JPH08319073A - エレベータ制御装置 - Google Patents

エレベータ制御装置

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JPH08319073A
JPH08319073A JP7146926A JP14692695A JPH08319073A JP H08319073 A JPH08319073 A JP H08319073A JP 7146926 A JP7146926 A JP 7146926A JP 14692695 A JP14692695 A JP 14692695A JP H08319073 A JPH08319073 A JP H08319073A
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JP
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car
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general
wheelchair
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JP7146926A
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English (en)
Inventor
Minoru Matsushita
実 松下
Hiromoto Yoshida
浩基 吉田
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Toshiba Corp
Toshiba FA Systems Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba FA Systems Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メインかご呼び装置が故障してもサブかご呼
び装置が正常である限りは、エレベータの運行を可能と
すると共に、かご呼び装置の故障状況に応じて使用でき
る呼び装置を乗客に表示できるようにすることである。 【構成】 呼び入力装置3は、かご内に設けられたメイ
ン一般かご呼び装置8、サブ一般かご呼び装置9、メイ
ン車椅子呼び装置2、サブ車椅子呼び装置4、及び乗り
場に設けられた一般乗り場呼び装置6、車椅子乗り場呼
び装置7の各々の呼び装置からの情報に基づきエレベー
タの行き先階又は行き先方向を選択指定すると共に、各
々の呼び装置の故障情報を入力する。そして、切り離し
装置5は、呼び入力装置3からの故障情報に基づき故障
した呼び装置を呼び入力装置3から切り離す。従って、
故障した呼び装置の使用は禁止され、正常な呼び装置の
使用は確保される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータのかご内に
一般用と車椅子用との呼び装置を有し、それぞれにメイ
ンとサブの呼び装置を備えたエレベータの制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エレベータのかご内には、かご
の行き先階を指定入力するための呼び装置が設けられて
いる。この呼び装置は、行き先階を登録ボタンで指定し
するもので、通常、一般乗客のための一般かご呼び装置
と車椅子乗客のための車椅子呼び装置との双方が設けら
れている。さらに、最近では、一般かご呼び装置及び車
椅子かご呼び装置の双方について、メイン及びサブとい
うように2箇所に登録ボタンが付く場合が出てきてい
る。
【0003】図7は、そのような一般かご呼び装置及び
車椅子かご呼び装置の双方について、メイン及びサブを
備えたエレベータ制御装置におけるかご呼び入力制御部
のブロック構成図を示す。図7に示すように、エレベー
タのかご内には、一般かご呼び装置として、メイン一般
かご呼び装置8とサブ一般かご呼び装置9とが設けら
れ、同様に車椅子かご呼び装置として、メイン車椅子か
ご呼び装置2とサブ車椅子かご呼び装置4とが設けられ
ている。また、エレベータの乗り場には、一般乗り場呼
び装置6及び車椅子乗り場呼び装置7が設けられてい
る。呼び入力装置3は、これらの各々の呼び装置からの
情報を入力して、エレベータの行き先階を選択指定し運
行制御装置1にその情報を出力し、エレベータを所定の
