JPH08321991A - 画像特殊効果装置 - Google Patents

画像特殊効果装置

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JPH08321991A
JPH08321991A JP7126701A JP12670195A JPH08321991A JP H08321991 A JPH08321991 A JP H08321991A JP 7126701 A JP7126701 A JP 7126701A JP 12670195 A JP12670195 A JP 12670195A JP H08321991 A JPH08321991 A JP H08321991A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
address
component
special effect
image data
Prior art date
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Pending
Application number
JP7126701A
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English (en)
Inventor
Kenichi Morimoto
憲一 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像特殊効果装置において、画面上の領域に
よって画像の縮小方向を変化させ、多様な画像変形効果
を得る。 【構成】 入力されたアナログ映像信号はA/D変換器
1で符号化され、書込みアドレス発生器3が出力する書
込みアドレスに従って、画像メモリ2に1画面分記憶さ
れる。一方、読出しアドレス発生器4から出力された読
出しアドレスはアドレス変換器5によって、XまたはY
アドレスに係数値がかけられ、画像メモリ2から画像デ
一タを読み出す際の読出しアドレスとなる。画像メモリ
2から読み出された符号化された画像デ一タはD/A変
換器6でアナログ映像信号となり、出力される。単純な
回路構成により、画像のX成分とY成分とを多様に入れ
替えることができ、様々な画像変形効果を得ることが可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像特殊効果装置に係
わり、例えば、特殊効果処理を施した画像を得るための
画像特殊効果装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像特殊効果装置は、例えば、画
像メモリから画像データを読み出すための読み出しアド
レスに対してある係数値を乗算し、横又は縦に縮小した
画像を生成する。この係数値を乗算する乗算器をX軸お
よびY軸方向に2個使用すれば、同時に縦横縮小した画
像を得ることができる。
【0003】本発明と技術分野が類似する従来例とし
て、左右方向に割れたような画像を得ることのできる技
術を開示した特開平4−329777号、画像中の明る
い部分が光ったようになる特殊効果を実現する技術を開
示した特開平4−328968号、内容更新の自在な同
一メモリを用いて特殊効果の内容変更が自在な映像信号
が得られる技術を開示した特開平2−23783号があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の特殊効果装置で得られる画像は、何れも横又は縦の
一定方向に縮小等の処理をしているのみである。これに
より得られる画像は単純な変形等を加えられたものであ
り、多様性に乏しい。故に、処理された画像から高い意
外性・特殊性・奇異性等が得られ難く、マンガチックな
面白みのある画像を簡易に得られない問題を伴う。
【0005】本発明は、多様な画像効果を実現できる画
像特殊効果装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明の画像特殊効果装置は、画像データを記憶す
る画像メモリと、画像データの表示画面上のX成分およ
びY成分の座標アドレスを判定する領域判定手段と、座
標アドレスの所定領域における画像データのX成分とY
成分とを入れ替える切替手段と、X成分およびY成分の
少なくとも何れか1の成分に所定の係数値を乗算する乗
算手段とを有し、この乗算手段により所定の係数値が乗
算された座標アドレスにおいて、画像データを表示させ
ることを特徴としている。
【0007】さらに、画像特殊効果装置は、アドレス発
生手段を有し、このアドレス発生手段の発生した座標ア
ドレスに基づき、X成分およびY成分を入れ替えるとよ
い。
【0008】
【作用】したがって、本発明の画像特殊効果装置によれ
