JPH08326337A - バスユニットおよびバスユニット付建物ユニット - Google Patents

バスユニットおよびバスユニット付建物ユニット

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JPH08326337A
JPH08326337A JP13516495A JP13516495A JPH08326337A JP H08326337 A JPH08326337 A JP H08326337A JP 13516495 A JP13516495 A JP 13516495A JP 13516495 A JP13516495 A JP 13516495A JP H08326337 A JPH08326337 A JP H08326337A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐火構造、準耐火構造、あるいは防火構造の
要求を確実に満たすことができ、かつ建築コストを低く
抑えることができるバスユニットおよびバスユニット付
建物ユニットの提供。 【構成】 バスユニット20の天井板22の上側に石膏
ボード等の耐火面材26を取り付け、バスユニット20
の上方位置を準耐火構造等とした。また、バスユニット
付建物ユニット10への本発明の適用にあたっては、脱
衣所等の居室部32の居室天井35を石膏ボード等の耐
火面材36で形成し、この耐火面材36と天井板22の
上側の耐火面材26とを連続して配置することが望まし
い(図では、接続用の耐火面材27および間仕切壁30
を介して連続配置されている)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バスユニットおよびバ
スユニット付建物ユニットに関し、耐火構造、準耐火構
造、あるいは防火構造を備えた建物にバスユニットを設
置する際に利用できる。
【0002】
【背景技術】一般に、建物の建築にあたっては、各種の
基準や法律規制等により、建物の種類に応じて耐火構
造、準耐火構造、あるいは防火構造が要求される。従来
より、予め工場で製造された複数の建物ユニットを建築
現場で組み立てるユニット式建物の建築が行われている
が、このようなユニット式建物においても、前述したよ
うな要求があり、例えば、地方自治体によっては準耐火
構造を要求するところがある。ところで、ユニット式建
物は、通常、建物ユニットの内部にバスユニットが設置
されたバスユニット付建物ユニットを備えている。従っ
て、ユニット式建物を前述した準耐火構造等の要求を満
たす建物とするためには、このバスユニット付建物ユニ
ットも準耐火構造等の要求を満たしていなければならな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
バスユニット付建物ユニットでは、バスユニットの設置
位置を除く部分である脱衣所等の居室部の天井は、耐火
面材で形成され、前述した準耐火構造等の要求を満たす
ものとなっているが、バスユニットの上方位置には、建
物ユニット内へのバスユニットの搬入方法上の都合によ
り天井が設けられておらず、このため、バスユニットの
上方位置については、準耐火構造等の要求が満たされて
いなかった。従って、バスユニット付建物ユニット全体
として準耐火構造等の要求を満たすことができなかっ
た。
【0004】また、バスユニットを建物ユニット内に搬
入した後に、バスユニットの上方位置に準耐火構造等の
要求を満たすことができる耐火面材で形成された天井を
設けることも考えられるが、このような施工は困難であ
るうえ、工程が増して手間がかかり、建築コストの増大
を招くという問題が生じる。
【0005】なお、ユニット式建物だけではなく、在来
工法による建物やパネル組立式建物においても、バスユ
ニットの上方位置については、従来、耐火や防火への対
応が採られていないことがあり、同様な問題が生じるこ
とがあった。
【0006】本発明の目的は、耐火構造、準耐火構造、
あるいは防火構造の要求を確実に満たすことができ、か
つ建築コストを低く抑えることができるバスユニットお
よびバスユニット付建物ユニットを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のバスユニット
は、天井板の上側に耐火面材を取り付けたことを特徴と
する。ここで、前記耐火面材の好適な例としては、石膏
ボード等が挙げられる。なお、以上に述べたバスユニッ
トは、以下に述べるようなユニット式建物を構成する建
