JPH08323776A - 樹脂成形品のバリ取り装置 - Google Patents

樹脂成形品のバリ取り装置

Info

Publication number
JPH08323776A
JPH08323776A JP34444595A JP34444595A JPH08323776A JP H08323776 A JPH08323776 A JP H08323776A JP 34444595 A JP34444595 A JP 34444595A JP 34444595 A JP34444595 A JP 34444595A JP H08323776 A JPH08323776 A JP H08323776A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deburring
resin molded
molded product
tool
holding member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP34444595A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2995455B2 (ja
Inventor
Takeo Maruyama
健夫 丸山
Yuichiro Otsuka
祐一郎 大塚
Yoshinori Fujimura
好則 藤村
Yasushi Kihara
泰 木原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Asahi Seiki Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Asahi Seiki Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd, Asahi Seiki Manufacturing Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP7344445A priority Critical patent/JP2995455B2/ja
Publication of JPH08323776A publication Critical patent/JPH08323776A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2995455B2 publication Critical patent/JP2995455B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 射出成形された樹脂成形品の端面に形成され
るパーティングラインや穴の角部などに突出するバリを
能率よく取り除く自動化されたバリ取り装置の提供。 【解決手段】 フレーム1の上部位に設けたワーク取付
治具37にランナ付樹脂成形品40を拘持し、その下方
に上下・左右・前後の三方向に移動可能に設けられたバ
リ取り工具17をフレーム1の下部に固着のZ軸エアシ
リンダ3により下側の待機位置cから上側の加工位置b
に位置決めし、Y軸モータ8によりボールねじ7を介し
て前後移動台6を移動して、ランナ付樹脂成形品40の
バリ取りを施す端面にシャンク部の弾性力を利用して工
具を押圧し、X軸エアシリンダ13による左右移動台1
2のX軸方向の往復動でバリ取り工具17に送りを与え
て樹脂成形品端面のバリ取りを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂成形品のバリ
取り装置であって、更に詳しくは、射出成形機により成
形された樹脂成形品の端面に形成されるパーティングラ
インや穴の角部などに突出するバリを除去する装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、樹脂成形品のバリ取りは、「やす
り」や「へら」等の工具をを用いて手作業で除去するも
のが殆どであった。このものは作業能率が低く、樹脂成
形品に傷を付けることなく所定の寸法公差内に納まるよ
うにバリを取る為には熟練を要する。そこで、バリ取り
を機械化したものに、ウオータジェットによって小径の
噴射ノズルから高圧水をバリに向けて噴射しながら噴射
ノズルを移動させることにより連続的にバリを折断して
除去する装置や、切削工具によってバリを削り取る装置
等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたウ
オータジェットによってバリを折断する装置は、バリの
付け根部分の断面積が大きかったり、突出高さが低いも
のは除去し難いうえ、噴射ノズルをバリに沿って移動さ
せねばならないので装置が大掛りで高価となり作業能率
も低いという問題を有している。
【0004】また、切削工具を用いてバリを削り取る装
置においては、樹脂成形品の端面から切削工具が離れる
とバリが残り、近づきすぎると樹脂成形品に食い込むの
で自動化が困難であるという問題があった。
【0005】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、安価で作業能率の高い自動化された樹脂成形品の
バリ取り装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1における樹脂成形品のバリ取り装置
は、射出成形された樹脂成形品の端面に形成されるパー
ティングラインや穴の角部などに突出するバリを取り除
く装置であって、バリ取りを施す前記樹脂成形品の端面
の周辺に空間を設けて該樹脂成形品を所定位置で着脱可
能に拘持する拘持部材と、該拘持部材に拘持された前記
樹脂成形品の下方で上下・前後・左右の三方向に移動可
能に設けられた工具保持部材と、該工具保持部材に着脱
可能に取着され金属弾性体からなるシャンク部の先端に
設けられた刃体部に切刃が形成されたバリ取り工具と、
前記工具保持部材を上下動させ前記バリ取り工具の切刃
の位置を上側の前記樹脂成形品の端面近傍のバリ取り加
工位置と下側の待機位置とに位置決めする上下位置決め
手段と、前記バリ取り加工位置において前記工具保持部
材を前後又は左右の何れか一方に移動させ該工具保持部
材に取着されたバリ取り工具の切刃を前記樹脂成形品の
バリ取りを施す端面に押圧する押圧位置決め手段と、前
記バリ取り工具の切刃を前記樹脂成形品のバリ取りを施
す端面に押圧した状態で前記工具保持部材を設定回数前
記押圧方向と直角の方向に移動させバリ取りを行う切削
送り手段とを備えてなるものである。
【0007】また請求項2の樹脂形成品のバリ取り装置
は、射出成形された樹脂成形品の端面に形成されるパー
ティングラインや穴の角部などに突出するバリを取り除
く装置であって、バリ取りを施す前記樹脂成形品の端面
の周辺に空間を設けて該樹脂成形品を着脱可能に拘持す
る拘持部材と、該拘持部材に拘持された前記樹脂成形品
の上方で上下・前後・左右の三方向に移動可能に設けら
れた工具保持部材と、該工具保持部材に着脱可能に取着
され金属弾性体からなるシャンク部の先端に設けられた
刃体部に切刃が形成されたバリ取り工具と、前記工具保
持部材を上下動させ前記バリ取り工具の切刃の位置を下
