JPH08322736A - オーブントースタ - Google Patents

オーブントースタ

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Publication number
JPH08322736A
JPH08322736A JP13336195A JP13336195A JPH08322736A JP H08322736 A JPH08322736 A JP H08322736A JP 13336195 A JP13336195 A JP 13336195A JP 13336195 A JP13336195 A JP 13336195A JP H08322736 A JPH08322736 A JP H08322736A
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JP
Japan
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cam
switch
turned
time
rotation
Prior art date
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Application number
JP13336195A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Fukuda
和広 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マイクロコンピュータ等を使用することなく
簡単な回路構成からなるオーブントースタを提供する。 【構成】 タイムスイッチ2がオンのときに外部操作に
より切替スイッチ5dがオンされたときは、交流をダイ
オード6で半波整流して発熱体7を加熱し、次いでカム
スイッチ4がオンすると発熱体7を交流電流で加熱する
機能を有するオーブントースタを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば冷凍保存された
食パンを解凍して焼くオーブントースタに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、冷凍保存された食パンを調理する
場合、まず電子レンジ等でその冷凍食パンを解凍し、次
いで解凍した食ぱんを他の調理器に移して加熱してい
た。また、一種類の調理器で解凍から加熱調理まで行う
加熱調理器があった。これは、例えば庫内の温度等を温
度感知器を通して感知し、その結果に基づいて加熱制御
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
場合は、2種類の調理器を併用しなければならないため
に調理が面倒であった。また、後者の場合は、制御機能
が複雑になり、しかも温度感知器等の取り付け位置につ
いてもかなりのデータが必要とされるために、調理器の
価格が高価なものとなっていた。
【0004】本発明は、かかる課題を解決するためにな
されたもので、一種類の調理器で解凍から加熱調理まで
でき、しかもマイクロコンピュータ等を使用することな
く簡単な構成からなるオーブントースタを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るオーブント
ースタは、調理物を加熱する発熱体と、つまみの回転角
に応じて加熱時間が設定されたときにオンするタイムス
イッチを有し、ゼンマイの復帰力によりつまみが所定位
置に達したときタイムスイッチがオフするタイマと、外
周にカム溝が設けられ、前記タイマのつまみの回転に連
動するカムと、前記タイムスイッチに接続され、前記カ
ムの回転によりカム溝に案内されたときオンするカムス
イッチと、前記タイムスイッチと前記発熱体との間に設
けられた整流素子を有し、さらに、前記カムスイッチと
前記整流素子及び前記発熱体の接続点との間に設けられ
た切替スイッチを有し、前記タイムスイッチがオンのと
きに外部操作により切替スイッチがオンされたときは、
交流を整流素子で半波整流して前記発熱体に出力し、次
いで前記カムの回転により前記カムスイッチがオンする
とその発熱体に交流を印加する電力切替部とを有してい
る。前記カムは、外周に複数のカム溝が設けられてい
る。
【0006】また、本発明に係るオーブントースタは、
調理物を加熱する発熱体と、つまみの回転角に応じて加
