JPH08320065A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

自動変速機の変速制御装置

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JPH08320065A
JPH08320065A JP7150832A JP15083295A JPH08320065A JP H08320065 A JPH08320065 A JP H08320065A JP 7150832 A JP7150832 A JP 7150832A JP 15083295 A JP15083295 A JP 15083295A JP H08320065 A JPH08320065 A JP H08320065A
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Nobuaki Takahashi
信明 高橋
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強 三上
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動変速機の駆動状態に適した制御を行って
変速ショックの悪化や変速遅れを防止する。 【構成】 第1の変速段から第2の変速段への変速制御
を、自動変速機が駆動されている駆動状態と駆動されて
いない非駆動状態とで異ならせる自動変速機の変速制御
装置において、自動変速機の駆動状態と非駆動状態との
中間の状態を判定する中間状態判定手段(ステップ2,
4)と、前記中間の状態が中間状態判定手段(ステップ
2,4)で判定された場合に前記駆動状態での変速制御
および非駆動状態での変速制御とは異なる更に他の変速
制御を実行する中間変速制御実行手段(ステップ6,
7)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両用の自動変速機
の変速を制御するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように車両用の自動変速機の変速
は、クラッチやブレーキなどの摩擦係合装置の係合・解
放状態を切り換えて動力の伝達経路を変更することによ
って実行される。その場合、回転変動やトルク変動を伴
うから、変速の達成が過度に緩慢にならない範囲で、回
転変動やトルク変動が滑らかになるように摩擦係合装置
を係合もしくは解放するように制御している。
【0003】例えば特開平6−341525号公報に
は、クラッチ・ツウ・クラッチ変速を行う自動変速機が
記載されており、この自動変速機では、例えば第3速か
ら第2速へのダウンシフトを、第2ブレーキを解放し、
かつ第3ブレーキを係合させることによって達成してい
る。この変速にあたっては、これら2つのブレーキのト
ルク容量に応じて回転変動が生じるが、自動変速機に入
力される駆動力は、パワーオン時とパワーオフ時とでは
反対になるので、変速遅れと変速ショックとを共に生じ
させずに変速を行うためには、パワーオン時とパワーオ
フ時とでは異なる変速制御を行う必要がある。
【0004】例えば第3速から第2速へのクラッチ・ツ
ウ・クラッチ変速の場合、入力回転数を第3速の同期回
転数から第2速の同期回転数に上昇させる必要があるか
ら、パワーオン状態であれば、第3速を設定しているブ
レーキ(第2ブレーキ)のトルク容量を下げて入力回転
数を第2速の同期回転数に向けて上昇させ、しかる後に
第2速を設定するブレーキ(第3ブレーキ)のトルク容
量を増大させるように制御する。これに対してパワーオ
フ状態であれば、入力回転数は反対に低下しようとする
から、第2速を設定するブレーキ(第3ブレーキ)のト
ルク容量を増大させて入力回転数を上昇させるように制
御する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにパワー
オン時とパワーオフ時とでは、自動変速機に入力される
トルクの方向が反対であるから、変速制御の内容も当然
異なったものとなる。しかしながら自動変速機のパワー
オン状態とパワーオフ状態とは、常に明確に区別できる
ものではないのであって、上述した二種類の変速制御の
いずれかのみを実行するとすれば、変速ショックが悪化
するなどのおそれがある。
【0006】すなわちパワーオン状態は、自動変速機に
対してその入力回転数を上昇させる方向に動力が作用し
ている状態であり、パワーオフ状態はたとえ自動変速機
にエンジンから動力が入力されているとしても入力回転
数が上昇しない状態である。したがってエンジンのスロ
ットルバルブが開かれてエンジンが出力しているとして
も、必ずしもパワーオン状態とは言い得ず、またスロッ
