JPH08321987A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH08321987A
JPH08321987A JP7126191A JP12619195A JPH08321987A JP H08321987 A JPH08321987 A JP H08321987A JP 7126191 A JP7126191 A JP 7126191A JP 12619195 A JP12619195 A JP 12619195A JP H08321987 A JPH08321987 A JP H08321987A
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JP
Japan
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image pickup
unit
signal
shutter
signal processing
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Application number
JP7126191A
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English (en)
Inventor
Toru Matsumura
透 松村
Takeshi Kitade
武志 北出
Yoshihiro Todaka
義弘 戸高
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】レンズ1と、アイリス2、シャッタ3と、アイ
リス2とシャッタ3を制御する制御回路4と、アイリス
2とシャッタ3の制御情報を検出する検出器5とを含む
光学ユニット15と、光学ユニット15により結像した
像を光電変換する撮像素子6と、撮像素子6からの信号
を信号処理する信号処理回路7と、信号処理回路7から
の信号を記録する記録手段9とを含む撮像ユニット16
と、信号処理回路7からの信号を外部に出力し、外部か
らの信号を信号処理回路7へ入力するインターフェース
8と、制御回路4にアイリス2とシャッタ3を制御する
制御情報を与える手段10とから構成される。 【効果】光学ユニットでフィルムにより撮影することが
でき、さらに、撮像素子或いは撮像ユニットの感度、許
容範囲に適した制御を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルムカメラのフィ
ルムの代わりに、撮像素子により画像を電子的に記録す
る撮像ユニットを用いて電子スチル画を撮る撮像装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】異なった色フィルタや解像度或いは感度
を有する撮像素子を用途に応じて取り換えて撮影するこ
とができる撮像装置の例としてUSP第5040068
号がある。この特許の内容を基に構築した撮像装置の概
略を図18に示す。同図において、この撮像装置は撮像
ユニット104と記録ユニット105の二つのユニット
から構成される。撮像ユニット104は、撮像素子6
と、それを駆動するタイミングジェネレータ99と、撮
像素子6の感度と色フィルタの種類を表示するコード1
00とから構成される。記録ユニット105は、撮像素
子6からの映像信号を入力し、撮像ユニット104の撮
像素子性能に従って信号処理を行う信号処理回路102
と映像信号データを記録する外部メモリ103から構成
される。
【0003】同撮像装置で、コード100を元に記録ユ
ニット105中の信号処理回路102は撮像素子6の色
フィルタの種類や解像度、感度に合った信号処理を行う
ので、以下の利点を有している。
【0004】(1)動画用、静止画用撮像素子を交換す
るだけで、タイミングジェネレータ99のタイミングと
信号処理回路102の信号処理をそれぞれ動画用,静止
画用に切り換えることができる。
【0005】(2)PAL用とNTSC用等のようにそ
れぞれ異なった色フィルターのパターンを有する撮像素
子を取り替えても、コードにより自動的に最適な信号処
理を記録ユニットで行うことができる。
【0006】(3)撮像素子の感度に従ってアイリス2
とシャッタ3を制御することができるので、撮像ユニッ
ト104を交換しても適正な露出制御が実現できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例は以上に述
べた長所を有しているが更にコストや使い勝手を追及す
る場合、以下の課題が生じて来る。
【0008】(1)従来例では、その撮像装置として、
専用の光学ユニット15と記録ユニット105のみを考
慮しており、一般に広く使用されているフィルムカメラ
を光学ユニット15として利用して、フィルムカメラ1
5に撮像ユニット104をプラスして電子スチル画を撮
ることに関しては何ら考慮していない。したがって、撮
像ユニット104と記録ユニット105とを一体化し
た、いわゆる、カメラバックと光学ユニット15である
フィルムカメラを使用して電子スチル画を撮る場合に、
フィルムカメラ15に撮像素子6の感度等を伝えること
ができず、フィルムカメラの制御回路4は撮像ユニット
16に適した露出制御をすることができない。
【0009】(2)従来例は、撮像素子6の性能に関す
る項目として、ダイナミックレンジを示す許容範囲を考
慮していなかった。そのために、フィルムカメラ15
