JPH08321607A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH08321607A
JPH08321607A JP12797295A JP12797295A JPH08321607A JP H08321607 A JPH08321607 A JP H08321607A JP 12797295 A JP12797295 A JP 12797295A JP 12797295 A JP12797295 A JP 12797295A JP H08321607 A JPH08321607 A JP H08321607A
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JP
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oxide film
gate electrode
gate
source
semiconductor substrate
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JP12797295A
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English (en)
Inventor
Motoshige Igarashi
元繁 五十嵐
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゲート電極3パターニングやイオン注入によ
るゲート酸化膜2の劣化を防止してゲート耐圧の向上を
図る。 【構成】 ポリシリコンからなるゲート電極3パターニ
ング後、弗酸を用いたウェットエッチング処理を施し、
続いて熱酸化によりゲート電極3表面を覆うように全面
に熱酸化膜8を形成した後、イオン注入によりソース・
ドレイン領域5を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置に関し、
特にゲート電極構造を有するMOS型半導体装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、LSIではデバイスの微細化、動
作の高速化に伴って、ゲート長の微細化およびゲート酸
化膜の薄膜化が要求されている。図5は従来のLDD構
造を用いたMOSFETの構造を示す断面図である。図
において、1はシリコン単結晶等からなる半導体基板
(以下、基板と称す)、2は基板1上に薄く形成された
ゲート酸化膜、3はゲート酸化膜2を介して基板1上に
形成されたゲート電極、4はゲート電極3側壁に形成さ
れたサイドウォールスペーサ、5はサイドウォールスペ
ーサ4外側の基板1に形成されたソース・ドレイン領
域、6はソース・ドレイン領域5に隣接してサイドウォ
ールスペーサ4下層の基板1に形成されたLDD領域、
7はゲート電極3およびソース・ドレイン領域5の表面
に形成されたシリサイド層である。
【0003】このように構成される従来のMOSFET
の製造方法を図6に基づいて以下に示す。まず、素子分
離された基板1上の全面に、熱酸化によりゲート酸化膜
2を形成する。次いで全面に不純物が導入された導電層
としてのポリシリコン層3aを堆積する(図6
(a))。次に、レジストマスクを用いてポリシリコン
層3aを選択的にエッチング除去しゲート電極3をパタ
ーニングする。その後、ゲート電極3をマスクにして低
濃度LDD領域6形成のためのイオン注入を行う(図6
(b))。次に、全面にTEOS膜をCVD法により堆
積した後、異方性ドライエッチングにより全面エッチバ
ックしてゲート電極3側壁にサイドウォールスペーサ4
を形成する(図6(c))。
【0004】次に、ゲート電極3およびサイドウォール
スペーサ4をマスクとして、基板1にイオン注入を行
い、ソース・ドレイン領域5を形成する。この後、サリ
サイド技術により、シリサイド層7を、ゲート電極3上
およびソース・ドレイン領域5上に選択成長させる(図
5参照)。この後、層間絶縁膜および電極配線層の形成
を行い、所定の処理を施してMOSFETを完成する
(図示せず)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のMOSFETは
以上のように製造されるため、微細化とともに10nm
以下の膜厚の薄いゲート酸化膜2が用いられるようにな
ると、ゲート電極3パターニングの際のエッチングやそ
の後のLDD領域6およびソース・ドレイン領域5形成
のためのイオン注入の際に、ゲート酸化膜2が受けるダ