トル開度および車速によってパワーオン状態およびパワ
ーオフ状態のいずれかに一義的に決定できない場合があ
る。
【0007】すなわち自動変速機やエンジンに対する負
荷は、車両にかかる外部負荷や車両自体に固有の抵抗あ
るいはその経時変化の状況などによって異なり、またエ
ンジンの出力特性には少なからず固体差があるから、ス
ロットル開度を所定値に設定してエンジンが出力してい
ても自動変速機としては非駆動状態となっている場合が
あり、反対にスロットル開度が相対的に小さい場合であ
っても自動変速機が駆動されている場合がある。このよ
うに車両の固体差や外部負荷などが自動変速機の駆動・
非駆動の状態に大きく影響する状態では、パワーオン/
オフを一義的に決定し得ないいわゆる曖昧な状態にな
る。さらにパワーン状態とパワーオフ状態との境界領域
にあるときにスロットル開度が微妙に変化した場合にも
同様な状況が生じる。
【0008】これに対して従来では、自動変速機の駆動
状態をパワーオン状態とパワーオフ状態とのいずれかに
決定し、その決定された駆動状態に応じた変速制御を行
っているから、上記の曖昧な状態(中間領域)では、変
速制御の内容が自動変速機の駆動・非駆動の状態と不適
合となり、急激な回転変動が生じて変速ショックが悪化
したり、あるいは反対に回転変動が進行せずに変速遅れ
が生じたりするおそれがあった。
【0009】この発明は、上記の事情を背景としてなさ
れたものであり、自動変速機の駆動状態に合わせた変速
制御を行って変速ショックや変速遅れを更に効果的に防
止することのできる変速制御装置を提供することを目的
とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、自動変速機の駆動および非駆動の状
態だけでなく、その中間の状態をも判定し、その判定結
果に合わせた変速制御を行うように構成したことを特徴
とするものである。
【0011】より具体的には、この発明は、第1の変速
段から第2の変速段への変速制御を、自動変速機が駆動
されている駆動状態と駆動されていない非駆動状態とで
異ならせる自動変速機の変速制御装置において、自動変
速機の駆動状態と非駆動状態との中間の状態を判定する
中間状態判定手段と、前記中間の状態が中間状態判定手
段で判定された場合に前記駆動状態での変速制御および
非駆動状態での変速制御とは異なる更に他の変速制御を
実行する中間変速制御実行手段とを備えていることを特
徴とするものである。
【0012】またこの発明においては、前記中間変速制
御実行手段が、前記第1の変速段から第2の変速段への
変速に関与する所定の摩擦係合装置の係合圧の変化傾向
を、駆動状態での変化傾向と非駆動状態での変化傾向と
の中間の変化傾向に制御する手段を備えている構成とす
ることができる。
【0013】
【作用】この発明の変速制御装置は、所定の第1の変速
段から第2の変速段へ変速する場合、自動変速機がその
入力回転数を上昇させる駆動状態にある場合と非駆動状
態にある場合とで相異なる変速制御を行う。その一例と
して、変速に関与する摩擦係合装置の係合圧を、駆動状
態では急速に変化させるとすれば、非駆動状態では緩慢
に変化させる。そしてこの発明の変速制御装置では、自
動変速機の駆動状態と非駆動状態との中間の状態、すな
わち駆動・非駆動の判定を明確に行うことのできない中
間の状態を中間状態判定手段が判定する。その中間の状
態が判定された場合、中間変速制御実行手段が、上記の
変速を、駆動状態での制御および非駆動状態での制御と
は異なる態様で制御する。例えば駆動状態と非駆動状態
とで前記摩擦係合装置を上記のように制御する場合、中
間状態では、その摩擦係合装置の係合圧の変化傾向が、
駆動状態での変化傾向と非駆動状態での変化傾向との間
の変化傾向となるように摩擦係合装置の係合圧が制御さ
れる。したがって変速制御の内容が自動変速機の駆動・
非駆動あるいはその中間の状態に応じたものとなるの
で、変速ショックの悪化や変速の遅れが回避される。
【0014】
【実施例】つぎにこの発明を図に示す実施例を参照して
説明する。なお、以下に示す例は、この発明を前述した
特開平6−341525号公報に記載された自動変速機
を対象として実施する例である。
【0015】図1において、自動変速機Aを連結してあ
るエンジンEは、その吸気管路12にメインスロットル
バルブ13とその上流側に位置するサブスロットルバル
ブ14とを有している。そのメインスロットルバルブ1
3はアクセルペダル15に連結されていて、アクセルペ
ダル15の踏み込み量に応じて開閉される。またサブス
ロットルバルブ14は、モータ16によって開閉される
ようになっている。このサブスロットルバルブ14の開
度を調整するためにモータ16を制御し、またエンジン