は、しばしば撮像素子6に許容範囲以上の光量を与えて
しまい、映像信号が白跳びをしてしまうことがある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下の手段を用いる。すなわち、光学ユニ
ットの露出を制御している制御回路へ、撮像素子の感度
と許容範囲等の露出制御に必要な制御情報を撮像ユニッ
トから光学ユニットに伝達するDXコード等を表示する
手段。
【0011】
【作用】光学ユニットのフィルム格納部に撮像ユニット
を接続し、光学ユニットの露出手段を動作させ撮像ユニ
ットの撮像素子に露出を与えて画像を得るが、この時、
光学ユニットのDXコード等の検出手段に撮像ユニット
の表示手段が接続されるので、撮像ユニットの感度や許
容範囲の情報が光学ユニットの検出器を通じて露出制御
を行う制御回路に伝達される。その結果、光学ユニット
の制御回路は撮像ユニットの感度、許容範囲に適した制
御を行うことができる。
【0012】尚、従来の課題を解決するために、手段と
して表示手段を設けることについてのみ述べたが、手段
の他にも、種々の方法があることはもちろんである。
【0013】例えば、撮像ユニットと光学ユニット間に
データをやり取りするコネクタを設けたり、或いは、表
示手段を可変にできるように構成したり、更には、光学
ユニットの露出制御だけではなく、撮像ユニット自体に
も制御手段を持たせたりすることによって課題を解決す
ることが可能であるが、詳細は実施例中で説明する。
【0014】
【実施例】図1に第1の実施例を示す。これは撮像装置
が光学ユニット15と撮像ユニット16から構成された
場合の例である。光学ユニット15はフィルムを使用す
る従来のフィルムカメラである。撮像ユニット16は、
フィルムの代わりにフィルムカメラで結像した像を元に
画像データを作成し、メモリなどに蓄えるいわゆる電子
フィルムである。
【0015】レンズ1、レンズ1からの光量を調節する
アイリス2、アイリス2からの光を一時的に通過させる
シャッタ3、アイリス2とシャッタ3を制御する制御回
路4、及びフィルムカートリッジに印刷されているフィ
ルム感度を読み取る検出器5とから構成されている光学
ユニット15と、レンズ1により結像した像を電気信号
に変換する撮像素子6、撮像素子6からの信号を信号処
理する信号処理回路7、信号処理回路7からの信号を外
部装置に伝えるインターフェース8、信号処理回路7で
生成したあるいはインターフェース8から入力した信号
を格納する記録手段(以下メモリ)9及び撮像素子6か
ら信号処理回路7までの感度等を表示する表示手段10
とを有している撮像ユニット16とからなっている。
【0016】以下に動作を説明する。光学ユニット15
のフィルム格納場所に撮像ユニット16が配置される。
表示手段10は、撮像ユニット16の検出器5と対応の
とれた位置にある。光学ユニット15の検出器5は撮像
ユニット16の感度と許容範囲を読み取る。制御回路4
は、その感度と許容範囲を伝えられ、露出制御状態を変
更する。例えば、フィルムカートリッジが135フィル
ムカートリッジに対応していると、このフィルム感度、
許容範囲の表示は、コダック社のDXコードによるもの
である。これは、例えば、フィルムカートリッジの表面
に表示されたパターンを電極で接触し、その導通により
検出できる。このDXコードによる露光制御は、APE
X(Additive System of Phot
ographic Exposure)方式を用いた場
合、以下のように制御される。
【0017】同方式では、絞り値や感度が以下のように
表される。
【0018】
【数1】 BV=AV+TV−SV EV=AV+TV=BV+SV …(数1) 但し、BV=log2(B/0.3K)、AV=log2
(A2) TV=log2(1/T)、SV=log2(0.3S) EV:露出値、K:露出定数、 B:被写体輝度、A:絞り値、 T:シャッタスピード、S:フィルム感度 上式による露出制御は、プログラムAEの場合、被写体
輝度Bを測定後、フィルム感度SからEVを求め、EV
を基にプログラム線図からシャッタスピードTと絞り値
Aを決定する。マニュアルの場合、シャッタスピード優
先のときには、シャッタスピードT決定後、被写体輝度
Bとフィルム感度SからEVを求めて絞り値Aを決定す
る。さらに、絞値優先のときには、絞り値Aを決定後、
被写体輝度Bとフィルム感度SからEVを求めてシャッ
タスピードTを決定する。制御回路4で絞り値Aとシャ
ッタスピードTを決定後、アイリス2及びシャッタ3
は、シャッタトリガが入ると決定された値に基づき動作
する。
【0019】これらアイリス2とシャッタ3を制御する
制御回路4と、フィルムの感度と許容範囲を示すDXコ
ードを読む検出器5は、現在、ほとんどの光学ユニット
15に装備されており、以上説明した露出制御動作を市
販のフィルムカメラに対して行わせることが可能であ
る。
【0020】撮像記録動作については以下の通りであ
る。シャッタリリース信号20は、光学ユニット15の
シャッタスイッチ17からの信号により制御回路4を介
して、シャッタ3が開くと同時に、或いは全開すると制
御回路4から発生する。このシャッタリリース信号20
は、例えば、フラッシュトリガ用のX端子等から発生す
る。信号処理回路7がシャッタリリース信号20を受け
ると、信号処理回路7は撮像素子駆動パルス19を発生
させ、撮像素子6からの画素信号を読み取る。その後、
信号処理回路7は撮像素子6からの画素信号をディジタ
