JPH08319646A - 便器設備 - Google Patents

便器設備

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Publication number
JPH08319646A
JPH08319646A JP12501995A JP12501995A JPH08319646A JP H08319646 A JPH08319646 A JP H08319646A JP 12501995 A JP12501995 A JP 12501995A JP 12501995 A JP12501995 A JP 12501995A JP H08319646 A JPH08319646 A JP H08319646A
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JP
Japan
Prior art keywords
toilet
water
water discharge
engaging member
locking member
Prior art date
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Pending
Application number
JP12501995A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Hashimoto
幸男 橋本
Yoshihiko Ando
良彦 安藤
Kazuhisa Chikushima
一久 築島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 洋風便器10に洗浄水を供給するためのフラ
ッシュバルブ13に化粧キャップ23が装着されてい
る。この化粧キャップ23と一体に係止部材22が設け
られ、吐水ヘッド20のフック21がこの係止部材22
の差込孔25に挿入される。吐水ヘッド20はホース1
9を介してしびん洗浄水栓17に接続されている。 【効果】 通常の便器であっても係止部材を設けるだけ
でしびん等の汚物洗浄可能な便器設備に構成できる。吐
水ヘッドを係止部材から取り外し、任意の位置及び任意
の方向に吐水させることができ、各種の汚物を容易に洗
浄することができる。係止部材が化粧キャップと一体と
なっており、該係止部材のフラッシュバルブへの取り付
けがきわめて容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通常の用便ができると
共に、しびん等を洗浄するための吐水器具を備えた便器
設備に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の便器設備として、第9図及び第
10図に示す実公平3−38292号公報に記載された
ものがある。同図に示すように、便器本体1の後部上面
2において、便座3のヒンジ部4と便器洗浄水用タンク
5の間に、汚物洗浄用の水栓本体6を立設して設け、該
水栓本体6の吐水管7を前後方向の垂直面内で回動自在
になしている。
【0003】通常の便器として使用する場合は、汚物洗
浄用水栓本体6の吐水管7を図8の実線で示す位置へ後
退させておく。しびん等の汚物を洗浄する場合には、同
図の鎖線で示す位置へ回動させて便鉢内でしびん等の汚
物を洗浄する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記汚物洗浄用便器
は、汚物洗浄用水栓本体6を、便器後部上面2における
便座3のヒンジ部4と便器洗浄水用タンク5の間に立設
して設けている。そのため、便器本体1の後部上面2
を、汚物洗浄用水栓本体6の設置スペースの分だけ前後
方向へ長くする必要があり、便器本体1が大型化すると
いう欠点があった。また、専用の便器を必要とし、汎用
性に欠けるという欠点もあった。
【0005】更に、吐水管7の先端の吐水位置は、吐水
管7の俯仰半径位上に限られるため、吐水管7の使い勝
手が悪いという欠点があった。
【0006】本発明の目的は、上記従来の問題点を解決
し、通常の便器であっても汚物洗浄用とすることがで
き、しかも使用勝手が良い便器設備を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の便器設備は、
鉢部を有する水洗便器と、該水洗便器に近接配置された
洗浄水供給用のフラッシュバルブとを有する便器設備に
おいて、前記鉢部に向って吐水する吐水器具を係止させ
るための係止部材を前記フラッシュバルブに設けたこと
を特徴とするものである。
【0008】請求項2の便器設備は、請求項1におい
て、前記フラッシュバルブは、その頂部に化粧カバーが
装着されており、前記係止部材は該化粧カバーに連なっ
て設けられていることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明の便器設備を通常の用便に使用する場合
には、吐水器具を、用便使用者にとって支障のない便器
後方に位置させる。しびん等を洗浄する場合には、吐水
器具をフックに係止し、鉢部内に向って吐水する姿勢と
する。吐水器具をフックに係止させたままでは洗浄し難
い形状の容器等を洗浄する場合には、吐水器具をフック
から外し、手で持って洗浄作業を行なえる。
【0010】
【実施例】以下図面を参照して実施例について説明す
る。第1図は本発明の実施例に係る便器設備を示す斜視