Eの燃料噴射量および点火時期などを制御するためのエ
ンジン用電子制御装置(E−ECU)17が設けられて
いる。この電子制御装置17は、中央演算処理装置(C
PU)および記憶装置(RAM、ROM)ならびに入出
力インターフェースを主体とするものであって、この電
子制御装置17には、制御のためのデータとして、エン
ジン(E/G)回転数N、吸入空気量Q、吸入空気温
度、スロットル開度、車速、エンジン水温、ブレーキス
イッチからの信号などの各種の信号が入力されている。
【0016】自動変速機Aは、油圧制御装置18によっ
て変速およびロックアップクラッチやライン圧あるいは
所定の摩擦係合装置の係合圧が制御される。その油圧制
御装置18は、電気的に制御されるように構成されてお
り、また変速を実行するための第1ないし第3のシフト
ソレノイドバルブS1 ,〜S3 、エンジンブレーキ状態
を制御するための第4ソレノイドバルブS4 、ライン圧
を制御するためのリニアソレノイドバルブSLT、アキュ
ームレータ背圧を制御するためのリニアソレノイドバル
ブSLN、ロックアップクラッチや所定の摩擦係合装置の
係合圧を制御するためのリニアソレノイドバルブSLUが
設けられている。
【0017】これらのソレノイドバルブに信号を出力し
て変速やライン圧あるいはアキュームレータ背圧などを
制御する自動変速機用電子制御装置(T−ECU)19
が設けられている。この自動変速機用電子制御装置19
は、中央演算処理装置(CPU)および記憶装置(RA
M、ROM)ならびに入出力インターフェースを主体と
するものであって、この電子制御装置19には、制御の
ためのデータとしてスロットル開度、車速、エンジン水
温、ブレーキスイッチからの信号、シフトポジションを
示す信号、パターンセレクトスイッチからの信号、オー
バードライブスイッチからの信号、後述するクラッチC
0 の回転速度を検出するC0 センサからの信号、自動変
速機の油温、マニュアルシフトスイッチからの信号など
が入力されている。
【0018】またこの自動変速機用電子制御装置19と
エンジン用電子制御装置17とは、相互にデータ通信可
能に接続されており、エンジン用電子制御装置17から
自動変速機用電子制御装置19に対しては、1回転当た
りの吸入空気量(Q/N)などの信号が送信され、また
自動変速機用電子制御装置19からエンジン用電子制御
装置17に対しては、各ソレノイドバルブに対する指示
信号と同等の信号および変速段を指示する信号などが送
信されている。
【0019】すなわち自動変速機用電子制御装置19
は、入力されたデータおよび予め記憶しているマップに
基づいて変速段やロックアップクラッチのON/OF
F、あるいはライン圧や係合圧の調圧レベルなどを判断
し、その判断結果に基づいて所定のソレノイドバルブに
指示信号を出力し、さらにフェールの判断やそれに基づ
く制御を行うようになっている。またエンジン用電子制
御装置17は、入力されたデータに基づいて燃料噴射量
や点火時期あるいはサブスロットルバルブ14の開度な
どを制御することに加え、自動変速機Aでの変速時に燃
料噴射量を削減し、あるいは点火時期を変え、もしくは
サブスロットルバルブ14の開度を絞ることにより、出
力トルクを一時的に低下させるようになっている。
【0020】図2は上記の自動変速機Aの歯車列の一例
を示す図であり、ここに示す構成では、前進5段・後進
1段の変速段を設定するように構成されている。すなわ
ちここに示す自動変速機Aは、トルクコンバータ20
と、副変速部21と、主変速部22とを備えている。そ
のトルクコンバータ20は、ロックアップクラッチ23
を有しており、このロックアップクラッチ23は、ポン
プインペラ24に一体化させてあるフロントカバー25
とタービンランナ26を一体に取付けた部材(ハブ)2
7との間に設けられている。エンジンのクランクシャフ
ト(それぞれ図示せず)はフロントカバー25に連結さ
れ、またタービンランナ26を連結してある入力軸28
は、副変速部21を構成するオーバードライブ用遊星歯
車機構29のキャリヤ30に連結されている。
【0021】この遊星歯車機構29におけるキャリヤ3
0とサンギヤ31との間には、多板クラッチC0 と一方
向クラッチF0 とが設けられている。なお、この一方向
クラッチF0 はサンギヤ31がキャリヤ30に対して相
対的に正回転(入力軸28の回転方向の回転)する場合
に係合するようになっている。またサンギヤ31の回転
を選択的に止める多板ブレーキB0 が設けられている。
そしてこの副変速部21の出力要素であるリングギヤ3
2が、主変速部22の入力要素である中間軸33に接続
されている。
【0022】したがって副変速部21は、多板クラッチ
C0 もしくは一方向クラッチF0 が係合した状態では遊