ル変換し、メモリ9に格納したり、メモリ9の画素信号
を画像信号に変換するか、或いは、そのままインターフ
ェース8を経由して出力する。
【0021】図2は、図1に示す撮像装置の撮像ユニッ
ト16の例である。光学ユニット15がフィルムカメラ
であるため、撮像ユニット21は、フィルムカメラに一
致する形状をしている。よって、撮像ユニット21は、
フィルムカートリッジの形状をしたふくらみを有し、そ
の表面にフィルムカートリッジと同様のDXコードが記
載される。これにより、光学ユニット15は、撮像ユニ
ット16に対し適した露出制御を行う。フィルムカメラ
のレンズによる結像面の位置に撮像素子22は固定され
る。尚、本例の、撮像素子22の周辺は、防振,遮光,
反射防止を目的として、ラバーやフェルト等の黒い弾性
体23により囲まれるように構成される。さらに、光学
ユニット15であるフィルムカメラにフラッシュトリガ
用のシャッタリリース信号用の端子が有り、撮像ユニッ
ト21には、この信号を受ける端子24が有る。シャッ
タリリース端子は、フラッシュを外付けすることができ
るカメラに多く使用されており、フラッシュ発光トリガ
を与えるものであり、接続時には外側から撮像ユニット
21とケーブルで接続される。このシャッタリリース端
子は各製品固有のものであるために、図2に示す撮像ユ
ニット21は光学ユニット15に対しほぼ固有のもので
ある。
【0022】撮像ユニット21の撮像素子22が、フィ
ルムの受光面の位置にある場合、1眼レフカメラのよう
にシャッタ3がフィルム面近くにあると、撮像素子22
自体の厚みや、撮像面のナイキスト周波数以上の空間周
波数を防ぐ光学フィルタや赤外線カットフィルタの厚み
などが問題になってくる。例えば、撮像素子22の画素
ピッチが10μ程度であると、通常使用されている水晶
製光学フィルタの異常光は1mmにつき数μのずれである
ため、光学フィルタの厚さは2mm程度必要になる。撮像
素子22に入射する赤外線をカットする赤外線カットフ
ィルタは1mm程度である。光学ユニットに1眼レフを用
いるとすると、シャッタはフォーカルプレーン型シャッ
タがほとんどである。その場合、シャッタ効率を高くす
るためフィルム面にピッタリとシャッタ3が近づいてい
る構成となっている。フィルム面よりカメラの内側に配
置しなければならない撮像ユニット21の光学フィルタ
と赤外線カットフィルタは、その厚さのため、光学ユニ
ット15に装着する場合の弊害要素になりうることがあ
る。これについては、撮像素子22の入射光ガラス面に
従来の水晶フィルタよりも複屈折の極めて大きな材料、
例えば、高分子材料を用いて光学フィルタを薄くする等
の方法が考えられる。
【0023】また赤外カットフィルタは薄膜によるフィ
ルタで可能であるが、赤外カットの能力は厚板に比較す
ると落ちる。したがって、必要に応じて赤外カットフィ
ルタをレンズ1の前面に固定しても良い。
【0024】図3は、光学ユニット15と図2で説明し
た撮像ユニット16の立体図を示し、その配置関係を分
かり易く示した図である。図3の光学ユニット29は、
少なくとも制御回路4と検出器5を有し、更にシャッタ
リリース信号出力端子27を有している。撮像ユニット
35は撮像素子30と撮像ユニット特性表示手段34と
を有し、撮像素子30の遮光、反射光防止、振動抑圧用
弾性体31と、シャッタリリース信号入力端子32を備
えている。更に光学ユニット29に固定するための固定
金具33を備えている。例えば、この固定金具33が3
脚の固定用ねじに固定されると、筐体の強度が高くなる
が、特に強度を必要としない時には光学ユニット29の
裏ぶたと同様の方法で固定する。また、シャッタリリー
ス信号出力端子27と光学ユニット29の裏ぶた形状
は、光学ユニット29固有のものであるため、撮像ユニ
ット35の筐体形状は光学ユニット29に対し、裏ぶた
と全く互換性の有るものになる。
【0025】図4は、フィルムカートリッジとフィルム
の大きさに収まり、フィルム互換の形状を持つ撮像ユニ
ット42と、フィルムを伸ばした状態の135フィルム
カートリッジ43である。光学ユニット15としてのフ
ィルムカメラが135フィルムカートリッジ43を使用
する場合に、撮像ユニット42が、写真を撮る光学系、
露出制御系を利用できるように、フィルムカートリッジ
43の形状をし、撮像ユニット特性表示手段41を備え
るようにしたものである。通常撮像素子38の位置とシ
ャッタリリース信号受信端子39の位置がフィルムカメ
ラ毎に異なっている。そこで、この撮像ユニット42の
汎用性を保つため、撮像素子38が固定される基板とシ
ャッタリリース信号受信端子39は、撮像ユニット42
の筐体に対してフレキシブルな状態で接続され、位置を
合わせることが自由にできる構造とする。さらに、シャ
ッタリリース信号受信端子39に関しては、汎用性を持
たせるアタッチメント40を備えることにより、各種の
フィルムカメラに対応することを可能としている。すな
わち、フィルムカメラに応じてアタッチメント40を変
更することにより、機種依存性の無い撮像ユニットとす
ることができる。また、撮像ユニット42がフィルムカ
メラに完全に入ってしまうと、シャッタリリース信号を
受信することが困難になることがある。これについて
も、アタッチメント40或いはシャッタリリース信号受
信端子39を受光センサにすることにより、フィルムカ
メラの裏ぶたにあるフィルムの種類を表示する透明な窓
から、光によりシャッタリリース信号を伝えることがで
きる。この光によるシャッタリリース信号は、フラッシ
