JPH08328435A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 現像槽28、この現像槽28に設けられ、感
光体ドラム14の表面に形成された潜像にトナーを供給
して現像する現像装置16、および現像槽28内に設け
られ、現像装置16にトナーを供給するとともに現像槽
28内のトナーを攪拌する撹拌ローラ24を有する現像
装置16を備える。さらに、現像装置16からのトナー
飛散量を検出するトナー飛散量検出手段と、このトナー
飛散量検出手段の検出結果に応答して、前記撹拌ローラ
24によるトナーの攪拌動作を制御する制御ユニット2
7とを備える。 【効果】 現像装置16からのトナーの飛散を防止でき
る。
光体ドラム14の表面に形成された潜像にトナーを供給
して現像する現像装置16、および現像槽28内に設け
られ、現像装置16にトナーを供給するとともに現像槽
28内のトナーを攪拌する撹拌ローラ24を有する現像
装置16を備える。さらに、現像装置16からのトナー
飛散量を検出するトナー飛散量検出手段と、このトナー
飛散量検出手段の検出結果に応答して、前記撹拌ローラ
24によるトナーの攪拌動作を制御する制御ユニット2
7とを備える。 【効果】 現像装置16からのトナーの飛散を防止でき
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1成分系現像剤又は2
成分系現像剤を用いた現像方式を利用した電子写真装置
等の画像形成装置に関するものである。
成分系現像剤を用いた現像方式を利用した電子写真装置
等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真プロセスによる画像形成では、
原稿画像にコピーランプの光を照射し、帯電チャージャ
ーにて感光体を所定電位に帯電させ、この感光体に上記
原稿画像の反射光を照射して静電潜像を形成し、この静
電潜像を現像装置内の現像剤により現像して可視化し、
得られたトナー像を転写チャージャーにて転写紙に転写
することにより、所望の画像を得るようになっている。
原稿画像にコピーランプの光を照射し、帯電チャージャ
ーにて感光体を所定電位に帯電させ、この感光体に上記
原稿画像の反射光を照射して静電潜像を形成し、この静
電潜像を現像装置内の現像剤により現像して可視化し、
得られたトナー像を転写チャージャーにて転写紙に転写
することにより、所望の画像を得るようになっている。
【0003】上記のプロセスにより非常に多くの枚数の
画像を複写した場合には、現像剤が劣化してトナーの飛
散が生じる。この場合には、機内中のミラー及びレンズ
等の光学系、各種帯電チャージャーおよび現像装置等の
画像形成プロセス要素、並びに給紙及び搬送系に至る広
範囲の手段に渡って汚れが生じ、これが原因となって現
像特性の低下、ひいては画質の低下を招来することとな
っている。
画像を複写した場合には、現像剤が劣化してトナーの飛
散が生じる。この場合には、機内中のミラー及びレンズ
等の光学系、各種帯電チャージャーおよび現像装置等の
画像形成プロセス要素、並びに給紙及び搬送系に至る広
範囲の手段に渡って汚れが生じ、これが原因となって現
像特性の低下、ひいては画質の低下を招来することとな
っている。
【0004】近年、上記の問題に対し、特開平4−67
074号においては、図42に示すように、光学センサ
201による帯電器202の汚れ検知技術が提案され、
特開平6−75479号においては、図43に示すよう
に、光学センサ301・302による感光体303のカ
ブリ汚れ検知を行い、コピーランプ光量補正または現像
バイアス補正を行うとともに、現像剤の攪拌制御を行う
技術が提案されている。
074号においては、図42に示すように、光学センサ
201による帯電器202の汚れ検知技術が提案され、
特開平6−75479号においては、図43に示すよう
に、光学センサ301・302による感光体303のカ
ブリ汚れ検知を行い、コピーランプ光量補正または現像
バイアス補正を行うとともに、現像剤の攪拌制御を行う
技術が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像形成装置においては、機内汚れの原因となるト
ナー飛散を良好に防止する構成について十分に検討され
ておらず、トナー飛散に起因する機内の汚れを適切に防
止することができないという問題点を有している。
来の画像形成装置においては、機内汚れの原因となるト
ナー飛散を良好に防止する構成について十分に検討され
ておらず、トナー飛散に起因する機内の汚れを適切に防
止することができないという問題点を有している。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであって、その目的は、トナー飛散を良好に防止
することができ、高画質の画像形成を安定して行うこと
ができる画像形成装置を提供することにある。
たものであって、その目的は、トナー飛散を良好に防止
することができ、高画質の画像形成を安定して行うこと
ができる画像形成装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明の画像形成装置は、トナー収容部、
例えば現像層、このトナー収容部に設けられ、記録媒体
表面、例えば感光体表面に形成された潜像にトナーを供
給して現像する現像ローラ、およびトナー収容部内に設
けられ、前記現像ローラにトナーを供給するとともにト
ナー収容部内のトナーを攪拌する攪拌手段、例えば攪拌
ローラを有する現像装置を備えている画像形成装置にお
いて、前記現像装置からのトナー飛散量を検出するトナ
ー飛散量検出手段と、このトナー飛散量検出手段の検出
結果に応答して、前記攪拌手段によるトナーの攪拌動作
を制御する制御手段とを備えていることを特徴としてい
る。
に、請求項1の発明の画像形成装置は、トナー収容部、
例えば現像層、このトナー収容部に設けられ、記録媒体
表面、例えば感光体表面に形成された潜像にトナーを供
給して現像する現像ローラ、およびトナー収容部内に設
けられ、前記現像ローラにトナーを供給するとともにト
ナー収容部内のトナーを攪拌する攪拌手段、例えば攪拌
ローラを有する現像装置を備えている画像形成装置にお
いて、前記現像装置からのトナー飛散量を検出するトナ
ー飛散量検出手段と、このトナー飛散量検出手段の検出
結果に応答して、前記攪拌手段によるトナーの攪拌動作
を制御する制御手段とを備えていることを特徴としてい
る。
【0008】請求項2の発明の画像形成装置は、トナー
収容部、このトナー収容部内のトナーを攪拌する攪拌手
段、前記トナー収容部内のトナー濃度を検出するトナー
濃度検出手段、およびこのトナー濃度検出手段の検出結
果に応答してトナー収容部内にトナーを補給するトナー
補給部を有する現像装置を備え、この現像装置が、前記
トナー収容部のトナーにより記録媒体表面に形成された
潜像を現像する画像形成装置において、前記現像装置か
らのトナー飛散量を検出するトナー飛散量検出手段と、
このトナー飛散量検出手段の検出結果に応答して、前記
トナー補給部によるトナー補給動作を制御する制御手段
とを備えていることを特徴としている。
収容部、このトナー収容部内のトナーを攪拌する攪拌手
段、前記トナー収容部内のトナー濃度を検出するトナー
濃度検出手段、およびこのトナー濃度検出手段の検出結
果に応答してトナー収容部内にトナーを補給するトナー
補給部を有する現像装置を備え、この現像装置が、前記
トナー収容部のトナーにより記録媒体表面に形成された
潜像を現像する画像形成装置において、前記現像装置か
らのトナー飛散量を検出するトナー飛散量検出手段と、
このトナー飛散量検出手段の検出結果に応答して、前記
トナー補給部によるトナー補給動作を制御する制御手段
とを備えていることを特徴としている。
【0009】請求項3の発明の画像形成装置は、トナー
収容部、このトナー収容部に設けられ、記録媒体表面に
形成された潜像にトナーを供給して現像する現像ロー
ラ、およびトナー収容部内に設けられ、前記現像ローラ
にトナーを供給するとともにトナー収容部内のトナーを
攪拌する攪拌手段を有する現像装置を備えている画像形
成装置において、前記現像装置からのトナー飛散量を検
出するトナー飛散量検出手段と、このトナー飛散量検出
手段の検出結果に応答して、前記現像ローラへのトナー
吸着性を制御する制御手段とを備えていることを特徴と
している。
収容部、このトナー収容部に設けられ、記録媒体表面に
形成された潜像にトナーを供給して現像する現像ロー
ラ、およびトナー収容部内に設けられ、前記現像ローラ
にトナーを供給するとともにトナー収容部内のトナーを
攪拌する攪拌手段を有する現像装置を備えている画像形
成装置において、前記現像装置からのトナー飛散量を検
出するトナー飛散量検出手段と、このトナー飛散量検出
手段の検出結果に応答して、前記現像ローラへのトナー
吸着性を制御する制御手段とを備えていることを特徴と
している。
【0010】請求項4の発明の画像形成装置は、請求項
1から3の何れかの発明の画像形成装置において、前記
のトナー飛散量検出手段が、パーティクルカウンタから
なることを特徴としている。
1から3の何れかの発明の画像形成装置において、前記
のトナー飛散量検出手段が、パーティクルカウンタから
なることを特徴としている。
【0011】請求項5の発明の画像形成装置は、請求項
1から3の何れかの発明の画像形成装置において、前記
のトナー飛散量検出手段が、現像装置筐体におけるトナ
ー供給用開口部の下方位置に光を照射する発光部、およ
びその反射光を受光して電気信号に変換する受光部を有
する光学センサからなることを特徴としている。
1から3の何れかの発明の画像形成装置において、前記
のトナー飛散量検出手段が、現像装置筐体におけるトナ
ー供給用開口部の下方位置に光を照射する発光部、およ
びその反射光を受光して電気信号に変換する受光部を有
する光学センサからなることを特徴としている。
【0012】請求項6の発明の画像形成装置は、請求項
1から3の何れかの発明の画像形成装置において、電荷
放出部とこの電荷放出部の回りに設けられた遮蔽部材と
を有し、前記記録媒体と対向配置された複数の帯電手段
を備え、前記記録媒体が、帯電された後の除電により潜
像を形成するものであり、前記トナー飛散量検出手段
が、複数の前記帯電手段のうちの現像装置に最も近い帯
電手段の遮蔽部材に流れる電流を検出する電流検出手段
からなることを特徴としている。
1から3の何れかの発明の画像形成装置において、電荷
放出部とこの電荷放出部の回りに設けられた遮蔽部材と
を有し、前記記録媒体と対向配置された複数の帯電手段
を備え、前記記録媒体が、帯電された後の除電により潜
像を形成するものであり、前記トナー飛散量検出手段
が、複数の前記帯電手段のうちの現像装置に最も近い帯
電手段の遮蔽部材に流れる電流を検出する電流検出手段
からなることを特徴としている。
【0013】請求項7の発明の画像形成装置は、請求項
1から3の何れかの発明の画像形成装置において、前記
の制御手段が、トナー収容部にトナーを補給するトナー
補給部へのトナー補給開始時からトナー補給終了直後ま
での間のうちの所定のタイミングでのトナー飛散量検出
手段の検出結果に基づいて、制御動作を行うものである
ことを特徴としている。
1から3の何れかの発明の画像形成装置において、前記
の制御手段が、トナー収容部にトナーを補給するトナー
補給部へのトナー補給開始時からトナー補給終了直後ま
での間のうちの所定のタイミングでのトナー飛散量検出
手段の検出結果に基づいて、制御動作を行うものである
ことを特徴としている。
【0014】請求項8の発明の画像形成装置は、請求項
7の発明の画像形成装置において、前記の制御手段が、
さらに、前記トナー補給部へのトナー補給終了後であ
り、トナー帯電量が安定化したものとみなされるとき
に、トナー飛散量検出手段の検出結果に基づく制御動作
を行うものであることを特徴としている。
7の発明の画像形成装置において、前記の制御手段が、
さらに、前記トナー補給部へのトナー補給終了後であ
り、トナー帯電量が安定化したものとみなされるとき
に、トナー飛散量検出手段の検出結果に基づく制御動作
を行うものであることを特徴としている。
【0015】請求項9の発明の画像形成装置は、請求項
1から3の何れかの発明の画像形成装置において、前記
の攪拌手段が画像形成動作開始前の攪拌動作である前攪
拌動作を行うものであり、前記の制御手段が、前記攪拌
手段の前攪拌動作開始時から画像形成動作開始時までの
間のうちの所定のタイミングでのトナー飛散量検出手段
の検出結果に基づいて、制御動作を行うものであること
を特徴としている。
1から3の何れかの発明の画像形成装置において、前記
の攪拌手段が画像形成動作開始前の攪拌動作である前攪
拌動作を行うものであり、前記の制御手段が、前記攪拌
手段の前攪拌動作開始時から画像形成動作開始時までの
間のうちの所定のタイミングでのトナー飛散量検出手段
の検出結果に基づいて、制御動作を行うものであること
を特徴としている。
【0016】請求項10の発明の画像形成装置は、請求
項1から3の何れかの発明の画像形成装置において、ト
ナー消費量検出手段を備え、前記の制御手段が、前記ト
ナー消費量検出手段により検出されるトナー消費量が所
定値以上となったときのトナー飛散量検出手段の検出結
果に基づいて、制御動作を行うものであることを特徴と
している。
項1から3の何れかの発明の画像形成装置において、ト
ナー消費量検出手段を備え、前記の制御手段が、前記ト
ナー消費量検出手段により検出されるトナー消費量が所
定値以上となったときのトナー飛散量検出手段の検出結
果に基づいて、制御動作を行うものであることを特徴と
している。
【0017】請求項11の発明の画像形成装置は、請求
項1から3の何れかの発明の画像形成装置において、前
記記録媒体表面の残留トナーを回収するトナー回収手段
と、このトナー回収手段による回収量を検出するトナー
回収量検出手段とを備え、前記の制御手段が、前記トナ
ー回収量検出手段により検出される単位時間当たりのト
ナー回収量が所定値以上となったときのトナー飛散量検
出手段の検出結果に基づいて、制御動作を行うものであ
ることを特徴としている。
項1から3の何れかの発明の画像形成装置において、前
記記録媒体表面の残留トナーを回収するトナー回収手段
と、このトナー回収手段による回収量を検出するトナー
回収量検出手段とを備え、前記の制御手段が、前記トナ
ー回収量検出手段により検出される単位時間当たりのト
ナー回収量が所定値以上となったときのトナー飛散量検
出手段の検出結果に基づいて、制御動作を行うものであ
ることを特徴としている。
【0018】請求項12の発明の画像形成装置は、請求
項1の発明の画像形成装置において、前記の制御手段
が、前記トナー飛散量検出手段により検出されたトナー
飛散量が所定値以上となったときに、前記攪拌手段によ
る攪拌速度を速くするものであることを特徴としてい
る。
項1の発明の画像形成装置において、前記の制御手段
が、前記トナー飛散量検出手段により検出されたトナー
飛散量が所定値以上となったときに、前記攪拌手段によ
る攪拌速度を速くするものであることを特徴としてい
る。
【0019】請求項13の発明の画像形成装置は、請求
項1の発明の画像形成装置において、前記の制御手段
が、前記トナー飛散量検出手段により検出されたトナー
飛散量が所定値以上となったときに、前記攪拌手段の作
動時間を長くするものであることを特徴としている。
項1の発明の画像形成装置において、前記の制御手段
が、前記トナー飛散量検出手段により検出されたトナー
飛散量が所定値以上となったときに、前記攪拌手段の作
動時間を長くするものであることを特徴としている。
【0020】請求項14の発明の画像形成装置は、請求
項2の発明の画像形成装置において、前記の制御手段
が、前記トナー飛散量検出手段により検出されたトナー
飛散量が所定値以上となったときに、トナー補給部によ
る単位時間当たりのトナー補給量が少なくなるように制
御するものであることを特徴としている。
項2の発明の画像形成装置において、前記の制御手段
が、前記トナー飛散量検出手段により検出されたトナー
飛散量が所定値以上となったときに、トナー補給部によ
る単位時間当たりのトナー補給量が少なくなるように制
御するものであることを特徴としている。
【0021】請求項15の発明の画像形成装置は、請求
項14の発明の画像形成装置において、前記の制御手段
が、前記トナー補給部が間欠的なトナー補給量動作を行
うように制御するものであることを特徴としている。
項14の発明の画像形成装置において、前記の制御手段
が、前記トナー補給部が間欠的なトナー補給量動作を行
うように制御するものであることを特徴としている。
【0022】請求項16の発明の画像形成装置は、請求
項2の発明の画像形成装置において、前記のトナー補給
部が、前記トナー濃度検出手段により検出されるトナー
濃度がトナー濃度基準値以下となったときにトナー補給
動作を行うものであり、前記の制御手段が、前記トナー
飛散量検出手段により検出されたトナー飛散量が所定値
以上となったときに、前記トナー濃度基準値を低くする
ように制御するものであることを特徴としている。
項2の発明の画像形成装置において、前記のトナー補給
部が、前記トナー濃度検出手段により検出されるトナー
濃度がトナー濃度基準値以下となったときにトナー補給
動作を行うものであり、前記の制御手段が、前記トナー
飛散量検出手段により検出されたトナー飛散量が所定値
以上となったときに、前記トナー濃度基準値を低くする
ように制御するものであることを特徴としている。
【0023】請求項17の発明の画像形成装置は、請求
項2の発明の画像形成装置において、前記の制御手段
が、画像形成動作が停止状態から再開された場合に、ト
ナー濃度検出手段の検出値が画像形成動作の停止時の値
から所定値以上変化したときの前記トナー飛散量検出手
段の検出結果に基づいて、制御動作を行うものであるこ
とを特徴としている。
項2の発明の画像形成装置において、前記の制御手段
が、画像形成動作が停止状態から再開された場合に、ト
ナー濃度検出手段の検出値が画像形成動作の停止時の値
から所定値以上変化したときの前記トナー飛散量検出手
段の検出結果に基づいて、制御動作を行うものであるこ
とを特徴としている。
【0024】請求項18の発明の画像形成装置は、請求
項2の発明の画像形成装置において、前記の制御手段
が、画像形成動作が停止状態から再開された場合に、ト
ナー濃度検出手段の検出値が画像形成動作の停止時の値
から変化してその後に安定状態となったときの前記トナ
ー飛散量検出手段の検出結果に基づいて、制御動作を行
うものであることを特徴としている。
項2の発明の画像形成装置において、前記の制御手段
が、画像形成動作が停止状態から再開された場合に、ト
ナー濃度検出手段の検出値が画像形成動作の停止時の値
から変化してその後に安定状態となったときの前記トナ
ー飛散量検出手段の検出結果に基づいて、制御動作を行
うものであることを特徴としている。
【0025】請求項19の発明の画像形成装置は、請求
項3の発明の画像形成装置において、前記の攪拌手段
が、現像ローラにトナーを供給する供給ローラを備え、
これら現像ローラと供給ローラとにはトナーに所定の帯
電量を付与するための電圧が印加され、供給ローラはト
ナーに前記所定の帯電量よりも少ない帯電量を予め与え
るものであり、前記の制御手段が、前記トナー飛散量検
出手段により検出されたトナー飛散量が所定値以上とな
ったときに、前記供給ローラへの印加電圧を、トナーの
帯電極性とは逆極性の電圧であり、そのときの印加電圧
よりも逆極性方向に高い電圧に切り換えるものであるこ
とを特徴としている。
項3の発明の画像形成装置において、前記の攪拌手段
が、現像ローラにトナーを供給する供給ローラを備え、
これら現像ローラと供給ローラとにはトナーに所定の帯
電量を付与するための電圧が印加され、供給ローラはト
ナーに前記所定の帯電量よりも少ない帯電量を予め与え
るものであり、前記の制御手段が、前記トナー飛散量検
出手段により検出されたトナー飛散量が所定値以上とな
ったときに、前記供給ローラへの印加電圧を、トナーの
帯電極性とは逆極性の電圧であり、そのときの印加電圧
よりも逆極性方向に高い電圧に切り換えるものであるこ
とを特徴としている。
【0026】請求項20の発明の画像形成装置は、請求
項3の発明の画像形成装置において、先端部とこれに対
向する部材との間を通過するトナーを帯電させる帯電ブ
レードを備え、この帯電ブレードにはトナーに所定の帯
電量を付与するための電圧が印加され、前記の制御手段
が、前記トナー飛散量検出手段により検出されたトナー
飛散量が所定値以上となったときに、前記帯電ブレード
への印加電圧を、トナーの帯電極性とは逆極性であり、
そのときの印加電圧よりも逆極性方向に高い電圧に切り
換えるものであることを特徴としている。
項3の発明の画像形成装置において、先端部とこれに対
向する部材との間を通過するトナーを帯電させる帯電ブ
レードを備え、この帯電ブレードにはトナーに所定の帯
電量を付与するための電圧が印加され、前記の制御手段
が、前記トナー飛散量検出手段により検出されたトナー
飛散量が所定値以上となったときに、前記帯電ブレード
への印加電圧を、トナーの帯電極性とは逆極性であり、
そのときの印加電圧よりも逆極性方向に高い電圧に切り
換えるものであることを特徴としている。
【0027】請求項21の発明の画像形成装置は、トナ
ー収容部と、現像バイアス電圧が印加され、前記トナー
収容部内のトナーを吸着して搬送する現像ローラとを有
する現像装置を備え、この現像装置が、記録媒体表面に
形成された潜像に前記現像ローラによりトナーを供給し
て現像する画像形成装置において、前記現像装置からの
トナー飛散量を検出するトナー飛散量検出手段と、この
トナー飛散量検出手段の検出結果に応答して、前記現像
バイアス電圧を制御する制御手段とを備えていることを
特徴としている。
ー収容部と、現像バイアス電圧が印加され、前記トナー
収容部内のトナーを吸着して搬送する現像ローラとを有
する現像装置を備え、この現像装置が、記録媒体表面に
形成された潜像に前記現像ローラによりトナーを供給し
て現像する画像形成装置において、前記現像装置からの
トナー飛散量を検出するトナー飛散量検出手段と、この
トナー飛散量検出手段の検出結果に応答して、前記現像
バイアス電圧を制御する制御手段とを備えていることを
特徴としている。
【0028】請求項22の発明の画像形成装置は、記録
媒体表面に形成された潜像に現像剤を供給して現像する
現像装置を備えた画像形成装置において、前記現像装置
からのトナー飛散量を検出するトナー飛散量検出手段
と、前記トナー飛散量検出手段により検出されたトナー
飛散量が所定値以上となったときに、トナー飛散に影響
する設定値をトナー飛散が抑制される方向へ移動させる
一方、その後にトナー飛散量検出手段により検出された
トナー飛散量が所定値未満となったときに、トナー飛散
に影響する前記設定値を元の状態に復帰させる制御手段
とを備えていることを特徴としている。
媒体表面に形成された潜像に現像剤を供給して現像する
現像装置を備えた画像形成装置において、前記現像装置
からのトナー飛散量を検出するトナー飛散量検出手段
と、前記トナー飛散量検出手段により検出されたトナー
飛散量が所定値以上となったときに、トナー飛散に影響
する設定値をトナー飛散が抑制される方向へ移動させる
一方、その後にトナー飛散量検出手段により検出された
トナー飛散量が所定値未満となったときに、トナー飛散
に影響する前記設定値を元の状態に復帰させる制御手段
とを備えていることを特徴としている。
【0029】
【作用】請求項1の構成によれば、トナー飛散量検出手
段の検出結果に応答して、攪拌手段によるトナーの攪拌
動作が制御手段により制御される。例えば、トナー飛散
量検出手段によりトナー飛散量が所定値以上である状態
が検出されたとき、制御手段の制御により攪拌手段が攪
拌動作を行う。これにより、トナー収容部内のトナー
は、攪拌されて帯電量が上昇し、静電気力によってトナ
ー収容部内から飛散し難くなる。これにより、現像装置
からのトナーの飛散が防止される。
段の検出結果に応答して、攪拌手段によるトナーの攪拌
動作が制御手段により制御される。例えば、トナー飛散
量検出手段によりトナー飛散量が所定値以上である状態
が検出されたとき、制御手段の制御により攪拌手段が攪
拌動作を行う。これにより、トナー収容部内のトナー
は、攪拌されて帯電量が上昇し、静電気力によってトナ
ー収容部内から飛散し難くなる。これにより、現像装置
からのトナーの飛散が防止される。
【0030】請求項2の構成によれば、トナー補給部か
らトナー収容部へのトナーの補給は、トナー濃度検出手
段によるトナー収容部内のトナー濃度の検出結果に応答
して行われる。また、トナー補給部によるトナー補給動
作は、トナー飛散量検出手段の検出結果に応答して制御
手段により制御される。例えば、トナー飛散量検出手段
によりトナー飛散量が所定値以上である状態が検出され
たとき、トナー補給部はトナーの補給量を少なくするよ
うに制御手段により制御される。これにより、トナー収
容部内のトナー量が少なくなって、攪拌手段によるトナ
ー収容部内のトナーの攪拌性が向上する。従って、トナ
ー収容部内のトナーは、帯電量が上昇し、静電気力によ
ってトナー収容部内から飛散し難くなる。これにより、
現像装置からのトナーの飛散が防止される。
らトナー収容部へのトナーの補給は、トナー濃度検出手
段によるトナー収容部内のトナー濃度の検出結果に応答
して行われる。また、トナー補給部によるトナー補給動
作は、トナー飛散量検出手段の検出結果に応答して制御
手段により制御される。例えば、トナー飛散量検出手段
によりトナー飛散量が所定値以上である状態が検出され
たとき、トナー補給部はトナーの補給量を少なくするよ
うに制御手段により制御される。これにより、トナー収
容部内のトナー量が少なくなって、攪拌手段によるトナ
ー収容部内のトナーの攪拌性が向上する。従って、トナ
ー収容部内のトナーは、帯電量が上昇し、静電気力によ
ってトナー収容部内から飛散し難くなる。これにより、