側の前記樹脂成形品の端面近傍のバリ取り加工位置と上
側の待機位置とに位置決めする上下位置決め手段と、前
記バリ取り加工位置において前記工具保持部材を前後又
は左右の何れか一方に移動させ該工具保持部材に取着さ
れたバリ取り工具の切刃を前記樹脂成形品のバリ取りを
施す端面に押圧する押圧位置決め手段と、前記バリ取り
工具の切刃を前記樹脂成形品のバリ取りを施す端面に押
圧した状態で前記工具保持部材を設定回数前記押圧方向
と直角の方向に移動させバリ取りを行う切削送り手段と
を備えてなるものである。
【0008】請求項1,2のバリ取り装置は、装置に設
けた拘持部材に樹脂成形品を拘持し、拘持された樹脂成
形品の下方又は上方に上下・前後・左右に移動可能に設
けられた工具保持部材にバリ取り工具を着脱可能に取着
し、上下位置決め手段により工具保持部材を移動させて
バリ取り工具の先端に設けられた刃体部を下側又は上側
の待機位置からバリ取り加工位置に位置決めし、更に押
圧位置決め手段により工具保持部材を移動させてバリ取
り工具の切刃を樹脂成形品のバリ取りを行う端面にバリ
取り工具のシャンク部の弾性力を利用して押圧し、切削
送り手段により工具保持部材を設定回数押圧方向と直角
の方向に移動させ樹脂成形品のバリ取りを行う端面に押
圧されたバリ取り工具の切刃によって樹脂成形品の端面
に傷をつけることなく端面から突出した不要なバリを削
り取る。
【0009】請求項3の樹脂成形品のバリ取り装置は、
射出成形された樹脂成形品の端面に形成されるパーティ
ングラインや穴の角部などに突出するバリを取り除く装
置であって、フレームに設けられた工具保持部材と、該
工具保持部材に着脱可能に取着され金属弾性体からなる
シャンク部の先端に設けられた刃体部に切刃が形成され
たバリ取り工具と、前記工具保持部材に取着された前記
バリ取り工具の上方で上下・前後・左右の三方向に移動
可能に設けられバリ取りを施す前記樹脂成形品の端面の
周辺に空間を設けて該樹脂製品を着脱可能に拘持する拘
持部材と、該拘持部材を上下動させ前記樹脂成形品の位
置を下側の前記バリ取り工具の切刃の近傍のバリ取り加
工位置と上側の待機位置とに位置決めする上下位置決め
手段と、前記バリ取り加工位置において前記拘持部材を
前後又は左右の何れか一方に移動させ該拘持部材に取着
された前後または左右の何れか一方に移動させ該拘持部
材に取着された前記樹脂成形品のバリ取りを施す端面を
前記バリ取り工具の切刃に押圧する押圧位置決め手段
と、前記樹脂合成形成品のバリ取りを施す端面を前記バ
リ取り工具の切刃が押圧した状態で前記拘持部材を設定
回数前記押圧方向と直角の方向に移動させバリ取りを行
う切削送り手段とを備えてなるものである。
【0010】また請求項4の樹脂成形品のバリ取り装置
は、射出成形された樹脂成形品の端面に形成されるパー
ティングラインや穴の角部などに突出するバリを取り除
く装置であって、フレームに設けられた工具保持部材
と、該工具保持部材に着脱可能に取着され金属弾性体か
らなるシャンク部の先端に設けられた刃体部に切刃が形
成されたバリ取り工具と、前記工具保持部材に取着され
た前記バリ取り工具の下方で上下・前後・左右の三方向
に移動可能に設けられバリ取りを施す前記樹脂成形品の
端面の周辺に空間を設けて該樹脂製品を着脱可能に拘持
する拘持部材と、該拘持部材を上下動させ前記樹脂成形
品の位置を上側の前記バリ取り工具の切刃の近傍のバリ
取り加工位置と下側の待機位置とに位置決めする上下位
置決め手段と、前記バリ取り加工位置において前記拘持
部材を前後又は左右の何れか一方に移動させ該拘持部材
に取着された前記樹脂成形品のバリ取りを施す端面を前
記バリ取り工具の切刃に押圧する押圧位置決め手段と、
前記樹脂成形品のバリ取りを施す端面を前記バリ取り工
具の切刃が押圧した状態で前記拘持部材を設定回数前記
押圧方向と直角の方向に移動させバリ取りを行う切削送
り手段とを備えてなるものである。
【0011】請求項3,4のバリ取り装置は、上下・前
後・左右に移動可能な拘持部材に樹脂成形品を拘持し、
拘持された樹脂成形品の下方又は上方に設けられた工具
保持部材にバリ取り工具を着脱可能に取着し、上下位置
決め手段により拘持部材を移動させ樹脂成形品のバリ取
りを行う端面を待機位置から下側又は上側のバリ取り工
具の先端に設けられた刃体部近傍のバリ取り加工位置に
位置決めし、押圧位置決め手段により拘持部材を前後又
は左右方向に移動させ樹脂成形品のバリ取りを行う端面
をバリ取り工具の切刃にバリ取り工具のシャンク部の弾
性力を利用して押圧し、切削送り手段により拘持部材を
設定回数押圧方向と直角の方向に移動させ樹脂成形品の
バリ取りを行う端面に押圧されたバリ取り工具の切刃に
よって樹脂成形品の端面に傷をつけることなく端面から
突出した不要なバリを削り取る。
【0012】請求項5は、バリ取り工具の刃体部に形成
された切刃が、切刃の形成される外側が平面で、かつ、
刃先が工具送り手段の作用軸と直交するバリ取り工具の
軸芯に対して傾斜して形成される複数の切刃であるもの
である。
【0013】請求項6は、バリ取り工具の刃体部に形成
された切刃が、切刃の形成される外側が直円柱状で刃先
が螺旋状に形成された複数の切刃であるものである。
【0014】請求項7は前後方向と左右方向の移動を同
時制御する制御手段を設けて押圧位置決め手段と上下方
向を除く切削送り手段とを同時制御可能に構成したもの
である。
【0015】従って、請求項5,6は、バリ取り工具の
刃体部が、切刃の外側が平面でバリ取り工具の作用方向
に対して切刃が傾斜して形成されているか、または、切
刃の外側が直円柱状で作用方向に対して切刃が螺旋状に
形成されているものにあっては、バリを削り取る際の切
削抵抗が少ないので切れ味が向上するとともに、切粉
(削り取られたバリ)がバリ取り工具の切刃に絡みつく
ことなく刃体部からスムーズに排出される。
【0016】また、請求項7は樹脂成形品のバリ取りを
施す端面が非直線面または傾斜面である場合には、前後
方向と左右方向の移動を同時制御する制御手段により押
圧位置決め手段と上下方向を除く切削送り手段とを同時
制御して、バリ取り工具の直円柱状で螺旋状に形成され
た切刃を任意形の端面に押圧しながら連続移動させ、樹
脂成形品の端面から突出した不要なバリを削り取る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態の各実施
例を図面にもとづいて説明する。
【実施例】
〔実施例1〕図1は樹脂成形品のバリ取り装置の背面
図、図2はその側面図である。床上に立設されたフレー
ム1の下部側面1aに上下(Z軸)方向のZ軸案内2が
取着されていて、下部側面1a下側の突出部1bの上面
に上下位置決め用のZ軸エアシリンダ3が垂直に固着さ
れている。
【0018】Z軸エアシリンダ3は、中央部に設けられ
たピストンロッド3bとその両側に設けられたガイドロ
ッド3a,3cとの上端にロッド端板3dが上下動可能
に嵌着され、ロッド端板3dの上端面に上下移動台4が
水平に固着され、上下移動台4の側面にZ軸案内2のス
ライド部材2aが固着されている。上下移動台4上の両
端には前後(Y軸)方向のガイドバー5,5が2本平行
に固着されていて、このガイドバー5,5に沿って移動
可能に前後(Y軸)方向のY軸案内5a,5aが嵌挿さ
