となる。そし
て、9ビットデータ4aの値が0であった場合に画素デ
ータG1 に対応する表示が行われていた画素において、
画素データG5 に対応する表示が行われる事になる。そ
の後順次に画素が左へずれて表示される(同図
(b))。画素データG1 〜G2048の右側には、現在表
示されている画素データが対応する行アドレスの次の行
アドレスと、列アドレスの最小値とで指定されるアドレ
スに対応する画素データが並ぶことになる。
【0031】このようにSAM転送時には列加算器6と
行加算器7から出力されるオフセット付きのアドレス2
1,20が使われるので、列レジスタ4と行レジスタ5
に適当なオフセット値4a,5aを設定することで、画
像の表示位置をずらせることができる。そして静止画像
にオフセットを加え、オフセット量を連続的に変化させ
ることで画像のスクロールが実現できる。
【0032】垂直方向の走査は、オフセット付き行アド
レス21の値を、走査すべきラインを示す値に更新して
いくことで行われる。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の画像表
示装置は以上のように構成されているので、表示画面の
水平方向のオフセットを4画素単位でしか加える事がで
きない。これは並列/直列変換器10において画素の並
べ変えを4画素単位で行っているためであり、VRAM
をn個並列に設ければn画素単位でしかオフセットを加
えられない。
【0034】これでは高速動作をさせるために、並列に
設けるVRAMの個数を増加させた場合に水平方向のス
クロールをなめらかに行う事ができないという問題点が
あった。
【0035】また従来の画像表示装置の構成では、映像
ブランキング期間のDCレベルの固定を、D/Aコンバ
ータ11に映像ブランキング信号28によってブランキ
ングのタイミングを入力することにより行っていたの
で、D/Aコンバータ11にはDCレベルを固定する機
能が必要であった。
【0036】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、並列動作による高速化を図りつ
つ、1画素単位で水平方向のオフセットの設定を可能と
し、以てなめらかな水平方向のスクロールを実現する事
を目的とする。
【0037】更に、D/AコンバータにDCレベルを固
定する機能を必要としない画像表示装置を得ることを目
的とする。
【0038】
【課題を解決するための手段】この発明のうち請求項1
にかかるものは、(a)画像を構成する画素に関する画
素データを分担して記憶し、同一の先頭アドレスから連
続して前記画素データを出力するN個(Nは2以上の整
数)の記憶素子(9a〜9d)と、(b)前記画素デー
タを前記記憶素子のそれぞれの同一アドレス毎に並列に
入力し、第1クロック(19)に基づいて前記画素デー
タを直列に出力する並列/直列変換器(10)と、
(c)前記先頭アドレスと、N種の値を採る遅延情報
(29)とを出力する遅延情報出力手段(4〜8)と、
(d)前記第1クロックと、前記第1クロックの周波数
の1/N倍の周波数を有する第2クロック(18)と、
前記第2クロックに対し、それぞれが前記第1クロック
の一周期の0乃至(N−1)倍の遅延を与えて得られる
第0乃至第(N−1)の遅延第2クロック(180 〜1
3 )と、前記遅延情報に基づいて、前記第0乃至第
(N−1)の遅延第2クロックの内のいずれか一つが選
択されることによって得られ、前記画素データが前記記
憶素子から出力する契機を与える第3のクロック(1
7,30)とを生成する制御部(2)と、(e)前記第
2クロックに基づいて、前記画像の走査の契機を決定す
る映像同期信号(27)を生成する映像同期信号生成手
段(1)と、を備える画像表示装置である。
【0039】この発明のうち請求項2にかかるものは請
求項1記載の画像表示装置であって、前記制御部は(d
−1)それぞれが前記第1クロックの一周期の遅延を与
える第1乃至第(N−1)のアナログ遅延素子(38a
〜38c)を有する。そして、前記第1のアナログ遅延
素子は前記第2クロックを入力し、前記第1乃至第(N
−1)のアナログ遅延素子は直列に接続され、それぞれ
から前記第1乃至第(N−1)の遅延第2クロックが得
られる。
【0040】この発明のうち請求項3にかかるものは請
求項1記載の画像表示装置であって、前記整数Nは4で
ある。そして、前記制御部は(d−1)前記第2クロッ
クを入力し、前記第1クロックの一周期分の遅延を与え
