JPH11346346A - 画像変換装置および画像変換方法 - Google Patents

画像変換装置および画像変換方法

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JPH11346346A
JPH11346346A JP10152822A JP15282298A JPH11346346A JP H11346346 A JPH11346346 A JP H11346346A JP 10152822 A JP10152822 A JP 10152822A JP 15282298 A JP15282298 A JP 15282298A JP H11346346 A JPH11346346 A JP H11346346A
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JP10152822A
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Hitoshi Ebihara
均 蛯原
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターレース/プログレッシブ変換を行
う、汎用性の高い装置を提供する。 【解決手段】 フレーム画像蓄積メモリ2A乃至2C
は、少なくとも1フレームの画像の記憶が可能な記憶容
量を有している。アドレス生成回路1では、フレーム画
像蓄積メモリ2A乃至2Cに、インターレース画像を構
成するフィールドを記憶させるときのアドレスが発生さ
れ、そのフィールドを構成する画素(画素値)ととも
に、セレクタ3に供給される。セレクタ3では、制御回
路5の制御にしたがい、フレーム画像蓄積メモリ2A乃
至2Cのうちの2つが選択され、その選択された2つの
メモリに、アドレス生成回路1の出力が供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像変換装置およ
び画像変換方法に関し、特に、インターレース走査され
る画像を、ノンインターレース走査される画像に変換す
る場合に用いて好適な画像変換装置および画像変換方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、NTSC(National Televisio
n System Committee)方式のテレビジョン信号は、イン
ターレース走査(飛び越し走査)されて表示される。即
ち、NTSC方式のテレビジョン信号の1フレーム(1
コマ)(の画像)は、図6に示すように、その送信時の
周波数帯域を節約するため、約1/60秒周期の奇数フ
ィールド(の画像)と偶数フィールド(の画像)とで構
成される。そして、各フレームは、奇数フィールドが、
約1/60秒周期で、奇数ラインに沿って走査され、そ
の後に、偶数フィールドが、約1/60秒周期で偶数ラ
インに沿って走査されることが繰り返されることで、約
1/30秒周期で表示される。従って、NTSC方式な
どのインターレース走査される画像は、1フレームの走
査線数の1/2で構成されるフィールド単位で表示され
るが、奇数フィールドを構成するライン(奇数ライン)
と、偶数フィールドを構成するライン(偶数ライン)と
が1ラインだけずれており、そのような奇数フィールド
と偶数フィールドとが交互に表示されることで、人間の
目には、その残像効果により、奇数フィールドと偶数フ
ィールドとが合成された1枚の画像として見える。
【0003】なお、フレームの最上行のラインを第0ラ
インとした場合と、第1ラインとした場合とでは、奇数
フィールドおよび偶数フィールドを構成するラインは異
なるが、ここでは、例えば、フレームの最上行のライン
を第1ラインとする(但し、フレームの最上行のライン
を第0ラインとしても良い)。
【0004】ところで、インターレース走査される画像
(以下、適宜、インターレース画像という)に対して、
例えば、各種のエフェクト処理を施す場合においては、
フィールド単位でエフェクト処理を施すと、画像の解像
度が低くなり、また、奇数フィールドと偶数フィールド
とで、表示位置が1ライン異なるために、エフェクト結
果が、1/60秒単位で、1ライン分だけ振動すること
等から、連続する2つのフィールド(奇数フィールドと
偶数フィールド)からフレームを構成し、そのフレーム
を対象として、エフェクト処理が施されることが多い。
【0005】ここで、フィールド単位のインターレース
画像を、フレーム単位の画像に変換した場合の、そのフ
レーム単位の画像は、本来ならば、1枚の完成された静
止画であるべきであるが、1フレームを構成する奇数フ
ィールドと偶数フィールドとの間には1/60秒の時間
差があるために、そのような奇数フィールドと偶数フィ
ールドとから構成される1フレームの画像は、完全な静
止画にはならない(奇数ラインと偶数ラインとで、多少
ずれた画像になる)。
【0006】フィールド単位のインターレース画像を、
ノンインターレース走査される、フレーム単位の画像
(以下、適宜、プログレッシブ画像という)に変換(以
下、適宜、インターレース/プログレッシブ変換とい
う)する方法としては、例えば、次のような2つの方法
が知られている。
【0007】即ち、第1の方法では、例えば、図7に示
すように、インターレース画像の1フレームを構成する
奇数フィールドおよび偶数フィールドとが揃った時点
で、その奇数フィールドと偶数フィールドとを用いて、
1フレームが作成される。しかしながら、第1の方法に
よれば、プログレッシブ画像が得られる周期が、約1/
30、即ち、元のインターレース画像の表示周期である
約1/60秒の2倍になるため、元のインターレース画
像が、比較的動きの激しいものである場合には、プログ
レッシブ画像は、動きの滑らかさに欠けたものとなる。
【0008】そこで、第2の方法では、例えば、図8に
示すように、フィールドを受信するごとに、そのフィー
ルドと1つ前のフィールドとで、1フレームが作成され
る。第2の方法によれば、プログレッシブ画像が得られ
る周期が、元のインターレース画像の表示周期である約
1/60秒と同一であるため、動きの滑らかさに欠ける
ことはない。
【0009】以上から、インターレース/プログレッシ
ブ変換を行う場合には、第2の方法を用いるのが望まし
い。そこで、図9は、この第2の方法に基づいて、イン
ターレース/プログレッシブ変換を行う、従来の画像変
換装置の一例の構成を示している。
【0010】アドレス生成回路21には、インターレー
ス/プログレッシブ変換の対象であるインターレース画
像のディジタル信号が、例えば、奇数フィールド、偶数
フィールド、奇数フィールド、・・・といった順番で入
力されるようになされている。アドレス生成回路21
は、そこに入力されるインターレース画像を構成する各
画素(画素値)を、フィールド画像蓄積メモリ22A乃
至22Cのうちのいずれかに記憶させるためのアドレス
を発生し、入力されたインターレース画像とともに、セ
レクタ23に供給するようになされている。また、アド
レス生成回路21は、そこに入力されるインターレース
画像の垂直同期信号を検出し、制御回路25に出力する
ようにもなされている。
【0011】フィールド画像蓄積メモリ22A乃至22
Cは、例えば、入力ポートと出力ポートとを別々に有す
るデュアルポートの半導体メモリで、1フィールド分の
画像を記憶することのできる記憶容量を有している。そ
して、フィールド画像蓄積メモリ22A乃至22Cは、
セレクタ23を介して、アドレス生成回路21からイン
ターレース画像(を構成する画素)およびアドレスを受
信した場合、そのアドレスに、インターレース画像を構
成する、対応する画素を記憶させるようになされてい
る。
【0012】セレクタ23は、制御回路25の制御にし
たがい、アドレス生成回路21の出力を、フィールド画
像蓄積メモリ22A乃至22Cのうちのいずれかに供給
して記憶させるようになされている。セレクタ24は、
制御回路25の制御にしたがい、フィールド画像蓄積メ
モリ22A乃至22Cのうちの2つを選択するようにな
されている。ここで、セレクタ24が選択した2つのメ
モリに記憶されている各フィールドの画素が読み出され
ることで、フレームが構成される。
【0013】制御回路25は、アドレス生成回路21か
ら供給される垂直同期信号のタイミングに同期して、セ
レクタ23および24を制御するようになされている。
【0014】次に、図10のフローチャートを参照し
て、その動作について説明する。
【0015】例えば、いま、奇数フィールドである、例
えば、第2N+1フィールドのインターレース画像(N
は整数)が、アドレス生成回路21に入力され、その奇
数フィールドの垂直同期信号が、アドレス生成回路21
から、制御回路25に出力されたとする。
【0016】この場合、制御回路25は、ステップS2
1において、フィールド画像蓄積メモリ22A乃至22
Cのうちの、例えば、フィールド画像蓄積メモリ22C
を選択するように、セレクタ23を制御するとともに、
他の2つのフィールド画像蓄積メモリ22Aおよび22
Bを選択するように、セレクタ24を制御する。
【0017】アドレス生成回路21では、そこに入力さ
れた奇数フィールドの画素に対応するアドレスが発生さ
れ、その画素とともに、セレクタ23に供給される。い
まの場合、セレクタ23は、フィールド画像蓄積メモリ