れ、その上端面に前後移動台6が前後移動可能に固着さ
れている。上下移動台4上の端部には位置制御可能なY
軸モータ8が固着され、このY軸モータ8の出力軸前方
にボールねじ7が回動可能に軸支されていて、Y軸モー
タ8によりボールねじ7及び前後移動台6の下端面に固
着されたボールめねじ7aを介して前後移動台6が移動
して前後(Y軸)方向の位置決めがされる。
【0019】前後移動台6上には左右(X軸)方向のX
軸案内11が固着されていて、このX軸案内11のスラ
イド部材11a上に左右移動台12が移動可能に固着さ
れている。左右移動台12は前後移動台6に固着のX軸
エアシリンダ13により連結部材12aを介して設定距
離間を設定回数往復動されるようになっていて、上面に
複数の支え14を介して上板15が固着されている。上
板15には図3の拡大図に示すように貫通穴15aが4
個垂直に穿設されていて、それぞれの貫通穴15aに工
具保持具16が固着されており、この工具保持具16の
貫通する中心穴にバリ取り工具17が刃体部17Aを上
向きにして着脱可能に取着されている。
【0020】バリ取り工具17は、図4に示すように直
方体の刃体部17Aの中心穴17aにピアノ線等弾性体
の例えば外径が1mm程度の比較的細いシャンク17B
を圧入により固定したもので、工具保持具16の中心穴
にボルト18により固定する。刃体部17Aには対向す
る切刃形成面17c,17dに工具送り作用軸と直交す
るシャンク17Bの軸芯に対して角度θを有して傾斜す
る複数の切刃17bが形成されており、複数の切刃17
bの間隔Pは後述する樹脂成形品端面のバリに対し常時
2個所以上で当接するよう設定されている。
【0021】一方、フレーム1上とX軸方向に離れた床
上とに支柱20,21が2本立設されていて、この2本
の支柱20,21の上端部に横桁22がX軸方向水平に
架設されている。横桁22の前面にガイドバー23,2
3が2本平行かつ水平に設けられ、このガイドバー2
3,23に案内され位置決め可能な横搬送エアシリンダ
24がそのピストンロッド39の軸上で移動可能に設け
られている。
【0022】横搬送エアシリンダ24の前面には板状の
アーム25が固着されていて、アーム25の両端部の前
面に垂直にワーク昇降用の昇降エアシリンダ26A,2
6Bが下向きに固着されている。昇降エアシリンダ26
A,26Bのピストンロッド26a,26bには中心に
図示しないエア穴が貫通していて、ピストンロッド26
a,26bの下端部にランナ付樹脂成形品40を吸着す
るラッパ状の吸着盤27A,27Bが取着されており、
ピストンロッド26a,26bのエア穴は図示しない例
えば真空ポンプ等のエア吸入装置と図示しないフレキシ
ブルホースにより連結されている。
【0023】ピストンロッド26a,26bには下端寄
り位置にブラケット28,28が固着され、更にアーム
25の対応位置に支え29,29を介して案内軸受3
1,31が固着されており、ブラケット28,28に下
端部が嵌着される垂直方向のガイドバー32,32が案
内軸受31,31により上下動可能に支持されている。
【0024】一方、フレーム1の上部側面1cに治具取
付板35が、工具保持具16に取着された4個のバリ取
り工具17の上方に突出するように水平に固着されてお
り、治具取付板35上に後述のワークが拘持されるワー
ク取付治具37が固着され、このワーク取付治具37上
がワークの加工位置bに設定されている。
【0025】更に、支柱21近くの床上に図示しないワ
ークマガジンが設置されていて、ワークマガジンは複数
のワーク取付具38上に載置される後述のランナ付樹脂
成形品40を一個ずつ順次取り出し位置aに割出すよう
になっていて、アーム25の両端部に取着されている昇
降エアシリンダ26A,26Bはこの取り出し位置aと
加工位置bとの距離に等しい間隔に設定されている。
【0026】横搬送エアシリンダ24は、横桁22に設
けられたピストンロッド39の軸上をガイドバー23,
23に沿って移動され、左端に位置決めされた状態で左
側の吸着盤27Aにより取り出し位置aのランナ付樹脂
成形品40を吸着して保持し、同時に右側の吸着盤37
Bにより加工位置bのランナ付樹脂成形品40を吸着し
て保持できるようになっていて、加工位置bにおいて吸
着盤27Bに保持されたランナ付樹脂成形品40を昇降
エアシリンダ26Bによりワーク取付治具37に押圧し
た状態を維持してバリ取り加工を行うようになってお
り、バリ取り加工終了後に横搬送エアシリンダ24の右
方への移動でバリ取り加工済のランナ付樹脂成形品40
を図示しない製品搬出装置へ送り出し、同時に取出し位
置aの未加工のランナ付樹脂成形品40を加工位置bに
搬送するようになっている。
【0027】図5は射出成形機の金型より取り出された
ままの状態のランナ付樹脂成形品40の図である。この
ものは硬質材で、一回の射出成形でサイドゲート42,
ランナ43と連なって4個の樹脂成形品41が2個ずつ
左右対称形をなして成形されるようになっていて、樹脂
成形品41はバリ取り加工後のサイドゲート42の樹脂
成形品41と隣接する部分からそれぞれ分離される。
【0028】図5の仮想線で示すワーク取付治具37
は、治具取付板35上に4本のボルトにより固着されて
いて、ワーク取付治具37上におけるランナ付樹脂成形
品40の位置決めは、ランナ43中央の円筒部43a外
周とワーク取付治具37中央の位置決め穴37aとの係
合と、ワーク取付治具37上面の長手方向両側に形成さ
れた突起縁部37b,37bの外側面とランナ外側面4
3b,43bとの係合とにより決まる。
【0029】そして位置決めされたランナ付樹脂成形品
40はランナ43の円筒部43aの上端面を吸着盤27
A,27Bを介して昇降エアシリンダ26Bにより下方
に押圧することによりバリ取り加工に耐え得る力でワー
ク取付治具37に拘持されるものである。ワーク取付治
具37の両端内側に形成された角穴37cはバリ取り工
具17の刃体部17Aが挿通される穴である。
【0030】図6は、ランナ43から分離された製品と
しての樹脂成形品41の図で、樹脂成形品41は略直方
体をなし、長手方向のそれぞれの端面41a,41bに
突出するバリ取りが施されるものである。樹脂成形品4
1の一方の端面41aに突出するバリの位置は、図6
(b)に仮想線にて示すパーテイングライン41c近傍
と、角穴41d及び丸穴41eの端面41aと接する角
部とで、他方の端面41bに出るバリの位置は図6
(c)に仮想線で示すパーテイングライン41cと、丸
穴41e及び丸穴41fの端面41bに接する角部とで
ある。
【0031】続いて実施例1の作用について説明する。
図示しないワークマガジンに貯蔵するランナ付樹脂成形
品40が取り出し位置aに割り出されると、左側の昇降
エアシリンダ26Aの上室に圧力空気が送られてピスト
ンロッド26aが下降し、ピストンロッド26a先端の
吸着盤27Aがランナ43の円筒部43aの上端面に当
接してピストンロッド26aの下降が停止する。
【0032】次いで、図示しないエア吸入装置による吸
引力の作用でランナ付樹脂成形品40が吸着盤27Aに
吸着保持され、昇降エアシリンダ26Aの下室に圧力空
気が送られて吸着盤27Aとともに吸着保持されたラン
ナ付樹脂成形品40が上昇したのち、横搬送エアシリン
