JPH0832136A - 圧電トランス - Google Patents

圧電トランス

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Publication number
JPH0832136A
JPH0832136A JP6182754A JP18275494A JPH0832136A JP H0832136 A JPH0832136 A JP H0832136A JP 6182754 A JP6182754 A JP 6182754A JP 18275494 A JP18275494 A JP 18275494A JP H0832136 A JPH0832136 A JP H0832136A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead
lead wire
section
electrodes
piezoelectric transformer
Prior art date
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Pending
Application number
JP6182754A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomiyasu Takada
富保 高田
Yusaku Hashiguchi
裕作 橋口
Sadato Oka
定人 岡
Naoki Sugiyama
直己 杉山
Tsutomu Ouchi
努 大内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamura Corp
Original Assignee
Tamura Corp
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Publication date
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Publication of JPH0832136A publication Critical patent/JPH0832136A/ja
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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リード線を一体化して取り扱いを容易とし、
かつこのリード線を薄いフレキシブル基板構成とするこ
とにより、薄型化を図るとともに、半田付け工程の削減
化を図る。 【構成】 圧電磁器板2と、この圧電磁器板2の表裏に
それぞれ設けられた電極3と、これらの電極3および前
記圧電磁器板2の端部2aに先端が接続される配線用リ
ード線4とを備え、この配線用リード線4はポリイミド
系の薄いフレキシブル基板からなり、前記電極3に接続
される1次側電極接続用リード部5と前記端部2aに接
続される2次側接続用リード部6とを有し、先端部側は
分離され、かつ他方の端部側は一部のみスリットSが形
成され、他は一体となり、かつ各他端部5a,6aは直
接基板側に接続可能な構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パソコン等に用いら
れている液晶を裏側から光で照らすバックライト用の光
源に使用されている冷陰極管の駆動回路や、その他テレ
ビジョン受像機、電子複写機等の直流高電圧発生装置に
用いられる圧電トランスに関する。
【0002】
【従来の技術】圧電トランス本体は、図3に示すよう
に、偏平薄板状の圧電磁器板2′の表裏面にそれぞれ電
極3′を設けて1次側を構成し、これらの電極3′にリ
ード線5′を接続している。6′は2次側のリード線で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電子機器は時代的背景
として益々小型化、省エネ化の要求が高まっており、圧
電トランスもその例外ではない。しかし、従来の圧電ト
ランスでは、図4に示すように、表裏の電極3′および
端部2a′の計三面にそれぞれ芯線がビニール被覆され
てなるリード線5′,6′を半田付けbにより接続する
構造であるため、個々のリード線5′,6′が合計3本
必要であり、また、表裏の電極3′の半田付けbの部分
が厚みaに寄与し、薄型化が困難である、という課題が
あった。
【0004】また、このように構成された圧電トランス
本体は安全規格上の問題から、図5に示すように、カバ
ーC内に収納される。この場合、リード線5′,6′の
他端部はカバーCの側面に設けられた端子T,Tの上方
まで引き回され、半田付けbにより接続される。そし
て、このように構成された圧電トランスを実装する場
合、図6に示すように、端子Tの下部Taを半田付けb
により接続し、リード線5′,6′の端末側の半田付け
工程は、合計2回の半田付け作業を要し、作業が煩雑で
ある、という課題があった。
【0005】この発明は上記のことに鑑み提案されたも
ので、その目的とするところは、リード線の数を減少さ
せるとともに、薄型化を図り、かつリード線の端末側の
半田付け工程を削減した圧電トランスを提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、圧電磁器板
2と、この圧電磁器板2の表裏にそれぞれ設けられた電
極3と、これらの電極3および前記圧電磁器板2の端部
2aに先端が接続される配線用リード線4とを備え、こ
の配線用リード線4はポリイミド系の薄いフレキシブル
基板からなり、前記電極3に接続される1次側電極接続
用リード部5と前記端部2aに接続される2次側接続用
リード部6とを有し、先端部側は分離され、かつ他方の
端部側は一部のみスリットSが形成され、他は一体とな
り、かつ各他端部5a,6aは直接基板側に接続可能に
構成することにより、上記目的を達成している。
【0007】
【作用】この発明ではポリイミド系の薄いフレキシブル
基板を配線用リード線4として使用するようにし、この