て前記第1の遅延第2クロックとして出力するシフトレ
ジスタ(39)と、(d−2)前記第2クロックを反転
して前記第2の遅延第2クロックとして出力する第1の
インバータ(40a)と、(d−3)前記第1の遅延第
2クロックを反転して前記第3の遅延第2クロックとし
て出力する第2のインバータ(40b)とを有する。
【0041】この発明のうち請求項4にかかるものは請
求項1記載の画像表示装置であって、前記映像同期信号
生成手段(1)は前記画像の映像ブランキング期間を示
す映像ブランキング信号(28)を前記第2のクロック
に基づいて更に生成する。そして前記制御部(2)は前
記映像ブランキング信号に対し、それぞれが前記第1ク
ロックの一周期の0乃至(N−1)倍の遅延を与えて得
られる第0乃至第(N−1)の遅延映像ブランキング信
号(280 ,281 ,282 ,283 )と、前記遅延情
報に基づいて、前記第Kの遅延第2クロック(Kは0乃
至(N−1)の整数)が前記第3のクロックとして選択
されることと対応して、前記第Kの遅延映像ブランキン
グ信号を選択することによって得られ、前記画素データ
が前記記憶素子から出力することの可否を決定する制御
信号(31,51)とを更に生成する。ここにおいて前
記制御信号が活性化している期間は前記第3のクロック
が強制的に非活性状態にされる。
【0042】この発明のうち請求項5にかかるものは、
表示されるべき画像の映像ブランキング期間を示す映像
ブランキング信号(28)を生成する映像ブランキング
信号生成手段(1)と、前記画像を構成する画素を表す
画素データを記憶し、出力端(SO)と、前記出力端に
おいて前記画素データを与えるか若しくは絶縁状態にす
るかを決定する制御情報が与えられる制御端(SE)
と、を有する記憶素子と、前記映像ブランキング信号に
基づき、前記映像ブランキング期間においては前記出力
端を前記絶縁状態にする内容の制御情報を与える制御情
報生成手段と、前記出力端を所定の電位に接続する電位
設定抵抗(32a〜32d)とを備えた画像表示装置で
ある。
【0043】
【作用】この発明のうち請求項1にかかる画像表示装置
においては、記憶素子から連続して出力される画素デー
タの先頭アドレスを指定することによって、どの画素デ
ータを先頭にして走査を始めるかが決定される。また遅
延情報によって、映像同期信号に対してどれだけ遅延し
て画素データが並べ始められるかが決定される。
【0044】この発明のうち請求項2にかかる画像表示
装置においては、前記前記第1乃至第(N−1)の遅延
第2クロックを得るのにシフトレジスタの様なラッチは
必要とされない。
【0045】この発明のうち請求項3にかかる画像表示
装置においては、N=4の場合、第2クロックは第1ク
ロックを1/4分周して得られる。したがって、第2ク
ロックを第1クロックの一周期分だけ遅延させた第1の
遅延第2クロックと、第2クロックを第1クロックの三
周期分だけ遅延させた第3の遅延第2クロックとは論理
反転の関係にある。同様のことが第0の遅延第2クロッ
ク及び第2の遅延第2クロックとの間についても言え
る。
【0046】この発明のうち請求項4にかかる画像表示
装置においては、第3のクロックは第Kの遅延映像ブラ
ンキング信号の遅延量に対応して遅延して、一連の活性
/非活性の周期を開始する。
【0047】この発明のうち請求項5にかかる画像表示
装置においては、映像ブランキング期間においては画素
データの代わりに電位設定抵抗を介して所定の電位が得
られる。
【0048】
【実施例】
第1実施例:図1はこの発明にかかる画像表示装置10
0の構成を示すブロック図である。従来の画像表示装置
200と同様にして、システム制御部1、VRAM制御
部3、列レジスタ4、行レジスタ5、列加算器6、行加
算器7、マルチプレクサ8、VRAM9a〜9d、並列
/直列変換器10、D/Aコンバータ11が設けられて
いる。
【0049】但し、クロック発生部61の代わりにシリ
アルデータ制御部2が設けられ、各VRAM9a〜9d
のシリアルポートSOにはローレベルにプルダウンする
プルダウン抵抗32a〜32dがそれぞれ設けられてい
る。
【0050】また、列レジスタ4と列加算器6は11ビ
ットの構成を有している。これはVRAM9a〜9dの
個数4に対応した2ビットをも扱えるようにするため
に、従来の技術よりも2ビット追加したものである。
【0051】シリアルデータ制御部2はビデオタイミン