熱時間が設定されたときにオンするタイムスイッチを有
し、ゼンマイの復帰力によりつまみが所定位置に達した
ときタイムスイッチがオフするタイマと、外周にカム溝
が設けられ、前記タイマのつまみの回転に連動するカム
と、前記タイムスイッチに接続され、前記カムの回転に
よりカム溝に案内されたときオンするカムスイッチと、
同一軸上に並設され、前記カムの回転に連動する第1及
び第2カムと、該第1及び第2カムにそれぞれ設けら
れ、第1及び第2カムの回転に基づいて交互にオン・オ
フを繰り返し、前記カムスイッチがオンしたとき同時に
オンする第1及び第2カムスイッチと、前記タイムスイ
ッチに接続された直列接続の第1切替スイッチ及び整流
素子を有し、さらに、前記カムスイッチに接続された第
2切替スイッチを有し、前記タイムスイッチがオンのと
きに外部操作により第1及び第2切替スイッチがオンさ
れたときは、交流を整流素子で半波整流して前記第1及
び第2カムスイッチのオン・オフに基づき前記発熱体に
出力し、次いで前記カムの回転により前記カムスイッチ
がオンすると同時に、前記第1及び第2カムの回転によ
り前記第1及び第2カムスイッチがオンするとその発熱
体に交流を印加する電力切替部とを有している。
【0007】
【作用】本発明においては、タイマのつまみで加熱時間
を設定した後に、外部操作により電力切替部の切替スイ
ッチをオンにすると、その電力切替部は、加熱時間の設
定によるタイムスイッチのオンにより、交流を整流素子
で半波整流して発熱体に出力する。このとき、つまみは
ゼンマイの復帰力により所定位置に向かって回転し、カ
ムがその回転に連動して同一方向に回転する。カムの回
転によりカムスイッチがカム溝に案内されてオンする
と、電力切替部は、出力を半波整流から交流に切り替え
て発熱体に印加する。
【0008】カムに複数のカム溝が設けられていた場合
には、タイマがタイムアップするまでの間、カムスイッ
チがカム溝の数に基づいてオン・オフを繰り返すため、
電力切替部は、カムスイッチのオン・オフに基づいて出
力を切り替え、発熱体を加熱する。
【0009】また、本発明においては、タイマのつまみ
で加熱時間を設定した後に、外部操作により電力切替部
の第1及び第2切替スイッチがオンされると、その電力
切替部は、加熱時間の設定によるタイムスイッチのオン
により、交流を整流素子で半波整流して出力する。この
とき、つまみはゼンマイの復帰力により所定位置に向か
って回転し、カムがその回転に連動して同一方向に回転
する。またこのとき、第1及び第2カムもそのカムに連
動して同一方向に回転するため、第1及び第2カムスイ
ッチが交互にオン・オフして電力切替部の出力(半波整
流)を発熱体に印加する。時間の経過に伴いカムスイッ
チがカム溝に案内されてオンすると、第1及び第2カム
スイッチが同時にオンするため、電力切替部は、出力を
半波整流から交流に切り替えて発熱体に印加する。
【0010】
【実施例】
実施例1.図1は本発明の一実施例を示すオーブントー
スタの回路図、図2は電力選択ボタンの設定に応じてオ
ンする切替スイッチの動作説明図、図3はオーブントー
スタの正面図、図4は本発明に関わるカム及びカムスイ
ッチの説明図、図5は本発明の実施例におけるヒータ電
力の曲線図である。
【0011】図において、1はゼンマイ式のタイマで、
オーブントースタ11の操作部12に設けられたつまみ
17(図3参照)、つまみ17の回転角に応じて設定さ
れる時間の間オンするタイムスイッチ2を有している。
3はつまみ17の回転に連動するカム3で(図4参
照)、外周にカム溝3aが形成されている。この図に示
すカム溝3aの位置はタイマ1がタイムアップしている
ときの位置である。前記カム溝3aタイマ1のタイムア
ップの2分前よりカムスイッチ4がオンするように形成
されている。4は例えばマイクロスイッチからなるカム
スイッチで、一端がタイムスイッチ2に接続され、他端
が後述する切替スイッチ5dに接続され、カム3の外周
に当接しているロータ4aがカム溝3aに案内されたと
きにオンする。
【0012】5は電力切替部で、図1に示すように切替
スイッチ5a〜5d及び整流素子のダイオード6からな
っている。切替スイッチ5a〜5dは、図3に示す電力
選択ボタン13〜16の選択に応じてオンし、例えば図
2に示すように、電力選択ボタン13が押圧されたとき
は切替スイッチ5a,5bがオンし、電力選択ボタン1
4が押圧されたときは切替スイッチ5aのみがオンし、
電力選択ボタン15が押圧されたときは切替スイッチ5
