JPH09135458A - 監視用録画装置 - Google Patents
監視用録画装置Info
- Publication number
- JPH09135458A JPH09135458A JP7292392A JP29239295A JPH09135458A JP H09135458 A JPH09135458 A JP H09135458A JP 7292392 A JP7292392 A JP 7292392A JP 29239295 A JP29239295 A JP 29239295A JP H09135458 A JPH09135458 A JP H09135458A
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- JP
- Japan
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- memory
- video
- signal
- motion
- recording
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 動く物体に対してのみ録画を行う際に、動き
を検出してから録画装置が実際に録画を開始するまでの
数秒間の映像を記録できないという問題点がある。 【解決手段】 通常時はフレームメモリとして動作する
デジタルメモリ12を制御するメモリ制御回路17を設
け、動き検出回路13で動く物体を検出すると同時に、
メモリ12に供給される映像データをビット落し・デー
タ間引きかつコマ落しして格納しながら、予め設定され
た第1の所定時間の後から第2の所定時間までメモリ1
2に格納されたデータを順次読みだして入力信号と切り
換えてVTR15に供給することにより、動きを検出し
て直後からの監視カメラで写された映像をタイムラグな
しで連続的にVTR15に録画する。
を検出してから録画装置が実際に録画を開始するまでの
数秒間の映像を記録できないという問題点がある。 【解決手段】 通常時はフレームメモリとして動作する
デジタルメモリ12を制御するメモリ制御回路17を設
け、動き検出回路13で動く物体を検出すると同時に、
メモリ12に供給される映像データをビット落し・デー
タ間引きかつコマ落しして格納しながら、予め設定され
た第1の所定時間の後から第2の所定時間までメモリ1
2に格納されたデータを順次読みだして入力信号と切り
換えてVTR15に供給することにより、動きを検出し
て直後からの監視カメラで写された映像をタイムラグな
しで連続的にVTR15に録画する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、監視用ビデオカメ
ラにより撮影された映像をビデオテープ等に記録する監
視用録画装置に関し、特にテレビジョン放送等を録画再
生する機能を有する監視用録画装置に関するものであ
る。
ラにより撮影された映像をビデオテープ等に記録する監
視用録画装置に関し、特にテレビジョン放送等を録画再
生する機能を有する監視用録画装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、監視用録画装置は、一定時間毎に
間欠的に映像信号を記録するタイムラプス方式から、カ
メラに写されている被写体が動くことによって撮影の必
要性を判定し、この判定に応じてカメラで撮影された映
像を記録するアダプティブ方式に移行しつつある。これ
らの監視用録画装置は、例えば実開平2−72424号
公報に記載されたものが知られている。
間欠的に映像信号を記録するタイムラプス方式から、カ
メラに写されている被写体が動くことによって撮影の必
要性を判定し、この判定に応じてカメラで撮影された映
像を記録するアダプティブ方式に移行しつつある。これ
らの監視用録画装置は、例えば実開平2−72424号
公報に記載されたものが知られている。
【0003】以下に従来の監視用録画装置について説明
する。図2は従来の監視用録画装置の構成図を示すもの
である。図2において、1は監視用カメラ(図示せず)
で撮影されたアナログ映像信号をデジタル信号に変換す
るA/D変換器で、2はA/D変換器1から出力される
1フレーム分の映像信号を格納するデジタルメモリ、3
は被写体の動きを検出する動き検出回路、4はビデオテ
ープレコーダー(以下、VTRと記す)5へ録画命令の
制御信号を出力する制御信号発生回路である。
する。図2は従来の監視用録画装置の構成図を示すもの
である。図2において、1は監視用カメラ(図示せず)
で撮影されたアナログ映像信号をデジタル信号に変換す
るA/D変換器で、2はA/D変換器1から出力される
1フレーム分の映像信号を格納するデジタルメモリ、3
は被写体の動きを検出する動き検出回路、4はビデオテ
ープレコーダー(以下、VTRと記す)5へ録画命令の
制御信号を出力する制御信号発生回路である。
【0004】以上のように構成された従来の監視用録画
装置について、以下その動作について説明する。
装置について、以下その動作について説明する。
【0005】まず、図2において、監視用カメラから入
力された映像信号は、A/D変換器1でデジタル映像信
号に変換され、デジタルメモリ2へ格納される。デジタ
ルメモリ2は、現在入力中のデジタル映像信号から1フ
レーム分遅延された信号として読み出され、動き検出回
路3に供給される。動き検出回路3は、この入力された
1フレーム分遅延された信号と現在入力のデジタル映像
信号とを比較し、その信号の差分で被写体の動きの有無
を検出する。被写体の動きが検出された時は、動き信号
を制御信号発生回路4に出力し、制御信号発生回路4が
VTR5に録画命令の制御信号を出力する。制御信号が
入力されたVTR5は、録画を開始する。また、動き信
号が無くなるとVTR5は録画を停止する。
力された映像信号は、A/D変換器1でデジタル映像信
号に変換され、デジタルメモリ2へ格納される。デジタ
ルメモリ2は、現在入力中のデジタル映像信号から1フ
レーム分遅延された信号として読み出され、動き検出回
路3に供給される。動き検出回路3は、この入力された
1フレーム分遅延された信号と現在入力のデジタル映像
信号とを比較し、その信号の差分で被写体の動きの有無
を検出する。被写体の動きが検出された時は、動き信号
を制御信号発生回路4に出力し、制御信号発生回路4が
VTR5に録画命令の制御信号を出力する。制御信号が
入力されたVTR5は、録画を開始する。また、動き信
号が無くなるとVTR5は録画を停止する。
【0006】これらの動作により、動く物体に対しての
み録画を行うことで、テープの無駄やテープのチェック
にかかる時間を改善している。
み録画を行うことで、テープの無駄やテープのチェック
にかかる時間を改善している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、動き検出回路3が被写体の動きを検出し
てから、VTR5が実際に録画を開始するまでに若干の
時間遅れがあるので、この間の映像は記録できないとい
う問題点を有していた。特に、録画手段に家庭用VTR
を用いた場合、停止状態での消費電力の低減やテープ保
護を考慮して、動き検出に関係する部分以外は電源を停
止しておくことが望ましく、その状態から録画を開始し
た時には、最短でも2〜3秒間の遅れが生じてしまい実
用上大きな問題点となる。
来の構成では、動き検出回路3が被写体の動きを検出し
てから、VTR5が実際に録画を開始するまでに若干の
時間遅れがあるので、この間の映像は記録できないとい
う問題点を有していた。特に、録画手段に家庭用VTR
を用いた場合、停止状態での消費電力の低減やテープ保
護を考慮して、動き検出に関係する部分以外は電源を停
止しておくことが望ましく、その状態から録画を開始し
た時には、最短でも2〜3秒間の遅れが生じてしまい実
用上大きな問題点となる。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、停止状態での消費電力を低く保ちながら動き信号が
与えられた直後から監視カメラで写された映像を録画で
きる監視用録画装置を提供することを目的とする。
で、停止状態での消費電力を低く保ちながら動き信号が
与えられた直後から監視カメラで写された映像を録画で
きる監視用録画装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の監視用録画装置は、カメラから入力される映
像信号をデジタル映像信号に変換するアナログ/デジタ
ル変換器と、アナログ/デジタル変換器から出力される
デジタル映像信号を格納するメモリと、メモリから読み
出された1フレーム前の映像と現在の映像とを用いて入
力された複合映像信号を輝度信号と色信号に分離して出
力するY/C分離手段と、メモリから読み出された1フ
レーム前の映像と現在の映像とを比較してカメラで撮影
された映像の動きを検出する動き検出手段と、動き検出
手段の出力信号によりメモリを制御するメモリ制御手段
と、メモリ制御手段の出力信号に応答してY/C分離手
段の出力信号とメモリの出力信号を切り換える信号スイ
ッチと、信号スイッチの出力信号を記録する記録手段
と、動き検出手段の出力信号に応答して信号スイッチの
出力信号を記録するよう記録手段を制御する記録制御手
段とを備えたものである。
に本発明の監視用録画装置は、カメラから入力される映
像信号をデジタル映像信号に変換するアナログ/デジタ
ル変換器と、アナログ/デジタル変換器から出力される
デジタル映像信号を格納するメモリと、メモリから読み
出された1フレーム前の映像と現在の映像とを用いて入
力された複合映像信号を輝度信号と色信号に分離して出
力するY/C分離手段と、メモリから読み出された1フ
レーム前の映像と現在の映像とを比較してカメラで撮影
された映像の動きを検出する動き検出手段と、動き検出
手段の出力信号によりメモリを制御するメモリ制御手段
と、メモリ制御手段の出力信号に応答してY/C分離手
段の出力信号とメモリの出力信号を切り換える信号スイ
ッチと、信号スイッチの出力信号を記録する記録手段
と、動き検出手段の出力信号に応答して信号スイッチの
出力信号を記録するよう記録手段を制御する記録制御手
段とを備えたものである。
【0010】この構成によって、動き信号が与えられた
直後からVTRが実際に録画を開始するまでの期間の監
視カメラで写された映像を、少ないデータ量でメモリに
格納しておきこれを順次読み出すことによって、動き信
号が与えられた直後からの映像を連続的に録画できる監
視用録画装置が得られる。
直後からVTRが実際に録画を開始するまでの期間の監
視カメラで写された映像を、少ないデータ量でメモリに
格納しておきこれを順次読み出すことによって、動き信
号が与えられた直後からの映像を連続的に録画できる監
視用録画装置が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1から3に記載の
発明は、カメラから入力される映像信号をデジタル映像
信号に変換するアナログ/デジタル変換器と、前記アナ
ログ/デジタル変換器から出力されるデジタル映像信号
を格納するメモリと、前記メモリから読み出された1フ
レーム前の映像と現在の映像とを用いて入力された複合
映像信号を輝度信号と色信号に分離して出力するY/C
分離手段と、前記メモリから読み出された1フレーム前
の映像と現在の映像とを比較して前記カメラで撮影され
た映像の動きを検出する動き検出手段と、前記動き検出
手段の出力信号により前記メモリを制御するメモリ制御
手段と、前記メモリ制御手段の出力信号に応答して前記
Y/C分離手段の出力信号と前記メモリの出力信号を切
り換える信号スイッチと、前記信号スイッチの出力信号
を記録する記録手段と、前記動き検出手段の出力信号に
応答して前記信号スイッチの出力信号を記録するよう前
記記録手段を制御する記録制御手段とを備えたものであ
り、動き信号が与えられた直後からVTRが動き始めて
実際に録画を開始するまでの2秒程度の期間の監視カメ
ラで写された映像を、ビット落し・データ間引きかつコ
マ落しでデジタルメモリに格納しておくので、これを順
次読み出すことによって、動き信号が与えられた直後か
らの監視カメラで写された映像を連続的に録画できる監
視用録画装置が得られるという作用を有する。
発明は、カメラから入力される映像信号をデジタル映像
信号に変換するアナログ/デジタル変換器と、前記アナ
ログ/デジタル変換器から出力されるデジタル映像信号
を格納するメモリと、前記メモリから読み出された1フ
レーム前の映像と現在の映像とを用いて入力された複合
映像信号を輝度信号と色信号に分離して出力するY/C
分離手段と、前記メモリから読み出された1フレーム前
の映像と現在の映像とを比較して前記カメラで撮影され
た映像の動きを検出する動き検出手段と、前記動き検出
手段の出力信号により前記メモリを制御するメモリ制御
手段と、前記メモリ制御手段の出力信号に応答して前記
Y/C分離手段の出力信号と前記メモリの出力信号を切
り換える信号スイッチと、前記信号スイッチの出力信号
を記録する記録手段と、前記動き検出手段の出力信号に
応答して前記信号スイッチの出力信号を記録するよう前
記記録手段を制御する記録制御手段とを備えたものであ
り、動き信号が与えられた直後からVTRが動き始めて
実際に録画を開始するまでの2秒程度の期間の監視カメ
ラで写された映像を、ビット落し・データ間引きかつコ
マ落しでデジタルメモリに格納しておくので、これを順
次読み出すことによって、動き信号が与えられた直後か
らの監視カメラで写された映像を連続的に録画できる監
視用録画装置が得られるという作用を有する。
【0012】以下、本発明の実施の形態について、図1
を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本実施の形態の監視用録画装置
の構成を示すブロック図であり、図1において、11は
監視用カメラから入力されるアナログ映像信号をデジタ
ル信号に変換するA/D変換器、12は2Mビット以上
の容量を有するデジタルメモリで、通常時はA/D変換
器11から出力される映像信号を少なくとも1フレーム
分格納する。13は動き検出回路で、メモリ12から読
み出された1フレーム分遅延された映像信号と現在入力
のデジタル映像信号とを比較し、その信号の差分で動き
の有無を検出する。14はVTR15の録画開始や停止
の指令を出す制御信号発生回路、16はメモリ12から
読みだされた1フレーム分遅延された映像信号と現在の
入力映像信号とを演算処理して輝度信号(Y)と色信号
(C)に分離するY/C分離回路、17は動き検出回路
13の出力に応じてメモリ12の書き込み・読み出し動
作を制御するメモリ制御回路、18はメモリ制御回路1
7の指示によってメモリ12の出力とY/C分離回路1
6の出力を切り換えてVTR15の入力に供給する信号
スイッチである。
を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本実施の形態の監視用録画装置
の構成を示すブロック図であり、図1において、11は
監視用カメラから入力されるアナログ映像信号をデジタ
ル信号に変換するA/D変換器、12は2Mビット以上
の容量を有するデジタルメモリで、通常時はA/D変換
器11から出力される映像信号を少なくとも1フレーム
分格納する。13は動き検出回路で、メモリ12から読
み出された1フレーム分遅延された映像信号と現在入力
のデジタル映像信号とを比較し、その信号の差分で動き
の有無を検出する。14はVTR15の録画開始や停止
の指令を出す制御信号発生回路、16はメモリ12から
読みだされた1フレーム分遅延された映像信号と現在の
入力映像信号とを演算処理して輝度信号(Y)と色信号
(C)に分離するY/C分離回路、17は動き検出回路
13の出力に応じてメモリ12の書き込み・読み出し動
作を制御するメモリ制御回路、18はメモリ制御回路1
7の指示によってメモリ12の出力とY/C分離回路1
6の出力を切り換えてVTR15の入力に供給する信号
スイッチである。
【0013】以上のように構成された本実施の形態の監
視用録画装置について、以下その動作について説明す
る。
視用録画装置について、以下その動作について説明す
る。
【0014】まず、図1において、監視用カメラから入
力された映像信号は、A/D変換器11でデジタル映像
信号に変換され、メモリ12へ格納される。メモリ12
は、通常時はフレームメモリとして動作し、現在入力中
のデジタル映像信号から1フレーム遅延された信号がメ
モリ12から読み出され、動き検出回路13とY/C分
離回路16とに供給される。メモリ12の容量は、8ビ
ット1フレームの映像信号を格納するのに必要な最小の
メモリ容量として、2Mビット以上の容量であれば良
い。
力された映像信号は、A/D変換器11でデジタル映像
信号に変換され、メモリ12へ格納される。メモリ12
は、通常時はフレームメモリとして動作し、現在入力中
のデジタル映像信号から1フレーム遅延された信号がメ
モリ12から読み出され、動き検出回路13とY/C分
離回路16とに供給される。メモリ12の容量は、8ビ
ット1フレームの映像信号を格納するのに必要な最小の
メモリ容量として、2Mビット以上の容量であれば良
い。
【0015】動き検出回路13はメモリ12から供給さ
れた1フレーム分遅延された映像信号と、A/D変換器
11から出力されるデジタル映像信号とを比較し、その
信号の差分で動きの有無を検出する。検出された動き信
号は、動き検出回路13から制御信号発生回路14とメ
モリ制御回路17へ出力される。制御信号発生回路14
は、動き検出回路13から動き信号が入力されると同時
にVTR15の録画動作を開始するよう制御し、予め設
定された第3の所定時間(例えば30秒)の後にVTR
15を停止する。
れた1フレーム分遅延された映像信号と、A/D変換器
11から出力されるデジタル映像信号とを比較し、その
信号の差分で動きの有無を検出する。検出された動き信
号は、動き検出回路13から制御信号発生回路14とメ
モリ制御回路17へ出力される。制御信号発生回路14
は、動き検出回路13から動き信号が入力されると同時
にVTR15の録画動作を開始するよう制御し、予め設
定された第3の所定時間(例えば30秒)の後にVTR
15を停止する。
【0016】Y/C分離回路16はメモリ12から供給
された1フレーム分遅延された映像信号と、現在入力の
デジタル映像信号とを演算処理して輝度信号と色信号に
分離して、信号スイッチ18の入力の一端に供給する。
監視カメラは、一般的には輝度信号のみを出力するの
で、このY/C分離回路16は不要であるが、家庭用の
カラービデオカメラを使用する際やテレビジョン放送等
のカラー映像信号を録画する際には必要である。
された1フレーム分遅延された映像信号と、現在入力の
デジタル映像信号とを演算処理して輝度信号と色信号に
分離して、信号スイッチ18の入力の一端に供給する。
監視カメラは、一般的には輝度信号のみを出力するの
で、このY/C分離回路16は不要であるが、家庭用の
カラービデオカメラを使用する際やテレビジョン放送等
のカラー映像信号を録画する際には必要である。
【0017】メモリ制御回路17は、動き検出回路13
の出力信号が入力されると同時に、メモリ12に供給さ
れるデジタル映像データのビット数を下げて、かつデー
タ間引き及びフィールド間引きしてメモリ12に順次格
納する。さらに動き検出回路13の出力信号が入力され
てから予め設定された第1の所定時間の後からメモリ1
2に格納されたデータを順次読み出して信号スイッチ1
8の入力の他端に供給し、この読み出した映像が現在入
力されている映像に追いつく時間に相当する第2の所定
時間以降は、メモリ12を通常のフレームメモリとして
動作させるよう制御する。
の出力信号が入力されると同時に、メモリ12に供給さ
れるデジタル映像データのビット数を下げて、かつデー
タ間引き及びフィールド間引きしてメモリ12に順次格
納する。さらに動き検出回路13の出力信号が入力され
てから予め設定された第1の所定時間の後からメモリ1
2に格納されたデータを順次読み出して信号スイッチ1
8の入力の他端に供給し、この読み出した映像が現在入
力されている映像に追いつく時間に相当する第2の所定
時間以降は、メモリ12を通常のフレームメモリとして
動作させるよう制御する。
【0018】信号スイッチ18は、メモリ制御回路17
からの指令によって、第1の所定時間から第2の所定時
間までの間はメモリ12の出力を、それ以外の期間はY
/C分離回路16の出力をVTR15に供給する。
からの指令によって、第1の所定時間から第2の所定時
間までの間はメモリ12の出力を、それ以外の期間はY
/C分離回路16の出力をVTR15に供給する。
【0019】ここで、第1の所定時間は、VTR15が
制御信号発生回路14からの録画開始指令を受けてから
電源が投入されて実際にテープへの録画が可能となるま
でに要する時間に設定すれば良く、家庭用VTRでは少
なくとも2秒間程度である。従って、第1の所定時間を
2秒と設定すると、その間の映像フレーム数は60であ
り、例えば映像データを8ビットから6ビットに下げ、
かつ画面の水平・垂直方向に各々1/2にデータ間引き
を施しかつ1/4にフィールド間引きすることによって
映像データ量を1/64に低減できるので、2秒間の映
像を8ビット1フレーム分の容量を有するメモリ12に
格納することができる。この2秒間の映像を順次読み出
せば、1/4フィールド間引きしているので0.5秒間
で読み出すことができ、結局、第2の所定時間は2.6
7秒以上に設定すればよい。
制御信号発生回路14からの録画開始指令を受けてから
電源が投入されて実際にテープへの録画が可能となるま
でに要する時間に設定すれば良く、家庭用VTRでは少
なくとも2秒間程度である。従って、第1の所定時間を
2秒と設定すると、その間の映像フレーム数は60であ
り、例えば映像データを8ビットから6ビットに下げ、
かつ画面の水平・垂直方向に各々1/2にデータ間引き
を施しかつ1/4にフィールド間引きすることによって
映像データ量を1/64に低減できるので、2秒間の映
像を8ビット1フレーム分の容量を有するメモリ12に
格納することができる。この2秒間の映像を順次読み出
せば、1/4フィールド間引きしているので0.5秒間
で読み出すことができ、結局、第2の所定時間は2.6
7秒以上に設定すればよい。
【0020】また、第2の所定時間以降は動き検出回路
13は正規の動作が可能であるので、第3の所定時間ま
でに再度動きを検出した場合は、第3の所定時間を再度
規定値(例えば30秒)だけ遅らせる様な動作とすれば
さらに実用的である。
13は正規の動作が可能であるので、第3の所定時間ま
でに再度動きを検出した場合は、第3の所定時間を再度
規定値(例えば30秒)だけ遅らせる様な動作とすれば
さらに実用的である。
【0021】以上のように本実施の形態によれば、動く
物体を検出すると同時にメモリに格納する映像データを
ビット落し・データ間引きかつコマ落しして削減するこ
とによって、動きを検出してから実際にVTRが録画開
始するまでの映像を比較的小容量のメモリに一時保存し
ておきこれを順次読み出すので、動きを検出して直後か
らの監視カメラで写された映像をタイムラグなしでしか
も比較的安価な装置で録画することができる。
物体を検出すると同時にメモリに格納する映像データを
ビット落し・データ間引きかつコマ落しして削減するこ
とによって、動きを検出してから実際にVTRが録画開
始するまでの映像を比較的小容量のメモリに一時保存し
ておきこれを順次読み出すので、動きを検出して直後か
らの監視カメラで写された映像をタイムラグなしでしか
も比較的安価な装置で録画することができる。
【0022】なお、本実施例において録画手段としてV
TRを用いたが、光ディスクや磁気ディスクを用いる録
画手段としてもよい。
TRを用いたが、光ディスクや磁気ディスクを用いる録
画手段としてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明は、比較的小容量の
メモリを用いるだけで、動きを検出して直後からの監視
カメラで写された映像をタイムラグなしで録画でき、し
かも待機時の消費電力や消費するテープの量が少なくか
つ監視チェックに要する時間も極めて短くてすむという
優れた効果が得られる。
メモリを用いるだけで、動きを検出して直後からの監視
カメラで写された映像をタイムラグなしで録画でき、し
かも待機時の消費電力や消費するテープの量が少なくか
つ監視チェックに要する時間も極めて短くてすむという
優れた効果が得られる。
【図1】本発明の実施の形態における監視用録画装置の
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
【図2】従来の監視用録画装置の構成を示すブロック図
11 A/D変換器 12 デジタルメモリ 13 動き検出回路 14 制御信号発生回路 15 VTR 16 Y/C分離回路 17 メモリ制御回路 18 信号スイッチ
Claims (3)
- 【請求項1】 カメラから入力される映像信号をデジタ
ル映像信号に変換するアナログ/デジタル変換器と、前
記アナログ/デジタル変換器から出力されるデジタル映
像信号を格納するメモリと、前記メモリから読み出され
た1フレーム前の映像と現在の映像とを用いて入力され
た複合映像信号を輝度信号と色信号に分離して出力する
Y/C分離手段と、前記メモリから読み出された1フレ
ーム前の映像と現在の映像とを比較して前記カメラで撮
影された映像の動きを検出する動き検出手段と、前記動
き検出手段の出力信号により前記メモリを制御するメモ
リ制御手段と、前記メモリ制御手段の出力信号に応答し
て前記Y/C分離手段の出力信号と前記メモリの出力信
号を切り換える信号スイッチと、前記信号スイッチの出
力信号を記録する記録手段と、前記動き検出手段の出力
信号に応答して前記信号スイッチの出力信号を記録する
よう前記記録手段を制御する記録制御手段とを備えたこ
とを特徴とする監視用録画装置。 - 【請求項2】 メモリ制御手段は、動き検出手段の出力
信号が入力された直後から前記メモリに供給される映像
データのビット数を通常よりも小さくしかつデータ間引
き及びフィールド間引きして前記メモリに格納するよう
制御し、かつ前記動き検出手段の出力信号を入力してか
ら記録が開始されるまでの第1の所定時間と現在の映像
信号に追いつく第2の所定時間は前記メモリに格納され
た映像データを順次読み出し、前記第2の所定時間より
後は通常のビット数・データ量で全フィールドの映像を
前記メモリに格納するよう制御することを特徴とする請
求項1記載の監視用録画装置。 - 【請求項3】 撮影された映像信号をデジタル映像信号
に変換し、前記デジタル映像信号をメモリ格納して読み
出し、前記メモリから読み出された1フレーム前の映像
と現在の映像とを用いて入力された複合映像信号を輝度
信号と色信号とをY/C分離して出力し、前記メモリか
ら読み出された1フレーム前の映像と現在の映像とを比
較して撮影された映像の動きを検出し、検出した映像の
動きにより前記メモリを制御し、前記メモリの出力信号
かY/C分離した信号かを切り換えて記録することを特
徴とする監視用録画装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7292392A JPH09135458A (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 監視用録画装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7292392A JPH09135458A (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 監視用録画装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09135458A true JPH09135458A (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=17781203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7292392A Pending JPH09135458A (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 監視用録画装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09135458A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11225326A (ja) * | 1998-02-05 | 1999-08-17 | Toshiba Corp | 画像監視装置 |
US6321027B2 (en) | 1997-10-01 | 2001-11-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Video signal recorder and method of recording video signals |
US6975808B1 (en) | 1999-11-19 | 2005-12-13 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method of recording video image and a video image recording apparatus |
-
1995
- 1995-11-10 JP JP7292392A patent/JPH09135458A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6321027B2 (en) | 1997-10-01 | 2001-11-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Video signal recorder and method of recording video signals |
JPH11225326A (ja) * | 1998-02-05 | 1999-08-17 | Toshiba Corp | 画像監視装置 |
US6975808B1 (en) | 1999-11-19 | 2005-12-13 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method of recording video image and a video image recording apparatus |
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