メージが顕著となる。特にゲート電極3エッジ部分のゲ
ート酸化膜2のダメージにより、ゲート耐圧が劣化する
等の問題点があった。
【0006】また、従来のMOSFETではサイドウォ
ールスペーサ4の形成を、酸化膜を堆積した後全面異方
性ドライエッチングによって行っていた。このサイドウ
ォールスペーサ4の厚みはLDD領域6の幅と対応する
ものであるがゲート長の微細化とともにLDD領域6に
おける寄生抵抗の割合がチャネル抵抗に比べて大きくな
りデバイスの高速化の妨げとなっている。従来0.1〜
0.15μm程度の厚さのサイドウォールスペーサ4が
用いられてきたが、上記のような形成方法では膜厚のば
らつきが大きく、ウエハ面内、ウエハ間、さらには処理
毎(バッチ処理の場合)にばらつきが存在する。この傾
向は、微細化の要求で膜厚を薄くする程顕著となり、薄
膜化には限界があるものであった。
【0007】さらに、サイドウォールスペーサ4形成時
の異方性ドライエッチングにおいて、後工程でサリサイ
ド技術を用いる場合、ゲート電極3上や基板1上に酸化
膜が残存してはならないために、ある程度オーバーエッ
チングによるマージンを確保する必要があった。このオ
ーバーエッチングはゲート酸化膜2にプラズマ等のダメ
ージを与え、このオーバーエッチングの処理時間に比例
してQbd(酸化膜が絶縁破壊に至るまでの間に注入で
きる電荷量の総和)が減少し、ゲート酸化膜2が劣化す
るという問題もあった。
【0008】また、このようなサイドウォールスペーサ
4を形成後にソース・ドレイン領域5形成のためイオン
注入を行うため、このイオン注入は酸化膜の存在しない
シリコンの基板1に直接行うものであった。このため基
板1上に付着したコンタミネーション等の不純物を、イ
オン注入の際に基板1中あるいはゲート酸化膜2中へ混
入させることがあり、これにより信頼性を劣化させるこ
ともあった。
【0009】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、エッチングやイオン注入によ
るダメージから生じるゲート酸化膜の劣化を防止し、良
好なゲート耐圧を有する薄いゲート酸化膜を得ることを
目的とする。さらに、LDD構造形成に用いられるサイ
ドウォールスペーサを均一で薄い膜厚に形成してLDD
領域における寄生抵抗を低減し微細化、高速化を高い信
頼性で促進することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1の半
導体装置の製造方法は、半導体基板上にゲート酸化膜を
形成し、このゲート酸化膜上にポリシリコンあるいはア
モルファスシリコンを用いた導電層を形成し、この導電
層をパターニングしてゲート電極を形成する工程と、次
いで、上記半導体基板に弗酸を用いたウェットエッチン
グ処理を施し、続いて上記半導体基板を熱酸化して、上
記ゲート電極表面を覆って全面に熱酸化膜を形成する工
程と、その後イオン注入によりソース・ドレイン領域を
形成する工程とを有するものである。
【0011】この発明の請求項2の半導体装置は、半導
体基板上に形成されたゲート酸化膜と、ポリシリコンあ
るいはアモルファスシリコンを用い、上記ゲート酸化膜
を介して形成されたゲート電極と、このゲート電極側壁
に形成された熱酸化膜からなるサイドウォールスペーサ
と、このサイドウォールスペーサ下層の上記半導体基板
に形成されたLDD領域と、このLDD領域に隣接して
その外側に形成されたソース・ドレイン領域とを有する
ものである。
【0012】この発明の請求項3の半導体装置の製造方
法は、半導体基板上にゲート酸化膜を形成し、このゲー
ト酸化膜上にポリシリコンあるいはアモルファスシリコ
ンを用いた導電層を形成し、この導電層をパターニング
してゲート電極を形成する工程と、次いで、LDD領域
形成のためのイオン注入を施した後、上記半導体基板を
熱酸化して、上記ゲート電極表面を覆って全面に熱酸化
膜を形成する工程と、その後上記ゲート電極側壁部分の
上記熱酸化膜をサイドウォールスペーサとして、イオン
注入によりソース・ドレイン領域を形成する工程とを有
するものである。
【0013】この発明の請求項4記載の半導体装置の製
造方法は、ゲート電極表面を覆って全面に熱酸化膜を形
成する工程に先立って、半導体基板に弗酸を用いたウェ
ットエッチング処理を施すものである。
【0014】この発明の請求項5記載の半導体装置は、
半導体基板上に形成されたゲート酸化膜と、ポリシリコ
ンあるいはアモルファスシリコンを用い、上記ゲート酸
化膜を介して形成されたゲート電極と、このゲート電極
