JPH08319222A - 洗髪用化粧料 - Google Patents
洗髪用化粧料Info
- Publication number
- JPH08319222A JPH08319222A JP15091995A JP15091995A JPH08319222A JP H08319222 A JPH08319222 A JP H08319222A JP 15091995 A JP15091995 A JP 15091995A JP 15091995 A JP15091995 A JP 15091995A JP H08319222 A JPH08319222 A JP H08319222A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hair
- alkyl
- cosmetic
- washing
- group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cosmetics (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】特定のシリコーン変性ポリマーと、アニオン界
面活性剤及び／又は両性界面活性剤とを有効成分として
含有する洗髪用化粧料。 【効果】本発明は、洗髪中の泡立ちに優れ、洗髪後の毛
髪のまとまり、さらさら感に優れた洗髪用化粧料が得ら
れる。
面活性剤及び／又は両性界面活性剤とを有効成分として
含有する洗髪用化粧料。 【効果】本発明は、洗髪中の泡立ちに優れ、洗髪後の毛
髪のまとまり、さらさら感に優れた洗髪用化粧料が得ら
れる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、洗髪中の泡立ちに優
れ、洗髪後の毛髪のまとまり、さらさら感に優れた洗髪
用化粧料に関する。
れ、洗髪後の毛髪のまとまり、さらさら感に優れた洗髪
用化粧料に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年の消費者の洗髪用化粧料に対する要
望は、単に毛髪の汚れを落とすだけではなく、洗髪後の
毛髪のまとまりや、さらさら感などのコンディショニン
グ効果にまで及んでいる。
望は、単に毛髪の汚れを落とすだけではなく、洗髪後の
毛髪のまとまりや、さらさら感などのコンディショニン
グ効果にまで及んでいる。
【０００３】従来、洗髪用化粧料のコンディショニング
剤として、カチオン化セルロースなどのカチオン性ポリ
マーやシリコーン化合物などが広く用いられている。し
かしカチオン性ポリマーを配合した洗髪用化粧料を連用
すると、カチオン性ポリマーが毛髪上に蓄積し、べたつ
き感、ごわつき感が生じるなどの欠点があった。また、
シリコーン化合物を配合した洗髪用化粧料は、さらさら
感には優れているものの、シリコーンが本来持つ消泡性
により泡立ちが著しく低下し、使用性について十分満足
いくものではなかった。
剤として、カチオン化セルロースなどのカチオン性ポリ
マーやシリコーン化合物などが広く用いられている。し
かしカチオン性ポリマーを配合した洗髪用化粧料を連用
すると、カチオン性ポリマーが毛髪上に蓄積し、べたつ
き感、ごわつき感が生じるなどの欠点があった。また、
シリコーン化合物を配合した洗髪用化粧料は、さらさら
感には優れているものの、シリコーンが本来持つ消泡性
により泡立ちが著しく低下し、使用性について十分満足
いくものではなかった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前記従来
技術の難点を改良せんとして鋭意研究した結果、特定の
シリコーン変性ポリマーと、アニオン界面活性剤及び／
又は両性界面活性剤を含有する洗髪中の泡立ちに優れ、
洗髪後の毛髪のまとまり、さらさら感に優れた洗髪用化
粧料が得られることを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
技術の難点を改良せんとして鋭意研究した結果、特定の
シリコーン変性ポリマーと、アニオン界面活性剤及び／
又は両性界面活性剤を含有する洗髪中の泡立ちに優れ、
洗髪後の毛髪のまとまり、さらさら感に優れた洗髪用化
粧料が得られることを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