ュ端子からの信号を光に変換することで得られる。撮像
素子38の位置を固定するために、弾性体37に、フィ
ルムの大きさのでっぱりかノッチが付いており、光学ユ
ニット15のレンズによる結像面がずれないようにす
る。また、撮像素子38が付いている基板の幅を135
フィルムと等しくしてフィルムカメラ内で固定し易くす
る。さらに、この撮像ユニット42にはインターフェー
ス36が付いていて、外部機器と画像データや制御デー
タのやり取りを行う。そのプロトコルについては、撮像
ユニット42に搭載されるCPU或いはインターフェー
ス36により決定するが詳細は省略する。
【0026】図5は、図4に示すフィルム互換の形状を
した撮像ユニット42をPCMCIA規格のカードの形
状をしたソケット46に挟むか差し込んで、そのカード
の形状をしたソケット46をパーソナルコンピュータ4
8のPCMCIA規格のスロットに差し込んでデータの
送受を行う。PCMCIA規格のカードの形状をしたソ
ケット46にはコネクタ45を有しており、このコネク
タ45は、インターフェース8の画像データをパーソナ
ルコンピュータ48の制御信号に基づいてパーソナルコ
ンピュータ48のスロット端子に伝える。或いは、PC
MCIA規格のカードの形状をしたソケット46の端子
と撮像ユニット42のインターフェース36とを信号ケ
ーブルで接続して画像データをPCMCIA規格のカー
ドの形状をしたソケット46を経由してパーソナルコン
ピュータ48に転送する。
【0027】図6は、本発明の第5の実施例を示す。こ
れは撮像装置が光学ユニット15と撮像ユニット16か
ら構成された場合の構成図である。光学ユニット15は
フィルムを使用する従来のフィルムカメラである。撮像
ユニット16は、フィルムの代わりにフィルムカメラで
結像した像を撮像記録するいわゆる電子フィルムであ
る。
【0028】図6で、図1と異なる点は、光学ユニット
15の制御回路4と撮像ユニット16の信号処理回路7
との間でシャッタ開閉信号49、撮像ユニット動作可能
信号50、シャッタトリガ信号51等を送受するコネク
タ11を有する事である。
【0029】以下動作を説明する。信号処理系の動作に
ついては図1と同様であるが、図1と異なる動作は、コ
ネクタ11が制御回路4から信号処理回路7にシャッタ
3の開閉信号49を伝え、信号処理回路7から制御回路
4へは撮像ユニット16の撮影可能信号50を伝え、撮
像ユニット16から光学ユニット15にシャッタ3を駆
動する信号51を送ることである。シャッタ3の開閉信
号49が撮像ユニット16側に送られると、信号処理回
路7は、撮像素子6の電子シャッタの開閉や電荷の掃き
出しタイミングの制御を行う。撮像ユニット16の撮影
可能信号50が光学ユニット15側に送られると、制御
回路4はシャッタ3の動作を禁止したり動作させたりす
る。インターフェース8と外部機器が接続され、外部機
器よりシャッタ3のコントロールを行う場合、撮像ユニ
ット16は、コネクタ11を介してシャッタトリガ51
を与えて、光学ユニット15のシャッタ3を切る。光学
ユニット15がモータ駆動用電源52を有するときに
は、光学ユニット15がコネクタ11を介して、撮像ユ
ニット16に電源を供給する。感度と、許容範囲を表示
する表示手段10は、フィルムと同じDXコードであ
り、コネクタ11の伝送情報量を減らすことができるた
め、フィルムと共用化することにより、光学ユニット1
5の制御回路4の装置規模を小さくすることができる。
したがって、コネクタ11の伝達情報を光学ユニット1
5のシャッタ開閉、撮像ユニット16の動作状態とする
と、いずれも1ビットデータであるため、現在のフィル
ムカメラである光学ユニット15を比較的容易に改造で
きる。
【0030】図7は、コネクタ11を有した場合の撮像
装置の斜視図である。図3と違う部分は、コネクタ11
を光学ユニット15と撮像ユニット16とを接続するヒ
ンジ57を有するところである。もしも、メンテナンス
を考慮して光学ユニット15と撮像ユニット16とが分
離することができるようにすると、コネクタ11は電極
端子を有して分割できるような構造を持つか、元々分割
されていてフィルムが装填されたときに、フィルムで電
極端子を絶縁する構造を持つ。
【0031】図中には示していないが、コネクタ11に
より光学ユニット56からシャッタスピードが得られる
と、シャッタスピードが比較的遅い時(例えば、数十分
の1秒以下)等には撮像素子59の信号電荷読み取り回
数を複数回行うことができる。これらの信号電荷をディ
ジタル信号処理側で加算することにより、ランダムノイ
ズの少ない画像データを得ることができる。これは、撮
像素子59からの電荷読み込みを分割化することも兼ね
ており、もしも、信号処理回路7側でディジタル信号処
理のダイナミックレンジに余裕があると、低照度の感度
により制限され、通常高々2から3倍程度しか無い撮像
素子59のダイナミックレンジを分割読み込みの分だけ
拡大することができる。だいたい目安として、低照度の
雑音がn個加算によりルートn分の1になることから、
この低照度雑音を同レベルにすると撮像素子59のダイ
ナミックレンジを、ルートn倍することができる。この
時に、光学ユニット56側に複数回読み込むことを知ら
せる信号を伝える。ダイナミックレンジをルートn倍以
下に抑えると、低照度の低雑音化に貢献する。もちろ
ん、低雑音化のために、撮像素子59の蓄積時間を長時
間化することにより同様の作用を得られる。
【0032】図8は本発明の第7の実施例を示す。図1