ダ24がX軸方向のバリ取り加工側に右行して加工位置
bの上方に吸着盤27Aとともに吸着保持されたランナ
付樹脂成形品40が位置決めされる。
【0033】次いで、吸着盤27Aとともに吸着保持さ
れたランナ付樹脂成形品40が昇降エアシリンダ26A
の作用で下降してバリ取り装置のワーク取付治具37上
に載置され、吸着盤27Aの吸引力が解除されたのち、
昇降エアシリンダ26Aの作用でピストンロッド26a
が上昇し、吸着盤27Aがランナ付樹脂成形品40から
上方に離れる。
【0034】次いで、横搬送エアシリンダ24がX軸左
方向に左行して左端に位置決めされると、左側の昇降エ
アシリンダ26Aがワーク取り出し位置aの真上とな
り、同時に右側の昇降エアシリンダ26Bが加工位置b
の真上となる。
【0035】次いで昇降エアシリンダ26A,26Bの
上室に圧力空気が同時に送られてピストンロッド26
a,26b下端の吸着盤27A,27Bが同時に下降
し、ワークマガジンの取り出し位置aにて待機中の次の
ランナ付樹脂成形品40と、バリ取り装置のワーク取付
治具37上のランナ付樹脂成形品40との、ランナ43
の円筒部43a上端に吸着盤27A,27Bがそれぞれ
当接し、図示しないエア吸入装置による吸引力が作用し
てランナ付樹脂成形品40を吸着し、この状態で加工位
置bのランナ付樹脂成形品40は昇降エアシリンダ26
Bの作用でワーク取付治具37に押圧され、バリ取りに
耐え得る力で拘持される。
【0036】次いで、フレーム1に垂直に固着されてい
るZ軸エアシリンダ3の下室に圧力空気が送られてピス
トンロッド3bが同時に上昇し、前後移動台6,左右移
動台12,上板15を介して工具保持具16に取着され
た4個のバリ取り工具17が待機位置cから加工位置b
の高さに上昇し、ワーク取付治具37上のランナ付樹脂
成形品40の製品である樹脂成形品41の例えば図5に
示す右側の端面41a,41bの高さにバリ取り工具1
7の刃体部17Aが位置決めされる。
【0037】次いで、Y軸モータ8によりボールねじ7
が回動されて前後移動台6とともにバリ取り工具17が
樹脂成形品41に向かってY軸方向に移動し、バリ取り
工具17の切刃17bが樹脂成形品41の端面41a,
41bのバリに当接して刃体部17Aの移動は阻止され
るが、引続き前後移動台6が僅かに移動して停止し、バ
リ取り工具17の刃体部17Aは図5(a)に仮想線に
て示す状態となる。この状態でバリ取り工具17のシャ
ンク17Bが撓んでその弾性力により切刃17bがバリ
に圧接されている。
【0038】次いで、X軸エアシリンダ13の左室と右
室への圧力空気の切り換えで左右移動台12が設定距離
間をX軸方向へ往復動して、バリ取り工具17に送りが
与えられ切刃17bによってバリが削り取られる。そし
てバリはX軸方向の往復動ごとに徐々に削り取られバリ
の高さが所定の寸法公差内に達した時点では、バリが削
り取られた分だけバリ取り工具17の切刃17bがバリ
取り工具17の軸芯に向かって変位するのでシャンク部
17Bの撓み量が少なくなってその弾性力も低下するの
で、バリにかかる切刃17bの切込圧力が弱くなり切込
量も小さくなる。
【0039】往復動が設定回数に達するとX軸エアシリ
ンダ13への圧力空気の供給が停止され、Y軸モータ8
によりバリ取り工具17の切刃17bが図5に示す右側
の端面41a,41bから離れたあと、Z軸エアシリン
ダ3の上室へ圧力空気が送られてバリ取り工具17が下
降し、Y軸モータ8によりバリ取り工具17を図5に示
す左側の端面41a,41bの下方に移動したのち、再
びエアシリンダ3の下室に圧力空気が送られてバリ取り
工具17が上昇し、樹脂成形品41の未加工側である図
5で左側の端面41a,41b近くに刃体部17Aが位
置決めされ、前述とはほぼ同様の動作でバリ取り加工が
行われる。
【0040】そして、左右両方の端面41a,41bの
すべてのバリ取りが終わると、昇降エアシリンダ26
A,26Bの下室に圧力空気が送られて吸着盤27Aに
吸着する未加工のランナ付樹脂成形品40と、吸着盤2
7Bに吸着する加工済のランナ付樹脂成形品40とが同
時に上昇する。
【0041】次いで、横搬送エアシリンダ24のX軸方
向右側への移動で加工済のランナ付樹脂成形品40が図
示しない製品搬出装置の上方に位置決めされ、未加工の
ランナ付樹脂成形品40がバリ取り加工側のワーク取付
治具37の上方に位置決めされる。次いで昇降エアシリ
ンダ26A,26Bの上室に同時に圧力空気が送られ、
加工済のランナ付樹脂成形品40が図示しない製品搬出
装置上に載置され、未加工のランナ付樹脂成形品40が
ワーク取付治具37上に載置され、引続き前述の如くワ
ーク取付治具37上に載置されたランナ付樹脂成形品4
0の樹脂成形品41の端面41a,41bに対してバリ
取り加工が行われる。
【0042】〔実施例2〕実施例2の樹脂成形品のバリ
取り装置の実施例1と基本的に異なるところは、図9,
図10に示すようにバリ取り工具17が刃体部17Aを
下向きにして工具保持具16の貫通する中心穴に取着さ
れており、バリ取り工具17の待機位置Cはワーク取付
治具37上に拘持されるランナ付樹脂成形品40の上方
に設定されているところであり、その他は実施例1の樹
脂成形品のバリ取り装置と殆ど同じである。従って、説
明の重複を避けるため同一個所に同一符号を付して説明
を省略又は簡素にして主として異なるところのみ説明す
る。
【0043】バリ取り装置の左右移動台12の上面に支
え64を介して上板65が固着されており、上板65の
支え64よりフレーム1側へ突出する部分の中央部に左
右方向の切欠き溝65aが刻設されていて、突出する部
分に左右各2個計4個の貫通穴が垂直に穿設され、この
4個の貫通穴にそれぞれ工具保持具16が鍔部を下にし
て固着されている。
【0044】工具保持具16の貫通する中心穴にバリ取
り工具17が刃体部17Aを下にして着脱可能に垂直に
取着されており、フレーム1の側面1cに固着の治具取
付台35上に固着されているワーク取付治具37の上方
反フレーム1側位置がバリ取り工具17の待機位置Cに
設定されている。そして左右移動台12駆動用のX軸エ
アシリンダ13は連結部材12aを介してバリ取り工具
17の待機位置Cと加工位置bの真上とのアプローチ移
動と、バリ取り加工時の設定距離間を設定回数往復動す
る切削送りとの両方を行うようになっている。
【0045】続いて実施例2の作用について実施例1と
異なるところを説明する。バリ取り装置のワーク取付治
具17上に未加工のランナ付樹脂成形品40が載置さ
れ、昇降エアシリンダ26Bの作用でワーク取付治具3
7に押圧拘持されてランナ付樹脂成形品40の取り替え
動作が終わると、X軸エアシリンダ13の左室に圧力空
気が送られて左右移動台12,上板65を介して工具保
持具16に取着された4個のバリ取り工具17が待機位
置CからX軸方向フレーム1側に移動してランナ付樹脂
成形品40の真上に位置決めされる。このとき昇降エア
シリンダ26Bのピストンロッド26bは上板65の切
欠き溝65aに遊挿されていて干渉することはない。
【0046】次いで、フレーム1に垂直に固着されてい
るZ軸エアシリンダ3の上室に圧力空気が送られてピス
トンロッド3bが下降し、バリ取り工具17の刃体部1