行き先階に運行制御している。そして、故障の発生した
呼び装置は、切り離し装置5で呼び入力装置3から切り
離されるようになっている。
【0004】ここで、メインかご呼び装置8にサブかご
呼び装置9を接続し、また、メイン車椅子かご呼び装置
2にサブ車椅子かご呼び装置4を接続しシステムの簡略
化をしている。従って、サブ一般かご呼び装置9はメイ
ン一般かご呼び装置8に従属しており、サブ車椅子かご
呼び装置4はメイン車椅子かご呼び装置2に従属してい
る。このことから、メイン一般かご呼び装置8は、自ら
の呼びとサブ一般かご呼び装置9からの呼びとを合成し
て、その情報を呼び入力装置3に出力することになり、
また、メイン車椅子かご呼び装置2は、自らの呼びとサ
ブ車椅子かご呼び装置からの呼びとを合成して、その情
報を呼び入力装置3に出力することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のものでは、制御上、メイン一般かご呼び装置8と
サブ一般かご呼び装置9とは一体となったものとして扱
われる。同様に、メイン車椅子かご呼び装置2とサブ車
椅子かご呼び装置4とは一体となったものとして扱われ
る。メイン一般かご呼び装置8やメイン車椅子かご呼び
装置2が故障すると、サブ一般かご呼び装置9やサブ車
椅子かご呼び装置4が正常であっても、かごの呼びがで
きなくなる。
【0006】このように、かご内に一般かご呼び装置と
してメイン一般かご呼び装置8及びサブ一般かご呼び装
置9を備え、車椅子かご呼び装置としてメイン車椅子か
ご呼び装置2及びサブ車椅子かご呼び装置4を備えてい
ても、メイン一般かご呼び装置8やメイン車椅子かご呼
び装置2が故障すると、サブ一般かご呼び装置9やサブ
車椅子かご呼び装置4も使用できなくなり、故障時での
信頼性が低かった。
【0007】本発明の目的は、メインかご呼び装置が故
障してもサブかご呼び装置が正常である限りはエレベー
タの運行を可能とすると共に、かご呼び装置の故障状況
に応じて使用できる呼び装置を乗客に表示できるように
したエレベータ制御装置を得ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、エレ
ベータのかご内に設けられかごの行き先階を指定入力す
るためのメイン一般かご呼び装置と、メイン一般かご呼
び装置と同等の機能を有しかご内に設けられたサブ一般
かご呼び装置と、かご内に設けられかごの行き先階を指
定入力するためのメイン車椅子呼び装置と、メイン車椅
子呼び装置と同等の機能を有しかご内に設けられたサブ
車椅子呼び装置と、エレベータの各階の乗り場に設けら
れた一般乗り場呼び装置と、エレベータの各階の乗り場
に設けられた車椅子乗り場呼び装置と、各々の呼び装置
からの情報に基づきエレベータの行き先階を選択指定す
ると共に各々の呼び装置から故障情報を受ける呼び入力
装置と、呼び入力装置からの故障情報に基づき故障した
呼び装置を呼び入力装置から切り離すための切り離し装
置とを備えている。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、切り離し装置は、メイン一般かご呼び装置及びサブ
一般かご呼び装置の双方を呼び入力装置から切り離した
ときは、一般乗り場呼び装置を呼び入力装置から切り離
すようにしたものである。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
の発明において、切り離し装置は、メイン車椅子かご呼
び装置及びサブ車椅子かご呼び装置の双方を呼び入力装
置から切り離したときは、車椅子乗り場呼び装置を呼び
入力装置から切り離すようにしたものである。
【0011】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
の発明において、各々の呼び装置の使用可否を表示する
使用可否表示装置を、各々の呼び装置に対応してそれぞ
れ設け、切り離し装置が呼び装置を呼び入力装置から切
り離したときは、対応する使用可否表示装置に使用禁止
の表示をするようにしたものである。
【0012】
【作用】 請求項1の発明では、呼び入力装置は、かご
内に設けられたメイン一般かご呼び装置、サブ一般かご
呼び装置、メイン車椅子呼び装置、サブ車椅子呼び装
置、及び乗り場に設けられた一般乗り場呼び装置、車椅
子乗り場呼び装置の各々の呼び装置からの情報に基づき
エレベータの行き先階又は行き先方向を選択指定すると
共に、各々の呼び装置の故障情報を入力する。そして、