に示す第1の実施例と異なる部分は、信号処理回路7に
基づく感度、許容信号62により表示手段10の感度表
示を変更する表示変更回路13を有することである。こ
の表示変更回路13を有することで、逆光補正、逆に暗
部中における明部を撮影する場合に、フィルムの感度を
変えたり、光学ユニット15の前面に遮光用の光学フィ
ルタを必要とするときに撮像ユニット16の感度を変更
して対処できる。或いは、S/Nの劣化を許して信号処
理のゲインを挙げ感度を上昇させて使用することも、或
いは、撮像素子の動作点を変更して、ダイナミックレン
ジを拡げS/Nの良好な撮影を行いたい場合等にも使用
でき、撮像ユニットのセッティングを変更して様々な撮
影を行うことが可能になる。例えば、135カートリッ
ジフィルムのように表示手段10が電気接点であると、
表示手段10と表示変更回路13は電気回路により実現
する。また、110カートリッジフィルムのように、撮
像ユニット16の筐体の形で感度を表示するものは、形
状を機械的に手動あるいはモータの動力により変形させ
表示を変更する。この表示手段10は感度、許容範囲の
他にユーザが撮りたい枚数を自分で設定できる。この使
用枚数の設定方法も同様に行うことができる。
【0033】図9は、図8の実施例に示す撮像装置の実
施例の筐体の1例である。図2と異なる部分は、表示手
段68が検出器5に接する表示手段10と表示変更手段
13とで構成されているところと、撮像ユニット63の
筐体に有し、スイッチ等を備えたインターフェース67
を介して外部装置からの表示手段変更信号117により
表示を変更できるようにしているところである。表示変
更に関しては、電子回路により実行されるほかに、手動
により機械的に表示を変更したり、表示手段68がノッ
チの形状により表されるときには、手動或いはモータの
動力により筐体のノッチの形状を変更する。これらのよ
うに手動で表示を変更する場合には、特に信号処理回路
7やインターフェース67を介在しないで直接に表示を
変更する。
【0034】図10は、表示変更手段13の感度を切り
替える回路の第1の例である。135フィルムカートリ
ッジのDXコードで、感度用コードのフォーマットは5
個の電気接点を有し、24段階に変化する。この図は、
そのフォーマットを実現する場合の実施例であり、デー
タ変換回路69と、四つのマルチプレクサ70a,b,
c,dからなっている。
【0035】動作を説明する。信号処理回路7からの信
号をデータ変換回路69でデコードする。デコード後、
マルチプレクサ70a,b,c,dで表示手段72の電
極を接続したり、切り離したりする。
【0036】図11は、表示変更手段13の第2の例で
ある。データ変換回路73と、スイッチ74a,b,
c,d,eからなっている。図10に示す表示変更手段
71と異なる部分は、マルチプレクサの代わりにスイッ
チを用いたことである。図11は、リレー,トランジス
タ等の部品で実現することができ、図10のマルチプレ
クサ70a,b,c,dを用いる方法に比較して、簡単
な構成である。
【0037】図11の実施例の動作を説明する。信号処
理回路7からの信号をデータ変換回路73でデコード
後、スイッチ74a,b,c,d,eを各々オンオフ
し、接続状態を変更することによって、導通非道通状態
を作る。この導通非導通により、撮像ユニット16の見
掛けの感度を変えることができる。他の動作は図10と
同様である。
【0038】図12は、本発明の第10の実施例であ
る。図1に示す第1の実施例と異なる部分は、撮像素子
6の素子基板電荷79を測定する素子基板電荷測定器7
7を備えたことである。素子基板電荷測定器77は、撮
像素子6に光が当たったときに発生する正負のキャリア
のうち、映像信号として画素に蓄えられるキャリアとこ
となる方のキャリアが撮像素子6の外へ掃き出される、
その電荷による電流を撮像素子6の端子出力で測定する
もので、例えば、特開昭62−243483号公報に開
示されている。本例では、この掃き出されるキャリアで
ある素子基板電荷79の検出結果に基づいて、シャッタ
3の状態を示すシャッタ開閉検知信号80を発生すると
ともに、露出の進行に連れ増加する撮像素子6の蓄積電
荷を、端子からの掃き出し電荷による電流を積分するこ
とにより検出し求め、この電荷が、白跳びを防止するよ
うに設定された値以上になると、電子シャッタ閉鎖信号
81を発生し、信号処理回路7に電子シャッタを閉じさ
せ、また、シャッタ3が閉じたことを検出すると、それ
までの積分された基板端子電流から求めた撮像素子6の
露光量を示す露光量信号82を発生するものである。こ
の素子基板電荷測定器77により、光学ユニット15か
ら特にシャッタリリース信号やシャッタ開閉信号を受け
なくても、撮像ユニット16単独でシャッタ3の開閉を
知ることができる。また、撮像素子6の光量が多過ぎた
場合にも自動的に電子シャッタを切ることができる。こ
のことは、もし光学ユニット15の制御が撮像ユニット
16の制御に適しなかったときに撮像素子6の露光オー
バーを抑えることができる。また、露光量信号82によ
り、シャッタ3閉後に撮像素子6に入射した露光量を撮
像素子6の読みだし前に知ることができるので、露光量
に応じた信号増幅量を信号処理回路7で計算し、撮像素
子6からの信号を読みだすときにAD変換器の直前に位
置する前処理回路中の可変アナログ増幅器の増幅量を計
算結果に基づいて変更し、信号増幅を行う。これによ
り、露光量が足りないときや白つぶれが生じたときに信
