JPH08323754A - タイヤ加硫機の割金型開閉装置 - Google Patents

タイヤ加硫機の割金型開閉装置

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JPH08323754A
JPH08323754A JP7133844A JP13384495A JPH08323754A JP H08323754 A JPH08323754 A JP H08323754A JP 7133844 A JP7133844 A JP 7133844A JP 13384495 A JP13384495 A JP 13384495A JP H08323754 A JPH08323754 A JP H08323754A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィンガーによるフランジの把持に何等の
支障も来さず、タイヤ加硫機の割金型開閉装置の製作
コストを低減できる。 【構成】 タイヤ加硫時は、割金型10のトッププレー
ト14と割金型開閉用シリンダ23のピストンロッド先
端部との他方に揺動可能に組付けたフィンガー26をバ
ネの復帰力により把持方向に作動し、一方に固定したフ
ランジ28aを把持して、トッププレート14と割金型
開閉用シリンダ23のピストンロッドとを連結し、同割
金型開閉用シリンダ23の出力とボルスタープレート7
の昇降とにより割金型10の開閉を行い、割金型交換時
は、フィンガー用駆動装置29によりフインガー26を
揺動させて、把持を解放して、トッププレート14を割
金型開閉用シリンダ23のピストンロッドから切離す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイヤ加硫機に組込ん
で使用される割金型開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、タイヤ加硫機に組込んで使用され
るタイヤ加硫用金型には、上下に2分割された2ピース
金型と、トレッド型部分を周方向に複数に分割した割金
型とがあり、タイヤ加硫機には、この割金型を開閉する
割金型開閉装置が組み込まれている。
【0003】割金型及び割金型開閉装置を図4により説
明すると、1はタイヤ加硫機のベースフレーム、3は断
熱板2を介してベースフレーム1にボルト締めされた下
熱板、4は下熱板3の内方に組込まれたブラダ操作用中
心機構で、同ブラダ操作用中心機構4には、上下ビード
リング8、9が組付けられている。7は案内部材(図示
せず)を介してタイヤ加硫機の本体フレーム(図示せ
ず)に昇降可能に組付けられたボルスタープレートで、
同ボルスタープレート7は、昇降駆動手段(図示せず)
の作動により昇降する。5は断熱板6を介してボルスタ
ープレート7にボルト締めされた上熱板である。
【0004】10は割金型で、同割金型10は、下熱板
3にボルト締めされたボトムプレート11と、ボトムプ
レート11にボルト締めされた下側壁部分15と、周方
向に複数に分割されたトレッド型部分16と、トッププ
レート14と、トッププレート14にボルト締めされた
上側壁型部分17と、案内部材(図示せず)を介してト
ッププレート14に半径方向への滑動を可能に組付けら
れ且つボトムプレート11に滑動可能に接した複数のセ
グメント12と、セグメント12の内周面に固定された
トレッド型部分16と、セグメント12の外側傾斜面に
係合する内側傾斜面を有し案内部材(図示せず)を介し
てセグメント12に対し相対的に滑動昇降可能であって
上熱板5にボルト締めされたアウターリング13とによ
り構成されている。
【0005】100は割金型開閉装置で、同割金型開閉
装置100は、ブラケット101及びフランジ102を
介してボルスタープレート7に固定された割金型開閉用
シリンダ103と、同シリンダ103のピストンロッド
の先端部に固定されたフランジ104とにより構成され
ている。このフランジ104と上記割金型10のトップ
プレート14とがボルト締めされており、シリンダ10
3の作動によりトレッド型部分16が開閉されるように
なっている。即ち、割金型開閉用シリンダ103に圧力
流体を供給し、ピストンロッドを伸長方向に作動して、
