JP3123884B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気的な露出制御機能
を有する固体撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、CCDイメージセンサを用い
た固体撮像装置においては、CCDイメージセンサの動
作原理を活用して電気的に露出制御を行うことが考えら
れている。例えば、本出願人による特願平1−1573
69号では、CCDイメージセンサの垂直走査期間の途
中で受光部に蓄積されている情報電荷を一旦排出し、残
りの垂直走査期間で蓄積した情報電荷を読み出して映像
信号を得るようにしている。このような露出制御を行う
ためには、CCDイメージセンサの露出状態を検出する
ことが必要であり、一般には、CCDイメージセンサか
ら出力される映像信号を1画面単位で積分し、その積分
値に基づいて露出状態を判定するように構成される。
【0003】図7は、露出制御機能を備えた固体撮像装
置のブロック図であり、図9は、その動作タイミングを
説明するタイミング図である。CCDイメージセンサ1
は、複数の受光画素が行列配置された受光部を有してお
り、照射される光に応答して発生する情報電荷を各受光
画素に蓄積する。CCDドライバ2は、後述するタイミ
ング制御回路7から供給される各種タイミング信号F
T、RTに応答して多相のクロックパルスφF、φRを発
生し、CCDイメージセンサ1をパルス駆動する。この
CCDドライバ2から供給されるクロックパルスφF
φRにより、CCDイメージセンサ1に所定の期間蓄積
される情報電荷が転送出力され、映像信号Y1として出
力される。信号処理回路3は、CCDイメージセンサ1
から得られる映像信号Y1に対してサンプルホールド、
増幅、ガンマ補正等の処理を施し、映像信号Y2として
次段の回路へ出力する。これと同時に、信号処理回路3
は、映像信号Y1の輝度レベルを表す輝度信号Y3を取
り出して積分回路4へ供給する。通常、この輝度信号Y
3は、映像信号Y1をそのまま取り出して得るようにし
ても差し支えない。積分回路4は、輝度信号Y3を1画
面単位、即ち、1垂直走査期間単位で積分し、各垂直走
査期間に積分値I1を発生する。比較回路5は、CCD
イメージセンサ1の露出状態の適正範囲に対応した上限
値VH及び下限値VLが比較電圧として設定されており、
これらの比較電圧と積分回路4の積分値I1とを比較
し、その比較結果C1をデコーダ6に入力する。デコー
ダ6は、比較回路5の比較結果C1から、CCDイメー
ジセンサ1が適正な露出状態にあるか否かを判定し、そ
の判定結果に応じて露出抑制信号CLOSEあるいは露出促
進信号OPENを発生する。即ち、図8の破線Aに示すよう
に所定の積分時間を経過したときに積分値I1が上限値
Hを越えていれば露出過剰であると判定され、露出抑
制信号CLOSEが出力される。逆に、図8の破線Bに示す
ように積分値I1が下限値VLに満たなければ露出不足
であると判定され、露出促進信号OPENが出力される。そ
して、積分値I1が下限値VLと上限値VHとの間にあれ
ば、適正露出であるとして何れの信号も出力されない。
タイミング制御回路7は、デコーダ6から供給される露
出抑制信号CLOSE及び露出促進信号OPENに応答すると共
に、垂直走査信号VD及び水平走査信号HDに基づいて
CCDドライバ2の動作タイミングを決定するタイミン
グ信号FT、RTを発生する。
【0004】CCDイメージセンサ1の各受光画素に蓄
積される情報電荷は、垂直走査の帰線消去期間内に転送
出力され、その電荷量が電圧値に変換されることにより
映像信号Y1として出力される。ここで、各受光画素に
蓄積される情報電荷は、デコーダ6の露出抑制信号CLOS
E及び露出促進信号OPENに応答して可変設定される排出
タイミングから、垂直走査の帰線消去期間内に設定され
る読み出しタイミングまでの間に蓄積されるものであ
る。即ち、露出抑制信号CLOSEを受けてタイミングが遅
れ、露出促進信号OPENを受けてタイミングが早まるタイ
ミング信号RTに応答してCCDイメージセンサ1の情
報電荷が排出されてから、垂直走査の帰線消去期間に設
定されるタイミング信号FTに応答して情報電荷が読み