ば、画像データを記憶し、記憶した画像データの表示画
面上のX成分およびY成分の座標アドレスを判定する。
そして、座標アドレスの所定領域における画像データの
X成分とY成分とを入れ替え、X成分およびY成分の少
なくとも何れか1の成分に所定の係数値を乗算する。所
定の係数値が乗算された座標アドレスにおいて、画像デ
ータを表示させる。上記の画像データの処理手順によ
り、画像の領域毎に縮小または拡大方向を変化させるこ
とができる。
【0009】
【実施例】次に添付図面を参照して本発明による画像特
殊効果装置の実施例を詳細に説明する。図1〜図4を参
照すると本発明の画像特殊効果装置の実施例が示されて
いる。図1は、画像特殊効果装置の一実施例を示すブロ
ック図であり、図2は図1のアドレス変換器の構成をよ
り詳細に示したブロック図である。また、図3および図
4は、画像の特殊効果の動作を説明するための概念図で
ある。
【0010】図1において、1は本装置に入力されるア
ナログ映像信号をデジタル信号に変換するA/D変換
器、2はそのデジタル映像信号を1フレーム分記憶する
画像メモリ、3は画像メモリに書き込むべきアドレスを
発生する書き込みアドレス発生器、4は画像メモリから
画像データを読み出すべきアドレスを発生する読み出し
アドレス発生器、5はアドレス変換器、6は画像メモリ
から読み出されたデジタルの画像データをアナログ映像
信号に変換するD/A変換器である。
【0011】次に実施例の動作を説明する。本装置に入
力されたアナログ映像信号はA/D変換器1によりデジ
タル信号となり、その信号に同期して書き込みアドレス
発生器2から生成される書き込みアドレスに従って画像
メモリ3に書き込まれる。一方、読み出しアドレス発生
器4により生成された読み出しアドレスは、アドレス変
換器5により所定の効果を得るように変換され、画像メ
モリ3から画像データを読み出すアドレスとなる。その
アドレスによって画像メモリ3から読み出された画像デ
ータはD/A変換器6によってアナログ映像信号とな
り、本装置から出力される。
【0012】次にアドレス変換器5について詳細に説明
する。図2はアドレス変換器5の詳細を示すブロック図
である。51及び54はアドレス変換器に入力された読
み出しアドレスのX成分とY成分を切り替え信号が論理
値1の時入れ替えるアドレス切替器、52は読み出しア
ドレスが画像上の特定の領域を示している時論理値1を
出力する領域判定器、53はアドレス切替器51の出力
アドレスの一方に係数値を乗算する乗算器である。
【0013】アドレス変換器5の構成部において、アド
レス切替器51,54は、X成分方向およびY成分方向
においてアドレスの切替え変換を行う回路部である。変
換実行の有無は、領域判定器52から出力される制御信
号の理論値「0/1」に基づく。
【0014】領域判定器52は、フレーム画像のXアド
レスとYアドレスとにおいて、画像データの位置を判定
する回路部である。1フレーム画像において、予め判定
範囲を定め、所定の範囲内のデータに対し理論値
「1」、その他の範囲の画像データに対して理論値
「0」の信号を出力する。
【0015】乗算器53は、アドレス信号に所定の係数
値を乗算して、乗算されたアドレス数値を出力する回路
部である。この定数値を変化させることにより、表示画
面の縮小拡大が自在に可能となる。
【0016】次にアドレス変換器5の動作を説明する。
アドレス変換器5に入力された読み出しアドレスは、ま
ず領域判定器52によって画面上のどの領域に属するか
が判断される。その結果によって論理値1または0が出
力されアドレス切替器51,54の切り替え信号とな
る。アドレス切替器51は、切り替え信号が論理値1の
時は読み出しアドレスのX成分とY成分を入れ替え、論
理値0の時はそのまま出力する。アドレス切替器51の
2つの出力の片方のみへ、乗算器53によって所定の係
数値が掛けられる。よって、アドレス切替器51の切替
え動作と共に、領域判定器52の出力が論理値1の時は
読み出しアドレスのY成分に、論理値0の時はX成分に
係数値が乗算され、その方向に画像が縮小または拡大さ
れる。読み出しアドレスのX,Y両成分は、アドレス切
替器54によって入力と同じ関係に戻されアドレス変換
器5から出力される。
【0017】図2に示したアドレス変換器5によれば、
2個のアドレス切替器51,54と1個の乗算器53と
により、表示画像の任意の領域部のX成分およびY成分
を自在に縮小または拡大処理が可能となる。
【0018】本実施例による効果の一例を図3および図
4に示す。図3(a)は領域判定器52が画面上のどの
領域で論理値0または1を出力するかを示す一例であ
る。また、図3(b)は、係数値K=3とした時の出力
画像である。
【0019】図3(b)において斜線部は元の入力画像