切り離し装置は、呼び入力装置からの故障情報に基づき
故障した呼び装置を呼び入力装置から切り離す。これに
より、故障した呼び装置の使用が禁止される。
【0013】請求項2の発明では、請求項1の作用に加
え、メイン一般かご呼び装置及びサブ一般かご呼び装置
の双方が呼び入力装置から切り離されたときは、切り離
し装置は、一般乗り場呼び装置を呼び入力装置から切り
離す。これにより、メイン及びサブの一般かご呼び装置
の双方が故障したときは、それに対応する一般乗り場呼
び装置の使用が禁止される。
【0014】請求項3の発明では、請求項1又は請求項
2の作用に加え、メイン車椅子かご呼び装置及びサブ車
椅子かご呼び装置の双方が呼び入力装置から切り離され
たときは、切り離し装置は、車椅子乗り場呼び装置を呼
び入力装置から切り離す。これにより、メイン及びサブ
の車椅子かご呼び装置の双方が故障したときは、それに
対応する車椅子乗り場呼び装置の使用が禁止される。
【0015】請求項4の発明では、請求項1乃至請求項
3の作用に加え、各々の呼び装置が呼び入力装置から切
り離されたときは、対応するそれぞれの使用可否表示装
置に使用禁止の表示をする。これにより、乗客に使用可
能な呼び装置を伝達することが可能になる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は、
本発明のエレベータ制御装置におけるかご呼び入力制御
部の実施例を示すブロック構成図である。メイン一般か
ご呼び装置8とサブ一般かご呼び装置9とは個々に独立
して呼び入力装置3に接続されている。同様に、メイン
車椅子かご呼び装置2とサブ車椅子かご呼び装置4と
は、個々に独立して呼び入力装置3に接続されている。
従って、メイン一般かご呼び装置8、サブ一般かご呼び
装置9、メイン車椅子かご呼び装置2、及びサブ車椅子
かご呼び装置4からのかご呼び信号は、個々に独立して
呼び入力装置3に入力される。
【0017】これらの各々のかご呼び装置8、9、2、
4からのかご呼び信号、及び一般乗り場呼び装置6や車
椅子乗り場呼び装置7からの呼び信号は、それぞれ呼び
入力装置3に入力され、この呼び入力装置3にて合成が
行われる。そして、呼び入力装置3から運行制御装置1
へかご呼び情報が出力され、運行制御装置1は呼び入力
装置3からのかご呼び情報に従いエレベータを運行す
る。また、呼び入力装置3は、切り離し装置5へ各かご
呼び装置8、9、2、4及び各乗り場呼び装置6、7の
故障情報を出力する。切り離し装置5は、これらの呼び
装置8、9、2、4、6、7の故障情報を入力すると、
呼び入力装置3からこれらの呼び装置8、9、2、4、
6、7を切り離し、故障した呼び装置からのかご呼び信
号が呼び入力装置3に入力されるのを防止する。
【0018】次に、図2は、本発明のエレベータ制御装
置における呼び装置の使用可否表示制御部の実施例を示
すブロック構成図である。各呼び装置8、9、2、4、
6、7の近傍には、それぞれ使用可否表示装置16、1
7、18、19、12、13が取り付けられている。即
ち、メイン一般かご呼び装置8に対してメイン一般かご
呼び装置使用可否表示装置16、サブ一般かご呼び装置
9に対してサブ一般かご呼び装置使用可否表示装置1
7、メイン車椅子かご呼び装置2に対してメイン車椅子
かご呼び装置使用可否表示装置10、サブ車椅子かご呼
び装置4に対してサブ車椅子かご呼び装置使用可否表示
装置11、一般乗り場呼び装置6に対して一般乗り場呼
び装置使用可否表示装置12、車椅子乗り場呼び装置7
に対して車椅子乗り場呼び装置使用可否表示装置13が
それぞれ設けられている。
【0019】呼び入力使用可否表示装置15は、切り離
し装置5からの呼び入力装置3とこれら各呼び装置8、
9、2、4、6、7との接続状態を、それそれ使用可否
表示装置16、17、18、19、12、13に表示す
る。つまり、接続状態が保たれているときは使用可の表
示とし、切り離されているときは使用不可の表示とす
る。このように、それぞれ使用可否表示装置16、1
7、18、19、12、13は、使用可否情報により、
それぞれの呼び装置8、9、2、4、6、7が使用でき
るのか、又は故障しているのかを表示し、乗客が呼び装
置の登録ボタンを押しても登録できない等による不安感
から解消する。
【0020】また、呼び入力使用可否表示装置15は、
各呼び装置8、9、2、4、6、7の使用可否情報を監
視盤表示装置14へも出力する。これにより、監視室や
サービス会社等の第3者への故障表示や故障発報が可能