22Cを選択しているから、アドレス生成回路21が出
力する奇数フィールドの画素とアドレスは、セレクタ2
3を介して、フィールド画像蓄積メモリ22Cに供給さ
れ、そのアドレスに、その画素が記憶される。即ち、第
2N+1フィールドは、フィールド画像蓄積メモリ22
Cに記憶される。
【0018】一方、セレクタ24では、フィールド画像
蓄積メモリ22Aおよび22Bが選択されるが、このフ
ィールド画像蓄積メモリ22Aまたは22Bには、前回
行われた、後述するステップS25またはS26におい
て、奇数フィールド(第2N−1フィールド)または偶
数フィールド(第2Nフィールド)が既に記憶されてい
る。そこで、フィールド画像蓄積メモリ22Aに記憶さ
れた奇数フィールドが、奇数ラインの画像として、セレ
クタ24を介して読み出されとともに、フィールド画像
蓄積メモリ22Bに記憶された偶数フィールドが、偶数
ラインの画像として、セレクタ24を介して読み出さ
れ、1フレームのプログレッシブ画像が構成される。即
ち、フィールド画像蓄積メモリ22Aに記憶された奇数
フィールドの最上行のラインが読み出され、その後、フ
ィールド画像蓄積メモリ22Bに記憶された偶数フィー
ルドの最上行のラインが読み出される。さらに、フィー
ルド画像蓄積メモリ22Aに記憶された奇数フィールド
の上から2行目のラインが読み出され、その後、フィー
ルド画像蓄積メモリ22Bに記憶された偶数フィールド
の上から2行目のラインが読み出される。以下、同様に
して、フィールド画像蓄積メモリ22Aに記憶された奇
数フィールドの最下行およびフィールド画像蓄積メモリ
22Bに記憶された偶数フィールドの最下行のラインま
でが読み出される。
【0019】なお、フィールド画像蓄積メモリ22Aお
よび22Bからの読み出しは、例えば、フィールド画像
蓄積メモリ22Cへの書き込み速度の2倍の速度で行わ
れる。
【0020】その後、偶数フィールドである第2N+2
フィールドのインターレース画像が、アドレス生成回路
21に入力され、この場合、アドレス生成回路21は、
その偶数フィールドの垂直同期信号を、制御回路25に
出力する。
【0021】この場合、制御回路25は、ステップS2
2に進み、フィールド画像蓄積メモリ22A乃至22C
のうちの、例えば、フィールド画像蓄積メモリ22Aを
選択するように、セレクタ23を制御するとともに、他
の2つのフィールド画像蓄積メモリ22Bおよび22C
を選択するように、セレクタ24を制御する。
【0022】アドレス生成回路21では、そこに入力さ
れた偶数フィールドの画素に対応するアドレスが発生さ
れ、その画素とともに、セレクタ23に供給される。い
まの場合、セレクタ23は、フィールド画像蓄積メモリ
22Aを選択しているから、アドレス生成回路21が出
力する偶数フィールドの画素とアドレスは、セレクタ2
3を介して、フィールド画像蓄積メモリ22Aに供給さ
れ、そのアドレスに、その画素が記憶される。即ち、第
2N+2フィールドは、フィールド画像蓄積メモリ22
Aに記憶される。
【0023】一方、セレクタ24では、フィールド画像
蓄積メモリ22Bおよび22Cが選択されるが、このフ
ィールド画像蓄積メモリ22Bまたは22Cには、前回
行われたステップS26またはS21において、偶数フ
ィールド(第2Nフィールド)または奇数フィールド
(第2N+1フィールド)が既に記憶されている。そこ
で、フィールド画像蓄積メモリ22Bに記憶された偶数
フィールドが、偶数ラインの画像として、セレクタ24
を介して読み出されるとともに、フィールド画像蓄積メ
モリ22Cに記憶された奇数フィールドが、奇数ライン
の画像として、セレクタ24を介して読み出され、1フ
レームのプログレッシブ画像が構成される。即ち、フィ
ールド画像蓄積メモリ22Cに記憶された奇数フィール
ドの最上行のラインが読み出され、その後、フィールド
画像蓄積メモリ22Bに記憶された偶数フィールドの最
上行のラインが読み出される。さらに、フィールド画像
蓄積メモリ22Cに記憶された奇数フィールドの上から
2行目のラインが読み出され、その後、フィールド画像
蓄積メモリ22Bに記憶された偶数フィールドの上から
2行目のラインが読み出される。以下、同様にして、フ
ィールド画像蓄積メモリ22Cに記憶された奇数フィー
ルドの最下行およびフィールド画像蓄積メモリ22Bに
記憶された偶数フィールドの最下行のラインまでが読み
出される。
【0024】なお、フィールド画像蓄積メモリ22Bお
よび22Cからの読み出しは、例えば、フィールド画像
蓄積メモリ22Aへの書き込み速度の2倍の速度で行わ
れる。
【0025】その後、奇数フィールドである第2N+3
フィールドのインターレース画像が、アドレス生成回路
21に入力され、この場合、アドレス生成回路21は、
その奇数フィールドの垂直同期信号を、制御回路25に
出力する。
【0026】この場合、制御回路25は、ステップS2
3に進み、フィールド画像蓄積メモリ22A乃至22C
のうちの、例えば、フィールド画像蓄積メモリ22Bを
選択するように、セレクタ23を制御するとともに、他
の2つのフィールド画像蓄積メモリ22Aおよび22C
を選択するように、セレクタ24を制御する。
【0027】アドレス生成回路21では、そこに入力さ
れた奇数フィールドの画素に対応するアドレスが発生さ
れ、その画素とともに、セレクタ23に供給される。い
まの場合、セレクタ23は、フィールド画像蓄積メモリ
22Bを選択しているから、アドレス生成回路21が出
力する奇数フィールドの画素とアドレスは、セレクタ2
3を介して、フィールド画像蓄積メモリ22Bに供給さ
れ、そのアドレスに、その画素が記憶される。即ち、第
2N+3フィールドは、フィールド画像蓄積メモリ22
Bに記憶される。
【0028】一方、セレクタ24では、フィールド画像
蓄積メモリ22Aおよび22Cが選択されるが、このフ
ィールド画像蓄積メモリ22Aまたは22Cには、前回
行われたステップS22またはS21において、偶数フ
ィールド(第2N+2フィールド)または奇数フィール
ド(第2N+1フィールド)が既に記憶されている。そ
こで、フィールド画像蓄積メモリ22Aに記憶された偶
数フィールドが、偶数ラインの画像として、セレクタ2
4を介して読み出されるとともに、フィールド画像蓄積
メモリ22Cに記憶された奇数フィールドが、奇数ライ
ンの画像として、セレクタ24を介して読み出され、1
フレームのプログレッシブ画像が構成される。即ち、フ
ィールド画像蓄積メモリ22Cに記憶された奇数フィー
ルドの最上行のラインが読み出され、その後、フィール
ド画像蓄積メモリ22Aに記憶された偶数フィールドの
最上行のラインが読み出される。さらに、フィールド画
像蓄積メモリ22Cに記憶された奇数フィールドの上か
ら2行目のラインが読み出され、その後、フィールド画
像蓄積メモリ22Aに記憶された偶数フィールドの上か
ら2行目のラインを読み出される。以下、同様にして、
フィールド画像蓄積メモリ22Cに記憶された奇数フィ
ールドの最下行およびフィールド画像蓄積メモリ22A
に記憶された偶数フィールドの最下行のラインまでが読
み出される。
【0029】なお、フィールド画像蓄積メモリ22Aお
よび22Cからの読み出しは、例えば、フィールド画像
蓄積メモリ22Bへの書き込み速度の2倍の速度で行わ
れる。
【0030】その後、偶数フィールドである第2N+4
フィールドのインターレース画像が、アドレス生成回路
21に入力され、この場合、アドレス生成回路21は、
その偶数フィールドの垂直同期信号を、制御回路25に
出力する。
【0031】この場合、制御回路25は、ステップS2
4において、ステップS21と同様に、フィールド画像
蓄積メモリ22A乃至22Cのうちの、フィールド画像
蓄積メモリ22Cを選択するように、セレクタ23を制
御するとともに、他の2つのフィールド画像蓄積メモリ
22Aおよび22Bを選択するように、セレクタ24を
制御する。
【0032】アドレス生成回路21では、そこに入力さ
れた偶数フィールドの画素に対応するアドレスが発生さ
れ、その画素とともに、セレクタ23に供給される。い
まの場合、セレクタ23は、フィールド画像蓄積メモリ
22Cを選択しているから、アドレス生成回路21が出
力する偶数フィールドの画素とアドレスは、セレクタ2
3を介して、フィールド画像蓄積メモリ22Cに供給さ
れ、そのアドレスに、その画素が記憶される。即ち、第
2N+4フィールドは、フィールド画像蓄積メモリ22
Cに記憶される。
【0033】一方、セレクタ24では、フィールド画像
蓄積メモリ22Aおよび22Bが選択されるが、このフ
ィールド画像蓄積メモリ22Aまたは22Bには、前回
行われたステップS22またはS23において、偶数フ
ィールド(第2N+2フィールド)または奇数フィール
ド(第2N+3フィールド)が既に記憶されている。そ
こで、フィールド画像蓄積メモリ22Aに記憶された偶
数フィールドが、偶数ラインの画像として、セレクタ2
4を介して読み出されるとともに、フィールド画像蓄積
メモリ22Bに記憶された奇数フィールドが、奇数ライ
ンの画像として、セレクタ24を介して読み出され、1
フレームのプログレッシブ画像が構成される。即ち、フ
ィールド画像蓄積メモリ22Bに記憶された奇数フィー
ルドの最上行のラインが読み出され、その後、フィール
ド画像蓄積メモリ22Aに記憶された偶数フィールドの