【０００５】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の請求
項１は、一般式（１）
項１は、一般式（１）
【０００６】
【化２】
【０００７】（但し、Ａは水酸基、アルコキシル基及び
アミノ基含有アルキル基から選ばれた基、ＲはＣ１〜１
８のアルキル基及び水酸基から選ばれた基、Ｑはアミノ
基含有アルキル基、ｍ及びｎは０〜３の数、ｘは３０〜
４００の数、ｙは１〜３の数である。）
アミノ基含有アルキル基から選ばれた基、ＲはＣ１〜１
８のアルキル基及び水酸基から選ばれた基、Ｑはアミノ
基含有アルキル基、ｍ及びｎは０〜３の数、ｘは３０〜
４００の数、ｙは１〜３の数である。）
【０００８】で表されるアミノ基含有ポリシロキサンと
アニオン性ポリマーとを反応させ、次いで生成物をアル
カリ性化合物を用いて中和率６０〜１５０％になる様に
中和して得たシリコーン変性ポリマーと、アニオン界面
活性剤及び／又は両性界面活性剤を含有する洗髪用化粧
料である。
アニオン性ポリマーとを反応させ、次いで生成物をアル
カリ性化合物を用いて中和率６０〜１５０％になる様に
中和して得たシリコーン変性ポリマーと、アニオン界面
活性剤及び／又は両性界面活性剤を含有する洗髪用化粧
料である。
【０００９】また、本発明の請求項２は、シリコーン変
性ポリマーが洗髪用化粧料中に０．１重量％〜３重量％
含有する請求項１記載の洗髪用化粧料である。
性ポリマーが洗髪用化粧料中に０．１重量％〜３重量％
含有する請求項１記載の洗髪用化粧料である。
【００１０】本発明で用いられるシリコーン変性ポリマ
ーは、特開平５−４３８０４号公報に示される複合高分
子であり、シリコンＦＺ−３１４８の商品名で日本ユニ
カー社から市販されている。
ーは、特開平５−４３８０４号公報に示される複合高分
子であり、シリコンＦＺ−３１４８の商品名で日本ユニ
カー社から市販されている。
【００１１】シリコーン変性ポリマーの配合量として
は、０．１重量％〜３重量％が好ましい。０．１重量％
未満であると十分なコンディショニング効果が得られ
ず、３重量％を超えて配合しても、配合量に見合うだけ
の効果の向上が得られない。
は、０．１重量％〜３重量％が好ましい。０．１重量％
未満であると十分なコンディショニング効果が得られ
ず、３重量％を超えて配合しても、配合量に見合うだけ
の効果の向上が得られない。
【００１２】本発明で用いられるアニオン性ポリマーと
しては、ポリメチルビニルエーテルとマレイン酸のエチ
ル及びブチルモノエステル、カルボキシル化ポリビニル
アセテートコポリマー、酢酸ビニルとクロトン酸との共
重合体、アクリル酸アルキルエステルとメタクリル酸ア
ルキルエステルとの共重合体、ジメチルヒダントインホ
ルムアルデヒド樹脂等が挙げられ、特にカルボキシル基
含有ポリマーが好ましい。
しては、ポリメチルビニルエーテルとマレイン酸のエチ
ル及びブチルモノエステル、カルボキシル化ポリビニル
アセテートコポリマー、酢酸ビニルとクロトン酸との共
重合体、アクリル酸アルキルエステルとメタクリル酸ア
ルキルエステルとの共重合体、ジメチルヒダントインホ
ルムアルデヒド樹脂等が挙げられ、特にカルボキシル基
含有ポリマーが好ましい。
【００１３】本発明で用いられるアニオン界面活性剤と
しては、脂肪酸石鹸、α−アシルスルホン酸塩、アルキ
ルスルホン酸塩、アルキルアリルスルホン酸塩、アルキ
ルナフタレンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、アルキル
アミド硫酸塩、アルキルリン酸塩、アルキルアミドリン
酸塩、アルキロイルアルキルタウリン塩、Ｎ−アシルア
ミノ酸塩、スルホコハク酸塩等が挙げらる。
しては、脂肪酸石鹸、α−アシルスルホン酸塩、アルキ
ルスルホン酸塩、アルキルアリルスルホン酸塩、アルキ
ルナフタレンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、アルキル
アミド硫酸塩、アルキルリン酸塩、アルキルアミドリン
酸塩、アルキロイルアルキルタウリン塩、Ｎ−アシルア
ミノ酸塩、スルホコハク酸塩等が挙げらる。
【００１４】本発明で用いられる両性界面活性剤として
は、カルボキシベタイン型、アミドベタイン型、スルホ