ボルスタープレート7を上昇させると、セグメント12
がトッププレート14を介してボトムプレート11に押
付けられた状態でボルスタープレート7によりアウター
リング13が引上げられ、トッププレート14と上熱板
5とが離間して、セグメント12がアウターリング13
との間の案内により半径方向外方に拡径移動して、トレ
ッド型部分16が開く。
【0006】ボルスタープレート7がさらに上昇して、
割金型開閉用シリンダ103がストロークエンドに達す
ると、上側壁型部分17及びセグメント12がトッププ
レート14を介してフランジ104に吊下げられた状態
になり、ボトムプレート11及び下側壁型部分15を残
して上昇して、割金型10が開かれる。割金型10を閉
じる場合は、割金型開閉用シリンダ103のピストンロ
ッドを伸長状態のままにして、ボルスタープレート7を
下降させると、拡径されたセグメント12の下面がボト
ムプレート11に当接して、ピストンロッドが押し戻さ
れながら、上記と逆の動きになって、割金型10が閉じ
られる。
【0007】開かれた割金型10のトレッド型部分16
を保温等するために、セグメント12をアウターリング
13内に収納する場合は、シリンダ103のピストンロ
ッドを縮み方向に作動し、トレッド型部分16等を引上
げて、アウターリング13内に収納する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記図4に示す従来の
タイヤ加硫機では、割金型10の交換(生産サイズ、種
類の変更)のため、取外したり、新しいものに取り替え
たりする。その場合、割金型開閉用シリンダ103のピ
ストンロッドの先端部に取付けたフランジ104のボル
トによる着脱がタイヤ加硫機の中に入った作業者の頭上
作業になるため、作業性が非常に悪い。また作業に長い
時間が必要で、タイヤ加硫機の稼働率が低下していた。
【0009】この問題を解決するために、本件出願人
は、図5に示すタイヤ加硫機の割金型開閉装置を既に提
案している(特公平05−62046号公報)。この割
金型開閉装置は、金型交換時、レバー223を旋回させ
て、バヨネットロック爪214a、215aを離脱さ
せ、ピン227を孔228の一方に挿入して、レバー2
23の回転を防止しておく。またアウタリング13と上
熱板5、及び下サイドウオール金型15と下熱板11と
の取付けを解除し、上ボルスタ7を上昇させて、加硫機
を開く。
【0010】このとき、上熱板5から上方の全ての部分
が加硫機とともに上昇して、割金型10が下熱板11の
上に残される。ここで割金型10の全体を加硫機から取
り出して、新たな割金型10を挿入する。またバヨネッ
トロック215も新たな割金型10に取付ける。次いで
加硫機を閉じ、前述の作業とは逆に、アウタリング13
と下サイドウオール金型15とを加硫機に取付けるとと
もに、ピン227を持ち上げ、レバー223を旋回させ
て、バヨネットロック爪214a、215aを係合さ
せ、その位置でピン227を別の孔228に挿入して、
レバー223を固定する。この状態になると、加硫機
は、加硫運転に入ることができる。
【0011】加硫後に金型を開くときには、割金型開閉
用シリンダ103のピストンロッド103aを伸長方向
に作動し、ホルダ213の下面によりバヨネットロック
215の上面を押し、上ビードリング9とサイドウオー
ル金型17とを介してトレッド金型12を半径方向外方
へ放射状に開く。また割金型を閉じる場合は、割金型開
閉用シリンダ103のピストンロッドを伸長状態のまま
としてボルスタープレート7を下降させると、拡径され
たトレッド金型12の下面が下熱板11に当接して、ピ
ストンロッドが押し戻されながら上記と逆の動きになっ
て、割金型10が閉じられる。
【0012】開かれた割金型10のトレッド金型12を
保温するためにトレッド金型12をアウターリング13
内に収納する場合は、割金型開閉用シリンダ103のピ
ストンロッドを縮み方向に作動し、バヨネットロック爪
214a、215aの係合によりバヨネットロック21
5を持ち上げて、サイドウオール金型17を介してトレ
ッド金型12をアウターリング13内に収納する。
【0013】上記図5に示す従来のタイヤ加硫機の割金
型開閉装置では、(a)連結爪をバヨネットロックにし