現像装置からのトナーの飛散が防止される。
【0031】請求項3の構成によれば、トナー飛散量検
出手段の検出結果に応答して、現像ローラへのトナー吸
着性が制御手段により制御される。例えば、トナー飛散
量検出手段によりトナー飛散量が所定値以上である状態
が検出されたとき、制御手段は、現像ローラへのトナー
吸着性が高まるように制御する。これにより、トナー収
容部内のトナーは現像ローラ表面から遊離して飛散し難
くなり、現像装置からのトナーの飛散が防止される。
出手段の検出結果に応答して、現像ローラへのトナー吸
着性が制御手段により制御される。例えば、トナー飛散
量検出手段によりトナー飛散量が所定値以上である状態
が検出されたとき、制御手段は、現像ローラへのトナー
吸着性が高まるように制御する。これにより、トナー収
容部内のトナーは現像ローラ表面から遊離して飛散し難
くなり、現像装置からのトナーの飛散が防止される。
【0032】請求項4の構成によれば、請求項1から3
の何れかの構成による作用に加え、トナー飛散量検出手
段がパーティクルカウンタからなるので、現像装置から
のトナーの飛散量を早期に検出することができる。これ
により、飛散トナーによって画像形成のための各プロセ
ス要素が汚染される前にトナーの飛散を阻止することが
可能となる。
の何れかの構成による作用に加え、トナー飛散量検出手
段がパーティクルカウンタからなるので、現像装置から
のトナーの飛散量を早期に検出することができる。これ
により、飛散トナーによって画像形成のための各プロセ
ス要素が汚染される前にトナーの飛散を阻止することが
可能となる。
【0033】請求項5の構成によれば、請求項1から3
の何れかの構成による作用に加え、トナー飛散量検出手
段は光学センサからなるので、簡単かつ低コストにて構
成することができる。上記光学センサが、現像装置筐体
におけるトナー供給用開口部の下方位置のトナーによる
汚れを検出するものであるから、現像装置からのトナー
飛散量を効率良くかつ確実に検出することができる。
の何れかの構成による作用に加え、トナー飛散量検出手
段は光学センサからなるので、簡単かつ低コストにて構
成することができる。上記光学センサが、現像装置筐体
におけるトナー供給用開口部の下方位置のトナーによる
汚れを検出するものであるから、現像装置からのトナー
飛散量を効率良くかつ確実に検出することができる。
【0034】請求項6の構成によれば、請求項1から3
の何れかの構成による作用に加え、トナー飛散量検出手
段が、画像形成装置に備えられている複数の帯電手段の
うちの現像装置に最も近い帯電手段の遮蔽部材、即ち飛
散したトナーが最も付着し易い帯電手段の遮蔽部材に流
れる電流を検出する電流検出手段からなるので、トナー
飛散量の検出を正確に行うことができる。
の何れかの構成による作用に加え、トナー飛散量検出手
段が、画像形成装置に備えられている複数の帯電手段の
うちの現像装置に最も近い帯電手段の遮蔽部材、即ち飛
散したトナーが最も付着し易い帯電手段の遮蔽部材に流
れる電流を検出する電流検出手段からなるので、トナー
飛散量の検出を正確に行うことができる。
【0035】請求項7の構成によれば、請求項1から3
の何れかの構成による作用に加え、制御手段は、トナー
収容部にトナーを補給するトナー補給部へのトナー補給
開始時からトナー補給終了直後までの間のうちの所定の
タイミングでのトナー飛散量検出手段の検出結果に基づ
いて、制御動作を行う。トナー補給部へのトナー補給開
始時からトナー補給終了直後までの間は、トナー補給部
内およびトナー収容部内のトナーの帯電量が低く、また
帯電量分布も不均一なため、トナー飛散が起こりやすい
状態である。従って、この間にトナー飛散量を検出すれ
ば、この検出を確実に行うことができ、現像装置からの
トナー飛散防止を良好に行うことができる。
の何れかの構成による作用に加え、制御手段は、トナー
収容部にトナーを補給するトナー補給部へのトナー補給
開始時からトナー補給終了直後までの間のうちの所定の
タイミングでのトナー飛散量検出手段の検出結果に基づ
いて、制御動作を行う。トナー補給部へのトナー補給開
始時からトナー補給終了直後までの間は、トナー補給部
内およびトナー収容部内のトナーの帯電量が低く、また
帯電量分布も不均一なため、トナー飛散が起こりやすい
状態である。従って、この間にトナー飛散量を検出すれ
ば、この検出を確実に行うことができ、現像装置からの
トナー飛散防止を良好に行うことができる。
【0036】請求項8の構成によれば、請求項7の構成
による、トナーの帯電量が不安定な状態でのトナー飛散
量検出に加えて、トナー補給後から所定時間経過後のト
ナーの帯電量が安定した状態でのトナー飛散量検出を行
うものである。従って、安定時におけるトナー飛散防止
状態を確認することができ、現像装置からのトナー飛散
を確実に防止することができる。
による、トナーの帯電量が不安定な状態でのトナー飛散
量検出に加えて、トナー補給後から所定時間経過後のト
ナーの帯電量が安定した状態でのトナー飛散量検出を行
うものである。従って、安定時におけるトナー飛散防止
状態を確認することができ、現像装置からのトナー飛散
を確実に防止することができる。
【0037】請求項9の構成によれば、請求項1から3
の何れかの構成による作用に加え、制御手段は、攪拌手
段の前攪拌動作開始時から画像形成動作開始時までの間
のうちの所定のタイミングでのトナー飛散量検出手段の
検出結果に基づいて、制御動作を行う。前攪拌動作は画
像形成動作開始前に行われるものであり、トナーはそれ
までの間、攪拌されずに長時間放置されている場合が多
い。従って、攪拌手段の前攪拌動作開始時から画像形成
動作開始時までの間のうちの所定のタイミングにおいて
は、トナー収容部におけるトナーの帯電量が低下してい
る状態であり、トナーが飛散し易い状態となっている。
従って、上記のタイミングでトナー飛散量検出を行え
ば、この検出を良好に行うことができ、この検出結果に
基づいてトナー飛散防止制御を行えば、現像装置からの
トナー飛散を良好に防止することができる。
の何れかの構成による作用に加え、制御手段は、攪拌手
段の前攪拌動作開始時から画像形成動作開始時までの間
のうちの所定のタイミングでのトナー飛散量検出手段の
検出結果に基づいて、制御動作を行う。前攪拌動作は画
像形成動作開始前に行われるものであり、トナーはそれ
までの間、攪拌されずに長時間放置されている場合が多
い。従って、攪拌手段の前攪拌動作開始時から画像形成
動作開始時までの間のうちの所定のタイミングにおいて
は、トナー収容部におけるトナーの帯電量が低下してい
る状態であり、トナーが飛散し易い状態となっている。
従って、上記のタイミングでトナー飛散量検出を行え
ば、この検出を良好に行うことができ、この検出結果に
基づいてトナー飛散防止制御を行えば、現像装置からの
トナー飛散を良好に防止することができる。
【0038】請求項10の構成によれば、請求項1から
3の何れかの構成による作用に加え、制御手段は、トナ
ー消費量検出手段により検出されるトナー消費量が所定
値以上となったときのトナー飛散量検出手段の検出結果
に基づいて、制御動作を行う。トナー消費量が増加した
場合、これに伴ってトナー補給量が増加し、トナー収容
部においては一時的にトナーの帯電量が低下する状態が
生じ、トナーの飛散量が増加する。従って、このときに
トナー飛散量検出を行えば、トナー飛散量を良好に検出
することができ、この検出結果に基づいてトナー飛散防
止制御を行えば、現像装置からのトナー飛散を良好に防
止することができる。
3の何れかの構成による作用に加え、制御手段は、トナ
ー消費量検出手段により検出されるトナー消費量が所定
値以上となったときのトナー飛散量検出手段の検出結果
に基づいて、制御動作を行う。トナー消費量が増加した
場合、これに伴ってトナー補給量が増加し、トナー収容
部においては一時的にトナーの帯電量が低下する状態が
生じ、トナーの飛散量が増加する。従って、このときに
トナー飛散量検出を行えば、トナー飛散量を良好に検出
することができ、この検出結果に基づいてトナー飛散防
止制御を行えば、現像装置からのトナー飛散を良好に防
止することができる。
【0039】請求項11の構成によれば、請求項1から
3の何れかの構成による作用に加え、制御手段は、トナ
ー回収量検出手段により検出される単位時間当たりのト
ナー回収量が所定値以上となったときのトナー飛散量検
出手段の検出結果に基づいて、制御動作を行う。トナー
回収量が所定値以上となった場合、トナー補給量が増加
しており、トナー収容部においては一時的にトナーの帯
電量が低下する状態が生じ、トナーの飛散量が増加す
る。従って、このときにトナー飛散量検出を行えば、ト
ナー飛散量を良好に検出することができ、この検出結果
に基づいてトナー飛散防止制御を行えば、現像装置から
のトナー飛散を良好に防止することができる。
3の何れかの構成による作用に加え、制御手段は、トナ
ー回収量検出手段により検出される単位時間当たりのト
ナー回収量が所定値以上となったときのトナー飛散量検
出手段の検出結果に基づいて、制御動作を行う。トナー
回収量が所定値以上となった場合、トナー補給量が増加
しており、トナー収容部においては一時的にトナーの帯
電量が低下する状態が生じ、トナーの飛散量が増加す
る。従って、このときにトナー飛散量検出を行えば、ト
ナー飛散量を良好に検出することができ、この検出結果
に基づいてトナー飛散防止制御を行えば、現像装置から
のトナー飛散を良好に防止することができる。
【0040】請求項12の構成によれば、請求項1の構
成による作用に加え、制御手段は、トナー飛散量検出手
段により検出されたトナー飛散量が所定値以上となった
ときに、攪拌手段による攪拌速度を速くする。このよう
に攪拌手段の攪拌速度が速くなると、トナー収容部内の
トナーの帯電量の増加が促進され、現像装置からのトナ
ー飛散を防止することができる。
成による作用に加え、制御手段は、トナー飛散量検出手
段により検出されたトナー飛散量が所定値以上となった
ときに、攪拌手段による攪拌速度を速くする。このよう
に攪拌手段の攪拌速度が速くなると、トナー収容部内の
トナーの帯電量の増加が促進され、現像装置からのトナ
ー飛散を防止することができる。
【0041】請求項13の構成によれば、請求項1の構
成による作用に加え、制御手段は、トナー飛散量検出手
段により検出されたトナー飛散量が所定値以上となった
ときに、攪拌手段の作動時間を長くする。このように攪
拌手段の作動時間が長くなると、トナー収容部内のトナ
ーの帯電量の増加が促進され、現像装置からのトナー飛
散を防止することができる。
成による作用に加え、制御手段は、トナー飛散量検出手
段により検出されたトナー飛散量が所定値以上となった
ときに、攪拌手段の作動時間を長くする。このように攪
拌手段の作動時間が長くなると、トナー収容部内のトナ
ーの帯電量の増加が促進され、現像装置からのトナー飛
散を防止することができる。
【0042】請求項14の構成によれば、請求項2の構
成による作用に加え、制御手段は、トナー飛散量検出手
段により検出されたトナー飛散量が所定値以上となった
ときに、トナー補給部による単位時間当たりのトナー補
給量が少なくなるように制御する。このようにトナー補
給量が少なくなると、トナー収容部内のトナー量が少な
くなって各トナーの攪拌が促進される。従って、トナー
収容部内のトナーの帯電量の増加が促進され、現像装置
からのトナー飛散を防止することができる。
成による作用に加え、制御手段は、トナー飛散量検出手
段により検出されたトナー飛散量が所定値以上となった
ときに、トナー補給部による単位時間当たりのトナー補
給量が少なくなるように制御する。このようにトナー補
給量が少なくなると、トナー収容部内のトナー量が少な
くなって各トナーの攪拌が促進される。従って、トナー
収容部内のトナーの帯電量の増加が促進され、現像装置
からのトナー飛散を防止することができる。
【0043】請求項15の構成によれば、請求項14の
構成による作用に加え、制御手段は、トナー補給部が間
欠的なトナー補給量動作を行うように制御する。このよ
うにトナー補給部が間欠的なトナー補給量動作を行う
と、さらにトナーの攪拌が促進される。従って、トナー
収容部内のトナーの帯電量の増加がさらに促進され、現
像装置からのトナー飛散を確実に防止することができ
る。
構成による作用に加え、制御手段は、トナー補給部が間
欠的なトナー補給量動作を行うように制御する。このよ
うにトナー補給部が間欠的なトナー補給量動作を行う
と、さらにトナーの攪拌が促進される。従って、トナー
収容部内のトナーの帯電量の増加がさらに促進され、現
像装置からのトナー飛散を確実に防止することができ
る。
【0044】請求項16の構成によれば、請求項2の構
成による作用に加え、制御手段は、トナー飛散量検出手
段により検出されたトナー飛散量が所定値以上となった
ときに、トナー濃度基準値を低くするように制御する。
このようにトナー濃度基準値が低い値に変更されると、
トナー収容部にはトナー補給部からトナーが補給され難
くなる。この結果、トナー収容部内のトナー量が減少
し、各トナーの攪拌が促進される。これにより、トナー
の帯電量の増加が促進され、現像装置からのトナー飛散
を防止することができる。
成による作用に加え、制御手段は、トナー飛散量検出手
段により検出されたトナー飛散量が所定値以上となった
ときに、トナー濃度基準値を低くするように制御する。
このようにトナー濃度基準値が低い値に変更されると、
トナー収容部にはトナー補給部からトナーが補給され難
くなる。この結果、トナー収容部内のトナー量が減少
し、各トナーの攪拌が促進される。これにより、トナー
の帯電量の増加が促進され、現像装置からのトナー飛散
を防止することができる。
【0045】請求項17の構成によれば、請求項2の構
成による作用に加え、制御手段は、画像形成動作が停止
状態から再開された場合に、トナー濃度検出手段の検出
値が画像形成動作の停止時の値から所定値以上変化した
ときの前記トナー飛散量検出手段の検出結果に基づい
て、制御動作を行う。
成による作用に加え、制御手段は、画像形成動作が停止
状態から再開された場合に、トナー濃度検出手段の検出
値が画像形成動作の停止時の値から所定値以上変化した
ときの前記トナー飛散量検出手段の検出結果に基づい
て、制御動作を行う。
【0046】画像形成動作の停止状態が続くと、トナー
の帯電量はリークにより低下している。また、ある放置
時間を過ぎた時点で画像形成動作を再開したときには、
トナー濃度検出手段の出力変化が大きいと一時的に過剰
補給状態になる。従って、このような状態での画像形成
動作の再開時には、トナーの飛散が起こり易い。そこ
で、このときにトナー飛散量検出を行えば、トナー飛散
量を良好に検出することができ、この検出結果に基づい
てトナー飛散防止制御を行えば、現像装置からのトナー
飛散を良好に防止することができる。
の帯電量はリークにより低下している。また、ある放置
時間を過ぎた時点で画像形成動作を再開したときには、
トナー濃度検出手段の出力変化が大きいと一時的に過剰
補給状態になる。従って、このような状態での画像形成
動作の再開時には、トナーの飛散が起こり易い。そこ
で、このときにトナー飛散量検出を行えば、トナー飛散
量を良好に検出することができ、この検出結果に基づい
てトナー飛散防止制御を行えば、現像装置からのトナー
飛散を良好に防止することができる。
【0047】請求項18の構成によれば、請求項2の構
成による作用に加え、制御手段は、画像形成動作が停止
状態から再開された場合に、トナー濃度検出手段の検出
値が画像形成動作の停止時の値から変化してその後に安
定状態となったときの前記トナー飛散量検出手段の検出
結果に基づいて、制御動作を行う。
成による作用に加え、制御手段は、画像形成動作が停止
状態から再開された場合に、トナー濃度検出手段の検出
値が画像形成動作の停止時の値から変化してその後に安
定状態となったときの前記トナー飛散量検出手段の検出
結果に基づいて、制御動作を行う。
【0048】画像形成動作の停止状態が続くと、トナー
の帯電量はリークにより低下している。また、ある放置
時間を過ぎた時点で画像形成動作を再開したときには、
トナー収容部のトナーが攪拌され、トナーの帯電量が上
昇する。このとき、トナーの帯電量の上昇が緩やかであ
れば、トナー収容部へのトナー補給が始まり、トナー濃
度検出手段の検出値がトナー濃度基準値に達して安定す
るまで、トナーの補給と攪拌とが行われる。この場合に
はトナー補給が過剰に行われる。
の帯電量はリークにより低下している。また、ある放置
時間を過ぎた時点で画像形成動作を再開したときには、
トナー収容部のトナーが攪拌され、トナーの帯電量が上
昇する。このとき、トナーの帯電量の上昇が緩やかであ
れば、トナー収容部へのトナー補給が始まり、トナー濃
度検出手段の検出値がトナー濃度基準値に達して安定す
るまで、トナーの補給と攪拌とが行われる。この場合に
はトナー補給が過剰に行われる。
【0049】即ち、トナー濃度検出手段は、通常、トナ
ーそのものの量を検出しているのではなく、現像剤の透
磁率からトナー濃度を検出している。また、透磁率は単
位面積当たりの磁力であり、このトナー濃度検出手段で
は、帯電量が少ない場合に、トナー濃度が低い場合と同
じような検出結果となる。従って、トナーの帯電量の上
昇が穏やかで遅い場合には、トナー濃度検出手段により
トナー濃度が低いものと検出され、この結果、トナーが
過剰に補給されることになる。
ーそのものの量を検出しているのではなく、現像剤の透
磁率からトナー濃度を検出している。また、透磁率は単
位面積当たりの磁力であり、このトナー濃度検出手段で
は、帯電量が少ない場合に、トナー濃度が低い場合と同
じような検出結果となる。従って、トナーの帯電量の上
昇が穏やかで遅い場合には、トナー濃度検出手段により
トナー濃度が低いものと検出され、この結果、トナーが
過剰に補給されることになる。
【0050】このようにトナー補給が過剰に行われる
と、トナー飛散の原因となる。そこで、このときにトナ
ー飛散量検出を行えば、トナー飛散量を良好に検出する
ことができ、この検出結果に基づいてトナー飛散防止制
御を行えば、現像装置からのトナー飛散を良好に防止す
ることができる。
と、トナー飛散の原因となる。そこで、このときにトナ
ー飛散量検出を行えば、トナー飛散量を良好に検出する
ことができ、この検出結果に基づいてトナー飛散防止制
御を行えば、現像装置からのトナー飛散を良好に防止す
ることができる。
【0051】請求項19の構成によれば、請求項3の構
成による作用に加え、制御手段は、トナー飛散量検出手
段により検出されたトナー飛散量が所定値以上となった
ときに、供給ローラへの印加電圧を、トナーの帯電極性
とは逆極性の電圧であり、そのときの印加電圧よりも逆
極性方向に高い電圧に切り換える。このような動作によ
り、供給ローラによるトナーへの帯電量が増加し、さら
に現像ローラ側での帯電されるトナーの帯電量が増加す
るとともに、現像ローラによるトナーへの帯電も容易と
なる。この結果、現像ローラによるトナーの保持力が増
加し、現像装置からのトナーの飛散を防止することがで
きる。
成による作用に加え、制御手段は、トナー飛散量検出手
段により検出されたトナー飛散量が所定値以上となった
ときに、供給ローラへの印加電圧を、トナーの帯電極性
とは逆極性の電圧であり、そのときの印加電圧よりも逆
極性方向に高い電圧に切り換える。このような動作によ
り、供給ローラによるトナーへの帯電量が増加し、さら
に現像ローラ側での帯電されるトナーの帯電量が増加す
るとともに、現像ローラによるトナーへの帯電も容易と
なる。この結果、現像ローラによるトナーの保持力が増
加し、現像装置からのトナーの飛散を防止することがで
きる。
【0052】請求項20の構成によれば、請求項3の構
成による作用に加え、制御手段は、トナー飛散量検出手
段により検出されたトナー飛散量が所定値以上となった
ときに、帯電ブレードへの印加電圧を、トナーの帯電極
性とは逆極性であり、そのときの印加電圧よりも逆極性
方向に高い電圧に切り換える。このような動作により、
帯電ブレードによるトナーへの帯電量が増加する。この
結果、現像ローラによるトナーの保持力が増加し、現像
装置からのトナーの飛散を防止することができる。
成による作用に加え、制御手段は、トナー飛散量検出手
段により検出されたトナー飛散量が所定値以上となった
ときに、帯電ブレードへの印加電圧を、トナーの帯電極
性とは逆極性であり、そのときの印加電圧よりも逆極性
方向に高い電圧に切り換える。このような動作により、
帯電ブレードによるトナーへの帯電量が増加する。この
結果、現像ローラによるトナーの保持力が増加し、現像
装置からのトナーの飛散を防止することができる。
【0053】請求項21の構成によれば、制御手段は、
トナー飛散量検出手段の検出結果に応答して、現像ロー
ラに付与する現像バイアス電圧を制御する。例えば、ト
ナー飛散量検出手段により検出されたトナー飛散量が所
定値以上となったときに、現像ローラによるトナーの保
持力が増加するように制御する。これにより、現像装置
からのトナーの飛散を防止することができる。
トナー飛散量検出手段の検出結果に応答して、現像ロー
ラに付与する現像バイアス電圧を制御する。例えば、ト
ナー飛散量検出手段により検出されたトナー飛散量が所
定値以上となったときに、現像ローラによるトナーの保
持力が増加するように制御する。これにより、現像装置
からのトナーの飛散を防止することができる。
【0054】請求項22の構成によれば、制御手段は、
トナー飛散量検出手段により検出されたトナー飛散量が
所定値以上となったときに、トナー飛散に影響する設定
値をトナー飛散が抑制される方向へ移動させ、その後に
トナー飛散量検出手段により検出されたトナー飛散量が
所定値未満となったときに、トナー飛散に影響する前記
設定値を元の状態に復帰させる。これにより、現像装置
からのトナー飛散を防止し得るとともに、トナー飛散量
が所定値未満の通常状態においては、トナー飛散に影響
する設定値の変更による弊害が生じないようにすること
ができる。
トナー飛散量検出手段により検出されたトナー飛散量が
所定値以上となったときに、トナー飛散に影響する設定
値をトナー飛散が抑制される方向へ移動させ、その後に
トナー飛散量検出手段により検出されたトナー飛散量が
所定値未満となったときに、トナー飛散に影響する前記
設定値を元の状態に復帰させる。これにより、現像装置
からのトナー飛散を防止し得るとともに、トナー飛散量
が所定値未満の通常状態においては、トナー飛散に影響
する設定値の変更による弊害が生じないようにすること
ができる。
【0055】
〔実施例1〕本発明の一実施例について図1ないし図1
9に基づいて説明すれば、以下の通りである。
9に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0056】本実施例の画像形成装置としての複写機1
は、図1に示すように、上面部に硬質の透明ガラスから
なる原稿載置台2を有し、この原稿載置台2の下方にス
キャナ3を有している。また、スキャナ3の下方には、
感光体ドラム14を中心とする画像形成部13が設けら
れている。
は、図1に示すように、上面部に硬質の透明ガラスから
なる原稿載置台2を有し、この原稿載置台2の下方にス
キャナ3を有している。また、スキャナ3の下方には、
感光体ドラム14を中心とする画像形成部13が設けら
れている。
【0057】スキャナ3は、ランプユニット4、自動露
光用センサ5、ミラー6〜11およびレンズユニット1
2からなる。このスキャナ3では、原稿載置台2上に載
置された原稿にランプユニット4から光が照射され、原
稿からの反射光がミラー6〜11およびレンズユニット
12により、回転する感光体ドラム14に導かれる。こ
れにより、感光体ドラム14が露光される。
光用センサ5、ミラー6〜11およびレンズユニット1
2からなる。このスキャナ3では、原稿載置台2上に載
置された原稿にランプユニット4から光が照射され、原
稿からの反射光がミラー6〜11およびレンズユニット
12により、回転する感光体ドラム14に導かれる。こ
れにより、感光体ドラム14が露光される。
【0058】上記画像形成部13は、感光体ドラム14
の外、この感光体ドラム14の周りに設けられた、主帯
電器15、現像装置16、転写前帯電器17、転写チャ
ージャ18、剥離チャージャ19、クリーニングユニッ
ト20、除電ランプ21および図示しないブランクラン
プ等から構成されている。感光体ドラム14は、上記露
光に先立って主帯電器15からのコロナ放電により均一
に帯電される。また、感光体ドラム14では、用紙サイ
ズに応じてブランクランプから光が照射されて非画像領
域の電荷が除去され、上記露光により静電潜像が形成さ
れる。
の外、この感光体ドラム14の周りに設けられた、主帯
電器15、現像装置16、転写前帯電器17、転写チャ
ージャ18、剥離チャージャ19、クリーニングユニッ
ト20、除電ランプ21および図示しないブランクラン
プ等から構成されている。感光体ドラム14は、上記露
光に先立って主帯電器15からのコロナ放電により均一
に帯電される。また、感光体ドラム14では、用紙サイ
ズに応じてブランクランプから光が照射されて非画像領
域の電荷が除去され、上記露光により静電潜像が形成さ
れる。
【0059】現像装置16は、現像槽28およびトナー
ホッパー22を備えている。トナーホッパー22は現像
槽28への補給用のトナーを収容している。現像槽28
は、現像ローラ16a、供給ローラおよび攪拌手段とし
ての攪拌ローラ24およびトナー濃度センサ23を備え
ている。トナーホッパー22内のトナーは、トナー濃度
センサ23での検出動作に応答して、現像槽28内のト
ナー濃度が所定濃度となるように供給される。現像槽2
8では、トナーが攪拌ローラ24によって攪拌され、所
定の帯電量に帯電される。そして、感光体ドラム14の
回転と現像ローラ16aからのトナー供給により、感光
体ドラム14表面の静電潜像が現像される。尚、本実施
例において、上記攪拌ローラ24は3個の攪拌ローラ2
4a・24b・24cからなっている。
ホッパー22を備えている。トナーホッパー22は現像