グクロック17、1/4分周ピクセルクロック18、ピ
クセルクロック19、VRAM用シリアルクロック3
0、VRAM用シリアルデータ出力制御信号31を出力
する。
【0052】従来の技術において示されていなかったビ
デオタイミングクロック17及びVRAM用シリアルデ
ータ出力制御信号31は、それぞれ並列/直列変換器1
0を制御するためのクロック及びVRAM9a〜9dの
シリアルポートSOの出力制御を行う信号である。
【0053】ランダムアクセスポートDを介してVRA
M9a〜9dに表示データを書き込む動作は従来の画像
表示装置200と同様なので説明を省略する。
【0054】列レジスタ4には水平方向のオフセット量
に相当する11ビットデータ4bが与えられている。こ
のようなオフセット量は、従来の場合と同様に、レジス
タ制御信号13によってシステムデータバス12から与
えられて、列レジスタ4に書き込まれる。
【0055】11ビットデータ4bは列加算器6におい
て、システムアドレスバス14を介して得られた9ビッ
トデータ14aを上位9ビットとし、2ビットデータ1
4cを下位2ビットとする11ビットのデータと加算さ
れる。加算結果の最上位ビットの12ビット目に発生す
るキャリーは捨てられ、列加算器6からは残りの11ビ
ットが出力される。そのうち上位の9ビットは、従来の
技術と同様にオフセット付き列アドレス20となり、下
位の2ビットはオフセット付き列アドレス下位2ビット
29となる。オフセット付き列アドレス下位2ビット2
9はシリアルデータ制御部2に0,1,2,3のいずれ
かの値を採るオフセット情報を提供する。
【0056】オフセット付き行アドレス21は従来の技
術と同様にして行加算器7から出力され、マルチプレク
サ8に与えられる。そしてマルチプレクサ8も従来の技
術と同様に機能する。そして、オフセット付き列アドレ
ス20が読み込まれた際、VRAM9a〜9dのそれぞ
れにおいて、オフセット付き行アドレス21及びオフセ
ット付き列アドレス20で指定されるアドレスに対応す
る画素データを先頭とした1行分の画素データがSAM
転送される。
【0057】図2は第1実施例のシリアルデータ制御部
2の構成例を示すブロック図である。ピクセルクロック
発振器33はピクセルクロック19を発生させる。ピク
セルクロックは従来の場合と同様に並列/直列変換器1
0及びD/Aコンバータ11に与えられる。
【0058】1/4分周期34はピクセルクロックを1
/4分周し、1/4分周ピクセルクロック18を生成す
る。これはシステム制御部1でカウントされ、映像同期
信号27及び映像ブランキング信号28が生成される。
【0059】3ビットシフトレジスタ35aは映像ブラ
ンキング信号28及びピクセルクロック19を入力す
る。そして、映像ブランキング信号28をピクセルクロ
ック19の一周期、二周期、三周期だけ遅延させ、それ
ぞれ第1遅延映像ブランキング信号281 、第2遅延映
像ブランキング信号282 、第3遅延映像ブランキング
信号283 として出力する。また、映像ブランキング信
号28を全く遅延させずに第0遅延映像ブランキング信
号280 としても出力する。
【0060】既述のようにピクセルクロック19の一周
期は1画素のレートに対応しているので、第0乃至第3
遅延映像ブランキング信号280 〜283 を用いた水平
走査では、それぞれ映像ブランキング期間が0〜3画素
分遅れて行われることになる。
【0061】4−1マルチプレクサ36aは第0乃至第
3遅延映像ブランキング信号280〜283 から一つ選
択して信号51を出力し、これをゲート回路37及びバ
ッファ41に与える。バッファ41は信号51をVRA
M用シリアルデータ出力制御信号31としてVRAM9
a〜9dに与える。4−1マルチプレクサ36aにおけ
る選択の制御は後述する。
【0062】3ビットシフトレジスタ35bは1/4分
周ピクセルクロック18及びピクセルクロック19を入
力する。そして、1/4分周ピクセルクロック18をピ
クセルクロック19の一周期、二周期、三周期だけ遅延
させ、それぞれ第1遅延1/4分周ピクセルクロック1
1 、第2遅延1/4分周ピクセルクロック182 、第
3遅延1/4分周ピクセルクロック183 として出力す
る。また、1/4分周ピクセルクロック18を全く遅延
させずに第0遅延1/4分周ピクセルクロック180
しても出力する。
【0063】4−1マルチプレクサ36bは第0乃至第
3遅延1/4分周ピクセルクロック180 〜183 から
