JPH08320071A - 液体ガスケットシール構造 - Google Patents

液体ガスケットシール構造

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JPH08320071A
JPH08320071A JP7128410A JP12841095A JPH08320071A JP H08320071 A JPH08320071 A JP H08320071A JP 7128410 A JP7128410 A JP 7128410A JP 12841095 A JP12841095 A JP 12841095A JP H08320071 A JPH08320071 A JP H08320071A
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    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/02Sealings between relatively-stationary surfaces
    • F16J15/14Sealings between relatively-stationary surfaces by means of granular or plastic material, or fluid

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 液体ガスケットが面取り部から剥がれにくい
シール構造を提供する。 【構成】 第一面取り部14と第二面取り部17の間に
画成される外側シール溝9に液体ガスケット7が充填さ
れる液体ガスケットシール構造において、第一シール面
18と第一面取り部14の交点を第二シール面23と第
二面取り部17の交点に対してオフセットする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体ガスケットシール
構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エンジンに備えられるウォータポンプ等
にあっては、ポンプ室を画成する2つの部材を合成ゴム
等からなる液体ガスケットを介して接合する液体ガスケ
ットシール構造を備えるものがある。
【0003】この種の液体ガスケットシール構造は、液
体ガスケットを介して互いに接合する各部材にシール面
と、シール面に連接して傾斜する面取り部がそれぞれ形
成され、各面取り部の間にはポンプ室に面して開口する
外側シール溝が画成される。各面取り部は対称的に形成
され、外側シール溝は三角形の断面をもっている。
【0004】各部材のシール面を液体ガスケットを介し
て接合する際、各シール面の間から液体ガスケットが押
し出されるが、この各シール面の間から押し出される液
体ガスケットが外側シール溝に充填される。これによ
り、液体ガスケットが各部材の接合部から大きくはみ出
すことがなく、ウォータポンプのベーン等と干渉するこ
とが防止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の液体
ガスケットシール構造にあっては、外側シール溝に充填
された液体ガスケットは、ポンプ室の水流にさらされる
ため、液体ガスケットが外側シール溝から剥がれる可能
性がある。
【0006】これに対処して、液体ガスケットを外側シ
ール溝から剥がれにくくするためには、三角形の断面を
した外側シール溝の拡がり角度を小さく形成して、ポン
プ室に面する液体ガスケットの面積を削減する必要があ
る。
【0007】しかしながら、自動車用エンジンに備えら
れるウォータポンプ等にあっては、外側シール溝の深さ
が制約されることにより、外側シール溝に所定容積を確
保するためには、三角形の断面をした外側シール溝の拡
がり角度を大きく設定する必要があり、液体ガスケット
が外側シール溝から剥がれやすくなるという問題点が考
えられる。
【0008】本発明は上記の問題点を解消し、液体ガス
ケットが面取り部から剥がれにくいシール構造を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の液体ガ
スケットシール構造は、液体ガスケットを介して互いに
接合する第一シール面および第二シール面と、第一シー
ル面に対して傾斜する第一面取り部と、第二シール面に
対して傾斜する第二面取り部と、第一面取り部と第二面
取り部の間に画成されて液体ガスケットが充填される外
側シール溝と、を備える液体ガスケットシール構造にお
いて、第一シール面と第一面取り部の交点を第二シール
面と第二面取り部の交点に対してオフセットする。
【0010】請求項2に記載の液体ガスケットシール構
造は、請求項1に記載の発明において、回転して流体に
速度成分を付与するベーンと、ベーンの外周端に対峙す
るポンプ室壁と、ベーンの背後でポンプ室壁に連接する
第一シール面と、液体ガスケットを介して第一シール面
に接合する第二シール面と、第一シール面に対して傾斜
する第一面取り部と、第二シール面に対して傾斜する第
二面取り部と、第一面取り部と第二面取り部の間に画成