槽28への補給用のトナーを収容している。現像槽28
は、現像ローラ16a、供給ローラおよび攪拌手段とし
ての攪拌ローラ24およびトナー濃度センサ23を備え
ている。トナーホッパー22内のトナーは、トナー濃度
センサ23での検出動作に応答して、現像槽28内のト
ナー濃度が所定濃度となるように供給される。現像槽2
8では、トナーが攪拌ローラ24によって攪拌され、所
定の帯電量に帯電される。そして、感光体ドラム14の
回転と現像ローラ16aからのトナー供給により、感光
体ドラム14表面の静電潜像が現像される。尚、本実施
例において、上記攪拌ローラ24は3個の攪拌ローラ2
4a・24b・24cからなっている。
【0060】この現像により形成されたトナー像は、転
写前帯電器17および転写チャージャ18により図示し
ない給紙系から搬送された用紙に転写される。この転写
後の用紙と感光体ドラム14との間には吸引力が働いて
いる。そこで、剥離チャージャ19は、用紙にACコロ
ナを印加して用紙の電位を感光体ドラム14の表面と同
電位に低下させることにより上記吸引力を消去させる。
従って、用紙は、それ自身の剛性と図示しない剥離爪の
剥離動作により、感光体ドラム14表面から剥離され
る。その後、用紙は、搬送ユニット25により定着ユニ
ット26へと送られ、ここで、前記トナー像は用紙上に
定着される。
写前帯電器17および転写チャージャ18により図示し
ない給紙系から搬送された用紙に転写される。この転写
後の用紙と感光体ドラム14との間には吸引力が働いて
いる。そこで、剥離チャージャ19は、用紙にACコロ
ナを印加して用紙の電位を感光体ドラム14の表面と同
電位に低下させることにより上記吸引力を消去させる。
従って、用紙は、それ自身の剛性と図示しない剥離爪の
剥離動作により、感光体ドラム14表面から剥離され
る。その後、用紙は、搬送ユニット25により定着ユニ
ット26へと送られ、ここで、前記トナー像は用紙上に
定着される。
【0061】一方、上記転写後に、感光体ドラム14の
表面に残留しているトナーは、クリーニングユニット2
0により掻き落とされ、図示しない廃トナーボックスに
回収される。これにより、転写行程を経た感光体ドラム
14の表面が清浄化される。また、感光体ドラム14の
残留電位は、除電ランプ21から光照射が行われて、感
光体ドラム14が有する光導電体層の電気抵抗が低下す
ることにより除去される。
表面に残留しているトナーは、クリーニングユニット2
0により掻き落とされ、図示しない廃トナーボックスに
回収される。これにより、転写行程を経た感光体ドラム
14の表面が清浄化される。また、感光体ドラム14の
残留電位は、除電ランプ21から光照射が行われて、感
光体ドラム14が有する光導電体層の電気抵抗が低下す
ることにより除去される。
【0062】また、上記の画像形成のための各手段は、
制御手段としての制御ユニット27により制御される。
この制御ユニット27は、トナー濃度制御部31および
現像装置制御部32を有するプロセス制御部30等を備
えている。トナー濃度制御部31は、上記トナー濃度セ
ンサ23によるトナー濃度の検出に基づいてトナー濃度
の基準値を設定するものである。現像装置制御部32
は、現像を良好な状態で行い得るように制御するもので
ある。
制御手段としての制御ユニット27により制御される。
この制御ユニット27は、トナー濃度制御部31および
現像装置制御部32を有するプロセス制御部30等を備
えている。トナー濃度制御部31は、上記トナー濃度セ
ンサ23によるトナー濃度の検出に基づいてトナー濃度
の基準値を設定するものである。現像装置制御部32
は、現像を良好な状態で行い得るように制御するもので
ある。
【0063】また、複写機1は、感光体ドラム14と現
像装置16との間の近傍位置に、現像装置16から飛散
したトナーの飛散量を検出するトナー飛散量検出手段と
してのトナー飛散量検出装置40を備えている。このト
ナー飛散量検出装置40は、例えば図2に示すパーティ
クルカウンタ41、図14に示す光学センサ42、後述
の帯電器ケース電流検出器、排気口風量や排気口風圧を
検出するための図18に示す圧力センサ48によって構
成することができる。
像装置16との間の近傍位置に、現像装置16から飛散
したトナーの飛散量を検出するトナー飛散量検出手段と
してのトナー飛散量検出装置40を備えている。このト
ナー飛散量検出装置40は、例えば図2に示すパーティ
クルカウンタ41、図14に示す光学センサ42、後述
の帯電器ケース電流検出器、排気口風量や排気口風圧を
検出するための図18に示す圧力センサ48によって構
成することができる。
【0064】尚、トナー飛散量検出装置40は、上記の
ように感光体ドラム14と現像装置16との間の近傍位
置、特にトナーの落下を考慮して現像装置16の下方に
設けるのが好ましいが、必ずしもこれに限らず、例え
ば、現像装置16の周り、感光体ドラム14の周りまた
は光学系の周りに設けても良い。
ように感光体ドラム14と現像装置16との間の近傍位
置、特にトナーの落下を考慮して現像装置16の下方に
設けるのが好ましいが、必ずしもこれに限らず、例え
ば、現像装置16の周り、感光体ドラム14の周りまた
は光学系の周りに設けても良い。
【0065】上記トナー飛散量検出装置40の1つであ
るパーティクルカウンタ41は、「JIS B 992
1光散乱式自動粒子計数器」に準じた規格を有するもの
であるが、これと同等の性能を有する測定器であれば良
い。そして、このパーティクルカウンタ41は、複写機
1の機内に浮遊している飛散トナーを光散乱方式にてカ
ウントするものである。以下にパーティクルカウンタ4
1の一例を示す。
るパーティクルカウンタ41は、「JIS B 992
1光散乱式自動粒子計数器」に準じた規格を有するもの
であるが、これと同等の性能を有する測定器であれば良
い。そして、このパーティクルカウンタ41は、複写機
1の機内に浮遊している飛散トナーを光散乱方式にてカ
ウントするものである。以下にパーティクルカウンタ4
1の一例を示す。
【0066】パーティクルカウンタ41は、図2に示す
ように、トナーを含む空気を吸入するための吸入管であ
るインレットノズル41aと、排気管であるアウトレッ
トノズル41bと、このインレットノズル41aとアウ
トレットノズル41bとの間の隙間を通過する試料空気
にレーザ光を照射するための半導体レーザ41cと、こ
の隙間を通過するレーザ光が照射された試料空気の光を
集光用非球面レンズ41dを通して受光するフォトダイ
オード41eと、フォトダイオード41eによる検出値
に基づき、試料空気中にトナー粒子が何個存在するかを
カウントするカウンター部41f等を有している。
ように、トナーを含む空気を吸入するための吸入管であ
るインレットノズル41aと、排気管であるアウトレッ
トノズル41bと、このインレットノズル41aとアウ
トレットノズル41bとの間の隙間を通過する試料空気
にレーザ光を照射するための半導体レーザ41cと、こ
の隙間を通過するレーザ光が照射された試料空気の光を
集光用非球面レンズ41dを通して受光するフォトダイ
オード41eと、フォトダイオード41eによる検出値
に基づき、試料空気中にトナー粒子が何個存在するかを
カウントするカウンター部41f等を有している。
【0067】上記パーティクルカウンタ41では、感光
体ドラム14と現像装置16との間における近傍の空気
が、例えば約0.3〜0.5(l/min) で吸引され、この空気
中における約1〜20μmの範囲のトナー粒子の個数が
上記カウンター部41fにて算出される。
体ドラム14と現像装置16との間における近傍の空気
が、例えば約0.3〜0.5(l/min) で吸引され、この空気
中における約1〜20μmの範囲のトナー粒子の個数が
上記カウンター部41fにて算出される。
【0068】上記カウンター部41fにて算出されたト
ナー粒子の個数は、図3に示すように、最終的に制御ユ
ニット27におけるプロセス制御部30にて計測され、
このトナー飛散量に基づいてトナー飛散防止手段として
のトナー濃度変更制御部51や現像剤攪拌制御手段とし
ての現像剤攪拌制御部52がトナーの飛散を防止すべく
制御するようになっている。
ナー粒子の個数は、図3に示すように、最終的に制御ユ
ニット27におけるプロセス制御部30にて計測され、
このトナー飛散量に基づいてトナー飛散防止手段として
のトナー濃度変更制御部51や現像剤攪拌制御手段とし
ての現像剤攪拌制御部52がトナーの飛散を防止すべく
制御するようになっている。
【0069】また、制御ユニット27は、タイミング制
御部60およびトナー飛散防止部50を備えている。タ
イミング制御部60は、後述のように、上記トナー飛散
量検出装置40によるトナー飛散量の検出タイミングを
制御するものである。
御部60およびトナー飛散防止部50を備えている。タ
イミング制御部60は、後述のように、上記トナー飛散
量検出装置40によるトナー飛散量の検出タイミングを
制御するものである。
【0070】トナー飛散防止部50は、トナー濃度変更
制御部51、現像剤攪拌制御部52および現像性制御部
53を備えている。トナー濃度変更制御部51はトナー
濃度基準値制御部およびトナー補給量制御部を有してい
る。このトナー濃度基準値制御部は、トナーホッパー2
2から現像槽28へのトナー補給動作が必要か否かの判
断基準となるトナー濃度基準値をトナー飛散量に応じて
適宜変更するものである。トナー補給量制御手段は、ト
ナー飛散量に応じて、トナーホッパー22の補給ローラ
22aの回転速度を制御するものである。
制御部51、現像剤攪拌制御部52および現像性制御部
53を備えている。トナー濃度変更制御部51はトナー
濃度基準値制御部およびトナー補給量制御部を有してい
る。このトナー濃度基準値制御部は、トナーホッパー2
2から現像槽28へのトナー補給動作が必要か否かの判
断基準となるトナー濃度基準値をトナー飛散量に応じて
適宜変更するものである。トナー補給量制御手段は、ト
ナー飛散量に応じて、トナーホッパー22の補給ローラ
22aの回転速度を制御するものである。
【0071】現像剤攪拌制御部52は、現像ローラ・攪
拌ローラ制御部を有している。現像ローラ・攪拌ローラ
制御部は、現像槽28に設けられた現像ローラ16aお
よび攪拌ローラ24の作動を制御するものである。補給
ローラ制御部は、トナーホッパー22に設けられた補給
ローラ22aの作動を制御するものである。
拌ローラ制御部を有している。現像ローラ・攪拌ローラ
制御部は、現像槽28に設けられた現像ローラ16aお
よび攪拌ローラ24の作動を制御するものである。補給
ローラ制御部は、トナーホッパー22に設けられた補給
ローラ22aの作動を制御するものである。
【0072】上記の構成において、上記制御ユニット2
7におけるトナー飛散量検出およびトナーの飛散防止の
ための制御動作について、以下に順を追って詳述する。
7におけるトナー飛散量検出およびトナーの飛散防止の
ための制御動作について、以下に順を追って詳述する。
【0073】先ず、図4のフローチャートに示すよう
に、制御ユニット27では、タイミング制御部60によ
りトナー飛散量検出をいつ行うかについてトナー飛散量
検出タイミング制御処理が行われる(S1)。次いで、
トナー飛散量検出装置40およびプロセス制御部により
トナー飛散量検出処理が行われ(S2)、この検出結果
に基づいて、トナー飛散防止処理がなされる(S3)。
に、制御ユニット27では、タイミング制御部60によ
りトナー飛散量検出をいつ行うかについてトナー飛散量
検出タイミング制御処理が行われる(S1)。次いで、
トナー飛散量検出装置40およびプロセス制御部により
トナー飛散量検出処理が行われ(S2)、この検出結果
に基づいて、トナー飛散防止処理がなされる(S3)。
【0074】S2におけるトナー飛散量検出処理は、ト
ナー飛散量検出装置40として例えばパーティクルカウ
ンタ41を使用する場合、図5のフローチャートにて示
される。
ナー飛散量検出装置40として例えばパーティクルカウ
ンタ41を使用する場合、図5のフローチャートにて示
される。
【0075】即ち、先ずパーティクルカウンタ41が作
動され(S11)、プロセス制御部30によって飛散ト
ナーの個数が計測される(S12)。
動され(S11)、プロセス制御部30によって飛散ト
ナーの個数が計測される(S12)。
【0076】一方、上記のパーティクルカウンタ41に
よるトナー飛散量検出処理が行われた後のトナー飛散防
止処理(S3)としては、例えば、図3、および図6の
フローチャートに示すように、トナー飛散防止部50に
おける例えばトナー濃度変更制御部51の制御が挙げら
れる。
よるトナー飛散量検出処理が行われた後のトナー飛散防
止処理(S3)としては、例えば、図3、および図6の
フローチャートに示すように、トナー飛散防止部50に
おける例えばトナー濃度変更制御部51の制御が挙げら
れる。
【0077】即ち、トナー濃度変更制御部51は、先
ず、飛散トナーの個数が2000個/秒以上であるか否
かを判定する(S21)。そして、飛散トナーの個数が
2000個/秒以上である場合、プロセス制御部30の
トナー濃度基準値設定部31aに対してトナー濃度基準
値を下げるように制御する。具体的には、トナー濃度基
準電圧を上げるように制御する(S22)。このトナー
濃度基準電圧は、例えば0.1Vずつ上昇させる。
ず、飛散トナーの個数が2000個/秒以上であるか否
かを判定する(S21)。そして、飛散トナーの個数が
2000個/秒以上である場合、プロセス制御部30の
トナー濃度基準値設定部31aに対してトナー濃度基準
値を下げるように制御する。具体的には、トナー濃度基
準電圧を上げるように制御する(S22)。このトナー
濃度基準電圧は、例えば0.1Vずつ上昇させる。
【0078】一方、S21で飛散トナーの個数が200
0個/秒未満である場合、トナー濃度変更制御部51
は、プロセス制御部30のトナー濃度基準値設定部31
aに対してトナー濃度基準電圧を初期設定値とするよう
に制御し(S26)、S23に移行する。
0個/秒未満である場合、トナー濃度変更制御部51
は、プロセス制御部30のトナー濃度基準値設定部31
aに対してトナー濃度基準電圧を初期設定値とするよう
に制御し(S26)、S23に移行する。
【0079】その後、トナー濃度制御部31は、トナー
濃度センサ23の読み込みを行い(S23)、このトナ
ー濃度センサ23の読込電圧がトナー濃度基準電圧より
も高いか否かを判定する(S24)。この結果、読込電
圧がトナー濃度基準電圧よりも高いときには、トナーホ
ッパー22から現像槽28へのトナー補給を行わせる
(S25)。一方、上記読込電圧がトナー濃度基準電圧
よりも低くなった場合、処理を終了する。
濃度センサ23の読み込みを行い(S23)、このトナ
ー濃度センサ23の読込電圧がトナー濃度基準電圧より
も高いか否かを判定する(S24)。この結果、読込電
圧がトナー濃度基準電圧よりも高いときには、トナーホ
ッパー22から現像槽28へのトナー補給を行わせる
(S25)。一方、上記読込電圧がトナー濃度基準電圧
よりも低くなった場合、処理を終了する。
【0080】このように、本複写機1では、複写動作中
に発生する現像槽28からのトナー飛散をパーティクル
カウンタ41にてリアルタイムに検知し、その飛散量が
粒径1〜20μmのトナー粒子数で2000個/秒とな
った場合に、トナー濃度基準電圧を0.1V上昇させ、
続く複写の機会に備えてトナー濃度を0.3%低下させ
ている。これにより、現像槽28内のトナー量が少なく
なってトナーの攪拌性が向上し、トナーの帯電量が増加
する。この結果、トナー飛散量を減少させることができ
る。
に発生する現像槽28からのトナー飛散をパーティクル
カウンタ41にてリアルタイムに検知し、その飛散量が
粒径1〜20μmのトナー粒子数で2000個/秒とな
った場合に、トナー濃度基準電圧を0.1V上昇させ、
続く複写の機会に備えてトナー濃度を0.3%低下させ
ている。これにより、現像槽28内のトナー量が少なく
なってトナーの攪拌性が向上し、トナーの帯電量が増加
する。この結果、トナー飛散量を減少させることができ
る。
【0081】また、パーティクルカウンタ41を利用す
ることにより、現像槽28から飛散した浮遊トナーを直
接的にカウントすることができるため、早期に飛散防止
処理を行うことができる。
ることにより、現像槽28から飛散した浮遊トナーを直
接的にカウントすることができるため、早期に飛散防止
処理を行うことができる。
【0082】さらに、トナー飛散防止処理においては、
トナー濃度基準値を変えることにより、トナー補給のタ
イミングを遅らせ、トナーが一度に急激に補給されない
ようにするとともに、現像槽28におけるトナー濃度を
低下させることができるので、トナー飛散を防止するこ
とができる。また、この構成では、新たな飛散防止用装
置を必要としないので、容易かつ確実にトナー飛散を防
止することができる。また、上記トナー飛散防止処理に
おいて、トナー飛散防止部50は、トナー濃度変更制御
部51のトナー濃度基準値制御部よりトナー濃度基準値
を制御したが、トナー補給量制御部によりトナーホッパ
ー22におけるトナー補給ローラ22aの速度制御を行
うことも可能である。この場合の動作を図7のフローチ
ャートに示す。
トナー濃度基準値を変えることにより、トナー補給のタ
イミングを遅らせ、トナーが一度に急激に補給されない
ようにするとともに、現像槽28におけるトナー濃度を
低下させることができるので、トナー飛散を防止するこ
とができる。また、この構成では、新たな飛散防止用装
置を必要としないので、容易かつ確実にトナー飛散を防
止することができる。また、上記トナー飛散防止処理に
おいて、トナー飛散防止部50は、トナー濃度変更制御
部51のトナー濃度基準値制御部よりトナー濃度基準値
を制御したが、トナー補給量制御部によりトナーホッパ
ー22におけるトナー補給ローラ22aの速度制御を行
うことも可能である。この場合の動作を図7のフローチ
ャートに示す。
【0083】同図において、トナー濃度変更制御部51
は、飛散トナーの個数が2000個/秒以上であるか否
かを判定し(S31)、この判定結果がYESであれ
ば、トナー補給ローラ22aの回転数を下げるように制
御する(S32)。
は、飛散トナーの個数が2000個/秒以上であるか否
かを判定し(S31)、この判定結果がYESであれ
ば、トナー補給ローラ22aの回転数を下げるように制
御する(S32)。
【0084】一方、トナー濃度変更制御部51は、S3
1での判定結果がNOであれば、トナー補給ローラ22
aの回転数を初期設定値となるように制御し(S3
6)、S33へ移行する。
1での判定結果がNOであれば、トナー補給ローラ22
aの回転数を初期設定値となるように制御し(S3
6)、S33へ移行する。
【0085】その後、トナー濃度制御部31は、トナー
濃度センサ23の読み込みを行い(S33)、このトナ
ー濃度センサ23の読込電圧がトナー濃度基準電圧より
も高いか否かを判定する(S34)。そして、この判定
結果がYESであればトナー補給を行わせる(S3
5)。一方、上記判定結果がNOであれば、処理を終了
する。
濃度センサ23の読み込みを行い(S33)、このトナ
ー濃度センサ23の読込電圧がトナー濃度基準電圧より
も高いか否かを判定する(S34)。そして、この判定
結果がYESであればトナー補給を行わせる(S3
5)。一方、上記判定結果がNOであれば、処理を終了
する。
【0086】上記の動作では、複写中に起こる現像槽2
8からのトナー飛散量を検知し、その飛散量が粒径1〜
20μmのトナー粒子数で2000個/秒となった場合
に、トナーホッパー22におけるトナー補給ローラ22
aの回転数を上記のトナー飛散量の個数に応じて5〜9
0%の割合で減少させて、単位時間当たりのトナー補給
量を制限する。これにより、現像槽28におけるトナー
濃度が低下して、現像槽28内へ補給されたトナーとキ
ャリアとの接触確率が増大し、トナーの帯電性が向上
し、トナー飛散量を軽減させることができる。上記のよ
うな構成は、現状のトナー補給ローラ22aの回転数を
制御するものであり、新たな飛散防止用装置を必要とし
ないので、容易かつ確実に飛散を防止することができ
る。
8からのトナー飛散量を検知し、その飛散量が粒径1〜
20μmのトナー粒子数で2000個/秒となった場合
に、トナーホッパー22におけるトナー補給ローラ22
aの回転数を上記のトナー飛散量の個数に応じて5〜9
0%の割合で減少させて、単位時間当たりのトナー補給
量を制限する。これにより、現像槽28におけるトナー
濃度が低下して、現像槽28内へ補給されたトナーとキ
ャリアとの接触確率が増大し、トナーの帯電性が向上
し、トナー飛散量を軽減させることができる。上記のよ
うな構成は、現状のトナー補給ローラ22aの回転数を
制御するものであり、新たな飛散防止用装置を必要とし
ないので、容易かつ確実に飛散を防止することができ
る。
【0087】さらに、上記トナー補給ローラ22aの速
度制御では、トナー補給ローラ22aの回転を連続的で
なく、不規則に間欠的に行うことが可能である。即ち、
図8に示すように、トナー補給ローラ22aを連続的で
なく、不規則に間欠的に作動させる。この場合には、単
位時間当たりのトナー補給量を通常の補給時の10〜9
0%の量に設定して、キャリアとトナーとの馴染みを良
くする。これにより、補給されたトナーの帯電の立ち上
がり時間を短くして、飛散を防止する。この構成は、現
状のトナー補給ローラ22aの回転数を制御するもので
あり、新たな飛散防止用装置を必要としないので、容易
かつ確実に飛散を防止することができる。
度制御では、トナー補給ローラ22aの回転を連続的で
なく、不規則に間欠的に行うことが可能である。即ち、
図8に示すように、トナー補給ローラ22aを連続的で
なく、不規則に間欠的に作動させる。この場合には、単
位時間当たりのトナー補給量を通常の補給時の10〜9
0%の量に設定して、キャリアとトナーとの馴染みを良
くする。これにより、補給されたトナーの帯電の立ち上
がり時間を短くして、飛散を防止する。この構成は、現
状のトナー補給ローラ22aの回転数を制御するもので
あり、新たな飛散防止用装置を必要としないので、容易
かつ確実に飛散を防止することができる。
【0088】また、現像剤攪拌制御部52の制御では、
現像ローラ16aおよび攪拌ローラ24(図1参照)に
対する速度制御により、トナー飛散防止を行うことが可
能である。この動作を図9のフローチャートに示す。
現像ローラ16aおよび攪拌ローラ24(図1参照)に
対する速度制御により、トナー飛散防止を行うことが可
能である。この動作を図9のフローチャートに示す。
【0089】同図において、現像剤攪拌制御部52は、
飛散トナーの個数が2000個/秒以上であるか否かを
判定し(S41)、この判定結果がYESであれば、現
像ローラ16aおよび攪拌ローラ24の回転数を上げる
ように制御する(S42)。この場合、現像剤攪拌制御
部52は上記回転数の設定を行い、この設定に基づいて
現像装置制御部32が現像ローラ16aおよび攪拌ロー
ラ24の回転を制御する。
飛散トナーの個数が2000個/秒以上であるか否かを
判定し(S41)、この判定結果がYESであれば、現
像ローラ16aおよび攪拌ローラ24の回転数を上げる
ように制御する(S42)。この場合、現像剤攪拌制御
部52は上記回転数の設定を行い、この設定に基づいて
現像装置制御部32が現像ローラ16aおよび攪拌ロー
ラ24の回転を制御する。
【0090】一方、現像剤攪拌制御部52は、上記判定
結果がNOであれば、現像ローラ16aおよび攪拌ロー
ラ24の回転数を初期設定値に戻すように制御する(S
46)。
結果がNOであれば、現像ローラ16aおよび攪拌ロー
ラ24の回転数を初期設定値に戻すように制御する(S
46)。
【0091】その後、トナー濃度制御部31は、トナー
濃度センサ23の読み込みを行い(S43)、このトナ
ー濃度センサ23の読込電圧がトナー濃度基準電圧より
も高いか否かを判定する(S44)。そして、この判定
結果がYESであればトナー補給を行わせる(S4
5)。一方、上記判定結果がNOであれば、処理を終了
する。
濃度センサ23の読み込みを行い(S43)、このトナ
ー濃度センサ23の読込電圧がトナー濃度基準電圧より
も高いか否かを判定する(S44)。そして、この判定
結果がYESであればトナー補給を行わせる(S4
5)。一方、上記判定結果がNOであれば、処理を終了
する。
【0092】上記の動作では、現像槽28の現像ローラ
16aおよび攪拌ローラ24の回転数を10〜100%
の範囲で増加させることにより、現像剤の攪拌性が向上
し、現像剤中へ補給されたトナー、および既に現像剤中
にあるトナー、特に低帯電トナーの帯電量が増大するこ
とになる。この結果、トナー飛散量を軽減させることが
できる。このような構成は、現像ローラ16aおよび攪
拌ローラ24の回転数を制御するものであり、新たな飛
散防止用装置を必要としないので、容易かつ確実に飛散
を防止することができる。また、トナーの帯電量分布も
シャープなものとなって、階調性、網点再現性および文
字再現性等の画質向上にも寄与する。
16aおよび攪拌ローラ24の回転数を10〜100%
の範囲で増加させることにより、現像剤の攪拌性が向上
し、現像剤中へ補給されたトナー、および既に現像剤中
にあるトナー、特に低帯電トナーの帯電量が増大するこ
とになる。この結果、トナー飛散量を軽減させることが
できる。このような構成は、現像ローラ16aおよび攪
拌ローラ24の回転数を制御するものであり、新たな飛
散防止用装置を必要としないので、容易かつ確実に飛散
を防止することができる。また、トナーの帯電量分布も
シャープなものとなって、階調性、網点再現性および文
字再現性等の画質向上にも寄与する。
【0093】ところで、トナーの攪拌に寄与する度合い
は、現像ローラ16aよりも攪拌ローラ24が大きくな
っている。従って、現像ローラ16aの回転速度は変更
させず、攪拌ローラ24のみの回転速度を変更する構成
も採用可能である。この構成を図10に示す。
は、現像ローラ16aよりも攪拌ローラ24が大きくな
っている。従って、現像ローラ16aの回転速度は変更