星歯車機構29の全体が一体となって回転するため、中
間軸33が入力軸28と同速度で回転し、低速段とな
る。またブレーキB0 を係合させてサンギヤ31の回転
を止めた状態では、リングギヤ32が入力軸28に対し
て増速されて正回転し、高速段となる。
【0023】他方、主変速部22は三組の遊星歯車機構
40,50,60を備えており、それらの回転要素が以
下のように連結されている。すなわち第1遊星歯車機構
40のサンギヤ41と第2遊星歯車機構50のサンギヤ
51とが互いに一体的に連結され、また第1遊星歯車機
構40のリングギヤ43と第2遊星歯車機構50のキャ
リヤ52と第3遊星歯車機構60のキャリヤ62との三
者が連結され、かつそのキャリヤ62に出力軸65が連
結されている。さらに第2遊星歯車機構50のリングギ
ヤ53が第3遊星歯車機構60のサンギヤ61に連結さ
れている。
【0024】この主変速部22の歯車列では後進段と前
進側の四つの変速段とを設定することができ、そのため
のクラッチおよびブレーキが以下のように設けられてい
る。先ずクラッチについて述べると、互いに連結されて
いる第2遊星歯車機構50のリングギヤ53および第3
遊星歯車機構60のサンギヤ61と中間軸33との間に
第1クラッチC1 が設けられ、また互いに連結された第
1遊星歯車機構40のサンギヤ41および第2遊星歯車
機構50のサンギヤ51と中間軸33との間に第2クラ
ッチC2 が設けられている。
【0025】つぎにブレーキについて述べると、第1ブ
レーキB1 はバンドブレーキであって、第1遊星歯車機
構40および第2遊星歯車機構50のサンギヤ41,5
1の回転を止めるように配置されている。またこれらの
サンギヤ41,51(すなわち共通サンギヤ軸)とケー
シング66との間には、第1一方向クラッチF1 と多板
ブレーキである第2ブレーキB2 とが直列に配列されて
おり、その第1一方向クラッチF1 はサンギヤ41,5
1が逆回転(入力軸28の回転方向とは反対方向の回
転)しようとする際に係合するようになっている。
【0026】多板ブレーキである第3ブレーキB3 は第
1遊星歯車機構40のキャリヤ42とケーシング66と
の間に設けられている。そして第3遊星歯車機構60の
リングギヤ63の回転を止めるブレーキとして多板ブレ
ーキである第4ブレーキB4と第2一方向クラッチF2
とがケーシング66との間に並列に配置されている。な
お、この第2一方向クラッチF2 はリングギヤ63が逆
回転しようとする際に係合するようになっている。
【0027】上記の自動変速機Aでは、各クラッチやブ
レーキを図3の作動表に示すように係合・解放すること
により前進5段・後進1段の変速段を設定することがで
きる。なお、図3において○印は係合状態、●印はエン
ジンブレーキ時に係合状態、空欄は解放状態をそれぞれ
示す。
【0028】図3の作動表に示されているように、第2
速と第3速との間の変速は、第2ブレーキB2 と第3ブ
レーキB3 との係合・解放状態を共に変えるクラッチ・
ツウ・クラッチ変速になる。この変速を円滑に行うため
に、上述した油圧制御装置18には図4に示す油圧回路
が組み込まれている。
【0029】図4において符号70は 1-2シフトバルブ
を示し、また符号71は 2-3シフトバルブを示し、さら
に符号72は 3-4シフトバルブを示している。これらの
シフトバルブ70,71,72の各ポートの各変速段で
の連通状態は、それぞれのシフトバルブ70,71,7
2の下側に示してあるとおりである。なお、その数字は
各変速段を示す。
【0030】その 2-3シフトバルブ71のポートのうち
第1速および第2速で入力ポート73に連通するブレー
キポート74に、第3ブレーキB3 が油路75を介して
接続されている。この油路にはオリフィス76が介装さ
れており、そのオリフィス76と第3ブレーキB3 との
間にダンパーバルブ77が接続されている。このダンパ
ーバルブ77は、第3ブレーキB3 にライン圧が急激に
供給された場合に少量の油圧を吸入して緩衝作用を行う
ものである。
【0031】また符号78は B-3コントロールバルブで
あって、第3ブレーキB3 の係合圧をこの B-3コントロ
ールバルブ78によって直接制御するようになってい
る。すなわちこの B-3コントロールバルブ78は、スプ
ール79とプランジャ80とこれらの間に介装したスプ
リング81とを備えており、スプール79によって開閉
される入力ポート82に油路75が接続され、またこの
入力ポート82に選択的に連通させられる出力ポート8
3が第3ブレーキB3 に接続されている。さらにこの出
力ポート83は、スプール79の先端側に形成したフィ
ードバックポート84に接続されている。
【0032】一方、前記スプリング81を配置した箇所