ベタイン型、ヒドロキシスルホベタイン型、アミドスル
ホベタイン型、ホスホベタイン型、アミノカルボン酸塩
型、イミダゾリン誘導体型、アミドアミン型等が挙げら
れる。
は、カルボキシベタイン型、アミドベタイン型、スルホ
ベタイン型、ヒドロキシスルホベタイン型、アミドスル
ホベタイン型、ホスホベタイン型、アミノカルボン酸塩
型、イミダゾリン誘導体型、アミドアミン型等が挙げら
れる。
【００１５】本発明の洗髪用化粧料は所望により、洗髪
用化粧料に一般に配合される成分、例えば、ラノリン誘
導体、蛋白質誘導体や、メチルポリシロキサン、メチル
フェニルポリシロキサン等のシリコーン油、ポリエチレ
ングリコールの脂肪酸エステル油、ツバキ油、オリーブ
油等の植物油等の油性成分、プロピレングリコール、グ
リセリン、ポリエチレングリコール等の保湿成分、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル等の非イオン界面活性
剤、塩化アルキルトリメチルアンモニウム等のカチオン
界面活性剤、流動パラフィン、ワセリン、スクワラン等
の炭化水素、水溶性高分子物質、金属イオン封鎖剤、防
腐剤、紫外線吸収剤、pH調整剤、酸化防止剤、色素、香
料及び噴射剤等を含むことができる。
用化粧料に一般に配合される成分、例えば、ラノリン誘
導体、蛋白質誘導体や、メチルポリシロキサン、メチル
フェニルポリシロキサン等のシリコーン油、ポリエチレ
ングリコールの脂肪酸エステル油、ツバキ油、オリーブ
油等の植物油等の油性成分、プロピレングリコール、グ
リセリン、ポリエチレングリコール等の保湿成分、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル等の非イオン界面活性
剤、塩化アルキルトリメチルアンモニウム等のカチオン
界面活性剤、流動パラフィン、ワセリン、スクワラン等
の炭化水素、水溶性高分子物質、金属イオン封鎖剤、防
腐剤、紫外線吸収剤、pH調整剤、酸化防止剤、色素、香
料及び噴射剤等を含むことができる。
【００１６】また、本発明の洗髪用化粧料は、シャンプ
ー、リンス、トリートメント、整髪料として適用するこ
とができる。
ー、リンス、トリートメント、整髪料として適用するこ
とができる。
【００１７】
【実施例】次に本発明を実施例をもって詳細に説明する
が、本発明はこれにより限定されるものではない。実施
例に先立ち、各実施例で採用した試験法、評価法を説明
する。
が、本発明はこれにより限定されるものではない。実施
例に先立ち、各実施例で採用した試験法、評価法を説明
する。
【００１８】コンディショニング性試験法 仕上がり感試験法（ハーフヘッド法） パネル（２０名）が頭髪を左右半々に分け、一方をコン
トロールとして、ポリオキシエチレンラウリルエーテル
硫酸塩２０重量％で、他方を試料で同時に洗髪し、洗髪
後の毛髪のまとまり具合、さらさら感を比較評価した。
トロールとして、ポリオキシエチレンラウリルエーテル
硫酸塩２０重量％で、他方を試料で同時に洗髪し、洗髪
後の毛髪のまとまり具合、さらさら感を比較評価した。
【００１９】また、評価の基準を次のように設定した。 ◎：コントロールよりも仕上がり感がよいと答えたパネ
ルが９人以上 ○：コントロールよりも仕上がり感がよいと答えたパネ
ルが７〜８人 △：コントロールよりも仕上がり感がよいと答えたパネ
ルが４〜６人 ×：コントロールよりも仕上がり感がよいと答えたパネ
ルが３人以下
ルが９人以上 ○：コントロールよりも仕上がり感がよいと答えたパネ
ルが７〜８人 △：コントロールよりも仕上がり感がよいと答えたパネ
ルが４〜６人 ×：コントロールよりも仕上がり感がよいと答えたパネ
ルが３人以下
【００２０】起泡性試験法 活性剤濃度が２％の水溶液（ＣａＣＯ3 ５０ｐｐｍ人工
硬水使用、４０℃）を調製し、ロスマイルス試験法に準
じて行った。
硬水使用、４０℃）を調製し、ロスマイルス試験法に準
じて行った。
【００２１】また、評価の基準を次のように設定した。 ◎：優秀 泡高さ ２５０ｍｍ以上 ○：良好 泡高さ ２１０ｍｍ以上２５０ｍｍ未満 △：普通 泡高さ １７０ｍｍ以上２１０ｍｍ未満 ×：不良 泡高さ １７０未満
【００２２】実施例１〜７、比較例１〜６ 実施例１〜７では表１、比較例１〜６では表２に記載の
配合組成よりなる洗髪用化粧料を調製した。表中の単位