一つ選択してビデオタイミングクロック17として出力
し、これをゲート回路37及び並列/直列変換器10に
与える。4−1マルチプレクサ36bにおける選択の制
御は後述する。
【0064】そして、第0乃至第3遅延1/4分周ピク
セルクロック180 〜183 を用いて並列/直列変換器
10が4つの画素データ24a〜24dを直列に並べ直
す場合、そのタイミングは第0乃至第3遅延映像ブラン
キング信号280 〜283 に対応して、映像同期信号2
7に対して遅れて行われる。
【0065】ゲート回路37は従来の場合と同様にし
て、信号51が活性化していない場合、即ち映像ブラン
キング期間中以外においてのみ(表示期間中においての
み)VRAM用シリアルクロック30としてビデオタイ
ミングクロック17を出力する。上述のように、第0乃
至第3遅延1/4分周ピクセルクロック180 〜183
は第0乃至第3遅延映像ブランキング信号280 〜28
3 に対応しているので、互いに対応する第K遅延1/4
分周ピクセルクロック18K 及び第K遅延映像ブランキ
ング信号28K がゲート回路37に与えられるようにす
る(K=0,1,2,3)。
【0066】その様な動作を行う必要のため、4−1マ
ルチプレクサ36a,36bにおける選択の仕方はオフ
セット付き列アドレス下位2ビット29によって制御さ
れる。4−1マルチプレクサ36a,36bのいずれに
も、オフセット付き列アドレス下位2ビット29の上位
ビット29a及び下位ビット29bが与えられる。
【0067】そしてオフセット付き列アドレス下位2ビ
ット29の値が(3−K)の場合には、4−1マルチプ
レクサ36aは第K遅延映像ブランキング信号28K
選択して信号51として出力し、4−1マルチプレクサ
36bは第K遅延1/4分周ピクセルクロック18K
選択してビデオタイミングクロック17として出力す
る。
【0068】図3は第1実施例の動作を示すタイミング
チャートである。1/4分周ピクセルクロック18の立
ち上がり及び立ち下がりはピクセルクロック19の立ち
上がりに同期し、第K遅延1/4分周ピクセルクロック
18K はピクセルクロック19のK周期だけ遅延されて
いる。したがって、第K遅延1/4分周ピクセルクロッ
ク18K の立ち上がり及び立ち下がりはピクセルクロッ
ク19の立ち上がりに同期している。
【0069】また、映像ブランキング信号28は1/4
分周ピクセルクロック18をカウントして生成されるの
で、その立ち上がり及び立ち下がりは1/4分周ピクセ
ルクロック18の立ち上がりに同期している。したがっ
て、第K遅延映像ブランキング信号28K の立ち上がり
及び立ち下がりは第K遅延1/4分周ピクセルクロック
18K の立ち上がりに同期している。
【0070】ピクセルクロック19のK周期だけ時間的
に遅延しているものの、第K遅延映像ブランキング信号
28K と第K遅延1/4分周ピクセルクロック18K
の相対的な位相ずれは、Kの値によらない。
【0071】信号51が“L”である期間は映像ブラン
キング期間であり、この期間においてはビデオタイミン
グクロック17の値によらずにVRAM用シリアルクロ
ック30は一定値“L”をとる。信号51が“H”とな
ることにより、タイミングP1 においてビデオタイミン
グクロック17の変化がVRAM用シリアルクロック3
0に現れる。
【0072】VRAM用シリアルクロック30が“H”
となることにより、VRAM9a〜9dはシリアルポー
トSOから並列/直列変換器10へと画素データ24a
〜24dを出力する。並列/直列変換器10は、その後
にビデオタイミングクロック17が“H”となるタイミ
ングP2 で、これらの4つのデータをラッチする。そし
てピクセルクロック19に基づいて順次直列にこれらの
データをシリアルデータバス25に載せてD/Aコンバ
ータ11に与える。
【0073】よって、オフセット付き列アドレス下位2
ビット29の値が大きいほど画素G1 …GM は左へとず
れることになる。従来の技術において説明されたよう
に、オフセット付き列アドレス20の値が大きい場合程
画素は左へと移動する。これに整合させるため、このよ
うなずれ方をさせているのである。
【0074】以上のように、列レジスタ4、列加算器6
において、VRAM9a〜9dの個数4に対応する2ビ
ットを考慮し、かつシリアルデータ制御部2においてこ
れらの2ビットに対応しつつ遅延し、かつ常に同一の相
対的関係を有するVRAM用シリアルクロック30及び