させず、攪拌ローラ24のみの回転速度を変更する構成
も採用可能である。この構成を図10に示す。
【0094】同図において、ギア81a・81b・81
cは、それぞれ、攪拌ローラ24a・24b・24cに
対応し、各ローラの軸に固定されたものである。ギア8
1a〜81cは互いに噛み合っており、ギア81a〜8
1cを駆動する攪拌ローラ駆動モータ82の回転により
同時に回転する。一方、現像ローラ16aは、攪拌ロー
ラ駆動モータ82とは別の現像ローラ駆動モータ83に
より駆動される。この現像槽28に対する現像剤攪拌制
御部52の制御は図11のフローチャートに示すものと
なる。
cは、それぞれ、攪拌ローラ24a・24b・24cに
対応し、各ローラの軸に固定されたものである。ギア8
1a〜81cは互いに噛み合っており、ギア81a〜8
1cを駆動する攪拌ローラ駆動モータ82の回転により
同時に回転する。一方、現像ローラ16aは、攪拌ロー
ラ駆動モータ82とは別の現像ローラ駆動モータ83に
より駆動される。この現像槽28に対する現像剤攪拌制
御部52の制御は図11のフローチャートに示すものと
なる。
【0095】同図において、現像剤攪拌制御部52は、
飛散トナーの個数が2000個/秒以上であれば攪拌ロ
ーラ24の回転数を上昇させ(S47)、2000個/
秒未満であれば攪拌ローラ24の回転数を初期設定値に
戻すものとなる(S48)。
飛散トナーの個数が2000個/秒以上であれば攪拌ロ
ーラ24の回転数を上昇させ(S47)、2000個/
秒未満であれば攪拌ローラ24の回転数を初期設定値に
戻すものとなる(S48)。
【0096】ここで、現像ローラ駆動モータ83をD、
攪拌ローラ駆動モータ82をEとすると、両モータD、
Eにおける通常の回転数Dr0 、Er0 とトナー飛散防
止時の回転数Dr1 、Er1 とは、下記の関係を満たす
ように設定されている。
攪拌ローラ駆動モータ82をEとすると、両モータD、
Eにおける通常の回転数Dr0 、Er0 とトナー飛散防
止時の回転数Dr1 、Er1 とは、下記の関係を満たす
ように設定されている。
【0097】Er1 /Dr1 >Er0 /Dr0 上記の構成では、攪拌ローラ24の回転速度を高めてト
ナーの攪拌性を向上させながらも、現像ローラ16aを
通常の速度で回転させているので、その遠心力によるト
ナー飛散を防ぐことができる。
ナーの攪拌性を向上させながらも、現像ローラ16aを
通常の速度で回転させているので、その遠心力によるト
ナー飛散を防ぐことができる。
【0098】また、現像剤攪拌制御部52における攪拌
ローラ24の制御では、飛散トナーの個数が2000個
/秒以上となった場合に、現像前の攪拌ローラ24の回
転時間を長くすることにより、トナー飛散を防止する構
成とすることが可能である。
ローラ24の制御では、飛散トナーの個数が2000個
/秒以上となった場合に、現像前の攪拌ローラ24の回
転時間を長くすることにより、トナー飛散を防止する構
成とすることが可能である。
【0099】即ち、図12(a)に示す通常の現像前回
転時間に比べて、飛散防止処理作動時においては、図1
2(b)に示すように、現像前回転時間を10〜100
%の範囲で長くする。この場合においても、飛散トナー
の個数が2000個/秒未満となれば、現像前回転時間
は元の時間に戻される。
転時間に比べて、飛散防止処理作動時においては、図1
2(b)に示すように、現像前回転時間を10〜100
%の範囲で長くする。この場合においても、飛散トナー
の個数が2000個/秒未満となれば、現像前回転時間
は元の時間に戻される。
【0100】この構成では、現像前回転時において、現
像剤の攪拌時間を通常よりも10〜100%の範囲で延
長することにより、トナーの攪拌性が向上し、現像剤中
へ補給されたトナーの帯電量が増大することになり、ト
ナー飛散量を軽減させることができる。この構成によ
り、低帯電量の補給トナーを現像工程を迎えるまでに十
分な帯電量まで立ち上げることができる。
像剤の攪拌時間を通常よりも10〜100%の範囲で延
長することにより、トナーの攪拌性が向上し、現像剤中
へ補給されたトナーの帯電量が増大することになり、ト
ナー飛散量を軽減させることができる。この構成によ
り、低帯電量の補給トナーを現像工程を迎えるまでに十
分な帯電量まで立ち上げることができる。
【0101】また、上記の現像剤攪拌制御部52におけ
る攪拌ローラ24の制御では、飛散トナーの個数が20
00個/秒以上となった場合に、複写動作終了後すなわ
ち現像後の攪拌ローラ24の回転時間を長くさせること
により、トナー飛散を防止する構成とすることも可能で
ある。
る攪拌ローラ24の制御では、飛散トナーの個数が20
00個/秒以上となった場合に、複写動作終了後すなわ
ち現像後の攪拌ローラ24の回転時間を長くさせること
により、トナー飛散を防止する構成とすることも可能で
ある。
【0102】即ち、図13(a)に示す通常の現像後回
転時間に比べて、飛散防止処理作動時においては、図1
3(b)に示すように、現像後回転時間を長くする。こ
の場合においても、飛散トナーの個数が2000個/秒
未満となれば、現像後回転時間は元の時間に戻される。
転時間に比べて、飛散防止処理作動時においては、図1
3(b)に示すように、現像後回転時間を長くする。こ
の場合においても、飛散トナーの個数が2000個/秒
未満となれば、現像後回転時間は元の時間に戻される。
【0103】この構成では、複写動作終了後に現像後の
現像剤攪拌を延長して、トナーの帯電量を高めに保持す
ることにより、続く複写機会におけるトナー飛散を防止
するように備えるものである。これにより、次回の複写
時における現像剤帯電の立ち上げが容易になり、最初の
複写時間も短縮できる。
現像剤攪拌を延長して、トナーの帯電量を高めに保持す
ることにより、続く複写機会におけるトナー飛散を防止
するように備えるものである。これにより、次回の複写
時における現像剤帯電の立ち上げが容易になり、最初の
複写時間も短縮できる。
【0104】一方、以上の説明では、トナー飛散量検出
装置40としてパーティクルカウンタ41を使用した場
合を示したが、これに代えて、図14(a)に示すよう
に、光学センサ42を使用することも可能である。
装置40としてパーティクルカウンタ41を使用した場
合を示したが、これに代えて、図14(a)に示すよう
に、光学センサ42を使用することも可能である。
【0105】同図において、光学センサ42によるトナ
ー飛散量検出のために、現像槽28には反射板85が設
けられている。この反射板85は、現像槽28における
感光体ドラム14へのトナー供給用開口部の下方位置で
あって、感光体ドラム14と対向する側の現像槽28の
側面に配されている。この位置は、現像槽28から飛散
したトナーが付着し易い位置である。反射板85は、表
面が鏡面あるいはマイラー蒸着面等、光を反射し易い面
となっている。光学センサ42は、光学センサ発光部4
2aより上記反射板85に光を照射し、その反射光を光
学センサ受光部42bにて検出するものである。この構
成は、反射板85へのトナーの付着量、即ちトナー飛散
量に応じて、光学センサ受光部42bの出力が変化する
ことを利用している。尚、反射板85と光学センサ42
とは複数対設けられていてもよい。
ー飛散量検出のために、現像槽28には反射板85が設
けられている。この反射板85は、現像槽28における
感光体ドラム14へのトナー供給用開口部の下方位置で
あって、感光体ドラム14と対向する側の現像槽28の
側面に配されている。この位置は、現像槽28から飛散
したトナーが付着し易い位置である。反射板85は、表
面が鏡面あるいはマイラー蒸着面等、光を反射し易い面
となっている。光学センサ42は、光学センサ発光部4
2aより上記反射板85に光を照射し、その反射光を光
学センサ受光部42bにて検出するものである。この構
成は、反射板85へのトナーの付着量、即ちトナー飛散
量に応じて、光学センサ受光部42bの出力が変化する
ことを利用している。尚、反射板85と光学センサ42
とは複数対設けられていてもよい。
【0106】上記の光学センサ42を用いたときの制御
ユニット27におけるトナー飛散量検出およびトナーの
飛散防止のための制御動作について、図15(a)
(b)に示すフローチャートに基づいて説明する。
ユニット27におけるトナー飛散量検出およびトナーの
飛散防止のための制御動作について、図15(a)
(b)に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0107】図15(a)に示すように、トナー飛散量
検出処理においては、光学センサ42が作動し(S5
1)、反射板85の汚れを検知し、プロセス制御部30
にて汚れの程度を計算する(S52)。
検出処理においては、光学センサ42が作動し(S5
1)、反射板85の汚れを検知し、プロセス制御部30
にて汚れの程度を計算する(S52)。
【0108】次いで、図15(b)に示すように、トナ
ーの飛散防止処理において、トナー飛散防止部50は反
射板85の汚れが登録値を10%超えるか否かを判定す
る(S53)。反射板85の汚れが登録値を10%超え
る場合には、前述のトナー濃度制御、現像剤攪拌制御、
あるいは後述の現像性制御等のトナー飛散防止制御を行
う(S54)。次いで、トナー飛散防止部50は反射板
85の汚れを登録して(S55)、処理を終了する。
ーの飛散防止処理において、トナー飛散防止部50は反
射板85の汚れが登録値を10%超えるか否かを判定す
る(S53)。反射板85の汚れが登録値を10%超え
る場合には、前述のトナー濃度制御、現像剤攪拌制御、
あるいは後述の現像性制御等のトナー飛散防止制御を行
う(S54)。次いで、トナー飛散防止部50は反射板
85の汚れを登録して(S55)、処理を終了する。
【0109】この処理によって、転写前帯電器17の反
射板85での反射光が、前回の複写時と続く次回の複写
時とにおいて10%以上の変化があるときに、トナー飛
散防止制御が行われる。
射板85での反射光が、前回の複写時と続く次回の複写
時とにおいて10%以上の変化があるときに、トナー飛
散防止制御が行われる。
【0110】尚、上記の例においては、光学センサ42
を用いて反射板85のトナー汚染を検出しているが、こ
れに限らず、例えば転写前帯電器17が、図14(b)
に示すように、現像槽28の外壁部におけるトナー供給
用開口部の下方位置と一致する位置に設けられている場
合には、転写前帯電器17のシールドケースを利用する
ことも可能である。
を用いて反射板85のトナー汚染を検出しているが、こ
れに限らず、例えば転写前帯電器17が、図14(b)
に示すように、現像槽28の外壁部におけるトナー供給
用開口部の下方位置と一致する位置に設けられている場
合には、転写前帯電器17のシールドケースを利用する
ことも可能である。
【0111】上記の構成では、トナー飛散量検出装置4
0として光学センサ42を使用することにより、トナー
飛散により生じる、現像槽28のトナー供給用開口部の
下方位置の汚れを検知し、この汚れの判定を、初期から
の累積値または基準値からの変化率にて行っている。こ
の光学センサ42によるトナー飛散量検知は、間接的な
ものであるが、簡易で低コストであるという利点を有す
る。
0として光学センサ42を使用することにより、トナー
飛散により生じる、現像槽28のトナー供給用開口部の
下方位置の汚れを検知し、この汚れの判定を、初期から
の累積値または基準値からの変化率にて行っている。こ
の光学センサ42によるトナー飛散量検知は、間接的な
ものであるが、簡易で低コストであるという利点を有す
る。
【0112】次に、トナー飛散量検出装置40として前
記主帯電器15のシールドケースの汚れを電流変化で検
出する場合の制御ユニット27におけるトナー飛散量検
出およびトナーの飛散防止のための制御動作について、
図16(a)(b)のフローチャートに基づいて説明す
る。
記主帯電器15のシールドケースの汚れを電流変化で検
出する場合の制御ユニット27におけるトナー飛散量検
出およびトナーの飛散防止のための制御動作について、
図16(a)(b)のフローチャートに基づいて説明す
る。
【0113】この構成は、転写前帯電器17の例えば放
電ワイヤからの放電によりシールドケースに流れる二次
的な電流が、シールドケース内面の汚れの程度によって
変化することを利用するものである。
電ワイヤからの放電によりシールドケースに流れる二次
的な電流が、シールドケース内面の汚れの程度によって
変化することを利用するものである。
【0114】図16(a)に示すように、トナー飛散量
検出処理においては、シールドケース電流検出器が作動
し(S61)、転写前帯電器17のシールドケースの電
流値を計測する(S62)。
検出処理においては、シールドケース電流検出器が作動
し(S61)、転写前帯電器17のシールドケースの電
流値を計測する(S62)。
【0115】次いで、図16(b)に示すように、トナ
ーの飛散防止処理において、トナー飛散防止部50は、
シールドケースの電流値が登録値を10%超えるか否か
を判定する(S63)。シールドケースの電流値が登録
値を10%超える場合には、トナー濃度制御、現像剤攪
拌制御および現像性制御等のトナー飛散防止制御を行な
う(S64)。次いで、トナー飛散防止部50はシール
ドケースの電流値を登録した後(S65)、リターンす
る。
ーの飛散防止処理において、トナー飛散防止部50は、
シールドケースの電流値が登録値を10%超えるか否か
を判定する(S63)。シールドケースの電流値が登録
値を10%超える場合には、トナー濃度制御、現像剤攪
拌制御および現像性制御等のトナー飛散防止制御を行な
う(S64)。次いで、トナー飛散防止部50はシール
ドケースの電流値を登録した後(S65)、リターンす
る。
【0116】この処理によって、転写前帯電器17のシ
ールドケースにおいて、通常流れるケース電流値が10
%以上下がったときに、トナー飛散防止制御が行われ
る。
ールドケースにおいて、通常流れるケース電流値が10
%以上下がったときに、トナー飛散防止制御が行われ
る。
【0117】尚、上記の説明では、転写前帯電器17の
シールドケースの電流値の検出について例示したが、そ
の他の転写チャージャ18あるいは剥離チャージャ19
等のシールドケース電流を検出するものであってもよ
い。
シールドケースの電流値の検出について例示したが、そ
の他の転写チャージャ18あるいは剥離チャージャ19
等のシールドケース電流を検出するものであってもよ
い。
【0118】上記の構成では、トナー飛散からくる転写
前帯電器17の汚れが原因で起こる、転写前帯電器17
のケースに流れるケース電流の変化を検知して、トナー
飛散防止処理へとフィードバックをかけている。このト
ナー飛散量検出装置40は、トナー飛散が複写そのもの
に与える弊害、具体的には、現像性、転写性および感光
体ドラム14からの剥離性、ひいては画質の悪化を検出
するものであり、ケース電流計測手段以外に新たな装置
を必要としない最も簡易な検出手段の一つである。
前帯電器17の汚れが原因で起こる、転写前帯電器17
のケースに流れるケース電流の変化を検知して、トナー
飛散防止処理へとフィードバックをかけている。このト
ナー飛散量検出装置40は、トナー飛散が複写そのもの
に与える弊害、具体的には、現像性、転写性および感光
体ドラム14からの剥離性、ひいては画質の悪化を検出
するものであり、ケース電流計測手段以外に新たな装置
を必要としない最も簡易な検出手段の一つである。
【0119】また、上記構成では、現像装置16に最も
近い帯電器である転写前帯電器17のケース電流を検出
しているので、トナー飛散量の検出を正確に行うことが
できる。尚、転写前帯電器17を備えていない複写機の
場合には、例えば主帯電器15のケース電流を検出す
る。
近い帯電器である転写前帯電器17のケース電流を検出
しているので、トナー飛散量の検出を正確に行うことが
できる。尚、転写前帯電器17を備えていない複写機の
場合には、例えば主帯電器15のケース電流を検出す
る。
【0120】次に、トナー飛散量検出装置40として排
気口風量または風圧を検出する構成、およびこの場合に
おけるトナー飛散防止部50の制御動作について、図1
7、図18、および図19(a)(b)のフローチャー
トにより説明する。
気口風量または風圧を検出する構成、およびこの場合に
おけるトナー飛散防止部50の制御動作について、図1
7、図18、および図19(a)(b)のフローチャー
トにより説明する。
【0121】複写機1の排気口44は、図17に示すよ
うに、複写機1の背面壁における転写前帯電器17の近
傍に設けられている。この排気口44には、図18に示
すように、排気ファン46および排気フィルタ47が一
体に取り付けられている。上記排気口44の風量または
風圧を測定するために、排気ファン46と排気フィルタ
47との間には、圧力センサ48が設けられている。
うに、複写機1の背面壁における転写前帯電器17の近
傍に設けられている。この排気口44には、図18に示
すように、排気ファン46および排気フィルタ47が一
体に取り付けられている。上記排気口44の風量または
風圧を測定するために、排気ファン46と排気フィルタ
47との間には、圧力センサ48が設けられている。
【0122】圧力センサ48は、例えば、ピエゾ抵抗形
圧力センサからなっている。このセンサ48は、前部4
8aが排気流通部に向けられ、後部48bが大気側に向
けられた状態で設置されている。圧力センサ48は、上
記の排気口44中の気圧と大気圧との差圧を検知してい
る。トナー飛散による排気フィルタ47の目詰まりが生
じた場合には、排気フィルタ47を通過した空気の流れ
が減少するので、上記差圧に変化が現れる。また、上記
差圧を換算することにより風量変化として捉えることも
できる。従って、圧力センサ48の出力変化により、ト
ナー飛散状態を検出することが可能である。
圧力センサからなっている。このセンサ48は、前部4
8aが排気流通部に向けられ、後部48bが大気側に向
けられた状態で設置されている。圧力センサ48は、上
記の排気口44中の気圧と大気圧との差圧を検知してい
る。トナー飛散による排気フィルタ47の目詰まりが生
じた場合には、排気フィルタ47を通過した空気の流れ
が減少するので、上記差圧に変化が現れる。また、上記
差圧を換算することにより風量変化として捉えることも
できる。従って、圧力センサ48の出力変化により、ト
ナー飛散状態を検出することが可能である。
【0123】上記の排気口44の風圧および風量に基づ
くトナー飛散量検出処理においては、図19(a)に示
すように、差圧計が作動して(S71)、排気フィルタ
の目詰まりによる差圧を計測する(S72)。
くトナー飛散量検出処理においては、図19(a)に示
すように、差圧計が作動して(S71)、排気フィルタ
の目詰まりによる差圧を計測する(S72)。
【0124】次いで、トナーの飛散防止処理において、
図19(b)に示すように、トナー飛散防止部50は、
差圧が登録値を10%超えるか否かを判断する(S7
3)。排気フィルタの目詰まりによる差圧が登録値を1
0%超える場合には、トナー濃度制御、現像剤攪拌制御
および現像性制御等のトナー飛散防止制御を行う(S7
4)。次いで、トナー飛散防止部50は差圧を登録した
後(S75)、リターンする。
図19(b)に示すように、トナー飛散防止部50は、
差圧が登録値を10%超えるか否かを判断する(S7
3)。排気フィルタの目詰まりによる差圧が登録値を1
0%超える場合には、トナー濃度制御、現像剤攪拌制御
および現像性制御等のトナー飛散防止制御を行う(S7
4)。次いで、トナー飛散防止部50は差圧を登録した
後(S75)、リターンする。
【0125】この処理によって、排気口44の風圧およ
び風量検出において、通常の差圧から10%以上減少し
たときに、トナー飛散防止制御が行われる。
び風量検出において、通常の差圧から10%以上減少し
たときに、トナー飛散防止制御が行われる。
【0126】この構成において、トナー飛散量検出装置
40としての圧力センサ48は、排気ファン46および
排気フィルタ47を含む装置に取り付けられるものであ
るため、複写プロセス周り、特に現像装置16周りのス
ペースを専有することがない。従って、プロセス全体を
コンパクトに抑えることができる。また、排気フィルタ
47の状態を検知することから、機内外の環境を監視す
る効果もある。尚、排気フィルタ47の目詰まり状態か
ら飛散トナー量を検出する構成としては、上記のものの
他、排気フィルタ47の電気抵抗の変化を検出するもの
を採用することも可能である。
40としての圧力センサ48は、排気ファン46および
排気フィルタ47を含む装置に取り付けられるものであ
るため、複写プロセス周り、特に現像装置16周りのス
ペースを専有することがない。従って、プロセス全体を
コンパクトに抑えることができる。また、排気フィルタ
47の状態を検知することから、機内外の環境を監視す
る効果もある。尚、排気フィルタ47の目詰まり状態か
ら飛散トナー量を検出する構成としては、上記のものの
他、排気フィルタ47の電気抵抗の変化を検出するもの
を採用することも可能である。
【0127】以上のように、本実施例の複写機1では、
各トナー飛散量検出装置40により、現像装置16から
のトナー飛散量を正確に検出することができる。そし
て、このトナー飛散量検出装置40の検出値に基づい
て、トナー飛散防止部50のトナー濃度変更制御部51
や現像剤攪拌制御部52により確実にトナーの飛散を防
止することができる。
各トナー飛散量検出装置40により、現像装置16から
のトナー飛散量を正確に検出することができる。そし
て、このトナー飛散量検出装置40の検出値に基づい
て、トナー飛散防止部50のトナー濃度変更制御部51
や現像剤攪拌制御部52により確実にトナーの飛散を防
止することができる。
【0128】即ち、画像形成手段の汚れの原因となる現
像装置16や感光体ドラム14からのトナー飛散を早期
に検知し、各種の補正を行うことにより、それ以上のト
ナー飛散を防止することができる。従って、各画像形成
の各プロセス要素の汚れが抑制され、高画質の画像を安
定に得ることができる。
像装置16や感光体ドラム14からのトナー飛散を早期
に検知し、各種の補正を行うことにより、それ以上のト
ナー飛散を防止することができる。従って、各画像形成
の各プロセス要素の汚れが抑制され、高画質の画像を安
定に得ることができる。
【0129】〔実施例2〕本発明の他の実施例を図1、
図3、図4および図20ないし図31に基づいて説明す
れば、以下の通りである。尚、説明の便宜上、前記の実
施例1の図面に示した部材と同一の機能を有する部材に
ついては、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図3、図4および図20ないし図31に基づいて説明す
れば、以下の通りである。尚、説明の便宜上、前記の実
施例1の図面に示した部材と同一の機能を有する部材に
ついては、同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0130】本実施例では、図3に示す制御ユニット2
7におけるタイミング制御部60の制御について説明す
る。
7におけるタイミング制御部60の制御について説明す
る。
【0131】実施例1に示したトナー飛散量の検出にお
いては、これをどの時点で行うかが、トナー飛散防止効
果を高める上での重要な要素となる。このため、制御ユ
ニット27におけるタイミング制御部60がこのトナー
飛散量の検出タイミングを制御している。
いては、これをどの時点で行うかが、トナー飛散防止効
果を高める上での重要な要素となる。このため、制御ユ
ニット27におけるタイミング制御部60がこのトナー
飛散量の検出タイミングを制御している。
【0132】上記のタイミング制御部60は、トナー飛
散量の検出タイミングとして、例えば、現像前のプロセ
ス回転時から回転直後までの間、トナーホッパー22へ
のトナー補給時から補給直後までの間、トナーホッパー
22へのトナー補給後から所定時間経過後、放置時間、
トナー濃度センサ23の出力変化、原稿濃度、トナー消
費量、温度および湿度、トナー攪拌時間、またはクリー
ニングユニット20によるトナー回収量を基準としてト
ナー飛散量の検出を行うように制御している。
散量の検出タイミングとして、例えば、現像前のプロセ
ス回転時から回転直後までの間、トナーホッパー22へ
のトナー補給時から補給直後までの間、トナーホッパー
22へのトナー補給後から所定時間経過後、放置時間、
トナー濃度センサ23の出力変化、原稿濃度、トナー消
費量、温度および湿度、トナー攪拌時間、またはクリー
ニングユニット20によるトナー回収量を基準としてト
ナー飛散量の検出を行うように制御している。
【0133】以下に、それぞれのタイミングについて順
次説明する。先ず、現像前のプロセス回転時から回転直
後までの間にトナー飛散量の検出を行う構成について説
明する。複写スタート前はトナーの帯電量が低くなって
おり、この状態で前回転が行われると、この前回転中か
ら前回転終了直後までの間、即ち現像槽28内に浮遊し
ているトナーが落ちつくまでは現像槽28からのトナー
飛散が生じ易い。そこで、現像前のプロセスの回転時か
ら回転終了直後までの間にトナー飛散量を検出すれば、
トナー飛散量を効率的に検出できるという利点がある。
また、現像前にトナー飛散量の検出を行えば、トナー飛
散防止部50へのフィードバックが早期に実施されて、
トナー飛散防止機能が高められ、画像への影響を少なく
抑えることができる。尚、上記前回転は、現像槽28内
のトナーに所定の帯電量を付与する等の目的で、複写機
において通常行われているものである。
次説明する。先ず、現像前のプロセス回転時から回転直
後までの間にトナー飛散量の検出を行う構成について説
明する。複写スタート前はトナーの帯電量が低くなって
おり、この状態で前回転が行われると、この前回転中か
ら前回転終了直後までの間、即ち現像槽28内に浮遊し
ているトナーが落ちつくまでは現像槽28からのトナー
飛散が生じ易い。そこで、現像前のプロセスの回転時か