号量を調節することができる。この露光量信号82に関
しては、第1から第10の実施例にいたる撮像ユニット
にも用いることで、前処理回路中の可変アナログ増幅器
の制御行う。
【0039】尚、光センサ78は、このセンサ78に筐
体外部の光が当たっているときに信号処理回路7に撮影
禁止信号を与えるもので、フィルムカメラに図17に示
す撮像ユニット16を光源のもとで装填することを可能
にする。
【0040】図13は、基板電位測定器の1例である。
信号微分器87と、波形成形器88と、クロック発生器
89と、信号積分器90と、電流計86とから構成され
ている。
【0041】以下動作を説明する。撮像素子84の素子
基板電荷79を電流計86で測定する。それを信号微分
器87で微分して電流値の立上りと立下りを検出する。
波形成形回路88で、この微分波形をシャッタ開閉検知
信号80に変換する。クロック発生器89では、波形成
形回路88からシャッタ開の信号を受けると素子基板電
荷79による電流を積分するクロックを発生する。この
クロックは基板電荷測定器91の外部の信号処理回路7
から供給されるクロックと同期している。このクロック
を受けると、信号積分器90はクロックを受けている間
中、素子基板電荷51の電流を積分して撮像素子84に
溜っている電荷量を求める。もしも、画面の白跳びを防
ぐために設定された値よりも撮像素子6の充電電荷が大
きくなると、信号積分器90は電子シャッタ閉信号81
を発生し、信号処理回路7に送信する。信号処理回路7
では、電子シャッタ閉信号81を受けると撮像素子84
を駆動するタイミング信号を発生し、撮像素子84から
電荷を読みだす。信号積分器90では、露光量を求め、
それを露光量信号82として出力する。この露光量信号
82は信号処理回路7で、ADCの直前に位置する前処
理回路のアナログ可変増幅器の増幅度のデータを得る。
露光量に対する可変増幅器の制御は、これによりフィー
ドバック系を構成している。さらに、この素子基板電荷
79は、撮像素子84に電源を与えていない状態でも、
光を検出すると発生するため、この電荷を検出すると、
信号処理回路7が撮像素子84の電源を入れることがで
きる。この効果として、普段、撮像素子84に供給され
る電源を切っておくことにより、撮像素子84の温度を
できるだけ上げないで、熱雑音を最小限にすることがで
きることである。尚、このように、撮像素子84を直接
的に光検出器として使用する場合には、光学ユニット1
5から撮像ユニット16を出したりする瞬間に誤動作す
る可能性が有るため、撮像ユニット16で撮影枚数を限
定するか、光学ユニット15の裏ぶたを開けたときに、
光があたる撮像ユニット16の筐体に光センサ78を設
けて撮像禁止信号83を信号処理回路7に与えて撮影禁
止にする機能を設けても良い。
【0042】信号処理回路7は、シャッタ開閉検知信号
80を受けると撮像素子6に対してリセットをかけ、最
初に不用電荷を放出する。不用電荷放出後、撮像素子6
は、レンズ1により結像された像から発生したキャリア
を充電し始める。この不用電荷を放出する期間があるた
めに、撮像素子6の事実上の充電時間はシャッタ3の開
期間よりも小さくなり、シャッタ3の効率が低下する。
したがって、このシャッタ3の効率を上げ、撮像素子6
の充電時間を十分なものにするために、シャッタ3の開
期間を不用電荷放出期間と撮像素子の充電期間よりも大
きくする。このときには、撮像素子6の充電値を設定し
た充電値と比較することにより信号積分器90が充電終
了時期を決定する。また、シャッタ効率が落ちることを
考慮に入れて、表示手段10に示される感度を実際の感
度より低めに設定することが必要になる。
【0043】図14のa)はシャッタ3の開閉状態であ
る。b)は撮像素子84の光の対生成による素子基板端
子からの電流である。これは電流計58により検出され
る。c)は素子基板端子電流積分値であり、b)の電流
値の積分値に相当する。これは、信号積分器90から出
力される。d)は素子基板端子電流微分値で、b)の波
形を微分した波形である。これは、信号微分器87から
出力される。d)の波形は図13に示す波形成形器88
に入力される信号に使用される。この波形に電子シャッ
タによる基板電位の変化も入るが、この電子シャッタの
動作は、シャッタ3の動作よりも急峻であるために、微
分された波形はシャッタ3の動作によるものに比較して
髭状であり、バンドパスフィルタリング処理により除か
れる。もちろん電子シャッタ時には、電流計検出をオフ
としても良い。
【0044】図15は、撮像ユニット16の筐体形状が
ポケットカメラのフィルムである110カートリッジの
形状であり、撮像素子94がレンズの結像面にあたる場
所に固定されている場合の実施例を示す。感度は、筐体
の縁についているノッチ92の形状により伝えられる。
尚、110カートリッジの内部に全体の撮像ユニット1
6が入り切れなくとも、入りきれなかった部分は光学ユ
ニットのフィルム格納部についているフィルムの種類表
示用の透明窓を経由して光通信により外部の装置に伝え
れば良い。例えば、撮像素子94と、信号処理回路7
と、インターフェース8と、メモリ9と、電源のみが1
10カートリッジのスペースに入った場合、外部の光磁
気ディスクやフラッシュメモリ等の補助記憶装置に伝え
る時にフィルムの種類表示用の透明窓を経由して光通信
で外部に画像データを送信する。この画像データは未圧
縮でも良く、外部装置で圧縮しメモリ等に記録する。こ
の際送信命令を撮像ユニット16に伝えるものは光送信
