JPH08326451A - 電動シャッター用動力伝達機構 - Google Patents
電動シャッター用動力伝達機構Info
- Publication number
- JPH08326451A JPH08326451A JP13659095A JP13659095A JPH08326451A JP H08326451 A JPH08326451 A JP H08326451A JP 13659095 A JP13659095 A JP 13659095A JP 13659095 A JP13659095 A JP 13659095A JP H08326451 A JPH08326451 A JP H08326451A
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- sprocket
- bearing
- power transmission
- transmission mechanism
- bearing member
- Prior art date
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- Granted
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- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
Abstract
の組み立てを不要とするとともに、十分な強度を持ち、
かつ省スペース化を図る。 【構成】 建物開口部2を開閉するシャッタースラット
5が巻装される巻取ドラム7と、巻取ドラム7の回転駆
動を行う駆動源8との間に介在されて、駆動源8の回転
駆動力を巻取ドラム7に伝達するスプロケット11
(9)が樹脂、好ましくはガラス繊維を混入させたナイ
ロン66などの強化樹脂よりなることを特徴としてい
る。なお、スプロケット11(9)の軸孔には、スプロ
ケット本体12の材質とは異なる材質のボールベアリン
グなどの軸受部材13が嵌入され、軸受部材13ととも
に一体に形成されている。また、スプロケット11の板
面12aに、巻取ドラム7と連結される連結部18が軸
線方向に突出され一体に形成されている。
Description
に設けられる電動窓シャッターに具備される電動シャッ
ター用動力伝達機構に関するものである。
電動シャッターは、シャッターカーテンを収納するシャ
ッターケース内に、シャッターカーテンの巻き取り,巻
き戻しを行う巻取ドラムが配設され、これを回転駆動す
るモータが設けられている。この巻取ドラムとモータと
には、それぞれ軸端にスプロケットが配設されており、
各々を連動連結するチェーンが巻装されて、このチェー
ンを介してモータの回転駆動が巻取ドラムに伝達される
ようになっている。
ャッターケースの内側面に突設された支持軸に対して回
動自在となるように、軸孔部にベアリングが配設されて
おり、また、巻取ドラムと一体となるように連結するた
めの、支持ブラケットがスプロケット板面に突設される
ようになっている。
鋳造成形より得られるもので、軸受となるボールベアリ
ングは、箱形状のベアリングカバーにて覆うようにスプ
ロケット板に固定され、また、このベアリングカバーに
突設された支持ブラケットに、巻取ドラムを構成する支
持杆が連結されるようになっていた。
た従来のスプロケットでは、ベアリングをスプロケット
板面に取り付けるために、スプロケットにベアリングカ
バーを固定するためネジ止め又はリベットによるかしめ
を行わなければならないことから、このための加工工程
を必要とするとともに、この工程及び、スプロケットと
ベアリングとの取付作業のための時間を必要とするとい
う欠点があり、容易に作成することが不可能であった。
り付ける構造であることから、ベアリングの厚さ寸法
と、このベアリングを取り付けるためのカバーの厚さ寸
法が、スプロケットの板厚に加わるとともに、信頼性の
ある強度を維持しなければならないことから、小型化が
不可能であり、省スペース化を望むことが不可能であっ
た。
めに、ベアリングなどの軸受部材とスプロケットとの組
み立てを不要とするとともに、十分な強度を持ち、かつ
省スペース化が図れ、廉価に得ることのできる電動シャ
ッター用動力伝達機構を提供することを目的としてい
る。
するための手段を、実施例に対応する図面を参照して説
明する。この発明の電動シャッター用動力伝達機構は、
建物開口部2を開閉するシャッタースラット5が巻装さ
れる巻取ドラム7と、該巻取ドラム7の回転駆動を行う
駆動源8との間に介在されて、該駆動源8の回転駆動力
を前記巻取ドラム7に伝達するスプロケット11(9)
が樹脂よりなることを特徴としている。
には、該スプロケット11の材質とは異なる材質の軸受
部材13が嵌入され、該軸受部材13とともに一体に形
成されており、この軸受部材13は、ベアリングよりな
ることが好ましい。
aには、前記巻取ドラム7と連結される連結部18が軸
線方向に突出され一体に形成される構成としてもよい。
される電動シャッター用動力伝達機構1は、窓などの建
物開口部2を開閉するシャッタースラット5が巻装され
る巻取ドラム7と、該巻取ドラム7の回転駆動を行う電
動モータなどの駆動源8との間に介在される。そして、
この動力伝達機構1によって駆動源8の回転駆動力が前
記巻取ドラム7に伝達される。
プロケット11の材質とは異なる材質の軸受部材13、
例えばベアリングが嵌入され、この軸受部材13ととも
に一体に形成されている。また、スプロケット11の板
面12aには、連結部18が軸線方向に突出され一体に
形成され、巻取ドラム7と連結される。