されて液体ガスケットが充填される外側シール溝と、を
備える液体ガスケットシール構造において、第一シール
面と第一面取り部の交点を第二シール面と第二面取り部
の交点に対してベーンに近接する方向にオフセットす
る。
【0011】請求項3に記載の液体ガスケットシール構
造は、請求項1または2に記載の発明において、エンジ
ンブロックの前面側にクランクシャフトの回転をウォー
タポンプに伝達するチェーンを備え、エンジンブロック
の前面にポンプ室を画成し、前記ポンプ室とチェーンが
循環するチェーン室とを仕切るチェーンケースリヤを備
え、エンジンブロックに前記第一シール面と第一面取り
部をそれぞれ形成し、チェーンケースリヤに前記第二シ
ール面と第二面取り部をそれぞれ形成する。
【0012】
【作用】請求項1に記載の液体ガスケットシール構造に
おいて、第一シール面と第二シール面を液体ガスケット
を介して接合する際、各シール面の間から液体ガスケッ
トが押し出されるが、この各シール面の間から押し出さ
れる液体ガスケットが外側シール溝に充填される。これ
により、液体ガスケットが各部材の接合部から大きくは
み出すことがなく、例えばウォータポンプのベーン等と
干渉することが防止される。
【0013】第一シール面と第一面取り部の交点を第二
シール面と第二面取り部の交点に対してオフセットする
ことにより、外側シール溝の断面は2つの三角形を合成
した楔形となる。
【0014】したがって、本発明による外側シール溝
は、その拡がり角度が単純な三角形の断面をもつ従来の
外側シール溝に比べて小さくなり、液体ガスケットが外
側シール溝から剥がれにくくなる。
【0015】請求項2に記載の液体ガスケットシール構
造において、外側シール溝に充填される液体ガスケット
のうち第一面取り部に付着する部位は、ベーンに近接し
て比較的強い流体圧を受ける。
【0016】これに対処して、第一面取り部が第二面取
り部に対してベーンに近接する方向にオフセットされる
ことにより、ベーンに生起される流れの勢力が比較的強
い領域に面する液体ガスケットの容積を削減し、液体ガ
スケットが外側シール溝から剥がれることを防止でき
る。
【0017】請求項3に記載の液体ガスケットシール構
造において、エンジンブロックの第一シール面とチェー
ンケースリヤの第二シール面の間に介装された液体ガス
ケットによりポンプ室とチェーン室の密封がはかられ
る。
【0018】第一シール面と第一面取り部の交点を第二
シール面と第二面取り部の交点に対してオフセットする
ことにより、外側シール溝の深さを小さくしつつ、液体
ガスケットが外側シール溝から剥がれにくくし、ウォー
タポンプまわりのコンパクト化がはかれる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0020】図1〜図3は、本発明に係るウォータポン
プ1を備えたエンジンの前部の断面図である。
【0021】シリンダブロック(エンジンブロック)2
の前面を覆うようにチェーンケースリヤ4が取付けられ
る。チェーンケースリヤ4の前面を覆うようにフロント
カバー5が取付けられ、両者の間にチェーン室6が画成
される。
【0022】ウォータポンプ1は、シリンダブロック2
の前面に形成されたポンプ室31と、このポンプ室31
に収装されるウォータポンプユニット32から構成され
る。
【0023】ウォータポンプユニット32は、チェーン
ケースリヤ4に取付けられるポンプハウジング44と、
駆動軸20を回転自在に支持する軸受45と、駆動軸2
0の先端に取付けられたベーン46と、駆動軸20の基
端に取付けられたポンプスプロケット21を主体として
いる。
【0024】図示しないカムスプロケットとクランクス
プロケットの間に掛け回されるチェーン12は、ポンプ
スプロケット21に噛合う。これにより、クランシャフ
トの回転がチェーン12およびポンプスプロケット21
を介してウォータポンプ1の駆動軸20に伝達される。
【0025】ウォータポンプ1は、そのベーン46が回
転することにより、エンジンの図示しないウォータジャ
ケットを循環する冷却水をシリンダブロック2に円形に
開口したポンプ入口35から吸い込み、ポンプ室31か
ら図示しない冷却水通路を通ってラジエータ等に圧送す
るようになっている。
【0026】ポンプハウジング44とベーン46の間に
はメカニカルシール48が介装される。
【0027】チェーンケースリヤ4には、ポンプ室31
につながる円筒面状をしたポンプ取付部36が開口し、
その周縁にポンプハウジング44に対するフランジ部3
7が形成されている。
【0028】ポンプハウジング44はチェーンケースリ
ヤ4のポンプ取付部36に2本のOリング53を介して
に嵌合する。ポンプハウジング44のフランジ部44a
は、チェーンケースリヤ4のフランジ部37に接合し、
チェーンケースリヤ4に螺合する複数のボルト47を介
して締結される。
【0029】チェーンケースリヤ4はシリンダブロック
2の前面に図示しない複数のボルトによって締結され、
第一、第二シール面18,23の接合部にはポンプ室3
1の周囲に位置して液体ガスケットが塗布される。
【0030】図2、図3に示すように、チェーンケース