ているので、加工費が嵩む。(b)油圧シリンダは製作
時のホーニング加工のため、ピストンロッドの伸縮作動
の際、ピストンロッドが回転することがあって、回転に
よる爪の位相ずれを防止する必要があり、構造が複雑化
して、製作コストが嵩むという問題があった。
【0014】本発明は前記の問題点に鑑み提案するもの
であり、その目的とする処は、フィンガーによるフラ
ンジの把持に何等の支障も来さず、製作コストを低減
できるタイヤ加硫機の割金型開閉装置を提供しようとす
る点にある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、タイヤ加硫機に組込んで使用される割
金型開閉装置において、割金型のトッププレートと割金
型開閉用シリンダのピストンロッド先端部との一方に固
定したフランジと、その他方に揺動可能に組付けた複数
のフィンガーと、同各フィンガーを揺動させて前記フラ
ンジを把持解放させるフィンガー用駆動装置とを具えて
いる。
【0016】
【作用】タイヤ加硫時は、割金型のトッププレートと割
金型開閉用シリンダのピストンロッド先端部との他方に
揺動可能に組付けたフィンガーをバネの復帰力により把
持方向に作動し、一方に固定したフランジを把持して、
トッププレートと割金型開閉用シリンダのピストンロッ
ドとを連結し、同割金型開閉用シリンダの出力とボルス
タープレートの昇降とにより割金型の開閉を行い、割金
型交換時は、フィンガー用駆動装置によりフインガーを
揺動させて、把持を解放して、トッププレートを割金型
開閉用シリンダのピストンロッドから切離す。
【0017】
【実施例】
(第1実施例)次に本発明のタイヤ加硫機の割金型開閉
装置を図1に示す第1実施例により説明する。なお前記
従来例と同じ部分についは同一符号を付して説明を省略
している。
【0018】20が割金型開閉装置で、同割金型開閉装
置20は、ブラケット21及びフランジ22を介してボ
ルスタープレート7に固定された割金型開閉用シリンダ
23と、同割金型開閉用シリンダ23のピストンロッド
23aの先端部に固定されたブロック24と、ブロック
24にピン25を介して揺動可能に組付けられた複数の
フィンガー26と、フィンガー26の上端部に回転可能
に組付けられたカムローラ27と、上記ブロック24の
下面が当接したときにフィンガー26の下端に形成した
把持爪26aを係合可能にするフランジ28aを上端部
に形成したブロック28とにより構成されており、同ブ
ロック28が割金型10のトッププレート14に予めボ
ルト締めされている。そして上記フィンガー26を揺動
させるフィンガー用駆動装置29が付属している。
【0019】このフィンガー用駆動装置29は、フィン
ガー26の把持爪26aを接近させて、フランジ28a
を把持させる力を付与する圧縮ばね33と、ピストンロ
ッド23aを案内部材として滑動するブッシュ31を内
周面に挿入し下端内周面にカムローラ27に係合する円
錐面30aを形成したカム体30と、カム体30から伸
びるアーム30bと、前記ブラケット21の間に組込ま
れたカム体30昇降用シリンダ32とにより構成されて
いる。
【0020】次に前記図1に示す第1実施例の作用を具
体的に説明する。図1は、フィンガー26の爪26aに
よりフランジ28aを把持して、トッププレート14と
ピストンロッド23aとを連結し、また割金型10は閉
じている状態を示している。この状態で、割金型開閉用
シリンダ23のピストンロッド23aを伸長方向に作動
して、ボルスタープレート7を上昇させると、従来と同
様に割金型10が開き、割金型10が開いているときに
割金型開閉用シリンダ23のピストンロッド23aを縮
み方向に作動させると、トレッド型部分16等がアウタ
ーリング13内に収納される。
【0021】金型交換時には、図1の状態で、カム体昇
降用シリンダ32を作動して、カム体30を下降させる
と、円錐面30aがカムローラ27に係合し、カム体3
0をさらに下降させると、圧縮ばね33が圧縮されて、
フィンガー26が揺動し、爪26aが離間して、爪26
aによるフランジ28aの把持が解放される。次いで上
熱板5にアウターリング13を固定しているボルト(図
示略)を取外し、次いでボルスタープレート7を上昇さ