最上行のラインが読み出される。さらに、フィールド画
像蓄積メモリ22Bに記憶された奇数フィールドの上か
ら2行目のラインが読み出され、その後、フィールド画
像蓄積メモリ22Aに記憶された偶数フィールドの上か
ら2行目のラインが読み出される。以下、同様にして、
フィールド画像蓄積メモリ22Bに記憶された奇数フィ
ールドの最下行およびフィールド画像蓄積メモリ22A
に記憶された偶数フィールドの最下行のラインまでが読
み出される。
【0034】その後、奇数フィールドである第2N+5
フィールドのインターレース画像が、アドレス生成回路
21に入力され、この場合、アドレス生成回路21は、
その奇数フィールドの垂直同期信号を、制御回路25に
出力する。
【0035】この場合、制御回路25は、ステップS2
5に進み、ステップS22における場合と同様に、フィ
ールド画像蓄積メモリ22A乃至22Cのうちの、フィ
ールド画像蓄積メモリ22Aを選択するように、セレク
タ23を制御するとともに、他の2つのフィールド画像
蓄積メモリ22Bおよび22Cを選択するように、セレ
クタ24を制御する。
【0036】アドレス生成回路21では、そこに入力さ
れた奇数フィールドの画素に対応するアドレスが発生さ
れ、その画素とともに、セレクタ23に供給される。い
まの場合、セレクタ23は、フィールド画像蓄積メモリ
22Aを選択しているから、アドレス生成回路21が出
力する奇数フィールドの画素とアドレスは、セレクタ2
3を介して、フィールド画像蓄積メモリ22Aに供給さ
れ、そのアドレスに、その画素が記憶される。即ち、第
2N+5フィールドは、フィールド画像蓄積メモリ22
Aに記憶される。
【0037】一方、セレクタ24では、フィールド画像
蓄積メモリ22Bおよび22Cが選択されるが、このフ
ィールド画像蓄積メモリ22Bまたは22Cには、前回
行われたステップS23またはS24において、奇数フ
ィールド(第2N+3フィールド)または偶数フィール
ド(第2N+4フィールド)が既に記憶されている。そ
こで、フィールド画像蓄積メモリ22Bに記憶された奇
数フィールドが、奇数ラインの画像として、セレクタ2
4を介して読み出されるとともに、フィールド画像蓄積
メモリ22Cに記憶された偶数フィールドが、偶数ライ
ンの画像として、セレクタ24を介して読み出され、1
フレームのプログレッシブ画像が構成される。即ち、フ
ィールド画像蓄積メモリ22Bに記憶された奇数フィー
ルドの最上行のラインが読み出され、その後、フィール
ド画像蓄積メモリ22Cに記憶された偶数フィールドの
最上行のラインが読み出される。さらに、フィールド画
像蓄積メモリ22Bに記憶された奇数フィールドの上か
ら2行目のラインが読み出され、その後、フィールド画
像蓄積メモリ22Cに記憶された偶数フィールドの上か
ら2行目のラインが読み出される。以下、同様にして、
フィールド画像蓄積メモリ22Bに記憶された奇数フィ
ールドの最下行およびフィールド画像蓄積メモリ22C
に記憶された偶数フィールドの最下行のラインまでが読
み出される。
【0038】その後、偶数フィールドである第2N+6
フィールドのインターレース画像が、アドレス生成回路
21に入力され、この場合、アドレス生成回路21は、
その偶数フィールドの垂直同期信号を、制御回路25に
出力する。
【0039】この場合、制御回路25は、ステップS2
6に進み、ステップS23における場合と同様に、フィ
ールド画像蓄積メモリ22A乃至22Cのうちの、フィ
ールド画像蓄積メモリ22Bを選択するように、セレク
タ23を制御するとともに、他の2つのフィールド画像
蓄積メモリ22Aおよび22Cを選択するように、セレ
クタ24を制御する。
【0040】アドレス生成回路21では、そこに入力さ
れた偶数フィールドの画素に対応するアドレスが発生さ
れ、その画素とともに、セレクタ23に供給される。い
まの場合、セレクタ23は、フィールド画像蓄積メモリ
22Bを選択しているから、アドレス生成回路21が出
力する偶数フィールドの画素とアドレスは、セレクタ2
3を介して、フィールド画像蓄積メモリ22Bに供給さ
れ、そのアドレスに、その画素が記憶される。即ち、第
2N+6フィールドは、フィールド画像蓄積メモリ22
Bに記憶される。
【0041】一方、セレクタ24では、フィールド画像
蓄積メモリ22Aおよび22Cが選択されるが、このフ
ィールド画像蓄積メモリ22Aまたは22Cには、前回
行われたステップS25またはS24において、奇数フ
ィールド(第2N+5フィールド)または偶数フィール
ド(第2N+4フィールド)が既に記憶されている。そ
こで、フィールド画像蓄積メモリ22Aに記憶された奇
数フィールドが、奇数ラインの画像として、セレクタ2
4を介して読み出されるとともに、フィールド画像蓄積
メモリ22Cに記憶された偶数フィールドが、偶数ライ
ンの画像として、セレクタ24を介して読み出され、1
フレームのプログレッシブ画像が構成される。即ち、フ
ィールド画像蓄積メモリ22Aに記憶された奇数フィー
ルドの最上行のラインが読み出され、その後、フィール
ド画像蓄積メモリ22Cに記憶された偶数フィールドの
最上行のラインが読み出される。さらに、フィールド画
像蓄積メモリ22Aに記憶された奇数フィールドの上か
ら2行目のラインが読み出されその後、フィールド画像
蓄積メモリ22Cに記憶された偶数フィールドの上から
2行目のラインが読み出される。以下、同様にして、フ
ィールド画像蓄積メモリ22Aに記憶された奇数フィー
ルドの最下行およびフィールド画像蓄積メモリ22Cに
記憶された偶数フィールドの最下行のラインまでが読み
出される。
【0042】その後、奇数フィールドである第2N+7
フィールドのインターレース画像が、アドレス生成回路
21に入力されると、ステップS21に戻り、その第2
N+7フィールド以降のフィールドについて、以下、同
様の処理が繰り返される。
【0043】以上のように、図9の画像変換装置では、
1フィールド分の記憶容量をそれぞれ有する3つのフィ
ールド画像蓄積メモリ22A乃至22Cのうちの1つ
に、入力されたフィールドが記憶されるのと同時に、他
の2つから、それぞれに既に記憶されている奇数フィー
ルドまたは偶数フィールドのラインが、交互に読み出さ
れることで、プログレッシブ画像が生成される。即ち、
画像の読み出し時に、インターレース/プログレッシブ
変換が行われる。
【0044】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像変換装置で
は、1フィールド分の記憶容量をそれぞれ有する3つの
フィールド画像蓄積メモリ22A乃至22Cという少な
い容量のメモリで、インターレース/プログレッシブ変
換を行うことができるが、その反面、アドレスに関する
制約が生じる。
【0045】即ち、従来の画像変換装置においては、上
述したように、3つのフィールド画像蓄積メモリ22A
乃至22Cのうち2つから、それぞれに既に記憶されて
いる奇数フィールドまたは偶数フィールドのラインを、
交互に読み出す必要があり、そのような読み出しを行う
ためのアドレスを与える必要がある。
【0046】さらに、3つのフィールド画像蓄積メモリ
22A乃至22Cそれぞれには、奇数フィールドまたは
偶数フィールドのうちのいずれか一方だけが記憶される
わけではないので、即ち、奇数フィールドが記憶される
場合もあるし、偶数フィールドが記憶される場合もある
ので、3つのフィールド画像蓄積メモリ22A乃至22
Cのうちの読み出し対象の2つのいずれから読み出しを
開始するか(上述のように、交互に読み出すときの読み
出し順序)は、それぞれに奇数フィールドまたは偶数フ
ィールドのうちのいずれが記憶されているのかによって
決める必要がある。
【0047】従って、セレクタ24の後段に接続される
デバイスは、以上のようなアドレスの制約に対応可能な
ものでなければならず、そのようなデバイスでないデバ
イスは、セレクタ24に接続しても、プログレッシブ画
像を利用することができない。即ち、セレクタ24の後
段に接続可能なデバイスが制限され、このため、画像変
換装置の汎用性は低いものとなる(近年は、パーソナル
コンピュータ向けに市販されている部品を利用した方
が、コストパフォーマンスの高い製品を作ることができ
るが、アドレスの制約がある場合には、そのような部品
を利用することができない(セレクタ24の後段に接続
できない)ことがある)。
【0048】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、インターレース/プログレッシブ変換を
行う、汎用性の高い装置を提供することができるように
するものである。
【0049】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の画像変
換装置は、少なくとも1フレームの画像の記憶が可能な
第1乃至第3の記憶手段と、インターレース画像を構成
するフィールドが、第1乃至第3の記憶手段のうちの2
つに記憶されるように制御を行う制御手段と、フィール
ドを、第1乃至第3の記憶手段のうちの2つに記憶させ
るときのアドレスを発生するアドレス発生手段とを備え
ることを特徴とする。
【0050】請求項5に記載の画像変換方法は、少なく
とも1フレームの画像の記憶が可能な第1乃至第3の記
憶手段に、インターレース画像を構成するフィールドを