出されるまでの期間Lに蓄積される情報電荷が映像信号
Y1となるべく転送出力される。従って、情報電荷の排
出タイミングが露出抑制信号CLOSEによって遅れると情
報電荷の蓄積期間Lが短縮され、露出促進信号OPENによ
って早くなると情報電荷の蓄積期間Lが伸長されること
になる。
【0005】以上の構成によると、CCDイメージセン
サ1の露出状態に応じて情報電荷の蓄積期間が伸縮制御
されるため、CCDイメージセンサ1は常に適正な露出
状態に維持されることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】CCDイメージセンサ
1の露出状態を映像信号Y3の1画面単位の積分値から
判定する場合、背景が明るすぎるといった特殊な状況下
においては、被写体を十分な照度で撮すことができない
といった不具合が生じることが考えられる。例えば、被
写体が背後から明るい光を受けている場合、被写体自体
の照度が不足しているにも拘わらず背景が明るいために
映像信号Y3の積分値I1が大きくなり、露出過剰であ
ると判定されてしまい、情報電荷の蓄積期間Lが短縮さ
れて露出が抑制されるという問題がある。
【0007】このような不具合を解消するため、通常の
ビデオカメラ等では、画面の中央部分の映像信号を選択
的に取り出して露出状態を検出し、その情報に基づいて
イメージセンサの露出制御を行うようにしている。これ
は、ビデオカメラを操作する者が目標とする被写体を画
面の中央部で捕らえることが多く、画面の中央部の露出
状態が適正に保たれていれば問題がないためである。
【0008】しかしながら、監視カメラやドアカメラ等
のように撮像範囲が固定された撮像装置では、目標とな
る被写体が画面の中央部に位置するとは限らず、画面の
中央部の露出状態に応じてイメージセンサの露出制御を
行うことは適切ではない。そこで本発明は、被写体の位
置が決められていない場合でも、被写体に対するイメー
ジセンサの露出状態を正確に把握し、常に適正な露出状
態を保つようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために成されたもので、請求項1の特徴とする
ところは、受光面に照射される光に応答して情報電荷を
発生する固体撮像素子と、この固体撮像素子で発生した
情報電荷を所定のタイミングで転送出力して1画面単位
で連続する映像信号を取り出す駆動回路と、上記映像信
号を特定の期間毎に積分し、1画面が分割された複数の
分割領域にそれぞれ対応する複数の積分値を得る積分回
路と、上記複数の積分値をそれぞれ基準値と対比して各
分割領域の露出状態を表す複数の比較結果を発生する比
較回路と、上記複数の比較結果に基づいて上記固体撮像
素子の露出状態を制御する制御手段と、を備え、上記制
御手段は、主として上記複数の分割領域の一領域に対応
する積分値の比較結果に支配的となることにある。
【0010】そして、請求項2の特徴とするところは、
受光面に照射される光に応答して情報電荷を発生する固
体撮像素子と、この固体撮像素子で発生した情報電荷を
所定のタイミングで転送出力して1画面単位で連続する
映像信号を取り出す駆動回路と、上記映像信号を所定の
水平走査期間単位で区切って積分し、1画面が垂直方向
に分割された複数の分割領域にそれぞれ対応する複数の
積分値を得る積分回路と、上記複数の積分値をそれぞれ
基準値と対比して各分割領域の露出状態を表す複数の比
較結果を発生する比較回路と、上記複数の比較結果に基
づいて上記固体撮像素子の露出状態を制御する制御手段
と、を備え、上記制御手段は、主として画面の中央部分
あるいは下方部分に位置する上記分割領域に対応する積
分値の比較結果に支配的となることにある。
【0011】
【作用】本発明の請求項1によれば、1つの画面を分割
した分割領域でそれぞれ映像信号を積分してその積分値
を判定するようにしたことで、1画面内の所望の領域つ
いて選択的に露出状態を把握することができる。そし
て、特定の分割領域の露出状態について重み付けをした
上で全体的な露出状態の判定をすることにより、常に適
正な露出状態に保つことができる。
【0012】請求項2によれば、1つの画面を水平方向
に区切って複数の分割領域とすることにより、映像信号