せると、ブロック28がトッププレート14に固定され
たままの状態で上熱板5と割金型10とが離間し、割金
型10の交換が可能になる。割金型10を交換した後の
元の状態への復帰は上記と逆の手順で行われる。
【0022】なお割金型10の交換は、割金型10が閉
じた状態で行なわれるので、割金型開閉用シリンダ23
に比べてカム体30昇降用シリンダ32はフィンガー2
6の揺動に必要なだけの小ストロークでよいことにな
る。 (第2実施例)次に本発明のタイヤ加硫機の割金型開閉
装置を図2に示す第2実施例により説明する。
【0023】40が割金型開閉装置で、ブラケット41
及フランジ42を介してボルスタープレート7に固定さ
れた割金型開閉用シリンダ43と、同シリンダ43のピ
ストンロッド43aの先端部に形成されたフランジ43
bと、トッププレート14に固定されたブロック47
と、ブロック47にピン45を介して揺動可能に組込ま
れて上記フランジ43bとブロック47の上面とが当接
したときにフランジ43bを把持可能な把持爪44aを
形成した複数のフィンガー44と、フィンガー44の上
端に回転可能に組付けられたカムローラ46とにより構
成されており、フィンガー44を揺動させるフィンガー
用駆動装置48が付属している。
【0024】フィンガー用駆動装置48は、フィンガー
44の下方に延長したレバー44bとの間に挿入した圧
縮ばね49と、上記ピストンロッド43aを案内部材と
して滑動するブッシュ51を内周面に挿入して下端外周
にカムローラ46に係合する円錐面50aを形成したカ
ム体50と、カム体50から伸びたアーム50bとブラ
ケット41との間に組込まれたカム体50昇降用シリン
ダ53とにより構成されている。
【0025】次に前記図2に示す第2実施例の作用を具
体的に説明する。図2は、フィンガー44の爪44aに
よりフランジ43bを把持して、トッププレート14と
ピストンロッド43aとを連結し、また割金型10は閉
じている状態を示している。この状態で、割金型開閉用
シリンダ43のピストンロッド43aを伸長方向に作動
して、ボルスタープレート7を上昇させると、従来と同
様に割金型10が開き、割金型10が開いているときに
割金型開閉用シリンダ43のピストンロッド43aを縮
み方向に作動させると、トレッド型部分16等が引上げ
られて、アウターリング13内に収納される。
【0026】図2の状態で、カム体50昇降用シリンダ
53を作動して、カム体50を下降させると、円錐面5
0aがカムローラ46に係合し、カム体50をさらに下
降させると、圧縮ばね49が圧縮されて、フィンガー4
4が揺動し、爪44aが離間して、爪44aによるフラ
ンジ43bの把持が開放される。次いでアウターリング
13を上熱板5に固定しているボルトを取外し、次いで
ボルスタープレート7を上昇させると、フィンガー44
が組込まれたブロック47がトッププレート14に固定
されたままの状態で上熱板5と割金型10とが離間し、
割金型10の交換が可能になる。割金型10を交換した
後の元の状態への復帰は上記と逆の手順で行われる。
【0027】なお本実施例でも、第1実施例と同様にカ
ム体50昇降用シリンダ53のストロークは比較的小さ
くてよいことになる。 (第3実施例)次に本発明のタイヤ加硫機の割金型開閉
装置を図3に示す第3実施例により説明する。
【0028】60が割金型開閉装置で、ブラケット61
及びフランジ62を介してボルスタープレート7に固定
された割金型開閉用シリンダ63と、同シリンダ63の
ピストンロッド63aの先端部に形成されたフランジ6
3bと、トッププレート14にブラケット67を介して
固定されたブロック66と、ブロック66にピン65を
介して揺動可能に組込まれて上記フランジ63bとブロ
ック66の上面とが当接したときにフランジ63bを把
持可能な把持爪64aを形成した複数のフィンガー64
と、フィンガー64の上端部に回転可能に組付けられた
カムローラ68とにより構成されており、フィンガー6
4を揺動させるフィンガー用駆動装置69が付属してい
る。
【0029】駆動装置69は、フィンガー64の下方に
延長されたレバー64b間に挿入された引張ばね70
と、上記ピストンロッド63aを案内として滑動するブ
ッシュ72が内周面に挿入され、下端外周にカムローラ