となる。
【0021】図3は、切り離し装置5でのかご呼び装置
8、9、2、4を切り離す場合のフローチャートであ
る。まず、一般かご呼び装置8、9の切り離しについて
説明する。図3において、呼び入力装置3経由でメイン
一般かご呼び装置8の故障情報が入力されたか否かを判
断し(ステップS1)、故障情報がなくメイン一般かご
呼び装置8が正常であれば、メイン一般かご呼び装置8
からの入力を許可する(ステップS2)。一方、故障情
報があるときはメイン一般かご呼び装置8は異常である
のでメイン一般かご呼び装置8からの入力を禁止する
(ステップS3)。また、呼び入力装置3経由でサブ一
般かご呼び装置9の故障情報が入力されたか否かを判断
し(ステップS4)、サブ一般かご呼び装置9が正常で
あれば、サブ一般かご呼び装置9からの入力を許可する
(ステップS5)。一方、故障情報があるときはサブ一
般かご呼び装置9からの入力を禁止する(ステップS
6)。
【0022】同様に、車椅子かご呼び装置2、4に対し
ても、ステップS1からステップS6までの一連の動作
を行う。これによって、呼び入力の許可、及び呼び入力
の禁止制御を行なう。これらの制御結果は監視盤表示装
置14にも出力される。
【0023】図4は、切り離し装置5での乗り場呼び装
置6、7を切り離す場合のフローチャートである。ま
ず、一般乗り場呼び装置6の切り離しについて説明す
る。図4において、呼び入力装置3経由でメイン一般か
ご呼び装置8とサブ一般かご呼び装置9との故障情報が
入力されたか否かを判断し(ステップS7)、メイン一
般かご呼び装置8又はサブ一般かご呼び装置9の何れか
が正常であれば、一般乗り場呼び装置6からの入力を許
可する(ステップS8)。故障情報が双方とも存在し双
方とも異常であれば、一般乗り場呼び装置6からの入力
を禁止する(ステップS9)。
【0024】同様に、車椅子乗り場呼び装置7に対して
も、ステップS7からステップS9までの一連の動作を
行う。これによって呼び入力の許可、及び入力禁止制御
を行なう。これらの制御結果は監視盤表示装置14にも
出力される。
【0025】次に、図5は、切り離し装置5でのかご呼
び装置8、9、2、4の使用可否情報を表示する場合の
フローチャートである。まず、一般かご呼び装置8、9
の使用可否情報の表示について説明する。図5におい
て、呼び入力装置3経由でメイン一般かご呼び装置8の
故障情報が入力されたか否かを判断し(ステップS1
0)、メイン一般かご呼び装置8が正常であれば、メイ
ン一般かご呼び装置8からの入力が可能であることを呼
び入力使用可否表示装置15経由にてメイン一般かご呼
び装置使用可否表示装置16に出力する(ステップS1
1)。一方、故障情報が存在しメイン一般かご呼び装置
8が異常であれば、メイン一般かご呼び装置8からの入
力が禁止であることを呼び入力使用可否表示装置15経
由にてメイン一般かご呼び装置使用可否表示装置16に
出力する(ステップS12)。
【0026】また、呼び装置3経由でサブ一般かご呼び
装置9の故障情報が入力されたか否かを判断し(ステッ
プS13)、サブ一般かご呼び装置9が正常であれば、
サブ一般かご呼び装置9からの入力が可能であること
を、呼び入力使用可否表示装置15経由にてサブ一般か
ご呼び装置使用可否表示装置17に出力する(ステップ
S14)。故障情報が存在しサブ一般かご呼び装置9が
異常であれば、サブ一般かご呼び装置9からの入力が禁
止であることを、呼び入力使用可否表示装置15経由に
てサブ一般かご呼び装置使用可否表示装置17に出力す
る(ステップS15)。
【0027】同様に車椅子かご呼び装置2、4に対して
も、ステップS10からステップS15までの一連の動
作を行う。これによって、呼び入力の許可表示、及び呼
び入力の禁止表示制御を行なう。これらの制御結果は監
視盤表示装置14にも出力される。
【0028】図6は、切り離し装置5での乗り場呼び装
置6、7の使用可否情報を表示する場合のフローチャー
トである。まず、まず、一般乗り場呼び装置6の使用可
否情報の表示について説明する。図6において、呼び入
力装置3経由でメイン一般かご呼び装置8とサブ一般か
ご呼び装置9の故障情報が入力されたか否かを判断し
(ステップS16)、メイン一般かご呼び装置8又はサ
ブ一般かご呼び装置9の何れかが正常であれば、一般乗
り場呼び装置6からの入力許可表示を、呼び入力使用可
否表示装置15経由にて一般乗り場呼び装置使用可否表
示装置12に出力する(ステップS17)。故障情報が
