JPH0832696B2 - 2,6−ジ置換4−エポキシプロピルフエニルグリシジルエ−テル、およびその製造方法 - Google Patents

2,6−ジ置換4−エポキシプロピルフエニルグリシジルエ−テル、およびその製造方法

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JPH0832696B2
JPH0832696B2 JP61131679A JP13167986A JPH0832696B2 JP H0832696 B2 JPH0832696 B2 JP H0832696B2 JP 61131679 A JP61131679 A JP 61131679A JP 13167986 A JP13167986 A JP 13167986A JP H0832696 B2 JPH0832696 B2 JP H0832696B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な2,6−ジ置換4−エポキシ−プロピル
フェニルグリシジルエーテルに関するものである。
2,3−エポキシプロポキシ基に対するひとつもしくは
両方のオルト位に2,3−エポキシプロピル基を含有する
モノ核もしくはポリ核フェノールのグリシジルエーテル
は、文献により公知である。(例えば、イギリス特許82
8364号明細書参照)。上述のフェニルグリシジルエーテ
ルは、相当するO−アリルフェノールのエポキシ化によ
り製造される。これらのO−アリルフェノールは、フェ
ニルアリルエーテルのクライゼン転位により得られる。
しかしながら、異性体混合物もしくは2−アリルフェノ
ールと2,6−ジアリルフェノールの混合物が、それによ
って形成される。
本発明は、次式(I): (式中、 R及びR′はそれぞれ互いに独立して炭素原子数1ない
し4のアルキル基、ハロゲン原子もしくは炭素原子数6
ないし10のアリール基を表わす)で表わされる新規な高
純度の4−(2,3−エポキシプロピル)−2,6−ジ置換フ
ェニルグリシジルエーテルに関するものである。
アルキル置換基R及びR′は直鎖でも枝分れでもよ
い。そのような基の例は、メチル基、エチル基、n−プ
ロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、第二ブチル
基及び第三ブチル基、である。好ましいアリール基R及
び/もしくはR′はたとえば、1−ナフチル基、2−ナ
フチル基及びとりわけフェニル基である。ハロゲン原子
としてのR及び/もしくはR′は例えば、臭素原子もし
くはフッ素原子、とりわけ塩素原子である。
式Iで表わされる好ましい化合物は、式中それぞれR
及びR′が互いに独立して炭素原子数1ないし4のアル
キル基、炭素原子数1ないし2のアルコキシ基、ハロゲ
ン原子、特に塩素原子、もしくはフェニル基を表わす化
合物である。
従って更に好ましいことには、R及びR′は同じ意味
を有する。式Iで表わされる特に好ましい化合物は、式
中、それぞれRおよびR′はメチル基、第三ブチル基、
塩素原子もしくはフェニル基を表わす。式Iで表わされ
る最も好ましい化合物は式中、それぞれR及びR′はメ
チル基である。
式Iの化合物は公知の方法で、たとえば次式 (II): (式中、 R及びR′はそれぞれ互いに独立して炭素原子数1ない
し4のアルキル基、ハロゲン原子もしくは炭素原子数6
ないし10のアリール基を表わす) で表わされるアリルフェニルグリシジルエーテルを過酸
の存在下においてエポキシ化することによって製造する
ことができる。
好ましい過酸とは、とりわけ過蟻酸、過酢酸、過安息
香酸及びモノ過フタル酸のような有機過酸である。
有機過酸はそれ自体で使用することができるかもしく
はその場で、例えば脂肪族カルボン酸、芳香族カルボン
酸、無水カルボン酸、カルボキシレート、酸塩化物もし