物ユニットの内部に設置されるものとして好適に用いら
れるが、在来工法による建物やパネル組立式建物等に用
いてもよい。
【0008】本発明は、建物ユニットの内部にバスユニ
ットが設置されたバスユニット付建物ユニットであっ
て、前記バスユニットの天井板の上側には耐火面材が取
り付けられ、前記建物ユニットの内部の前記バスユニッ
ト設置位置を除く部分に形成された居室部には、耐火面
材で形成された居室天井が設けられ、前記バスユニット
の天井板の上側の耐火面材と前記居室天井を形成する耐
火面材とは連続して配置されていることを特徴とする。
【0009】ここで、前記バスユニットと前記居室部と
の間には、間仕切壁が設けられ、この間仕切壁の前記バ
スユニット側の面および前記居室部側の面は、それぞれ
耐火面材で形成され、前記バスユニットの天井板の上側
の耐火面材と前記間仕切壁の前記バスユニット側の面を
形成する耐火面材とが接続用の耐火面材を介して接続さ
れ、前記居室天井を形成する耐火面材と前記間仕切壁の
前記居室部側の面を形成する耐火面材とが接続されてい
ることが望ましい。
【0010】また、このように前記バスユニットと前記
居室部との間に間仕切壁を設けた場合において、さらに
前記バスユニット設置位置を囲む壁のうち前記間仕切壁
を除く部分の壁面が、耐火面材で形成され、この壁面の
耐火面材と前記バスユニットの天井板の上側の耐火面材
とが接続用の耐火面材を介して接続されていることが望
ましい。そして、前記各耐火面材の好適な例としては、
石膏ボード等が挙げられる。
【0011】なお、以上において、前記バスユニットの
天井板の上側への耐火面材の取り付けは、耐火面材を天
井板に直接に取り付ける場合、あるいは受材等を介して
天井板に取り付ける場合のいずれも含むものとする。
【0012】
【作用】このような本発明においては、バスユニットの
天井板の上側に耐火面材を取り付けることにより、従
来、耐火や防火への対応が採られていなかったバスユニ
ットの上方位置について、耐火構造、準耐火構造、ある
いは防火構造の要求が確実に満たされるようになる。こ
のため、建物全体での耐火構造、準耐火構造、あるいは
防火構造の実現が可能となる。また、バスユニットの設
置位置の上方に、耐火構造、準耐火構造、あるいは防火
構造の要求を満たすことができる耐火面材で形成された
天井を別途に設けることなく、バスユニット自体に取り
付けられた耐火面材により、この位置の耐火構造、準耐
火構造、あるいは防火構造が確保されるので、施工が容
易なものとなり、建築コストが低く抑えられ、これらに
より前記目的が達成される。
【0013】また、本発明のバスユニットをユニット式
建物に適用し、このユニット式建物を構成するバスユニ
ット付建物ユニットにおいて、バスユニットの天井板の
上側に耐火面材を取り付け、居室部に耐火面材で形成さ
れた居室天井を設け、これらの耐火面材を連続して配置
した場合には、バスユニットの上方位置も含めてバスユ
ニット付建物ユニット全体の耐火構造、準耐火構造、あ
るいは防火構造が確保されるうえ、天井板の上側に耐火
面材が取り付けられたバスユニットを建物ユニット内に
搬入するだけで、このような構造が実現できることか
ら、施工の容易化の効果がより一層顕著なものとなる。
【0014】さらに、バスユニットと居室部との間に間
仕切壁を設ける場合には、この間仕切壁のバスユニット
側の面および居室部側の面をそれぞれ耐火面材で形成
し、バスユニットの天井板の上側の耐火面材と間仕切壁
のバスユニット側の面を形成する耐火面材とを接続用の
耐火面材を介して接続し、居室天井を形成する耐火面材
と間仕切壁の居室部側の面を形成する耐火面材とを接続
することで、バスユニット付建物ユニットからこの上方
に配置される建物ユニットへの延焼が防止されることに
加え、間仕切壁の両側に位置する空間どうしの間、つま
りバスユニット若しくはその設置空間と居室部との間の
延焼が確実に防止される。
【0015】そして、このようにバスユニットと居室部
との間に間仕切壁を設けた場合において、さらにバスユ
ニット設置位置を囲む壁のうち間仕切壁を除く部分の壁
面を耐火面材で形成し、この壁面の耐火面材とバスユニ
ットの天井板の上側の耐火面材とを接続用の耐火面材を
介して接続しておけば、結局、バスユニットの上方およ
び側方が完全に耐火面材で囲まれることになるため、延
焼の防止効果がより一層確実なものとなる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1には、本実施例のバスユニット付建物ユニ
ット10の概略分解斜視図が示されている。また、図2