cのみがオンし、また、電力選択ボタン16が押圧され
たときは切替スイッチ5c,5dがオンするよいうにな
っている。この切替スイッチ5dは本発明の請求項1記
載の切替スイッチに相当するものである。
【0013】前記の電力選択ボタン13〜16は、調理
物に応じて加熱するヒータ7a,7bの出力を選択する
ためのもので、例えば、電力選択ボタン13は950W
用で、ピザトースト、焼おむすび等を調理するときに選
択し、また、電力選択ボタン14は712W用で、ベー
コンエッグ、餅等を調理するときに、電力選択ボタン1
5は475W用で、ホットケーキ、オムレツ等を調理す
るときに選択する。さらに、電力選択ボタン16は47
5W−950W用で、冷凍保存された食パンを焼くとき
に選択する。この電力選択ボタン16による冷凍食パン
の加熱時間は例えば5分である。
【0014】7は発熱体で、電力選択ボタン13〜16
の選択に応じて発熱するヒータ7a,7bからなり、ヒ
ータ7aはオーブントースタ11の加熱室(図示せず)
の上部に設けられ、ヒータ7bは下部に設けられてい
る。
【0015】前記のように構成されたオーブントースタ
において、電力選択ボタン13を押圧すると切替スイッ
チ5a,5bがオンし、次につまみ17を時計方向に回
してタイマ1で加熱時間を設定するとタイムスイッチ2
がオンし、タイマ1のゼンマイ(図示せず)の復帰力に
よりカム3が反時計方向に回転し始める。このときは、
ヒータ7a,7bにそれぞれ交流の電流が流れ、調理物
を最大の出力で加熱する。電力選択ボタン14を押圧す
ると切替スイッチ5aがオンし、次に前記と同様にタイ
マ1で加熱時間を設定するればタイムスイッチ2がオン
するため、ヒータ7aにダイオード6によって半波整流
された電流が流れ、ヒータ7bには交流電流が流れる。
また、電力選択ボタン15を押圧すると切替スイッチ5
cがオンし、次に前記と同様にタイマ1で加熱時間を設
定すればタイムスイッチ2がオンするため、ヒータ7
a,7bにダイオード6によって半波整流された電流が
流れる。
【0016】これらの電力選択ボタン13〜15を選択
してタイマ1で加熱時間を設定すると、ヒータ7a,7
bに通電されて所定時間経過後、即ちタイマ1のタイム
アップ2分前よりカムスイッチ4がカム3のカム溝3a
に案内されてオンするが、切替スイッチ5dがオフであ
るため、電力選択ボタン14の選択によるヒータ7aへ
の脈流電流や、電力選択ボタン15の選択によるヒータ
7a,7bへの脈流電流が交流に切り替わって、出力が
大きくなるということがない。ゼンマイの復帰力により
タイマ1がタイムアップしたときは、タイムスイッチ2
がオフし、ロータ4aがカム3の回転によりカム溝3a
から外周に押し上げられるためカムスイッチ4がオフに
なり、ヒータ7a,7bへの通電を遮断する。
【0017】冷凍保存された食パンを焼くときは、電力
選択ボタン16を押圧すると切替スイッチ5c,5dが
オンし、次いでつまみ17を回してタイマ1で5分を設
定すれば、この切替スイッチ5cのオンにより、交流電
流がダイオード6によって半波整流されヒータ7a,7
bに流れる。このときのヒータ7a,7bの出力は最大
出力の半分(475W)となり、冷凍食パンを解凍し始
める(図5のT1参照)。一方、カム3はゼンマイの復
帰力により反時計方向に回転し、その回転によりカムス
イッチ4のロータ4aがカム溝3aに案内されるとカム
スイッチ4がオンになって、ヒータ7a,7bに流れる
電流を脈流から交流に切り替え最大出力(950W)に
する(図5のT2参照)。これは、前述したように電力
選択ボタン16を押圧したときに切替スイッチ5dがオ
ンに設定されるためである。時間の経過に伴いタイマ1
がタイムアップすると、タイムスイッチ2がオフし、ロ
ータ4aがカム3の回転によりカム溝3aから外周に押
し上げられるためカムスイッチ4がオフになり、ヒータ
7a,7bへの通電を遮断する。
【0018】第1の実施例においては、冷凍食パンを焼
くとき、当初は最大出力の半分で加熱し、その後は最大
出力で加熱するという出力の切り替えを、マイクロコン
ピュータを使用することなくできるようにしたので、回
路構成が簡単で安価なオーブントースタを提供できる。
【0019】実施例2.図6は本発明の第2の実施例の
カム及びカムスイッチの説明図、図7は第2の実施例に
おけるヒータ電力の出力線図である。
【0020】第2の実施例においては、カム3の外周に
2つのカム溝3a,3bを設けたことが特徴で、カム溝