くはケトンと過酸化水素から形成することができる。そ
の場で過酸を形成するためには、脂肪族モノカルボン酸
または芳香族モノカルボン酸もしくはジカルボン酸また
はそれらの無水物を使用するのが好ましい。例として
は、蟻酸、酢酸、プロピオン酸、無水コハク酸、安息香
酸もしくはフタル酸及び過酸化水素、任意に硫酸もしく
はアルカリ金属塩のような酸触媒の付加である。式IIで
表わされる化合物のエポキシ化は、過蟻酸もしくは過酢
酸の存在下で実施するのが好ましく、酸はその場で生成
するかもしくは製造される。望むならば、例えば、過モ
リブデン酸、過バナジウム酸もしくは過タングステン酸
のような無機過酸もまた使ってもよい。エポキシ化剤
(過酸)は、慣例としてアリル基当り少なくとも1モル
使用し、たとえば20ないし200%モルの範囲で過剰に使
用するのが好ましい。しかし、もしR及び/もしくは
R′がアリル基であるならその後これらの基もまたエポ
キシ化される。
式IIで表わされる化合物のエポキシ化は、場合によっ
ては酢酸ナトリウムもしくはリン酸水素ナトリウムのよ
うな緩衝液を添加して、不活性有機溶媒の存在下で実施
するのが有利である。適当な溶媒としては例えば、未置
換もしくはハロゲン化脂肪族炭化水素もしくはクロロホ
ルム、ジクロロメタン、ベンゼン、トルエン及びクロロ
ベンゼンのような芳香族炭化水素、ジエチルエーテル、
ジイソプロピルエーテル、ジオキサン及びテトラヒドロ
フランのようなエーテル、同様にエチルアセテート及び
n−ブチルアセテートのようなアルキルカルボキシレー
トである。溶媒はハロゲン化特に塩素化されているもの
が好ましく、クロロホルムをもつ脂肪族炭化水素が最も
好ましい。エポキシ化温度は、一般に−10℃ないし+10
0℃の範囲で、+10℃ないし+60℃が好ましい。
式Iで表わされる出発物質は公知であるかもしくは触
媒の存在下でエピハロヒドリン、特にエピクロロヒドリ
ンと相当する2,6−ジ置換4アリルフェノールを反応さ
せることにより公知の方法で製造できる。
式Iで表わされる化合物は、蒸留及び再結晶すること
ができそして、塩素原子及びアルカリ金属イオンを含ま
ない高純度の物質である。それらは、非常に高収量で得
られる。
式Iで表わされる化合物は、硬化生成物の製造にとっ
て適当である。従って本発明はまた (a)式(I)で表わされる化合物及び (b)成分(a)のための硬化剤 を含む硬化性混合物に関する。
式Iで表わされる種々の化合物の混合物及び/もしく
は硬化剤もまた使ってもよい。
硬化剤(b)として一般に、シアナミド、ジシアンジ
アミド、ポリカルボン酸、無水ポリカルボン酸、ポリア
ミン、ポリアミノアミド、アミンの付加物及びポリエポ
キシドとポリオールのようなどのエポキシ樹脂硬化剤で
も適当である。
ポリカルボン酸及びそれらの無水物としては例えば無
水フタル酸、無水テトラヒドロフタル酸、無水ヘキサヒ
ドロフタル酸、無水メチルテトラヒドロフタル酸、無水
エンドメチレンテトラヒドロフタル酸、無水ヘキサクロ
ロエンドメチレンテトラヒドロフタル酸、無水トリメリ
ット酸、無水ピロメリット酸、無水マレイン酸、無水コ
ハク酸、無水ノニルコハク酸、無水ドデシルコハク酸、
ポリ無水セバシン酸及びポリ無水ポリアゼライン酸、並
びに上記無水物に付属している酸が適当である。
適当な硬化剤であるポリアミンの例としては、たとえ
ばエチレンジアミン、プロパン−1,2−ジアミン、プロ
パン−1,3−ジアミン,N,N−ジエチルエチレンジアミ
ン、ヘキサメチレンジアミン、ジエチレントリアミン、
トリエチレンテトラアミン、テトラエチレンペンタアミ
ン、N−(2−ヒドロキシエチル)−,N−(2−ヒドロ
キシプロピル)−及びN−(2−シアノエチル)ジエチ
レントリアミン、2,2,4−及び2,4,4−トリメチルヘキサ
ン−1,6−ジアミン、m−キシリレンジアミン、N,N−ジ