側壁に形成された熱酸化膜からなるサイドウォールスペ
ーサと、このサイドウォールスペーサ外側の上記半導体
基板に形成されたソース・ドレイン領域とを有し、上記
ゲート電極と上記ソース・ドレイン領域とがオフセット
構造であるものである。
【0015】この発明の請求項6記載の半導体装置は、
半導体基板上に形成されたゲート酸化膜と、ポリシリコ
ンあるいはアモルファスシリコンを用い、上記ゲート酸
化膜を介して形成されたゲート電極と、このゲート電極
側壁に形成されたサイドウォールスペーサと、さらにこ
のサイドウォールスペーサ側壁に形成された絶縁膜スペ
ーサと、上記サイドウォールスペーサ外側の上記半導体
基板に形成されたソース・ドレイン領域と、上記ゲート
電極表面および上記ソース・ドレイン領域表面に自己整
合的に形成されたシリサイド層あるいは高融点金属層と
を有するものである。
【0016】この発明の請求項7記載の半導体装置は、
ゲート電極側壁に形成されたサイドウォールスペーサが
熱酸化膜からなるものである。
【0017】この発明の請求項8記載の半導体装置の製
造方法は、半導体基板上にゲート酸化膜を形成し、この
ゲート酸化膜上にポリシリコンあるいはアモルファスシ
リコンを用いた導電層を形成し、この導電層をパターニ
ングしてゲート電極を形成する工程と、このゲート電極
側壁にサイドウォールスペーサを形成する工程と、次い
でイオン注入によりソース・ドレイン領域を形成する工
程と、次いで全面に絶縁膜を堆積後全面異方性ドライエ
ッチングを施して、上記サイドウォールスペーサ側壁に
絶縁膜スペーサを形成するとともに上記ゲート電極表面
および上記ソース・ドレイン領域表面を露出させる工程
と、その後上記ゲート電極表面および上記ソース・ドレ
イン領域表面に、シリサイド層あるいは高融点金属層を
自己整合的に選択成長させて形成する工程とを有するも
のである。
【0018】
【作用】この発明による半導体装置の製造方法は、ゲー
ト電極をパターニング後に、弗酸を用いたウェットエッ
チング処理を施し、続いて半導体基板を熱酸化して、ゲ
ート電極表面を覆って全面に熱酸化膜を形成するもので
ある。ゲート電極パターニングの際のエッチングによっ
て、ゲート酸化膜は露出した表面にダメージ層が形成さ
れるが、ウェットエッチング処理によって上記ダメージ
層が除去でき、続いて熱酸化を行うことにより、減少し
たゲート酸化膜を回復させることができる。特に特性に
影響するゲート電極エッジ部分のゲート酸化膜も良好な
状態にできる。さらに、ゲート電極エッジ部分のゲート
酸化膜(熱酸化膜を含む)は十分な厚みを持つようにな
るため、その後のソース・ドレイン領域形成のためのイ
オン注入によるゲート酸化膜の劣化も防止できる。この
ように、ゲート酸化膜のダメージの回復および劣化防止
により良好なゲート酸化膜が得られ、ゲート耐圧が向上
する。
【0019】また、ゲート電極表面に熱酸化膜を形成す
るため、全体では厚さが増加するが、ゲート電極自身の
膜厚は低減する。このため、後工程で堆積して平坦化す
る層間絶縁膜の平坦性が向上するとともに、ソース・ド
レイン領域形成のためのイオン注入においては突き抜け
防止の効果も有する。
【0020】また、この発明による半導体装置は、LD
D構造のサイドウォールスペーサに熱酸化膜を用いたた
め、サイドウォールスペーサの膜厚を、均一性、制御性
良く格段と薄いものにできる。また、これに対応してL
DD領域の幅も微細にでき、寄生抵抗が低減でき、微細
化、高速化が促進できる。
【0021】また、この発明による半導体装置の製造方
法は、ゲート電極パターニング後にLDD領域形成のた
めのイオン注入を行い、その後半導体基板を熱酸化す
る。この熱酸化によりゲート電極パターニング時のゲー
ト酸化膜へのダメージを回復させ、ゲート耐圧を向上で
きる。さらに、ゲート電極側壁に形成された熱酸化膜を
サイドウォールスペーサとして、イオン注入によりソー
ス・ドレイン領域を形成する。このため上述したような
膜厚寸法が均一性、制御性良く、格段と薄いサイドウォ
ールスペーサを容易に形成でき、微細化、高速化の促進
したLDD構造の半導体装置が容易に製造できる。さら
にまた、サイドウォールスペーサの形成に異方性ドライ
エッチングを用いないため、サイドウォールスペーサ形
成時にゲート酸化膜を劣化させない。また、ソース・ド
レイン領域形成のためのイオン注入は、熱酸化膜上から
行うため、コンタミネーションがゲート酸化膜中や半導
体基板中に混入するのが防止できる。
【0022】また、この発明によると、ゲート電極表面
を覆って全面に熱酸化膜を形成する工程に先立って、ウ