7Aが加工位置bの高さに下降し、ワーク取付治具37
上のランナ付樹脂成形品40の製品である樹脂成形品4
1のバリ取りを施す端面の高さにバリ取り工具17下端
の刃体部17Aが位置決めされる。
【0047】次いで、実施例1と同様Y軸モータ8によ
りボールねじ7が回動されて前後移動台6及び左右移動
台12とともにバリ取り工具17が樹脂成形品41の一
方の端面に向かってY軸方向に移動し、バリ取り工具1
7の切刃17bがバリに当接し、シャンク部17Bが撓
んで、その弾性力により切刃17bがバリに圧接され
る。
【0048】次いで、X軸エアシリンダ13の右室と左
室に交互に圧力空気が送られて左右移動台12が設定距
離間往復動して、バリ取り工具17に送りが与えられ、
切刃17bによってバリが削り取られる。往復動が設定
回数に達するとX軸エアシリンダ13への圧力空気の供
給が停止され、Y軸モータ8によりバリ取り工具17の
切刃17bが樹脂成形品41の一方端面から離れ、Z軸
エアシリンダ3の下室に圧力空気が送られてバリ取り工
具17が上昇し、再びY軸モータ8によりバリ取り工具
17を樹脂成形品41の未加工の他方の端面近くの上方
位置に刃体部17Aが位置決めされたあと、Z軸エアシ
リンダ3により切削位置bの高さまで下降し、上述とほ
ぼ同様の動作でバリ取りが行われる。
【0049】こうして、樹脂成形品41の左右両方の端
面のすべてのバリ取りが終わると、Y軸モータ8により
バリ取り工具17の切刃17bが、樹脂成形品41の端
面から離れ、Z軸エアシリンダ3の下室へ圧力空気が送
られてバリ取り工具17が上昇し、X軸エアシリンダの
右室に圧力空気が送られてX軸方向反フレーム1側へ移
動し待機位置Cに位置決めされる。そして実施例1と同
様加工済のランナ付樹脂成形品40と未加工のランナ付
樹脂成形品40との搬送取り替え動作に移る。
【0050】〔実施例3〕実施例3の樹脂成形品のバリ
取り装置の実施例1と基本的に異なるところは図11,
図12に示すように、バリ取り工具17がフレーム71
に固定で、ランナ付樹脂成形品の下側位置にあり、ラン
ナ付樹脂成形品40が左右(X軸)前後(Y軸)上下
(Z軸)の三方向に移動可能となっているところであ
る。従って、上記以外構造の殆どが実施例1と同一であ
り、説明の重複を避けるため同一個所には同一符号を付
して説明を省略又は簡単に行い、異なるところを重点に
説明をする。
【0051】床上に立設されたフレーム71の下部側面
71aは上下方向のZ軸案内2が取着されていて、下部
側面71a下側の突出部71bの上面に上下位置決め用
のZ軸エアシリンダ3が垂直に固着されている。上下移
動台4はこのZ軸シリンダ3のロッド端板3d上端面に
水平に固着されていて、上下移動台4の側面にZ軸案内
2のスライド部材2aが固着されている。
【0052】上下移動台4上左右両端に固着の前後(Y
軸)方向のガイドバー5,5に沿って前後移動台6が前
後移動可能に固着されており、前後移動台6は位置制御
可能なY軸モータ8によりボールねじ7を介して前後方
向に移動位置決めされる。
【0053】前後移動台6上には左右(X軸)方向のX
軸案内11が固着されていて、X軸案内11のスライド
部材11a上に左右移動台72が移動可能に固着されて
いる。左右移動台72は前後移動台6に固着のX軸エア
シリンダ13により連結部材72aを介して設定距離間
を設定回数往復動される。左右移動台72はX軸案内1
1のスライド部材11aより左右方向が長く形成されて
いて、右側がバリ取り工具17の上方位置まで突出し、
この突出する右側上にワークが拘持されるワーク取付台
37が固着されている。
【0054】更に、左右移動台72上にはワーク取付台
37近くと左端とにそれぞれブラケット73,74が固
着されており、ブラケット74にL形のクランプレバー
76が前後(Y軸)方向のピン77により枢支されてい
る。そしてクランプレバー76の腕76aにクランプエ
アシリンダ78のピストンロッド78aの先端がピン8
0により枢支され、ブラケット73にクランプエアシリ
ンダ78の後端がピン79により枢支されている。そし
てクランプエアシリンダ78の左室に圧力空気が供給さ
れてピストンロッド78aが突出し、クランプレバー7
6が時計方向に揺動し、下面でワーク取付台37上のラ
ンナ付樹脂成形品40のランナ43の円筒部43aを押
圧して、バリ取り加工に耐える力でランナ付樹脂成形品
40を拘持し、クランプエアシリンダ78右室に圧力空
気が供給されて、クランプレバー76が反時計方向に揺
動して拘持を解除すると同時にワークの着脱に支障のな
い退避姿勢となる。
【0055】一方、フレーム71の上面71dに工具取
付台75の端部が固着されていて、工具取付台75の先
端部に貫通穴が4個垂直に穿設されていおり、それぞれ
の貫通穴に工具保持具16が固着されていて、この工具
保持具16の貫通する中心穴にバリ取り工具17が刃体
部17Aを上にして着脱可能に取着されている。
【0056】続いて、実施例3の作用について実施例1
と異なるところを重点に説明する。ランナ付樹脂成形品
40が吸着盤27Aに吸着されてバリ取り装置の待機位
置Cに位置決めされているワーク取付治具37上に載置
され、吸着盤31Aの吸引力が解除されたのち、昇降シ
リンダ26Aの作用でピストンロッド26aが上昇し、
吸着盤27Aがランナ付樹脂成形品40から離れる。
【0057】次いで、搬送用エアシリンダ24がX軸左
方向に移動して、左端位置に位置決めされると、左側の
昇降エアシリンダ26Aがワーク取り出し位置aの真上
となり、同時に右側の昇降エアシリンダ26Bがランナ
付樹脂成形品40の上方位置となる。
【0058】次いで、クランプエアシリンダ78の右室
に圧力空気が供給されてクランプレバー76がピン77
のまわりで時計方向に揺動し、クランプレバー76の下
面でランナ付樹脂成形品40のランナ43の円筒部43
aを押圧しランナ付樹脂成形品をバリ取りに耐え得る力
で拘持する。
【0059】次いで、フレーム71の下側の突出部71
b上に垂直に固着されているZ軸エアシリンダ3の上室
に圧力空気が送られて、ピストンロッド3bが上昇し、
前後移動台6,左右移動台72を介してワーク取付治具
37上に拘持されているランナ付樹脂形成品40が待機
位置Cから加工位置bの高さまで下降し、ランナ付樹脂
成形品40の製品である樹脂成形品41のバリ取りを施
す端面が工具保持具16に取着されている4個のバリ取
り工具17の刃体部17Aの高さに位置決めされる。
【0060】次いで、Y軸モータ8によりボールねじ7
が回動されて前後移動台6とともに樹脂成形品41がバ
リ取り工具17に向かってY軸移動し、樹脂成形品41
の一方の端面がバリ取り工具17の切刃17bに当接
し、引続き前後移動台6が僅かに移動して停止する。こ
のとき、バリ取り工具17のシャンク部17Bが撓んで
その弾性力により切刃17bがバリに圧接されている。
【0061】次いで、X軸エアシリンダ13の左室と右
室とに圧力空気が交互に送られて左右移動台72が設定
距離間をX軸方向へ往復動し、ランナ付樹脂成形品40
に切削送りが与えられ、切刃17bによってバリが削り
取られる。
【0062】往復動が設定回数に近づくとバリの高さが
所定の寸法公差内に達し、バリが削り取られた分だけシ