メチル−及びN,N−ジエチルプロパン−1,3−ジアミン、
ビス(4−アミノシクロヘキシル)メタン、2,2−ビス
(4−アミノシクロヘキシル)プロパン、2,2−ビス
(4−アミノ−3−メチルシクロヘキシル)プロパン、
3−アミノメチル−3,5,5−トリメチルシクロヘキシル
アミン(イソホロンジアミン)、m−及びP−フェニレ
ンジアミン、ビス(4−アミノフェニル)メタン、ビス
(4−アミノフェニル)スルホン、アニリン−ホルムア
ルデヒド樹脂及びN−(2−アミノエチル)ピペリジン
のような脂肪族、シクロ脂肪族、芳香族、複素還式ポリ
アミンである。適当なポリアミノアミドは例えば脂肪族
ポリアミンと二重化もしくは三量化不飽和脂肪酸から製
造される。
ポリエポキシドとアミンの付加物には、例えば、脂肪
族ジアミンもしくは1,6−ヘキサメチレンジアミン、2,
2,4−及び2,4,4−トリメチルヘキサン−1,6−ジアミン
もしくは公知のジグリシジルエーテルとイソホロンジア
ミンのようなシクロ脂肪族アミンの付加物が好ましい。
適当なポリオール硬化剤(b)として、たとえばレソ
ルシノール、ヒドロキノン、2,6−ジヒドロキシトルエ
ン、ピロガロール、1,1,3−トリス(ヒドロキシフェニ
ル)−プロパン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタ
ン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、
ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホン及び4,4′−
ジヒドロキシビフェニル、並びにホルムアルデヒドもし
くはアセトアルデヒドとフェノール、クロロフェノール
もしくはアルキル部に9個以上の端子原子を含有するア
ルキルフェノールのノボラック、特にクレゾールとフェ
ノールノボラックのようなノボラックを有するモノもし
くはポリ核芳香族ポリオールである。好ましい硬化剤と
しては例えば、無水テトラヒドロフタル酸、無水ヘキサ
ヒドロフタル酸及び無水メチルテトラヒドロフタル酸、
並びに芳香族ポリアミン、とりわけビス(4−アミノフ
ェニル)メタン、ビス(4−アミノフェニル)スルホン
及びm−もしくはP−フェニレンジアミンである。
硬化剤(b)はエポキシ樹脂の技術において用いられ
る慣例の量で使用され、1エポキシド当量当たり硬化剤
(b)の官能基の約0.7ないし1.5当量の慣例の量で使用
される。
本発明混合物は更に慣用の付加物、とりわけ促進剤
(c)もしくは硬化触媒及び/または他のエポキシ樹脂
(d)をも含んでよい。
それ自体促進剤として知られている化合物はまた促進
剤(c)として使用される。例としては、アミン錯体、
特に三フッ化ホウ素もしくは三塩化ホウ素の付いたモノ
エチルアミン、トリメチルアミン及びオクチルジメチル
アミンのような第三アミン、たとえばベンジルジメチル
アミン、トリス(ジメチルアミノメチル)フェノール、
ヘキサメチレンテトラミンもしくは1,6−ビス(ジメチ
ルアミノ)ヘキサンのような第三アミン;N−4−クロロ
フェニル−N′,N′−ジメチル尿素(モヌロン)、N−
3−クロロ−4−メチルフェニル−N′,N′−ジメチル
尿素(クロロトルロン)、N−(2−ヒドロキシフェニ
ル)−N′,N′−ジメチル尿素及びN−(2−ヒドロキ
シ−4−ニトロフェニル)−N′,N′−ジメチル尿素の
ような尿素誘導体、及び未置換もしくは置換イミダゾー
ル例えばイミダゾール、ベンズイミダゾール、1−メチ
ルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾー
ル、2−ビニルイミダゾール、2−フェニルイミダゾー
ル、2−フェニル−4−メチルイミダゾール、1−(2,
6−ジクロロベンゾイル)−2−フェニルイミダゾール