ェットエッチング処理を施すため、ゲート電極パターニ
ング時のゲート酸化膜のダメージが確実に回復でき、上
記のようなLDD構造の半導体装置において、ゲート耐
圧が確実に向上できる。
【0023】また、この発明によると、オフセット構造
の半導体装置のサイドウォールスペーサに熱酸化膜を用
いたため、均一性、制御性が良く微細なオフセット量を
設定でき、信頼性の高いオフセット構造の半導体装置が
得られる。
【0024】また、この発明によると、ゲート電極側壁
のサイドウォールスペーサ側壁にさらに絶縁膜スペーサ
を設け、ゲート電極表面とソース・ドレイン領域表面と
に自己整合的にシリサイド層あるいは高融点金属層を形
成したため、絶縁膜スペーサは横方向に緩やかに広がっ
た形状となり、ゲート電極上のシリサイド層あるいは高
融点金属層と、ソース・ドレイン領域上のシリサイド層
あるいは高融点金属層との横方向成長によるショートニ
ングが防止される。
【0025】また、この発明によると上記のような絶縁
膜スペーサを、熱酸化膜からなるサイドウォールスペー
サ側壁に形成した。熱酸化膜からなる微細幅のサイドウ
ォールスペーサを用いると、ゲート電極とソース・ドレ
イン領域との横方向の距離は微細なものとなる。このた
め、上記絶縁膜スペーサの形成は、ゲート電極上のシリ
サイド層あるいは高融点金属層とソース・ドレイン領域
上のシリサイド層あるいは高融点金属層との横方向成長
によるショートニングの防止に大きな効果を有する。
【0026】また、この発明によると、サイドウォール
スペーサ形成後、イオン注入によりソース・ドレイン領
域を形成し、さらに全面に絶縁膜を堆積後、異方性ドラ
イエッチングにより絶縁膜スペーサを形成するため、横
方向に緩やかに広がった形状の絶縁膜スペーサが容易に
形成でき、その後自己整合的な選択成長技術によりゲー
ト電極表面およびソース・ドレイン領域表面にシリサイ
ド層あるいは高融点金属層を形成するため、上記のよう
なシリサイド層あるいは高融点金属層のショートニング
が防止された信頼性の高い半導体装置が容易に製造でき
る。
【0027】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。なお、従来の技術と重複する箇所は適宜その説明
を省略する。図1はこの発明の実施例1によるMOSF
ETの構造を示す断面図である。図において、1〜3、
および5は従来のものと同じもの、8はゲート電極3表
面を覆うように形成された熱酸化膜である。
【0028】このように構成されるMOSFETの構造
方法を以下に示す。まず、素子分離された基板1上の全
面に熱酸化によりゲート酸化膜2を5.0〜10nm程
度の膜厚に形成する。次いで全面に不純物が導入された
導電層としてのポリシリコン層3a(図示せず)を堆積
し、レジストマスクを用いて選択的にエッチング除去し
てゲート電極3をパターニングする。次に、弗酸系のエ
ッチング液を用いて基板1にウェットエッチング処理を
施して、ゲート酸化膜2の露出部分の表面を所定量除去
した後、例えばO2ドライ酸化を800℃で20分施す
ことにより、ゲート電極3表面を被覆して全面に熱酸化
膜8を形成する。次に、基板1上から全面にイオン注入
を行うことによりソース・ドレイン領域5を形成する。
この後、層間絶縁膜および電極配線層の形成を行い、所
定の処理を施してMOSFETを完成する(図示せ
ず)。
【0029】上記実施例1では、ゲート電極3パターニ
ングの際のエッチングにより5.0〜10nmの薄いゲ
ート酸化膜2は露出した表面にダメージ層が形成される
が、その後のウェットエッチング処理により上記ダメー
ジ層が除去される。特にMOSFETの特性に悪影響を
及ぼすゲート電極3エッジ部分におけるゲート酸化膜2
のダメージ層も同時に除去される。この後、続いて熱酸
化膜8を形成することにより、エッチングにより減少し
たゲート酸化膜2を回復させることができる。
【0030】また、熱酸化膜8の形成によってゲート電
極8エッジ部分の酸化膜2、8は十分な厚みを持つよう
になり、その後ソース・ドレイン領域5形成のためのイ
オン注入によるゲート酸化膜2の劣化を防ぐ。これは特
にゲート電極8エッジ部分の酸化膜2、8へのダメージ
が大きい高エネルギー、高濃度の斜めイオン注入に対し
て大きな効果がある。
【0031】このように、ゲート酸化膜2におけるゲー
ト電極3パターニングの際のエッチングによるダメージ
層の除去および回復、更にイオン注入による劣化の防止
により、良好なゲート酸化膜2を有するMOSFETが
得られ、ゲート耐圧が向上する。上記実施例1でゲート