ビデオタイミングクロック17が生成される。
【0075】VRAM用シリアルクロック30によって
VRAM9a〜9dのシリアルポートSOからの画素デ
ータ24a〜24dが読み出され、ビデオタイミングク
ロック17に基づいて並列/直列変換器10における変
換がなされる。よって画素のシフトは1画素を単位とし
て行うことができ、滑らかなスクロールが可能となる。
【0076】表示画面上の水平方向のオフセットのうち
4画素単位のオフセットは従来の技術と同様に行うこと
ができる。そしてオフセット量を4で割った余りについ
ては、これに相当する時間だけ映像同期信号27に対し
てアナログ映像信号26を遅延させることにより実現し
ている。
【0077】その上、シリアルデータ制御部2において
VRAM用シリアルデータ出力制御信号31が生成され
ている。これはVRAM9a〜9dのシリアルデータ出
力制御端子SEに入力され、映像ブランキング期間中は
これらのシリアルポートSOをハイインピーダンスにす
る。シリアルポートSOにはプルダウン抵抗32a〜3
2dが設けられているので、映像ブランキング期間中は
画像データが全て値“0”に固定され、アナログ映像信
号26は0レベルになる。
【0078】この例ではシリアルポートの全ビットをプ
ルダウンしているが、プルダウンとプルアップを適当に
選べばアナログ映像信号26をD/Aコンバータ11の
ダイナミックレンジ内の任意のDCレベルに固定するこ
とができる。この故にD/Aコンバータ11に映像ブラ
ンキング信号28を入力する必要がない。つまり従来必
要であったD/Aコンバータ11のDCレベル固定機能
が不要になっている。
【0079】なお、本実施例とは逆に、アナログ映像信
号26に対する映像同期信号27の遅延量を制御する方
法でも1画素単位のオフセットが実現できる。但しオフ
セット量によって映像同期信号27の位相が変化するこ
とになるので、表示の同期がかかるかどうかはアナログ
映像信号26及び映像同期信号27を入力するモニタ装
置の性能に依存することになり、本実施例よりも望まし
くはない。
【0080】更に、この実施例1は4画素並列の画像表
示装置100を例示したが、全く同様の構成で2画素並
列、8画素並列といった2のQ乗個(Qは自然数)を並
列して取り扱う画素表示装置でも1画素単位のオフセッ
トが実現できる。
【0081】つまりVRAM9を2Q 個設け、分周器3
4において分周比を1:2Q とし、これに対応して列レ
ジスタ4及び列加算器6の扱うビット数をQビット増加
させるような変更を行うだけで、その内容は本実施例か
ら容易に類推できるものである。
【0082】第2実施例:図4はこの発明の第2実施例
の構成を例示するブロック図である。ここではシリアル
データ制御部2において設けられた3ビットシフトレジ
スタ35bに置換されるべき構造35cが例示されてい
る。
【0083】構造35cは直列に接続されたアナログ遅
延素子38a,38b,38cを備えており、これらは
それぞれアナログ的にピクセルクロック19の1周期分
の遅延を発生する。よって構造35cは3ビットシフト
レジスタ35bと同等の機能をアナログ遅延素子で実現
しており、動作は第1実施例に示された場合と変わらな
い。
【0084】構造35cはシリアルデータ制御部2にお
いて設けられた3ビットシフトレジスタ35aに対して
も置換することができる。
【0085】構造35cはシフトレジスタすなわちラッ
チを用いないので回路規模を小さくできる可能性があ
り、IC化等の回路構成の実現の際において、設計の自
由度を与えるという効果を奏する。
【0086】第3実施例:図5はこの発明の第2実施例
の構成を例示するブロック図である。ここではシリアル
データ制御部2において設けられた3ビットシフトレジ
スタ35bに置換されるべき構造35dが例示されてい
る。
【0087】構造35dは、1/4分周ピクセルクロッ
ク18が与えられる1ビットシフトレジスタ39と、1
/4分周ピクセルクロック18を反転して第2遅延1/
4分周ピクセルクロック182 として出力するインバー
タ40aと、1ビットシフトレジスタ39の出力を反転
して第3遅延1/4分周ピクセルクロック183 として
出力するインバータ40bと、を備えている。
【0088】1ビットシフトレジスタ39はピクセルク
ロック19によって、ピクセルクロック19の一周期分
だけ1/4分周ピクセルクロック18を遅延し、第1遅
延1/4分周ピクセルクロック181 として出力する。