に開口するポート85には、 2-3シフトバルブ71のポ
ートのうち第3速以上の変速段でDレンジ圧を出力する
ポート86が油路87を介して連通されている。またプ
ランジャ80の端部側に形成した制御ポート88には、
ロックアップクラッチ用リニアソレノイドバルブSLUが
接続されている。
【0033】したがって B-3コントロールバルブ78
は、スプリング81の弾性力とポート85に供給される
油圧とによって調圧レベルが設定され、かつ制御ポート
88に供給される信号圧が高いほどスプリング81によ
る弾性力が大きくなるように構成されている。
【0034】さらに図4中符号89は 2-3タイミングバ
ルブであって、この 2-3タイミングバルブ89は、小径
のランドと2つの大径のランドとを形成したスプール9
0と第1のプランジャ91とこれらの間に配置したスプ
リング92とスプール90を挟んで第1のプランジャ9
1とは反対側に配置された第2のプランジャ93とを有
している。この 2-3タイミングバルブ89の中間部のポ
ート94に油路95が接続され、またこの油路95は、
2-3シフトバルブ71のポートのうち第3速以上の変速
段でブレーキポート74に連通させられるポート96に
接続されている。
【0035】さらにこの油路95は途中で分岐して、前
記小径ランドと大径ランドとの間に開口するポート97
にオリフィスを介して接続されている。この中間部のポ
ート94に選択的に連通させられるポート98は油路9
9を介してソレノイドリレーバルブ100に接続されて
いる。そして第1のプランジャ91の端部に開口してい
るポートにロックアップクラッチ用リニアソレノイドバ
ルブSLUが接続され、また第2のプランジャ93の端部
に開口するポートに第2ブレーキB2 がオリフィスを介
して接続されている。
【0036】前記油路87は第2ブレーキB2 に対して
油圧を供給・排出するためのものであって、その途中に
は小径オリフィス101とチェックボール付きオリフィ
ス102とが介装されている。またこの油路87から分
岐した油路103には、第2ブレーキB2 から排圧する
場合に開くチェックボールを備えた大径オリフィス10
4が介装され、この油路103は以下に説明するオリフ
ィスコントロールバルブ105に接続されている。
【0037】オリフィスコントロールバルブ105は第
2ブレーキB2 からの排圧速度を制御するためのバルブ
であって、そのスプール106によって開閉されるよう
に中間部に形成したポート107には第2ブレーキB2
が接続されており、このポート107より図での下側に
形成したポート108に前記油路103が接続されてい
る。
【0038】第2ブレーキB2 を接続してあるポート1
07より図での上側に形成したポート109は、ドレイ
ンポートに選択的に連通させられるポートであって、こ
のポート109には、油路110を介して前記 B-3コン
トロールバルブ78のポート111が接続されている。
なおこのポート111は、第3ブレーキB3 を接続して
ある出力ポート83に選択的に連通させられるポートで
ある。
【0039】オリフィスコントロールバルブ105のポ
ートのうちスプール106を押圧するスプリングとは反
対側の端部に形成した制御ポート112が油路113を
介して、 3-4シフトバルブ72のポート114に接続さ
れている。このポート114は、第3速以下の変速段で
第3ソレノイドバルブS3 の信号圧を出力し、また第4
速以上の変速段で第4ソレノイドバルブS4 の信号圧を
出力するポートである。さらにこのオリフィスコントロ
ールバルブ105には、前記油路95から分岐した油路
115が接続されており、この油路115を選択的にド
レインポートに連通させるようになっている。
【0040】なお、前記 2-3シフトバルブ71において
第2速以下の変速段でDレンジ圧を出力するポート11
6が、前記 2-3タイミングバルブ89のうちスプリング
92を配置した箇所に開口するポート117に油路11
8を介して接続されている。また 3-4シフトバルブ72
のうち第3速以下の変速段で前記油路87に連通させら
れるポート119が油路120を介してソレノイドリレ
ーバルブ100に接続されている。
【0041】そして図4中、符号121は第2ブレーキ
B2 用のアキュームレータを示し、また符号122は C
-0エキゾーストバルブを示し、さらに符号123はクラ
ッチC0 用のアキュームレータを示している。なお C-0
エキゾーストバルブ122は2速レンジでの第2速のみ
においてエンジンブレーキを効かせるためにクラッチC
0 を係合させるように動作するものである。
【0042】したがって、上述した油圧回路によれば、
B-3コントロールバルブ78のポート111がドレイン
に連通していれば、第3ブレーキB3 の係合圧を B-3コ