には、バスユニット付建物ユニット10の一部の鉛直断
面図が示され、図3には、バスユニット付建物ユニット
10の一部の水平断面図が示されている。ユニット式建
物は、このようなバスユニット付建物ユニット10を含
む複数の建物ユニットを建築現場で組み立てることによ
り建築される建物である。
【0017】図1において、バスユニット付建物ユニッ
ト10は、箱型のユニットであり、その本体10Aは、
骨組みフレームとして、四隅に立設された柱11と、こ
れらの柱11の上端間に掛け渡された上梁12と、下端
間に掛け渡された下梁13とを備えている。長辺方向に
延びる上梁12の間には、複数本の天井小梁14が掛け
渡され、長辺方向に延びる下梁13の間には、複数本の
根太15が掛け渡されている。
【0018】バスユニット付建物ユニット10の内部
(図1中二点鎖線の位置)には、バスユニット20が設
置されている。バスユニット20は、根太15や下梁1
3により支持されている。また、バスユニット20の本
体10A内への搬入は、本体10Aの上面部分の天井小
梁14が設けられていない位置から行われるようになっ
ている。但し、本発明のバスユニット付建物ユニット
は、このような本体10Aの上方からのバスユニット2
0の搬入が行われるものに限定されず、本体10Aの側
方からの搬入が行われるものであってもよい。
【0019】図2および図3において、バスユニット付
建物ユニット10の内部には、長辺方向の中間位置に設
けられた間仕切壁30に仕切られて、バスユニット20
を設置するためのバスユニット設置空間31と脱衣所等
の居室部32とが形成されている。間仕切壁30のバス
ユニット設置空間31側の面(つまり、バスユニット2
0側の面)は、耐火面材である石膏ボード33により形
成されている。間仕切壁30の居室部32側の面は、耐
火面材である石膏ボード34により形成されている。
【0020】居室部32の天井(居室天井)35は、耐
火面材である石膏ボード36を二枚重ねにして形成さ
れ、天井小梁14に固定されている(図2参照)。これ
らの石膏ボード36は、間仕切壁30の居室部32側の
石膏ボード34に接続されている。居室部32を囲む壁
のうち間仕切壁30を除く部分の壁面は、耐火面材であ
る石膏ボード37により形成されている(図3参照)。
バスユニット設置空間31を囲む壁のうち間仕切壁30
を除く部分の壁面は、耐火面材である石膏ボード38に
より形成されている(図2及び図3参照)。また、本体
10Aの骨組みフレームの外側には、軽量気泡コンクリ
ート等により形成された外壁材16が設けられている。
【0021】バスユニット20は、壁パネル21と、塩
化ビニル鋼板製の天井板である天井パネル22と、図示
されない床パネルとにより囲まれた矩形状のユニットで
あり、居室部32への出入口であるドア23を備えてい
る。また、バスユニット20の内部には、タイル張りさ
れた洗い場24や浴槽25等が設けられている。
【0022】天井パネル22の上側には、耐火面材であ
る石膏ボード26が天井パネル22の略全面に渡って直
接に取り付けられている。この石膏ボード26は、石膏
ボード26の端部の上側に設けられた接続用の耐火面材
である石膏ボード27を介して、間仕切壁30のバスユ
ニット設置空間31側(つまり、バスユニット20側)
の石膏ボード33およびその他のバスユニット設置空間
31を囲む壁の石膏ボード38と接続されている。
【0023】このようなバスユニット付建物ユニット1
0の製造手順の一例を示すと、以下のようになる。但
し、製造手順は、以下の手順に限定されるものではな
い。先ず、バスユニット20の天井パネル22の上側
に、予め石膏ボード26を取り付けておく。この取り付
けは、バスユニット20の製造メーカがバスユニット2
0の製造時に行ってもよく、建設メーカが行ってもよ
い。
【0024】次に、工場内のクレーン等を用いて本体1
0Aの内部に、石膏ボード26を取り付けたバスユニッ
ト20を搬入し、固定する。続いて、間仕切壁30、お
よびその他のバスユニット設置空間31廻り若しくは居
室部32廻りの壁を設置する。
【0025】その後、バスユニット20の天井パネル2
2の上側の石膏ボード26の端部に接続用の石膏ボード
27を接着して固定することにより、石膏ボード26
と、間仕切壁30の石膏ボード33およびその他のバス
ユニット設置空間31を囲む壁の石膏ボード38とを接
続する。さらに、居室部32の天井35の石膏ボード3
6と、間仕切壁30の石膏ボード34とを接続する。
【0026】このような本実施例によれば、次のような