図、第2図は同要部の拡大斜視図、第3図は同要部の分
解斜視図、第4図は化粧キャップの断面図である。
【0011】トイレルーム内に設置された洋風便器10
の上面に便座11が起倒自在に設置されている。洋風便
器10の後方の壁面Wの内部には給水管(図示略)が引
き回されており、止水栓12を介してフラッシュバルブ
13がこの給水管に接続されている。フラッシュバルブ
13の流出側は配管14を介して洋風便器10の給水受
入口(図示略)に接続されている。なお、このフラッシ
ュバルブ13それ自体の構成は従来のものと同様であ
り、レバーハンドル15を押し下げると、バルブボディ
ー16内に設けられた弁機構(図示略)が所定の間だけ
開弁し、給水管からの水が洋風便器10に供給される。
【0012】洋風便器10の後方の壁面Wにはしびん洗
浄水栓17とヘッド受け18とが設置されている。しび
ん洗浄水栓17は、壁面W内の給水管に接続されてお
り、ハンドル17aを回すことにより、流出ポート17
bから水を流出させる。この流出ポート17bにはホー
ス19が接続されており、このホース19の先端に略コ
字形状の管よりなる吐水ヘッド20が取り付けられてい
る。この吐水ヘッド20とホース19との接続部分には
L形の平板よりなるフック21が設けられており、前記
フラッシュバルブ13に設けられた係止部材22にこの
フック21を係止可能としている。
【0013】本実施例では、係止部材22は、前記フラ
ッシュバルブ13の化粧キャップ23と一体となってお
り、該化粧キャップ23に連なるL形片24と、このL
形片24の先端に設けられた前記フック21の差込孔2
5とを備えている。
【0014】化粧キャップ23は、第3図の如く、バル
ブボディー16の上面のヘッドプラグ26を覆い隠すも
のであり、該ヘッドプラグ26から上方に突設された雄
螺子付きのトップピン27が挿通される開口28を備え
ている。この化粧キャップ23をバルブボディー16の
頂部に装着し、開口28を通過したトップピン27に対
しナット29を締め込むことにより、化粧キャップ23
がフラッシュバルブ13のバルブボディー16に固定さ
れる。
【0015】このように構成された便器設備において
は、便座11を洋風便器10の上面に倒し、かつ吐水ヘ
ッド20を第8図の如くヘッド受け18に差し込むこと
により、この洋風便器10を通常の洋風便器と全く同じ
に使用することができる。使用後は、レバーハンドル1
5を操作し、洗浄水を洋風便器10に供給する。
【0016】この便器設備を用いてしびん等を洗浄する
には、第1図の如く、吐水ヘッド20のフック21を係
止部材22の差込孔25に差し込み、吐水ヘッド20の
先端の吐水口20aを洋風便器10の鉢部(便鉢)10
aの上方に位置させる。なお、便座11は起立状態とさ
せ、吐水ヘッド20を便座11の中央孔11aを通して
便鉢10aの上方に臨ませる。
【0017】この状態で、しびん洗浄水栓17のハンド
ル17aを開弁操作し、吐水ヘッド20の吐水口20a
から水を吐出させ、この水でしびん等を洗浄する。洗浄
排水は便鉢10a内に廃棄する。洗浄終了後、ハンドル
17aを閉弁操作し、更にレバーハンドル15を操作
し、洗浄排水を洋風便器10から排出する。その後、必
要に応じ、便座11を洋風便器10上に倒し、吐水ヘッ
ド20をヘッド受け18に戻す。
【0018】このように、本実施例によると、しびん洗
浄用の吐水ヘッド20をフラッシュバルブ13に係止さ
せることにより、通常の洋風便器10をしびん等の汚物
洗浄機能付きの便器として使用することができる。従っ
て、この洋風便器10は通常市販されている一般形状の
もので良く、また、既にトイレルームに設置されている
通常形状の洋風便器であっても、フラッシュバルブに係
止部材22を設置することにより、本発明の便器設備と
して構成することができる。
【0019】この便器設備にあっては、吐水ヘッド20
を係止部材22に係止させた固定姿勢にて吐水を行なわ
せる他、吐水ヘッド20を手で掴み、例えば吐水ヘッド
先端の吐水口20aをしびん等の容器内に差し込んで該
容器の洗浄を行なうことができる。また、被洗浄物を便
鉢10a内に入れ、この被洗浄物に対し、手で持った吐
水ヘッド20から水を注ぎ掛けるような使用も可能であ
る。
【0020】このように、本実施例の便器設備にあって
は、吐水口20aを所望の箇所に位置させ、しかも吐水
方向を所望方向にすることができるため、種々の被洗浄
物を容易に洗浄することができる。
【0021】さらに、本実施例にあっては、洗浄終了後
の吐水ヘッド20をヘッド受け18に保持させておくこ
とができ、このようにすることにより、洋風便器10を
通常の便器使用に供する場合に吐水ヘッド20が全く支
障にならない。また、吐水ヘッド20が洋風便器10か
ら比較的離れたヘッド受け18に格納されるため、この
種のしびん洗浄機構を見慣れない使用者に対しても殆ど
異和感を与えることがない。
【0022】なお、本発明では、必要に応じヘッド受け
18やしびん洗浄水栓17等を覆うためのカーテンやカ
バー等を設けても良い。
【0023】本実施例にあっては、吐水ヘッド20を係
止するための係止部材22がフラッシュバルブ13の化
粧キャップ23と一体とされているため、この化粧キャ
ップ23をナット29によってフラッシュバルブ13に
取り付けるだけで、係止部材22の設置を行なうことが
でき、きわめて便利である。また、この化粧キャップ2