リヤ4の第二シール面23には、第一シール面18に面
して環状に窪む内側シール溝22が形成される。内側シ
ール溝22と第一シール面18の間に液体ガスケット7
が充填される。
【0031】図3にも示すように、シリンダブロック2
とチェーンケースリヤ4の接合部にはポンプ室31に面
して第一、第二面取り部14,17がそれぞれ形成され
る。第一、第二面取り部14,17の間に画成される環
状をした外側シール溝9が画成される。
【0032】第一シール面18と第二シール面23の接
合時に、両者の間から押し出される液体ガスケット7が
外側シール溝9に充填される。これにより、液体ガスケ
ット7がポンプ室31に大きくはみ出すことがなく、ウ
ォータポンプのベーン46と干渉することが防止され
る。
【0033】円錐面状をした第一面取り部14は、シリ
ンダブロック2のチェーンケースリヤ4に対峙する平面
状をしたシール面延長部13と、シリンダブロック2の
ポンプ室31を画成する円筒面状をしたポンプ室壁面1
0とを結ぶ。
【0034】円錐面状をした第二面取り部17は、チェ
ーンケースリヤ4のシリンダブロック2に対する平面状
をした第二シール面23と、チェーンケースリヤ4のポ
ンプハウジング44の周囲にひろがる平面状をした内周
端面19とを結ぶ。
【0035】そして本発明の要旨とするところである
が、チェーンケースリヤ4の第二面取り部17の第二シ
ール面23との交点である内周端は、シリンダブロック
2の第一面取り部14の第一シール面18(シール面延
長部13)との交点である内周端に対してオフセットし
て形成される。
【0036】ベーン46から近接する第一面取り部14
は、第二面取り部17に対してベーン46に近接する内
周側にオフセットして、ベーン46に生起される水流の
勢力が比較的強い領域に面する液体ガスケット7の容積
を削減する。
【0037】このようにして、液体ガスケット7が充填
される外側シール溝9は、シリンダブロック2の第一面
取り部14およびシール面延長部13と、チェーンケー
スリヤ4の内周端面19と第二面取り部17の間に曲折
した楔状の断面形をもって形成される。
【0038】以上のように構成され、次に作用について
説明する。
【0039】ウォータポンプ1のベーン46が回転し、
エンジンのウォータジャケットを循環する冷却水がポン
プ入口35からポンプ室31に吸い込まれ、ポンプ室3
1から冷却水通路へと吐出される。
【0040】ポンプ室31は、チェーンケースリヤ4と
シリンダブロック2の接合部において、第一、第二シー
ル面18,23の間に塗布された液体ガスケット7によ
って密封される。内側シール溝22に充填される液体ガ
スケット7は、ポンプ室31を密封し、ポンプ室31か
らエンジン冷却水がもれ出すことを確実に防止できる。
【0041】第一シール面18と第二シール面23の接
合時に、両者の間から押し出される液体ガスケット7が
外側シール溝9に充填されることにより、液体ガスケッ
ト7がポンプ室31に大きくはみ出すことがなく、ウォ
ータポンプ1のベーン46と干渉することが防止され
る。
【0042】しかし、外側シール溝9に充填される液体
ガスケット7は、ポンプ室31の水流にさらされるた
め、液体ガスケット7が外側シール溝9から剥がれるこ
とを防止する必要がある。
【0043】図4に破線で示すように、第一、第二面取
り部14,17を互いにオフセットされず、外側シール
溝9の断面形を二等辺三角形に形成した従来構造の場
合、外側シール溝9に所定容積を確保するためには、外
側シール溝9の深さがA0点で制約されることにより、
外側シール溝9の拡がり角度α0が大きくなり、液体ガ
スケット7が外側シール溝9から剥がれやすくなる。
【0044】これに対して本発明は、図4に実線で示す
ように、第一面取り部14の外周端を上記従来構造と同
じB0点とし、第二面取り部17の内周端を上記従来構
造と同じA0点とする一方、第一、第二面取り部14,
17の内周端を互いにx1だけオフセットするととも
に、第二面取り部17の外周端を点C0から点C1へと
移行させて、外側シール溝9の断面形を二つの三角形を
合成した楔形に形成している。
【0045】図のように、本発明による外側シール溝9
で増加する容積をV1とし、削減される容積をV2とし
て、V1とV2を一致させるためには、次式を満たせば
よい。
【0046】x1=x(y2−y1)/y1 …(1) ただし、y1はシール面延長点Dと第一面取り部14の
外周端の点B0との距離であり、y2はシール面延長点
Dと第二面取り部17の外周端の点C1との距離であ
る。
【0047】これにより、従来構造における外側シール
溝9の拡がり角度α0に対して、本発明における外側シ
ール溝9の拡がり角度α1が大幅に小さくなり、液体ガ
スケット7が外側シール溝9から剥がれにくくなる。
【0048】また、本発明は、図5に実線で示すよう
に、第二面取り部17の外周端を上記従来構造と同じC
0点とし、第二面取り部17の内周端を上記従来構造と
同じA0点とする一方、第一、第二面取り部14,17
の内周端を互いにx1だけオフセットするとともに、第
一面取り部14の外周端を点B0から点B1へと移行さ
