JPH08317378A - ビデオカメラ切換装置 - Google Patents

ビデオカメラ切換装置

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JPH08317378A
JPH08317378A JP12161095A JP12161095A JPH08317378A JP H08317378 A JPH08317378 A JP H08317378A JP 12161095 A JP12161095 A JP 12161095A JP 12161095 A JP12161095 A JP 12161095A JP H08317378 A JPH08317378 A JP H08317378A
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JP
Japan
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unit
switching
luminance signal
camera
signal
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Application number
JP12161095A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Sekino
宏 関野
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のビデオカメラによる監視システムのカ
メラ自動切り換えにおいて、映像の変化を検出し、同検
出に基づきカメラ切り換えを行うようにする。 【構成】 輝度信号分離部5によりカメラ切換部4より
の映像から輝度信号を分離し、A/D変換部でディジタ
ル信号化する(第1の輝度信号D1)。同信号D1を一旦フ
レームメモリに記憶し、これを読み出す。この場合、記
憶と読み出しとの同時処理を避けるため第1及び第2の
フレームメモリ8、9、第1及び第2の切換回路7、9
を設ける。これらメモリから交互に読み出される信号を
第2の輝度信号D2とし、これら輝度信号D1とD2とを基に
映像変化量検出部11により両映像間の変化量を検出す
る。同検出した変化量を所定閾値13と比較し、映像の動
きの有無を判別する。映像に動きが無い場合には直ちに
次のカメラへ切り換え、動きが有る場合には切換部4を
所定の時間そのカメラに維持し録画する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオカメラ切換装置に
係り、より詳細には、複数のビデオカメラによる監視シ
ステムのカメラ自動切り換えにおいて、映像の変化(動
き)を検出し、同検出に基づきカメラ切り換えを行うよ
うにした自動切換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のビデオカメラによる監視システム
のカメラ自動切り換えにおいて、従来は、切換順序及び
各カメラの割当時間等を予め条件設定しておき、これに
従い自動的に切り換える方法が一般的であった。また、
多くの場合、その切換映像をVTRに録画する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述のような
固定化された条件下での切換方法の場合、何ら異常の無
い不要な映像が長時間録画されることとなる。従って、
録画効率という観点からみると効率の悪い切換方法とい
える。本発明は上記観点に鑑みてなされたものであり、
カメラ映像に動き(変化)が有るか否かを予め検出し、
その動きの有無に応じてカメラを自動的に切り換えるよ
うにしたビデオカメラ切換装置を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数からなる
ビデオカメラよりのアナログ映像信号を切り換えるカメ
ラ切換部と、前記切換部よりのアナログ映像信号から輝
度信号を分離する輝度信号分離部と、前記輝度信号分離
部よりの輝度信号をアナログからディジタル輝度信号に
変換し、第1の輝度信号として出力するA/D変換部
と、前記A/D変換部よりの第1の輝度信号を1フレー
ム期間ごとに第1の切換出力端又は第2の切換出力端へ
切り換えて出力する第1の切換回路と、前記第1の出力
端よりの輝度信号を1フレーム期間ごとに更新して記憶
し、同記憶後に読み出される第1のフレームメモリと、
前記第2の出力端よりの輝度信号を1フレーム期間ごと
に更新して記憶し、同記憶後に読み出される第2のフレ