及び1−(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−2−フェ
ニルイミダゾールである。
第三アミンとして特にベンジルジメチルアミン、及び
イミダゾールとして特に2−フェニルイミダゾール、3
−メチルイミダゾール及び2−エチル−4−メチルイミ
ダゾールが促進剤(c)として好ましい。
適当なエポキシ樹脂(d)として次式(III): (式中、 それぞれQ及びQ2は水素原子を表わし及びQ1は水素原子
もしくはメチル基を表わすか、またはQ及びQ2が一緒に
−CH2CH2−もしくは −CH2−CH2−CH2−を表わし及びQ1が水素原子を表わ
す) で表わされる基が平均してひとつよりも多くそれらを有
するのが好ましく、その基は、異なる原子たとえばイオ
ウ原子好ましくは酸素原子もしくは窒素原子に結合して
いるのが好ましい。
そのような樹脂の典型的な例としては、ポリグリシジ
ルエーテル及び脂肪族、脂環式もしくは芳香族ポリカル
ボン酸から誘導されるポリ(β−メチルグリシジル)エ
ステルである。適当なポリカルボン酸の例としては、コ
ハク酸、グルタミン酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベ
リン酸、アゼライン酸、セバシン酸、二量化もしくは三
量化リノール酸、テトラヒドロフタル酸、4−メチルテ
トラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、4−メチ
ルヘキサヒドロフタル酸、フタル酸、イソフタル酸及び
テトラフタル酸である。
更に例としては、ポリグリシジルエーテル及びエピク
ロロヒドリンもしくは塩化アリルモル当たり少なくとも
2モルのアルコール性及び/またはフェノール性水素基
を含む化合物を反応させ、その後過酸と反応生成物をエ
ポキシ化させることにより得られるポリ(β−メチルグ
リシジル)である。
適当なポリオールの例は、エチレングリコール、ジエ
チレングリコール、ポリ(オキシエチレン)グリコー
ル、プロパン−1,2−ジオール、ポリ(オキシプロピレ
ン)グリコール、プロパン−1,3−ジオール、ブタン−
1,4−ジオール、ポリ(オキシテトラメチレン)グリコ
ール、ペンタン−1,5−ジオール、ヘキサン−2,4,6−ト
リオール、グリセロール、1,1,1−トリメチロルプロパ
ン、ペンタエリトリトール及びソルビトール;1,3−及び
1,4−シクロヘキサンジオール、ビス(4−ヒドロキシ
シクロヘキシル)メタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ
シクロヘキシル)プロパン及び1,1−ビス(ヒドロキシ
メチル)シクロヘキセ−3−エン;N,N−ビス(2−ヒド
ロキシエチル)アニリン及び4,4′−ビス(2−ヒドロ
キシエチルアミノ)−ジフェニルメタン;レソルシノー
ル、ヒドロキノン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)−
メタン(ビスフェノールF)、2,2−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)プロパン(ビスフェノールA)、2,2−
ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジブロモフェニル)プロ
パン(テトラブロモビスフェノールA)、1,1,2,2,−テ
トラキス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、4,4′−
ジヒドロキシビフェニル、ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)スルホン、同様にホルムアルデヒドもしくはアセト