68と係合する円錐面71aが形成されたカム体71
と、カム体71から伸びるアーム71bとフランジ62
の間に組込まれたカム体71昇降用シリンダ73とから
構成されている。
【0030】次に前記図3に示す第3実施例の作用を具
体的に説明する。図3は、フィンガー64の爪64aに
よりフランジ63bを把持して、トッププレート14と
ピストンロッド63aとを連結し、また割金型10は閉
じている状態を示している。この状態で、割金型開閉用
シリンダ63及びカム体71昇降用シリンダ73のピス
トンロッドを伸長方向に作動して、ボルスタープレート
7を上昇させると、従来と同様に割金型10が開閉し、
割金型10が開いているときにシリンダ63のピストン
ロッド63aを縮み方向に作用させると、トレッド型部
分16等が引上げられて、アウターリング13内に収納
される。
【0031】図3の状態で、カム体71昇降用シリンダ
73の作動により、カム体71を上昇させると、引張ば
ね70の引張力によりカムローラ68が離間し、爪64
aが離間して、爪64aによるフランジ63bの把持が
開放される。次いでアウターリング13を上熱板5に固
定しているボルトを取外し、次いでボルスタープレート
7を上昇させると、フィンガー64を組込んだブロック
66がトッププレート14に固定されたままの状態で上
熱板5と割金型10とが離間し、割金型10の交換が可
能になる。割金型10を交換した後の元の状態への復帰
は上記と逆の手順で行われる。
【0032】なお本実施例では、第1、第2実施例と異
なり、カム体71昇降用シリンダ73のストロークは、
割金型開閉用シリンダ63と略同等にする必要がある。
【0033】
【発明の効果】本発明のタイヤ加硫機の割金型開閉装置
は前記のように割金型と割金型開閉用シリンダとの連結
を自動的に且つ短時間に行うことができるとともに、連
結部がフィンガーによりフランジを把持、解放する方式
になっているので、割金型開閉用シリンダのピストンロ
ッドが回転することがあっても、フィンガーによるフラ
ンジの把持に何等の支障も来さない。また構造が簡単な
上に、加工費が高くつくバヨネットロックを使用してい
ないので、タイヤ加硫機の割金型開閉装置の製作コスト
を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタイヤ加硫機の割金型開閉装置のは第
1実施例を示す縦断側面図である。
【図2】同割金型開閉装置の第2実施例を示す縦断側面
図である。
【図3】同割金型開閉装置の第3実施例を示す縦断側面
図である。
【図4】従来の割金型開閉装置の一例を示す縦断側面図
である。
【図5】従来の割金型開閉装置の他の例を示す縦断側面
図である。
【符号の説明】
1 タイヤ加硫機のベースフレー
ム 3 下熱板 5 上熱板 7 ボルスタープレート 10 割金型 11 割金型のボトムプレート 12 割金型のセグメント 13 割金型のアウターリング 14 割金型のトッププレート 16 トレッド型部分 T タイヤ 20、40、60 割金型開閉装置 23、43、63 割金型開閉用シリンダ 23a、43a、63a 同シリンダのピストンロッド 26、44、64 フィンガー 28a、43b、63b フランジ 29、48、69 フィンガー用駆動装置 33、49、70 同駆動装置のばね 30、50、71 同駆動装置のカム体 32、53、73 カム体昇降シリンダ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 30:00

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤ加硫機に組込んで使用される割金
    型開閉装置において、割金型のトッププレートと割金型
    開閉用シリンダのピストンロッド先端部との一方に固定
    したフランジと、その他方に揺動可能に組付けた複数の
    フィンガーと、同各フィンガーを揺動させて前記フラン
    ジを把持解放させるフィンガー用駆動装置とを具えてい
    ることを特徴としたタイヤ加硫機の割金型開閉装置。
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