JPH0832124B2 - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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JPH0832124B2
JPH0832124B2 JP59266315A JP26631584A JPH0832124B2 JP H0832124 B2 JPH0832124 B2 JP H0832124B2 JP 59266315 A JP59266315 A JP 59266315A JP 26631584 A JP26631584 A JP 26631584A JP H0832124 B2 JPH0832124 B2 JP H0832124B2
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container
lead
conductor
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insulated switchgear
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正裕 中川
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、密閉容器内に絶縁媒体と共に充電部を収納
した母線、断路器、しゃ断器等で構成する三相一括形ガ
ス絶縁開閉装置に関するものであって、特に機器の配置
接続に改良を施したものである。
[発明の技術的背景及びその問題点] 大都市周辺とか臨海地区に設置される変電所或いは開
閉所においては、用地の入手難とか塩害対策状の理由
で、変電所とか開閉所を構成する電気機器を、SF6ガス
等の絶縁性及び消弧性に非常に優れた絶縁媒体で密封し
たガス絶縁開閉装置が使用される。そして、この種のガ
ス絶縁開閉装置は、しゃ断器或いは断路器その他の所要
機器を立体的に配置し、各機器相互間の間隔を狭め、敷
地面積の大幅な縮小を図る様にしているため、気中絶縁
方式の開閉装置に比べて、著しく小型に構成することが
できる。また近年、自然及び住宅との環境調和を考え、
建屋内及び大都市での地下室内への建設が増加する傾向
にある。そこで、構成機器を合理的に配置し、据付面積
或いは据付容積を最小限に縮小することによりガス絶縁
開閉装置を含めた建設費用の低廉化が要求されている。
そのため三相の通電導体を一つの容器に収納した三相一
括形のガス絶縁開閉装置が採用される様になった。
この様な三相一括形ガス絶縁開閉装置の一般的な構成
を第2図の単線結線図、及び第3図の断面図によって説
明する。即ち、第2図は複母線方式一回線分の単線結線
図を示すもので、主母線BUS1、BUS2には、それぞれ断路
器DS1、DS2が配設され、この断路器DS1、DS2はしゃ断器
CBに接続されている。さらに、しゃ断器CBは、計器用変
流器CT、線路用断路器DS3を介して、線路用接地装置E
S、計器用変圧器PT及びケーブル接続部CHに接続されて
いる。
この様な単線結線図にもとずく従来の三相一括形ガス
絶縁開閉装置としては、第3図に示すような構成が知ら
れている。即ち、据付け面に対して垂直に配設されたし
ゃ断器1には、据付け面に対して平行に上部口出し端子
2、及び下部口出し端子3が設けられている。この下部
口出し端子3にはT字形をした接続母線4が接続され、
さらに接続母線4の下方には断路器5,6と一体に構成さ
れた主母線7,8がそれぞれ配設され、内部の通電導体に
より電気的に接続されている。また、しゃ断器1の上部
口出し端子2には計器用変流器9、断路器10、接地装置
11及び接続母線12を介して計器用変圧器13及びケーブル
接続部14が接続されている。
しかしながら、この様に構成された従来の三相一括形
ガス絶縁開閉装置においては、主母線相互間、及び主母
線とケーブル接続部等の外部引出し部の間の相順を合せ
るため、通電導体の相配列を容器内部で変更する必要が
ある。即ち、しゃ断器1の下部口出し端子3より導出さ
れた通電導体が接続母線4を介して主母線7,8に接続さ
れているため、接続母線4内において、内部の通電導体
を捻架しなければならず、構造が複雑化し、コスト高の
一因となっていた。さらに、主母線7,8の相配列と、接
続母線4の相配列が異なるため、組立時及び組立後の相
順確認作業が非常に繁雑になり、事故発生時や回線増設
時の作業等に多くの時間を要する等の欠点があった。ま
た、しゃ断器1の上部口出し端子2に接続される機器の
相配列は、断路器10及び接地装置11の操作機構を収納す
るために、断路器10及び接地装置11を横方向に配設しな
ければならないため、接続母線4の相配列と違える必要
があり、全体の相配列、相順が非常に複雑となり、組立
作業性が著しく低下し、構造が複雑化し、組立不良を引
きおこすといった問題点があった。
これらの問題点を解決するために、第4図及び第5図
に示した様な構成を有するガス絶縁開閉装置が開発され