アルデヒドとフェノール、クロロフェノールもしくはア
ルキル部に9個以上の炭素原子を含有するアルキルフェ
ノールのノボラック好ましくはクレゾール及びフェノー
ルノボラックである。
適当なポリ(N−グリシジル)化合物は、エピクロロ
ヒドリン及びアミノ窒素原子に結合している少なくとも
2個の活性化水素原子を含有するアミンの反応生成物の
デヒドロクロロ化により得られる生成物である。適当な
アミンの例は、アニリン、n−ブチルアミン、ビス(4
−アミノフェニル)メタン、1,3−及び1,4−キシリレン
ジアミン、1,3−及び1,4−ビス(アミノメチル)シクロ
ヘキサン及びビス(4−メチルアミノフェニル)メタン
である、更に好ましい化合物としてはトリグリシジルイ
ソシアヌレート、エチレン尿素及び1,3−プロピレン尿
素のような環状アルキレン尿素のN,N′−ジグリシジル
誘導体もしくは5,5−ジメチルヒダントインのようなヒ
ダントインである。
ポリ(s−グリシジル)化合物の例は、エタノール−
1,2−ジチオールのようなジチオールのジ−s−グリシ
ジル誘導体及びビス(4−メルカプトメチルフェニル)
エーテルである。
式III中、Q及びQ2が共に−CH2CH2−もしくは−CH2CH
2CH2−基で表わされる基をひとつもしくはそれ以上含有
するエポキシ樹脂の例は、ビス(2,3−エポキシシクロ
フェニル)エーテル、2,3−エポキシシクロペンチルグ
リシジルエーテル、1,2−ビス(2,3−エポキシシクロペ
ンチルオキシ)エタン、3,4−エポキシ−6−メチルシ
クロヘキシルメチル−3′,4′−エポキシ−6′−メチ
ルシクロヘキサンカルボキシレート及び2−(3,4−エ
ポキシ)シクロヘキシル−5,5−スピロ(3′,4′−エ
ポキシ)シクロヘキサンジオキサンである。
エポキシ群の中の適格なエポキシ樹脂もまた異種の他
の原子に結合しているかもしくは、その中のいくつかま
たは全てのエポキシ基がたとえば4−アミノフェノール
のN,N,O−トリグリシジル誘導体、N−グリシジル−
N′−(2−グリシジルオキシプロピル)5−,5−ジメ
チルヒダントイン、ビニルシクロヘキサンジオキシド、
リモネンジオキシド及びジシクロペンタジエンジオキシ
ドのように中心に存在している。
成分(d)としてジグリシジルエーテルもしくはジヒ
ドロフェノールの先駆ジグリシジルエーテルを使用する
のが好ましく、とりわけジグリシジルエーテルもしくは
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンの先駆
ジグリシジルエーテル、2,2−ビス(3,5−ジブロモ−4
−ヒドロキシフェニル)プロパン、ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)メタン、ビス(4−ヒドロキシシクロヘキ
シル)メタンもしくは2,2−ビス(4−ヒドロキシシク
ロヘキシル)プロパンが好ましい;ノボラックのポリグ
リシジルエーテルもしくはテトラグリシジル化4,4′−
ジアミノジフェニルメタンである。ジグリシジルエーテ
ルまたはビスフェノールAの先駆ジグリシジルエーテ
ル、テトラブロモビスフェノールAまたはビスフェノー
ルF、フェノールのポリグリシジルエーテル/ホルムア
ルデヒドまたはクレゾール/ホルムアルデヒドノボラッ
クもしくはそれらの混合物が最も好ましい。
高比率でエポキシ樹脂(d)を使用する時、たとえば
成分(a)及び(d)を基準として、重量の90%以上の
量においては、式Iで表わされる化合物もまた反応稀釈
剤として使用してもよい。
成分(b)及び(c)は慣用の効果的な量、つまり本
発明の硬化混合物の為の十分な量において使用される。
成分(a)、(b)、(c)及びもし存在するなら
(d)の割合は、使用される化合物の性質、必要な硬化
速度及び最終生成物に要求される特質に依存し、エポキ