によるリモコンである。
【0045】図16は、撮像ユニット16の筐体形状が
ディスクカメラのフィルムであるディスクフィルムの形
状であり、撮像素子95が結像面にあたる場所に固定さ
れている。感度は、フィルムの縁についている特性表示
手段96の形状により伝えられる。また、ディスクカメ
ラにフィルムの枚数を確認する透明窓が付いているため
に、光により画像データの転送をする方法を採る場合に
好都合である。このディスクカメラはフィルムの結像面
が、普及している撮像素子サイズに最も近く、他の13
5カートリッジを用いる35mmフィルムカメラの撮像ユ
ニット16のようにフィルムサイズをコンバートした
り、高価な大面積の撮像素子38を用意する必要が無
い。
【0046】また、以上の図15,図16に示す、撮像
ユニット93,97のメモリ9に積層メモリを使用する
ことで、信号処理回路7がビデオ信号を発生することが
可能な場合、撮影画を高速に大量にストアできるため
に、動画を記録することができることはもちろんであ
り、この時には、シャッタ3は開き放しになる。
【0047】図17は、図1,図6,図8,図12に示
す第1,6,8,10の実施例で使用される信号処理回
路7の例である。撮像ユニット16の信号処理回路7は
シャッタリリース信号20を受け取ると、信号処理回路
7中のタイミングジェネレータ109を起動して、撮像
素子6から蓄積された電荷を掃き出す。撮像素子6はシ
ャッタ3が開口している間、光の対生成によるキャリア
をチャージし、シャッタ3が閉じられるとそのまま撮像
素子6中の電荷を保持する。更にタイミングジェネレー
タ109から電荷読み取り信号が入ってくると、撮像素
子6に保持された電荷による画素信号は、タイミングジ
ェネレータ(TG/SG)109のタイミングにしたが
って、信号処理回路7中の前処理回路106に入力され
る。前処理回路106では、それら画素信号をクラン
プ、サンプリング、増幅、アナログ・ディジタル変換す
る。撮像素子6の光電子蓄積量は、基準値と比較され、
著しく異なったりすると、画像の黒つぶれや白に浮いた
状態が発生を防止するため、前処理回路106中の増幅
器は撮像素子6からの信号を増幅したり、減衰させたり
する。CPU110からの制御信号によりスイッチ回路
108の接続状態を制御し、前処理回路106からの信
号をメモリ9のDRAMに格納する。撮像素子6から信
号を全て読み取り、メモリ9のDRAMに格納後、スイ
ッチ回路108によりメモリ9のDRAMからのデータ
がDSP107に入力され信号処理される。画像信号に
変換された後、再びメモリ9のDRAMに格納される。
DSP107での処理は撮像素子6の縦と横方向の信号
のフィルタリングを行うために、メモリ9からフィルタ
リングに必要な分の画素を読みだし、画素信号をRGB
或いは輝度や色差信号に変換する。変換後はスイッチ回
路108の切り替えにより、インターフェース8から出
力されるか再びメモリ9のDRAMに書き込まれる。D
SP107からのデータをメモリ9のDRAMに格納し
た場合、そのメモリ9のDRAMからのデータは、スイ
ッチ回路108の切り替えによりJPEG回路(圧縮伸
長回路)111で圧縮され、再びメモリ9のFLASH
メモリに格納される。この圧縮されたデータはインター
フェース8を介して外部のメモリに格納されるか、メモ
リ9のFLASHメモリに格納されたままになる。メモ
リ9のFLASHメモリに格納された場合、圧縮データ
はスイッチ回路108を経由してインターフェース8か
らパソコンなどに出力されるか、JPEG回路111で
再び伸長されスイッチ回路108を経由してインターフ
ェース8から出力される。インターフェース8からの伸
長されたデータはディジタルデータの場合も有るが、イ
ンターフェース8でディジタル・アナログ変換されて、
NTSC等のビデオ信号として出力される場合も有る。
これらの動作を行うスイッチ回路108はCPU110
により操作される。CPU110は、ユーザの要求に従
ってメモリ9に格納されるデータの形式、インターフェ
ース8に出力されるべきデータの形式により、スイッチ
回路108のスイッチング動作を変え、出力データの形
式を変える。さらに、これらの動作を行う信号処理回路
7は、信号処理動作、データ圧縮伸長動作などを信号処
理回路7の働きをCPUに置き換えたときソフトウェア
により動作する。この時に、信号処理回路7の内部にあ
る可変増幅器等のアナログ回路部は外側にある。また
は、信号処理回路7が1チップCPUである場合、DS
P107、JPEG回路111はCPUにオンチップ化
され、画像データ、JPEGデータをリアルタイムで扱
う。
【0048】前処理回路106の可変増幅器は、撮像素
子6の基板電荷より求められた充電値と基準値とを比較
することにより求められた増幅値により撮像素子6から
の画素信号を増幅する。
【0049】
【発明の効果】撮像ユニット16に感度表示手段10を
設けることにより、光学ユニット15でフィルムによる
撮影ができ、さらに、光学ユニット15で、撮像ユニッ
ト16に適した制御を行う。
【0050】撮像ユニット16の特性表示手段の表示
は、感度に許容率をつけ加えることによって、撮像素子
1にあたる光量を抑えて、画像の白跳びが起こらないよ
うにすることができる。
【0051】フィルムカメラに、撮像ユニット16への
シャッタ開閉信号の伝達手段を持たないとき、撮像素子
6の基板電流を測定することにより、シャッタ3の開閉
を撮像ユニット16で知ることができる。