電極3パターニング後に施した「ウェットエッチング処
理+熱酸化」の処理の有無で、活性領域を1つのゲート
パターンで覆ったフラットキャパシタパターンAとゲー
トエッジを増やしたパターンBの二種のTEGパターン
を評価したところ、初期ゲート耐圧の欠陥密度は次のよ
うに求められた。 パターンA・・・1.5ヶ/cm2(処理有)、1.5
ヶ/cm2(処理無) パターンB・・・1.5ヶ/cm2(処理有)、4.5
ヶ/cm2(処理無) この評価結果から、上記「ウェットエッチング処理+熱
酸化」の処理を施すことにより、初期ゲート耐圧の不良
は1/3程度に減少されることが判った。
【0032】さらにまた、熱酸化膜8の形成により、ゲ
ート電極3のポリシリコン表面が酸化膜に変わり、ゲー
ト電極3(ポリシリコン)の膜厚は低減されるため、後
工程で層間絶縁膜を堆積して、全面エッチバックやCM
P等により平坦化する際に、平坦性を容易に向上でき
る。また、ゲート電極3上に形成される熱酸化膜8の膜
厚は、ゲート電極3の膜厚の低減分の倍程度であるた
め、ソース・ドレイン領域5形成のためのイオン注入の
マスクとなるパターン(ゲート電極3+熱酸化膜8)
は、熱酸化膜8を形成しないものと比べて厚さが増加す
る。また、基板1上のゲート酸化膜2上に形成される熱
酸化膜8の膜厚は、ゲート電極3上のものに比べて、は
るかに薄いものである。このため、近年薄膜化が進むゲ
ート電極3であるが、イオン注入の突き抜けが防止で
き、信頼性が向上する。
【0033】実施例2.次に、この発明の実施例2によ
るMOSFETの構造を図2に基づいて説明する。図に
おいて、1〜3、5および6は従来のものと同じもの、
8は上記実施例1と同様にゲート電極3表面を覆うよう
に形成された熱酸化膜、8aは熱酸化膜8のうちゲート
電極3側壁に形成された部分で、LDD構造形成に用い
られるサイドウォールスペーサである。
【0034】このように構成されるMOSFETの製造
方法を図3に基づいて以下に示す。まず、従来のものと
同様に、基板1上の全面に熱酸化によりゲート酸化膜2
を5.0〜10nm程度の膜厚に形成し、次いで全面に
不純物が導入されたポリシリコン層3aを堆積後、レジ
ストマスクを用いたエッチングによりゲート電極3を形
成する。その後ゲート電極3をマスクにして低濃度LD
D領域6のためのイオン注入を行う(図6(a)(b)
参照)。次に、弗酸系のエッチング液を用いて基板1に
ウェットエッチング処理を施して、ゲート酸化膜2の露
出部分の表面を所定量除去した後、熱酸化によりゲート
電極3表面を被覆して全面に熱酸化膜8を形成する。こ
のときゲート電極3表面部分で熱酸化膜8の厚みが約5
0nm程度になるようにする(図3)。
【0035】次に、ゲート電極3側壁部分に形成された
熱酸化膜8をサイドウォールスペーサ8aとして、基板
1上からイオン注入を行い、ソース・ドレイン領域5を
形成する。これによりサイドウォールスペーサ8a下層
の基板1にはLDD領域6が、その外側にはソース・ド
レイン領域5が形成される(図2参照)。この後、層間
絶縁膜および電極配線層の形成を行い、所定の処理を施
してMOSFETを完成する(図示せず)。
【0036】上記実施例2では、上記実施例1で示した
効果と同様の効果を有するとともに、ゲート電極3側壁
に形成された熱酸化膜8をサイドウォールスペーサ8a
として用いてLDD構造を形成しているため以下に示す
効果を有する。熱酸化によりサイドウォールスペーサ8
aを形成するため、工程が簡略になるとともに、従来の
酸化膜堆積後異方性ドライエッチングによる方法では不
可能であった薄い膜厚(例えば50nm程度)のサイド
ウォールスペーサ8aが容易に形成でき、しかも膜厚寸
法の均一性、制御性も向上する。また、これに対応して
LDD領域6の幅も微細にできるため、寄生抵抗が低減
でき、微細化、高速化が促進できる。
【0037】また、従来のサイドウォールスペーサ4の
形成の際に用いた異方性ドライエッチングを用いないた
め、ゲート酸化膜2を劣化させるプラズマダメージ等の
エッチングによるダメージが防止できる。さらにまた、
従来、サイドウォールスペーサ4形成後にシリコン基板
1に直接行っていたソース・ドレイン領域5形成のため
のイオン注入が、熱酸化膜8上から行うことができる。
熱酸化膜8上に付着したコンタミネーションは、熱酸化
膜8がストッパーとなり、それより下層のゲート酸化膜
2中や基板1中に混入されることなく信頼性が向上す
る。
【0038】なお、上記実施例1、2においては、ゲー
ト電極3をポリシリコン層と、例えばタングステンシリ