双方とも異常であれば、一般乗り場呼び装置6からの入
力禁止表示を呼び入力使用可否装置15経由にて一般乗
り場呼び装置使用可否表示装置12に出力する(ステッ
プS18)。
【0029】同様に、車椅子乗り場呼び装置7に対して
も、ステップS16からステップS18までの一連の動
作を行う。これによって、呼び入力許可表示、及び呼び
入力禁止表示制御を行なう。これらの制御結果は、監視
盤表示装置14にも出力される。
【0030】このように、一般かご呼び装置及び車椅子
かご呼び装置に対して、これらの故障を切り離し装置5
で常に監視し、故障が確認されたときは、故障となった
呼び装置を切り離す。このような制御を行なうことによ
り、一般かご呼び装置の一つが故障しても、残りの一般
かご呼び装置と車椅子かご呼び装置でエレベータの運行
が出来る。また、一般かご呼び装置が全て故障しても車
椅子かご呼び装置が正常ならば車椅子呼び装置でエレベ
ータの運行が可能となる。
【0031】同様に、車椅子かご呼び装置が異常の場合
も残りの車椅子かご呼び装置が正常ならば、正常の車椅
子かご呼び装置を使用してエレベータの運行が行なえ
る。これらのことから、各呼び装置が故障しても正常で
ある呼び装置でエレベータの運行が可能となり信頼性の
向上が図れ、故障状況に応じた運行が可能となる。
【0032】さらに、車椅子かご呼び装置が全て故障し
ても、一般かご呼び装置でエレベータの運行をすること
ができるが、一般かご呼び装置が全て故障したときはエ
レベータの運行を止めるようにもでき、個々の顧客の要
望に合わせた運行も可能となる。
【0033】また、一般かご呼び装置が全て使用できな
くなった場合には、一般乗り場呼び装置に応答してもか
ご呼びが登録できないので、乗り場からの一般呼び登録
も禁止にする。同様に、車椅子かご呼び装置が全て使用
できなくなったときにも、車椅子乗り場呼び装置を禁止
にする。これは、特に、車椅子乗り場呼び装置の車椅子
用行き先階登録ボタン又は行き先方向登録ボタンは、車
椅子乗客の手の届く位置にあり、車椅子乗客にとって一
般乗り場呼び装置の一般用行き先階登録ボタン又は行き
先方向登録ボタンは利用しづらい位置にあるからであ
る。つまり、車椅子かご呼び装置が全て使用できなくな
ったときには、乗り場行き先階登録ボタン又は行き先方
向登録ボタンを禁止にし、車椅子乗客が単独でエレベー
タの使用をすることを控えてもらうようにしている。
【0034】このようにしても、一般乗客がいる時には
一般呼びが使用できるので、一緒に乗降すれば問題はな
い。このような制御を行なうことにより、より安全な運
行が可能となり、かご呼び装置や乗り場呼び装置の呼び
登録の整合性がとれるようになる。また、かご呼び装置
の故障状況に応じて乗り場呼び装置を制御でき、個々の
顧客の要望に合わせた運行がエレベータシステムとして
可能となる。
【0035】また、故障と判断されたかご呼び装置はそ
の旨が表示されるので、乗客が知らずに呼び装置の登録
ボタンを押して応答しなかったときの不安感を解消でき
る。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、各呼び装
置が故障しても正常である呼び装置でエレベータの運行
が可能となり信頼性が向上する。また、かご呼び装置の
故障状態によって乗り場呼び装置の入力制御をするの
で、かご呼び装置と乗り場呼び装置との整合性がとれ、
故障状況に応じたエレベータの運行が可能となる。さら
に、各呼び装置近傍に使用可否表示装置を付けるので、
乗客が正常な呼び装置の呼び登録ボタンを使用すること
ができる。また、その故障情報を監視室やサービス会社
等の第3者に発報することができるので、迅速に故障の
対応できるようになる。これらのことからエレベータサ
ービス全体の向上が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベータ制御装置におけるかご呼び
入力制御部の実施例を示すブロック構成図である。
【図2】本発明のエレベータ制御装置における呼び装置
の使用可否表示制御部の実施例を示すブロック構成図で
ある。
【図3】本発明の切り離し装置でのかご呼び装置を切り
離す場合のフローチャートである。
【図4】本発明の切り離し装置での乗り場呼び装置を切
り離す場合のフローチャートである。
【図5】本発明の切り離し装置でのかご呼び装置の使用
可否情報を表示する場合のフローチャートである。
【図6】本発明の切り離し装置での乗り場呼び装置の使
用可否情報を表示する場合のフローチャートである。