ている。
即ち、しゃ断器20は絶縁性ガスを封入したその容器21
の軸線が据付け面に対して垂直になる様に配設されてい
る。しゃ断器容器21の内部には、互いに接離可能な固定
側及び可動側電極を有する各相のしゃ断部22がその動作
軸としゃ断器容器21の軸線とが平行になるように、それ
ぞれ配置されている。しゃ断部22の下方の端子から導出
された各相の通電導体23は、しゃ断器容器21の内部で通
電導体24を上方へ分岐した後、しゃ断器容器21の側面下
方に設けられた第1の口出し端子25から導出されてい
る。また、通電導体23から上方へ分岐された通電導体24
は各相ともしゃ断器容器21の軸線と平行に配置され、し
ゃ断器容器21の側面の第1の口出し端子25の上方に設け
られた第2の口出し端子26から導出されている。この第
1,第2の口出し端子25,26には、断路器27,28と一体にな
った主母線29,30がそれぞれ接続されている。
一方、しゃ断部22の上方の端子から導出される各相の
通電導体31は、しゃ断器容器21内のしゃ断部22の上方に
各相配設された計器用変流器32を貫通して更に上方に導
出され、導体支持絶縁物45によってしゃ断器容器21に支
持された後、しゃ断器容器21の側面の第2の口出し端子
26の上方に設けられた第3の口出し端子33から導出され
ている。この第3の口出し端子33には、断路器34、接地
装置35を介してケーブル接続部36及び計器用変圧器37が
接続されている。なお、第4図に示したガス絶縁開閉装
置においては、各口出し部25,26,33に接続される機器の
内部の通電導体の相配列は、すべて同一となっている。
この様に構成されたガス絶縁開閉装置においては、し
ゃ断器容器21からの口出し方向をすべて同一とし、且
つ、それに接続される機器の内部の通電導体の相配列を
同一にすることにより、相順が極めて単純・明瞭となる
とともに、第3図に示した従来例における様な接続母線
4中の複雑な相捻架も不要となり、構造の簡素化、組立
・分解作業等の作業性が大幅に向上し、ガス絶縁開閉装
置の低廉化が可能となる。
しかしながら、第4図に示した様な構成を有するガス
絶縁開閉装置においては、上述の様な利点がある反面、
次の様な若干の問題点がある。即ち、しゃ断器の保守点
検作業等の為に、しゃ断器を取外し、作業終了後にふた
たび取付ける際に、第1,第2,第3の口出し端子部25,26,
33を同時にドッキングしなければならず、また、それぞ
れの口出し端子部25,26,33には電気的に接続する為の接
触部が、各3相分あるので、同時に9相分の接触部をド
ッキングしなければならない。この場合、それぞれの接
触部の芯あわせを確認し、同時に9箇所の接触部をドッ
キングすることは非常にむずかしく、組立作業が繁雑な
ものとなり、組立不良を起こす恐れが大きかった。そし
て、万一組立不良を起こし接触部に位置ズレを生じる
と、導体支持絶縁物45に過大な応力が加わることにな
る。一般にこの種の導体支持絶縁物は樹脂によって構成
されており、過大な応力が加わると負荷に耐えられず破
壊されてしまい、絶縁維持が困難になる可能性があっ
た。
[発明の目的] 本発明は、上記の様な従来のガス絶縁開閉装置の欠点
を解消する為に提案されたもので、その目的は、第3の
口出し端子部の接続を簡略化し、組立工程の作業性を大
幅に向上させると共に、通電導体を支持する導体支持絶
縁物に過大な応力が加わるのを防止した信頼性の高いガ
ス絶縁開閉装置を提供することにある。
[発明の概要] 本発明のガス絶縁開閉装置は、第1,第2,第3の口出し
端子部をしゃ断器容器の同一側面に配設し、また、第3
の口出し部に配列される通電導体を2つの部分から構成
し、しゃ断器容器の上部に設けた開口部より、前記2つ
の通電導体を接続導体によって着脱自在に接続すること
により、しゃ断器の取付け、取外し作業時における口出
し端子部の接続を簡単に行なうことがてきる様にしたも
のである。
[発明の実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図を参照して具体的に
説明する。なお、第2図乃至第5図に示した従来型と同
一部分については、同一符号を付し説明は省略する。
本実施例において、しゃ断器の第1,第2,第3の口出し
端子部がしゃ断器容器の同一側面に設けられている。ま
た、しゃ断部22の上方の端子から接触部40を介して導出
される各相の通電導体41が、2つの部分41a,41bより構
成され、この2つの通電導体41a,41bがその間に配設さ
れた接続導体42により着脱自在に接続されている。ま
た、この接続導体42は、しゃ断器容器21の上部に形成さ
れた開口部43から、取付け、取外し作業ができる位置に
設けられている。さらに、しゃ断器容器21の上部に設け
られた開口部43には、蓋44が配設され、容器内部の気密
性は保持されている。なお、前記の2つの部分からなる
通電導体41は、その遮断部側の部分41aにおいて、導体
支持絶縁物45を介してしゃ断器容器21に支持されてい