達機構を備えた電動シャッターの一部裁断全体斜視図、
図2は本発明による電動シャッター用動力伝達機構の概
略斜視図である。
は、図1に示すように建物の開口部である窓部2に配設
される窓用の電動シャッター3に備えられている。
右両縁に垂直に設けられている一対のガイドレール4間
を昇降するシャッタースラット5が、窓部2の上縁に水
平に配設されるシャッターケース6内の回動自在な巻取
ドラム7に巻装されるようになっており、この巻取ドラ
ム7の回動駆動を行う駆動源としての電動モータ8が、
動力伝達機構1を介して連動連結される構成となってい
る。
スプロケット9と、チェーン10と、従動スプロケット
11とで構成されている。
ルミ合金より形成されており、駆動源としての電動モー
タ8の出力軸に固定されている。
9に巻回されるとともに、従動スプロケット11に巻回
され、すなわち、駆動スプロケット9と従動スプロケッ
ト11とを連動連結するようになっている。
すように、スプロケット本体12と軸受部材としてのベ
アリング13とで構成されている。
樹脂、好ましくはガラス繊維を30%以上混入させ、曲
げ強さをアルミ合金に略等しい25kg/mm2 程度と
されたナイロン66などの強化樹脂を材質として成形さ
れている。
と外環15との間に複数の玉16を介在させたボールベ
アリングより構成されている。このベアリング13は、
外環15の外周面15aに、図3に示すように、嵌合凹
溝17が周方向に形成されている。
プロケット本体12と軸孔に位置したベアリング13と
が一体に成形されている。
ト11を成形する成形型枠内の軸孔に位置する中央に、
軸受部材であるベアリング13を仮嵌合させ、射出成形
にてこのベアリング13の周囲に歯を有するスプロケッ
ト12を成形する鋳込み成形にて得られるもので、成型
時にベアリング13の外環外周面15aの嵌合凹溝内1
7に、樹脂が浸入することで、成形固化後にベアリング
13の外周にスプロケット本体12を一体に成形させる
もので、この嵌合凹溝17に樹脂が噛み合う状態となる
ことによって互いに脱落しないように形成されるように
なっている。なお、本実施例の場合では、ベアリング1
3の厚さ寸法内にスプロケット本体12が略フランジ状
に形成されるよう設定される。
2に示すように、一方の板面12aに、軸線方向と平行
に突出する一対の連結部18が、スプロケット本体12
と一体となって設けられている。
3を挟んで対向して位置し、それぞれ一側が開口した略
コ字形状に形成されているとともに、スプロケット板面
12aを軸線方向に貫通した溝状に形成されている。
ャッターケース6の内側面に、水平方向に突出した受軸
20にベアリング13の内環14が取り付けられる(図
2参照)とともに、スプロケット本体12が前述した巻
取ドラム7の一方の端部7aに連結されるようになって
いる(図1参照)。
示すように、シャッターケース6側の受軸20に固定さ
れシャッターケース6内の幅方向に渡設される固定軸2
1と、この固定軸21に対して回動自在な複数のホイル
22と、各ホイル22を連結する一対の支持杆23とで
構成されており、巻取ドラム7の一端7aに延出する各
支持杆23の端部が、従動スプロケット11の連結部1
8に嵌合して固定され、連結されるようになっている。
ー用動力伝達機構1では、この動力伝達機構1を構成す
る従動スプロケット11を樹脂製とすることにより、容
易に射出成形などの製法で得ることが可能となるととも
に、軸受部材であるベアリング13を芯としてこのベア
リング13の周囲に射出成形によって、一体にスプロケ
ット11を形成させることが可能となったので、従来の
ような組立作業が不要となるとともに、スプロケット1
1の板厚以内、若しくはベアリング13の厚さ寸法以内
に、ベアリング13を有したスプロケット11が得られ
るので、省スペース化を図ることが可能となる。
り、容易に成形できることから、スプロケット11に連
結される巻取ドラム7との連結構造を、スプロケット1
1の板面12aに連結部18として一体成形にて突設す
ることが可能となり、巻取ドラム7とスプロケット11
との連結が容易になるとともに、別構成の部品を必要と
しないので、廉価に製作を行うことが可能となる。
ことから、容易に製作を行うことが可能となるので、こ
れにより、設計変向も行い易い利点がある。
ト11の重量が軽量化されることとなり、シャッター3
施工時の作業軽減化、及びシャッター3自体の重量の軽
減化が図られる。
ット11のみが樹脂より形成されている例について述べ
たが、電動モータ8の出力軸に固定される駆動スプロケ
ット9も同様に樹脂で成形し、構成してもよい。
ールベアリングで構成した例について述べたが、これに
限定されることはなく、円筒コロ軸受や円錐コロ軸受な
どの転がり軸受や、含油軸受などの滑り軸受などで構成
してもよい。
グ13の外環外周面15aに嵌合凹溝17を形成して、
成型時にスプロケット本体12と一体になるよう構成さ
れているが、外環外周面15aの形状はこれに限らず、
軸線方向と直交する外環外周面15aの周方向に突条や
突起、連続しない凹溝など、成型固化後に互いが噛み合
う構造、すなわちスプロケット本体12を成形する際
に、樹脂が流れ込むような形状となればよい。
ャッター用動力伝達機構では、この動力伝達機構を構成
するスプロケットを樹脂製とすることにより、容易に射
出成形などの製法で得ることが可能となるという効果が
ある。
てこの軸受部材の周囲に射出成形によって、一体にスプ
ロケットを形成させることが可能となり、すなわち軸受
部材を有するスプロケットが得られることから、従来の
ようなスプロケットとベアリング等の軸受部材との組立
作業が不要となるとともに、別構成の部品を必要としな