ら回転終了直後までの間にトナー飛散量を検出すれば、
トナー飛散量を効率的に検出できるという利点がある。
また、現像前にトナー飛散量の検出を行えば、トナー飛
散防止部50へのフィードバックが早期に実施されて、
トナー飛散防止機能が高められ、画像への影響を少なく
抑えることができる。尚、上記前回転は、現像槽28内
のトナーに所定の帯電量を付与する等の目的で、複写機
において通常行われているものである。
【0134】次に、トナーホッパー22へのトナー補給
時から補給直後までの間にトナー飛散量の検出を行う場
合について説明する。この場合には、図20に示すよう
に、例えば、トナーホッパー22へ補給されたトナーを
現像槽28に補給するトナー補給ローラ22aの回転開
始時から回転終了後1分までの間にトナー飛散量検出装
置40を作動させる。即ち、トナーホッパー22へのト
ナー補給は、トナーホッパー22に設けられた図示しな
いトナーエンプティセンサの検出動作に応じて行われ
る。トナーがトナーホッパー22に補給され、この状態
がトナーエンプティセンサにより検出された後、例えば
複写機1の前面ドアが閉じられて、このドアに設けらた
ドアスイッチがONになると、現像装置16が作動し、
攪拌動作が行われる。このときに、トナー濃度センサ2
3によりトナー量の不足が検出されると、トナー補給ロ
ーラ22aが回転し、トナーホッパー22から現像槽2
8へトナーが補給される。このトナーは、先程トナーホ
ッパー22へ補給されたばかりのトナーである。そこ
で、トナー飛散量検出装置40は、トナー補給ローラ2
2aの作動開始と同時に作動し、トナー補給ローラ22
aの作動停止後1分まで継続して作動する。
時から補給直後までの間にトナー飛散量の検出を行う場
合について説明する。この場合には、図20に示すよう
に、例えば、トナーホッパー22へ補給されたトナーを
現像槽28に補給するトナー補給ローラ22aの回転開
始時から回転終了後1分までの間にトナー飛散量検出装
置40を作動させる。即ち、トナーホッパー22へのト
ナー補給は、トナーホッパー22に設けられた図示しな
いトナーエンプティセンサの検出動作に応じて行われ
る。トナーがトナーホッパー22に補給され、この状態
がトナーエンプティセンサにより検出された後、例えば
複写機1の前面ドアが閉じられて、このドアに設けらた
ドアスイッチがONになると、現像装置16が作動し、
攪拌動作が行われる。このときに、トナー濃度センサ2
3によりトナー量の不足が検出されると、トナー補給ロ
ーラ22aが回転し、トナーホッパー22から現像槽2
8へトナーが補給される。このトナーは、先程トナーホ
ッパー22へ補給されたばかりのトナーである。そこ
で、トナー飛散量検出装置40は、トナー補給ローラ2
2aの作動開始と同時に作動し、トナー補給ローラ22
aの作動停止後1分まで継続して作動する。
【0135】トナーホッパー22へのトナー補給時およ
びトナー補給直後は、トナーホッパー22中および現像
槽28内のトナーの帯電量が低く、また帯電量分布も不
均一なため、トナー飛散が起こりやすい状態である。従
って、トナーホッパー22へのトナー補給時から補給直
後までの間にトナー飛散量を検出することは有効な検出
タイミングである。上記図20の動作は、トナーホッパ
ー22へのトナー補給直後にトナー飛散量を検出する例
である。また、トナーホッパー22へのトナー補給時に
トナー飛散を検出する場合は、例えば、トナーホッパー
22へトナーを補給しながらトナーホッパー22から現
像槽28へトナーを補給するような場合、あるいはトナ
ーホッパー22へトナーを補給しながらトナーホッパー
22内でトナーが攪拌されるような場合である。
びトナー補給直後は、トナーホッパー22中および現像
槽28内のトナーの帯電量が低く、また帯電量分布も不
均一なため、トナー飛散が起こりやすい状態である。従
って、トナーホッパー22へのトナー補給時から補給直
後までの間にトナー飛散量を検出することは有効な検出
タイミングである。上記図20の動作は、トナーホッパ
ー22へのトナー補給直後にトナー飛散量を検出する例
である。また、トナーホッパー22へのトナー補給時に
トナー飛散を検出する場合は、例えば、トナーホッパー
22へトナーを補給しながらトナーホッパー22から現
像槽28へトナーを補給するような場合、あるいはトナ
ーホッパー22へトナーを補給しながらトナーホッパー
22内でトナーが攪拌されるような場合である。
【0136】次に、トナーホッパー22へのトナー補給
後から所定時間経過後にトナー飛散量の検出を行う場合
について説明する。この場合には、例えば図21に示す
ように、トナー補給終了後から5分経過後にトナー飛散
量検出装置40を作動させる。トナーがエンプティー状
態のときに新たにトナーが補給されると、一時的に過剰
補給状態になる場合が多い。この場合、トナーは、補給
時からしばらく攪拌されることにより、十分に帯電され
て安定状態に達する。このようなトナー補給後から所定
時間経過後に、再度飛散を検知することで、安定時にお
けるトナー飛散防止状態を確認することができ、続く複
写機会への飛散防止を行うことができる。尚、このトナ
ー補給後から所定時間経過後のトナー飛散検出動作は、
前記のトナーホッパー22へのトナー補給時から補給直
後までの間のトナー飛散検出動作と組み合わせて行う
と、確実にトナー飛散を防止する上で有効である。
後から所定時間経過後にトナー飛散量の検出を行う場合
について説明する。この場合には、例えば図21に示す
ように、トナー補給終了後から5分経過後にトナー飛散
量検出装置40を作動させる。トナーがエンプティー状
態のときに新たにトナーが補給されると、一時的に過剰
補給状態になる場合が多い。この場合、トナーは、補給
時からしばらく攪拌されることにより、十分に帯電され
て安定状態に達する。このようなトナー補給後から所定
時間経過後に、再度飛散を検知することで、安定時にお
けるトナー飛散防止状態を確認することができ、続く複
写機会への飛散防止を行うことができる。尚、このトナ
ー補給後から所定時間経過後のトナー飛散検出動作は、
前記のトナーホッパー22へのトナー補給時から補給直
後までの間のトナー飛散検出動作と組み合わせて行う
と、確実にトナー飛散を防止する上で有効である。
【0137】次に、放置時間を基準としてトナー飛散を
検出する構成について説明する。これは、複写停止状態
のまま所定時間以上放置された場合に、トナー飛散量を
検出するものである。例えば、図22に示すように、前
回の複写から次回の複写までの停止状態つまり放置状態
が12時間以上続く場合に、トナー飛散量検出装置40
を作動させる。
検出する構成について説明する。これは、複写停止状態
のまま所定時間以上放置された場合に、トナー飛散量を
検出するものである。例えば、図22に示すように、前
回の複写から次回の複写までの停止状態つまり放置状態
が12時間以上続く場合に、トナー飛散量検出装置40
を作動させる。
【0138】即ち、複写停止状態が続くと、現像剤の帯
電量はリークにより低下し、飛散が発生し易い状態にな
る。そこで、ある一定の放置時間を経過した状態で現像
が再開されたときにおいて、攪拌ローラ24およびトナ
ー補給ローラ22aあるいはこれら何れか一方の回転時
に飛散量を検出する。これにより、複写を再開する前に
飛散量を検出するので複写1枚目から飛散に対してのフ
ィードバックをかけることができ、常にトナー飛散を防
止することができる。
電量はリークにより低下し、飛散が発生し易い状態にな
る。そこで、ある一定の放置時間を経過した状態で現像
が再開されたときにおいて、攪拌ローラ24およびトナ
ー補給ローラ22aあるいはこれら何れか一方の回転時
に飛散量を検出する。これにより、複写を再開する前に
飛散量を検出するので複写1枚目から飛散に対してのフ
ィードバックをかけることができ、常にトナー飛散を防
止することができる。
【0139】次に、トナー濃度センサ23の出力変化を
基準として検出する構成について説明する。これは、ト
ナー濃度センサ23の出力変化が所定値以上となった場
合に、トナー飛散量を検出する構成である。例えば、図
23に示すように、複写停止状態から複写を再開すると
きに、トナー濃度センサ23の出力が10%以上変化し
たときに、トナー飛散量検出装置40を作動させる。
基準として検出する構成について説明する。これは、ト
ナー濃度センサ23の出力変化が所定値以上となった場
合に、トナー飛散量を検出する構成である。例えば、図
23に示すように、複写停止状態から複写を再開すると
きに、トナー濃度センサ23の出力が10%以上変化し
たときに、トナー飛散量検出装置40を作動させる。
【0140】即ち、上述のように、複写停止状態が続く
と、現像剤の帯電量はリークにより低下し、ある放置時
間を過ぎた時点で複写を再開したときに、トナー濃度セ
ンサ23の出力変化が大きいと一時的に過剰補給状態に
なり、飛散が起こり易い状態となる。そこで、このトナ
ー濃度センサ23の出力の変動が10%以上となったと
きに、攪拌ローラ24およびトナー補給ローラ22aあ
るいはこれら何れか一方の回転中に飛散量を検知すれ
ば、現像を再開する前に飛散量を検知することになる。
従って、複写の1枚目から飛散に対してフィードバック
をかけることができ、常にトナー飛散を防止することが
できる。
と、現像剤の帯電量はリークにより低下し、ある放置時
間を過ぎた時点で複写を再開したときに、トナー濃度セ
ンサ23の出力変化が大きいと一時的に過剰補給状態に
なり、飛散が起こり易い状態となる。そこで、このトナ
ー濃度センサ23の出力の変動が10%以上となったと
きに、攪拌ローラ24およびトナー補給ローラ22aあ
るいはこれら何れか一方の回転中に飛散量を検知すれ
ば、現像を再開する前に飛散量を検知することになる。
従って、複写の1枚目から飛散に対してフィードバック
をかけることができ、常にトナー飛散を防止することが
できる。
【0141】また、トナー濃度センサ23の出力変化を
基準として検出する構成については、上記したものとは
別の構成も採用することが可能である。例えば、図24
に示すように、複写停止状態から複写を再開する場合
に、またはトナーホッパー22にトナーを補給して複写
を再開した場合に、トナー濃度センサ23の出力がその
前後で大きく変動した後に安定したレベルに達した時
に、トナー飛散量検出装置40を作動させる。
基準として検出する構成については、上記したものとは
別の構成も採用することが可能である。例えば、図24
に示すように、複写停止状態から複写を再開する場合
に、またはトナーホッパー22にトナーを補給して複写
を再開した場合に、トナー濃度センサ23の出力がその
前後で大きく変動した後に安定したレベルに達した時
に、トナー飛散量検出装置40を作動させる。
【0142】即ち、画像形成動作の停止状態が続くと、
現像剤の帯電量はリークにより低下し、ある放置時間を
過ぎた時点で複写を再開したときには、現像剤の帯電量
が上昇する過程となる。
現像剤の帯電量はリークにより低下し、ある放置時間を
過ぎた時点で複写を再開したときには、現像剤の帯電量
が上昇する過程となる。
【0143】上記の帯電量の上昇が緩やかなとき、現像
剤の透磁率に基づいてトナー濃度を検出するトナー濃度
センサ23ではトナー濃度が低いものと検出する。従っ
て、トナー濃度センサ23のレベルが安定して基準値に
一致するまで、現像剤の攪拌とトナー補給とが行われた
場合、トナーの補給は過剰となり、トナー飛散の原因と
なる。
剤の透磁率に基づいてトナー濃度を検出するトナー濃度
センサ23ではトナー濃度が低いものと検出する。従っ
て、トナー濃度センサ23のレベルが安定して基準値に
一致するまで、現像剤の攪拌とトナー補給とが行われた
場合、トナーの補給は過剰となり、トナー飛散の原因と
なる。
【0144】一方、トナーホッパー22へのトナー補給
後にも、トナー濃度センサ23の出力が安定して基準値
に一致するまで、現像剤の攪拌とトナー補給とが行われ
る。そして、補給後のトナーを攪拌している間に、補給
トナーの帯電量が増加するとともに、低帯電量トナーが
飛散し易い状態になる。
後にも、トナー濃度センサ23の出力が安定して基準値
に一致するまで、現像剤の攪拌とトナー補給とが行われ
る。そして、補給後のトナーを攪拌している間に、補給
トナーの帯電量が増加するとともに、低帯電量トナーが
飛散し易い状態になる。
【0145】従って、この状態、つまりトナー濃度セン
サ23のレベルが不安定な状態から安定状態に達した状
態で、トナー飛散量を検知すれば、複写を再開する前に
トナー飛散量を検知することになる。従って、複写1枚
目から飛散に対してフィードバックをかけることがで
き、常にトナー飛散を防止することができる。
サ23のレベルが不安定な状態から安定状態に達した状
態で、トナー飛散量を検知すれば、複写を再開する前に
トナー飛散量を検知することになる。従って、複写1枚
目から飛散に対してフィードバックをかけることがで
き、常にトナー飛散を防止することができる。
【0146】尚、本実施例では、安定状態に達したかの
判定は、同図に示すように、コントロール基準電圧が5
%の範囲内のばらつきを約30秒以上推移したときとし
ている。
判定は、同図に示すように、コントロール基準電圧が5
%の範囲内のばらつきを約30秒以上推移したときとし
ている。
【0147】次に、原稿濃度を基準としてトナー飛散を
検出する構成について説明する。これは、所定濃度以上
の原稿が複写されたときに、トナー飛散量を検出するも
のである。例えば、図25に示すように、原稿濃度読み
取りセンサである前記自動露光用センサ5にて検出した
原稿濃度が、初期に登録された基準原稿濃度に対して5
0%以上変化している場合に、トナー飛散量を検出す
る。
検出する構成について説明する。これは、所定濃度以上
の原稿が複写されたときに、トナー飛散量を検出するも
のである。例えば、図25に示すように、原稿濃度読み
取りセンサである前記自動露光用センサ5にて検出した
原稿濃度が、初期に登録された基準原稿濃度に対して5
0%以上変化している場合に、トナー飛散量を検出す
る。
【0148】タイミング制御部60による具体的な制御
を図26のフローチャートに示す。同図において、タイ
ミング制御部60は、原稿濃度が基準原稿濃度に対して
50%以上変化しているか否かを判定する(S81)。
原稿濃度が基準原稿濃度に対して50%以上変化してい
る場合には、これに続いてトナー飛散量検出処理が行わ
れ(図4参照)、次いでトナー飛散防止処理が行われる
(図4参照)。
を図26のフローチャートに示す。同図において、タイ
ミング制御部60は、原稿濃度が基準原稿濃度に対して
50%以上変化しているか否かを判定する(S81)。
原稿濃度が基準原稿濃度に対して50%以上変化してい
る場合には、これに続いてトナー飛散量検出処理が行わ
れ(図4参照)、次いでトナー飛散防止処理が行われる
(図4参照)。
【0149】所定濃度以上の原稿濃度のものを複写する
と、トナーの消費量が多いため、トナーの補給量も増加
することになる。このトナーの補給量増加は、一時的に
帯電量の低下を招き、ひいてはトナー飛散を増加するこ
とになる。従って、上記の制御では、所定値以上の原稿
濃度の増加を検出することで、トナー補給量の増加、ト
ナー飛散量の増加を予測して、飛散防止を早期に実施し
ている。
と、トナーの消費量が多いため、トナーの補給量も増加
することになる。このトナーの補給量増加は、一時的に
帯電量の低下を招き、ひいてはトナー飛散を増加するこ
とになる。従って、上記の制御では、所定値以上の原稿
濃度の増加を検出することで、トナー補給量の増加、ト
ナー飛散量の増加を予測して、飛散防止を早期に実施し
ている。
【0150】次に、トナー消費量を基準として検出する
構成について説明する。これは、所定量以上のトナー消
費量となった場合に、トナー飛散量を検出する構成であ
る。例えば、複写時における100枚当たりのトナー補
給ローラ22aの回転数が、初期の基準値または前回の
回転数よりも10%以上増加したときに、トナー飛散量
を検出する。この構成は、トナー消費量が補給ローラ2
2aの回転量に比例することを利用している。
構成について説明する。これは、所定量以上のトナー消
費量となった場合に、トナー飛散量を検出する構成であ
る。例えば、複写時における100枚当たりのトナー補
給ローラ22aの回転数が、初期の基準値または前回の
回転数よりも10%以上増加したときに、トナー飛散量
を検出する。この構成は、トナー消費量が補給ローラ2
2aの回転量に比例することを利用している。
【0151】具体的なタイミング制御部60の制御は、
図27のフローチャートに示す。同図において、タイミ
ング制御部60は、複写回数およびトナー補給ローラ2
2aの回転数をカウントする(S91)。次いで、複写
回数が100回になったか否かを判定し(S92)、複
写回数が100回になった場合に、トナー補給ローラ2
2aの回転数が初期の基準値よりも10%以上増加した
か否かを判定する(S93)。トナー補給ローラ22a
の回転数が初期の基準値よりも10%以上増加していれ
ば、次のトナー飛散量検出処理が行われ(図4参照)、
次いでトナー飛散防止処理が行われる(図4参照)。
尚、図示しないがトナー飛散防止処理後カウントはリセ
ットされる。
図27のフローチャートに示す。同図において、タイミ
ング制御部60は、複写回数およびトナー補給ローラ2
2aの回転数をカウントする(S91)。次いで、複写
回数が100回になったか否かを判定し(S92)、複
写回数が100回になった場合に、トナー補給ローラ2
2aの回転数が初期の基準値よりも10%以上増加した
か否かを判定する(S93)。トナー補給ローラ22a
の回転数が初期の基準値よりも10%以上増加していれ
ば、次のトナー飛散量検出処理が行われ(図4参照)、
次いでトナー飛散防止処理が行われる(図4参照)。
尚、図示しないがトナー飛散防止処理後カウントはリセ
ットされる。
【0152】また、S92で複写回数が100回になっ
ていない場合には、そのまま終了する。さらに、S93
でトナー補給ローラ22aの回転数が初期の基準値より
も10%以上増加していない場合には、カウントをリセ
ットした後(S94)、終了する。
ていない場合には、そのまま終了する。さらに、S93
でトナー補給ローラ22aの回転数が初期の基準値より
も10%以上増加していない場合には、カウントをリセ
ットした後(S94)、終了する。
【0153】このように、トナー補給ローラ22aの回
転数が初期の基準値よりも増加したとき、すなわち単位
時間当たりのトナー補給量が初期の基準量よりも増加し
たときには、補給されたトナーの帯電の立ち上がりが通
常よりも悪くなり、トナーの帯電量が低い状態で現像を
行うことになる。このため、トナーが飛散し易い状態と
なる。従って、この時点は最も飛散が起こり易いタイミ
ングの一つであり、この時点でトナーの飛散量を検出を
することにより、効果的にトナー飛散を防止することが
できる。
転数が初期の基準値よりも増加したとき、すなわち単位
時間当たりのトナー補給量が初期の基準量よりも増加し
たときには、補給されたトナーの帯電の立ち上がりが通
常よりも悪くなり、トナーの帯電量が低い状態で現像を
行うことになる。このため、トナーが飛散し易い状態と
なる。従って、この時点は最も飛散が起こり易いタイミ
ングの一つであり、この時点でトナーの飛散量を検出を
することにより、効果的にトナー飛散を防止することが
できる。
【0154】次に、温度を基準として検出する構成につ
いて以下に説明する。この構成は、外気温度または機内
温度が所定温度以上になった場合に、トナー飛散量を検
出するものである。例えば、複写時において、図1に示
す温湿度センサ29による現像槽28の上側における温
度が例えば50度以上になった場合に、トナー飛散量を
検出する。
いて以下に説明する。この構成は、外気温度または機内
温度が所定温度以上になった場合に、トナー飛散量を検
出するものである。例えば、複写時において、図1に示
す温湿度センサ29による現像槽28の上側における温
度が例えば50度以上になった場合に、トナー飛散量を
検出する。
【0155】この場合のタイミング制御部60による具
体的な制御は、図28のフローチャートに示す。同図に
おいて、タイミング制御部60は、複写時の機内温度が
50℃以上か否かを判定する(S100)。複写時の機
内温度が50℃以上の場合には、次のトナー飛散量検出
処理が行われ(図4参照)、次いでトナー飛散防止処理
が行われる(図4参照)。また、S100で、複写時の
機内温度が50℃以上でない場合には、トナー飛散量検
出処理を行うとこなく、動作を終了する。
体的な制御は、図28のフローチャートに示す。同図に
おいて、タイミング制御部60は、複写時の機内温度が
50℃以上か否かを判定する(S100)。複写時の機
内温度が50℃以上の場合には、次のトナー飛散量検出
処理が行われ(図4参照)、次いでトナー飛散防止処理
が行われる(図4参照)。また、S100で、複写時の
機内温度が50℃以上でない場合には、トナー飛散量検
出処理を行うとこなく、動作を終了する。
【0156】このように、機内および外気温度が上昇す
ると、トナーの帯電量が低下し易くなり、飛散が起こり
易い状態となる。特に、機内温度が50℃以上になった
ときには、顕著である。この機内および外気温度がある
所定温度に達したときにトナー飛散を検知することで、
トナー飛散の増加を予測できることになり、トナーの飛
散防止を早期に効果的に実施することができる。
ると、トナーの帯電量が低下し易くなり、飛散が起こり
易い状態となる。特に、機内温度が50℃以上になった
ときには、顕著である。この機内および外気温度がある
所定温度に達したときにトナー飛散を検知することで、
トナー飛散の増加を予測できることになり、トナーの飛
散防止を早期に効果的に実施することができる。
【0157】次に、湿度を基準として検出する構成につ
いて説明する。この構成は、外気湿度または機内湿度が
所定湿度以上になった場合に、トナー飛散量を検出する
ものである。例えば、複写時において、図1に示す温湿
度センサ29による現像槽28上側における湿度が例え
ば70%以上になった場合に、トナー飛散量を検出す
る。
いて説明する。この構成は、外気湿度または機内湿度が
所定湿度以上になった場合に、トナー飛散量を検出する
ものである。例えば、複写時において、図1に示す温湿
度センサ29による現像槽28上側における湿度が例え
ば70%以上になった場合に、トナー飛散量を検出す
る。
【0158】この場合のタイミング制御部60の具体的
な制御は、図29のフローチャートに示す。同図におい
て、タイミング制御部60は、複写時の機内湿度が70
%以上か否かを判定する(S110)。複写時の機内湿
度が70%以上の場合には、次のトナー飛散量検出処理
が行われ(図4参照)、次いでトナー飛散防止処理が行
われる(図4参照)。また、S110で、複写時の機内
湿度が70%以上でない場合には、トナー飛散量検出処
理を行うことなく終了する。
な制御は、図29のフローチャートに示す。同図におい
て、タイミング制御部60は、複写時の機内湿度が70
%以上か否かを判定する(S110)。複写時の機内湿
度が70%以上の場合には、次のトナー飛散量検出処理
が行われ(図4参照)、次いでトナー飛散防止処理が行
われる(図4参照)。また、S110で、複写時の機内
湿度が70%以上でない場合には、トナー飛散量検出処
理を行うことなく終了する。
【0159】このように、機内および外気湿度が上昇す
ると、空気中の水分によりトナーの帯電量がリークし
て、トナーの帯電量が低下し、飛散が起こり易い状態と
なる。特に、機内湿度が70%以上になったときには顕
著である。この機内および外気湿度がある所定湿度に達
したときにトナー飛散を検知することで、トナー帯電量
の低下およびトナー飛散量の増加を予測できることにな
り、トナー飛散防止を早期に効果的に実施することがで
きる。
ると、空気中の水分によりトナーの帯電量がリークし
て、トナーの帯電量が低下し、飛散が起こり易い状態と
なる。特に、機内湿度が70%以上になったときには顕
著である。この機内および外気湿度がある所定湿度に達
したときにトナー飛散を検知することで、トナー帯電量
の低下およびトナー飛散量の増加を予測できることにな
り、トナー飛散防止を早期に効果的に実施することがで
きる。
【0160】次に、現像剤攪拌時間を基準として検出す
る構成について説明する。この構成は、現像槽28にお
ける現像剤の攪拌時間が所定時間以上になった場合に、
トナー飛散量を検出するものである。例えば、現像槽2
8の積算攪拌時間が初期から例えば30分経過する毎
に、トナー飛散量を検出する。
る構成について説明する。この構成は、現像槽28にお
ける現像剤の攪拌時間が所定時間以上になった場合に、
トナー飛散量を検出するものである。例えば、現像槽2
8の積算攪拌時間が初期から例えば30分経過する毎
に、トナー飛散量を検出する。
【0161】この場合のタイミング制御部60の具体的
な制御は、図30のフローチャートに示す。同図におい
て、タイミング制御部60は、現像剤の積算攪拌時間を
積算し(S120)、攪拌時間が30分以上になったか
否かを判定する(S121)。攪拌時間が30分以上に
なった場合には、次のトナー飛散量検出処理が行われ
(図4参照)、次いでトナー飛散防止処理が行われる
(図4参照)。尚、図示しないがトナー飛散防止処理後
カウントがリセットされる。また、S121で攪拌時間
が30分以上になっていない場合には、そのまま終了す
る。
な制御は、図30のフローチャートに示す。同図におい
て、タイミング制御部60は、現像剤の積算攪拌時間を
積算し(S120)、攪拌時間が30分以上になったか
否かを判定する(S121)。攪拌時間が30分以上に
なった場合には、次のトナー飛散量検出処理が行われ
(図4参照)、次いでトナー飛散防止処理が行われる
(図4参照)。尚、図示しないがトナー飛散防止処理後
カウントがリセットされる。また、S121で攪拌時間
が30分以上になっていない場合には、そのまま終了す
る。
【0162】このように、複写過程が進み、現像剤の攪
拌が所定時間以上となり、現像剤の寿命(ライフ)がき