ャンク部17Bの撓みが少なくなり、弾性力が低下して
切込量も少なくなり、設定回数に達するとX軸エアシリ
ンダ13への圧力空気の供給が停止されて切削送りが停
止する。
【0063】次いで、Y軸モータ8により樹脂成形品4
1の一方の端面がバリ取り工具17の切刃17aから離
れたあと、Z軸エアシリンダ3の下室に圧力空気が送ら
れて、ランナ付樹脂成形品40が上昇し、再びY軸モー
タ8により樹脂成形品41の未加工の他方の端面がバリ
取り工具17の刃体部17A近くの上方位置に位置決め
され、Z軸エアシリンダ3により切削位置bの高さまで
下降し、上述とほぼ同様の動作で樹脂成形品41の他方
の端面に対しバリ取り加工が行われる。
【0064】こうして、樹脂成形品41の左右両方の端
面のすべてのバリ取りが終わると、Y軸モータ8により
バリ取り工具17の切刃17bが樹脂成形品41の他方
の端面から離れたあと、Z軸エアシリンダ3の下室へ圧
力空が送られてランナ付樹脂成形品40が上昇して待機
位置Cに位置決めされる。
【0065】次いで、クランプエアシリンダ78の右室
に圧力空気が送られて、クランプアーム74が反時計方
向に揺動してラナ付樹脂成形品40の拘持が解除され、
昇降エアシリンダ26A,26Bの上室に同時に圧力空
気が送られて上側位置で待機していたピストンロッド2
6a,26bとともに吸着盤27A,27Bが下降し、
ワークマガジンの取り出し口aにて待機中の次のランナ
付樹脂成形品40と、バリ取り装置の待機位置Cに位置
決めされているランナ付樹脂成形品40とのランナ43
の円筒部43a上端に吸着盤27A,27Bがそれぞれ
当接し、図示しないエア吸入装置による吸引力が作用し
てランナ付樹脂成形品40を吸着する。
【0066】次いで、昇降エアシリンダ26A,26B
の下室に同時に圧力空気が送られて吸着盤27Aに吸着
する未加工のランナ付樹脂成形品40と、吸着盤27B
に吸着する加工済のランナ付樹脂成形品40とが同時に
上昇し、第1実施例と同様加工済ランナ付樹脂成形品4
0と未加工のランナ付樹脂成形品40との搬送取り換え
動作に移る。
【0067】〔実施例4〕実施例4の樹脂成形品のバリ
取り装置の基本的に異なるところは、フレーム91に固
定のバリ取り工具17がラン付樹脂成形品40の上方に
位置するところである。従って、刃物取付台75が取着
されているフレーム91の上面91dが実施例3のフレ
ーム71の上面71dに比して高くなっており、フレー
ム91の上面91dに端部が固着された刃物取付台75
の先端部に刃物保持具16を介してバリ取り工具17が
刃体部17Aを下にして着脱可能に取り付けられてい
る。
【0068】更に、左右移動台72は左側が突出するよ
うにX軸案内11のスライド部材11a上に固着されて
いて、ワーク取付治具37に拘持されるランナ付樹脂成
形品40の待機位置Cは、バリ取り工具17の下方X軸
方向反フレーム側に離れた位置に設定されている。
【0069】また、X軸エアシリンダ13は左右移動台
12上のランナ付樹脂成形品40の待機位置Cと加工位
置bの真下の位置とのアプローチ移動と、バリ取り加工
時の設定距離間を設定回数往復動の切削送りとの両方を
行うようになっているところが異なるのみで他は実施例
3と同一である。よって同一個所には同一符号を付して
説明を省略する。
【0070】続いて、実施例4の作用について実施例3
と異なるところのみ説明する。バリ取り装置の待機位置
Cに位置決めされているワーク取付治具37上に載置さ
れたランナ付樹脂成形品40がクランプレバー76によ
り拘持されると、X軸エアシリンダ13の左室に圧力空
気が供給されて左右移動台72とともにワーク取付治具
37上のランナ付樹脂成形品40がX軸方向フレーム側
に移動して、バリ取り加工位置bの真下に位置決めさ
れ、フレーム91の下側の突出部91b上に垂直に固着
されているZ軸エアシリンダ3の下室に圧力空気が送ら
れてピストンロッド3bが上昇し、前後移動台6,左右
移動台72を介してランナ付樹脂成形品40の製品であ
る樹脂成形品41が加工位置bすなわちバリ取り工具1
7の刃体部17Aの高さまで上昇する。
【0071】次いで、実施例3と同様にY軸モータ8に
より樹脂成形品41の一方の端面がバリ取り工具17の
切刃17bに圧接され、X軸エアシリンダ13による左
右移動台72のX軸方向の往復動でランナ付樹脂成形品
40に切削送りが与えられ切刃17bによってバリが削
り取られ、引続き樹脂成形品41の他方の端面のバリが
削り取られる。
【0072】樹脂成形品41の左右両端面のバリ取りが
終わると、Y軸モータ8によりバリ取り工具17の切刃
17bが樹脂成形品41の他方の端面が離れたあと、Z
軸エアシリンダ3の上室に圧力空気が送られてランナ付
樹脂成形品40が下降し、X軸エアシリンダ13により
ランナ付樹脂成形品40が左右方向反フレーム側に移動
して待機位置Cに位置決めされる。
【0073】以上実施例1〜実施例4は、図6に示す樹
脂成形品41の平らな端面41a,41bに突出するバ
リ取りについて説明したが、図7に示すような樹脂成形
品51の円弧状の端面51aや傾斜する二面により形成
される端面51bに突出するバリ取りを行う場合には、
図8に示すような刃体部47Aが直円柱状で、外周に螺
旋状に複数の切刃47bが形成されたバリ取り工具47
を用い、左右移動台12又は72の往復動をX軸エアシ
リンダ13によるエアシリンダの駆動から位置制御可能
なX軸モータの駆動に変え、Y軸モータ8とX軸モータ
の同期制御回路を設けて、X軸モータとY軸モータ8の
同時移動で、円弧状の端面51a又は傾斜する端面51
bに沿った送りをバリ取り工具47に与えればよい。
【0074】また、樹脂成形品はランナ付樹脂成形品4
0のバリ取りを行う例について説明したが、ランナ43
から外した樹脂成形品41に対してバリ取りを行う場合
は、バリ取りを施さない端面41g,41hと、バリ取
りを施す端面41a,41bと平行な段差部の端面41
iとを基準として図示しないワーク取付治具上に樹脂成
形品41を拘持してバリ取りを行う。
【0075】また、X軸方向を左右方向、Y軸方向を前
後方向としたが、X軸方向を前後方向、Y軸方向を左右
方向と呼称しても支障はない。また、切削送り方向は左
右(X軸)方向としたが、バリ取り工具17の刃体部の
幅を製品である樹脂成形品41のバリ取りを施す端面の
幅より僅かに大きい寸法とすれば上下(Z軸)方向を切
削送り方向とすることができる。
【0076】
【発明の効果】本発明の樹脂成形品のバリ取り装置は上
述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏
する。樹脂成形品を拘持部材に着脱可能に拘持し、拘持
された樹脂成形品の下方又は上方で上下・前後・左右の
三方向に相対移動可能な工具保持部材にバリ取り工具を
取着し、上下位置決め手段により待機位置から加工位置
の高さにバリ取り工具の刃体部を位置決めし、押圧位置
決め手段によりバリ取り工具のシャンク部の弾性力を利
用してバリ取り工具の切刃をバリ取りを施す端面に圧接
し、切削送り手段による往復動で樹脂成形品の端面に突
出する複雑な形状のバリ取りを行うようにしたので、樹
脂成形品に傷を付けることなく、安価で作業能率の高い
自動化されたバリ取りができる。