いので、廉価に製作を行うことが可能となる。
ットであることから、スプロケットの板厚以内、若しく
は軸受部材の厚さ寸法以内に成形が可能とされるので、
省スペース化を図ることが可能となり、電動シャッター
を構成させた際に、この動力伝達機構の占める割合を縮
小させることができるという効果がある。
ドラムとの連結構造となる連結部を、スプロケットの板
面に一体成形にて突設させたことにより、巻取ドラムと
スプロケットとの連結が別構成の部品を必要とせずに、
容易に連結を行うことが可能となるとともに、廉価に製
作を行うことが可能となる。
から、スプロケットの重量が軽量化されることとなり、
シャッター施工時の作業軽減化、及びシャッター自体の
重量の軽減化が図られるという効果がある。
備えた電動シャッターの一部裁断全体斜視図
一実施例を示す概略斜視図
一部裁断側面図
Claims (4)
- 【請求項1】 建物開口部を開閉するシャッタースラッ
トが巻装される巻取ドラムと、該巻取ドラムの回転駆動
を行う駆動源との間に介在されて、該駆動源の回転駆動
力を前記巻取ドラムに伝達するスプロケットが樹脂より
なることを特徴とする電動シャッター用動力伝達機構。 - 【請求項2】 前記スプロケットの軸孔には、該スプロ
ケットの材質とは異なる材質の軸受部材が嵌入され、該
軸受部材とともに一体に形成されてなることを特徴とす
る請求項1記載の電動シャッター用動力伝達機構。 - 【請求項3】 前記軸受部材は、ベアリングよりなるこ
とを特徴とする請求項2記載の電動シャッター用動力伝
達機構。 - 【請求項4】 前記スプロケットの板面には、前記巻取
ドラムと連結される連結部が軸線方向に突出され一体に
形成されていることを特徴とする請求項1又は2又は3
記載の電動シャッター用動力伝達機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13659095A JP3525961B2 (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | 電動シャッター用動力伝達機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13659095A JP3525961B2 (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | 電動シャッター用動力伝達機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08326451A true JPH08326451A (ja) | 1996-12-10 |
JP3525961B2 JP3525961B2 (ja) | 2004-05-10 |
Family
ID=15178851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13659095A Expired - Fee Related JP3525961B2 (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | 電動シャッター用動力伝達機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3525961B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007198460A (ja) * | 2006-01-25 | 2007-08-09 | Hitachi Metals Techno Ltd | 替歯式スプロケットホイール |
JP2015030976A (ja) * | 2013-07-31 | 2015-02-16 | 日本車輌製造株式会社 | 建設機械 |
JP2015505352A (ja) * | 2011-11-10 | 2015-02-19 | ルド ケッテン リーゲル ウント ディーツ ゲーエムベーハー ウント コー カー ゲー | 繊維強化プラスチックで作られる射出成形式ポケット型チェーンホイール |
-
1995
- 1995-06-02 JP JP13659095A patent/JP3525961B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007198460A (ja) * | 2006-01-25 | 2007-08-09 | Hitachi Metals Techno Ltd | 替歯式スプロケットホイール |
JP2015505352A (ja) * | 2011-11-10 | 2015-02-19 | ルド ケッテン リーゲル ウント ディーツ ゲーエムベーハー ウント コー カー ゲー | 繊維強化プラスチックで作られる射出成形式ポケット型チェーンホイール |
US9512913B2 (en) | 2011-11-10 | 2016-12-06 | Rud Ketten Rieger & Dietz Gmbh U. Co. K.G. | Injection-molded pocket-type chain wheel made of fiber-reinforced plastic |
JP2015030976A (ja) * | 2013-07-31 | 2015-02-16 | 日本車輌製造株式会社 | 建設機械 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3525961B2 (ja) | 2004-05-10 |
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