シ樹脂硬化技術において熟練した人々によりただちに決
定することができる。もし硬化剤(b)がアミンである
なら通常エポキシド当量当りアミノ窒素原子に結合して
いる活性水素原子0.75ないし1.25当量使用される。ポリ
カルボン酸もしくは無水ポリカルボン酸硬化剤の場合に
は、一般にエポキシド当量当りカルボキシルもしくは無
水基の0.4ないし1.1当量使用される。もしポリフェノー
ルが硬化剤として用いられるのなら、エポキシド当量当
り0.75ないし1.25当量のフェノール性ヒドロキシル基を
使用するのが有益である。促進剤(c)は一般にエポキ
シ樹脂(a)及びもし存在するのなら(d)を基準とし
て重量の0.1ないし5%量使用する。
更に、もし所望すれば、粘度を減少させる為に硬化混
合物に(他の)反応性稀釈剤を加えてもよい。そのよう
な反応稀釈剤の例は、スチレンオキシド、ブチルグリシ
ジルエーテル、2,2,4−トリメチルベンチルグリシジル
エーテル、フェニルグリシジルエーテル、クレジルグリ
シジルエーテル、合成、高枝分れ鎖、主に第三の、脂肪
族モノカルボン酸のグリシジルエーテルである。本発明
混合物はまた更に慣用の添加剤として可塑剤、増量剤、
充填剤及び強化剤、例えばビチューメンコールタール、
ビチューメン、紡織繊維、ガラス繊維、アスベスト繊
維、ホウ素繊維、炭素繊維、無機ケイ酸塩、雲母、粉末
水晶、水酸化アルミニウム、ビートナイト、カオリン、
シリカエーロゲルもしくは粉末アルミニウムまたは粉末
鉄のような粉末金属を含むことができ、更にまたカーボ
ンブラック、顔料酸化物及び二酸化チタンのような顔料
および染料、難燃性物、チキソトロープ剤、シリコン、
ワックス及びステアリン酸塩(それらのいくつかはまた
離型剤としても使用される)のような流動調節剤、及び
接着促進剤、酸化防止剤及び光安定化剤も含んでもよ
い。
本発明混合物は、たとえば接着剤としてもしくは表面
保護に用いられる。しかしながら上記の混合物は、特に
電気的な適用及び、とりわけ電子産業への適用の為の硬
化生成物の製造に使用される。混合物は未増量もしくは
増量状態でたとえば塗布組成物、ワニス、圧縮成形圧組
成物、浸漬樹脂、注型樹脂、含浸樹脂,積層樹脂及び接
着剤として、それぞれの特別な分野への反応に適応させ
る配合物として使用してもよい。
本発明の硬化性混合物は、1もしくは2段階の公知の
方法で実施することができる。本発明の硬化性混合物は
一般に80℃ないし200℃、特に100℃ないし180℃の温度
範囲の加熱により行なわれる。
本発明の式Iで表わされる化合物と製造される硬化生
成物は優れた機械的、熱的及び化学的特質、たとえば優
れた剪断強さ、高熱撓み温度及び優れた化学的安定性に
より特徴づけられる。
本発明を次に示す実施例でより詳細に説明する。
A.出発物質の製造 (4−アリル−2,6−ジメチルフェニルグリシジルエ
ーテル) 計量器、攪拌器、温度計及び、頭部に還流冷却器およ
び真空器具の付いた共沸蒸留器を備えたガラス反応容器
中で4−アリル−2,6−ジメチルフェノール350g(1モ
ル)、エピクロロヒドリン1796g(19.42モル)及び塩化
テトラメチルアンモニウム16.20gを一緒に混合し、その
混合物を60℃まで加熱し、その後60℃で約2時間攪拌す
る。6700Paの真空を適用することによりエピクロロヒド
リンが反応温度(約60℃)で還流される。3.5時間内に5
0%の水酸化ナトリウム水溶液190gを滴下し、反応混合
物の温度を60℃に保つ。反応中、生じた水は、沸騰した
エピクロロヒドリンと蒸留して除く。水酸化ナトリウム
水溶液添加後、反応混合物を更に約2時間攪拌する。反
応が完了したら、生じた塩化ナトリウムを過して除
き、液を10%硫酸ナトリウム溶液1リットルで中和す
る。有機相は分離し、600mlの蒸留水で2回洗浄し、水
相から分離し、硫酸ナトリウム上で乾燥させる。続い