部分であり、得られた画像の入力画像に対する縮小方向
を矢印が示す。領域判定器52の出力が論理値0の時、
X方向に画像が縮小され、同じく論理値1の時、Y方向
に縮小される。この結果として、図3(b)のような十
字型の変形画像が得られる。
【0020】また別の例として、領域判定器52の出力
を図4(a)のようにすると、結果として図4(b)の
ような風車型の画像変形が得られる。
【0021】なお、上述の実施例は本発明の好適な実施
の一例ではあるが本発明はこれに限定されるものではな
く本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施
可能である。例えば、上記の実施例では、1個の乗算器
を用いたが、さらに2個の乗算器53を用いて、X成分
およびY成分のそれぞれの値を同時に処理すれば、表示
画像へ曲線的な変形処理を施すことが可能となる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明より明かなように、本発明の
画像特殊効果装置は、画像データを記憶し、記憶した画
像データの表示画面上のX成分およびY成分の座標アド
レスを判定し、座標アドレスの所定領域における画像デ
ータのX成分とY成分とを入れ替える。X成分およびY
成分の少なくとも何れか1の成分に所定の係数値を乗算
し、所定の係数値が乗算された座標アドレスにおいて画
像データを表示させる。本手順により、画像の領域毎に
縮小または拡大方向を変化させることができ、表示画像
に特異な効果を持たせることができる。また、単純な回
路構成により、画像のX成分とY成分とを多様に入れ替
えることができ、様々な画像変形効果を得ることが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像特殊効果装置の実施例を示す回路
構成ブロック図である。
【図2】図1の一構成部であるアドレス変換器のより詳
細な回路構成を示すブロック図である。
【図3】特殊効果の例一を示す図であり、(a)は領域
判定器の出力例、(b)はその時の出力画像に加えられ
る効果を説明するための概念図である。
【図4】特殊効果の例二を示す図であり、(a)は領域
判定器の出力例、(b)はその時の出力画像に加えられ
る効果を説明するための概念図である。
【符号の説明】
1 A/D変換器 2 画像メモリ 3 書込みアドレス発生器 4 読出しアドレス発生器 5 アドレス変換器 6 D/A変換器 51、54 切替器 52 アドレス変換器 53 乗算器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを記憶する画像メモリと、 前記画像データの表示画面上のX成分およびY成分の座
    標アドレスを判定する領域判定手段と、 前記座標アドレスの所定領域における前記画像データの
    X成分とY成分とを入れ替える切替手段と、 前記X成分およびY成分の少なくとも何れか1の成分に
    所定の係数値を乗算する乗算手段とを有し、 該乗算手段により前記所定の係数値が乗算された座標ア
    ドレスにおいて、前記画像データを表示させることを特
    徴とする画像特殊効果装置。
  2. 【請求項2】 前記画像特殊効果装置は、さらにアドレ
    ス発生手段を有し、該アドレス発生手段の発生した座標
    アドレスに基づき、前記X成分およびY成分を入れ替え
    ることを特徴とする請求項1記載の画像特殊効果装置。
JP7126701A 1995-05-25 1995-05-25 画像特殊効果装置 Pending JPH08321991A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7126701A JPH08321991A (ja) 1995-05-25 1995-05-25 画像特殊効果装置

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JP7126701A JPH08321991A (ja) 1995-05-25 1995-05-25 画像特殊効果装置

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JPH08321991A true JPH08321991A (ja) 1996-12-03

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JP7126701A Pending JPH08321991A (ja) 1995-05-25 1995-05-25 画像特殊効果装置

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990608