を水平走査線単位で積分できるようになり、積分回路を
時分割で動作させれば複数の積分回路を設ける必要がな
くなる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の固体撮像装置の構成を示す
ブロック図で、図3は、その動作を説明するタイミング
図である。CCDイメージセンサ1、CCDドライバ2
及び信号処理回路3は、図7と同一であり、CCDドラ
イバ2によってパルス駆動されるCCDイメージセンサ
1から出力される映像信号Y1が信号処理回路3に入力
され、信号処理回路3から輝度信号Y3が得られるよう
に構成される。
【0014】積分回路11は、エリア指定信号IA及び
リセット信号RSに応答し、信号処理回路3から供給さ
れる輝度信号Y3を所定の期間で積分し、各期間で積分
値Inを発生する。例えば、図2に示すように、両端部
を除いて画面を水平方向に3分割した領域A1〜A3に
対応して輝度信号Y3を積分し、各領域A1〜A3に対
応する積分値I1〜I3を発生する。このように画面を
3分割する場合には、図3(a)に示すように、垂直走査
の有効映像期間を3つの期間L1〜L3に分割するよう
にリセット信号RSを設定し、各期間L1〜L3に対応
して積分値I1〜I3を得るように構成する。また、画
面の両端部を除いて積分する場合には、図3(b)に示す
ように、垂直走査期間の中間部分を積分期間として指定
するようにエリア指定信号IAを設定する。比較回路1
2は、積分回路11から供給される積分値Inを、適正
露出範囲に対応して設定される上限値VH及び下限値VL
とそれぞれ比較し、各積分値Inが適正露出範囲に対し
て過剰、適正、不足の何れの状態にあるかを示す比較結
果Cnを出力する。判定回路13は、比較回路12から
供給される1画面分の比較結果Cnを取り込み、その比
較結果Cnを総合的に判断することで露出抑制信号CLOS
Eあるいは露出促進信号OPNEを発生する。この比較結果
Cnの判定については、後に説明する。
【0015】タイミング制御回路10は、図7のタイミ
ング制御回路7と同様に、判定回路13から供給される
露出抑制信号CLOSE及び露出促進信号OPENに応答してC
CDドライバ2の動作タイミングを決定するタイミング
信号FT、RTを発生する。例えば、タイミング信号F
Tについては、垂直走査の帰線消去期間内の特定タイミ
ングに固定され、タイミング信号RTについては、露出
抑制信号CLOSEに応答してタイミングが遅れ、露出促進
信号OPENに応答してタイミングが早くなるように設定さ
れる。これと同時に、垂直同期信号VD及び水平同期信
号HDに基づいてエリア指定信号IA及びリセット信号
RSを生成し、積分回路11及び比較回路12へ供給す
る。これにより、積分回路11が輝度信号Y3を所定の
分割領域に対応して積分し、比較回路12が各積分値I
nを取り込んで比較結果Cnを発生するように構成され
る。このタイミング制御回路10については、垂直走査
周期及び水平走査周期で動作するVカウンタ及びHカウ
ンタと、これらカウンタの出力をデコードするデコーダ
により構成される。従って、タイミング信号FT、RT
に加えてエリア指定信号IA及びリセット信号RSを生
成することは、デコーダの設定変更によって容易に実現
できる。
【0016】図4は、積分回路11及び比較回路12の
構成例を示す回路図である。積分回路11は、アナログ
スイッチ21、抵抗22、23、トランジスタ24、2
5及びコンデンサ26により構成される。アナログスイ
ッチ21は、エリア指定信号IAに従って輝度信号Y3
を選択的に取り込み、取り込んだ輝度信号Y3を抵抗2
2を介してコンデンサ26に印加する。コンデンサ22
は、印加される輝度信号Y3を積分し、その積分値を電
圧値として蓄える。トランジスタ25は、コンデンサ2
6に並列に接続され、リセット信号RSに応答してコン
デンサ26を放電する。そして、トランジスタ24及び
抵抗23からなるエミッタフォロワ回路は、コンデンサ
26に蓄えられる電圧値を取り出し、積分値Inとして
出力する。この積分回路12では、リセット信号RSに
よって輝度信号Y3を時分割で処理しており、1系統の
積分回路であっても複数の積分値Inを得ることができ