効果がある。すなわち、バスユニット20の天井パネル
22の上側に石膏ボード26を取り付けたので、バスユ
ニット20の上方位置について、準耐火構造等の要求を
確実に満たすことができる。このため、居室部32の天
井35の石膏ボード36と合せ、バスユニット付建物ユ
ニット10の全体についての準耐火構造等を実現でき
る。
【0027】また、天井パネル22の上側に石膏ボード
26が取り付けられたバスユニット20を本体10A内
に組み込むだけで、準耐火構造等を実現でき、バスユニ
ット20の上方位置に準耐火等に対応した天井を別途に
設ける必要はないので、バスユニット付建物ユニット1
0の製造作業を容易に行うことができ、建築コストを低
く抑えることができる。
【0028】さらに、間仕切壁30の両側の面が石膏ボ
ード33,34により形成され、このうち居室部32側
の石膏ボード34が、居室部32の天井35の石膏ボー
ド36と接続され、かつ、バスユニット設置空間31側
の石膏ボード33が、石膏ボード27を介して天井パネ
ル22の上側の石膏ボード26に接続されているので、
バスユニット付建物ユニット10からこの上方に配置さ
れる建物ユニット(不図示)への延焼を防止できること
に加え、間仕切壁30の両側に位置する空間どうしの
間、つまりバスユニット設置空間31と居室部32との
間の延焼を確実に防止できる。
【0029】そして、バスユニット設置空間31を囲む
壁のうち間仕切壁30を除く部分の壁面が、石膏ボード
38により形成され、この石膏ボード38が、石膏ボー
ド27を介して天井パネル22の上側の石膏ボード26
に接続されているので、結局、バスユニット20の上方
および側方を完全に耐火面材で囲むことができるため、
延焼の防止効果をより一層確実なものとすることができ
る。
【0030】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の目的を達成できる範囲内での変形
等は本発明に含まれるものである。すなわち、前記実施
例では、天井パネル22の上側に直接に石膏ボード26
が取り付けられていたが、図4に示すように、天井パネ
ル22の上側に断熱材40を設け、この断熱材40の両
端部の上側に設けられた合板製の受材41を介して耐火
面材である石膏ボード43を取り付け、さらに接続用の
耐火面材である石膏ボード44で石膏ボード43と石膏
ボード33,38とを接続した構成としてもよい。そし
て、図4のような構成とした場合には、断熱材40が設
けられていることから、バスユニット20内の熱が逃げ
にくくなり、省エネルギ効果を得ることができる。
【0031】また、バスユニット20の上面部分(天井
パネル22)に換気孔や点検孔を設けてもよく、この場
合には、これらの孔を塞ぐ蓋(天井パネル22と同じ材
質のものでよい)の上側に石膏ボード等の耐火面材を取
り付けておけばよい。
【0032】
【発明の効果】以上に述べたように本発明によれば、バ
スユニットの天井板の上側に耐火面材を取り付けたの
で、従来、耐火や防火への対応が採られていなかったバ
スユニットの上方位置について、耐火構造、準耐火構
造、あるいは防火構造の要求を確実に満たすことができ
るため、建物全体での耐火構造、準耐火構造、あるいは
防火構造を実現できるという効果がある。また、バスユ
ニットの設置位置の上方に、耐火構造、準耐火構造、あ
るいは防火構造の要求を満たすことができる耐火面材で
形成された天井を別途に設けることなく、バスユニット
自体に取り付けられた耐火面材により、この位置の耐火
構造、準耐火構造、あるいは防火構造を確保できるの
で、施工を容易に行うことができ、建築コストを低く抑
えることができるという効果がある。
【0033】また、本発明のバスユニットをユニット式
建物に適用し、このユニット式建物を構成するバスユニ
ット付建物ユニットにおいて、バスユニットの天井板の
上側に耐火面材を取り付け、居室部に耐火面材で形成さ
れた居室天井を設け、これらの耐火面材を連続して配置
した場合には、バスユニットの上方位置も含めてバスユ
ニット付建物ユニット全体の耐火構造、準耐火構造、あ
るいは防火構造を確保できるうえ、天井板の上側に耐火
面材を取り付けたバスユニットを建物ユニット内に搬入
するだけで、このような構造を実現できることから、施
工の容易化の効果をより一層顕著なものにすることがで
きるという効果がある。
【0034】さらに、バスユニットと居室部との間に間
仕切壁を設ける場合には、この間仕切壁のバスユニット
側の面および居室部側の面をそれぞれ耐火面材で形成