サイド等のシリサイド層を積層して構成したポリサイド
構造にしても良い。
【0039】実施例3.次に、この発明の実施例3によ
るMOSFETの構造を図4に基づいて説明する。図に
おいて1〜3、5〜8および8aは上記実施例2または
従来のものと同じもの、9は絶縁膜スペーサである。こ
の実施例3では、上記実施例2で示したMOSFETの
ゲート電極3に新たに絶縁膜スペーサ9を設けて、ゲー
ト電極3上およびソース・ドレイン領域5上に、サリサ
イド技術によりシリサイド層7を形成し、サリサイド構
造にしたものである。
【0040】以下、製造方法を説明する。まず、上記実
施例2と同様にして、ソース・ドレイン領域5形成まで
の工程を行い、図2に示すMOSFETを形成する。次
に、全面にCVD法によりTEOS膜を堆積した後、異
方性ドライエッチングにより全面エッチバックして、熱
酸化膜8で覆われたゲート電極3側壁に絶縁膜スペーサ
9を形成する。このときゲート電極3上およびソース・
ドレイン領域5上に酸化膜が残存しないようある程度オ
ーバーエッチングを行ってマージンを確保する。次に、
サリサイド技術により、シリサイド層7を、ゲート電極
3上およびソース・ドレイン領域5上に選択成長させ
る。この後、上記実施例2と同様にしてMOSFETを
完成する。
【0041】ところで、ゲート電極3をパターニング
後、熱酸化膜8を形成すると、熱酸化膜8で覆われたゲ
ート電極3のパターン形成は丸みを帯びた形状となるこ
とが判っている。これにより、さらにその側壁に絶縁膜
スペーサ9を形成すると、初期のゲート電極3の高さ以
上に絶縁膜スペーサ9が横に緩やかに広がる形状とな
る。このため、ゲート電極3上のシリサイド層7とソー
ス・ドレイン領域5上のシリサイド層7とが横方向成長
によるショートニングを起こすことを防止できる。ま
た、絶縁膜スペーサ9が横に緩やかに広がった形状であ
るため、その形成時の異方性ドライエッチングがゲート
酸化膜2に与えるダメージは、従来のサイドウォールス
ペーサ4の場合に比べ低減できる。また、例えばゲート
電極3とソース・ドレイン領域5とを結ぶ局所配線を形
成する場合、絶縁膜スペーサ9の形状が緩やかに横に広
がっているため、局所配線パターニングのためのエッチ
ングの際に絶縁膜スペーサ9とソース・ドレイン領域5
との段差部分にエッチング残渣が残存するのが防止でき
る。
【0042】なお、シリサイド層7の代わりにタングス
テンをゲート電極3上およびソース・ドレイン領域5上
に自己整合的に選択成長させてもよく、同様の効果があ
る。タングステン以外の高融点金属でも、ゲート電極3
上およびソース・ドレイン領域3上に自己整合的に選択
成長させれば同様の効果がある。
【0043】また、実施例3で示した絶縁膜スペーサ9
の形成は、熱酸化膜8を用いない従来のLDD構造のM
OSFETについても適用でき、従来技術で示したサイ
ドウォールスペーサ4を用いてLDD構造を形成後、再
度絶縁膜スペーサ9を形成してサリサイド技術によりシ
リサイド層7を形成する。この場合も、上記実施例3と
同様の効果を奏する。
【0044】また、上記実施例1〜3において、ゲート
酸化膜2は、SiO2から成るものだけでなく、N2Oま
たはNOといったガスを用いて形成される窒化酸化膜
等、他の酸化系絶縁膜を用いても良い。また、上記実施
例1〜3ではゲート電極3にポリシリコン層を用いたが
アモルファスシリコン層を用いても良い。また、上記実
施例1〜3において、ゲート電極3表面を覆う熱酸化膜
8の形成前のウェットエッチング処理は省略することも
でき、熱酸化膜8の形成のみでもゲート酸化膜2の劣化
防止の効果を有する。さらにまた、上記実施例2、3で
はLDD構造のMOSFETを示したが、LDD領域6
を形成しないで、サイドウォールスペーサ8aを用いた
がオフセット構造のMOSFETとしても良く、均一
性、制御性良く微細なオフセット量を設定できる。
【0045】
【発明の効果】この発明によると、ゲート電極をパター
ニング後に、弗酸を用いたウェットエッチング処理を施
し、続いて半導体基板を熱酸化して、ゲート電極表面を
覆って全面に熱酸化膜を形成するため、ゲート酸化膜の
ダメージを回復するとともに劣化を防止し、ゲート耐圧
が向上した信頼性の高い半導体装置が得られる。また、
層間絶縁膜の平坦性向上およびソース・ドレイン領域形
成のためのイオン注入において、ゲート電極部分の突き
抜け防止の効果も有する。
【0046】また、この発明によると、LDD構造のサ
イドウォールスペーサに熱酸化膜を用いたため、サイド
ウォールスペーサの膜厚を均一性、制御性良く格段と薄