る。
【0017】比較回路12は、一対のコンパレータ3
1、32及び一対のフリップフロップ33、34により
構成される。一対のコンパレータ31、32は、積分回
路11から入力される積分値Inを適正露出範囲に対応
する上限値VH及び下限値VLとそれぞれ比較し、それぞ
れの比較結果をフリップフロップ33、34のデータ入
力端子Dに与える。フリップフロップ33、34は、リ
セット信号RSが立ち上がる直前のタイミングで各コン
パレータ31、32の出力を取り込み、比較結果Cnと
して出力する。この比較結果Cnは、2ビットのデータ
により表され、例えば、積分値Inが上限値VH 越えて
いれば「1、1」、上限値VHと下限値VLとの間にあれ
ば「0、1」、下限値VLに満たなければ「0、0」と
なる。これにより、各分割領域での露出状態が検出され
る。
【0018】続いて、判定回路13の判定動作について
説明する。図2のように画面を3分割して露出状態を検
出するとき、各分割領域がそれぞれ露出過剰、適正及び
露出不足の3つの状態を取り得るため、画面全体として
は27種類の露出状態を取り得ることになる。そこで、
露出過剰状態を「+1」、適正状態を「±0」、露出不
足状態を「−1」として比較結果C1〜C3をそれぞれ
z軸、y軸、x軸上に表すと、図5及び図6のようにな
る。判定回路13では、図5及び図6に示すような3次
元の座標が設定されており、3つの比較結果C1〜C3
が示す画面の露出状態がどの点に一致するかが検出され
る。そこで、この3次元の座標の各点を露出抑制、露出
固定、露出促進の何れかに対応付けておくことにより、
3つの比較結果C1〜C3に応答して露出抑制信号CLOS
E、露出促進信号OPENを発生させるようにしている。
【0019】第1に、画面の中央部に重点を置いて画面
全体の露出状態を制御する場合について考える。まず、
比較結果C2が「±0」であれば比較結果C1、C3に
関係なく適正な露出状態であるとして露出状態を固定す
る。このとき、露出抑制信号CLOSE及び露出促進信号OPE
Nは、何れも発生されない。そして、比較結果C2が
「+1」であれば露出過剰であるとして露出抑制信号CL
OSEを発生し、比較結果C2が「−1」であれば露出不
足であるとして露出促進信号OPENを発生する。ここで、
比較結果C2が「+1」であっても、比較結果C3が
「±0」であり、比較結果C1が「+1」または「±
0」であれば適正状態であるとして露出抑制信号CLOSE
を発生させないように設定している。従って、図5にお
いて、比較結果C1〜C3が指定する座標が黒点上に位
置する場合には、露出状態が固定され、白点上で比較結
果C2が+側であれば露出抑制信号CLOSEにより露出が
絞られ、−側であれば露出促進信号OPENにより露出が開
かれる。
【0020】第2に、画面の下方に重点を置いて画面全
体の露出状態を制御する場合について考える。まず、比
較結果C3が「±0」であれば比較結果C1、C2に関
係なく適正な露出状態であるとして露出状態を固定す
る。そして、比較結果C3が「+1」であれば露出過剰
であるとして露出抑制信号CLOSEを発生し、比較結果C
3が「−1」であれば露出不足であるとして露出促進信
号OPENを発生する。ここで、比較結果C3が「+1」で
あっても、比較結果C2が「±0」であり、比較結果C
1が「+1」または「±0」であれば適正状態であると
して露出抑制信号CLOSEを発生させないように設定して
いる。従って、図6において、比較結果C1〜C3が指
定する座標が黒点上に位置する場合には、露出状態が固
定され、白点上で比較結果C3が+側であれば露出抑制
信号CLOSEにより露出が絞られ、−側であれば露出促進
信号OPENにより露出が開かれる。
【0021】これらの図5及び図6において、露出状態
を固定すると判定される黒点の位置については、任意に
設定可能であり、所望の露出制御特性を得られるように
設定すればよい。尚、以上の実施例においては、画面を
3分割して露出状態を検出する場合を例示したが、画面
を2分割、あるいは4つ以上に分割して露出状態を検出
するようにしてもよい。
【0022】また、積分回路11を2系統以上設けるこ
とにより、輝度信号Y3を並列的に処理できるようにす