3a,3bの周方向の長さは、カム溝3aの方がカム溝
3bより長く形成されている。この図に示すカム3は、
電力選択ボタン16の押圧による切替スイッチ5c,5
dがオンになったときにつまみ17によって冷凍食パン
の加熱時間が設定されたときの状態であり、加熱開始時
にカムスイッチ4がオンになる。このため、タイマ1の
設定によるタイムスイッチ2がオンになっているため、
ヒータ7a、7bに交流の電流が流れ出力を950Wに
する(図7のT1参照)。
【0021】一方、カム3は、タイマ1のゼンマイ(図
示せず)の復帰力により反時計方向に回転し、ロータ4
aをカム溝3bから外周に押し上げてカムスイッチ4を
オフにする。このカムスイッチ4のオフにより、交流電
流がダイオード6によって半波整流されてヒータ7a,
7bに流れる。このときの出力は第1の実施例と同様に
475Wとなる(図7のT1参照)。さらに、カム3が
反時計方向に回転してもう一方のカム溝3aにロータ4
aを案内すると、カムッスイッチ4が再びオンしてヒー
タ7a,7bへの電流を交流に切り替え出力を950W
にする(図7のT2参照)。
【0022】そして、タイマ1がタイムアップすると、
タイムスイッチ2がオフし、ロータ4aがカム3の回転
によりカム溝3aから外周に押し上げられるため、カム
スイッチ4がオフして食パンの調理を終了する。第2の
実施例では、冷凍食パンの解凍を所定時間の間最大の出
力で加熱するようにしたので、第1の実施例と比べ、解
凍時間T1を短くすることができる。
【0023】実施例3.図8は本発明の第3の実施例の
カム及びカムスイッチの説明図、図9は第3の実施例に
おけるヒータ電力の出力線図である。
【0024】第3の実施例においては、図8に示すよう
にカム3は、外周にカム溝3aと2つのカム溝3cとが
設けられ、2つのカム溝3cは同一形状に形成され、カ
ム溝3aは周方向の長さがカム溝3cより長く形成され
ている。この図に示すカム3は、電力選択ボタン16の
押圧による切替スイッチ5c,5dがオンになったとき
につまみ17によって冷凍食パンの加熱時間が設定され
たときの状態であり、加熱開始時にカムスイッチ4がオ
フになる。このため、タイマ1の設定によるタイムスイ
ッチ2及び切替スイッチ5cのオンによりヒータ7a,
7bにダイオード6による半波整流の電流が流れ、出力
が475Wになる。
【0025】一方、カム3は、タイマ1のゼンマイ(図
示せず)の復帰力により反時計方向に回転し、ロータ4
aを最初のカム溝3cに案内してカムスイッチ4をオン
にする。このとき、電流が半波整流から交流に切り替わ
ってヒータ7a,7bに流れ出力が950Wにする。ま
た、カム3の回転によりロータ4aがカム溝3cから外
周に押し上げられるとカムスイッチ4が再びオフして、
ヒータ7a,7bへの電流を交流から半波整流に切り替
えて出力を475Wにし、これを繰り返し行う(図9の
T1参照)。そして、ロータ4aがカム溝3aに案内さ
れたときは950Wで加熱する(図9のT2参照)。
【0026】時間の経過に伴ってタイマ1がタイムアッ
プすると、前述したようにタイムスイッチ2がオフし、
ロータ4aがカム3の回転によりカム溝3aから外周に
押し上げられるため、カムスイッチ4がオフして食パン
の調理を終了する。第3の実施例では、解凍時間の間、
ヒータ7a,7bの出力を半分と最大で交互に行うよう
にしたので、その解凍時間がさらに短縮できるという効
果がある。
【0027】実施例4.図10は本発明の第4の実施例
を示すオーブントースタの回路図、図11は電力選択ボ
タンの設定に応じてオンする切替スイッチの動作説明
図、図12は第4の実施例のカム及びカムスイッチの説
明図、図13は第4の実施例におけるヒータ電力の出力
線図である。なお、図1で説明した実施例1と同一また
は相当部分には同じ符号を付し説明を省略する。
【0028】図において、21,22は例えばマイクロ
スイッチからなる第1及び第2カムスイッチ、23は第
1カムスイッチ21をオン・オフするための第1カム
で、外周にカム溝23aと2つのカム溝23bとが設け
られ、2つのカム溝23bは同一形状に形成され、カム
溝23aは、周方向の長さがカム溝23bより長く形成
され、前記カム3に設けられたカム溝3aと同じ位置に
配設されている。この第1カム23は、連動板25によ
り前記カム3と同一方向に回転するようになっている。
連動板25は、カム3及び第1カム23にそれぞれ設け
られた支持軸25a,25bに回動可能に取り付けられ