ームメモリと、前記第1のフレームメモリ又は第2のフ
レームメモリのうち、既に1フレーム期間の輝度信号の
記憶を終了しているフレームメモリより読み出された同
輝度信号側を選択して切り換わり、第2の輝度信号とし
て出力する第2の切換回路と、前記A/D変換部よりの
第1の輝度信号と前記第2の切換回路よりの第2の輝度
信号とから同第2の輝度信号に対する同第1の輝度信号
の映像変化量を検出する映像変化量検出部と、前記映像
変化量検出部により検出した映像変化量と所定閾値とを
比較し、映像の動きの有無を判別する比較判別部と、時
間計測するタイマ部と、前記カメラ切換部、第1の切換
回路、第1のフレームメモリ、第2のフレームメモリ、
第2の切換回路、映像変化量検出部、比較判別部及びタ
イマ部を制御し、前記比較判別部において映像に動きが
無いと判別されたときには前記カメラ切換部を予め定め
た順序に従い所定時間経過後に次のカメラへ切り換え、
映像に動きが有ると判別されたときには前記所定時間よ
り長く設定した所定の時間経過後に前記順序に従い次の
カメラへ切り換えるようにしたことを特徴とするビデオ
カメラ切換装置。
【0005】
【作用】輝度信号分離部により、カメラ切換部よりのカ
メラ映像から輝度信号が分離される。同信号はアナログ
信号であるのでA/D変換部によりディジタル信号化さ
れる。この信号を第1の輝度信号とする。同第1の輝度
信号を一旦フレームメモリに記憶し、これを読み出す。
この場合、記憶と読み出しとが同時処理にならないよう
にする。そのためのものが第1及び第2のフレームメモ
リ、第1及び第2の切換回路である。第1のフレームメ
モリ又は第2のフレームメモリから交互に読み出される
信号を第2の輝度信号とすると、同第2の輝度信号は前
記第1の輝度信号に対し1フレーム期間遅延している。
そこで、同第1の輝度信号と第2の輝度信号とを基に映
像変化量検出部により両映像間の変化量を検出する。同
検出した変化量を所定閾値と比較し、映像の動きの有無
を判別する。上記判別において、映像に動きが無い場合
には所定時間(T1)経過後に次のカメラへ切り換え、こ
れに対し、映像に動きが有る場合にはカメラ切換部を前
記所定時間より長く設定した所定の時間(T2)そのカメ
ラに維持し、録画する。この時間(T2)経過後次のカメ
ラへ切り換える。以下、これを繰り返す。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明によるビデオカ
メラ切換装置を説明する。図1は本発明によるビデオカ
メラ切換装置の一実施例を示す要部ブロック図、図2
(A)(B)は図1等における映像変化量検出部の具体
的実施例各々を示す要部ブロック図、図3及び図4は他
の実施例を示す要部ブロック図である。図1において、
1乃至3はビデオカメラA、同B及び同N、4は制御部
15により切り換えられるカメラ切換部、5はカメラ切換
部4よりの映像信号S1から輝度信号を分離する輝度信号
分離部、6は輝度信号分離部5よりの輝度信号をアナロ
グ信号からディジタル信号(第1の輝度信号D1と称す)
に変換するA/D変換部、7は1フレーム期間ごとに第
1の切換出力端(a側)と第2の切換出力端(b側)と
に切り換わり、後段に設けてなるフレームメモリに対し
第1の輝度信号D1を交互に送出する第1の切換回路であ
る。
【0007】8は1フレーム期間の第1の輝度信号D1を
記憶する第1のフレームメモリ、9は第1のフレームメ
モリ8と交互に第1の輝度信号D1を記憶する第2のフレ
ームメモリ、10は前記第1のフレームメモリ8又は第2
のフレームメモリ9の中、既に1フレーム期間の映像の
記憶を終了して読み出される側に切り換わり、同読み出
された輝度信号(第2の輝度信号D2と称す)を送出する
第2の切換回路、11は第1の輝度信号D1と第2の輝度信
号D2とを基に両信号間の映像変化量を検出する映像変化
量検出部、12は映像変化量検出部で検出された映像変化
量を所定の閾値13と比較し、映像の動き(変化)の有無
を判別する比較判別部、14はカメラ切換部の切換時間を
計測するためのタイマ部、15はカメラ切換部4、第1の
切換回路7、第1のフレームメモリ8、第2のフレーム
メモリ9、第2の切換回路10、映像変化量検出部11、比
較判別部12及びタイマ部14等について所要の制御をなす
制御部である。
【0008】次に、図2(A)において、21はA/D変
換部6よりの第1の輝度信号D1と第2の切換回路10より
の第2の輝度信号D2とについて画素ごとに減算処理をな
す減算部、22は制御部15による制御の基に加算データを
更新しつつ記憶するメモリ部、23は減算部21よりの画素
