JPH0832012B2 - 映像信号記録再生装置 - Google Patents

映像信号記録再生装置

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JPH0832012B2
JPH0832012B2 JP60145299A JP14529985A JPH0832012B2 JP H0832012 B2 JPH0832012 B2 JP H0832012B2 JP 60145299 A JP60145299 A JP 60145299A JP 14529985 A JP14529985 A JP 14529985A JP H0832012 B2 JPH0832012 B2 JP H0832012B2
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signal
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健一 平田
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は垂直方向のデイエンフアシス処理により、
映像信号のS/Nの改善を行なう映像信号記録再生装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の映像信号記録再生装置として、第3図
に示すような回路構成のものが知られている。同図にお
いて、(1)は映像信号入力端子で、この端子(1)に
は輝度信号もしくは色信号が印加される。(2)は加算
回路、(3)は上記入力信号を1水平走査期間遅延させ
る1水平期間遅延回路(以下、「1H遅延回路」と称す
る)、(4)は帰還係数がK(K<1)である第1の係
数器、(5)は帰還係数が1−Kである第2の係数器、
(6)は入力信号と第2の係数器(5)の出力信号とを
減算する減算回路、(7)は帰還係数が1/Kである第3
の係数器、(8)はリミット回路、(9)は記録時に加
算、再生時に減算動作する加減算回路、(10)は信号出
力端子である。
なお、第7図は上記第3図の回路を含む映像信号記録
再生装置の全体の配置構成図であり、同図において、上
記加減算回路(9)を、記録側は(9a)の加算回路で、
再生側は(9b)の減算回路で表している。
つぎに、第3図および第7図の映像信号記録再生装置
によるS/Nを改善する動作について説明する。第4図は
第3図の各部における信号波形を示す。
いま、映像信号入力端子(1)に印加される原信号a
が、第4図(a)に示すように、たとえば高周波成分を
多く含む黒レベルから白レベルへ変化して立ち上る波形
をもった出力レベル1の輝度信号であるとき、加算回路
(2)の出力信号bは、1H遅延回路(3)の出力信号が
順次印加されることにより、第4図(b)に示すよう
に、出力信号レベルが1/(1−K)である信号となる。
つまり、加算回路(2)の出力段における伝達関数G
は、ライン相関の大きいテレビ信号を扱う場合、τh=
1/fh(fhはライン周波数)とすればよく、 と表わすことができ、上記加算回路(2)の出力信号b
は、1H遅延回路(3)の出力信号が順次印加されること
により、出力信号レベルが1/(1−K)である信号とな
る。
上記出力信号bは第2の係数器(5)に印加される。
この第2の係数器(5)の出力信号cは、第4図(c)
に示すように、出力レベルが1である信号となる。この
出力信号cは減算回路(6)に印加されて、上記入力信
号aの減算がなされ、この減算回路(6)の出力信号d
は、第4図(d)に示すように、出力レベルがKである
波形の信号となる。
さらに、この信号dは第3の係数器(7)に印加され
る。この第3の係数器(7)の出力信号eは、第4図
(e)に示すように、出力レベルが1である信号とな
る。この出力信号eはリミツト回路(8)に印加され
て、所定のレベルxに振幅制限された、第4図(f)に
示すような波形の信号fが出力される。
記録動作時は、加減算回路(9)(第7図の加算回路
(9a))において、入力信号aと信号fとが加算され、
その信号出力端子(10)には、第4図(g1)に示すよう
に、映像信号の垂直方向の空間周波数の高周波成分の強
調された波形の信号g1が得られ、この信号g1が第7図に
示すように、プリエンフアシス回路(15)を経て周波数
変調器(14)で周波数変調を受けて記録媒体(16)に記
録される。
つまり、記録動作時、第3図の回路は、映像信号(輝
度信号)の垂直方向の空間周波数の高域成分を周波数変
調する前に強調しておく高域強調回路、すなわち、垂直
方向のエンフアシス回路として働く。
これに対し、再生動作時に、記録媒体(16)から読み
出された信号は周波数復調器(17)で周波数復調され、
デイエンフアシス回路(18)を経て、上記入力端子