【0089】図3から明白なように、第0遅延1/4分
周ピクセルクロック180 は第2遅延1/4分周ピクセ
ルクロック182 と、第1遅延1/4分周ピクセルクロ
ック181 は第3遅延1/4分周ピクセルクロック18
3 と、それぞれ論理反転の関係にある。これはピクセル
クロック19を1/4分周したものが1/4分周ピクセ
ルクロック18であり、これをピクセルクロック19の
一周期毎に遅延させて第1遅延1/4分周ピクセルクロ
ック181 乃至第3遅延1/4分周ピクセルクロック1
3 が得られるためである。よって構造35dの動作は
第1実施例に示された場合と変わらない。
【0090】構造35dは3ビットシフトレジスタ35
bに比べ、シフトレジスタのビット数すなわちラッチの
数を減らせるため、回路規模を小さくするのに有効であ
る。2画素並列の画像表示装置の時には、1ビットシフ
トレジスタ39も不要であり、ピクセルクロック19を
1/2分周した信号を入力し、これを反転するインバー
タが1個あればよいことは、本実施例から容易に類推で
きる。
【0091】
【発明の効果】この発明のうち請求項1にかかる画像表
示装置によれば、先頭アドレスの値を制御することによ
って、走査において画素N個毎のオフセットを与えるこ
とができる。また遅延情報の値を選択することによっ
て、走査において1画素毎のオフセットを与えることが
できる。したがって、走査方向のスクロールを滑らか、
かつ高速に行うことができる。
【0092】この発明のうち請求項2にかかる画像表示
装置によれば、ラッチを用いないので回路規模を小さく
できる可能性があり、IC化等の回路構成の実現の際に
おいて、設計の自由度を与える。
【0093】この発明のうち請求項3にかかる画像表示
装置によれば、シフトレジスタを用いて第1乃至第3の
遅延第2クロックを生成する場合と比較してラッチの数
を減らせるため、回路規模を小さくすることができる。
【0094】この発明のうち請求項4にかかる画像表示
装置によれば、映像ブランキング期間において画素デー
タが読み出されることがなく、映像ブランキング期間が
終了してから一連の画素データが読み出される。
【0095】この発明のうち請求項5にかかる画像表示
装置によれば、映像ブランキング期間における画素デー
タの値が固定されるので画素データをD/A変換するD
/AコンバータにおいてDCレベルを固定させる機能を
付加させる必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1実施例の構成を例示するブロ
ック図である。
【図2】 この発明の第1実施例の構成を例示するブロ
ック図である。
【図3】 この発明の第1実施例の動作を示すタイミン
グチャートである。
【図4】 この発明の第2実施例の構成を例示するブロ
ック図である。
【図5】 この発明の第3実施例の構成を例示するブロ
ック図である。
【図6】 従来の技術を示すブロック図である。
【図7】 従来の技術を示すブロック図である。
【図8】 従来の技術を示す概念図である。
【符号の説明】
1 システム制御部、2 シリアルデータ制御部、4
列レジスタ、5 行レジスタ、6 列加算器、7 行加
算器、8 マルチプレクサ、9a〜9d VRAM、1
0 並列/直列変換器、17 ビデオタイミングクロッ
ク、18 1/4分周ピクセルクロック、180 〜18
3 第0乃至第3の遅延1/4分周ピクセルクロック、
19 ピクセルクロック、27 映像同期信号、28
映像ブランキング信号、280 〜283 第0乃至第3
の遅延映像ブランキング信号、29 オフセット付き列
アドレス下位2ビット、30 VRAM用シリアルクロ
ック、31 VRAM用シリアルデータ出力制御信号、
32a〜32d プルダウン抵抗、38a〜38c ア
ナログ遅延素子、39 1ビットシフトレジスタ、40
a,40b インバータ、SO シリアルポート、SE
シリアルデータ出力制御端子。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)画像を構成する画素に関する画素
    データを分担して記憶し、同一の先頭アドレスから連続
    して前記画素データを出力するN個(Nは2以上の整
    数)の記憶素子と、 (b)前記画素データを前記記憶素子のそれぞれの同一
    アドレス毎に並列に入力し、第1クロックに基づいて前
    記画素データを直列に出力する並列/直列変換器と、 (c)前記先頭アドレスと、N種の値を採る遅延情報と