記憶させるときのアドレスを発生し、第1乃至第3の記
憶手段のうちの2つに、フィールドを記憶させることを
特徴とする。
【0051】請求項1に記載の画像変換装置において
は、第1乃至第3の記憶手段は、少なくとも1フレーム
の画像の記憶が可能なようになされている。制御手段
は、インターレース画像を構成するフィールドが、第1
乃至第3の記憶手段のうちの2つに記憶されるように制
御を行い、アドレス発生手段は、フィールドを、第1乃
至第3の記憶手段のうちの2つに記憶させるときのアド
レスを発生するようになされている。
【0052】請求項5に記載の画像変換方法において
は、少なくとも1フレームの画像の記憶が可能な第1乃
至第3の記憶手段に、インターレース画像を構成するフ
ィールドを記憶させるときのアドレスを発生し、第1乃
至第3の記憶手段のうちの2つに、フィールドを記憶さ
せるようになされている。
【0053】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用した画像変
換装置の一実施の形態の構成例を示している。この画像
変換装置は、インターレース画像をプログレッシブ画像
に変換するようになされている。
【0054】即ち、アドレス生成回路1には、インター
レース/プログレッシブ変換の対象とするインターレー
ス画像、即ち、1フレームが奇数フィールドと偶数フィ
ールドとで構成される画像が、フィールド単位で、順次
供給されるようになされている。アドレス生成回路1
(アドレス発生手段)は、そこに供給されるフィールド
単位の画像を、3つのフレーム画像蓄積メモリ2A乃至
2Cのうちの2つに記憶させるためのアドレスを発生
し、そのアドレスとともに、フィールド単位の画像を構
成する画素(画素値)を、セレクタ3に出力するように
なされている。即ち、アドレス生成回路1は、そこに供
給されたフィールドが奇数フィールドのときは、その奇
数フィールドが、フレーム画像蓄積メモリ2A乃至2C
のうちの2つの奇数ライン(に相当するメモリセル)に
記憶されるようにアドレスを発生し、そこに供給された
フィールドが偶数フィールドのときは、その偶数フィー
ルドが、フレーム画像蓄積メモリ2A乃至2Cのうちの
2つの偶数ライン(に相当するメモリセル)に記憶され
るようにアドレスを発生するようになされている。
【0055】また、アドレス生成回路1は、そこに供給
されるフィールド単位の画像から、垂直同期信号を検出
し、制御回路5に供給するようにもなされている。
【0056】フレーム画像蓄積メモリ2A乃至2C(第
1乃至第3の記憶手段)は、いずれも、少なくとも1フ
レームの画像の記憶が可能な記憶容量を有するメモリ
で、アドレス生成回路1から、セレクタ3を介して供給
されるアドレスに、そのアドレスとともに供給される画
素(画素値)を記憶するようになされている。なお、フ
レーム画像蓄積メモリ2A乃至2Cそれぞれは、例え
ば、デュアルポートの半導体メモリなどで構成されてい
る。
【0057】セレクタ3は、制御回路5の制御にしたが
い、フレーム画像蓄積メモリ2A乃至2Cのうちのいず
れか2つを選択し、その選択した2つのメモリに対し
て、アドレス生成回路1の出力を供給するようになされ
ている。セレクタ4は、制御回路5の制御にしたがい、
フレーム画像蓄積メモリ2A乃至2Cのうちのいずれか
1つを選択するようになされている。なお、半導体メモ
リであるフレーム画像蓄積メモリ2A乃至2Cを対象と
したデータの読み書きにあたっては、その読み書きする
データの他に、アドレスや、RAS(Row Address Stro
be),CAS(Column Address Strobe)などのメモリ
の制御信号なども必要であるが、セレクタ3および4
は、選択した半導体メモリとの間で、そのようなデータ
以外の信号もやりとりするようになされている。
【0058】制御回路5(制御手段)は、アドレス生成
回路1から供給される同期信号のタイミングで、セレク
タ3および4を制御するようになされている。即ち、制
御回路5は、アドレス生成回路1が出力するフィールド
単位の画像が、フレーム画像蓄積メモリ2A乃至2Cの
うちのいずれか2つに供給されるように、セレクタ3を
制御するとともに、他の1つから、その記憶値を読み出
すことができるように、セレクタ4を制御するようにな
されている。
【0059】次に、図2のフローチャートを参照して、
その動作について説明する。
【0060】例えば、いま、奇数フィールドである、例
えば、第2N+1フィールドのインターレース画像(N
は整数)が、アドレス生成回路1に入力され、その奇数
フィールドの垂直同期信号が、アドレス生成回路1か
ら、制御回路5に出力されたとする。
【0061】この場合、制御回路5は、ステップS1に
おいて、フレーム画像蓄積メモリ2A乃至2Cのうち
の、例えば、フレーム画像蓄積メモリ2Bおよび2Cの
2つを選択するように、セレクタ3を制御するととも
に、他の1つのフレーム画像蓄積メモリ2Aを選択する
ように、セレクタ4を制御する。
【0062】アドレス生成回路1では、そこに入力され
た奇数フィールドの画素に対応するアドレスが発生さ
れ、その画素とともに、セレクタ3に供給される。いま
の場合、セレクタ3は、フレーム画像蓄積メモリ2Bお
よび2Cを選択しているから、アドレス生成回路1が出
力する奇数フィールドの画素とアドレスは、セレクタ3
を介して、フレーム画像蓄積メモリ2Bおよび2Cに供
給され、そのアドレスに、その画素が記憶される。即
ち、例えば、図3(A)に示すような第2N+1フィー
ルド(図中、実線で示す部分)は、図3(G)または図
3(H)に示すように、フレーム画像蓄積メモリ2Bま
たは2Cの奇数ライン(図中、実線で示す部分)にそれ
ぞれ記憶される。
【0063】ここで、図3(G)に示したフレーム画像
蓄積メモリ2Bの偶数ラインには、前回行われた、後述
するステップS6において、偶数フィールドである第2
Nフィールドが記憶されており、従って、そのようなフ
レーム画像蓄積メモリ2Bの奇数ラインに、第2N+1
フィールドが記憶されることで、フレーム画像蓄積メモ
リ2Bには、第2Nフィールドと第2N+1フィールド
とで構成される1フレームのプログレッシブ画像が記憶
されることになる。
【0064】一方、セレクタ4では、フレーム画像蓄積
メモリ2Aが選択されるが、このフレーム画像蓄積メモ
リ2Aには、前回行われた、後述するステップS5また
はS6において、奇数フィールドである第2N−1フィ
ールドまたは偶数フィールドである第2Nフィールド
が、それぞれ奇数ラインまたは偶数ラインに既に記憶さ
れており、従って、第2N−1フィールドと第2Nフィ
ールドとで構成される1フレームのプログレッシブ画像
が記憶されている。その結果、セレクタ4で選択されて
いるフレーム画像蓄積メモリ2Aの記憶値を、例えば、
ノンインターレース走査するのと同様の順序で読み出す
ことで、第2N−1フィールドと第2Nフィールドとで
構成される1フレームのプログレッシブ画像を得ること
ができる。
【0065】なお、フレーム画像蓄積メモリ2Aからの
読み出しは、例えば、フレーム画像蓄積メモリ2Bおよ
び2Cへの書き込み速度の2倍の速度で行われる。
【0066】その後、偶数フィールドである第2N+2
フィールドのインターレース画像が、アドレス生成回路
1に入力され、この場合、アドレス生成回路1は、その
偶数フィールドの垂直同期信号を、制御回路5に出力す
る。
【0067】この場合、制御回路5は、ステップS2に
進み、フレーム画像蓄積メモリ2A乃至2Cのうちの、
例えば、フレーム画像蓄積メモリ2Aおよび2Cを選択
するように、セレクタ3を制御するとともに、他の1つ
のフレーム画像蓄積メモリ2Bを選択するように、セレ
クタ4を制御する。
【0068】アドレス生成回路1では、そこに入力され
た偶数フィールドの画素に対応するアドレスが発生さ
れ、その画素とともに、セレクタ3に供給される。いま
の場合、セレクタ3は、フレーム画像蓄積メモリ2Aお
よび2Cを選択しているから、アドレス生成回路1が出
力する偶数フィールドの画素とアドレスは、セレクタ3
を介して、フレーム画像蓄積メモリ2Aおよび2Cに供
給され、そのアドレスに、その画素が記憶される。即
ち、例えば、図3(B)に示すような第2N+2フィー
ルド(図中、点線で示す部分)は、図3(H)または図
3(I)に示すように、フレーム画像蓄積メモリ2Cま
たは2Aの偶数ライン(図中、点線で示す部分)にそれ
ぞれ記憶される。
【0069】ここで、図3(H)に示したフレーム画像
蓄積メモリ2Cの奇数ラインには、前回行われたステッ
プS1において、奇数フィールドである第2N+1フィ
ールドが記憶されており、従って、そのようなフレーム
画像蓄積メモリ2Cの偶数ラインに、第2N+2フィー
ルドが記憶されることで、フレーム画像蓄積メモリ2C
には、第2N+1フィールドと第2N+2フィールドと
で構成される1フレームのプログレッシブ画像が記憶さ
れることになる。
【0070】一方、セレクタ4では、フレーム画像蓄積
メモリ2Bが選択されるが、このフレーム画像蓄積メモ
リ2Bには、図3(G)で説明したように、第2Nフィ
ールドと第2N+1フィールドとで構成されるプログレ
ッシブ画像が記憶されている。その結果、セレクタ4で
選択されているフレーム画像蓄積メモリ2Bの記憶値
を、例えば、ノンインターレース走査するのと同様の順