【図7】従来のエレベータ制御装置におけるかご呼び入
力制御部のブロック図である。
【符号の説明】
1 運行制御装置 2 メイン車椅子かご呼び装置 3 呼び入力装置 4 サブ車椅子かご呼び装置 5 切り離し装置 6 一般乗り場呼び装置 7 車椅子乗り場呼び装置 8 メイン一般かご呼び装置 9 サブ一般かご呼び装置 10 メイン車椅子かご呼び装置使用可否表示装置 11 サブ車椅子かご呼び装置使用可否表示装置 12 一般乗り場呼び装置使用可否表示装置 13 車椅子野場呼び装置使用可否表示装置 14 監視盤表示装置 15 呼び入力使用可否表示装置 16 メイン一般かご呼び装置使用可否表示装置 17 サブ一般かご呼び装置使用可否表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 浩基 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータのかご内に設けられ前記かご
    の行き先階を指定入力するためのメイン一般かご呼び装
    置と、前記メイン一般かご呼び装置と同等の機能を有し
    前記かご内に設けられたサブ一般かご呼び装置と、かご
    内に設けられ前記かごの行き先階を指定入力するための
    メイン車椅子呼び装置と、前記メイン車椅子呼び装置と
    同等の機能を有し前記かご内に設けられたサブ車椅子呼
    び装置と、前記エレベータの各階の乗り場に設けられた
    一般乗り場呼び装置と、前記エレベータの各階の乗り場
    に設けられた車椅子乗り場呼び装置と、前記各々の呼び
    装置からの情報に基づき前記エレベータの行き先階を選
    択指定すると共に前記各々の呼び装置から故障情報を受
    ける呼び入力装置と、前記呼び入力装置からの故障情報
    に基づき故障した前記呼び装置を前記呼び入力装置から
    切り離すための切り離し装置とを備えたエレベータ制御
    装置。
  2. 【請求項2】 前記切り離し装置は、前記メイン一般か
    ご呼び装置及び前記サブ一般かご呼び装置の双方を前記
    呼び入力装置から切り離したときは、前記一般乗り場呼
    び装置を前記呼び入力装置から切り離すようにしたこと
    を特徴とする請求項1に記載のエレベータ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記切り離し装置は、前記メイン車椅子
    かご呼び装置及び前記サブ車椅子かご呼び装置の双方を
    前記呼び入力装置から切り離したときは、前記車椅子乗
    り場呼び装置を前記呼び入力装置から切り離すようにし
    たことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレ
    ベータ制御装置。
  4. 【請求項4】 前記各々の呼び装置の使用可否を表示す
    る使用可否表示装置を、前記各々の呼び装置に対応して
    それぞれ設け、前記切り離し装置が前記呼び装置を前記
    呼び入力装置から切り離したときは、対応する前記使用
    可否表示装置に使用禁止の表示をするようにしたことを
    特徴とする請求項1乃至請求項3に記載のエレベータ制
    御装置。
JP7146926A 1995-05-23 1995-05-23 エレベータ制御装置 Pending JPH08319073A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001098192A1 (fr) * 2000-06-23 2001-12-27 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Dispositif de commande d'affichage destine a un ascenseur

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WO2001098192A1 (fr) * 2000-06-23 2001-12-27 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Dispositif de commande d'affichage destine a un ascenseur

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