し、バスユニットの天井板の上側の耐火面材と間仕切壁
のバスユニット側の面を形成する耐火面材とを接続用の
耐火面材を介して接続し、居室天井を形成する耐火面材
と間仕切壁の居室部側の面を形成する耐火面材とを接続
することで、バスユニット付建物ユニットからこの上方
に配置される建物ユニットへの延焼を防止できることに
加え、間仕切壁の両側に位置する空間どうしの間、つま
りバスユニット若しくはその設置空間と居室部との間の
延焼を確実に防止できるという効果がある。
【0035】そして、このようにバスユニットと居室部
との間に間仕切壁を設けた場合において、さらにバスユ
ニット設置位置を囲む壁のうち間仕切壁を除く部分の壁
面を耐火面材で形成し、この壁面の耐火面材とバスユニ
ットの天井板の上側の耐火面材とを接続用の耐火面材を
介して接続しておけば、結局、バスユニットの上方およ
び側方を完全に耐火面材で囲むことができるため、延焼
の防止効果をより一層確実なものとすることができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のバスユニット付建物ユニッ
トの概略分解斜視図。
【図2】前記実施例のバスユニット付建物ユニットの一
部の鉛直断面図。
【図3】前記実施例のバスユニット付建物ユニットの一
部の水平断面図。
【図4】本発明の変形例を示す鉛直断面図。
【符号の説明】
10 バスユニット付建物ユニット 20 バスユニット 22 天井板である天井パネル 26,33,34,36,38,43 耐火面材である
石膏ボード 27,44 接続用の耐火面材である石膏ボード 30 間仕切壁 31 バスユニット設置空間 32 居室部 35 居室天井

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井板の上側に耐火面材を取り付けたこ
    とを特徴とするバスユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したバスユニットにおい
    て、前記耐火面材は、石膏ボードであることを特徴とす
    るバスユニット。
  3. 【請求項3】 建物ユニットの内部にバスユニットが設
    置されたバスユニット付建物ユニットであって、前記バ
    スユニットの天井板の上側には耐火面材が取り付けら
    れ、前記建物ユニットの内部の前記バスユニット設置位
    置を除く部分に形成された居室部には、耐火面材で形成
    された居室天井が設けられ、前記バスユニットの天井板
    の上側の耐火面材と前記居室天井を形成する耐火面材と
    は連続して配置されていることを特徴とするバスユニッ
    ト付建物ユニット。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載したバスユニット付建物
    ユニットにおいて、前記バスユニットと前記居室部との
    間には、間仕切壁が設けられ、この間仕切壁の前記バス
    ユニット側の面および前記居室部側の面は、それぞれ耐
    火面材で形成され、前記バスユニットの天井板の上側の
    耐火面材と前記間仕切壁の前記バスユニット側の面を形
    成する耐火面材とが接続用の耐火面材を介して接続さ
    れ、前記居室天井を形成する耐火面材と前記間仕切壁の
    前記居室部側の面を形成する耐火面材とが接続されたこ
    とを特徴とするバスユニット付建物ユニット。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載したバスユニット付建物
    ユニットにおいて、前記バスユニット設置位置を囲む壁
    のうち前記間仕切壁を除く部分の壁面は、耐火面材で形
    成され、この壁面の耐火面材と前記バスユニットの天井
    板の上側の耐火面材とが接続用の耐火面材を介して接続
    されたことを特徴とするバスユニット付建物ユニット。
  6. 【請求項6】 請求項3から請求項5のいずれかに記載
    したバスユニット付建物ユニットにおいて、前記各耐火
    面材は、石膏ボードであることを特徴とするバスユニッ
    ト付建物ユニット。
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CN112020591A (zh) * 2019-03-29 2020-12-01 松下知识产权经营株式会社 装饰板的安装构造

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