(1)に印加されて、上述と同様の処理を受ける。この
再生動作時に上記記録動作時と異なる点は、入力端子
(1)に印加される信号が第4図(a)のような波形の
信号aであるとき、加減算回路(9)(第7図の減算回
路(9b))において、入力信号aから信号fが減算さ
れ、高周波成分の抑制された、第4図(g2)のような波
形の信号g2が得られることである。
つまり、再生動作時、第3図の回路は、映像信号(輝
度信号)の垂直方向の高域成分を周波数復調した後に抑
制する高域抑制回路、すなわち、垂直方向のデイエンフ
アシス回路として働く。
そのために、垂直方向のエンフアシス回路で入力信号
aの高域成分を周波数変調する前に、信号g1で示すよう
に強調しておき、復調後に、第4図(g2)で示したよう
な上記垂直方向のエンフアシス回路と逆特性をもった垂
直方向のデイエンフアシス回路で、上記信号g1を元に戻
すことによって、第4図(g3)のようなノイズ成分の除
去された信号g3が得られる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来の回路において、映像信号の垂直方向の空間
周波数の高域成分を低域成分に比較して相対的にレベル
減衰させてS/Nを改善し、かつ、ライン相関のない期間
での波形歪を補なうためには、記録時と再生時に逆特性
をもった回路を2つ用意しなければならなかった。
また、記録時に垂直方向のエンフアシスをかけること
は、互換性の問題からフォーマットの規格化により回路
の適用範囲に制限を受ける等の問題があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、再生時のみ回路を用意するだけでよく、さ
らに、再生時しか適用しないのでフォーマットの規格に
影響されることなく色々な記録再生装置に適用でき、し
かもS/Nを改善することができる映像信号記録再生装置
を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明による映像信号記録再生装置は、プリエンフ
ァシス回路を通した映像信号を周波数変調して得た被変
調波を記録媒体に記録し、この記録媒体から再生した被
変調波を周波数復調したのち、ディエンファシス回路を
通して再生信号を得るよう構成された映像信号記録再生
装置において、ディエンファシス回路の後段に配置さ
れ、垂直方向の巡回形クシ形フィルタと映像信号のライ
ン相関のない期間を検出する検出手段とを有する垂直方
向のディエンファシス回路を備え、検出手段によって検
出されたライン相関のない期間において、垂直方向の巡
回形クシ形フィルタの動作を停止するようにしたもので
ある。
〔作用〕
この発明においては、垂直方向のデイエンフアシス回
路を動作させ、かつ、ライン相関のない期間においては
その動作を停止させるものであるから、波形歪を生じる
ことなく、S/Nを改善することができる。
また、ライン相関信号の検出により、入力信号からの
減算をその期間カットオフするように構成したから、再
生側のみの動作で信号の劣化が少なくなり、従来のよう
に、記録側で補正することが不要となる。したがって、
再生側だけの回路でよく、フォーマットの規格に影響さ
れないので、従来の回路に比べ適用範囲が広くなる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面にしたがって説明す
る。
第1図は、この発明による映像信号記録再生装置の構
成を示すブロック図で、同図において、第3図と同一符
号は同一部分を示し、(1)は映像信号入力端子、
(2)は加算回路、(3)は1H遅延回路、(4)は第1
の係数器、(5)は第2の係数器、(6)は減算回路、
(7)は第3の係数器、(10)は信号出力端子、(13)
は減算回路である。ここで、加算回路(2)、1H遅延回
路(3)、第1の係数器(4)、第2の係数器(5)、
減算回路(6)および第3の係数器(7)によって垂直
方向の巡回形クシ形フィルタが構成されている。また、
第8図は上記第1図の回路を含む映像信号記録再生装置
の全体の配置構成図であり、同図において、第7図と同
一符号は同一部分を示す。
(11)はゲート回路で、このゲート回路(11)は第3
の係数器(7)と減算回路(13)との間に介挿されてい
る。(12)はゲートパルス発生回路で、このゲートパル
ス発生回路(12)は、減算回路(6)の出力信号dを受
けてゲートパルスhを発生させ、上記ゲート回路(11)
を開くものである。
つぎに、第1図および第8図における映像信号記録再
生装置のS/Nの改善動作について説明する。第2図は第
1図の各部における信号波形を示す。
第1図の回路は、第8図でも明らかなように記録動作
を行なわないで、再生動作のみ行なうものである。この