【0052】撮像ユニット16の筐体を110カートリ
ッジフィルムと同じ形にすると、同フィルムカートリッ
ジを使用するフィルムカメラに直接載せることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のブロック図。
【図2】第1の実施例に示す撮像ユニット筐体の説明
図。
【図3】第1の実施例に示す撮像装置の斜視図。
【図4】フィルムの形状を持つ撮像ユニットの説明図。
【図5】PCMCIA規格のICカードを使用した1例
の説明図。
【図6】本発明の第5の実施例のブロック図。
【図7】第5の実施例に示す撮像装置の斜視図。
【図8】本発明の第7の実施例のブロック図。
【図9】第7の実施例に示す撮像ユニット筐体の1例の
説明図。
【図10】表示変更回路の第1例の説明図。
【図11】表示変更回路の第2例の説明図。
【図12】本発明の第9の実施例のブロック図。
【図13】基準電位測定器の1例のブロック図。
【図14】基準電位測定器の各部の波形図。
【図15】撮像ユニットが110カートリッジの形状で
ある1例の説明図。
【図16】撮像ユニットがディスクフィルムカートリッ
ジの形状である1例の説明図。
【図17】信号処理回路の1例のブロック図。
【図18】従来のブロック図。
【符号の説明】
1…レンズ、2…アイリス、3…シャッタ、4…制御回
路、6…撮像素子、7…信号処理回路、8…インターフ
ェース、9…メモリ、10…表示手段、11…コネク
タ、15…光学ユニット、16…撮像ユニット、17…
シャッタスイッチ、18…光量検出器、19…撮像素子
駆動パルス、20…シャッタリリース信号。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レンズと、アイリス,シャッタと、前記ア
    イリスと前記シャッタを制御する制御回路と、前記制御
    回路の制御パラメータを外部から検出する検出器とを有
    する光学ユニットと、前記光学ユニットにより結像した
    像を光電変換する撮像素子と、前記撮像素子からの信号
    を信号処理する信号処理回路と、前記信号処理回路から
    の信号を記録する記録手段とを有する撮像ユニットとを
    含む撮像装置において、 前記撮像素子と前記信号処理回路とから定まる撮像ユニ
    ットの露出の制御パラメータを表示する表示手段を前記
    撮像ユニットに備え、前記撮像ユニットと前記光学ユニ
    ットとを結合し、撮像装置を動作させる場合に前記表示
    手段の位置が前記検出器と結合する位置に配置されてい
    ることを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記制御回路と前記信号処理回路との間で、データ或い
    はシャッタ制御パラメータを送受するコネクタを有する
    撮像装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、 前記撮像ユニットは、フィルムカートリッジの形状を
    し、光学ユニットのレンズによる映像結像範囲に、撮像
    素子を固定する手段を有する撮像装置。
  4. 【請求項4】請求項1,2または3において、 前記表示手段による表示内容を変化させる表示変更回路
    を前記撮像ユニットに有する撮像装置。
  5. 【請求項5】レンズと、アイリス,シャッタと、前記ア
    イリスと前記シャッタを制御する制御回路と、前記制御
    回路の制御パラメータを外部から検出する検出器とを有
    する光学ユニットと、前記光学ユニットにより結像した
    像を光電変換する撮像素子と、前記撮像素子からの信号
    を信号処理する信号処理回路と、前記信号処理回路から
    の信号を記録する記録手段とを有する撮像ユニットとを
    含む撮像装置において、 前記撮像素子で、画素に蓄積されるキャリアと反対の極
    性を持つキャリアによる電流から、前記光学ユニットの
    シャッタの開及び閉の動作を検出する手段を有すること
    を特徴とする撮像装置。
  6. 【請求項6】請求項5において、前記撮像素子の画素に
    蓄積されるキャリアを一旦記録するメモリと前記反対の
    極性を持つキャリアによる電流を積分して前記撮像素子
    に露光される露光量を検出する露光量検出手段と、前記
    シャッタの開動作検出からの露光量が設定された値に達
    した場合に前記撮像素子の画素のキャリアを前記メモリ
    に伝送する制御手段を有する撮像装置。
  7. 【請求項7】請求項1,2,3,4,5または6におい
    て、前記信号処理回路は、前記撮像素子の画素信号から
    映像信号を作成する信号処理動作、その信号を圧縮伸長
    する動作をソフトウェアで行う汎用CPUユニットであ
    る撮像装置。
JP7126191A 1995-05-25 1995-05-25 撮像装置 Pending JPH08321987A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2416218B (en) * 2003-05-29 2007-03-21 Nihon Seimitsu Sokki Co Ltd Diaphragm device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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