せて、外側シール溝9の断面形を二つの三角形を合成し
た楔形に形成することも考えられる。
【0049】この場合、本発明による外側シール溝9で
増加する容積をV1と、削減される容積をV2とを一致
させるためには、次式を満たせばよい。
【0050】x1=x(y2−y1)/y2 …(2) ただし、y1はシール面延長点Dと点B0との距離であ
り、y2はシール面延長点Dと第二面取り部17の外周
端の点B1との距離である。
【0051】これにより、従来構造における外側シール
溝9の拡がり角度α0に対して、本発明における外側シ
ール溝9の拡がり角度α2が大幅に小さくなり、液体ガ
スケット7が外側シール溝9から剥がれにくくなる。
【0052】図6に示すように、液体ガスケット7のう
ち第一面取り部14に付着した部位は、ベーン46の径
方向に位置して比較的強い水流の勢力を受ける。これに
対処して、第一面取り部14が第二面取り部17に対し
て内周側にオフセットされることにより、ベーン46に
生起される水流の勢力が比較的強い領域に面する液体ガ
スケット7の容積を削減し、液体ガスケット7が外側シ
ール溝9から剥がれることを防止できる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の液
体ガスケットシール構造は、第一シール面と第一面取り
部の交点を第二シール面と第二面取り部の交点に対して
オフセットすることにより、外側シール溝の断面は2つ
の三角形を合成した楔形となり、液体ガスケットが外側
シール溝から剥がれにくくなる。
【0054】請求項2に記載の液体ガスケットシール構
造は、第一面取り部が第二面取り部に対してベーンに近
接する方向にオフセットされることにより、ベーンに生
起される流れの勢力が比較的強い領域に面する液体ガス
ケットの容積を削減し、液体ガスケットが外側シール溝
から剥がれることを防止できる。
【0055】請求項3に記載の液体ガスケットシール構
造は、エンジンブロックの第一シール面とチェーンケー
スリヤの第二シール面の間に介装された液体ガスケット
によりポンプ室とチェーン室の密封がはかられ、外側シ
ール溝の深さを小さくしつつ、液体ガスケットが外側シ
ール溝から剥がれにくくし、エンジンにおけるウォータ
ポンプまわりのコンパクト化がはかれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すエンジンの断面図。
【図2】同じく図1のF部を拡大した断面図。
【図3】同じく図2のE部を拡大した断面図。
【図4】同じく外側シール溝の模式図。
【図5】同じく外側シール溝の模式図。
【図6】同じく作用を示す説明図。
【符号の説明】
1 ウォータポンプ 2 シリンダブロック 4 チェーンケースリヤ 7 液体ガスケット 9 外側シール溝 13 シール面延長部 14 第一面取り部 17 第二面取り部 18 第一シール面 23 第二シール面 31 ポンプ室 44 ポンプハウジング 46 ベーン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体ガスケットを介して互いに接合する第
    一シール面および第二シール面と、 第一シール面に対して傾斜する第一面取り部と、 第二シール面に対して傾斜する第二面取り部と、 第一面取り部と第二面取り部の間に画成されて液体ガス
    ケットが充填される外側シール溝と、 を備える液体ガスケットシール構造において、 第一シール面と第一面取り部の交点を第二シール面と第
    二面取り部の交点に対してオフセットしたことを特徴と
    する液体ガスケットシール構造。
  2. 【請求項2】回転して流体に速度成分を付与するベーン
    と、 ベーンの外周端に対峙するポンプ室壁と、 ベーンの背後でポンプ室壁に連接する第一シール面と、 液体ガスケットを介して第一シール面に接合する第二シ
    ール面と、 第一シール面に対して傾斜する第一面取り部と、 第二シール面に対して傾斜する第二面取り部と、 第一面取り部と第二面取り部の間に画成されて液体ガス
    ケットが充填される外側シール溝と、 を備える液体ガスケットシール構造において、 第一シール面と第一面取り部の交点を第二シール面と第
    二面取り部の交点に対してベーンに近接する方向にオフ
    セットしたことを特徴とする請求項1に記載の液体ガス
    ケットシール構造。
  3. 【請求項3】エンジンブロックの前面側にクランクシャ
    フトの回転をウォータポンプに伝達するチェーンを備
    え、 エンジンブロックの前面にポンプ室を画成し、 前記ポンプ室とチェーンが循環するチェーン室とを仕切
    るチェーンケースリヤを備え、 エンジンブロックに前記第一シール面と第一面取り部を
    それぞれ形成し、 チェーンケースリヤに前記第二シール面と第二面取り部
    をそれぞれ形成したことを特徴とする請求項1または2
    に記載の液体ガスケットシール構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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