序で読み出すことで、第2Nフィールドと第2N+1フ
ィールドとで構成される1フレームのプログレッシブ画
像を得ることができる。
【0071】なお、フレーム画像蓄積メモリ2Bからの
読み出しは、例えば、フレーム画像蓄積メモリ2Aおよ
び2Cへの書き込み速度の2倍の速度で行われる。
【0072】その後、奇数フィールドである第2N+3
フィールドのインターレース画像が、アドレス生成回路
1に入力され、この場合、アドレス生成回路1は、その
奇数フィールドの垂直同期信号を、制御回路5に出力す
る。
【0073】この場合、制御回路5は、ステップS3に
進み、フレーム画像蓄積メモリ2A乃至2Cのうちの、
例えば、フレーム画像蓄積メモリ2Aおよび2Bを選択
するように、セレクタ3を制御するとともに、他の1つ
のフレーム画像蓄積メモリ2Cを選択するように、セレ
クタ4を制御する。
【0074】アドレス生成回路1では、そこに入力され
た奇数フィールドの画素に対応するアドレスが発生さ
れ、その画素とともに、セレクタ3に供給される。いま
の場合、セレクタ3は、フレーム画像蓄積メモリ2Aお
よび2Bを選択しているから、アドレス生成回路1が出
力する奇数フィールドの画素とアドレスは、セレクタ3
を介して、フレーム画像蓄積メモリ2Aおよび2Bに供
給され、そのアドレスに、その画素が記憶される。即
ち、例えば、図3(C)に示すような第2N+3フィー
ルド(図中、実線で示す部分)は、図3(I)または図
3(J)に示すように、フレーム画像蓄積メモリ2Aま
たは2Bの奇数ライン(図中、実線で示す部分)にそれ
ぞれ記憶される。
【0075】ここで、図3(I)に示したフレーム画像
蓄積メモリ2Aの偶数ラインには、前回行われたステッ
プS2において、偶数フィールドである第2N+2フィ
ールドが記憶されており、従って、そのようなフレーム
画像蓄積メモリ2Aの奇数ラインに、第2N+3フィー
ルドが記憶されることで、フレーム画像蓄積メモリ2A
には、第2N+2フィールドと第2N+3フィールドと
で構成される1フレームのプログレッシブ画像が記憶さ
れることになる。
【0076】一方、セレクタ4では、フレーム画像蓄積
メモリ2Cが選択されるが、このフレーム画像蓄積メモ
リ2Cには、図3(H)で説明したように、第2N+1
フィールドと第2N+2フィールドとで構成されるプロ
グレッシブ画像が記憶されている。その結果、セレクタ
4で選択されているフレーム画像蓄積メモリ2Cの記憶
値を、例えば、ノンインターレース走査するのと同様の
順序で読み出すことで、第2N+1フィールドと第2N
+2フィールドとで構成される1フレームのプログレッ
シブ画像を得ることができる。
【0077】なお、フレーム画像蓄積メモリ2Cからの
読み出しは、例えば、フレーム画像蓄積メモリ2Aおよ
び2Bへの書き込み速度の2倍の速度で行われる。
【0078】その後、偶数フィールドである第2N+4
フィールドのインターレース画像が、アドレス生成回路
1に入力され、この場合、アドレス生成回路1は、その
偶数フィールドの垂直同期信号を、制御回路5に出力す
る。
【0079】この場合、制御回路5は、ステップS4に
進み、ステップS1における場合と同様に、フレーム画
像蓄積メモリ2A乃至2Cのうちのフレーム画像蓄積メ
モリ2Bおよび2Cを選択するように、セレクタ3を制
御するとともに、他の1つのフレーム画像蓄積メモリ2
Aを選択するように、セレクタ4を制御する。
【0080】アドレス生成回路1では、そこに入力され
た偶数フィールドの画素に対応するアドレスが発生さ
れ、その画素とともに、セレクタ3に供給される。いま
の場合、セレクタ3は、フレーム画像蓄積メモリ2Bお
よび2Cを選択しているから、アドレス生成回路1が出
力する偶数フィールドの画素とアドレスは、セレクタ3
を介して、フレーム画像蓄積メモリ2Bおよび2Cに供
給され、そのアドレスに、その画素が記憶される。即
ち、例えば、図3(D)に示すような第2N+4フィー
ルド(図中、点線で示す部分)は、図3(J)または図
3(K)に示すように、フレーム画像蓄積メモリ2Bま
たは2Cの偶数ライン(図中、点線で示す部分)にそれ
ぞれ記憶される。
【0081】ここで、図3(J)に示したフレーム画像
蓄積メモリ2Bの奇数ラインには、前回行われたステッ
プS3において、奇数フィールドである第2N+3フィ
ールドが記憶されており、従って、そのようなフレーム
画像蓄積メモリ2Bの偶数ラインに、第2N+4フィー
ルドが記憶されることで、フレーム画像蓄積メモリ2B
には、第2N+3フィールドと第2N+4フィールドと
で構成される1フレームのプログレッシブ画像が記憶さ
れることになる。
【0082】一方、セレクタ4では、フレーム画像蓄積
メモリ2Aが選択されるが、このフレーム画像蓄積メモ
リ2Aには、図3(I)で説明したように、第2N+2
フィールドと第2N+3フィールドとで構成されるプロ
グレッシブ画像が記憶されている。その結果、セレクタ
4で選択されているフレーム画像蓄積メモリ2Aの記憶
値を、例えば、ノンインターレース走査するのと同様の
順序で読み出すことで、第2N+2フィールドと第2N
+3フィールドとで構成される1フレームのプログレッ
シブ画像を得ることができる。
【0083】その後、奇数フィールドである第2N+5
フィールドのインターレース画像が、アドレス生成回路
1に入力され、この場合、アドレス生成回路1は、その
奇数フィールドの垂直同期信号を、制御回路5に出力す
る。
【0084】この場合、制御回路5は、ステップS5に
進み、ステップS2における場合と同様に、フレーム画
像蓄積メモリ2A乃至2Cのうちの蓄積メモリ2Aおよ
び2Cを選択するように、セレクタ3を制御するととも
に、他の1つのフレーム画像蓄積メモリ2Bを選択する
ように、セレクタ4を制御する。
【0085】アドレス生成回路1では、そこに入力され
た奇数フィールドの画素に対応するアドレスが発生さ
れ、その画素とともに、セレクタ3に供給される。いま
の場合、セレクタ3は、フレーム画像蓄積メモリ2Aお
よび2Cを選択しているから、アドレス生成回路1が出
力する奇数フィールドの画素とアドレスは、セレクタ3
を介して、フレーム画像蓄積メモリ2Aおよび2Cに供
給され、そのアドレスに、その画素が記憶される。即
ち、例えば、図3(E)に示すような第2N+5フィー
ルド(図中、実線で示す部分)は、図3(K)または図
3(L)に示すように、フレーム画像蓄積メモリ2Cま
たは2Aの奇数ライン(図中、実線で示す部分)にそれ
ぞれ記憶される。
【0086】ここで、図3(K)に示したフレーム画像
蓄積メモリ2Cの偶数ラインには、前回行われたステッ
プS4において、偶数フィールドである第2N+4フィ
ールドが記憶されており、従って、そのようなフレーム
画像蓄積メモリ2Cの奇数ラインに、第2N+5フィー
ルドが記憶されることで、フレーム画像蓄積メモリ2C
には、第2N+4フィールドと第2N+5フィールドと
で構成される1フレームのプログレッシブ画像が記憶さ
れることになる。
【0087】一方、セレクタ4では、フレーム画像蓄積
メモリ2Bが選択されるが、このフレーム画像蓄積メモ
リ2Bには、図3(J)で説明したように、第2N+3
フィールドと第2N+4フィールドとで構成されるプロ
グレッシブ画像が記憶されている。その結果、セレクタ
4で選択されているフレーム画像蓄積メモリ2Bの記憶
値を、例えば、ノンインターレース走査するのと同様の
順序で読み出すことで、第2N+3フィールドと第2N
+4フィールドとで構成される1フレームのプログレッ
シブ画像を得ることができる。
【0088】その後、偶数フィールドである第2N+6
フィールドのインターレース画像が、アドレス生成回路
1に入力され、この場合、アドレス生成回路1は、その
偶数フィールドの垂直同期信号を、制御回路5に出力す
る。
【0089】この場合、制御回路5は、ステップS6に
進み、ステップS3における場合と同様に、フレーム画
像蓄積メモリ2A乃至2Cのうちの蓄積メモリ2Aおよ
び2Bを選択するように、セレクタ3を制御するととも
に、他の1つのフレーム画像蓄積メモリ2Cを選択する
ように、セレクタ4を制御する。
【0090】アドレス生成回路1では、そこに入力され
た偶数フィールドの画素に対応するアドレスが発生さ
れ、その画素とともに、セレクタ3に供給される。いま
の場合、セレクタ3は、フレーム画像蓄積メモリ2Aお
よび2Bを選択しているから、アドレス生成回路1が出
力する偶数フィールドの画素とアドレスは、セレクタ3
を介して、フレーム画像蓄積メモリ2Aおよび2Bに供
給され、そのアドレスに、その画素が記憶される。即
ち、例えば、図3(F)に示すような第2N+6フィー
ルド(図中、点線で示す部分)は、図3(L)に示すよ
うに、フレーム画像蓄積メモリ2Aの奇数ライン(図
中、点線で示す部分)にそれぞれ記憶される。なお、図
3では、図示していないが、第2N+6フィールドは、
セレクタ3が選択しているフレーム画像蓄積メモリ2B
の奇数ラインにも記憶される。
【0091】ここで、図3(L)に示したフレーム画像
蓄積メモリ2Aの奇数ラインには、前回行われたステッ
プS5において、奇数フィールドである第2N+5フィ
ールドが記憶されており、従って、そのようなフレーム
画像蓄積メモリ2Aの偶数ラインに、第2N+6フィー
ルドが記憶されることで、フレーム画像蓄積メモリ2A