ントロールバルブ78によって直接調圧することがで
き、またその調圧レベルをリニアソレノイドバルブSLU
によって変えることができる。またオリフィスコントロ
ールバルブ105のスプール106が、図の左半分に示
す位置にあれば、第2ブレーキB2 はこのオリフィスコ
ントロールバルブ105を介して油路103に連通させ
られるので、大径オリフィス104を介して排圧が可能
になり、したがって第2ブレーキB2 からのドレイン速
度を制御することができる。
【0043】上述した自動変速機Aでは、第2速を設定
するために係合させる第3ブレーキB3 が、リニアソレ
ノイドバルブSLUと B-3コントロールバルブ78とによ
って直接制御されるようになっているが、この第3ブレ
ーキB3 を係合させる第2速へのダウンシフトは、スロ
ットル開度が増大しあるいは車速が低下した場合以外
に、例えば走行レンジをドライブレンジから“2”レン
ジなどのエンジンブレーキレンジに切り換えた場合にも
生じる。
【0044】このようないわゆるマニュアルダウンシフ
トは、シフトレバーを手動操作することに基づいて生じ
るのであるから、自動変速機Aの駆動状態が、パワーオ
ン状態やパワーオフ状態あるいはその中間的な状態のい
ずれでも生じ得る。そこで上述した制御装置は、第2速
を設定するための第3ブレーキB3 の係合制御を以下の
ようにして行う。
【0045】図5はその制御ルーチンの一例を示してお
り、先ず第2速へのダウンシフトの判断が成立したか否
かが判断される(ステップ1)。これは例えば、車速が
所定値以下の走行状態で“2”レンジが選択されことに
より判断でき、あるいは“2”レンジで走行中に走行状
態が第3速状態から第2速状態に変化することにより判
断することができる。このステップ1で否定判断された
場合には、特に制御を行うことなくリターンし、また肯
定判断された場合には、自動変速機Aの駆動状態につい
て判断する。
【0046】すなわちスロットル開度θが第1の基準値
θ1 より大きいか否かが、先ず判断される(ステップ
2)。この第1の基準値θ1 は、車速に応じて設定して
あるパワーオン領域の下限を規定する値であって、模式
的に示せば図6のとおりである。したがってステップ2
で肯定判断されれば、自動変速機Aはパワーオン(駆
動)状態にあって、入力回転数(前記クラッチC0 の回
転数もしくはタービン回転数)NC0が上昇しようとして
いるので、この場合は、第2速へのダウンシフトとして
パワーオン状態での制御を実行する(ステップ3)。
【0047】第2速へのダウンシフトは、入力回転数N
C0が第2速の同期回転数にまで上昇することによって達
成されるが、入力回転数NC0はエンジンEからのトルク
によって上昇しようとしているから、第2速より高速側
の変速段を設定している摩擦係合装置のトルク容量を下
げることにより、入力回転数NC0が上昇する。したがっ
て第2速を設定するための第3ブレーキB3 は、変速出
力の直後は解放状態(低圧状態)に維持され、入力回転
数BC0が第2速の同期回転数に到達する時点の予測が成
立した時に、その係合圧(トルク容量)を増大させる制
御が開始される。
【0048】このような第3ブレーキB3 の係合圧(ト
ルク容量)の制御は、前述したリニアソレノイドバルブ
SLUの出力圧(信号圧)によって制御され、このリニア
ソレノイドバルブSLUのデューティ比を増大させること
によりその信号圧が増大し、第3ブレーキB3 の係合圧
が上昇する。パワーオン状態での第3ブレーキB3 の制
御を行った場合のリニアソレノイドバルブSLUのデュー
ティ比の変化を模式的に示せば、図7の実線のとおりで
ある。
【0049】すなわちt0 時点で第2速へのダウンシフ
トの変速出力が行われ、それと同時にデューティ比が一
時的に増大させられて第3ブレーキB3 への油圧の供給
が開始され、同期予測が成立するt1 時点まではデュー
ティ比を小さい値に維持して第3ブレーキB3 をほぼ解
放状態の低圧に維持する。そして予測された同期時点t
2 に第3ブレーキB3 がほぼ完全に係合するようにデュ
ーティ比が増大させられる。
【0050】一方、前記ステップ2で否定判断された場
合には、スロットル開度θが第2の基準値θ2 以下か否
かが判断される(ステップ4)。この第2の基準値θ2
は、車速に応じて設定してあるパワーオフ領域の上限を
規定する値であって、図6に示すように、前記の第1の
基準値θ1 より低開度側に第1の基準値θ1 の線とほぼ
平行に引いた曲線として表わすことができる。したがっ
てこのステップ4で肯定判断されれば、自動変速機Aは
パワーオフ(非駆動)状態にあって、入力回転数NC0が
低下しようとしているので、この場合は、第2速へのダ