たときには、急激に現像剤の帯電能力が低下し、これに
よって、トナーの帯電量が低下し、トナー飛散も増加す
ることになる。従って、現像剤の寿命の予測に現像剤の
トータル攪拌時間を用いることは、一般的に行われてお
り、有効な手段である。逆に、ある所定のトータル攪拌
時間に達したときに、トナー飛散を検出し、その検出値
がある所定量を越えたときにはその現像剤の寿命が来た
と予測することも可能である。
拌が所定時間以上となり、現像剤の寿命(ライフ)がき
たときには、急激に現像剤の帯電能力が低下し、これに
よって、トナーの帯電量が低下し、トナー飛散も増加す
ることになる。従って、現像剤の寿命の予測に現像剤の
トータル攪拌時間を用いることは、一般的に行われてお
り、有効な手段である。逆に、ある所定のトータル攪拌
時間に達したときに、トナー飛散を検出し、その検出値
がある所定量を越えたときにはその現像剤の寿命が来た
と予測することも可能である。
【0163】次に、クリーニングユニット20によるト
ナー回収量を基準として検出する構成について説明す
る。この構成は、現像後に残った感光体ドラム14上の
残留トナーを清掃する目的で設けられたクリーニングユ
ニット20により回収されたトナーの単位時間当たりの
回収量が、ある一定量となった場合に、トナー飛散量を
検出するものである。
ナー回収量を基準として検出する構成について説明す
る。この構成は、現像後に残った感光体ドラム14上の
残留トナーを清掃する目的で設けられたクリーニングユ
ニット20により回収されたトナーの単位時間当たりの
回収量が、ある一定量となった場合に、トナー飛散量を
検出するものである。
【0164】この場合のタイミング制御部60の具体的
な制御は、図31のフローチャートに示す。尚、クリー
ニングユニット20にて回収された廃トナーは、図示し
ない搬送系を経由して回収ボックスに集められる。同図
において、タイミング制御部60は、先ず、複写の積算
時間のカウントを行った後(S130)、複写時間が1
0分を経過したか否かを判定する(S131)。
な制御は、図31のフローチャートに示す。尚、クリー
ニングユニット20にて回収された廃トナーは、図示し
ない搬送系を経由して回収ボックスに集められる。同図
において、タイミング制御部60は、先ず、複写の積算
時間のカウントを行った後(S130)、複写時間が1
0分を経過したか否かを判定する(S131)。
【0165】複写時間が10分を経過した場合には廃ト
ナー重量の計測が行われる(S132)。次いで、タイ
ミング制御部60は、今回の計測値が前回の登録値より
も例えば0.6g/分以上増加したか否かを判定する
(S133)。そして、今回の計測値が前回の登録値よ
りも例えば0.6g/分以上増加している場合には、次
のトナー飛散量検出処理が行われ(図4参照)、次いで
トナー飛散防止処理が行われる(図4参照)。尚、図示
しないがトナー飛散防止処理後カウントがリセットされ
る。
ナー重量の計測が行われる(S132)。次いで、タイ
ミング制御部60は、今回の計測値が前回の登録値より
も例えば0.6g/分以上増加したか否かを判定する
(S133)。そして、今回の計測値が前回の登録値よ
りも例えば0.6g/分以上増加している場合には、次
のトナー飛散量検出処理が行われ(図4参照)、次いで
トナー飛散防止処理が行われる(図4参照)。尚、図示
しないがトナー飛散防止処理後カウントがリセットされ
る。
【0166】また、S133で今回の計測値が前回の登
録値よりも例えば0.6g/分以上増加していない場合
には、カウントのリセットをした後(S134)、終了
する。さらに、S131で複写時間が10分を経過して
いない場合にも、終了する。
録値よりも例えば0.6g/分以上増加していない場合
には、カウントのリセットをした後(S134)、終了
する。さらに、S131で複写時間が10分を経過して
いない場合にも、終了する。
【0167】上記の制御において、現像後の感光体ドラ
ム14からの残留トナーのトナー回収量が多いというこ
とは、トナーの消費量が多く、現像槽28へのトナーの
補給量が多くなっている状態である。この状態では、現
像槽28内におけるトナーの帯電量が低下し、トナーが
飛散し易くなる。そこで、このときにトナー飛散量を検
出すると、この検出を良好に行うことができ、この結
果、トナー飛散防止制御を良好に行うことができる。
ム14からの残留トナーのトナー回収量が多いというこ
とは、トナーの消費量が多く、現像槽28へのトナーの
補給量が多くなっている状態である。この状態では、現
像槽28内におけるトナーの帯電量が低下し、トナーが
飛散し易くなる。そこで、このときにトナー飛散量を検
出すると、この検出を良好に行うことができ、この結
果、トナー飛散防止制御を良好に行うことができる。
【0168】以上のように、本実施例の複写機1は、タ
イミング制御部60によって、トナー飛散量検出装置4
0によるトナー飛散量の検出のタイミングが制御され
る。即ち、画像形成動作に際し、トナー飛散の生じる確
率が高いときにトナー飛散量の検出を行うことが、トナ
ー飛散の防止を図る上で重要である。この点を考慮して
本実施例の構成では、タイミング制御部60によりトナ
ー飛散量の検出のタイミングが制御されるので、トナー
の飛散を効率よく、かつ確実に防止することができる。
イミング制御部60によって、トナー飛散量検出装置4
0によるトナー飛散量の検出のタイミングが制御され
る。即ち、画像形成動作に際し、トナー飛散の生じる確
率が高いときにトナー飛散量の検出を行うことが、トナ
ー飛散の防止を図る上で重要である。この点を考慮して
本実施例の構成では、タイミング制御部60によりトナ
ー飛散量の検出のタイミングが制御されるので、トナー
の飛散を効率よく、かつ確実に防止することができる。
【0169】〔実施例3〕本発明のさらに他の実施例を
図3、および図32ないし図41に基づいて説明すれ
ば、以下の通りである。尚、説明の便宜上、前記の実施
例1および実施例2の図面に示した部材と同一の機能を
有する部材については、同一の符号を付し、その説明を
省略する。
図3、および図32ないし図41に基づいて説明すれ
ば、以下の通りである。尚、説明の便宜上、前記の実施
例1および実施例2の図面に示した部材と同一の機能を
有する部材については、同一の符号を付し、その説明を
省略する。
【0170】本実施例では、図3に示すように、制御ユ
ニット27における現像性制御部53の制御を主として
説明する。
ニット27における現像性制御部53の制御を主として
説明する。
【0171】本実施例では、トナー飛散量の検出後の検
出値に応じて、画像形成のための各プロセス要素を制御
することより現像性を調整し、これによって、トナー飛
散防止を行っている。具体的には、現像性制御部53
が、DCバイアス制御、帯電ブレードバイアス制御、帯
電ブレード圧接力制御、DSD( Drum Sleeve Distanc
e )制御、現像ギャップ制御等の現像性制御を行う。
出値に応じて、画像形成のための各プロセス要素を制御
することより現像性を調整し、これによって、トナー飛
散防止を行っている。具体的には、現像性制御部53
が、DCバイアス制御、帯電ブレードバイアス制御、帯
電ブレード圧接力制御、DSD( Drum Sleeve Distanc
e )制御、現像ギャップ制御等の現像性制御を行う。
【0172】以下に、それぞれの現像性制御について順
次説明する。先ず、DCバイアス制御について説明す
る。この制御は、図32に示すように、現像ローラ16
aに印加するDCバイアス電圧91を、帯電させるトナ
ーの所望の極性とは逆の極性にシフトすることにより、
トナーに対する現像ローラ16aの保持力を向上させる
ものである。
次説明する。先ず、DCバイアス制御について説明す
る。この制御は、図32に示すように、現像ローラ16
aに印加するDCバイアス電圧91を、帯電させるトナ
ーの所望の極性とは逆の極性にシフトすることにより、
トナーに対する現像ローラ16aの保持力を向上させる
ものである。
【0173】現像性制御部53の具体的な制御は、図3
3のフローチャートに示す。同図において、現像性制御
部53は、飛散トナーの個数が2000個/秒以上であ
るか否かを判定する(S140)。この判定結果がYE
Sであれば、現像性制御部53は、現像ローラ16aに
印加するDCバイアス電圧91を設定値に対して、トナ
ーの所望の極性とは逆の極性に、絶対値で10〜500
Vだけシフトさせる(S141)。尚、上記S140で
の判定結果がNOであれば、現像ローラ16aへの印加
電圧を初期設定値に戻す(S142)。
3のフローチャートに示す。同図において、現像性制御
部53は、飛散トナーの個数が2000個/秒以上であ
るか否かを判定する(S140)。この判定結果がYE
Sであれば、現像性制御部53は、現像ローラ16aに
印加するDCバイアス電圧91を設定値に対して、トナ
ーの所望の極性とは逆の極性に、絶対値で10〜500
Vだけシフトさせる(S141)。尚、上記S140で
の判定結果がNOであれば、現像ローラ16aへの印加
電圧を初期設定値に戻す(S142)。
【0174】このように、現像ローラ16aに印加する
DCバイアス電圧91をトナーの所望の極性とは逆にシ
フトさせることにより、トナーに対する現像ローラ16
aの保持力を増加し、トナー飛散を防止できる。そし
て、この制御により、トナーの帯電量そのものは変える
ことなくトナーの飛散および下地カブリを低減させるこ
とができる。
DCバイアス電圧91をトナーの所望の極性とは逆にシ
フトさせることにより、トナーに対する現像ローラ16
aの保持力を増加し、トナー飛散を防止できる。そし
て、この制御により、トナーの帯電量そのものは変える
ことなくトナーの飛散および下地カブリを低減させるこ
とができる。
【0175】また、他のDCバイアス制御としては、図
32に示す攪拌ローラ24に印加される電圧92を、帯
電させるトナーの所望の極性とは逆の極性にシフトさせ
ることにより、現像剤の帯電性能を向上させることも可
能である。上記電圧92は、1成分系トナーに対し、現
像の際に最終的に必要な帯電量の5〜95%を事前に付
与するために設けられたものである。この構成は、1成
分系現像剤において特に有効であるが、2成分系現像剤
においても適用可能である。
32に示す攪拌ローラ24に印加される電圧92を、帯
電させるトナーの所望の極性とは逆の極性にシフトさせ
ることにより、現像剤の帯電性能を向上させることも可
能である。上記電圧92は、1成分系トナーに対し、現
像の際に最終的に必要な帯電量の5〜95%を事前に付
与するために設けられたものである。この構成は、1成
分系現像剤において特に有効であるが、2成分系現像剤
においても適用可能である。
【0176】この場合の現像性制御部53の具体的な制
御は、図34のフローチャートに示す。同図において、
現像性制御部53は、先ず、飛散トナーの個数が200
0個/秒以上であるか否かを判定する(S150)。こ
の判定結果がYESである場合、現像性制御部53は、
攪拌ローラ24に印加される電圧92を、帯電させるト
ナーの所望の極性とは逆の極性に絶対値で10〜500
Vだけ上げるようにシフトさせる(S151)。即ち、
トナーの極性が正のときには、攪拌ローラ24に対して
通常、−10〜−500Vだけシフトする。尚、上記S
150において、判定結果がNOの場合には、攪拌ロー
ラ24への印加電圧を初期設定値に戻す(S152)。
御は、図34のフローチャートに示す。同図において、
現像性制御部53は、先ず、飛散トナーの個数が200
0個/秒以上であるか否かを判定する(S150)。こ
の判定結果がYESである場合、現像性制御部53は、
攪拌ローラ24に印加される電圧92を、帯電させるト
ナーの所望の極性とは逆の極性に絶対値で10〜500
Vだけ上げるようにシフトさせる(S151)。即ち、
トナーの極性が正のときには、攪拌ローラ24に対して
通常、−10〜−500Vだけシフトする。尚、上記S
150において、判定結果がNOの場合には、攪拌ロー
ラ24への印加電圧を初期設定値に戻す(S152)。
【0177】このように、現像ローラ16aの手前にあ
る攪拌ローラ24へ印加される電圧92を、トナーの所
望の極性とは逆にシフトさせることにより、現像剤の帯
電性を向上させることができる。そして、この制御によ
り、現像ローラ16aと帯電ブレード間での帯電が容易
になり、特に1成分系現像剤において低帯電トナーの低
減が図られ、トナー飛散を防止することができる。
る攪拌ローラ24へ印加される電圧92を、トナーの所
望の極性とは逆にシフトさせることにより、現像剤の帯
電性を向上させることができる。そして、この制御によ
り、現像ローラ16aと帯電ブレード間での帯電が容易
になり、特に1成分系現像剤において低帯電トナーの低
減が図られ、トナー飛散を防止することができる。
【0178】次に、帯電ブレードバイアス制御について
説明する。この制御は、現像剤に所望の帯電量の100
%を与えるべく設けられた帯電ブレード93に印加され
る電圧94を、帯電させるトナーの所望の極性とは逆の
極性にシフトさせることにより、現像剤の帯電性能を向
上させるものである。この制御は、特に1成分系現像剤
において有効である。
説明する。この制御は、現像剤に所望の帯電量の100
%を与えるべく設けられた帯電ブレード93に印加され
る電圧94を、帯電させるトナーの所望の極性とは逆の
極性にシフトさせることにより、現像剤の帯電性能を向
上させるものである。この制御は、特に1成分系現像剤
において有効である。
【0179】この場合の現像性制御部53の具体的な制
御は、図35のフローチャートに示す。同図において、
先ず、現像性制御部53は、飛散トナーの個数が200
0個/秒以上であるか否かを判定する(S160)。こ
の判定結果がYESの場合には、帯電ブレード93に印
加される電圧94を、帯電させるトナーの所望の極性と
は逆の極性に絶対値で5〜200Vだけ上げるようにシ
フトさせる(S161)。即ち、トナーの極性が正のと
きには、帯電ブレード93に対して通常、−5〜−20
0Vだけシフトする。尚、上記S160において、飛散
トナーの個数が2000個/秒以上でない場合には、帯
電ブレード93への印加電圧を初期設定値に戻す(S1
62)。
御は、図35のフローチャートに示す。同図において、
先ず、現像性制御部53は、飛散トナーの個数が200
0個/秒以上であるか否かを判定する(S160)。こ
の判定結果がYESの場合には、帯電ブレード93に印
加される電圧94を、帯電させるトナーの所望の極性と
は逆の極性に絶対値で5〜200Vだけ上げるようにシ
フトさせる(S161)。即ち、トナーの極性が正のと
きには、帯電ブレード93に対して通常、−5〜−20
0Vだけシフトする。尚、上記S160において、飛散
トナーの個数が2000個/秒以上でない場合には、帯
電ブレード93への印加電圧を初期設定値に戻す(S1
62)。
【0180】このように、帯電ブレード93に印加され
る電圧94を、帯電させるトナーの所望の極性とは逆の
極性にシフトさせることにより、現像剤の帯電性能を向
上させることができる。そして、この制御により、特に
1成分系現像剤においてトナーの帯電量が増加すること
になり、トナー飛散を軽減することができる。
る電圧94を、帯電させるトナーの所望の極性とは逆の
極性にシフトさせることにより、現像剤の帯電性能を向
上させることができる。そして、この制御により、特に
1成分系現像剤においてトナーの帯電量が増加すること
になり、トナー飛散を軽減することができる。
【0181】次に、帯電ブレード圧接制御について説明
する。この制御は、現像剤に所望の帯電量の100%を
与えるべく設けられた帯電ブレード93にかけられる圧
接力を、トナー飛散量検出装置40からの検出値に応じ
て変化させるものである。このために、帯電ブレード9
3の上に圧接バネ96が設けられ、この圧接バネ96を
圧縮および伸長動作させるソレノイド95が設けられて
いる。この構成では、トナー飛散量が所定値よりも多い
場合、帯電ブレード93に加わる現像ローラ16a方向
への圧接力を、図36(a)に示す通常の状態に対し、
図36(b)に示すように、5〜100%の割合で増加
させる。この制御においても、特に1成分系現像剤にお
いて有効である。
する。この制御は、現像剤に所望の帯電量の100%を
与えるべく設けられた帯電ブレード93にかけられる圧
接力を、トナー飛散量検出装置40からの検出値に応じ
て変化させるものである。このために、帯電ブレード9
3の上に圧接バネ96が設けられ、この圧接バネ96を
圧縮および伸長動作させるソレノイド95が設けられて
いる。この構成では、トナー飛散量が所定値よりも多い
場合、帯電ブレード93に加わる現像ローラ16a方向
への圧接力を、図36(a)に示す通常の状態に対し、
図36(b)に示すように、5〜100%の割合で増加
させる。この制御においても、特に1成分系現像剤にお
いて有効である。
【0182】この場合の現像性制御部53の具体的な制
御は、図37のフローチャートに示す。同図において、
現像性制御部53は、先ず、飛散トナーの個数が200
0個/秒以上であるか否かを判断する(S170)。こ
の判定結果がYESである場合、現像性制御部53は、
ソレノイド95を制御して、帯電ブレード93に加える
圧接力をトナー飛散量検出装置40からの検出値に応じ
て通常よりも5〜100%の割合で増加させる。尚、上
記S160において、飛散トナーの個数が2000個/
秒以上でない場合には、帯電ブレード93に加える圧接
力を初期設定値に戻す(S172)。
御は、図37のフローチャートに示す。同図において、
現像性制御部53は、先ず、飛散トナーの個数が200
0個/秒以上であるか否かを判断する(S170)。こ
の判定結果がYESである場合、現像性制御部53は、
ソレノイド95を制御して、帯電ブレード93に加える
圧接力をトナー飛散量検出装置40からの検出値に応じ
て通常よりも5〜100%の割合で増加させる。尚、上
記S160において、飛散トナーの個数が2000個/
秒以上でない場合には、帯電ブレード93に加える圧接
力を初期設定値に戻す(S172)。
【0183】このように、帯電ブレード93にかけられ
る圧接力を増加させることにより、帯電ブレード93と
現像ローラ16aとの間で摩擦力が増加し、特に1成分
系現像剤においてトナーの帯電量が増加する。これによ
り、トナー飛散を軽減することができる。
る圧接力を増加させることにより、帯電ブレード93と
現像ローラ16aとの間で摩擦力が増加し、特に1成分
系現像剤においてトナーの帯電量が増加する。これによ
り、トナー飛散を軽減することができる。
【0184】次に、DSD制御について説明する。この
制御は、図38(a)に示すように、通常時の現像ロー
ラ16aと感光体ドラム14との距離であるDSDをト
ナー飛散量検出装置40からの検出値に応じて、図38
(b)に示すように、0.1mm単位で狭めるものであ
る。
制御は、図38(a)に示すように、通常時の現像ロー
ラ16aと感光体ドラム14との距離であるDSDをト
ナー飛散量検出装置40からの検出値に応じて、図38
(b)に示すように、0.1mm単位で狭めるものであ
る。
【0185】即ち、DSDを変化させるために、感光体
ドラム14には半径方向の外側に一部が突出するDSD
調整カラー101が同心状に設けられている。このDS
D調整カラー101はギヤ102・103を介して駆動
モータ104により駆動される。駆動モータ104に駆
動されてDSD調整カラー101が回転すると、DSD
調整カラー101の外周が現像ローラ16aを押圧し、
これによって、DSDが0.1mm単位で変化する。
ドラム14には半径方向の外側に一部が突出するDSD
調整カラー101が同心状に設けられている。このDS
D調整カラー101はギヤ102・103を介して駆動
モータ104により駆動される。駆動モータ104に駆
動されてDSD調整カラー101が回転すると、DSD
調整カラー101の外周が現像ローラ16aを押圧し、
これによって、DSDが0.1mm単位で変化する。
【0186】この場合の現像性制御部53の具体的な制
御は、図39のフローチャートに示す。同図において、
先ず、現像性制御部53は、飛散トナーの個数が200
0個/秒以上であるか否かを判断する(S180)。こ
の判定結果がYESである場合、現像性制御部53は、
駆動モータ104によりDSD調整カラー101を回転
させ、DSDを狭める。
御は、図39のフローチャートに示す。同図において、
先ず、現像性制御部53は、飛散トナーの個数が200
0個/秒以上であるか否かを判断する(S180)。こ
の判定結果がYESである場合、現像性制御部53は、
駆動モータ104によりDSD調整カラー101を回転
させ、DSDを狭める。
【0187】尚、上記S180において、飛散トナーの
個数が2000個/秒以上でない場合、DSDを初期設
定値に戻す(S182)。
個数が2000個/秒以上でない場合、DSDを初期設
定値に戻す(S182)。
【0188】このように、現像ローラ16aと感光体ド
ラム14との間の距離DSDを狭めることにより、現像
ローラ16aと感光体ドラム14との間の空間を少なく
して浮遊するトナーを低減させることができる。この構
成は、現像剤の帯電量を増大させることにより間接的に
トナー飛散を防止する他の構成とは異なり、距離DSD
を瞬時に変化させることにより、トナー飛散をリアルタ
イムかつ直接的に防止することができる。
ラム14との間の距離DSDを狭めることにより、現像
ローラ16aと感光体ドラム14との間の空間を少なく
して浮遊するトナーを低減させることができる。この構
成は、現像剤の帯電量を増大させることにより間接的に
トナー飛散を防止する他の構成とは異なり、距離DSD
を瞬時に変化させることにより、トナー飛散をリアルタ
イムかつ直接的に防止することができる。
【0189】次に、現像ギャップ制御について説明す
る。この制御は、現像ローラ16aにおける現像剤の穂
立ち量を規制するドクター110と現像ローラ16aと
の間隔である現像ギャップを、図40(a)に示す通常
時の位置に対して、図40(b)に示すように、トナー
飛散量検出装置40からの検出値に応じて、0.1mm
単位で狭めるものである。
る。この制御は、現像ローラ16aにおける現像剤の穂
立ち量を規制するドクター110と現像ローラ16aと
の間隔である現像ギャップを、図40(a)に示す通常
時の位置に対して、図40(b)に示すように、トナー
飛散量検出装置40からの検出値に応じて、0.1mm
単位で狭めるものである。
【0190】ドクター110と現像ローラ16aとの間
の現像ギャップを変化させるために、本実施例において
は、ドクター110がラックギヤ111の下端に取り付
けられている。このラックギヤ111は、駆動モータ1
12によりギヤ113・114を介して上下移動させる
ことができ、これにより、現像ギャップを0.1mm単
位で変化し得るようになっている。
の現像ギャップを変化させるために、本実施例において
は、ドクター110がラックギヤ111の下端に取り付
けられている。このラックギヤ111は、駆動モータ1
12によりギヤ113・114を介して上下移動させる
ことができ、これにより、現像ギャップを0.1mm単
位で変化し得るようになっている。
【0191】この場合の現像性制御部53の具体的な制
御は、図41のフローチャートに示す。同図において、
現像性制御部53は、先ず、飛散トナーの個数が200
0個/秒以上であるか否かを判定する(S190)。こ
の判定結果がYESである場合、現像性制御部53は、
駆動モータ112を制御して現像ギャップを狭める(S
191)。尚、上記S190において、飛散トナーの個
数が2000個/秒以上でない場合には、現像ギャップ
を初期設定値に戻す(S192)。
御は、図41のフローチャートに示す。同図において、
現像性制御部53は、先ず、飛散トナーの個数が200
0個/秒以上であるか否かを判定する(S190)。こ
の判定結果がYESである場合、現像性制御部53は、
駆動モータ112を制御して現像ギャップを狭める(S
191)。尚、上記S190において、飛散トナーの個
数が2000個/秒以上でない場合には、現像ギャップ
を初期設定値に戻す(S192)。
【0192】このように、現像ギャップを狭めることに
より、現像槽28から噴き出るトナーを減少させ、これ
によって、トナー飛散量を軽減することができる。この
構成は、現像剤の帯電量を増大させることにより間接的
にトナー飛散を防止する他の構成とは異なり、現像ギャ
ップを瞬時に変化させることにより、トナー飛散をリア
ルタイムかつ直接的に防止することができる。また、ト
ナー飛散が減少するだけでなく、現像剤の穂が短くなる
ことから感光体ドラム14への当たりがソフトになり、
感光体ドラム14の寿命も長くなり潜像への現像性が増
加し、ひいては画質向上をもたらす。
より、現像槽28から噴き出るトナーを減少させ、これ
によって、トナー飛散量を軽減することができる。この
構成は、現像剤の帯電量を増大させることにより間接的
にトナー飛散を防止する他の構成とは異なり、現像ギャ
ップを瞬時に変化させることにより、トナー飛散をリア
ルタイムかつ直接的に防止することができる。また、ト
ナー飛散が減少するだけでなく、現像剤の穂が短くなる
ことから感光体ドラム14への当たりがソフトになり、
感光体ドラム14の寿命も長くなり潜像への現像性が増
加し、ひいては画質向上をもたらす。
【0193】以上のように、本実施例の複写機1では、
例えばDCバイアス印加、帯電ブレードバイアス印加、
帯電ブレード圧接力付与、DSD制御あるいは現像ギャ
ップ制御等の現像性に関わる制御を制御を行う現像性制
御部53により、トナーの飛散を確実に防止することが
できる。
例えばDCバイアス印加、帯電ブレードバイアス印加、
帯電ブレード圧接力付与、DSD制御あるいは現像ギャ
ップ制御等の現像性に関わる制御を制御を行う現像性制
御部53により、トナーの飛散を確実に防止することが
できる。
【0194】
【発明の効果】上記課題を解決するために、請求項1の
発明の画像形成装置は、トナー収容部、例えば現像層、