ごとの減算データとメモリ部22よりの加算データとを加
算し、映像変化量D3を出力する加算部である。また、図
2(B)において、31は前記減算部21と同機能の減算
部、32は水平同期信号(HD)と垂直同期信号(VD)とを
基に第1の輝度信号D1に係る画素数をカウントするカウ
ンタ、33はカウンタ32よりのカウントデータを基にした
前記制御部15の制御により画面上の所要領域において所
要のメモリデータを出力する第1のメモリ部、34は第1
のメモリ部33より所要のメモリデータが出力されたとき
には減算部31による減算データを出力する乗算部、35は
制御部15による制御の基に加算データを更新しつつ記憶
する第2のメモリ部、36は乗算部34よりの画素毎の減算
データと第2のメモリ部35よりの加算データとを加算す
る加算部である。
【0009】次に、図3において、図1と同等のものは
同一符号を付してあり、41はVTR43やモニタ等の映像
信号用の第1のカメラ切換部(これにより、映像の動き
検出に用いるカメラ切換部を「第2のカメラ切換部4」
とする)、42は図1の場合における制御の他、更に第1
のカメラ切換部41の切換制御をなす制御部である。次
に、図4において、51は前記同様のカメラ切換部、52乃
至54は図1における輝度信号分離部5から制御部15まで
のものからなるカメラA、同B及び同N用の映像動き判
別部、55は各映像動き判別部よりの判別結果に基づきカ
メラ切換部51の切換制御をなす切換制御部である。
【0010】次に、本発明の動作について図ごとに分け
て説明する。 (1)図1の説明 図1に示す実施例の特色は、VTRやモニタに供給する
映像信号と、映像の動きを検出する映像信号とが同タイ
ミングのものとしている点である。カメラ切換部4の初
期位置は予め設定してなる初期設定に従う(例えば、カ
メラA1)。また、カメラ切換順序も予め定めた順序に
よる(例えば、A→N→A)。これら初期設定及び切り
換えは制御部15の制御による。切換部4よりの映像信号
S1は輝度信号分離部5に送られ、そこで輝度信号(Y)
と色度信号(C)とが含まれてなる映像信号中から輝度
信号が分離される。同輝度信号分離部5の代表例として
くし形フィルタによるY/C分離回路がある。
【0011】この輝度信号分離部5により分離された輝
度信号はアナログ信号であるので、A/D変換部6によ
りディジタル輝度信号に変換する。このディジタル輝度
信号を第1の輝度信号D1とする。同第1の輝度信号D1を
1フレーム遅延させ、第2の輝度信号D2を得る。この第
2の輝度信号D2を得るには、第1の輝度信号D1を1フレ
ーム毎に記憶し(書き込み)、それを読み出すようにす
ればよい。この場合、書き込み処理と読み出し処理とを
1つのメモリで同時に進行させることは不可能のため、
図示のようにフレームメモリを2つ設け、一方を書き込
んでいる間は既に書き込みを終了している他方のフレー
ムメモリから読み出すようにし、その読み出しを終了し
たなら再び新たなフレームについて書き込みを行う。こ
のように、2つのフレームメモリに対して交互に書き込
むため、第1の切換回路7を切り換える。従って、第2
の切換回路10は常に第1の切換回路7とは反対のフレー
ムメモリ側に切り換わる。例えば、第1の切換回路7が
図示のb側に切り換わっており、第2のフレームメモリ
9に対し第1の輝度信号D1の書き込みが行われている間
は第2の切換回路は図示のa側にあり、第1のフレーム
メモリ8よりの読み出しデータ側を選択する。各フレー
ムメモリに対する書き込み又は読み出しが終了した場
合、第1の切換回路7は上記b側からa側へ、第2の切
換回路10は上記a側からb側へそれぞれ切り換わる。以
降これを繰り返す。また、切り換え周期は1フレーム期
間ごとである。
【0012】このように第2の切換回路10を介して得ら
れた第2の輝度信号D2は映像変化量検出部11へ送られ
る。同映像変化量検出部11は、この第2の輝度信号D2
と、A/D変換部6よりの第1の輝度信号D1とから同D2
に対するD1の映像変化量を検出する。このことは、現在
の映像(第1の輝度信号D1)が1フレーム前の映像(第
2の輝度信号D2)に対し変化しているか否かを検出する
ことを意味する。具体的には、画面全領域又は限定した
範囲について画素ごとに映像データの差を検出し、その
差を累積加算するものである。この累積加算したデータ
が映像変化量D3となる。この具体例については次項で説
明する。
【0013】従って、第1の輝度信号D1と第2の輝度信
号D2との間にデータ上の差がなければ現在の映像は1フ
レーム前の映像に対し変化していないことととなり、デ