    を出力する遅延情報出力手段と、 (d)前記第1クロックと、 前記第1クロックの周波数の1/N倍の周波数を有する
    第2クロックと、 前記第2クロックに対し、それぞれが前記第1クロック
    の一周期の0乃至(N−1)倍の遅延を与えて得られる
    第0乃至第(N−1)の遅延第2クロックと、 前記遅延情報に基づいて、前記第0乃至第(N−1)の
    遅延第2クロックの内のいずれか一つが選択されること
    によって得られ、前記画素データが前記記憶素子から出
    力する契機を与える第3のクロックとを生成する制御部
    と、 (e)前記第2クロックに基づいて、前記画像の走査の
    契機を決定する映像同期信号を生成する映像同期信号生
    成手段と、を備える画像表示装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は(d−1)それぞれが前記
    第1クロックの一周期の遅延を与える第1乃至第(N−
    1)のアナログ遅延素子を有し、 前記第1のアナログ遅延素子は前記第2クロックを入力
    し、 前記第1乃至第(N−1)のアナログ遅延素子は直列に
    接続され、それぞれから前記第1乃至第(N−1)の遅
    延第2クロックが得られる請求項1記載の画像表示装
    置。
  3. 【請求項3】 前記整数Nは4であって、 前記制御部は(d−1)前記第2クロックを入力し、前
    記第1クロックの一周期分の遅延を与えて前記第1の遅
    延第2クロックとして出力するシフトレジスタと、(d
    −2)前記第2クロックを反転して前記第2の遅延第2
    クロックとして出力する第1のインバータと、(d−
    3)前記第1の遅延第2クロックを反転して前記第3の
    遅延第2クロックとして出力する第2のインバータとを
    有する、請求項1記載の画像表示装置。
  4. 【請求項4】 前記映像同期信号生成手段は前記画像の
    映像ブランキング期間を示す映像ブランキング信号を前
    記第2のクロックに基づいて更に生成し、 前記制御部は前記映像ブランキング信号に対し、それぞ
    れが前記第1クロックの一周期の0乃至(N−1)倍の
    遅延を与えて得られる第0乃至第(N−1)の遅延映像
    ブランキング信号と、 前記遅延情報に基づいて、前記第Kの遅延第2クロック
    (Kは0乃至(N−1)の整数)が前記第3のクロック
    として選択されることと対応して、前記第Kの遅延映像
    ブランキング信号を選択することによって得られ、前記
    画素データが前記記憶素子から出力することの可否を決
    定する制御信号とを更に生成し、 前記制御信号が活性化している期間は前記第3のクロッ
    クが強制的に非活性状態にされる、請求項1記載の画像
    表示装置。
  5. 【請求項5】 表示されるべき画像の映像ブランキング
    期間を示す映像ブランキング信号を生成する映像ブラン
    キング信号生成手段と、 前記画像を構成する画素を表す画素データを記憶し、出
    力端と、前記出力端において前記画素データを与えるか
    若しくは絶縁状態にするかを決定する制御情報が与えら
    れる制御端と、を有する記憶素子と、 前記映像ブランキング信号に基づき、前記映像ブランキ
    ング期間においては前記出力端を前記絶縁状態にする内
    容の制御情報を与える制御情報生成手段と、 前記出力端を所定の電位に接続する電位設定抵抗とを備
    えた画像表示装置。
JP7136582A 1995-06-02 1995-06-02 画像表示装置 Pending JPH08328538A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102147402B1 (ko) * 2019-07-03 2020-08-24 주식회사 사피엔반도체 화소 및 이를 포함하는 마이크로 표시장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102147402B1 (ko) * 2019-07-03 2020-08-24 주식회사 사피엔반도체 화소 및 이를 포함하는 마이크로 표시장치

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