このトナー収容部に設けられ、記録媒体表面、例えば感
光体表面に形成された潜像にトナーを供給して現像する
現像ローラ、およびトナー収容部内に設けられ、前記現
像ローラにトナーを供給するとともにトナー収容部内の
トナーを攪拌する攪拌手段、例えば攪拌ローラを有する
現像装置を備えている画像形成装置において、前記現像
装置からのトナー飛散量を検出するトナー飛散量検出手
段と、このトナー飛散量検出手段の検出結果に応答し
て、前記攪拌手段によるトナーの攪拌動作を制御する制
御手段とを備えている構成である。
発明の画像形成装置は、トナー収容部、例えば現像層、
このトナー収容部に設けられ、記録媒体表面、例えば感
光体表面に形成された潜像にトナーを供給して現像する
現像ローラ、およびトナー収容部内に設けられ、前記現
像ローラにトナーを供給するとともにトナー収容部内の
トナーを攪拌する攪拌手段、例えば攪拌ローラを有する
現像装置を備えている画像形成装置において、前記現像
装置からのトナー飛散量を検出するトナー飛散量検出手
段と、このトナー飛散量検出手段の検出結果に応答し
て、前記攪拌手段によるトナーの攪拌動作を制御する制
御手段とを備えている構成である。
【0195】これにより、現像装置からのトナー飛散量
が多いときに、トナー収容部内のトナーは、攪拌されて
帯電量が上昇し、静電気力によってトナー収容部内から
飛散し難くなる。従って、現像装置からのトナーの飛散
を防止することができるという効果を奏する。
が多いときに、トナー収容部内のトナーは、攪拌されて
帯電量が上昇し、静電気力によってトナー収容部内から
飛散し難くなる。従って、現像装置からのトナーの飛散
を防止することができるという効果を奏する。
【0196】請求項2の発明の画像形成装置は、トナー
収容部、このトナー収容部内のトナーを攪拌する攪拌手
段、前記トナー収容部内のトナー濃度を検出するトナー
濃度検出手段、およびこのトナー濃度検出手段の検出結
果に応答してトナー収容部内にトナーを補給するトナー
補給部を有する現像装置を備え、この現像装置が、前記
トナー収容部のトナーにより記録媒体表面に形成された
潜像を現像する画像形成装置において、前記現像装置か
らのトナー飛散量を検出するトナー飛散量検出手段と、
このトナー飛散量検出手段の検出結果に応答して、前記
トナー補給部によるトナー補給動作を制御する制御手段
とを備えている構成である。
収容部、このトナー収容部内のトナーを攪拌する攪拌手
段、前記トナー収容部内のトナー濃度を検出するトナー
濃度検出手段、およびこのトナー濃度検出手段の検出結
果に応答してトナー収容部内にトナーを補給するトナー
補給部を有する現像装置を備え、この現像装置が、前記
トナー収容部のトナーにより記録媒体表面に形成された
潜像を現像する画像形成装置において、前記現像装置か
らのトナー飛散量を検出するトナー飛散量検出手段と、
このトナー飛散量検出手段の検出結果に応答して、前記
トナー補給部によるトナー補給動作を制御する制御手段
とを備えている構成である。
【0197】これにより、現像装置からのトナー飛散量
が多いときに、トナー収容部内のトナー量が少なくなっ
て、攪拌手段によるトナー収容部内のトナーの攪拌性が
向上する。従って、トナー収容部内のトナーは、帯電量
が上昇し、静電気力によってトナー収容部内から飛散し
難くなり、現像装置からのトナーの飛散を防止すること
ができるという効果を奏する。
が多いときに、トナー収容部内のトナー量が少なくなっ
て、攪拌手段によるトナー収容部内のトナーの攪拌性が
向上する。従って、トナー収容部内のトナーは、帯電量
が上昇し、静電気力によってトナー収容部内から飛散し
難くなり、現像装置からのトナーの飛散を防止すること
ができるという効果を奏する。
【0198】請求項3の発明の画像形成装置は、トナー
収容部、このトナー収容部に設けられ、記録媒体表面に
形成された潜像にトナーを供給して現像する現像ロー
ラ、およびトナー収容部内に設けられ、前記現像ローラ
にトナーを供給するとともにトナー収容部内のトナーを
攪拌する攪拌手段を有する現像装置を備えている画像形
成装置において、前記現像装置からのトナー飛散量を検
出するトナー飛散量検出手段と、このトナー飛散量検出
手段の検出結果に応答して、前記現像ローラへのトナー
吸着性を制御する制御手段とを備えている構成である。
収容部、このトナー収容部に設けられ、記録媒体表面に
形成された潜像にトナーを供給して現像する現像ロー
ラ、およびトナー収容部内に設けられ、前記現像ローラ
にトナーを供給するとともにトナー収容部内のトナーを
攪拌する攪拌手段を有する現像装置を備えている画像形
成装置において、前記現像装置からのトナー飛散量を検
出するトナー飛散量検出手段と、このトナー飛散量検出
手段の検出結果に応答して、前記現像ローラへのトナー
吸着性を制御する制御手段とを備えている構成である。
【0199】これにより、現像装置からのトナー飛散量
が多いときには、制御手段の制御により、トナー収容部
内のトナーが現像ローラ表面から遊離して飛散し難くな
る。従って、現像装置からのトナーの飛散を防止するこ
とができるという効果を奏する。
が多いときには、制御手段の制御により、トナー収容部
内のトナーが現像ローラ表面から遊離して飛散し難くな
る。従って、現像装置からのトナーの飛散を防止するこ
とができるという効果を奏する。
【0200】請求項4の発明の画像形成装置は、請求項
1から3の何れかの発明の画像形成装置において、前記
のトナー飛散量検出手段が、パーティクルカウンタから
なる構成である。
1から3の何れかの発明の画像形成装置において、前記
のトナー飛散量検出手段が、パーティクルカウンタから
なる構成である。
【0201】これにより、請求項1から3の何れかの発
明の効果に加え、現像装置からのトナーの飛散量を早期
に検出することができ、飛散トナーによって画像形成の
ための各プロセス要素が汚染される前にトナーの飛散を
阻止することが可能であるという効果を奏する。
明の効果に加え、現像装置からのトナーの飛散量を早期
に検出することができ、飛散トナーによって画像形成の
ための各プロセス要素が汚染される前にトナーの飛散を
阻止することが可能であるという効果を奏する。
【0202】請求項5の発明の画像形成装置は、請求項
1から3の何れかの発明の画像形成装置において、前記
のトナー飛散量検出手段が、現像装置筐体におけるトナ
ー供給用開口部の下方位置に光を照射する発光部、およ
びその反射光を受光して電気信号に変換する受光部を有
する光学センサからなる構成である。
1から3の何れかの発明の画像形成装置において、前記
のトナー飛散量検出手段が、現像装置筐体におけるトナ
ー供給用開口部の下方位置に光を照射する発光部、およ
びその反射光を受光して電気信号に変換する受光部を有
する光学センサからなる構成である。
【0203】これにより、請求項1から3の何れかの発
明の効果に加え、トナー飛散量検出手段を簡単かつ低コ
ストにて構成することができるとともに、現像装置から
のトナー飛散量を効率良くかつ確実に検出することがで
きるという効果を奏する。
明の効果に加え、トナー飛散量検出手段を簡単かつ低コ
ストにて構成することができるとともに、現像装置から
のトナー飛散量を効率良くかつ確実に検出することがで
きるという効果を奏する。
【0204】請求項6の発明の画像形成装置は、請求項
1から3の何れかの発明の画像形成装置において、電荷
放出部とこの電荷放出部の回りに設けられた遮蔽部材と
を有し、前記記録媒体と対向配置された複数の帯電手段
を備え、前記記録媒体が、帯電された後の除電により潜
像を形成するものであり、前記トナー飛散量検出手段
が、複数の前記帯電手段のうちの現像装置に最も近い帯
電手段の遮蔽部材に流れる電流を検出する電流検出手段
からなる構成である。
1から3の何れかの発明の画像形成装置において、電荷
放出部とこの電荷放出部の回りに設けられた遮蔽部材と
を有し、前記記録媒体と対向配置された複数の帯電手段
を備え、前記記録媒体が、帯電された後の除電により潜
像を形成するものであり、前記トナー飛散量検出手段
が、複数の前記帯電手段のうちの現像装置に最も近い帯
電手段の遮蔽部材に流れる電流を検出する電流検出手段
からなる構成である。
【0205】これにより、請求項1から3の何れかの発
明の効果に加えて、簡単な構成によりトナー飛散量の検
出を正確に行うことができるという効果を奏する。
明の効果に加えて、簡単な構成によりトナー飛散量の検
出を正確に行うことができるという効果を奏する。
【0206】請求項7の発明の画像形成装置は、請求項
1から3の何れかの発明の画像形成装置において、前記
の制御手段が、トナー収容部にトナーを補給するトナー
補給部へのトナー補給開始時からトナー補給終了直後ま
での間のうちの所定のタイミングでのトナー飛散量検出
手段の検出結果に基づいて、制御動作を行う構成であ
る。
1から3の何れかの発明の画像形成装置において、前記
の制御手段が、トナー収容部にトナーを補給するトナー
補給部へのトナー補給開始時からトナー補給終了直後ま
での間のうちの所定のタイミングでのトナー飛散量検出
手段の検出結果に基づいて、制御動作を行う構成であ
る。
【0207】これにより、請求項1から3の何れかの発
明の効果に加えて、トナー飛散量の検出を確実に行うこ
とができ、現像装置からのトナー飛散防止を良好に行う
ことができるという効果を奏する。
明の効果に加えて、トナー飛散量の検出を確実に行うこ
とができ、現像装置からのトナー飛散防止を良好に行う
ことができるという効果を奏する。
【0208】請求項8の発明の画像形成装置は、請求項
7の発明の画像形成装置において、前記の制御手段が、
さらに、前記トナー補給部へのトナー補給終了後であ
り、トナー帯電量が安定化したものとみなされるとき
に、トナー飛散量検出手段の検出結果に基づく制御動作
を行う構成である。
7の発明の画像形成装置において、前記の制御手段が、
さらに、前記トナー補給部へのトナー補給終了後であ
り、トナー帯電量が安定化したものとみなされるとき
に、トナー飛散量検出手段の検出結果に基づく制御動作
を行う構成である。
【0209】これにより、請求項7の発明の効果に加え
て、トナーの帯電量が不安定な状態におけるトナー飛散
防止動作後の、トナーの帯電量が安定した状態でのトナ
ー飛散防止状態を確認することができ、現像装置からの
トナー飛散を確実に防止することができるという効果を
奏する。
て、トナーの帯電量が不安定な状態におけるトナー飛散
防止動作後の、トナーの帯電量が安定した状態でのトナ
ー飛散防止状態を確認することができ、現像装置からの
トナー飛散を確実に防止することができるという効果を
奏する。
【0210】請求項9の発明の画像形成装置は、請求項
1から3の何れかの発明の画像形成装置において、前記
の攪拌手段が画像形成動作開始前の攪拌動作である前攪
拌動作を行うものであり、前記の制御手段が、前記攪拌
手段の前攪拌動作開始時から画像形成動作開始時までの
間のうちの所定のタイミングでのトナー飛散量検出手段
の検出結果に基づいて、制御動作を行う構成である。
1から3の何れかの発明の画像形成装置において、前記
の攪拌手段が画像形成動作開始前の攪拌動作である前攪
拌動作を行うものであり、前記の制御手段が、前記攪拌
手段の前攪拌動作開始時から画像形成動作開始時までの
間のうちの所定のタイミングでのトナー飛散量検出手段
の検出結果に基づいて、制御動作を行う構成である。
【0211】これにより、請求項1から3の何れかの発
明の効果に加えて、トナー飛散量検出を良好に行うこと
ができ、この検出結果に基づいてトナー飛散を良好に防
止することができるという効果を奏する。
明の効果に加えて、トナー飛散量検出を良好に行うこと
ができ、この検出結果に基づいてトナー飛散を良好に防
止することができるという効果を奏する。
【0212】請求項10の発明の画像形成装置は、請求
項1から3の何れかの発明の画像形成装置において、ト
ナー消費量検出手段を備え、前記の制御手段が、前記ト
ナー消費量検出手段により検出されるトナー消費量が所
定値以上となったときのトナー飛散量検出手段の検出結
果に基づいて、制御動作を行う構成である。
項1から3の何れかの発明の画像形成装置において、ト
ナー消費量検出手段を備え、前記の制御手段が、前記ト
ナー消費量検出手段により検出されるトナー消費量が所
定値以上となったときのトナー飛散量検出手段の検出結
果に基づいて、制御動作を行う構成である。
【0213】これにより、請求項1から3の何れかの発
明の効果に加えて、トナー飛散量検出を良好に行うこと
ができ、この検出結果に基づいてトナー飛散を良好に防
止することができるという効果を奏する。
明の効果に加えて、トナー飛散量検出を良好に行うこと
ができ、この検出結果に基づいてトナー飛散を良好に防
止することができるという効果を奏する。
【0214】請求項11の発明の画像形成装置は、請求
項1から3の何れかの発明の画像形成装置において、前
記記録媒体表面の残留トナーを回収するトナー回収手段
と、このトナー回収手段による回収量を検出するトナー
回収量検出手段とを備え、前記の制御手段が、前記トナ
ー回収量検出手段により検出される単位時間当たりのト
ナー回収量が所定値以上となったときのトナー飛散量検
出手段の検出結果に基づいて、制御動作を行う構成であ
る。
項1から3の何れかの発明の画像形成装置において、前
記記録媒体表面の残留トナーを回収するトナー回収手段
と、このトナー回収手段による回収量を検出するトナー
回収量検出手段とを備え、前記の制御手段が、前記トナ
ー回収量検出手段により検出される単位時間当たりのト
ナー回収量が所定値以上となったときのトナー飛散量検
出手段の検出結果に基づいて、制御動作を行う構成であ
る。
【0215】これにより、請求項1から3の何れかの発
明の効果に加えて、トナー飛散量検出を良好に行うこと
ができ、この検出結果に基づいてトナー飛散を良好に防
止することができるという効果を奏する。
明の効果に加えて、トナー飛散量検出を良好に行うこと
ができ、この検出結果に基づいてトナー飛散を良好に防
止することができるという効果を奏する。
【0216】請求項12の発明の画像形成装置は、請求
項1の発明の画像形成装置において、前記の制御手段
が、前記トナー飛散量検出手段により検出されたトナー
飛散量が所定値以上となったときに、前記攪拌手段によ
る攪拌速度を速くする構成である。
項1の発明の画像形成装置において、前記の制御手段
が、前記トナー飛散量検出手段により検出されたトナー
飛散量が所定値以上となったときに、前記攪拌手段によ
る攪拌速度を速くする構成である。
【0217】これにより、請求項1の発明の効果に加え
て、トナー飛散量が所定値以上であるときに、トナー収
容部内のトナーの帯電量の増加を促進して、現像装置か
らのトナー飛散を防止することができるという効果を奏
する。
て、トナー飛散量が所定値以上であるときに、トナー収
容部内のトナーの帯電量の増加を促進して、現像装置か
らのトナー飛散を防止することができるという効果を奏
する。
【0218】請求項13の発明の画像形成装置は、請求
項1の発明の画像形成装置において、前記の制御手段
が、前記トナー飛散量検出手段により検出されたトナー
飛散量が所定値以上となったときに、前記攪拌手段の作
動時間を長くする構成である。
項1の発明の画像形成装置において、前記の制御手段
が、前記トナー飛散量検出手段により検出されたトナー
飛散量が所定値以上となったときに、前記攪拌手段の作
動時間を長くする構成である。
【0219】これにより、請求項1の発明の効果に加え
て、トナー飛散量が所定値以上であるときに、トナー収
容部内のトナーの帯電量の増加を促進して、現像装置か
らのトナー飛散を防止することができるという効果を奏
する。
て、トナー飛散量が所定値以上であるときに、トナー収
容部内のトナーの帯電量の増加を促進して、現像装置か
らのトナー飛散を防止することができるという効果を奏
する。
【0220】請求項14の発明の画像形成装置は、請求
項2の発明の画像形成装置において、前記の制御手段
が、前記トナー飛散量検出手段により検出されたトナー
飛散量が所定値以上となったときに、トナー補給部によ
る単位時間当たりのトナー補給量が少なくなるように制
御する構成である。
項2の発明の画像形成装置において、前記の制御手段
が、前記トナー飛散量検出手段により検出されたトナー
飛散量が所定値以上となったときに、トナー補給部によ
る単位時間当たりのトナー補給量が少なくなるように制
御する構成である。
【0221】これにより、請求項2の発明の効果に加え
て、トナー飛散量が所定値以上であるときに、トナー収
容部内のトナーの帯電量の増加を促進して、現像装置か
らのトナー飛散を防止することができるという効果を奏
する。
て、トナー飛散量が所定値以上であるときに、トナー収
容部内のトナーの帯電量の増加を促進して、現像装置か
らのトナー飛散を防止することができるという効果を奏
する。
【0222】請求項15の発明の画像形成装置は、請求
項14の発明の画像形成装置において、前記の制御手段
が、前記トナー補給部が間欠的なトナー補給量動作を行
うように制御する構成である。
項14の発明の画像形成装置において、前記の制御手段
が、前記トナー補給部が間欠的なトナー補給量動作を行
うように制御する構成である。
【0223】これにより、請求項14の発明の効果に加
えて、トナー飛散量が所定値以上であるときに、トナー
収容部内のトナーの帯電量の増加をさらに促進して、現
像装置からのトナー飛散をさらに確実に防止することが
できるという効果を奏する。
えて、トナー飛散量が所定値以上であるときに、トナー
収容部内のトナーの帯電量の増加をさらに促進して、現
像装置からのトナー飛散をさらに確実に防止することが
できるという効果を奏する。
【0224】請求項16の発明の画像形成装置は、請求
項2の発明の画像形成装置において、前記のトナー補給
部が、前記トナー濃度検出手段により検出されるトナー
濃度がトナー濃度基準値以下となったときにトナー補給
動作を行うものであり、前記の制御手段が、前記トナー
飛散量検出手段により検出されたトナー飛散量が所定値
以上となったときに、前記トナー濃度基準値を低くする
ように制御する構成である。
項2の発明の画像形成装置において、前記のトナー補給
部が、前記トナー濃度検出手段により検出されるトナー
濃度がトナー濃度基準値以下となったときにトナー補給
動作を行うものであり、前記の制御手段が、前記トナー
飛散量検出手段により検出されたトナー飛散量が所定値
以上となったときに、前記トナー濃度基準値を低くする
ように制御する構成である。
【0225】これにより、請求項2の発明の効果に加
え、トナー飛散量が所定値以上であるときに、トナー収
容部内のトナーの帯電量の増加を促進して、現像装置か
らのトナー飛散を防止することができるという効果を奏
する。
え、トナー飛散量が所定値以上であるときに、トナー収
容部内のトナーの帯電量の増加を促進して、現像装置か
らのトナー飛散を防止することができるという効果を奏
する。
【0226】請求項17の発明の画像形成装置は、請求
項2の発明の画像形成装置において、前記の制御手段
が、画像形成動作が停止状態から再開された場合に、ト
ナー濃度検出手段の検出値が画像形成動作の停止時の値
から所定値以上変化したときの前記トナー飛散量検出手
段の検出結果に基づいて、制御動作を行う構成である。
項2の発明の画像形成装置において、前記の制御手段
が、画像形成動作が停止状態から再開された場合に、ト
ナー濃度検出手段の検出値が画像形成動作の停止時の値
から所定値以上変化したときの前記トナー飛散量検出手
段の検出結果に基づいて、制御動作を行う構成である。
【0227】これにより、請求項2の発明の効果に加え
て、トナー飛散量を良好に検出することができ、この検
出結果に基づいて現像装置からのトナー飛散を良好に防
止することができるという効果を奏する。
て、トナー飛散量を良好に検出することができ、この検
出結果に基づいて現像装置からのトナー飛散を良好に防
止することができるという効果を奏する。
【0228】請求項18の発明の画像形成装置は、請求
項2の発明の画像形成装置において、前記の制御手段
が、画像形成動作が停止状態から再開された場合に、ト
ナー濃度検出手段の検出値が画像形成動作の停止時の値
から変化してその後に安定状態となったときの前記トナ
ー飛散量検出手段の検出結果に基づいて、制御動作を行
う構成である。
項2の発明の画像形成装置において、前記の制御手段
が、画像形成動作が停止状態から再開された場合に、ト
ナー濃度検出手段の検出値が画像形成動作の停止時の値
から変化してその後に安定状態となったときの前記トナ
ー飛散量検出手段の検出結果に基づいて、制御動作を行
う構成である。
【0229】これにより、請求項2の発明の効果に加え
て、トナー飛散量を良好に検出することができ、この検
出結果に基づいて現像装置からのトナー飛散を良好に防
止することができるという効果を奏する。
て、トナー飛散量を良好に検出することができ、この検
出結果に基づいて現像装置からのトナー飛散を良好に防
止することができるという効果を奏する。
【0230】請求項19の発明の画像形成装置は、請求
項3の発明の画像形成装置において、前記の攪拌手段
が、現像ローラにトナーを供給する供給ローラを備え、
これら現像ローラと供給ローラとにはトナーに所定の帯
電量を付与するための電圧が印加され、供給ローラはト
ナーに前記所定の帯電量よりも少ない帯電量を予め与え
るものであり、前記の制御手段が、前記トナー飛散量検
出手段により検出されたトナー飛散量が所定値以上とな
ったときに、前記供給ローラへの印加電圧を、トナーの
帯電極性とは逆極性の電圧であり、そのときの印加電圧
よりも逆極性方向に高い電圧に切り換える構成である。
項3の発明の画像形成装置において、前記の攪拌手段
が、現像ローラにトナーを供給する供給ローラを備え、
これら現像ローラと供給ローラとにはトナーに所定の帯
電量を付与するための電圧が印加され、供給ローラはト
ナーに前記所定の帯電量よりも少ない帯電量を予め与え
るものであり、前記の制御手段が、前記トナー飛散量検
出手段により検出されたトナー飛散量が所定値以上とな
ったときに、前記供給ローラへの印加電圧を、トナーの
帯電極性とは逆極性の電圧であり、そのときの印加電圧
よりも逆極性方向に高い電圧に切り換える構成である。
【0231】これにより、請求項3の発明の効果に加え
て、トナー飛散量が所定値以上となったときに、現像ロ
ーラによるトナーの保持力が増加し、現像装置からのト
ナーの飛散を防止することができるという効果を奏す
る。
て、トナー飛散量が所定値以上となったときに、現像ロ
ーラによるトナーの保持力が増加し、現像装置からのト
ナーの飛散を防止することができるという効果を奏す
る。
【0232】請求項20の発明の画像形成装置は、請求
項3の発明の画像形成装置において、先端部とこれに対
向する部材との間を通過するトナーを帯電させる帯電ブ
レードを備え、この帯電ブレードにはトナーに所定の帯
電量を付与するための電圧が印加され、前記の制御手段
が、前記トナー飛散量検出手段により検出されたトナー
飛散量が所定値以上となったときに、前記帯電ブレード
への印加電圧を、トナーの帯電極性とは逆極性であり、
そのときの印加電圧よりも逆極性方向に高い電圧に切り
換える構成である。
項3の発明の画像形成装置において、先端部とこれに対
向する部材との間を通過するトナーを帯電させる帯電ブ
レードを備え、この帯電ブレードにはトナーに所定の帯
電量を付与するための電圧が印加され、前記の制御手段
が、前記トナー飛散量検出手段により検出されたトナー
飛散量が所定値以上となったときに、前記帯電ブレード
への印加電圧を、トナーの帯電極性とは逆極性であり、
そのときの印加電圧よりも逆極性方向に高い電圧に切り
換える構成である。
【0233】これにより、請求項3の発明の効果に加え
て、トナー飛散量が所定値以上となったときに、現像ロ
ーラによるトナーの保持力が増加し、現像装置からのト
ナーの飛散を防止することができるという効果を奏す
る。
て、トナー飛散量が所定値以上となったときに、現像ロ
ーラによるトナーの保持力が増加し、現像装置からのト
ナーの飛散を防止することができるという効果を奏す
る。
【0234】請求項21の発明の画像形成装置は、トナ
ー収容部と、現像バイアス電圧が印加され、前記トナー
収容部内のトナーを吸着して搬送する現像ローラとを有
する現像装置を備え、この現像装置が、記録媒体表面に
形成された潜像に前記現像ローラによりトナーを供給し
て現像する画像形成装置において、前記現像装置からの
トナー飛散量を検出するトナー飛散量検出手段と、この
トナー飛散量検出手段の検出結果に応答して、前記現像
バイアス電圧を制御する制御手段とを備えている構成で
ある。
ー収容部と、現像バイアス電圧が印加され、前記トナー
収容部内のトナーを吸着して搬送する現像ローラとを有
する現像装置を備え、この現像装置が、記録媒体表面に
形成された潜像に前記現像ローラによりトナーを供給し
て現像する画像形成装置において、前記現像装置からの
トナー飛散量を検出するトナー飛散量検出手段と、この
トナー飛散量検出手段の検出結果に応答して、前記現像
バイアス電圧を制御する制御手段とを備えている構成で
ある。
【0235】これにより、現像ローラによるトナーの保
持力を増加させて、現像装置からのトナーの飛散を防止
することができるという効果を奏する。
持力を増加させて、現像装置からのトナーの飛散を防止
することができるという効果を奏する。
【0236】請求項22の発明の画像形成装置は、記録
媒体表面に形成された潜像に現像剤を供給して現像する
現像装置を備えた画像形成装置において、前記現像装置
からのトナー飛散量を検出するトナー飛散量検出手段
と、前記トナー飛散量検出手段により検出されたトナー
飛散量が所定値以上となったときに、トナー飛散に影響
する設定値をトナー飛散が抑制される方向へ移動させる
一方、その後にトナー飛散量検出手段により検出された
トナー飛散量が所定値未満となったときに、トナー飛散
に影響する前記設定値を元の状態に復帰させる制御手段
とを備えている構成である。