ータ上に差が生じていれば現在の映像は1フレーム前の
映像に対し変化していることとなる。検出された映像変
化量D3は比較判別部12において予め設定した閾値13と比
較される。この閾値13を設定するのはデータのドリフト
等による誤動作を防止するためである。この比較結果に
対する結論は映像変化量検出部11の構成より異なる。こ
れについても次項で併せて説明する。比較判別部12にお
いて映像に変化がないと判別されたときには、制御部15
はカメラ切換部4の現切換位置を予め定めた順序に従い
次のカメラへ所定時間(T1)経過後に切り換える。この
時間T1は極力短く設定する。これに対し、映像に変化が
あると判別されたときには、制御部15はタイマ部14によ
る前記T1より長く設定した時間(T2)経過後に次のカメ
ラへ切り換える。この所定時間T2も予め定めておくもの
である。T2>T1としたのは録画を充分に行うためであ
る。このように、映像に変化がないカメラについては短
時間に次のカメラへ切り換え、映像に変化があるカメラ
については所定時間継続され、この状態でVTRに録画
される。
【0014】(2)図2の説明 同図(A)は映像変化量を画面全領域について検出する
ようにしたものである。なお、図中の符号については図
1と統一してある。A/D変換部6よりの第1の輝度信
号D1と第2の切換回路10よりの第2の輝度信号D2とを減
算部21で各画素ごとにつき減算処理する。この各画素ご
との減算データを加算部23へ送り、1フレーム映像の全
変化量D3を得るために累積加算する。この累積加算をす
るために、加算部23の出力データを一旦メモリ部22に記
憶し、同記憶データに対しさらに減算部21よりの減算デ
ータを加算する。同加算したデータをもってメモリ部22
を更新し、同更新したデータに対し更に加算をしてい
く。この累積加算を1フレーム期間について更新しつつ
行う。そのため、加算部23を1フレームごとにクリア処
理する。上記累積加算データが映像変化量D3となり、比
較判別部12での前述した比較に供される。この比較判別
において、映像変化量D3は映像変化が大きい程大きな値
となるので、同D3が閾値13以下では映像に動きがない判
別となり、閾値13を超えると映像に動きがある判別とな
る。
【0015】次に、同図(B)につき説明する。同図
(B)は映像変化量を画面上の限定領域、例えば、画面
中央部分の一定領域等、について検出するようにしたも
のである。このように領域を限定するのは、累積加算の
演算量を少なくする、誤動作(演算)が生じる範囲を狭
くする等を考慮したことによる。この領域限定のために
設けたものがカウンタ32、乗算部34おらび第1のメモリ
部33である。その他の、減算部31、加算部36及び第2の
メモリ部35は前記(A)図のそれらと同目的のためのも
のである。従って、これらについての説明は省略する。
カウンタ32は水平同期信号(HD)及び垂直同期信号(V
D)を基準にして第1の輝度信号D1(又は、第2の輝度
信号D2でもよい)の画素数をカウントする。この画素数
のカウントにより画面上の位置が定まる。この定まる位
置の中の特定位置の集合が検出領域となり、予め指定し
ておく。
【0016】一方の第1のメモリ部33には、上記指定領
域内ではハイ(H)となるデータ(所要メモリテータ)
を出力し、同領域外ではロー(L)となるように前記カ
ウントデータと対応させて予め記憶しておく。これによ
り、乗算部34は上記Hデータ時のみ減算部31よりのデー
タを出力することとなり、それ以外では乗算データが零
になる。つまり、限定した領域のみの減算データを加算
部36へ送出することとなる。同送出された減算データに
ついて(A)図と同様の累積加算が加算部36、第2のメ
モリ部35により行われる。以上により、加算部36からは
限定領域についての映像変化量D3が得られる。なお、比
較判別部12での比較判別における閾値13と映像変化量D3
との関係は(A)図の場合と同様である。
【0017】以上が図2(A)及び(B)の説明である
が、この他、図示してないが、映像変化量検出部11自体
を相関演算器で構成する方法がある。この相関演算器
は、2つのディジタル入力データにつき、所定の演算式
に従い双方のデータ間の差を演算するものとして知られ
ているものである。映像変化量検出部11は2つのディジ
タル入力データにつき差を演算することにあるので相関
演算器はこの目的に適うものである。ただし、この相関
演算器の演算出力は、2つの入力データが一致している
場合には「1」となる大きな値を示すデータとなり、不
一致のほど「0」に接近して小さな値を示すデータにな
るという特性を有する。この関係は前述の(A)(B)
とは反対の関係にあり、従って、比較判別部12での判別
においては、閾値13以下の場合が映像に動きがある判別
となり、同閾値13を超える場合には映像に動きがない判
別となる。以上説明の映像変化量検出法は後述の図3及
び図4についても同様である。
【0018】(3)図3の説明 図3はVTRへの録画用映像信号と、動き検出用の映像
信号とを別系統とした構成の実施例である。そのため、
カメラ切換部をVTR43用の第1のカメラ切換部41と、
動き検出用の第2のカメラ切換部4との2つで構成して
いる。第2のカメラ切換部4以降の映像変化検出ブロッ
クは図1と同様であり、その動作も図1の基本的に同じ
である。ただし、第2のカメラ切換部4の切り換えは映
像の動きの有無の判別(比較判別部12等)が終了するご
とに切り換える点で図1とは相違する。また、制御部42
が上記2つの切換部を制御する点においても図1とは相
違する。このように第2のカメラ切換部4を順次切り換
え、映像に動きがない場合には制御部42は第1のカメラ
切換部41の切り換えは行わない。従って、現位置でホー
ルドされる。これに対し、映像に動きが検出された場合
には、その動きが検出されたカメラへ切り換える。所定
時間経過後に予め定めた順序に従った次のカメラへ切り
換える。この場合の所定時間も予め定めた時間であり、
タイマ部14により計測される。本実施例においては、映
像に動きが検出された場合のみVTRに録画する方法も
考えられる。この場合、制御部42は動き検出に基づき第
1のカメラ切換部41を切換制御する一方、VTR43を電
源オンする制御信号を出力するようにする。
【0019】(4)図4の説明 図1における輝度信号分離回路5以降、制御部15までの
構成部分を「映像動き判別部」とした場合、図4はこの
映像動き判別部52、53、54を各カメラごとに設けた実施
例である。これら各映像動き判別部は同時進行により映
像の動きを判別する。そして、映像の動きを判別した場
合には所要のデータを出力する。このデータを全ての判
別部について監視するために切換制御部55を設ける。同
切換制御部55はいずれかの映像動き判別部より映像の動
きを判別した旨のデータが送られてきたときにはカメラ
切換部51を上記動きの検出されたカメラへ切り換える。
この映像がVTR56に録画される。なお、本実施例にお
いても、図3の実施例と同様に映像に動きが検出された
場合のみVTR56に録画するようにしてもよい。この場
合、図3と同様に制御部55は動き検出に基づきカメラ切
換部51を切換制御する一方、VTR56を電源オンする制
御信号を出力するようにする。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数のビデオカメラによる監視システムのカメラ自動切り
換えにおいて、カメラ映像の変化(動き)を検出し、同
検出に基づきカメラ切り換えを行うことができる。従っ
て、このように切り換えられた映像を録画することによ
り映像変化のない不要な映像を録画することを低減若し
くはなくすことができ、従来、予め定めた順序と時間と
に従った固定的な切り換え方法に対し、不要な録画部分
を減少させる効果を奏することとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるビデオカメラ切換装置の一実施例
の要部ブロック図である。
【図2】(A)、(B)は図1等における映像変化量検
出部11の具体的実施例各々を示す要部ブロック図であ
り、(A)は一つの例、(B)は他の例である。
【図3】本発明によるビデオカメラ切換装置の他の実施
例の要部ブロック図である。
【図4】本発明によるビデオカメラ切換装置の他の実施
例の要部ブロック図である。
【符号の説明】
1 カメラA 4 カメラ切換部 5 輝度信号分離部 6 A/D変換部 7 第1の切換回路 8 第1のフレームメモリ 9 第2のフレームメモリ 10 第2の切換回路 11 映像変化量検出部 12 比較判別部 13 閾値 14 タイマ部 15 制御部 21 減算部 22 メモリ部 23 加算部 32 カウンタ 33 第1のメモリ部 34 乗算部 41 第1のカメラ切換部 55 切換制御部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数からなるビデオカメラよりのアナロ
    グ映像信号を切り換えるカメラ切換部と、前記切換部よ
    りのアナログ映像信号から輝度信号を分離する輝度信号
    分離部と、前記輝度信号分離部よりの輝度信号をアナロ
    グからディジタル輝度信号に変換し、第1の輝度信号と
    して出力するA/D変換部と、前記A/D変換部よりの
    第1の輝度信号を1フレーム期間ごとに第1の切換出力
    端又は第2の切換出力端へ切り換えて出力する第1の切
    換回路と、前記第1の出力端よりの輝度信号を1フレー
    ム期間ごとに更新して記憶し、同記憶後に読み出される
    第1のフレームメモリと、前記第2の出力端よりの輝度
    信号を1フレーム期間ごとに更新して記憶し、同記憶後
    に読み出される第2のフレームメモリと、前記第1のフ
    レームメモリ又は第2のフレームメモリのうち、既に1
    フレーム期間の輝度信号の記憶を終了しているフレーム
    メモリより読み出された同輝度信号側を選択して切り換
    わり、第2の輝度信号として出力する第2の切換回路
    と、前記A/D変換部よりの第1の輝度信号と前記第2
    の切換回路よりの第2の輝度信号とから同第2の輝度信
    号に対する同第1の輝度信号の映像変化量を検出する映
    像変化量検出部と、前記映像変化量検出部により検出し
    た映像変化量と所定閾値とを比較し、映像の動きの有無
    を判別する比較判別部と、時間計測するタイマ部と、前
    記カメラ切換部、第1の切換回路、第1のフレームメモ
    リ、第2のフレームメモリ、第2の切換回路、映像変化
    量検出部、比較判別部及びタイマ部を制御し、前記比較
    判別部において映像に動きが無いと判別されたときには
    前記カメラ切換部を予め定めた順序に従い所定時間経過
    後に次のカメラへ切り換え、映像に動きが有ると判別さ
    れたときには前記所定時間より長く設定した所定の時間
    経過後に前記順序に従い次のカメラへ切り換えるように
    したことを特徴とするビデオカメラ切換装置。
  2. 【請求項2】 前記カメラ切換部よりのカメラ映像信号
    を録画用の映像信号としたことを特徴とする請求項1記
    載のビデオカメラ切換装置。
  3. 【請求項3】 複数からなるビデオカメラよりのアナロ
    グ映像信号を切り換え、同切換出力を録画用映像信号に
    用いる第1のカメラ切換部と、前記複数からなるビデオ
    カメラよりのアナログ映像信号を切り換える第2のカメ
    ラ切換部と、前記第2のカメラ切換部よりのアナログ映
    像信号から輝度信号を分離する輝度信号分離部と、前記
    輝度信号分離部よりの輝度信号をアナログからディジタ
    ル輝度信号に変換し、第1の輝度信号として出力するA
    /D変換部と、前記A/D変換部よりの第1の輝度信号
    を1フレーム期間ごとに第1の切換出力端又は第2の切
    換出力端へ切り換えて出力する第1の切換回路と、前記
    第1の出力端よりの輝度信号を1フレーム期間ごとに更
    新して記憶し、同記憶後に読み出される第1のフレーム
    メモリと、前記第2の出力端よりの輝度信号を1フレー
    ム期間ごとに更新して記憶し、同記憶後に読み出される
    第2のフレームメモリと、前記第1のフレームメモリ又
    は第2のフレームメモリのうち、既に1フレーム期間の
    輝度信号の記憶を終了しているフレームメモリより読み
    出された同輝度信号側を選択して切り換わり、第2の輝
    度信号として出力する第2の切換回路と、前記A/D変
    換部よりの第1の輝度信号と前記第2の切換回路よりの
    第2の輝度信号とから同第2の輝度信号に対する同第1
    の輝度信号の映像変化量を検出する映像変化量検出部
    と、前記映像変化量検出部により検出した映像変化量と
    所定閾値とを比較し、映像の動きの有無を判別する比較
    判別部と、時間計測するタイマ部と、前記第1のカメラ
    切換部、第2のカメラ切換部、第1の切換回路、第1の
    フレームメモリ、第2のフレームメモリ、第2の切換回
    路、映像変化量検出部、比較判別部及びタイマ部を制御
    し、第2のカメラ切換部を所定の順序に従って切り換
    え、同切り換えに基づき前記比較判別部において映像に
    動きが無いと判別されたときには第1のカメラ切換部の
    切り換えを行わず、映像に動きが有ると判別されたとき
    には同判別されたカメラへ切り換え、所定時間経過後に
    所定の順序に従い次のカメラへ切り換えるようにしたこ
    とを特徴とするビデオカメラ切換装置。
  4. 【請求項4】 複数からなるビデオカメラよりのアナロ
    グ映像信号を切り換え、同切換出力を録画用映像信号に
    用いるカメラ切換部と、前記ビデオカメラ一つよりのア
    ナログ映像信号から輝度信号を分離する輝度信号分離部
    と、前記輝度信号分離部よりの輝度信号をアナログから
    ディジタル輝度信号に変換し、第1の輝度信号として出
    力するA/D変換部と、前記A/D変換部よりの第1の
    輝度信号を1フレーム期間ごとに第1の切換出力端又は
    第2の切換出力端へ切り換えて出力する第1の切換回路
    と、前記第1の出力端よりの輝度信号を1フレーム期間
    ごとに更新して記憶し、同記憶後に読み出される第1の
    フレームメモリと、前記第2の出力端よりの輝度信号を
    1フレーム期間ごとに更新して記憶し、同記憶後に読み
    出される第2のフレームメモリと、前記第1のフレーム
    メモリ又は第2のフレームメモリのうち、既に1フレー
    ム期間の輝度信号の記憶を終了しているフレームメモリ
    より読み出された同輝度信号側を選択して切り換わり、
    第2の輝度信号として出力する第2の切換回路と、前記
    A/D変換部よりの第1の輝度信号と前記第2の切換回
    路よりの第2の輝度信号とから同第2の輝度信号に対す
    る同第1の輝度信号の映像変化量を検出する映像変化量
    検出部と、前記映像変化量検出部により検出した映像変
    化量と所定閾値とを比較し、映像の動きの有無を判別す
    る比較判別部と、前記カメラ切換部、第1の切換回路、
    第1のフレームメモリ、第2のフレームメモリ、第2の
    切換回路、映像変化量検出部、及び比較判別部を制御
    し、前記比較判別部において映像に動きが有ると判別さ
    れたときには所要データを出力する制御部とを前記複数
    からなるビデオカメラごとに対応して設けるとともに、
    前記各ビデオカメラごとの制御部よりの所要データが入
    力される切換制御部とを設け、いずれかの制御部より前
    記所要データの入力があったときには同切換制御部が前
    記カメラ切換部を対応するカメラへ切り換えるようにし
    たことを特徴とするビデオカメラ切換装置。
  5. 【請求項5】 前記映像変化量検出部を、前記A/D変
    換部よりの第1の輝度信号と前記第2の切換回路よりの
    第2の輝度信号とについて画素ごとに減算処理をなす減
    算部と、前記制御部による制御の基に加算データを更新
    しつつ記憶するメモリ部と、前記減算部よりの画素ごと
    の減算データと前記メモリ部よりの加算データとを加算
    する加算部とで構成したことを特徴とする請求項1、請
    求項3又は請求項4記載のビデオカメラ切換装置。
  6. 【請求項6】 前記映像変化量検出部を、前記A/D変
    換部よりの第1の輝度信号と前記第2の切換回路よりの
    第2の輝度信号とについて画素ごとに減算処理をなす減
    算部と、水平同期信号と垂直同期信号とを基に第1の輝
    度信号に係る画素数をカウントするカウンタと、前記カ
    ウンタよりのカウントデータを基にした前記制御部の制
    御により画面上の所要領域において所要のメモリデータ
    を出力する第1のメモリ部と、前記第1のメモリ部より
    所要のメモリデータが出力されたときには前記減算部に
    よる減算データを出力する乗算部と、前記制御部による
    制御の基に加算データを更新しつつ記憶する第2のメモ
    リ部と、前記乗算部よりの画素ごとの減算データと前記
    第2のメモリ部よりの加算データとを加算する加算部と
    で構成し、画面上の所要領域において映像変化量を検出
    するようにしたことを特徴とする請求項1、請求項3又
    は請求項4記載のビデオカメラ切換装置。
  7. 【請求項7】 前記映像変化量検出部を、相関演算器で
    構成しことを特徴とする請求項1、請求項3又は請求項
    4記載のビデオカメラ切換装置。
  8. 【請求項8】 前記比較判別部により映像の動きが判別
    されたときには、VTRの電源をオンする制御信号を前
    記制御部が出力するようにしたことを特徴とする請求項
    3記載のビデオカメラ切換装置。
  9. 【請求項9】 前記比較判別部のいずれかにより映像の
    動きが判別されたときには、VTRの電源をオンする制
    御信号を前記切換制御部が出力するようにしたことを特
    徴とする請求項4記載のビデオカメラ切換装置。
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