には、第2N+5フィールドと第2N+6フィールドと
で構成される1フレームのプログレッシブ画像が記憶さ
れることになる。
【0092】一方、セレクタ4では、フレーム画像蓄積
メモリ2Cが選択されるが、このフレーム画像蓄積メモ
リ2Cには、図3(K)で説明したように、第2N+4
フィールドと第2N+5フィールドとで構成されるプロ
グレッシブ画像が記憶されている。その結果、セレクタ
4で選択されているフレーム画像蓄積メモリ2Cの記憶
値を、例えば、ノンインターレース走査するのと同様の
順序で読み出すことで、第2N+4フィールドと第2N
+5フィールドとで構成される1フレームのプログレッ
シブ画像を得ることができる。
【0093】その後、奇数フィールドである第2N+7
フィールドのインターレース画像が、アドレス生成回路
1に入力されると、ステップS1に戻り、その第2N+
7フィールド以降のフィールドについて、以下、同様の
処理が繰り返される。
【0094】以上のように、図1の画像変換装置では、
1フレーム分の記憶容量をそれぞれ有する3つのフレー
ム画像蓄積メモリ2A乃至2Cのうちの2つが、いわば
巡回的に選択され、その選択された2つに、入力された
フィールドが記憶されることで、フレーム画像蓄積メモ
リ2A乃至2Cそれぞれにプログレッシブ画像が記憶さ
れる。即ち、画像の書き込み時に、インターレース/プ
ログレッシブ変換が行われる。従って、フレーム画像蓄
積メモリ2A乃至2Cのうちの1つの記憶値を、上述し
たように、例えば、ノンインターレース走査するのと同
様の順序で読み出すだけで、従来の画像変換装置(図
9)における場合のように、3つのフィールド画像蓄積
メモリ22A乃至22Cのうち2つから、それぞれに既
に記憶されている奇数フィールドまたは偶数フィールド
のラインを、交互に読み出すような、複雑なアドレスの
与え方をしなくても、プログレッシブ画像を得ることが
できる。
【0095】即ち、上述したように、フレーム画像蓄積
メモリ2A乃至2Cのうち、セレクタ4に選択されてい
るメモリには、既に、プログレッシブ画像が記憶されて
いるから、そのメモリに対して、セレクタ4を介してア
ドレスを与えることで、プログレッシブ画像を読み出す
ことができ、従来の画像変換装置のように、2つのメモ
リに対して交互にアドレスを与えるようなことをせずに
済むので、セレクタ4の後段にデバイスを接続した場合
には、そのデバイスからは、図1の画像変換装置を、プ
ログレッシブ画像を記憶している単なるメモリ(外部メ
モリ)として取り扱うことが可能となる。即ち、セレク
タ4の後段に接続されたデバイスでは、図1の画像変換
装置(フレーム画像蓄積メモリ2A乃至2C)に対し
て、インターレース走査を意識したアドレスを与えるこ
となく、プログレッシブ画像を読み出すことが可能とな
る。
【0096】その結果、例えば、パーソナルコンピュー
タ向けに数多く市販されているノンインターレース走査
(順次走査)に対応したLSIその他のデバイスを、例
えば、アナログスイッチなどを介して、セレクタ4の後
段に接続し、ビデオエフェクタその他の装置を構成する
ことが可能となる。即ち、図1の画像変換装置は、図9
の画像変換装置のようなアドレスの制約がないことか
ら、汎用性が高く、例えば、進歩の著しい最先端のコン
ピュータ用の部品と組み合わせることで、低コストで、
機能の高いビデオ機器を構成させることができる。
【0097】また、図1の画像変換装置では、3つのフ
レーム画像蓄積メモリ2A乃至2Cを設けた、いわばト
リプルバッファ構成として、フィールドが入力されるご
とに、そのフィールドを、フレーム画像蓄積メモリ2A
乃至2Cのうちの2つに記憶させるのと同時に、他の1
つから、そこに既に記憶されている、奇数フィールドと
偶数フィールドとで構成されるプログレッシブ画像を読
み出すようにしたので、フィールドが入力される周期
で、プログレッシブ画像を得ることができる。
【0098】次に、図4は、図1の画像変換装置を適用
した3CG(3次元コンピュータグラフィックス)シス
テム(システムとは、複数の装置が論理的に集合した物
をいい、各構成の装置が同一筐体中にあるか否かは問わ
ない)の一実施の形態の構成例を示している。なお、図
中、図1における場合と対応する部分については、同一
の符号を付してある。
【0099】図4において、セレクタ3および4は、2
対1のバススイッチ12A乃至12Cで構成されてい
る。バススイッチ12A乃至12Cは、アナログレベル
の接続切り替えスイッチ(アナログスイッチ)で、デバ
イス間の配線を、実際につなぎ替えるのと同等の機能を
有している。即ち、バススイッチ12Aは、アドレス生
成回路1または3次元LSI13のうちのいずれか一方
と、フレーム画像蓄積メモリ2Aとの間を電気的に接続
するようになされている。同様に、バススイッチ12B
は、アドレス生成回路1または3次元LSI13のうち
のいずれか一方と、フレーム画像蓄積メモリ2Bとの間
を、バススイッチ12Cは、アドレス生成回路1または
3次元LSI13のうちのいずれか一方と、フレーム画
像蓄積メモリ2Cとの間を、それぞれ電気的に接続する
ようになされている。
【0100】3次元LSI13は、3次元画像を描画す
る専用のデバイスで、3次元画像の描画に関して、高度
な機能を備えている。但し、ここでは、3次元LSI1
3は、動画を用いたテクスチャマッピングの機能を有し
ておらず、静止画のみを用いたテクスチャマッピングの
機能を有しているものとする。また、3次元LSI13
は、いわゆるメモリ直結型のLSIとされており、これ
により、アナログスイッチであるバススイッチ12A乃
至12Cを介するだけで、フレーム画像蓄積メモリ2A
乃至2Cのうちのいずれとも接続することが可能とされ
ている。従って、バススイッチ12A乃至12Cにおい
て、3次元LSI13が選択された場合、3次元LSI
13からは、フレーム画像蓄積メモリ2A乃至2Cそれ
ぞれのみが見えるようになる。
【0101】なお、図4の実施の形態では、フレーム画
像蓄積メモリ2A乃至2Cは、例えば、シングルポート
の半導体メモリで構成されている。
【0102】次に、図5のフローチャートを参照して、
その動作について説明する。
【0103】例えば、いま、奇数フィールドである、例
えば、第2N+1フィールドのインターレース画像(N
は整数)が、アドレス生成回路1に入力され、その奇数
フィールドの垂直同期信号が、アドレス生成回路1か
ら、制御回路5に出力されたとする。
【0104】この場合、制御回路5は、ステップS11
において、フレーム画像蓄積メモリ2A乃至2Cのうち
の、例えば、フレーム画像蓄積メモリ2Bおよび2Cを
選択するように、セレクタ3を制御するとともに、他の
1つのフレーム画像蓄積メモリ2Aを選択するように、
セレクタ4を制御する。即ち、制御回路5は、アドレス
生成回路1と、フレーム画像蓄積メモリ2Bおよび2C
との間を接続するように、バススイッチ12Bおよび1
2Cを制御するとともに、3次元LSI13と、フレー
ム画像蓄積メモリ2Aとの間を接続するように、バスス
イッチ12Aを制御する。
【0105】アドレス生成回路1では、そこに入力され
た奇数フィールドの画素に対応するアドレスが発生さ
れ、その画素とともに、バススイッチ12Bまたは12
Cを介して、フレーム画像蓄積メモリ2Bおよび2Cに
供給される。従って、フレーム画像蓄積メモリ2Bおよ
び2Cでは、図2のステップS1における場合と同様
に、第2N+1フィールドが記憶される。
【0106】ここで、フレーム画像蓄積メモリ2Bに
は、前回行われた、後述するステップS16において、
偶数フィールドである第2Nフィールドが記憶されてお
り、従って、そのようなフレーム画像蓄積メモリ2B
に、第2N+1フィールドが記憶されることで、フレー
ム画像蓄積メモリ2Bには、第2Nフィールドと第2N
+1フィールドとで構成される1フレームのプログレッ
シブ画像が記憶されることになる。
【0107】一方、3次元LSI13は、バススイッチ
12Aを介して、フレーム画像蓄積メモリ2Aに接続さ
れるが、このフレーム画像蓄積メモリ2Aには、前回行
われた、後述するステップS15またはS6において、
奇数フィールドである第2N−1フィールドまたは偶数
フィールドである第2Nフィールドが、それぞれ奇数ラ
インまたは偶数ラインに既に記憶されており、従って、
第2N−1フィールドと第2Nフィールドとで構成され
る1フレームのプログレッシブ画像が記憶されている。
従って、3次元LSI13からは、フレーム画像蓄積メ
モリ2Aに記憶されているプログレッシブ画像だけが見
えており、このプログレッシブ画像を用いたテクスチャ
マッピング、その他の3次元画像の描画に必要な処理が
行われる。
【0108】その後、偶数フィールドである第2N+2
フィールドのインターレース画像が、アドレス生成回路
1に入力され、この場合、アドレス生成回路1は、その
偶数フィールドの垂直同期信号を、制御回路5に出力す
る。
【0109】この場合、制御回路5は、ステップS12
に進み、フレーム画像蓄積メモリ2A乃至2Cのうち
の、例えば、フレーム画像蓄積メモリ2Aおよび2Cを
選択するように、セレクタ3を制御するとともに、他の
1つのフレーム画像蓄積メモリ2Bを選択するように、
セレクタ4を制御する。即ち、制御回路5は、アドレス
生成回路1と、フレーム画像蓄積メモリ2Aおよび2C