ウンシフトの制御としてパワーオフ状態での制御を実行
する(ステップ5)。
【0051】前述したように第2速へのダウンシフトは
入力回転数NC0が第2速の同期回転数にまで上昇するこ
とによって達成されるが、パワーオフ状態では車両が走
行していることによる慣性トルクによって入力回転数N
C0を引き上げる必要がある。そこでこの場合は、変速後
の変速段である第2速を設定する第3ブレーキB3 のト
ルク容量を高くして自動変速機Aを早期に第2速状態に
して入力回転数NC0の第2速状態への同期を促進する。
【0052】このような第3ブレーキB3 の係合圧(ト
ルク容量)の制御は、前記リニアソレノイドバルブSLU
のデューティ比を図7に破線で示すように変化させるこ
とによって実行される。すなわち第2速への変速出力
(t0 時点)の後で、高速側の変速段を設定していた摩
擦係合装置のトルク容量が低下してタイアップ(解放側
の摩擦係合装置と係合側の摩擦係合装置とが共に所定以
上のトルク容量をもつ状態)が生じない範囲の早い時点
t3 で、デューティ比を増大させる。その結果、入力回
転数NC0は出力軸側からのトルクによって上昇させら
れ、第2速の同期回転に達した後に第3ブレーキB3 が
ほぼ完全な係合状態となるようにデューティ比を増大さ
せる。
【0053】これに対してステップ4で否定判断された
場合には、スロットル開度θが各基準値θ1 ,θ2 の間
のいわゆる中間状態にあることになる。この中間状態
は、自動変速機Aの固体差や特性の経時変化などが原因
となってスロットル開度および車速に基づいてはパワー
オン/オフを決定し得ない領域として定めたものであ
る。したがってステップ4で肯定判断された場合には、
自動変速機Aはこの中間状態にあることになるので、こ
れに応じた変速制御が実行される。なお、このステップ
2およびステップ4がこの発明の中間状態判定手段に相
当する。
【0054】自動変速機Aの駆動状態としての中間状態
が判断されると、先ず、制御定数が決定される(ステッ
プ6)。この制御定数は、前記リニアソレノイドバルブ
SLUのデューティ比を直線補間するための定数であり、
定性的に述べれば、スロットル開度θが図6に示す中間
領域のうちどの程度パワーオン側もしくはパワーオフ側
に位置しているかを示すものである。具体的には、 (θ−θ2 )/(θ1 −θ2 ) の演算によって求めることができる。
【0055】このようにして制御定数を決定した後に、
中間状態での変速制御を実行する(ステップ7)。すな
わちパワーオン状態では、第3ブレーキB3 を同期予測
時点まで低圧に維持し、またパワーオフ状態では、変速
出力後の早い時点で第3ブレーキB3 の係合圧を昇圧制
御するので、中間状態では、第3ブレーキB3 の係合圧
をこれらパワーオン時とパワーオフ時との中間の状態に
設定する。したがってステップ6およびステップ7がこ
の発明の中間変速制御実行手段に相当する。
【0056】これを上記の制御定数を用いて具体的に説
明すると、前記デューティ比の補正値Da を車速に応じ
て設定しておき、その補正値Da に前記制御定数を掛け
てデューティ比の補正量D(=Da ・(θ−θ2 )/
(θ1 −θ2 ))を求める。制御定数((θ−θ2 )/
(θ1 −θ2 ))は、検出された中間状態がパワーオフ
状態からどの程度、パワーオン側に寄っているかを示し
ているので、補正量Dは、パワーオフ状態のデューティ
比をパワーオン側に補正する値を示すことになる。
【0057】したがって自動変速機Aが中間状態にある
と判断された場合には、パワーオフ状態での前記リニア
ソレノイドバルブSLUのデューティ比から前記補正量D
を減じたデューティ比でリニアソレノイドバルブSLUを
制御し、第3ブレーキB3 の係合圧を制御することにな
る。なお、その場合、デューティ比の下限値としてガー
ド値を設定し、デューティ比がそれ以下にならないよう
に制御してもよい。
【0058】したがってリニアソレノイドバルブSLUの
デューティ比は、前述したパワーオフ状態でのデューテ
ィ比よりも前記補正量Dだけ小さい値で推移することに
なり、これは、図7にハッチングを付した領域内で表わ
すことができる。デューティ比をこのように制御して第
3ブレーキB3 の係合圧の変化傾向をパワーオン時とパ
ワーオフ時との中間の変化傾向に設定することにより、
パワーオン状態およびパワーオフ状態のいずれにも決定
することのできない中間状態においては、第2速を設定
するための第3ブレーキB3 を実質的な解放状態に維持
することがないので、変速が進行しなかったり、あるい
は変速が遅れたりすることが防止される。また反対に第
3ブレーキB3 の係合圧(トルク容量)を早期に高くす
ることがないので、入力回転数NC0の変化が急激に生じ
て大きな変速ショックが生じるなどのことが防止され