れば、画面を垂直方向に分割する各分割領域に対応して
積分値を取り出すようにすることも可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、画面を複数の領域に分
割して各分割領域毎に露出状態を判定するようにしたこ
とで、目標とする被写体が画面の中央部に位置していな
い場合でも、被写体に対する露出状態を常に適正に保つ
ことができる。そして、判定回路の判定基準を容易に変
更できることから、撮像装置の設置場所の環境が変わっ
た場合でも、柔軟に対応させることができる。
【0024】また、画面の分割を水平方向とする場合に
は、各分割領域毎の積分値を1系統の積分回路を時分割
で動作させて得ることができる。このため、複数の積分
回路を設ける必要がなく、回路規模を増大させることな
く露出制御回路を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固体撮像装置の構成を示すブロック図
である。
【図2】画面の分割状態を示す摸式図である。
【図3】本発明の固体撮像装置の動作を説明するタイミ
ング図である。
【図4】積分回路及び比較回路の回路図である。
【図5】3分割した画面の露出状態が取り得る状態を座
標で表した図である。
【図6】3分割した画面の露出状態が取り得る状態を座
標で表した図である。
【図7】従来の固体撮像装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図8】映像信号の積分値の変化を示す図である。
【図9】従来の固体撮像装置の動作を説明するタイミン
グ図である。
【符号の説明】
1 CCDイメージセンサ 2 CCDドライバ 3 信号処理回路 4、11 積分回路 5、12 比較回路 6 デコーダ 7、10 タイミング制御回路 13 判定回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受光面に照射される光に応答して情報電
    荷を発生する固体撮像素子と、この固体撮像素子で発生
    した情報電荷を所定のタイミングで転送出力して1画面
    単位で連続する映像信号を取り出す駆動回路と、上記映
    像信号を特定の期間毎に積分し、1画面が分割された複
    数の分割領域にそれぞれ対応する複数の積分値を得る積
    分回路と、上記複数の積分値をそれぞれ基準値と対比し
    て各分割領域の露出状態を表す複数の比較結果を発生す
    る比較回路と、上記複数の比較結果に基づいて上記固体
    撮像素子の露出状態を制御する制御手段と、を備え、上
    記制御手段は、主として上記複数の分割領域の一領域に
    対応する積分値の比較結果に支配的となることを特徴と
    する固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 受光面に照射される光に応答して情報電
    荷を発生する固体撮像素子と、この固体撮像素子で発生
    した情報電荷を所定のタイミングで転送出力して1画面
    単位で連続する映像信号を取り出す駆動回路と、上記映
    像信号を水平走査期間単位で区切って積分し、1画面が
    垂直方向に分割された複数の分割領域にそれぞれ対応す
    る複数の積分値を得る積分回路と、上記複数の積分値を
    それぞれ基準値と対比して各分割領域の露出状態を表す
    複数の比較結果を発生する比較回路と、上記複数の比較
    結果に基づいて上記固体撮像素子の露出状態を制御する
    制御手段と、を備え、上記制御手段は、主として画面の
    中央部分あるいは下方部分に位置する上記分割領域に対
    応する積分値の比較結果に支配的となることを特徴とす
    る固体撮像装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の固体撮像装置におい
    て、上記積分回路が各水平走査期間の始まり及び終わり
    の一定期間を除いて上記映像信号を積分して積分値を得
    ることを特徴とする固体撮像装置。
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