との間を接続するように、バススイッチ12Aおよび1
2Cを制御するとともに、3次元LSI13と、フレー
ム画像蓄積メモリ2Bとの間を接続するように、バスス
イッチ12Bを制御する。
【0110】アドレス生成回路1では、そこに入力され
た偶数フィールドの画素に対応するアドレスが発生さ
れ、その画素とともに、バススイッチ12Aまたは12
Cを介して、フレーム画像蓄積メモリ2Aまたは2Cに
それぞれ供給される。従って、フレーム画像蓄積メモリ
2Aおよび2Cでは、図2のステップS2における場合
と同様に、第2N+2フィールドが記憶される。
【0111】ここで、フレーム画像蓄積メモリ2Cに
は、前回行われたステップS11において、奇数フィー
ルドである第2N+1フィールドが記憶されており、従
って、そのようなフレーム画像蓄積メモリ2Cに、第2
N+2フィールドが記憶されることで、フレーム画像蓄
積メモリ2Cには、第2N+1フィールドと第2N+2
フィールドとで構成される1フレームのプログレッシブ
画像が記憶されることになる。
【0112】一方、3次元LSI13は、バススイッチ
12Bを介して、フレーム画像蓄積メモリ2Bに接続さ
れるが、このフレーム画像蓄積メモリ2Bには、上述し
たように、第2Nフィールドと第2N+1フィールドと
で構成されるプログレッシブ画像が記憶されている。従
って、3次元LSI13からは、フレーム画像蓄積メモ
リ2Bに記憶されているプログレッシブ画像だけが見え
ており、このプログレッシブ画像を用いたテクスチャマ
ッピング、その他の3次元画像の描画に必要な処理が行
われる。
【0113】その後、奇数フィールドである第2N+3
フィールドのインターレース画像が、アドレス生成回路
1に入力され、この場合、アドレス生成回路1は、その
奇数フィールドの垂直同期信号を、制御回路5に出力す
る。
【0114】この場合、制御回路5は、ステップS13
に進み、フレーム画像蓄積メモリ2A乃至2Cのうち
の、例えば、フレーム画像蓄積メモリ2Aおよび2Bを
選択するように、セレクタ3を制御するとともに、他の
1つのフレーム画像蓄積メモリ2Cを選択するように、
セレクタ4を制御する。即ち、制御回路5は、アドレス
生成回路1と、フレーム画像蓄積メモリ2Aおよび2B
との間を接続するように、バススイッチ12Aおよび1
2Bを制御するとともに、3次元LSI13と、フレー
ム画像蓄積メモリ2Cとの間を接続するように、バスス
イッチ12Cを制御する。
【0115】アドレス生成回路1では、そこに入力され
た奇数フィールドの画素に対応するアドレスが発生さ
れ、その画素とともに、バススイッチ12Aまたは12
Bを介して、フレーム画像蓄積メモリ2Aまたは2Bに
それぞれ供給される。従って、フレーム画像蓄積メモリ
2Aおよび2Bでは、図2のステップS3における場合
と同様に、第2N+3フィールドが記憶される。
【0116】ここで、フレーム画像蓄積メモリ2Aに
は、前回行われたステップS12において、偶数フィー
ルドである第2N+2フィールドが記憶されており、従
って、そのようなフレーム画像蓄積メモリ2Aに、第2
N+3フィールドが記憶されることで、フレーム画像蓄
積メモリ2Aには、第2N+2フィールドと第2N+3
フィールドとで構成される1フレームのプログレッシブ
画像が記憶されることになる。
【0117】一方、3次元LSI13は、バススイッチ
12Cを介して、フレーム画像蓄積メモリ2Cに接続さ
れるが、このフレーム画像蓄積メモリ2Cには、上述し
たように、第2N+1フィールドと第2N+2フィール
ドとで構成される1フレームのプログレッシブ画像が記
憶されている。従って、3次元LSI13からは、フレ
ーム画像蓄積メモリ2Cに記憶されているプログレッシ
ブ画像だけが見えており、このプログレッシブ画像を用
いたテクスチャマッピング、その他の3次元画像の描画
に必要な処理が行われる。
【0118】その後、偶数フィールドである第2N+4
フィールドのインターレース画像が、アドレス生成回路
1に入力され、この場合、アドレス生成回路1は、その
偶数フィールドの垂直同期信号を、制御回路5に出力す
る。
【0119】この場合、制御回路5は、ステップS14
に進み、ステップS11における場合と同様に、アドレ
ス生成回路1と、フレーム画像蓄積メモリ2Bおよび2
Cとの間を接続するように、バススイッチ12Bおよび
12Cを制御するとともに、3次元LSI13と、フレ
ーム画像蓄積メモリ2Aとの間を接続するように、バス
スイッチ12Aを制御する。
【0120】アドレス生成回路1では、そこに入力され
た偶数フィールドの画素に対応するアドレスが発生さ
れ、その画素とともに、バススイッチ12Bまたは12
Cを介して、フレーム画像蓄積メモリ2Bまたは2Cに
それぞれ供給される。従って、フレーム画像蓄積メモリ
2Bおよび2Cでは、図2のステップS4における場合
と同様に、第2N+4フィールドが記憶される。
【0121】ここで、フレーム画像蓄積メモリ2Bに
は、前回行われたステップS13において、奇数フィー
ルドである第2N+3フィールドが記憶されており、従
って、そのようなフレーム画像蓄積メモリ2Bに、第2
N+4フィールドが記憶されることで、フレーム画像蓄
積メモリ2Bには、第2N+3フィールドと第2N+4
フィールドとで構成される1フレームのプログレッシブ
画像が記憶されることになる。
【0122】一方、3次元LSI13は、バススイッチ
12Aを介して、フレーム画像蓄積メモリ2Aに接続さ
れるが、このフレーム画像蓄積メモリ2Aには、上述し
たように、第2N+2フィールドと第2N+3フィール
ドとで構成される1フレームのプログレッシブ画像が記
憶されている。従って、3次元LSI13からは、フレ
ーム画像蓄積メモリ2Aに記憶されているプログレッシ
ブ画像だけが見えており、このプログレッシブ画像を用
いたテクスチャマッピング、その他の3次元画像の描画
に必要な処理が行われる。
【0123】その後、奇数フィールドである第2N+5
フィールドのインターレース画像が、アドレス生成回路
1に入力され、この場合、アドレス生成回路1は、その
奇数フィールドの垂直同期信号を、制御回路5に出力す
る。
【0124】この場合、制御回路5は、ステップS15
に進み、ステップS12における場合と同様に、アドレ
ス生成回路1と、フレーム画像蓄積メモリ2Aおよび2
Cとの間を接続するように、バススイッチ12Aおよび
12Cを制御するとともに、3次元LSI13と、フレ
ーム画像蓄積メモリ2Bとの間を接続するように、バス
スイッチ12Bを制御する。
【0125】アドレス生成回路1では、そこに入力され
た奇数フィールドの画素に対応するアドレスが発生さ
れ、その画素とともに、バススイッチ12Aまたは12
Cを介して、フレーム画像蓄積メモリ2Aまたは2Cに
それぞれ供給される。従って、フレーム画像蓄積メモリ
2Aおよび2Cでは、図2のステップS5における場合
と同様に、第2N+5フィールドが記憶される。
【0126】ここで、フレーム画像蓄積メモリ2Cに
は、前回行われたステップS14において、偶数フィー
ルドである第2N+4フィールドが記憶されており、従
って、そのようなフレーム画像蓄積メモリ2Cに、第2
N+5フィールドが記憶されることで、フレーム画像蓄
積メモリ2Cには、第2N+4フィールドと第2N+5
フィールドとで構成される1フレームのプログレッシブ
画像が記憶されることになる。
【0127】一方、3次元LSI13は、バススイッチ
12Bを介して、フレーム画像蓄積メモリ2Bに接続さ
れるが、このフレーム画像蓄積メモリ2Bには、上述し
たように、第2N+3フィールドと第2N+4フィール
ドとで構成される1フレームのプログレッシブ画像が記
憶されている。従って、3次元LSI13からは、フレ
ーム画像蓄積メモリ2Bに記憶されているプログレッシ
ブ画像だけが見えており、このプログレッシブ画像を用
いたテクスチャマッピング、その他の3次元画像の描画
に必要な処理が行われる。
【0128】その後、偶数フィールドである第2N+6
フィールドのインターレース画像が、アドレス生成回路
1に入力され、この場合、アドレス生成回路1は、その
偶数フィールドの垂直同期信号を、制御回路5に出力す
る。
【0129】この場合、制御回路5は、ステップS16
に進み、ステップS13における場合と同様に、アドレ
ス生成回路1と、フレーム画像蓄積メモリ2Aおよび2
Bとの間を接続するように、バススイッチ12Aおよび
12Bを制御するとともに、3次元LSI13と、フレ
ーム画像蓄積メモリ2Cとの間を接続するように、バス
スイッチ12Cを制御する。
【0130】アドレス生成回路1では、そこに入力され
た偶数フィールドの画素に対応するアドレスが発生さ
れ、その画素とともに、バススイッチ12Aまたは12
Bを介して、フレーム画像蓄積メモリ2Aまたは2Bに
それぞれ供給される。従って、フレーム画像蓄積メモリ
2Aおよび2Bでは、図2のステップS6における場合
と同様に、第2N+6フィールドが記憶される。
【0131】ここで、フレーム画像蓄積メモリ2Aに
は、前回行われたステップS15において、奇数フィー
ルドである第2N+5フィールドが記憶されており、従
って、そのようなフレーム画像蓄積メモリ2Aに、第2
N+6フィールドが記憶されることで、フレーム画像蓄
積メモリ2Aには、第2N+5フィールドと第2N+6
フィールドとで構成される1フレームのプログレッシブ