いものにでき、また、LDD領域の幅も微細にできるた
め、寄生抵抗が低減でき、微細化、高速化が促進でき
る。
【0047】また、この発明によると、ゲート電極パタ
ーニング後の熱酸化によりゲート電極のダメージの回復
を図り、同時に熱酸化膜からなるサイドウォールスペー
サを形成する。このため、ゲート耐圧が向上し、また、
上記のような膜厚寸法が均一性、制御性良く、格段と薄
いサイドウォールスペーサを容易に形成でき、微細化、
高速化の促進したLDD構造の半導体装置が容易に製造
できる。さらに、サイドウォールスペーサ形成時のゲー
ト酸化膜の劣化が防止され、ソース・ドレイン領域形成
のためのイオン注入における、ゲート酸化膜中や半導体
基板中へのコンタミネーションの混入が防止される。
【0048】また、この発明によると、ゲート電極パタ
ーニングの後、熱酸化に先立ってウェットエッチング処
理を施すため、ゲート耐圧向上に一層効果がある。
【0049】また、この発明によると、オフセット構造
の半導体装置のサイドウォールスペーサに熱酸化膜を用
いたため、均一性、制御性良く微細なオフセット量を設
定でき、信頼性の高いオフセット構造の半導体装置が得
られる。
【0050】また、この発明によると、ゲート電極側壁
のサイドウォールスペーサ側壁にさらに絶縁膜スペーサ
を設けてゲート電極表面とソース・ドレイン領域表面に
自己整合的にシリサイド層あるいは高融点金属層を形成
したため、シリサイド層あるいは高融点金属層のショー
トニングが防止された信頼性の高い半導体装置が得られ
る。
【0051】また、この発明によると、絶縁膜スペーサ
を熱酸化膜からなるサイドウォールスペーサ側壁に形成
したため、この絶縁膜スペーサの形成は、シリサイド層
あるいは高融点金属層のショートニング防止に大きな効
果を有する。
【0052】また、この発明によると、サイドウォール
スペーサ形成後、イオン注入によりソース・ドレイン領
域を形成し、さらに絶縁膜を堆積後、異方性ドライエッ
チングにより絶縁膜スペーサを形成した後、自己整合的
な選択成長によりゲート電極表面およびソース・ドレイ
ン領域表面にシリサイド層あるいは高融点金属層を形成
するため、上記のような、シリサイド層あるいは高融点
金属層のショートニングが防止された信頼性の高い半導
体装置が容易に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1による半導体装置の構造
を示す断面図である。
【図2】 この発明の実施例2による半導体装置の構造
を示す断面図である。
【図3】 この発明の実施例2による半導体装置の製造
方法の一工程を示す断面図である。
【図4】 この発明の実施例3による半導体装置の構造
を示す断面図である。
【図5】 従来の半導体装置の構造を示す断面図であ
る。
【図6】 従来の半導体装置の製造方法を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 半導体装置、2 ゲート酸化膜、3 ゲート電極、
3a 導電層としてのポリシリコン層、5 ソース・ド
レイン領域、6 LDD領域、7 シリサイド層、8
熱酸化膜、8a サイドウォールスペーサ、9 絶縁膜
スペーサ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上にゲート酸化膜を形成し、
    このゲート酸化膜上にポリシリコンあるいはアモルファ
    スシリコンを用いた導電層を形成し、この導電層をパタ
    ーニングしてゲート電極を形成する工程と、次いで、上
    記半導体基板に弗酸を用いたウェットエッチング処理を
    施し、続いて上記半導体基板を熱酸化して、上記ゲート
    電極表面を覆って全面に熱酸化膜を形成する工程と、そ
    の後イオン注入によりソース・ドレイン領域を形成する
    工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 半導体基板上に形成されたゲート酸化膜
    と、ポリシリコンあるいはアモルファスシリコンを用
    い、上記ゲート酸化膜を介して形成されたゲート電極
    と、このゲート電極側壁に形成された熱酸化膜からなる
    サイドウォールスペーサと、このサイドウォールスペー
    サ下層の上記半導体基板に形成されたLDD領域と、こ
    のLDD領域に隣接してその外側に形成されたソース・
    ドレイン領域とを有することを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 半導体基板上にゲート酸化膜を形成し、