る。
この様な構成を有する本実施例のガス絶縁開閉装置に
おいては、しゃ断器の保守・点検作業の為に、しゃ断器
を取外し、再び取付ける場合は、まず第1の口出し端子
部25,及び第2の口出し端子部26をドッキングした後
で、第3の口出し端子部33に設けられた通電導体41bと
しゃ断部22から接触部40を介して導出された通電導体41
aとを、しゃ断器容器21の上部に設けられた開口部より
接続導体42を組込み、接続することにより、保守点検作
業時のしゃ断器のドッキング作業は大幅に簡素化され
る。その結果、9相の通電導体の接続を同時に行なう必
要がなくなるので、組立工程も簡略化され、また組立不
良も防止することができる。更に、通電導体41a,41bの
間で位置ズレが生じても接続導体42によってズレの大き
さを緩和できるため、導体支持絶縁物45に過大な応力が
加わるのを防止でき、ガス絶縁開閉装置の信頼性が向上
する。
[発明の効果] 以上述べた様に、本発明によれば、しゃ断器容器の口
出し方向をすべて同一方向とし、且つそれに接続される
機器の内部導体の相配列を同一とし、さらに、第3の口
出し端子部より導出される通電導体の接続方法を簡略化
することにより、しゃ断器の保守・点検作業時における
組立工程の作業性を大幅に信頼性の高いガス絶縁開閉装
置を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のガス絶縁開閉装置の一実施例を示す
断面図、第2図は複母線方式一回線分の単線結線図、第
3図は、第2図の単線結線図にもとずく従来のガス絶縁
開閉装置の構成を示す断面図、第4図は、従来のガス絶
縁開閉装置の他の構成を示す断面図、第5図は、第4図
におけるA矢視図である。 1…しゃ断器、2…上部口出し端子、3…下部口出し端
子、4…接続母線、5,6…断路器、7,8…主母線、9…計
器用変流器、10…断路器、11…接地装置、12…接続母
線、13…計器用変圧器、14…ケーブル接続部、20…しゃ
断器、21…しゃ断器容器、22…しゃ断部、23,24…通電
導体、25…第1の口出し端子、26…第2の口出し端子、
27,28…断路器、29,30…主母線、31…通電導体、32…計
器用変流器、33…第3の口出し端子、34…断路器、35…
接地装置、36…ケーブル接続部、37…計器用変圧器、40
…接触部、41a,41b…通電導体、42…接続導体、43…開
口部、44…蓋、45…導体支持絶縁物。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦型しゃ断器の密閉容器の一方の側面に、
    容器の下方より順に第1、第2、第3の口出し端子部が
    平行に形成され、第1及び第2の口出し端子部には断路
    器を介して主母線が接続され、第3の口出し端子部には
    ガス絶縁機器を介して外部引き出し端子部が接続された
    ガス絶縁開閉装置において、 前記容器内に互いに接離自在に動作する固定側及び可動
    側電極を備えた3相分のしゃ断部が容器の軸方向と平行
    に収納され、このしゃ断部の下方の端部から導出された
    各相の通電導体が、容器内部で2つに分岐された後に第
    1及び第2の口出し端子部に接続された主母線側の通電
    導体に接続され、 前記しゃ断部の上方の端部から導出された通電導体が第
    3の口出し端子部に接続された外部引き出し端子部の通
    電導体に接続され、この通電導体がそのしゃ断部側の部
    分と外部引き出し端子部側の部分との2つに分割される
    と共に、両者間に設けられた接続導体によって着脱自在
    に接続され、更にしゃ断部側の部分は支持絶縁物によっ
    てしゃ断器容器に支持され、 前記容器における接続導体に近傍には容器外部から接続
    導体を着脱するための密閉可能な開口部が設けられてい
    ることを特徴とするガス絶縁開閉装置。
JP59266315A 1984-12-19 1984-12-19 ガス絶縁開閉装置 Expired - Lifetime JPH0832124B2 (ja)

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JPS61147712A JPS61147712A (ja) 1986-07-05
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5911705A (ja) * 1982-07-13 1984-01-21 株式会社東芝 ガス絶縁開閉装置
JPS59159128U (ja) * 1983-04-11 1984-10-25 株式会社東芝 着脱母線

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JPS61147712A (ja) 1986-07-05

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