【0077】また、バリ取り工具の切刃が傾斜または螺
旋状に形成されているので、バリを取る際の切削抵抗が
少なくなり、切刃の切れ味が向上するとともに、切粉が
刃体部からスムーズに排出される。
【0078】また、バリ取り工具の刃体部を直円柱状と
し、押圧位置決め手段と上下方向を除く切削送り手段と
の前後・左右同時制御回路を設けたので樹脂成形品の任
意形状の端面のバリ取りが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のバリ取り装置を正面の反対
側から見た図で、図2におけるA−A線矢視断面を表し
た図である。
【図2】実施例1のバリ取り装置の側面図である。
【図3】図1に示す樹脂成形品の拘持部及び工具保持部
周辺の拡大図である。
【図4】切刃が直方体に傾斜して形成されたバリ取り工
具の図で(a)は正面図、(b)は上から見た図、
(c)は傾斜する切刃線方向から見た切刃の形状を表す
図である。
【図5】実線はランナ付樹脂成形品を表し、仮想線はワ
ーク取付治具(樹脂成形品の拘持部材)及びバリ取り時
における刃体部の位置を示す図で、(a)は上視図、
(b)は(a)のB−B線矢視断面図である。
【図6】ランナから取外された樹脂成形品(製品)の図
で、(a)は正面図、(b)は上側から見た図、(c)
は下側から見た図である。
【図7】バリ取りを施す端面が図6と異なる任意形状の
樹脂成形品の図で、(a)は正面図、(b)は上側から
見た図、(c)は下側から見た図である。
【図8】刃体部が図4と異なる直円柱状に螺旋状に形成
されたバリ取り工具の正面図である。
【図9】本発明の実施例2のバリ取り装置を正面の反対
側から見た図で、図10におけるA−A線矢視断面を表
した図である。
【図10】実施例1のバリ取り装置の側面図である。
【図11】本発明の実施例3のバリ取り装置を正面の反
対側から見た図で、図12におけるA−A線矢視断面を
表した図である。
【図12】実施例2のバリ取り装置の側面図である。
【図13】本発明の実施例4のバリ取り装置を正面の反
対側から見た図で、図14におけるA−A線矢視断面を
表した図である。
【図14】実施例4のバリ取り装置の側面図である。
【符号の説明】
1,71,91 フレーム 3 Z軸エアシリンダ 4 上下移動台 6 前後移動台 7 ボールねじ 8 Y軸モータ 12,72 左右移動台 13 X軸エアシリンダ 15,65 上板 16 工具保持具 17 バリ取り工具 17A 刃体部 17B シャンク 17b 切刃 22 横桁 24 横搬送エアシリンダ 25 アーム 26A,26B 昇降エアシリンダ 27A,27B 吸着盤 35 治具取付台 37 ワーク取付治具 40 ランナ付樹脂成形品 41 樹脂成形品 75 工具取付板 76 クランプレバー 78 クランプエアシリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤村 好則 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 木原 泰 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形された樹脂成形品の端面に形成
    されるパーティングラインや穴の角部などに突出するバ
    リを取り除く装置であって、バリ取りを施す前記樹脂成
    形品の端面の周辺に空間を設けて該樹脂成形品を着脱可
    能に拘持する拘持部材と、該拘持部材に拘持された前記
    樹脂成形品の下方で上下・前後・左右の三方向に移動可
    能に設けられた工具保持部材と、該工具保持部材に着脱
    可能に取着され金属弾性体からなるシャンク部の先端に
    設けられた刃体部に切刃が形成されたバリ取り工具と、
    前記工具保持部材を上下動させ前記バリ取り工具の切刃
    の位置を上側の前記樹脂成形品の端面近傍のバリ取り加
    工位置と下側の待機位置とに位置決めする上下位置決め
    手段と、前記バリ取り加工位置において前記工具保持部
    材を前後又は左右の何れか一方に移動させ該工具保持部
    材に取着されたバリ取り工具の切刃を前記樹脂成形品の
    バリ取りを施す端面に押圧する押圧位置決め手段と、前
    記バリ取り工具の切刃を前記樹脂成形品のバリ取りを施
    す端面に押圧した状態で前記工具保持部材を設定回数前
    記押圧方向と直角の方向に移動させバリ取りを行う切削
    送り手段とを備えてなることを特徴とする樹脂成形品の
    バリ取り装置。
  2. 【請求項2】 射出成形された樹脂成形品の端面に形成
    されるパーティングラインや穴の角部などに突出するバ
    リを取り除く装置であって、バリ取りを施す前記樹脂成
    形品の端面の周辺に空間を設けて該樹脂成形品を着脱可
    能に拘持する拘持部材と、該拘持部材に拘持された前記
    樹脂成形品の上方で上下・前後・左右の三方向に移動可
    能に設けられた工具保持部材と、該工具保持部材に着脱
    可能に取着され金属弾性体からなるシャンク部の先端に
    設けられた刃体部に切刃が形成されたバリ取り工具と、
    前記工具保持部材を上下動させ前記バリ取り工具の切刃
    の位置を下側の前記樹脂成形品の端面近傍のバリ取り加
    工位置と上側の待機位置とに位置決めする上下位置決め
    手段と、前記バリ取り加工位置において前記工具保持部
    材を前後又は左右の何れか一方に移動させ該工具保持部
    材に取着されたバリ取り工具の切刃を前記樹脂成形品の
    バリ取りを施す端面に押圧する押圧位置決め手段と、前
    記バリ取り工具の切刃を前記樹脂成形品のバリ取りを施
    す端面に押圧した状態で前記工具保持部材を設定回数前
    記押圧方向と直角の方向に移動させバリ取りを行う切削
    送り手段とを備えてなることを特徴とする樹脂成形品の
    バリ取り装置。
  3. 【請求項3】 射出成形された樹脂成形品の端面に形成
    されるパーティングラインや穴の角部などに突出するバ
    リを取り除く装置であって、フレームに設けられた工具
    保持部材と、該工具保持部材に着脱可能に取着され金属
    弾性体からなるシャンク部の先端に設けられた刃体部に
    切刃が形成されたバリ取り工具と、前記工具保持部材に
    取着された前記バリ取り工具の上方で上下・前後・左右
    の三方向に移動可能に設けられバリ取りを施す前記樹脂
    成形品の端面の周辺に空間を設けて該樹脂製品を着脱可
    能に拘持する拘持部材と、該拘持部材を上下動させ前記
    樹脂成形品の位置を下側の前記バリ取り工具の切刃の近
    傍のバリ取り加工位置と上側の待機位置とに位置決めす
    る上下位置決め手段と、前記バリ取り加工位置において
    前記拘持部材を前後又は左右の何れか一方に移動させ該
    拘持部材に取着された前後または左右の何れか一方に移
    動させ該拘持部材に取着された前記樹脂成形品のバリ取
    りを施す端面を前記バリ取り工具の切刃に押圧する押圧
    位置決め手段と、前記樹脂成形品のバリ取りを施す端面
    を前記バリ取り工具の切刃が押圧した状態で前記拘持部