はすべて重量％である。毛髪のまとまり具合、さらさら
感、起泡性について調べ、その結果を表１、表２に示し
た。
配合組成よりなる洗髪用化粧料を調製した。表中の単位
はすべて重量％である。毛髪のまとまり具合、さらさら
感、起泡性について調べ、その結果を表１、表２に示し
た。
【００２３】
【表１】
【００２４】
【表２】
【００２５】表１、表２より明らかなように、実施例１
〜７の洗髪用化粧料はいずれも優れた性能を示してい
た。
〜７の洗髪用化粧料はいずれも優れた性能を示してい
た。
【００２６】一方、必須成分を欠いた比較例１〜６で
は、毛髪のまとまり具合、さらさら感、起泡性の面で劣
っており、本発明の目的を達成できなかった。
は、毛髪のまとまり具合、さらさら感、起泡性の面で劣
っており、本発明の目的を達成できなかった。
【００２７】
【発明の効果】以上記載のごとく、本発明は、洗髪中の
泡立ちに優れ、洗髪後の毛髪のまとまり、さらさら感に
優れた洗髪用化粧料を提供することができる。
泡立ちに優れ、洗髪後の毛髪のまとまり、さらさら感に
優れた洗髪用化粧料を提供することができる。
Claims (2)
- 【請求項１】 一般式（１） 【化１】 （但し、Ａは水酸基、アルコキシル基及びアミノ基含有
アルキル基から選ばれた基、ＲはＣ１〜１８のアルキル
基及び水酸基から選ばれた基、Ｑはアミノ基含有アルキ
ル基、ｍ及びｎは０〜３の数、ｘは３０〜４００の数、
ｙは１〜３の数である。）で表されるアミノ基含有ポリ
シロキサンとアニオン性ポリマーとを反応させ、次いで
生成物をアルカリ性化合物を用いて中和率６０〜１５０
％になる様に中和して得たシリコーン変性ポリマーと、
アニオン界面活性剤及び／又は両性界面活性剤を含有す
る洗髪用化粧料。 - 【請求項２】 シリコーン変性ポリマーが洗髪用化粧料
中に０．１重量％〜３重量％含有する請求項１記載の洗
髪用化粧料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15091995A JPH08319222A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 洗髪用化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15091995A JPH08319222A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 洗髪用化粧料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08319222A true JPH08319222A (ja) | 1996-12-03 |
Family
ID=15507277
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15091995A Pending JPH08319222A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 洗髪用化粧料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08319222A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100312178B1 (ko) * | 1999-10-06 | 2001-11-03 | 서경배 | 신규한 아미노산 실리콘 폴리머들, 그의 제조방법, 아미노산 실리콘 폴리머로 표면개질된 화장료용 분체 및 이를 함유하는 색조화장료 조성물 |
-
1995
- 1995-05-24 JP JP15091995A patent/JPH08319222A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100312178B1 (ko) * | 1999-10-06 | 2001-11-03 | 서경배 | 신규한 아미노산 실리콘 폴리머들, 그의 제조방법, 아미노산 실리콘 폴리머로 표면개질된 화장료용 분체 및 이를 함유하는 색조화장료 조성물 |
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