ている。
【0029】24は第1カム23の軸26と同軸に取り
付けられ、第2カムスイッチ22をオン・オフするため
の第2カムで、外周に第1カム23と同様にカム溝24
aと2つのカム溝24bとが設けられている。2つのカ
ム溝24bは、形状がカム溝23bと同一で、カム溝2
3bより反時計方向にずれている。カム溝24aは、周
方向の長さがカム溝23aと同じで、配置的にはそのカ
ム溝23aと同じである。
【0030】これら第1及び第2カム23,24が回転
した際、第1及び第2カムスイッチは、交互にオン・オ
フを繰り返し、ロータ21a,22aがそれぞれのカム
溝23a,24aに案内されたとき同時にオンする。
【0031】27は電力切替部で、図10に示すように
切替スイッチ27a〜27f及び整流素子のダイオード
26,28からなっている。切替スイッチ27a〜27
fは、図3に示す電力選択ボタン13〜16の選択に応
じてオンし、例えば図11に示すように、電力選択ボタ
ン13が押圧されたときは切替スイッチ27a,27
b,27fがオンし、電力選択ボタン14が押圧された
ときは切替スイッチ27a,27fがオンし、電力選択
ボタン15が押圧されたときは切替スイッチ27c,2
7fがオンし、また、電力選択ボタン16が押圧された
ときは切替スイッチ27d,27eがオンするよいうに
なっている。この切替スイッチ27d,27eは本発明
の請求項3記載の第1及び第2切替スイッチに相当する
ものである。
【0032】次に動作を説明する。なお、電力選択ボタ
ン13〜15の選択によるヒータ7a,7bの出力は第
1の実施例と同じであるため説明を省略する。冷凍食パ
ンを調理するのに要する加熱時間をつまみ17で設定し
た後に、電力選択ボタン16を押圧すると、タイムスイ
ッチ2がオンし、切替スイッチ27d,27eがオンす
る。この切替スイッチ27dのオンにより、交流電流が
ダイオード28によって半波整流される。このとき、第
1カムスイッチ21がオフで、第2カムスイッチ22が
オンであるため(図12参照)、半波整流された電流は
その第2カムスイッチ22を介してヒータ7aに流れ、
さらに第1及び第2カム23,24がカム3の回転に連
動して回転すると、第1カムスイッチ21のみがオンす
るため、前記電流はその第1カムスイッチ21を介して
ヒータ7bに流れ、これを繰り返し行う(図13のT1
参照)。即ち、ヒータ7a,7bに交互に半波整流を通
電する。このときの出力は最大出力の1/4である。
【0033】時間の経過により、カム3がロータ4aを
カム溝3aに案内してカムスイッチ4をオンにすると、
これに連動して第1及び第2カム23,24も同時にロ
ータ21a,22aをそれぞれのカム溝23a,24a
に案内してカムスイッチ21,22をオンにするため、
交互に流れていた半波整流の電流は交流に切り替わり、
ヒータ7a,7bに印加する(図13のT2参照)。こ
のときの出力は最大出力(950W)になる。タイマ1
がタイムアップすると、タイムスイッチ2がオフし、そ
れぞれのロータ4a,21a,22aが各カム3,2
3,24の回転によりそれぞれ外周に押し上げられるた
め、カムスイッチ4,21,22が同時にオフになり、
ヒータ7a,7bへの通電を遮断する。第4の実施例で
は、冷凍食パンを低い出力で、しかも時間をかけて解凍
するようにしたので、冷凍食パンの解凍が完全に行われ
るという効果がある。なお、第4の実施例では、カム3
と第1カム23を連動板25で連結したが、カム3、第
1カム23及び第2カム24をタイマ1の回転軸に設け
ても同様の効果が得られる。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、タイムス
イッチがオンのときに外部操作により切替スイッチがオ
ンされたとき、交流を整流素子で半波整流して発熱体に
出力し、次いでカムの回転によりカムスイッチがオンす
るとその発熱体に交流を印加して、発熱体の出力を半分
から最大に切り替えるようにしたので、回路構成が簡単
で安価なオーブントースタを提供できるという効果が得
られている。
【0035】また、カムの外周に複数のカム溝を設けた
場合には、出力が交互に切り替わるため、前記の効果に
加え、加熱時間を短縮できるという効果がある。
【0036】さらに、タイムスイッチがオンのときに外
部操作により第1及び第2切替スイッチがオンされたと
き、交流を整流素子で半波整流して第1及び第2カムス
イッチのオン・オフに基づき発熱体に出力し、次いでカ