る。
【0059】さらに変速途中でのスロットル開度の微妙
な変化に起因する自動変速機Aの駆動状態の変化が生じ
ても、第3ブレーキB3 の係合圧がスロットル開度の変
化に応じて解放側あるいは係合側に制御されるから、上
記の場合と同様に、変速ショックが悪化したり変速の遅
れが生じたりすることを防止できる。
【0060】なお、上述した実施例では、図2に示すギ
ヤトレーンあるいは図4に示す油圧回路を備えた自動変
速機を対象としたので、第2速へのダウンシフトを実行
する場合の制御、すなわち第3ブレーキB3 の係合圧の
制御を例に採って説明したが、この発明は上記の実施例
に限定されないのであって、上述したギヤトレーンある
いは油圧回路以外のギヤトレーンあいは油圧回路を備え
た自動変速機を対象とする制御装置に適用することがで
きるのであり、したがって第2速以外の変速段への変速
を制御する場合および第3ブレーキ以外の摩擦係合装置
を制御する場合にも同様に適用することができる。
【0061】また上記の実施例では、第3ブレーキなど
の摩擦係合装置の係合圧を直線的に変化させるように制
御したが、係合圧の制御パターンは必要に応じてに任意
に設定でき、過渡的に増減してもよい。さらにいわゆる
中間状態での制御は、上記の実施例で示したように、パ
ワーオフ時の制御値を直線補間したものとせずに、車速
やスロットル開度などをパラメータとして独自に設定し
た制御値に基づいて実行するものであってもよい。
【0062】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
自動変速機の駆動状態がパワーオン状態あるいはパワー
オフ状態のいずれにも決定し得ない中間状態を設定し、
その中間状態が判定された場合には、パワーオン状態で
の制御およびパワーオフ状態での制御とは異なる中間状
態に特有の制御を行うこととしたので、自動変速機の駆
動状態の誤判定を防止できるとともに、駆動状態に反す
る制御が防止され、その結果、変速ショックが悪化した
り、あるいは変速が進行せずに変速遅れが顕著になった
りすることを未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の制御系統を概略的に示す
ブロック図である。
【図2】その自動変速機の歯車列を主として示す図であ
る。
【図3】各変速段を設定するための作動表を示す図であ
る。
【図4】油圧回路の一部を示す図である。
【図5】自動変速機の駆動状態の判定および中間状態で
の変速制御を指示する制御ルーチンの一例を示すフロー
チャートである。
【図6】スロットル開度および車速に応じたパワーオン
領域およびパワーオフ領域ならびに中間領域を示す線図
である。
【図7】第2速へのダウンシフト時の自動変速機の駆動
状態に応じたデューティ比の制御パターンおよび入力回
転数の変化を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
A 自動変速機 B3 第3ブレーキ SLU リニアソレノイドバルブ 19 自動変速機用電子制御装置 78 B-3コントロールバルブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の変速段から第2の変速段への変速
    制御を、自動変速機が駆動されている駆動状態と駆動さ
    れていない非駆動状態とで異ならせる自動変速機の変速
    制御装置において、 自動変速機の駆動状態と非駆動状態との中間の状態を判
    定する中間状態判定手段と、 前記中間の状態が中間状態判定手段で判定された場合に
    前記駆動状態での変速制御および非駆動状態での変速制
    御とは異なる更に他の変速制御を実行する中間変速制御
    実行手段とを備えていることを特徴とする自動変速機の
    変速制御装置。
  2. 【請求項2】 前記中間変速制御実行手段が、前記第1
    の変速段から第2の変速段への変速に関与する所定の摩
    擦係合装置の係合圧の変化傾向を、駆動状態での変化傾
    向と非駆動状態での変化傾向との中間の変化傾向に制御
    する手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載
    の自動変速機の変速制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009108960A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Toyota Motor Corp 自動変速機の制御装置

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