媒体表面に形成された潜像に現像剤を供給して現像する
現像装置を備えた画像形成装置において、前記現像装置
からのトナー飛散量を検出するトナー飛散量検出手段
と、前記トナー飛散量検出手段により検出されたトナー
飛散量が所定値以上となったときに、トナー飛散に影響
する設定値をトナー飛散が抑制される方向へ移動させる
一方、その後にトナー飛散量検出手段により検出された
トナー飛散量が所定値未満となったときに、トナー飛散
に影響する前記設定値を元の状態に復帰させる制御手段
とを備えている構成である。
【0237】これにより、現像装置からのトナー飛散を
防止し得るとともに、トナー飛散量が所定値未満の通常
状態においては、トナー飛散に影響する設定値の変更に
よる弊害が生じないようにすることができるという効果
を奏する。
防止し得るとともに、トナー飛散量が所定値未満の通常
状態においては、トナー飛散に影響する設定値の変更に
よる弊害が生じないようにすることができるという効果
を奏する。
【図1】本発明の一実施例における複写機を示す全体構
造図である。
造図である。
【図2】上記複写機のトナー飛散検出装置としてのパー
ティクルカウンタを示す構造図である。
ティクルカウンタを示す構造図である。
【図3】上記複写機の制御ユニットの構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図4】上記制御ユニットにおける制御のメインルーチ
ンを示すフローチャートである。
ンを示すフローチャートである。
【図5】上記制御ユニットにおけるパーティクルカウン
タを使用する場合のトナー飛散量検出処理ルーチンを示
すフローチャートである。
タを使用する場合のトナー飛散量検出処理ルーチンを示
すフローチャートである。
【図6】上記制御ユニットにおけるトナー濃度基準電圧
を変化させる場合のトナー飛散防止処理ルーチンを示す
フローチャートである。
を変化させる場合のトナー飛散防止処理ルーチンを示す
フローチャートである。
【図7】上記制御ユニットにおけるトナー補給ローラの
回転数を下げる場合のトナー飛散防止処理ルーチンを示
すフローチャートである。
回転数を下げる場合のトナー飛散防止処理ルーチンを示
すフローチャートである。
【図8】上記トナー飛散防止処理としてトナー補給ロー
ラを間欠的に作動させる制御を示すタイミングチャート
である。
ラを間欠的に作動させる制御を示すタイミングチャート
である。
【図9】上記制御ユニットにおける現像ローラおよび攪
拌ローラの回転数を上げる場合のトナー飛散防止処理ル
ーチンを示すフローチャートである。
拌ローラの回転数を上げる場合のトナー飛散防止処理ル
ーチンを示すフローチャートである。
【図10】上記制御ユニットにおける攪拌ローラの回転
数を上げるための駆動系の説明図である。
数を上げるための駆動系の説明図である。
【図11】上記制御ユニットにおける攪拌ローラの回転
数を上げるトナー飛散防止処理ルーチンを示すフローチ
ャートである。
数を上げるトナー飛散防止処理ルーチンを示すフローチ
ャートである。
【図12】上記トナー飛散防止処理として現像槽へのト
ナー補給後に通常よりも攪拌ローラの回転時間を延長す
る制御を示すタイミングチャートであり、同図(a)は
通常時の攪拌時間、同図(b)は飛散防止処理作動時に
おいて現像前の攪拌時間の延長を示すものである。
ナー補給後に通常よりも攪拌ローラの回転時間を延長す
る制御を示すタイミングチャートであり、同図(a)は
通常時の攪拌時間、同図(b)は飛散防止処理作動時に
おいて現像前の攪拌時間の延長を示すものである。
【図13】上記トナー飛散防止処理として現像槽へのト
ナー補給後に通常よりも攪拌ローラの回転時間を延長す
る制御を示すタイミングチャートであり、同図(a)は
通常時の攪拌時間、同図(b)は飛散防止処理作動時に
おいて現像後の攪拌時間の延長を示すものである。
ナー補給後に通常よりも攪拌ローラの回転時間を延長す
る制御を示すタイミングチャートであり、同図(a)は
通常時の攪拌時間、同図(b)は飛散防止処理作動時に
おいて現像後の攪拌時間の延長を示すものである。
【図14】同図(a)は、上記複写機のトナー飛散検出
装置としての光学センサにてトナー飛散を検出する状態
を示す説明図、同図(b)は、同図(a)に示した構成
の他の例を示す説明図である。
装置としての光学センサにてトナー飛散を検出する状態
を示す説明図、同図(b)は、同図(a)に示した構成
の他の例を示す説明図である。
【図15】上記制御ユニットにおける光学センサを使用
する場合のトナー飛散量検出処理ルーチンと、その光学
センサの検出値に基づいて行うトナー飛散量防止処理ル
ーチンとを示すフローチャートであり、同図(a)はト
ナー飛散量検出処理ルーチン、同図(b)はトナー飛散
量防止処理ルーチンを示すものである。
する場合のトナー飛散量検出処理ルーチンと、その光学
センサの検出値に基づいて行うトナー飛散量防止処理ル
ーチンとを示すフローチャートであり、同図(a)はト
ナー飛散量検出処理ルーチン、同図(b)はトナー飛散
量防止処理ルーチンを示すものである。
【図16】上記制御ユニットにおけるシールドケース電
流検出器を使用する場合のトナー飛散量検出処理ルーチ
ンと、そのシールドケース電流検出器の検出値に基づい
て行うトナー飛散量防止処理ルーチンとを示すフローチ
ャートであり、同図(a)はトナー飛散量検出処理ルー
チン、同図(b)はトナー飛散量防止処理ルーチンを示
すものである。
流検出器を使用する場合のトナー飛散量検出処理ルーチ
ンと、そのシールドケース電流検出器の検出値に基づい
て行うトナー飛散量防止処理ルーチンとを示すフローチ
ャートであり、同図(a)はトナー飛散量検出処理ルー
チン、同図(b)はトナー飛散量防止処理ルーチンを示
すものである。
【図17】上記複写機に設けられた排気口の位置を示す
背面図である。
背面図である。
【図18】上記排気口に設けられた排気フィルタの目詰
まりによる差圧の検出する圧力サンサの取り付け状態を
示す構造図である。
まりによる差圧の検出する圧力サンサの取り付け状態を
示す構造図である。
【図19】上記制御ユニットにおける差圧計を使用する
場合のトナー飛散量検出処理ルーチンと、その差圧計の
検出値に基づいて行うトナー飛散量防止処理ルーチンと
を示すフローチャートであり、同図(a)はトナー飛散
量検出処理ルーチン、同図(b)はトナー飛散量防止処
理ルーチンを示すものである。
場合のトナー飛散量検出処理ルーチンと、その差圧計の
検出値に基づいて行うトナー飛散量防止処理ルーチンと
を示すフローチャートであり、同図(a)はトナー飛散
量検出処理ルーチン、同図(b)はトナー飛散量防止処
理ルーチンを示すものである。
【図20】上記制御ユニットにおけるタイミング制御部
の制御動作を示すものであって、トナーホッパーへのト
ナー補給動作とトナー飛散量検出動作との関係を示すタ
イミングチャートである。
の制御動作を示すものであって、トナーホッパーへのト
ナー補給動作とトナー飛散量検出動作との関係を示すタ
イミングチャートである。
【図21】上記制御ユニットにおけるタイミング制御部
の制御動作を示すものであって、トナーホッパーへのト
ナー補給終了後から所定時間経過後のトナー飛散量検出
動作を示すタイミングチャートである。
の制御動作を示すものであって、トナーホッパーへのト
ナー補給終了後から所定時間経過後のトナー飛散量検出
動作を示すタイミングチャートである。
【図22】上記制御ユニットにおけるタイミング制御部
の、一定の放置時間経過後にトナー飛散量検出を行う制
御を示すタイミングチャートである。
の、一定の放置時間経過後にトナー飛散量検出を行う制
御を示すタイミングチャートである。
【図23】上記制御ユニットにおけるタイミング制御部
の、トナー濃度センサの出力変動値が所定値よりも大き
くなった場合にトナー飛散量検出を行う制御を示すタイ
ミングチャートである。
の、トナー濃度センサの出力変動値が所定値よりも大き
くなった場合にトナー飛散量検出を行う制御を示すタイ
ミングチャートである。
【図24】上記制御ユニットにおけるタイミング制御部
の、トナー補給後のトナー濃度センサの出力変動が一定
時間安定した場合にトナー飛散量検出を行う制御を示す
タイミングチャートである。
の、トナー補給後のトナー濃度センサの出力変動が一定
時間安定した場合にトナー飛散量検出を行う制御を示す
タイミングチャートである。
【図25】上記制御ユニットにおけるタイミング制御部
の、原稿濃度が高い場合にトナー飛散量検出を行う制御
を示すタイミングチャートである。
の、原稿濃度が高い場合にトナー飛散量検出を行う制御
を示すタイミングチャートである。
【図26】上記原稿濃度が高い場合にトナー飛散量検出
を行うタイミング制御部のトナー飛散量検出タイミング
制御処理ルーチンを示すフローチャートである。
を行うタイミング制御部のトナー飛散量検出タイミング
制御処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図27】複写回数および補給ローラの回転数が一定基
準以上になった場合にトナー飛散量検出を行うタイミン
グ制御部のトナー飛散量検出タイミング制御処理ルーチ
ンを示すフローチャートである。
準以上になった場合にトナー飛散量検出を行うタイミン
グ制御部のトナー飛散量検出タイミング制御処理ルーチ
ンを示すフローチャートである。
【図28】複写時の温度が一定基準以上になった場合に
トナー飛散量検出を行うタイミング制御部のトナー飛散
量検出タイミング制御処理ルーチンを示すフローチャー
トである。
トナー飛散量検出を行うタイミング制御部のトナー飛散
量検出タイミング制御処理ルーチンを示すフローチャー
トである。
【図29】複写時の湿度が一定基準以上になった場合に
トナー飛散量検出を行うタイミング制御部のトナー飛散
量検出タイミング制御処理ルーチンを示すフローチャー
トである。
トナー飛散量検出を行うタイミング制御部のトナー飛散
量検出タイミング制御処理ルーチンを示すフローチャー
トである。
【図30】現像槽の攪拌ローラの積算攪拌時間が一定基
準以上になった場合にトナー飛散量検出を行うタイミン
グ制御部のトナー飛散量検出タイミング制御処理ルーチ
ンを示すフローチャートである。
準以上になった場合にトナー飛散量検出を行うタイミン
グ制御部のトナー飛散量検出タイミング制御処理ルーチ
ンを示すフローチャートである。
【図31】一定時間経過後に廃トナー重量を測定したと
きに、一定基準以上の増加率となっている場合にトナー
飛散量検出を行うタイミング制御部のトナー飛散量検出
タイミング制御処理ルーチンを示すフローチャートであ
る。
きに、一定基準以上の増加率となっている場合にトナー
飛散量検出を行うタイミング制御部のトナー飛散量検出
タイミング制御処理ルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図32】複写機の感光体ドラム等へのバイアス電圧を
示す構造図である。
示す構造図である。
【図33】上記制御ユニットにおける現像性制御部の現
像ローラへの印加電圧を上げる場合のトナー飛散防止処
理ルーチンを示すフローチャートである。
像ローラへの印加電圧を上げる場合のトナー飛散防止処
理ルーチンを示すフローチャートである。
【図34】上記制御ユニットにおける現像性制御部の攪
拌ローラへの印加電圧を上げる場合のトナー飛散防止処
理ルーチンを示すフローチャートである。
拌ローラへの印加電圧を上げる場合のトナー飛散防止処
理ルーチンを示すフローチャートである。
【図35】上記制御ユニットにおける現像性制御部の帯
電ブレードへの印加電圧を上げる場合のトナー飛散防止
処理ルーチンを示すフローチャートである。
電ブレードへの印加電圧を上げる場合のトナー飛散防止
処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図36】上記複写機における帯電ブレードの圧接力を
変化させるための装置を示す構造図であり、同図(a)
は通常時の帯電ブレードへの圧接力を示すものであり、
同図(b)はトナー飛散防止処理時の帯電ブレードへの
圧接力を示すものである。
変化させるための装置を示す構造図であり、同図(a)
は通常時の帯電ブレードへの圧接力を示すものであり、
同図(b)はトナー飛散防止処理時の帯電ブレードへの
圧接力を示すものである。
【図37】上記制御ユニットにおける現像性制御部の帯
電ブレードの圧接力を上げる場合のトナー飛散防止処理
ルーチンを示すフローチャートである。
電ブレードの圧接力を上げる場合のトナー飛散防止処理
ルーチンを示すフローチャートである。
【図38】上記複写機における感光体ドラムと現像ロー
ラとの距離DSDを変化させるための装置を示す構造図
であり、同図(a)は通常時のDSDを示すものであ
り、同図(b)はトナー飛散防止処理時のDSDを示す
ものである。
ラとの距離DSDを変化させるための装置を示す構造図
であり、同図(a)は通常時のDSDを示すものであ
り、同図(b)はトナー飛散防止処理時のDSDを示す
ものである。
【図39】上記制御ユニットにおける現像性制御部の距
離DSDを狭める場合のトナー飛散防止処理ルーチンを
示すフローチャートである。
離DSDを狭める場合のトナー飛散防止処理ルーチンを
示すフローチャートである。
【図40】上記複写機におけるドクターでの現像ギャッ
プを変化させるための装置を示す構造図であり、同図
(a)は通常時の現像ギャップを示すものであり、同図
(b)はトナー飛散防止処理時の現像ギャップを示すも
のである。
プを変化させるための装置を示す構造図であり、同図
(a)は通常時の現像ギャップを示すものであり、同図
(b)はトナー飛散防止処理時の現像ギャップを示すも
のである。
【図41】上記制御ユニットにおける現像性制御部の現
像ギャップを狭める場合のトナー飛散防止処理ルーチン
を示すフローチャートである。
像ギャップを狭める場合のトナー飛散防止処理ルーチン
を示すフローチャートである。
【図42】従来例を示すものであり、複写機のトナー飛
散検出装置を示す構造図である。
散検出装置を示す構造図である。
【図43】他の従来例を示すものであり、複写機のトナ
ー飛散防止装置を示す構造図である。
ー飛散防止装置を示す構造図である。
13 画像形成部 14 感光体ドラム(感光体) 15 主帯電器 16 現像装置 16a 現像ローラ 17 転写前帯電器 22 トナーホッパー 22a トナー補給ローラ 23 トナー濃度センサ 24 攪拌ローラ(供給ローラ、攪拌手段) 27 制御ユニット(制御手段) 29 温湿度センサ 28 現像槽 30 プロセス制御部 31 トナー濃度制御部 32 現像装置制御部 40 トナー飛散量検出装置(トナー飛散量検出手
段) 41 パーティクルカウンタ 42 光学センサ 50 トナー飛散防止部(トナー飛散防止手段) 51 トナー濃度変更制御部(トナー濃度制御手段) 52 現像剤攪拌制御部(現像剤攪拌制御手段) 53 現像性制御部(現像性制御手段) 60 タイミング制御部(タイミング制御手段)
段) 41 パーティクルカウンタ 42 光学センサ 50 トナー飛散防止部(トナー飛散防止手段) 51 トナー濃度変更制御部(トナー濃度制御手段) 52 現像剤攪拌制御部(現像剤攪拌制御手段) 53 現像性制御部(現像性制御手段) 60 タイミング制御部(タイミング制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 増田 実男 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 浅沼 雅人 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 井上 克志 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 井野 利昭 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 西光 英二 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 北畠 保男 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内
Claims (22)
- 【請求項1】トナー収容部、このトナー収容部に設けら
れ、記録媒体表面に形成された潜像にトナーを供給して
現像する現像ローラ、およびトナー収容部内に設けら
れ、前記現像ローラにトナーを供給するとともにトナー
収容部内のトナーを攪拌する攪拌手段を有する現像装置
を備えている画像形成装置において、 前記現像装置からのトナー飛散量を検出するトナー飛散
量検出手段と、 このトナー飛散量検出手段の検出結果に応答して、前記
攪拌手段によるトナーの攪拌動作を制御する制御手段と
を備えていることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】トナー収容部、このトナー収容部内のトナ
ーを攪拌する攪拌手段、前記トナー収容部内のトナー濃
度を検出するトナー濃度検出手段、およびこのトナー濃
度検出手段の検出結果に応答してトナー収容部内にトナ
ーを補給するトナー補給部を有する現像装置を備え、こ
の現像装置が、前記トナー収容部のトナーにより記録媒
体表面に形成された潜像を現像する画像形成装置におい
て、 前記現像装置からのトナー飛散量を検出するトナー飛散
量検出手段と、 このトナー飛散量検出手段の検出結果に応答して、前記
トナー補給部によるトナー補給動作を制御する制御手段
とを備えていることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】トナー収容部、このトナー収容部に設けら
れ、記録媒体表面に形成された潜像にトナーを供給して
現像する現像ローラ、およびトナー収容部内に設けら
れ、前記現像ローラにトナーを供給するとともにトナー
収容部内のトナーを攪拌する攪拌手段を有する現像装置
を備えている画像形成装置において、 前記現像装置からのトナー飛散量を検出するトナー飛散
量検出手段と、 このトナー飛散量検出手段の検出結果に応答して、前記
現像ローラへのトナー吸着性を制御する制御手段とを備
えていることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項4】前記のトナー飛散量検出手段は、パーティ
クルカウンタからなることを特徴とする請求項1から3
の何れかに記載の画像形成装置。 - 【請求項5】前記のトナー飛散量検出手段は、現像装置
筐体におけるトナー供給用開口部の下方位置に光を照射
する発光部、およびその反射光を受光して電気信号に変
換する受光部を有する光学センサからなることを特徴と
する請求項1から3の何れかに記載の画像形成装置。 - 【請求項6】電荷放出部とこの電荷放出部の回りに設け
られた遮蔽部材とを有し、前記記録媒体と対向配置され
た複数の帯電手段を備え、前記記録媒体は、帯電された
後の除電により潜像を形成するものであり、前記トナー
飛散量検出手段は、複数の前記帯電手段のうちの現像装
置に最も近い帯電手段の遮蔽部材に流れる電流を検出す
る電流検出手段からなることを特徴とする請求項1から
3の何れかに記載の画像形成装置。 - 【請求項7】前記の制御手段は、トナー収容部にトナー
を補給するトナー補給部へのトナー補給開始時からトナ
ー補給終了直後までの間のうちの所定のタイミングでの
トナー飛散量検出手段の検出結果に基づいて、制御動作
を行うものであることを特徴とする請求項1から3の何
れかに記載の画像形成装置。 - 【請求項8】前記の制御手段は、さらに、前記トナー補
給部へのトナー補給終了後であり、トナー帯電量が安定
化したものとみなされるときに、トナー飛散量検出手段
の検出結果に基づく制御動作を行うものであることを特
徴とする請求項7に記載の画像形成装置。 - 【請求項9】前記の攪拌手段は画像形成動作開始前の攪
拌動作である前攪拌動作を行うものであり、前記の制御
手段は、前記攪拌手段の前攪拌動作開始時から画像形成
動作開始時までの間のうちの所定のタイミングでのトナ
ー飛散量検出手段の検出結果に基づいて、制御動作を行
うものであることを特徴とする請求項1から3の何れか
に記載の画像形成装置。 - 【請求項10】トナー消費量検出手段を備え、前記の制
御手段は、前記トナー消費量検出手段により検出される
トナー消費量が所定値以上となったときのトナー飛散量
検出手段の検出結果に基づいて、制御動作を行うもので
あることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の
画像形成装置。 - 【請求項11】前記記録媒体表面の残留トナーを回収す
るトナー回収手段と、このトナー回収手段による回収量
を検出するトナー回収量検出手段とを備え、前記の制御
手段は、前記トナー回収量検出手段により検出される単
位時間当たりのトナー回収量が所定値以上となったとき
のトナー飛散量検出手段の検出結果に基づいて、制御動
作を行うものであることを特徴とする請求項1から3の
何れかに記載の画像形成装置。 - 【請求項12】前記の制御手段は、前記トナー飛散量検
出手段により検出されたトナー飛散量が所定値以上とな
ったときに、前記攪拌手段による攪拌速度を速くするも
のであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
置。 - 【請求項13】前記の制御手段は、前記トナー飛散量検
出手段により検出されたトナー飛散量が所定値以上とな
ったときに、前記攪拌手段の作動時間を長くするもので
あることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 【請求項14】前記の制御手段は、前記トナー飛散量検
出手段により検出されたトナー飛散量が所定値以上とな
ったときに、トナー補給部による単位時間当たりのトナ
ー補給量が少なくなるように制御するものであることを
特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 【請求項15】前記の制御手段は、前記トナー補給部が
間欠的なトナー補給量動作を行うように制御するもので
あることを特徴とする請求項14に記載の画像形成装
置。 - 【請求項16】前記のトナー補給部は、前記トナー濃度
検出手段により検出されるトナー濃度がトナー濃度基準
値以下となったときにトナー補給動作を行うものであ
り、前記の制御手段は、前記トナー飛散量検出手段によ
り検出されたトナー飛散量が所定値以上となったとき
に、前記トナー濃度基準値を低くするように制御するも
のであることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装
置。 - 【請求項17】前記の制御手段は、画像形成動作が停止
状態から再開された場合に、トナー濃度検出手段の検出
値が画像形成動作の停止時の値から所定値以上変化した
ときの前記トナー飛散量検出手段の検出結果に基づい
て、制御動作を行うものであることを特徴とする請求項
2に記載の画像形成装置。 - 【請求項18】前記の制御手段は、画像形成動作が停止
状態から再開された場合に、トナー濃度検出手段の検出
値が画像形成動作の停止時の値から変化してその後に安
定状態となったときの前記トナー飛散量検出手段の検出
結果に基づいて、制御動作を行うものであることを特徴
とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 【請求項19】前記の攪拌手段は、現像ローラにトナー
を供給する供給ローラを備え、これら現像ローラと供給
ローラとにはトナーに所定の帯電量を付与するための電
圧が印加され、供給ローラはトナーに前記所定の帯電量
よりも少ない帯電量を予め与えるものであり、前記の制
御手段は、前記トナー飛散量検出手段により検出された
トナー飛散量が所定値以上となったときに、前記供給ロ
ーラへの印加電圧を、トナーの帯電極性とは逆極性の電
圧であり、そのときの印加電圧よりも逆極性方向に高い
電圧に切り換えるものであることを特徴とする請求項3
に記載の画像形成装置。 - 【請求項20】先端部とこれに対向する部材との間を通
過するトナーを帯電させる帯電ブレードを備え、この帯
電ブレードにはトナーに所定の帯電量を付与するための
電圧が印加され、前記の制御手段は、前記トナー飛散量
検出手段により検出されたトナー飛散量が所定値以上と
なったときに、前記帯電ブレードへの印加電圧を、トナ
ーの帯電極性とは逆極性であり、そのときの印加電圧よ
りも逆極性方向に高い電圧に切り換えるものであること
を特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。 - 【請求項21】トナー収容部と、現像バイアス電圧が印
加され、前記トナー収容部内のトナーを吸着して搬送す
る現像ローラとを有する現像装置を備え、この現像装置
が、記録媒体表面に形成された潜像に前記現像ローラに
よりトナーを供給して現像する画像形成装置において、 前記現像装置からのトナー飛散量を検出するトナー飛散
量検出手段と、 このトナー飛散量検出手段の検出結果に応答して、前記
現像バイアス電圧を制御する制御手段とを備えているこ
とを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項22】記録媒体表面に形成された潜像に現像剤
を供給して現像する現像装置を備えた画像形成装置にお
いて、 前記現像装置からのトナー飛散量を検出するトナー飛散
量検出手段と、 前記トナー飛散量検出手段により検出されたトナー飛散
量が所定値以上となったときに、トナー飛散に影響する
設定値をトナー飛散が抑制される方向へ移動させる一
方、その後にトナー飛散量検出手段により検出されたト
ナー飛散量が所定値未満となったときに、トナー飛散に
影響する前記設定値を元の状態に復帰させる制御手段と
を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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