    材を設定回数前記押圧方向と直角の方向に移動させバリ
    取りを行う切削送り手段とを備えてなることを特徴とす
    る樹脂成形品のバリ取り装置。
  4. 【請求項4】 射出成形された樹脂成形品の端面に形成
    されるパーティングラインや穴の角部などに突出するバ
    リを取り除く装置であって、フレームに設けられた工具
    保持部材と、該工具保持部材に着脱可能に取着され金属
    弾性体からなるシャンク部の先端に設けられた刃体部に
    切刃が形成されたバリ取り工具と、前記工具保持部材に
    取着された前記バリ取り工具の下方で上下・前後・左右
    の三方向に移動可能に設けられバリ取りを施す前記樹脂
    成形品の端面の周辺に空間を設けて該樹脂製品を着脱可
    能に拘持する拘持部材と、該拘持部材を上下動させ前記
    樹脂成形品の位置を上側の前記バリ取り工具の切刃の近
    傍のバリ取り加工位置と下側の待機位置とに位置決めす
    る上下位置決め手段と、前記バリ取り加工位置において
    前記拘持部材を前後又は左右の何れか一方に移動させ該
    拘持部材に取着された前記樹脂成形品のバリ取りを施す
    端面を前記バリ取り工具の切刃に押圧する押圧位置決め
    手段と、前記樹脂成形品のバリ取りを施す端面を前記バ
    リ取り工具の切刃が押圧した状態で前記拘持部材を設定
    回数前記押圧方向と直角の方向に移動させバリ取りを行
    う切削送り手段とを備えてなることを特徴とする樹脂成
    形品のバリ取り装置。
  5. 【請求項5】 バリ取り工具の刃体部に形成された切刃
    が、切刃の形成される外側が平面で、かつ、刃先が工具
    送り手段の作用軸と直交するバリ取り工具の軸芯に対し
    て傾斜して形成される複数の切刃である請求項1乃至4
    の何れか1項に記載の樹脂成形品のバリ取り装置。
  6. 【請求項6】 バリ取り工具の刃体部に形成された切刃
    が、切刃の形成される外側が直円柱状で刃先が螺旋状に
    形成された複数の切刃である請求項1乃至4の何れか1
    項に記載の樹脂成形品のバリ取り装置。
  7. 【請求項7】 前後方向と左右方向の移動を同時制御す
    る制御手段を設けて押圧位置決め手段と上下方向を除く
    切削送り手段とを同時制御可能に構成したことを特徴と
    する請求項1乃至4の何れか1項に記載の樹脂成形品の
    バリ取り装置。
JP7344445A 1995-03-30 1995-12-04 樹脂成形品のバリ取り装置 Expired - Fee Related JP2995455B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7344445A JP2995455B2 (ja) 1995-03-30 1995-12-04 樹脂成形品のバリ取り装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7-100533 1995-03-30
JP10053395 1995-03-30
JP7344445A JP2995455B2 (ja) 1995-03-30 1995-12-04 樹脂成形品のバリ取り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08323776A true JPH08323776A (ja) 1996-12-10
JP2995455B2 JP2995455B2 (ja) 1999-12-27

Family

ID=26441539

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7344445A Expired - Fee Related JP2995455B2 (ja) 1995-03-30 1995-12-04 樹脂成形品のバリ取り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2995455B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100951022B1 (ko) * 2008-05-07 2010-04-06 김형권 턴 테이블 방식의 자동 밀핀 사상기
CN113843956A (zh) * 2021-10-18 2021-12-28 湖南省愉航汽车配件有限公司 一种汽车挡泥板的制作设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100951022B1 (ko) * 2008-05-07 2010-04-06 김형권 턴 테이블 방식의 자동 밀핀 사상기
CN113843956A (zh) * 2021-10-18 2021-12-28 湖南省愉航汽车配件有限公司 一种汽车挡泥板的制作设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP2995455B2 (ja) 1999-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007000985A (ja) 治具、被加工物の製造方法及びミシンヘッドの製造方法
CN107971818B (zh) 一种用于cnc生产线的吹液除屑装置
CN211136625U (zh) 抛光棒自动加工磨床及其抛光棒自动上下料装置
JPH08323776A (ja) 樹脂成形品のバリ取り装置
US6303902B1 (en) Apparatus and method for processing
CN213260885U (zh) 一种注塑机用自动切水口机设备
KR19990073426A (ko) 데스크탑로보트의작업시스템및이를적용한데스크탑로보트
JP2009131910A (ja) ワーク搬送ロボット及びワーク搬出入方法
JP3792809B2 (ja) 原点位置決め装置
JP2000079513A (ja) 自動加工装置
JP5508688B2 (ja) 製品搬出方法及び装置
JP7478001B2 (ja) 加工システム、および搬出方法
JPH07108433A (ja) 穴明機における自動ドリル交換装置
JP2000117363A (ja) プレス金型におけるワークの位置決め装置
CN220008077U (zh) 自动收集废料的冲切机
CN218574893U (zh) 一种自动拉铆设备
JP4499241B2 (ja) 板材加工機におけるワークの原点位置決め方法
CN214642332U (zh) 一种碳化硅晶片加工装置
JP2012210706A (ja) ワーク搬送ロボット
CN215499779U (zh) 一种电路板的金手指斜边机
CN211102218U (zh) 一种交换工作台用的定位组件
JP3768620B2 (ja) 板材加工方法
JP2000202537A (ja) 板材加工方法及び複合加工機
JP2004130489A (ja) 板材加工機における識別マーキング方法及びその装置
JP2006043799A (ja) 研削加工用治具

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees