JPH08322413A - プレカット油中水型乳化油脂食品の製造方法およびその装置 - Google Patents

プレカット油中水型乳化油脂食品の製造方法およびその装置

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JPH08322413A
JPH08322413A JP7282966A JP28296695A JPH08322413A JP H08322413 A JPH08322413 A JP H08322413A JP 7282966 A JP7282966 A JP 7282966A JP 28296695 A JP28296695 A JP 28296695A JP H08322413 A JPH08322413 A JP H08322413A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流動状の乳化油脂食品を区画枠を内装するモ
ールドに充填した後、区画枠と同一形状の押し出し型で
モールドから排出するプレカット乳化食品の製造方法お
よびその装置を提供することを目的とするものである。 【解決手段】 複数の区画枠から構成された区画枠を内
装するモールドに流動状の乳化油脂食品を充填後、充填
位置から排出位置に移動させて前記区画枠と同一形状に
区画され、区画板が入り込む溝を有する押し出し型で押
し出し、モールドから排出することからなるプレカット
乳化油脂食品の製造方法およびその装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バターやマーガリ
ン、あるいはスプレッドのような油中水型乳化油脂食品
(以下乳化油脂食品という)を、流動状で区画枠を有す
るモールドに充填してプレカット入り乳化油脂食品を製
造する方法およびその装置に関するものである。本発明
の製造方法によって得られた乳化油脂食品は、冷蔵庫か
ら取り出した直後の低温状態にある場合でもあるいは凍
結状態にある場合でも切れ目から容易に分割できるた
め、家庭用の食卓油脂や調理用油脂としてあるいは業務
用の原料油脂として利用性に優れたものである。
【0002】
【従来の技術】バター、マーガリン、あるいはスプレッ
ドのような乳化油脂食品は、家庭では、例えば112.
5〜450g程度の重量に包装され、保存中あるいは流
通段階では、冷蔵温度(5℃前後)に冷却されるのが一
般的である。製造直後の乳化油脂食品は、柔らかく流動
状を呈しているが、冷却されると油脂のグリセリドが固
化して、その硬度は飛躍的に高くなる。このため冷蔵庫
から取り出した直後は、ブロック状を呈し、これを分割
したり、一部を切断して使用することは、困難を伴うも
のである。特に、ハード型といわれる固体脂含有指数
(SFI)の高いバターやマーガリンのような乳化油脂
食品は、使用にあたってあらかじめ常温下に放置し、柔
らかくしてから分割使用することが行われていた。しか
し、このように使用にあたってあらかじめ常温下に放置
すると、未使用の部分を再度冷蔵庫に入れて保管して
も、表面が溶融しているため品質や風味の劣化が避けら
れない。一方、製菓・製パン用としてドウに練り込む業
務用油脂は、10〜30kg程度のブロック状にし、こ
れを凍結処理して保存し、使用時に昇温解凍して切断す
る方法が採用されていた。このため作業効率が悪くなる
といった問題があった。
【0003】このため、従来から、乳化油脂食品にあら
かじめ切れ目を入れて、使用時に切れ目から分割するバ
ターやマーガリンの製造方法が提案されている。例え
ば、シート状のバターの片面にV字状の切り込みを入
れ、使用時に切り込みから分割使用する切り込み入りシ
ート状バター(実開昭62−136180号公報)、マ
ーガリン等の被加工物の流塊をノズルの出口付近に於い
て梳刃を通すことにより、流れに沿った適宜数の縦切れ
目を入れた後、流塊の流れを横断する複数の刃を適宜間
隔を以て横切れ目を入れ、切り取り部分を刻設するマー
ガリン等の加工方法及びその装置(特公平2−1731
4号公報)、あるいは5〜45℃で保形性のあるマーガ
リンを適宜間隔を置いて、縦、横、斜めの方向に厚みの
一部を残して切れ目を入れて適当な形状に細片化するマ
ーガリンの製造方法(特公平4−27812号公報)が
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の実開昭62−1
36180号、特公平2−17314号公報、および特
公平4−27812号公報に記載されている乳化油脂食
品へ切れ目を入れる製造方法は、いずれも菓子やパン等
を製造する際に、ドウの練り込み用として使用するシー
ト状油脂食品を製造するもので、乳化油脂食品を押し出
すノズルの先端にカッターや梳刃を設けて縦の切れ目を
入れた後、ベルトコンベアで移送する間に横切れ目を入
れるものである。しかし、家庭用で使用される食卓油脂
や調理用油脂は、ブロック状の形態であるため、シート
状の乳化油脂食品と同様な方法で切れ目を入れることが
できないといった問題がある。すなわち、ブロック状の
乳化油脂食品は、シート状の乳化油脂食品と比較した場
合、3〜5倍もの厚み(高さ)を有しているため、ノズ
ルの先端にカッターや梳刃を設けて縦の切れ目を入れた
後、ベルトコンベアで移送する間に横切れ目を入れる
と、切れ目が垂直に入らずに斜めになって、得られたブ
ロック状の乳化油脂食品の形状や重量が不均一になると
いう問題がある。特に、ブロック状の業務用油脂では、
その厚みが全く異なるため上記方法で切れ目を入れるこ
とは不可能である。本発明者らは、ブロック状の乳化油
脂食品にプレカットを入れる方法およびその装置につい
て検討した結果、区画枠を内装するモールドを用いるこ
とにより、上記問題点を解決し、本発明をなすに至っ
た。すなわち、本発明は、流動状の乳化油脂食品を、区
画枠を内装するモールドに充填した後、区画枠と同一形
状の押し出し型でモールドから排出するプレカット乳化
油脂食品の製造方法と包装方法およびその装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の区画板
から構成された区画枠を内装するモールドに、流動状の
乳化油脂食品を充填後、充填位置から排出位置に移動さ
せて、前記区画枠と同一形状に区画され、区画板が入り
込む溝を有する押し出し型で押し出し、モールドから排
出することからなるプレカット油中水型乳化油脂食品の
製造方法である。更に高さ方向に厚み幅のある突条を一
部に形成した複数の区画板から構成された区画枠を内装
するモールドに、流動状の油中水型乳化油脂食品を充填
した後、充填位置から排出位置に移動させて、前記区画
板と同一形状に区画され、区画板が入り込む溝を有する
押し出し型で押し出し、モールドから排出されてえられ
る割れ目を介して隣り合う油中水型乳化油脂間に、空洞
又は溝孔の形成された分割食品を見かけ上割れ目が見え
ないような接着状態で包装することよりなるプレカット
油中水型乳化油脂食品の製造方法である。そして、上記
の製造方法によって得られた油中水型乳化油脂食品を凍
結処理することからなるものである。また、上記の切れ
目入り乳化油脂食品を製造する装置として、複数の区画
板から構成され、区画枠が内装された流動状の乳化油脂
食品を充填するモールドと、該モールドに接続され流動
状の乳化油脂食品を充填するノズルと、前記区画枠と同
一形状に区画されて区画板が入り込む溝を有する乳化油
脂食品をモールドから排出する押し出し型からなるプレ
カット油中水型乳化油脂食品の製造装置であって、上記
区画枠が、モールドの中間部に位置するように支持され
ているものである。そして区画枠における区画板の一部
に高さ方向に厚み幅のある突条部を形成したものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、バター、マーガリン、
スプレッド等のような乳化油脂食品の流動化状態にある
ものを出発原料として用いるが、流動化乳化油脂食品と
しては、製造直後の品温では流動性を呈する乳化油脂食
品、あるいは一旦冷却されてブロック状を呈するもので
あってもバターホモゲナイザー等で処理して流動性を付
与したものであってもよい。このように流動化した乳化
油脂食品を、複数の区画板によって構成された区画枠を
内装するモールドに供給充填する。モールドの内周形状
は、正方形、直方形等の方形の他に、三角形や台形等に
することができ、またモールドに内装する区画枠も、区
画板によって複数個に区画されていれば、区画形状をモ
ールドと同様、正方形、直方形、三角形、台形等にする
ことができる。ノズルのモールドへの接続は、モールド
の外周枠とほぼ同一形状のノズルをモールドの下側また
は上側のいずれかに取り付ける。区画枠の高さは、モー
ルドの外周枠と同じにするかまたは低く(短く)する。
モールドに区画枠を取り付ける位置は、区画枠の高さが
モールドと同じであれば、上端と下端を合わせて取り付
ける。これにより、モールドに充填された乳化油脂食品
の上端から下端にかけてプレカットを入れることができ
る。また区画枠の高さが、モールドより短かければノズ
ルの取り付け位置によって、モールド上端または下端よ
り内側に入り込んだ位置で外周枠に取り付ける。これに
より、乳化油脂食品の上側または下側のいずれかに切れ
目が入らない部分を形成することができる。
【0007】上記のように区画枠を内装するモールドに
流動状の乳化油脂食品を供給充填し、区画枠によってプ
レカットが入れられた乳化油脂食品をモールドと一緒
に、スライド板あるいはターンテーブル等の適切な手段
によって充填位置から排出位置に移動させる。この移動
中にモールドの下端のバターを薄板等によってすりき
り、一定の充填量にする。一定の充填量にされた乳化油
脂食品は、前記区画枠と同一形状に区画されて区画板が
入り込む溝を有する押し出し型で乳化油脂食品をモール
ドから排出し、ピアノ線等のワイヤーカッターによって
すり切る。押し出し型の外周形状は、モールドの内周の
形状と同じくし、押し出し型の外周がモールドの内周壁
に接触する程度に間隙をできるだけ少なくする。また、
押し出し型本体には、前記モールドに内装する区画枠と
同一形状に区画されて区画板が入り込む溝を設けるが、
これらの溝についても区画板との間隙をできるだけ少な
くすることが好ましい。この押し出し型は、モールドの
上側または下側のいずれかの方向から押し出すことがで
きるが、押し出した乳化油脂食品を包装紙等の上に直接
載置する場合には、上側から押し出し、自然落下させて
包装紙等の上に載置する方法が、工程を簡略化できるの
で好ましい。
【0008】押し出し型をモールドの上側に設け、乳化
油脂食品をモールドの下側から充填する場合のモールド
と押し出し型の位置関係について説明する。モールドの
外周枠の高さより低い区画枠が、その最下端をモールド
の下端より上側に入り込んだ位置に取り付けられてい
る。すなわち区画枠下端とモールド下端に段差のある状
態で取り付けられている。そして押し出し型の下側面
が、モールドの最下端まで下りている状態で、バターポ
ンプ等によりノズルを介して乳化油脂食品をモールド内
に供給充填する。押し出し型は、上板の役目を果たしな
がら、乳化油脂食品の充填量に比例して徐々に押し上げ
られる。設定量が充填されると、乳化油脂食品が充填さ
れたモールドは、充填位置から排出位置へ移動する。こ
の移動中に薄板等によってモールド下端がすりきられ、
定量される。そしてモールドに充填されている乳化油脂
食品が、排出位置で押し出し型によって押し出され、ピ
アノ線等のワイヤーカッターによりすり切られ、モール
ド下側に敷かれている包装紙上に排出される。乳化油脂
食品が排出されたモールドと押し出し型は、自動的に充
填位置に復帰し、上記の工程を繰り返す。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を詳細に説明する。図
1に示したモールドおよび押し出し型を説明すると、モ
ールド(M)は外周枠(1)とこれに内装される多数の
区画板(2)を井桁状に組込んだ区画枠(3)とからな
り、押し出し型(4)にはこの区画枠(3)の区画板
(2)が入り込む溝(5)を有している。図示の区画枠
(3)の高さは外周枠(1)より短くなっている。以上
のようなモールド(M)を用いて図2に示す製品を得る
には図3に示す如く架台(6)上にスライドするスライ
ド板(7)を設け、このスライド板(7)にモールド
(M)を設置する。スライド板(7)にはモールド
(M)と同じ大きさの充填口(8)が設けられ、この充
填口(8)に合わせてモールドの下側にノズル(9)を
設ける。ノズル(9)には供給ポンプ(10)からパイ
プ(11)を通じてバターが供給される。そこで図4の
如く、ノズル(9)からバターをスライド板(7)の充
填口(8)を通じて送ると、押し出し型(4)は上板の
役目を果たしながらバターの充填量に比例して徐々に押
し上げられ、設定量が充填されるとバターが充填された
モールド(M)はスライド板(7)の移動によって図5
に示す充填位置から図6に示す排出位置に移動する。こ
の移動中、架台(6)によりモールド下端がすりきら
れ、定量される。そして図7に示すようにモールド
(M)に充填されているバターが押し出し型(4)の下
降によって押し出され、ピアノ線等のワイヤーカッター
(12)により上端がすり切られ、モールド下側に敷か
れている包装紙(14)上に排出される。バターが排出
されたモールド(M)と押し出し型(4)は自動的に充
填位置に復帰し、上記の工程を繰り返す。
【0010】前述したように図示のものはモールド
(M)の外周枠(1)の高さより低い区画枠(3)がそ
の最下端をモールド(M)の下端より上側に入り込んだ
位置に取り付けられている。すなわち、区画枠(3)下
端とモールド(M)下端に段差のある状態で取り付けら
れている。したがって図2に示す如く製品(a)の上部
に井桁状の切れ目(13)の入ったものが形成され、区
画枠(3)の下端とモールド下端に段差を設けると切れ
目(13)の入らない部分(a’)ができる。しかして
押し出し型(4)の下降時のストッパーとして溝(5)
は途中(4a)で終わっている。図2に示す製品(a)
は切れ目(13)が下端まで達していないので、区画ブ
ロックはバラバラにならない。これは区画枠の高さがモ
ールドより短いことをさし、ノズルの取り付け位置によ
ってモールド上端または下端より内側に入り込んだ位置
で外周枠に取り付けられているので、かかる場合、図2
に示す製品は下側に切れ目が入らないものであり、図2
の他、製品の上側に切れ目の入らないものも形成でき
る。
【0011】又、区画枠の高さがモールドと同じであれ
ば上端と下端を合わせて取り付ける。これによりモール
ドに充填された製品の上端から下端にかけてプレカット
を入れることができる。更に、ノズルのモールドへの接
続はモールドの外周枠とほぼ同一形状のノズルをモール
ドの下側、又は上側の何れかに取り付ける。押し出した
バターを包装紙等の上に直接載置する場合には、上側か
ら押し出し、自然落下させて包装紙等の上に載置する方
法が工程を簡略化できるので好ましい。モールドの外周
枠形状は正方形、直方形等の方形の他に三角形や台形等
にすることができ、又モールドに内装する区画枠も区画
板によって複数個に区画されていれば区画形状をモール
ド同様、正方形、直方形、三角形、台形等にすることが
できる。
【0012】図8に示すものは区画ブロックが台形のも
のをうるように区画板(2)を組み合わせて区画枠
(3)としたものであり、図9のような切れ目(13)
の入らない部分(a’)を有する製品がえられる。
【0013】図10のものは区画枠(3)の高さと外周
枠(1)の高さが同一のモールド(M)を示しており、
このモールド(M)を用いると図11のような上端から
下端にかけてプレカット(13)の入ったものがえられ
る。このように上端から下端にかけてプレカットしたも
のは、保存に際して凍結しても、使用時にそのままプレ
カット部分から容易に分割することができる。特に、乳
化油脂食品の凍結保存は、通常、10〜30 kg 程度のブロ
ック状にして−18〜−20℃で保存しているため、使用に
際しては、5 〜15℃程度の室温下に10〜20日間程度放置
し、中心部まで昇温解凍してから用いられていたが、プ
レカットしたものでは、凍結後、分割して上記と同じ温
度下に置いた場合、合計重量が同じなものでも3 〜5 日
間程度で完全に昇温解凍できる。このため作業効率を大
幅に改善できると同時に冷蔵庫スペースの利用効率改善
にもなる。そして解凍後は、従来のブロック状凍結乳化
油脂食品と同様に製菓・製パン等の原料油脂や業務用油
脂としてドウ等に練り混んで用いたり、また必要に応じ
て、再混練して用いてもよい。もちろんこの再混練され
た乳化油脂食品は、112.5 〜450 g 程度のブロック状に
してプレカット入り乳化油脂食品として家庭用の食卓用
油脂や料理用油脂として用いることができる。
【0014】図12に示すものは区画枠(3)の高さが
外周枠(1)の高さより低いモールド(M)を示すもの
で、区画板(2)が外周枠(1)の中に並列して配置さ
れ、区画板(2)の中央部に区画板(2)の高さ方向に
厚み幅のある突条(2a)を形成したものであり、押し
出し型(4)にはこの区画枠(3)の区画板(2)が入
り込む溝(5)を有している。したがって溝(5)には
区画板(2)の突条(2a)の入り込む孔(4b)があ
る。又、押し出し型(4)の下降時のストッパーとして
溝(5)は途中(4a)で終わっている。したがって押
し出し型(4)によってモールド(M)内からバターを
押し出すと、モールド(M)の下方に示されたような製
品(a)として中央に空洞孔(21)が形成され、上端
から下端にかけてプレカット、すなわち割れ目(20)
のあるものがえられる。製品(a)は包装紙(14)上
に載置されて包装されるが、その際、えられた製品
(a)には割れ目(20)が形成されるので、割れ目
(20)が見えなくなるまで図13の如く接着状態にし
て包装する。このように包装すると製品がバラバラにな
ることはない。使用時、包装紙をとき、空洞孔(21)
にナイフ等を差し込んで容易に製品を分割することがで
きる。
【0015】図14に示すものは、区画板(2)の両側
の高さ方向に圧み幅のある突条(2a)を形成したもの
で、他は図12のものと同様である。このモールド
(M)によると、図12の下方に示した如く両側に溝孔
(22)が、又中央に割れ目(20)のある製品(a)
がえられる。この包装方法は図15の如く溝孔(22)
が両側にくるように包装紙(14)に載置し、割れ目
(20)が見えなくなるよう接着状態で包装する。又、
図16の如く溝孔(22)が上方にくるように包装紙
(14)に包装する場合もある。
【0016】図17に示すものは90度毎に回転と停止
を繰り返すターンテーブル(15)を用いて連続的にバ
ターがカットされ製品となるものを示すもので、バター
充填→移動→バター排出カット→移動の4工程を繰り返
すようになっている。すなわち、A位置でバター供給装
置(16)からバターが充填され、B位置でバターが充
填された状態で一旦停止、C位置でバター排出が行わ
れ、D位置でバターが空状態のまま停止するようになっ
ている。図示のバター供給装置(16)は、便宜的に拡
大図示したもので、実際はA位置の下方に配置される。
【0017】図18、図19のものは、図17のものと
同様にターンテーブル(15)が90度毎に回転と停止
を繰り返すものであり、バター充填→移動→バター排出
カット→移動の4工程を繰り返すことによって連続的に
バターがカットされ、製品となるものである。すなわ
ち、A位置でモールド(M)にバターが充填され、B位
置でバターがモールド(M)に充填されたまま一旦停
止、C位置でバター排出が行われ、D位置でバターが空
状態のまま停止する。そして押し出し型(4)の昇降は
そのロッド(17)に設けられたカムローラー(19)
が固定ガイド(18)に対して図示しないバネで下向き
に付勢されて常時当接している。したがって、ターンテ
ーブル(15)の回転につれてガイド(18)の形状に
したがってロッド(17)が昇降する。図19では充填
効果を増すために区画枠(3a)を内蔵したモールド
(M)の下部にも他の区画枠(3b)を設置し、上部の
モールド(M)に対するバターの供給を円滑に行わしめ
るようにしたものが図示されている。なお、図17に示
すものも、図18に示すものも、共にバター排出位置に
おいてワイヤーカッターでバターを切り離すようになっ
ている。
【0018】実験例1 直方体に分割するもので、図19に示した装置のターン
テーブルに図10の押し出し型、モールドを設置して常
法にしたがって製造されたバターをカットした。バター
はモールドに充填され、このターンテーブルは90度毎
に回転と停止を繰り返す。すなわち、バター充填→移動
→バター排出カット→移動の工程を繰り返すことによっ
て連続的にバターがカットされ製品となる。バターをカ
ットする装置は、図10、図19に示した押し出し型お
よび区画枠(3a)を用いた。さらに、効果を増すた
め、バター供給装置の先端部、すなわち区画枠(3a)
を内蔵したモールドの下部にも図19に示した区画枠
(3b)を設置した。使用した区画枠(3a)の大きさ
は短辺6.5cm、長辺9.5cmで、高さ6cmの区
画板で9区画に仕切られている。この1区画の大きさ
は、短辺2cm、長辺3cmの長方形である。また、押
し出し型の大きさは区画枠に内接し、スムーズに上下す
るように溝の幅は区画板の厚さより0.4mm広くし
た。さらに、下部区画枠(3b)の大きさは上部区画枠
(3a)と同じ大きさであり、高さ5cmの区画板で9
区画に仕切られ、バター充填時にはこれら上下の区画枠
の位置は一致している。製造されたバターをスクリュー
フィーダーでモールドに供給した。バターが充填される
と、同時に押し出し型は上昇し、1区画分の重量が30
gになるように5.4cm上昇した時点で停止するよう
ストッパーの位置を設定した。所定量のバターを充填し
た後、ターンテーブルを90度回転させ、次のモールド
にバターを充填した。充填位置から180度回転した位
置で押し出し型を強制的に下降させ、モールドからバタ
ーを排出した。包装紙上に完全に押し出した後、ワイヤ
ーカッターで押し出し型からバターを切り離し、切れ目
を互いに接着状態にして包装した。このバターは、区画
板の厚さと同じ溝によって9区画に分離されていた。ま
た、全ての区画のバターは同じ形状をしており、1区画
分の重量が30gで9区画とも同じ重量であった。この
ように同じ形状、均等重量でバターを分割することがで
きたのは、区画枠に内接する押し出し型で排出したため
である。
【0019】実験例2 厚みの一部を残して台形にカットするもので、図19に
示した装置のターンテーブルに図8の押し出し型、モー
ルドを設置した。常法にしたがって製造され硬化したバ
ターをバターホモゲナイザーで流動化させた。バターは
モールドに充填され、このターンテーブルは90度毎に
回転と停止を繰り返す。すなわち、バター充填→移動→
バター排出カット→移動の工程を繰り返すことによって
連続的にバターがカットされ製品となる。バターをカッ
トする装置は、図8に示した押し出し型および区画板を
用いた。この区画枠の大きさは短辺6.5cm、長辺
9.5cmで高さ4cmの区画板で8区画に仕切られて
いる。区画枠内の区画板は中空に支持されており、下辺
から5mmの段差を設けた。この1区画の平面の大きさ
は上底0.6cm、下辺2.35cm、高さ4.6cm
の台形である。また、押し出し型の大きさは区画枠に内
接し、スムーズに上下するように溝の幅は区画板の厚さ
より0.4mm広くした。製造されたバターをスクリュ
ーフィーダーでモールドに供給した。バターが充填され
ると、同時に押し出し型は上昇したが、1 区画の重量が
25gになるように4cm上昇した時点で停止するよう
ストッパーの位置を設定した。所定量のバターを充填し
た後、ターンテーブルを90度回転させ、次のモールドに
バターを充填した。充填位置から180度回転した位置
で押し出し型を強制的に下降させ、モールドからバター
を排出した。包装紙上に完全に押し出した後、ワイヤー
カッターで押し出し型からバターを切り離し包装した。
このバターは区画板の厚さと同じ溝によって8区画に分
離されていたが、一部は継ながっている。また、この継
ながり部分は容易に切り離すことができ、切り離した全
ての区画のバターは同じ形状をしており、1区画分の重
量が25gで8区画とも同じ重量であった。このように
同じ形状、均等重量でバターを厚みの一部を残して分割
することができたのは、区画板の下面とターンテーブル
下底に段差があり、また、区画枠に内接する押し出し型
で排出したためである。
【0020】実験例3 実験例1と同じ供給装置、押し出し型および区画枠を用
いて、常法に従って製造され硬化したハードタイプのマ
ーガリンをバターホモゲナイザーで流動化させた後カッ
トした。マーガリンはモールドに充填された後、ターン
テーブルは90度毎に回転し排出位置まで押し出し型が
移動するが、この途中でさらに押し出し型を上昇させる
機構を付設した。製造されたマーガリンをスクリューフ
ィーダーでモールドに供給した。マーガリンが充填され
ると、同時に押し出し型は上昇したが、1区画の重量が
11gになるように2cm上昇した時点で停止するよう
ストッパーの位置を設定した。所定量のマーガリンが充
填された後、ターンテーブルは90度回転するが、この
時、押し出し型がさらに5mm上昇し、ターンテーブル
底面から押し出し型下底までの距離は2.5cmとな
り、充填されたマーガリンも同時に上昇し、区画板の下
辺が現れた。充填位置から180度回転した位置で押し
出し型を強制的に下降させ、モールドからマーガリンを
排出した。包装紙上に完全に押し出した後、ワイヤーカ
ッターで押し出し型からマーガリンを切り離し、切れ目
(13)を互いに接着状態にして包装した。このマーガ
リンは、区画板の厚さと同じ溝によって9区画に分離さ
れていた。また全ての区画のバターは同じ形状をしてお
り、1区画分の重量が11gで9区画とも同じ重量であ
った。。このように、同じ形状、均等重量でマーガリン
を分割することができたのは、ターンテーブルが回転し
押し出し型が移動する時、充填時の高さよりさらに押し
出し型が上昇し、区画板が現れるまでマーガリンを引き
上げ、区画枠に内接する押し出し型で排出したためであ
る。
【0021】実験例4 図3に示した装置のスライド板に図10の押し出し型モ
ールドを設置し、常法にしたがって製造されたバターを
用いて分割状ブロックバターを製造した。すなわち、常
法により製造されたバターを充填位置でモールドの下側
から充填した後、モールドを排出位置に移動させて押し
出し型でバターを排出した。この場合、スライド板の往
復運動によってバター充填→移動→バター排出カット→
移動の工程を繰り返し、連続的に分割状のバターが製造
された。具体的には9区画に仕切られた区画枠(1区画
の大きさは一辺が11cmの正方形)を、外周枠内に設置
してモールドを形成し、押し出し型は、溝の幅を区画板
の厚さより1mm広くしたものを使用した。まず充填位置
にモールドとこのモールドの内部の下側まで押し出し型
を下降させて設置し、バターを供給ポンプでモールドに
供給した。バターが充填されると同時に押し出し型が上
昇した。全重量が20kgになるように高さ(19.5c
m)を調整して充填した。所定量のバターが充填された
後、スライド板を排出位置まで移動させ、この位置で押
し出し型を強制的に下降させてモールドからバターを包
装紙上に押し出し、ワイヤーカッターでバターを切り離
した後、包装して製品とした。このバターは区画板の厚
さと同じ溝によって9区画に分割されており、1区画の
重量は、2.23kgから2.25kgであった。この製品
を−15℃の冷凍庫で完全に凍結した。その後包装紙を
開封して凍結した状態のバターを取り出し、分割したと
ころ、各区画毎に容易に分割できた。この分割したバタ
ーを包装紙で再包装し、13℃の恒温器で昇温解凍し
た。32時間後、各ブロックの中心部の温度を測定した
ところ、12.6℃から12.8℃でほぼ均一な状態で
あった。このバターは軟らかく、容易に切断することが
できた。一方、比較のため分割されていない20kgのブ
ロック状のバターを完全凍結後、同じ条件で昇温解凍し
たが、中心部が分割したバターと同じ温度(12.6℃
〜12.8℃)に達するまでに9日間要した。このよう
に、分割されていないブロック状バターは、容易に昇温
されないために作業効率や冷蔵庫スペースの利用効率が
悪いといった問題があるが、本発明の分割バターは、凍
結した状態のままであっても容易に分割でき、しかも昇
温解凍も短時間に行いうるので、その効果は優れたもの
である。何れにしても、本発明は請求項1〜6を特徴と
するものであり、乳化油脂食品の上側又は下側の何れか
に切れ目が入らない部分を形成したり、乳化油脂食品の
上端から下端にかけてプレカットを入れることはモール
ドに対する区画枠の形状及び取付如何によって決まるも
ので、本発明の精神の範囲内において任意に設計変更し
うるものである。
【0022】
【発明の効果】本発明の方法によると、ブロック状乳化
油脂食品に容易にプレカットを入れることができ、しか
も得られた乳化油脂食品は、冷蔵庫から取り出した直後
の低温状態にある場合でも、あるいは凍結した状態であ
る場合でも必要量を容易に分割して使用できるという効
果を有するものである。また低温で硬化した状態で容易
に切り離すことができ、常温下に放置する必要が全くな
いため、残りの乳化油脂食品の品質を劣化させることも
ないといった効果がある。しかして、家庭用で使用され
るバターやマーガリンなどの乳化油脂食品はブロック状
の形態であるため、シート状の乳化油脂食品と同様な方
法で切れ目を入れることができないといった問題点を本
発明では解消できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる押し出し型とモールドとの分解
斜面図
【図2】同上の押し出し型とモールドによって得られた
製品の斜面図
【図3】本発明方法の説明図
【図4】モールドへの充填前の状態を示す説明図
【図5】モールドへの充填後の状態を示す説明図
【図6】排出位置へのモールドの移動状態の説明図
【図7】モールドから製品を押し出す状態を示す説明図
【図8】図1とは異なる本発明の押し出し型とモールド
との分解図
【図9】同上の押し出し型とモールドによって得られた
製品の説明図
【図10】モールドの外周枠と区画枠の高さが同じもの
の斜面図
【図11】同上のモールドによって得られた製品の説明
【図12】バターの中央部に空洞からなるナイフ挿入用
の溝を設けた製品の押し出し型とモールド及び製品を示
す斜面図
【図13】同上製品の包装紙による包装の説明図
【図14】バターの両側にナイフ挿入用の溝を設けた製
品の押し出し型とモールド及び製品を示す斜面図
【図15】同上の製品の包装紙による包装の説明図
【図16】図15と異なる状態の説明図
【図17】ターンテーブルにモールドを設置した状態の
説明図
【図18】押し出し型昇降装置を付設したターンテーブ
ルにモールドを設置した状態の説明図
【図19】同上の正面からみた説明図
【符号の説明】
M モールド a 製品 1 外周枠 2 区画板 3 区画枠 4 押し出し型 5 溝 6 架台 7 スライド板 8 充填口 9 ノズル 10 供給ポンプ 11 パイプ 12 ワイヤーカッター 13 切れ目 14 包装紙 15 ターンテーブル 16 バター供給装置 17 ロッド 18 ガイド 19 カムローラー 20 割れ目 21 空洞孔 22 溝孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 公二 埼玉県川越市岸町1−3−6 早茂マンシ ョンB棟305号 (72)発明者 鬼木 茂 北海道川上郡標茶町字熊牛原野15線西4− 96

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の区画板から構成された区画枠を内
    装するモールドに、流動状の油中水型乳化油脂食品を充
    填した後、充填位置から排出位置に移動させて、前記区
    画枠と同一形状に区画され、区画板が入り込む溝を有す
    る押し出し型で押し出し、モールドから排出することを
    特徴とするプレカット油中水型乳化油脂食品の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 高さ方向に厚み幅のある突条を一部に形
    成した複数の区画板から構成された区画枠を内装するモ
    ールドに、流動状の油中水型乳化油脂食品を充填した
    後、充填位置から排出位置に移動させて、前記区画板と
    同一形状に区画され、区画板が入り込む溝を有する押し
    出し型で押し出し、モールドから排出されてえられる割
    れ目を介して隣り合う油中水型乳化油脂間に、空洞又は
    溝孔の形成された分割食品を見かけ上割れ目が見えない
    ような接着状態で包装することよりなるプレカット油中
    水型乳化油脂食品の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2で得られた油中水
    型乳化油脂食品を凍結することを特徴とするプレカット
    油中水型乳化油脂食品の製造方法。
  4. 【請求項4】 複数の区画板から構成された区画枠が内
    装された流動状の油中水型乳化油脂食品を充填するモー
    ルドと、該モールドに接続され流動状の油中水型乳化油
    脂食品を充填するノズルと、油中水型乳化油脂食品をモ
    ールドから排出する前記区画枠と同一形状に区画されて
    区画板が入り込む溝を有する押し出し型からなることを
    特徴とするプレカット油中水型乳化油脂食品の製造装
    置。
  5. 【請求項5】 区画枠が、モールドの中間部に位置する
    ように支持されている請求項4記載のプレカット油中水
    型乳化油脂食品の製造装置。
  6. 【請求項6】 区画枠における区画板の一部の高さ方向
    に厚み幅のある突条部を形成した請求項5記載のプレカ
    ット油中水型乳化油脂食品の製造装置。
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