3がナット29によって固定されているから、係止部材
22の取付強度もきわめて高い。
【0024】本実施例にあっては、この係止部材22の
差込孔25が細長いスリット状であり、フック21もこ
の差込孔25に倣った平板状となっているため、フック
21を差込孔25に差し込んだ場合、吐水ヘッド20が
回転不能な状態となり、吐水ヘッド20の吐水口20a
から水を吐出させても、吐水ヘッド20が首振りせず、
常に一定の方向に吐水させることができる。
【0025】第5図は本発明の別の実施例に用いられる
化粧キャップ及び係止部材の斜視図であり、第6図は同
平面図、第7図は第5図のVII-VII 線に沿う断面図であ
る。
【0026】本実施例にあっては、化粧キャップ23と
一体の係止部材22Aが3個の差込孔25a,25b,
25cを備えている。
【0027】吐水ヘッド20のフック21を差込孔25
aに差し込むことにより、第1図と同様の向きに吐水ヘ
ッド20を配置することができる。フック21を差込孔
25b又は25cに差し込むと、吐水ヘッド20を洋風
便器10の左側方又は右側方を指向させることができ
る。吐水ヘッド20をこのように左側方又は右側方を指
向させた場合には、吐水ヘッド20を係止部材22Aに
装着したままで、洋風便器10を通常の便器使用に供す
ることができる。
【0028】なお、第5図ないし第7図の係止部材22
Aは左右両サイドに差込孔25b,25cを備えている
が、左又は右サイドの一方にのみ差込孔を設けても良
い。
【0029】上記実施例では洋風便器が用いられている
が、本発明では和風便器をも採用し得る。
【0030】
【発明の効果】以上の通り、本発明の便器設備にあって
は、通常の便器であってもフラッシュバルブに係止部材
を設けることにより、この便器をしびん等の洗浄可能な
設備に構成することができる。また、既存の便器であっ
ても本発明の便器設備に構成することが可能である。
【0031】本発明の便器設備にあっては、吐水ヘッド
を係止部材から外し、任意の位置及び任意の方向に吐水
させることが可能であるため、各種の汚物の洗浄を行な
うことができ、きわめて便利である。
【0032】なお、請求項2の便器設備にあっては、係
止部材が化粧カバーと一体になっているため、係止部材
のフラッシュバルブへの取り付けがきわめて容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る便器設備の斜視図であ
る。
【図2】図1の実施例の要部拡大斜視図である。
【図3】図1の実施例の要部分解斜視図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】別の実施例に用いられる化粧キャップ及び係止
部材の斜視図である。
【図6】図5の化粧キャップ及び係止部材の平面図であ
る。
【図7】図5のVII-VII 線に沿う断面図である。
【図8】ヘッド受けの使用状態を示す側面図である。
【図9】従来例を示す側面図である。
【図10】従来例を示す正面図である。
【符号の説明】
10 洋風便器 10a 鉢部(便鉢) 11 便座 12 止水栓 13 フラッシュバルブ 15 レバーハンドル 17 しびん洗浄水栓 18 ヘッド受け 19 ホース 20 吐水ヘッド 20a 吐水口 21 フック 22,22A 係止部材 23 化粧キャップ 24 L形片 25,25a,25b,25c 差込孔 26 ヘッドプラグ 29 ナット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉢部を有する水洗便器と、該水洗便器に
    近接配置された洗浄水供給用のフラッシュバルブとを有
    する便器設備において、 前記鉢部に向って吐水する吐水器具を係止させるための
    係止部材を前記フラッシュバルブに設けたことを特徴と
    する便器設備。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記フラッシュバル
    ブは、その頂部に化粧カバーが装着されており、前記係
    止部材は該化粧カバーに連なって設けられていることを
    特徴とする便器設備。
JP12501995A 1995-05-24 1995-05-24 便器設備 Pending JPH08319646A (ja)

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JP12501995A JPH08319646A (ja) 1995-05-24 1995-05-24 便器設備

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JP12501995A JPH08319646A (ja) 1995-05-24 1995-05-24 便器設備

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JPH08319646A true JPH08319646A (ja) 1996-12-03

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JP12501995A Pending JPH08319646A (ja) 1995-05-24 1995-05-24 便器設備

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