ムの回転によりカムスイッチがオンすると同時に、第1
及び第2カムの回転により第1及び第2カムスイッチが
オンするとその発熱体に交流を印加して、調理物を低い
出力で、しかも時間をかけて解凍するようにしたので、
調理物の解凍が完全に行われるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示すオーブントースタの
回路図である。
【図2】 電力選択ボタンの設定に応じてオンする切替
スイッチの動作説明図である。
【図3】 オーブントースタの正面図である。
【図4】 本発明に関わるカム及びカムスイッチの説明
図である。
【図5】 本発明の実施例におけるヒータ電力の出力線
図である。
【図6】 本発明の他の実施例のカム及びカムスイッチ
の説明図である。
【図7】 他の実施例におけるヒータ電力の出力線図で
ある。
【図8】 本発明の第3の実施例のカム及びカムスイッ
チの説明図である。
【図9】 第3の実施例におけるヒータ電力の出力線図
である。
【図10】 本発明の第4の実施例を示すオーブントー
スタの回路図である。
【図11】 電力選択ボタンの設定に応じてオンする切
替スイッチの動作説明図である。
【図12】 第4の実施例のカム及びカムスイッチの説
明図である。
【図13】 第4の実施例におけるヒータ電力の出力線
図である。
【符号の説明】
1 タイマ、2 タイムスイッチ、3 カム、4 カム
スイッチ、5 電力切替部、6 ダイオード、7a,7
b ヒータ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理物を加熱する発熱体と、 つまみの回転角に応じて加熱時間が設定されたときにオ
    ンするタイムスイッチを有し、ゼンマイの復帰力により
    つまみが所定位置に達したときタイムスイッチがオフす
    るタイマと、 外周にカム溝が設けられ、前記タイマのつまみの回転に
    連動するカムと、 前記タイムスイッチに接続され、前記カムの回転により
    カム溝に案内されたときオンするカムスイッチと、 前記タイムスイッチと前記発熱体との間に設けられた整
    流素子を有し、さらに、前記カムスイッチと前記整流素
    子及び前記発熱体の接続点との間に設けられた切替スイ
    ッチを有し、前記タイムスイッチがオンのときに外部操
    作により切替スイッチがオンされたときは、交流を整流
    素子で半波整流して前記発熱体に出力し、次いで前記カ
    ムの回転により前記カムスイッチがオンするとその発熱
    体に交流を印加する電力切替部とを有すること特徴とす
    るオーブントースタ。
  2. 【請求項2】 前記カムは、外周に複数のカム溝が形成
    されていることを特徴とする請求項1記載のオーブント
    ースタ。
  3. 【請求項3】 調理物を加熱する発熱体と、 つまみの回転角に応じて加熱時間が設定されたときにオ
    ンするタイムスイッチを有し、ゼンマイの復帰力により
    つまみが所定位置に達したときタイムスイッチがオフす
    るタイマと、 外周にカム溝が設けられ、前記タイマのつまみの回転に
    連動するカムと、 前記タイムスイッチに接続され、前記カムの回転により
    カム溝に案内されたときオンするカムスイッチと、 同一軸上に並設され、前記カムの回転に連動する第1及
    び第2カムと、 該第1及び第2カムにそれぞれ設けられ、第1及び第2
    カムの回転に基づいて交互にオン・オフを繰り返し、前
    記カムスイッチがオンしたとき同時にオンする第1及び
    第2カムスイッチと、 前記タイムスイッチに接続された直列接続の第1切替ス
    イッチ及び整流素子を有し、さらに、前記カムスイッチ
    に接続された第2切替スイッチを有し、前記タイムスイ
    ッチがオンのときに外部操作により第1及び第2切替ス
    イッチがオンされたときは、交流を整流素子で半波整流
    して前記第1及び第2カムスイッチのオン・オフに基づ
    き前記発熱体に出力し、次いで前記カムの回転により前
    記カムスイッチがオンすると同時に、前記第1及び第2
    カムの回転により前記第1及び第2カムスイッチがオン
    するとその発熱体に交流を印加する電力切替部とを有す
    ること特徴とするオーブントースタ。
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