て、過剰のエピクロロヒドリンをロータリーエバポレー
タを使って60℃,2660Paで蒸留して除く。110℃,1.3Paに
おける蒸留残留物は、4−アリル−2,6−ジメチルフェ
ニルグリシジルエーテル358g(理論値の75.5%)であ
る。;エポキシド含量は4.54当量/kg 元素分析:計算値 C 76.68% H 8.73% 実測値 C 76.52% H 8.43%1 H−NMRスペクトル:2.2ppm(s)6H(CH3),ca.2.75 −C),5.1ppm(m)2H(CH2=C−C),6.0 B.製造実施例 実施例1:温度計、攪拌器、冷却器及び滴下ろうとを備え
た350mlスルホン化用フラスコに4−アリル−2,6−ジメ
チルフェニルグリシルエーテル46.30g(0.21モル)、酢
酸ナトリウム1.93g及びクロロホルム160mlで満たし、そ
のバッチを35℃ないし40℃に加熱する。この温度で、そ
うして40%の過酢酸52.3g(0.28モル)を約1時間以上
かけて滴下する。反応混合物はその後抽出物がガスクロ
マトグラフ上で分離できなくなるまで更に4時間この温
度を保ち続ける。反応が完了したら、反応混合物を、ク
ロロホルムで希釈し、その溶液を中性になるまで3%水
酸化ナトリウムで洗浄して、亜硫酸ナトリウムで過酸化
物のない状態にし、硫酸ナトリウム上で乾燥させてろ過
する。ロータリーエバポレーターで濃縮したろ液は、低
級ビスコース油の形状の4−(2,3−エポキシプロピ
ル)−2,6−ジメチルフェニルグリシジルエーテル47.6g
である。;エポキシド含量が8.1当量/kg(理論値の95.1
3%)1 H−NMRスペクトル:2.25ppm(s)6H(CH3), 6.89ppm(s)2H(フェニル−H). 実施例2:温度計、攪拌器、冷却器及び滴下ろうとを備え
た350mlスルホン化用フラスコを4−アリル−2,6−ジメ
チルフェニルグリシジルエーテル21.8g(0.10モル)、
蟻酸10.9g(0.24モル)及びクロロホルム135mlで満た
す。室温で23.2g(0.47モル)の過酸過水素をその後4
時間かけて添加する。反応混合物をこの温度で一晩保ち
続ける。続いてクロロホルムに吸収させて、その溶液を
中性になるまで3%水酸化ナトリウム溶液2回で洗浄
し、亜硫酸ナトリウムで過酸化物のない状態にして、硫
酸ナトリウム上で乾燥させてろ過する。ろ液を濃縮する
と、低級ビスコース樹脂の形状の4−(2,3−エポキシ
プロピル)−2,6−ジメチルフェニルグリシジルエーテ
ル20.03g(理論値の80.50%)を得る。;エポキシド含
量が7.7当量/kg(理論値の90.11%) 実施例3:4−(2,3−エポキシプロピル)−2,6−ジクロ
ロフェニルグリシジルエーテル 攪拌器、冷却器、温度計及び滴下ろうとを備えた100m
lスルホン化用フラスコにトルエン40ml中の4−アリル
−2,6−ジクロロフェニルグリシジルエーテル13.0g(0.
05モル)及び酢酸ナトリウム0.5gを装入する。2時間以
上かけて、10%過酢酸14.0g(0.07モル)を30℃ないし5
0℃で滴下する。滴下後、反応混合物をトルエン300mlで
希釈し、生じた水相を分離して有機相を炭酸水素ナトリ
ウム(5%)150mlの1部で2回、その後水150mlで洗浄
する。有機相は、硫酸ナトリウム上で乾燥し、亜硫酸ナ
トリウムにより過酸化物のない状態にし、ろ過する。ろ
液を濃縮するとエポキシド含量5.62当量/kg(77.75%)
及び粘度280mPas/25℃の淡黄色樹脂12.7g(92.3%)が
得られる。
実施例4:4−(2,3−エポキシプロピル)−2,6−ジフェ
ニルフェニルグリシジルエーテル 攪拌器、冷却器、温度計及び滴下ろうとを備えた100m
lスルホン化用フラスコにトルエン20ml中の4−アリル
−2,6−ジクロロフェニルグリシジルエーテル13.7g(0.