再生時において、第2図の信号aないしeを発生する動
作は、第3図および第4図について説明した動作と同様
であるから、その詳しい説明を省略する。
つまり、従来の記録手段で記録された原信号aは、映
像信号入力端子(1)に印加され、第3図および第4図
にもとづいて説明した動作で、減算回路(6)から第2
図(d)に示すような信号dが出力される。
ゲートパルス発生回路(12)は、この出力信号dを受
けて、所定のスレッショルド以上のライン相関信号が存
在する場合、第2図(h)に示すようなゲートパルスh
を発生する。ゲート回路(11)は上記ゲートパルスhに
よって動作し、ライン相関のある期間Tのみ減算回路
(6)からの出力信号dがカットオフされる。その出力
信号fは第2図(f)に示すように、ライン相関のない
期間T以外の期間においてノイズ成分を有し、ゲート回
路(11)の通過により平均化されてノイズ成分の抽出さ
れた信号となる。
上記出力信号fは、減算回路(13)において原信号a
の減算が行なわれ、第2図(g)に示すような信号gが
出力端子(10)に生起される。この出力信号gは、ライ
ン相関のない期間T以外の期間においてノイズ成分を有
しているけれども、テレビジョン信号の大部分のよう
に、ライン相関のある期間においてノイズ成分が除去さ
れており、これによって、ライン相関がある場合、出力
波形の劣化が少なくなり、画質を劣化させることなく、
S/Nを改善することができる。
なお、上記実施例では、ゲート回路(11)を第3の係
数回路(7)の出力段に接続したけれども、他の回路に
接続してもよく、また、ライン相関信号の検出を減算回
路(6)の出力信号dによって行なっているけれども、
その検出も減算回路(6)の出力信号dに限定されるも
のではない。
また、第5図は、第7図および第8図におけるプリエ
ンフアシス回路(15)の構成例を示し、第6図は、その
プリエンフアシス回路(15)と対をなす第7図および第
8図におけるデイエンフアシス回路(18)の構成例を示
す。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、ライン相関信号の
検出により、入力信号からの減算をその期間カットオフ
するように構成したから、再生側のみの動作で信号の劣
化が少なくなり、従来のように記録側で補正することが
不要となる。また、フォーマットの規格に影響されない
ので、色々な映像信号記録再生装置に対して広く適用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による映像信号記録再生装置の実施例
を示すブロック図、第2図は第1図の動作を説明するた
めの信号波形図、第3図は従来の映像信号記録再生装置
を示すブロック図、第4図は第3図の動作を説明するた
めの信号波形図、第5図はプリエンフアシス回路の構成
例を示す図、第6図は第5図と対をなすデイエンフアシ
ス回路の構成例を示す図、第7図は第3図に示す従来の
回路の映像信号記録再生装置における全体の配置構成
図、第8図は第1図に示す、この発明の回路の映像信号
記録再生装置における全体の配置構成図である。 (1)…映像信号入力端子、(2)…加算回路、(3)
…1H遅延回路、(4)…第1の係数器、(5)…第2の
係数器、(6)…減算回路、(7)…第3の係数器、
(10)…信号出力端子、(11)…ゲート回路、(12)…
ゲートパルス発生回路、(13)…減算回路。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリエンファシス回路を通した映像信号を
    周波数変調して得た被変調波を記録媒体に記録し、この
    記録媒体から再生した被変調波を周波数復調したのち、
    ディエンファシス回路を通して再生信号を得るよう構成
    された映像信号記録再生装置において、上記ディエンフ
    ァシス回路の後段に配置され、垂直方向の巡回形クシ形
    フィルタと映像信号のライン相関のない期間を検出する
    検出手段とを有する垂直方向のディエンファシス回路を
    備え、上記検出手段によって検出されたライン相関のな
    い期間において、上記垂直方向の巡回形クシ形フィルタ
    の動作を停止するようにしたこと特徴とする映像信号記
    録再生装置。
JP60145299A 1985-07-01 1985-07-01 映像信号記録再生装置 Expired - Lifetime JPH0832012B2 (ja)

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JPS625786A JPS625786A (ja) 1987-01-12
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