配線用リード線4は3本のリード線が一体化されてな
り、3面の半田付けが1つの配線用リード線4で行うこ
とができるようにしている。
【0008】また、配線用リード線4は0.2mm程度
と非常に偏平のため、スペースが僅かで足り薄型化を図
ることができる。
【0009】さらに、圧電トランスを実装する場合、配
線用リード線4の端部を実装面に直接半田付けすること
ができ、図5に示した端子Tへの半田付け工程を削減で
きるようにしている。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例にかかる圧電トラン
ス本体1を示す。この圧電トランス本体1は、薄板状の
圧電磁器板2の左側または右半部の対向する上下面に電
極3が設けられていわゆる1次側が構成されている。
【0011】図中4は配線用リード線である。この配線
用リード線4はポリイミド系の薄いフレキシブル基板に
て構成され、上下の電極3に接続される一対の1次側電
極接続用リード部5と、圧電磁器板2の2次側の端部2
aと接続される2次側接続用リード部6とを有し、それ
ぞれ先端部は接続し易いようにほぼL字状に折曲され、
斜線を施した各先端が半田付け接続される。
【0012】図2は配線用リード線4の平面図を示す。
前記各リード部5,6はフレキシブルな薄い絶縁フィル
ムF中に導電部Dが設けられて構成され、導電部Dの両
端部が接続部となっている。この配線用リード線4はエ
ッチング技術等を適用して容易に製造することができ
る。なお、1次側電極接続用リード部5に比べ、2次側
接続用リード部6の方が細長い形状をした圧電磁器板2
の端部2aに先端を接続する兼ね合いから長く形成され
ている。
【0013】また、配線用リード線4の他端部側は直線
状に平行に配列され伸びており、各リード部5,6間の
一部にはスリットSが形成され、その他の部分は一体に
接続され、全体としては一体となっており、かつ実装に
あたり各他端部5a,6aが基板(図示せず)に直接接
続される。この場合、各他端部5a,6a間は、例えば
ハサミなどによりカットして分離され、所定の接続部に
引き回し、それぞれ半田付け接続すれば良い。
【0014】なお、圧電磁器板2に配線用リード線4の
先端を接続した圧電トランス本体をカバー(図示せず)
内に適宜の手段により収納すれば圧電トランスを構成す
ることができる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、従来のよ
うな個別なリード線と異なり、一体となったフレキシブ
ル基板からなる配線用リード線4を用いており、この配
線用リード線4は極めて薄く、かつ引き回しにもスペー
スをとらないため、その分薄型化を図ることができる。
また、半田付け工程にあたり、配線用リード線4の他端
部5a,6aは基板に直接接続すれば良く、従来では2
回であったのを1回に削減でき、作業性が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の斜視図を示す。
【図2】本発明に用いられる配線用リード線の平面図。
【図3】従来例の斜視図。
【図4】従来例の側面図。
【図5】従来例の完成品の斜視図。
【図6】従来例の端子部分の接続状態の説明図を示す。
【符号の説明】
1 圧電トランス本体 2 圧電磁器板 2a 端部 3 電極 4 配線用リード線 5 1次側電極接続用リード部 6 2次側接続用リード部 F 絶縁フィルム D 導電部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉山 直己 埼玉県坂戸市千代田5丁目5番30号 株式 会社タムラ製作所埼玉事業所内 (72)発明者 大内 努 埼玉県坂戸市千代田5丁目5番30号 株式 会社タムラ製作所埼玉事業所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電磁器板(2)と、この圧電磁器板
    (2)の表裏にそれぞれ設けられた電極(3)と、これ
    らの電極(3)および前記圧電磁器板(2)の端部(2
    a)に先端が接続される配線用リード線(4)とを備
    え、 この配線用リード線(4)はポリイミド系の薄いフレキ
    シブル基板からなり、前記電極(3)に接続される1次
    側電極接続用リード部(5)と前記端部(2a)に接続
    される2次側接続用リード部(6)とを有し、先端部側
    は分離され、かつ他方の端部側は一部のみスリット
    (S)が形成され、他は一体となり、かつ各他端部(5
    a),(6a)は直接基板側に接続可能であることを特
    徴とした圧電トランス。
JP6182754A 1994-07-11 1994-07-11 圧電トランス Pending JPH0832136A (ja)

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JP6182754A JPH0832136A (ja) 1994-07-11 1994-07-11 圧電トランス

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JP6182754A JPH0832136A (ja) 1994-07-11 1994-07-11 圧電トランス

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JPH0832136A true JPH0832136A (ja) 1996-02-02

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ID=16123856

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JP6182754A Pending JPH0832136A (ja) 1994-07-11 1994-07-11 圧電トランス

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