    このゲート酸化膜上にポリシリコンあるいはアモルファ
    スシリコンを用いた導電層を形成し、この導電層をパタ
    ーニングしてゲート電極を形成する工程と、次いで、L
    DD領域形成のためのイオン注入を施した後、上記半導
    体基板を熱酸化して、上記ゲート電極表面を覆って全面
    に熱酸化膜を形成する工程と、その後上記ゲート電極側
    壁部分の上記熱酸化膜をサイドウォールスペーサとし
    て、イオン注入によりソース・ドレイン領域を形成する
    工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 ゲート電極表面を覆って全面に熱酸化膜
    を形成する工程に先立って、半導体基板に弗酸を用いた
    ウェットエッチング処理を施すことを特徴とする請求項
    3記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 半導体基板上に形成されたゲート酸化膜
    と、ポリシリコンあるいはアモルファスシリコンを用
    い、上記ゲート酸化膜を介して形成されたゲート電極
    と、このゲート電極側壁に形成された熱酸化膜からなる
    サイドウォールスペーサと、このサイドウォールスペー
    サ外側の上記半導体基板に形成されたソース・ドレイン
    領域とを有し、上記ゲート電極と上記ソース・ドレイン
    領域とがオフセット構造であることを特徴とする半導体
    装置。
  6. 【請求項6】 半導体基板上に形成されたゲート酸化膜
    と、ポリシリコンあるいはアモルファスシリコンを用
    い、上記ゲート酸化膜を介して形成されたゲート電極
    と、このゲート電極側壁に形成されたサイドウォールス
    ペーサと、さらにこのサイドウォールスペーサ側壁に形
    成された絶縁膜スペーサと、上記サイドウォールスペー
    サ外側の上記半導体基板に形成されたソース・ドレイン
    領域と、上記ゲート電極表面および上記ソース・ドレイ
    ン領域表面に自己整合的に形成されたシリサイド層ある
    いは高融点金属層とを有することを特徴とする半導体装
    置。
  7. 【請求項7】 ゲート電極側壁に形成されたサイドウォ
    ールスペーサが熱酸化膜からなることを特徴とする請求
    項6記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 半導体基板上にゲート酸化膜を形成し、
    このゲート酸化膜上にポリシリコンあるいはアモルファ
    スシリコンを用いた導電層を形成し、この導電層をパタ
    ーニングしてゲート電極を形成する工程と、このゲート
    電極側壁にサイドウォールスペーサを形成する工程と、
    次いでイオン注入によりソース・ドレイン領域を形成す
    る工程と、次いで全面に絶縁膜を堆積後全面異方性ドラ
    イエッチングを施して、上記サイドウォールスペーサ側
    壁に絶縁膜スペーサを形成するとともに上記ゲート電極
    表面および上記ソース・ドレイン領域表面を露出させる
    工程と、その後上記ゲート電極表面および上記ソース・
    ドレイン領域表面に、シリサイド層あるいは高融点金属
    層を自己整合的に選択成長させて形成する工程とを有す
    ることを特徴とする請求項6または7記載の半導体装置
    の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10313117A (ja) * 1997-03-10 1998-11-24 Denso Corp Misトランジスタ及びその製造方法
US6472281B2 (en) 1998-02-03 2002-10-29 Matsushita Electronics Corporation Method for fabricating semiconductor device using a CVD insulator film
JP2010021253A (ja) * 2008-07-09 2010-01-28 Renesas Technology Corp 固体撮像素子の製造方法
JP2010109048A (ja) * 2008-10-29 2010-05-13 Seiko Epson Corp 半導体装置の製造方法

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