画像が記憶されることになる。
【0132】一方、3次元LSI13は、バススイッチ
12Cを介して、フレーム画像蓄積メモリ2Cに接続さ
れるが、このフレーム画像蓄積メモリ2Cには、上述し
たように、第2N+4フィールドと第2N+5フィール
ドとで構成される1フレームのプログレッシブ画像が記
憶されている。従って、3次元LSI13からは、フレ
ーム画像蓄積メモリ2Cに記憶されているプログレッシ
ブ画像だけが見えており、このプログレッシブ画像を用
いたテクスチャマッピング、その他の3次元画像の描画
に必要な処理が行われる。
【0133】その後、奇数フィールドである第2N+7
フィールドのインターレース画像が、アドレス生成回路
1に入力されると、ステップS11に戻り、その第2N
+7フィールド以降のフィールドについて、以下、同様
の処理が繰り返される。
【0134】従って、3次元LSI13では、第2N−
1フィールドと第2Nフィールドとで構成される1フレ
ームのプログレッシブ画像、第2Nフィールドと第2N
+1フィールドとで構成される1フレームのプログレッ
シブ画像、第2N+1フィールドと第2N+2フィール
ドとで構成される1フレームのプログレッシブ画像、・
・・を順次用いて、テクスチャマッピングが行われる。
その結果、静止画のみを用いたテクスチャマッピングの
機能を有している3次元LSI13において、動画を用
いたテクスチャマッピングを行うことができる。
【0135】なお、本実施の形態では、3つのフレーム
画像蓄積メモリ2A乃至2Cを用いることとしたが、フ
レーム画像蓄積メモリは、4以上用いるようにすること
も可能である。
【0136】また、フレーム画像蓄積メモリ2A乃至2
Cとしては、1フレーム分より大きい記憶容量を有する
メモリを用いることも可能である。
【0137】
【発明の効果】以上の如く、本発明の画像変換装置およ
び画像変換方法によれば、少なくとも1フレームの画像
の記憶が可能な第1乃至第3の記憶手段に、インターレ
ース画像を構成するフィールドを記憶させるときのアド
レスが発生され、第1乃至第3の記憶手段のうちの2つ
に、フィールドが記憶される。従って、第1乃至第3の
記憶手段に、フィールドを書き込むことによって、プロ
グレッシブ画像を構成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像変換装置の一実施の形態
の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1の画像変換装置の処理を説明するためのフ
ローチャートである。
【図3】図1の画像変換装置の処理を説明するための図
である。
【図4】図1の画像変換装置を適用した3CGシステム
の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
【図5】図4の3CGシステムの処理を説明するための
フローチャートである。
【図6】インターレース走査される画像を示す図であ
る。
【図7】インターレース/プログレッシブ変換を行う第
1の方法を説明するための図である。
【図8】インターレース/プログレッシブ変換を行う第
2の方法を説明するための図である。
【図9】第2の方法によりインターレース/プログレッ
シブ変換を行う、従来の画像変換装置の一例の構成を示
すブロック図である。
【図10】図9の画像変換装置の処理を説明するための
フローチャートである。
【符号の説明】
1 アドレス生成回路(アドレス発生手段), 2A乃
至2C フレーム画像蓄積メモリ(第1乃至第3の記憶
手段), 3,4 セレクタ, 5 制御回路(制御手
段), 12A乃至12C バススイッチ, 13 3
次元LSI

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターレース走査される画像であるイ
    ンターレース画像を、ノンインターレース走査される画
    像であるプログレッシブ画像に変換する画像変換装置で
    あって、 少なくとも1フレームの画像の記憶が可能な第1乃至第
    3の記憶手段と、 前記インターレース画像を構成するフィールドが、前記
    第1乃至第3の記憶手段のうちの2つに記憶されるよう
    に制御を行う制御手段と、 前記フィールドを、前記第1乃至第3の記憶手段のうち
    の2つに記憶させるときのアドレスを発生するアドレス
    発生手段とを備えることを特徴とする画像変換装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記第1乃至第3の記
    憶手段のうちの2つに、前記フィールドが記憶されるの
    と同時に、他の1つから、その記憶値が、前記プログレ
    ッシブ画像を構成するフレームとして読み出されるよう
    に制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像変
    換装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、 前記第1乃至第3の記憶手段のうちの、第1および第2
    の記憶手段に、第1のフィールドが記憶され、 前記第2および第3の記憶手段に、前記第1のフィール
    ドの次の第2のフィールドが記憶され、 前記第1および第3の記憶手段に、前記第2のフィール
    ドの次の第3のフィールドが記憶され、 再び、第1および第2の記憶手段に、前記第3のフィー
    ルドの次の第4のフィールドが記憶されることが繰り返
    されるように制御を行うことを特徴とする請求項1に記
    載の画像変換装置。
  4. 【請求項4】 前記アドレス発生手段は、 前記フィールドが奇数フィールドのときは、その奇数フ
    ィールドが、前記第1乃至第3の記憶手段のうちの2つ
    の奇数ラインに記憶されるようにアドレスを発生し、 前記フィールドが偶数フィールドのときは、その偶数フ
    ィールドが、前記第1乃至第3の記憶手段のうちの2つ
    の偶数ラインに記憶されるようにアドレスを発生するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像変換装置。
  5. 【請求項5】 インターレース走査される画像であるイ
    ンターレース画像を、ノンインターレース走査される画
    像であるプログレッシブ画像に変換する画像変換方法で
    あって、 少なくとも1フレームの画像の記憶が可能な第1乃至第
    3の記憶手段に、前記インターレース画像を構成するフ
    ィールドを記憶させるときのアドレスを発生し、 第1乃至第3の記憶手段のうちの2つに、前記フィール
    ドを記憶させることを特徴とする画像変換方法。
  6. 【請求項6】 前記第1乃至第3の記憶手段のうちの2
    つに、前記フィールドを記憶させるのと同時に、他の1
    つから、その記憶値を、前記プログレッシブ画像を構成
    するフレームとして読み出すことを特徴とする請求項5
    に記載の画像変換方法。
  7. 【請求項7】 前記第1乃至第3の記憶手段のうちの、
    第1および第2の記憶手段に、第1のフィールドを記憶
    させ、 前記第2および第3の記憶手段に、前記第1のフィール
    ドの次の第2のフィールドを記憶させ、 前記第1および第3の記憶手段に、前記第2のフィール
    ドの次の第3のフィールドを記憶させ、 再び、第1および第2の記憶手段に、前記第3のフィー
    ルドの次の第4のフィールドを記憶させることを繰り返
    すことを特徴とする請求項5に記載の画像変換方法。
  8. 【請求項8】 前記フィールドが奇数フィールドのとき
    は、その奇数フィールドが、前記第1乃至第3の記憶手
    段のうちの2つの奇数ラインに記憶されるようにアドレ
    スを発生し、 前記フィールドが偶数フィールドのときは、その偶数フ
    ィールドが、前記第1乃至第3の記憶手段のうちの2つ
    の偶数ラインに記憶されるようにアドレスを発生するこ
    とを特徴とする請求項5に記載の画像変換方法。
JP10152822A 1998-06-02 1998-06-02 画像変換装置および画像変換方法 Withdrawn JPH11346346A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100343374B1 (ko) * 1999-12-18 2002-07-15 윤종용 영상 신호 처리 장치 및 그 처리 방법
JP2012235419A (ja) * 2011-05-09 2012-11-29 Jvc Kenwood Corp 映像信号処理装置及び映像信号処理方法
JP2013191957A (ja) * 2012-03-13 2013-09-26 Jvc Kenwood Corp 映像信号処理装置、映像信号処理方法、映像信号処理プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012235419A (ja) * 2011-05-09 2012-11-29 Jvc Kenwood Corp 映像信号処理装置及び映像信号処理方法
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