04モル)及び酢酸ナトリウム0.7gを装入する。2時間以
上かけて40%過酸化水素9.13g(0.048モル)を30℃ない
し50℃の温度範囲で添加する。滴下が完了したら、反応
混合物を更に7時間以上攪拌する。反応が完了したら、
反応混合物をトルエン700mlで希釈し、生成した水相を
分離し、有機相は炭酸水素ナトリウム(5%)150mlの
一部で2回、その後水150mlで洗浄する。有機相を硫酸
ナトリウム上で乾燥し、亜硫酸ナトリウムで過酸化物の
ない状態にし、ろ過する。ろ液を濃縮するとエポキシド
含量4.99当量/kg(89.5%)及び粘度6850mPas/40℃の黄
色樹脂12.46g(86.5%)を得る。
C.使用実施例 実施例I及びII 下記の成分が硬化性混合物A及びBのために調合され
る。(重量部): これらの混合物の反応性及び粘度を測定した。その結
果を表Iに示す。
1)ゲル化時間により決定した 実施例III−VI 実施例I及びIIに述べた混合物A及びBが成形品もし
くはフィルムのために製造され、そして 1)100℃で4時間及び140℃で8時間硬化もしくは 2)180℃で6時間硬化 下記に示す硬化成形製品及びフィルムの特性が測定さ
れた。: −ガラス転移温度Tg: 示差走査熱量計(DSC)による測定 温度計器(TMA)による測定 −DIN53283による剪断強さ −化学的安定性及びDIN53230による耐摩擦性(試験はフ
ィルム上で行う。) 結果は下記の表IIに示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 サメール ハー.エルディン スイス国,1700 フリボルグ ルトゥ ド ゥ シフェナン 10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次式(I): (式中、R及びR′はそれぞれ互いに独立して炭素原子
    数1ないし4のアルキル基、ハロゲン原子もしくは炭素
    原子数6ないし10のアリール基を表わす)で表わされる
    化合物。
  2. 【請求項2】式(I)中、RおよびR′が互いに独立し
    て炭素原子数1ないし4のアルキル基、ハロゲン原子特
    に塩素原子、もしくはフェニル基である特許請求の範囲
    第1項記載の化合物。
  3. 【請求項3】式(I)中、R及びR′が同じ意味を有す
    る特許請求の範囲第1項記載の化合物。
  4. 【請求項4】式(I)中、それぞれR及びR′がメチル
    基、第三ブチル基、塩素原子もしくはフェニル基である
    特許請求の範囲第1項記載の化合物。
  5. 【請求項5】式(I)中、それぞれR及びR′がメチル
    基である特許請求の範囲第4項記載の化合物。
  6. 【請求項6】次式(II): (式中、R及びR′はそれぞれ互いに独立して炭素原子
    数1ないし4のアルキル基、ハロゲン原子もしくは炭素
    原子数6または10のアリール基を表わす)で表わされる
    アリルフェニルグリシジルエーテルを過酸の存在下でエ
    ポキシ化することを特徴とする次式(I): (式中、R及びR′はそれぞれ互いに独立して炭素原子
    数1ないし4のアルキル基、ハロゲン原子もしくは炭素
    原子数6ないし10のアリール基を表わす)で表わされる
    化合物の製造方法。
  7. 【請求項7】過蟻酸もしくは過酢酸の存在下においてエ
    ポキシ化を実施することを特徴とする特許請求の範囲第
    6項記載の製造方法。
JP61131679A 1985-06-06 1986-06-06 2,6−ジ置換4−エポキシプロピルフエニルグリシジルエ−テル、およびその製造方法 Expired - Lifetime JPH0832696B2 (ja)

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