JPH08317302A - パルス発生回路 - Google Patents

パルス発生回路

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JPH08317302A
JPH08317302A JP7116922A JP11692295A JPH08317302A JP H08317302 A JPH08317302 A JP H08317302A JP 7116922 A JP7116922 A JP 7116922A JP 11692295 A JP11692295 A JP 11692295A JP H08317302 A JPH08317302 A JP H08317302A
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slice
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video blanking
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Nobuo Takeya
信夫 竹谷
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 チャンネル切り替え時等においてカラーの色
付きが遅いという現象を防ぐ。 【構成】 映像帰線期間パルスと映像ブランキングパル
スとを多重させる多重回路と、前記多重回路の出力信号
を入力とするスライス回路1と、前記スライス回路1に
入る同じ信号を入力しスライス回路1とは違うスライス
レベルを持つスライス回路2と、前記スライス回路2の
出力信号を入力するサンドキャッスルパルス生成回路を
備えた構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラーテレビジョン受
像機のチャンネル切り替え時等においてカラーの色付き
が遅いという現象を防ぐためのパルス発生回路に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カラーテレビジョン受信機の大型
化・多機能化に伴い高品位のテレビジョン受信機が望ま
れている。例えば、特開昭53−126212号公報で
は、選局時ビデオ信号にブランキングパルスを重畳した
り、音声を抑圧したりすることにより、チャンネル切り
替え時の不快現象を除去することをおこなっている。こ
のように、チャンネルの切り替え時等においてカラーの
色付きが遅くなるような不快現象を防ぐための回路は重
要視されている。
【0003】以下、図面を参照しながら、上述した従来
のパルス発生回路の一例について説明を行う。図3は従
来のパルス発生回路のブロック構成図を示す。図3にお
いて符号301はスライス回路、302は映像ブランキ
ング回路、303はSCP(サンドキャッスルパルス)
生成回路、304は固定抵抗、305はダイオード素
子、306は固定抵抗、307はダイオード素子、30
8は固定抵抗、309は水平帰線期間にてHIGHにな
るFBP(フライバックパルス)、310はチャンネル
切り替え時、または外部ビデオ入力切り替え時等にて出
力されている映像を真っ暗にするための映像ブランキン
グパルス、311は他の集積回路を駆動したり、他の集
積回路に対して必要な期間をブランキングするためのパ
ルスであり、バーストゲート期間・水平ブランキング期
間・垂直ブランキング期間等の情報を持つSCP(サン
ドキャッスルパスル)、312はSECAM復調回路、
313はマトリクス回路、314は前記マトリクス回路
313に入力する輝度信号、315は前記マトリクス回
路313の出力信号であるRGB信号、316は前記S
ECAM復調回路312からの出力信号であるB−Y色
差信号、317は前記SECAM復調回路312からの
出力信号であるR−Y色差信号である。
【0004】以上のように構成されたパルス発生回路に
ついて、以下その動作について説明する。まず、FBP
309は図4(b)に示すような波形のパルスであり、
また通常状態では映像ブランキングパルス310は図4
(a)に示すようにLOWである。これらの波形が固定
抵抗304、306、308及びダイオード素子30
5、307にて構成される多重回路をとおり、スライス
回路301に入力される波形は図4(c)に示すように
なる。スライス回路301はある一定レベルにスライス
電圧を設けており、スライスレベルより高い信号が入力
されるとHIGHを出力する回路である。この回路の出
力波形は図4(d)に示すとうりである。映像ブランキ
ング回路302は図4(d)を入力とし、RGB出力信
号315とか色差出力信号316、317の水平帰線期
間をブランキングするための回路である。SCP生成回
路303は図4(d)を入力とし、図4(e)に示すよ
うなSCPを集積回路の外部に出力する。このパルスは
クロックを必要とする外部の集積回路の駆動用パルスと
して使われたり、SECAM復調回路312に必要な水
平・垂直ブランキングパルスを供給したりするのに使わ
れている。SECAM復調回路312では図5(a)に
示すSCP311を入力し、同回路の中で垂直帰線期間
と水平帰線期間とを分離し、SECAM復調に必要なパ
ルスをつくっている。そしてSECAM復調回路312
から出力された色差信号316、317はマトリクス回
路313に入力され、輝度信号314との演算、及び映
像ブランキングパルスを付加された後、RGB出力信号
315として集積回路の外部に出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、チャンネル切り替え等にて不快現象を除
去するために画面を真っ暗にする(映像をブランキング
する)際、カラーの色付きが遅いという副作用が生じる
こととなる。これを図3、図4、図5を用いて説明す
る。
【0006】チャンネル切り替え等にて不快現象を除去
することを目的として映像をブランキングするため、図
3の映像ブランキングパルス310を図4(f)のよう
にHIGHにする。このときスライス回路301に入力
される波形は図4(h)のようになり、スライス回路3
01の出力はDC電圧でHIGHとなる。この波形を入
力することにより映像ブランキング回路302はRGB
出力信号315をブランキングして、画面を真っ暗に出
来る。しかし、SCP生成回路303の出力波形は図4
(j)または、図5(b)に示すように、正しいSCP
を出力しなくなる。
【0007】このパルスをSECAM復調回路312に
入力すると、この回路の中で垂直帰線期間と水平帰線期
間とを分離する回路が正常に動作しなくなるため、SE
CAM復調に必要なパルスが作れなくなり、SECAM
色復調回路が動作しなくなる。そして、チャンネル切り
替えが終了し、映像ブランキングパルス310がLOW
になるとSCP311は正常な波形に戻るため、SEC
AM復調回路312のSECAM色復調回路が正常に動
作を始めだすことになる。
【0008】つまり、映像ブランキングが終了した後、
しばらくは色復調しないため、チャンネル切り替え時画
面を真っ暗にする際に、カラーの色付きが遅いという問
題点を有していた。
【0009】本発明は上記問題点に鑑み、チャンネル切
り替え時等にてカラーの色付きが遅くなるという現象を
防ぐためのパルス発生回路を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明のパルス発生回路は、映像ブランキング回路
に入力するパルスとSCP生成回路に入力するパルスと
別々にパルスをつくるという構成を備えたものである。
【0011】
【作用】本発明は上記した構成によってチャンネル切り
替え時等にてカラーの色付きが遅いという現象を防ぐこ
とができる。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例におけるパルス発生回路
について、図面を参照しながら説明する。
【0013】(実施例1)図1は本発明の第1の実施例
におけるパルス発生回路のブロック構成図を示す。図1
において、符号101はスライス回路、102はスライ
ス回路、103はSCP(サンドキャッスルパルス)生
成回路、104はSCP、105はFBP(フライバッ
クパルス)、106はパルスを多重させる多重回路、1
07は映像ブランキングパルスである。
【0014】以上のように構成されたパルス発生回路に
ついて、以下図1及び図6を用いてその動作を説明す
る。まず、多重回路106は図3にある固定抵抗30
4、306、308及びダイオード素子305、307
によって組まれている回路と同じ構成を持つものでも良
い。
【0015】図6(a)はノーマル状態での多重回路1
06の出力波形を示すものであり、図6(b)は映像に
ブランキングをかけている状態での多重回路106の出
力波形を示すものである。それぞれの図中にA、B2つ
の実線があるが、これはAがスライス回路102のスラ
イスレベル、Bがスライス回路101のスライスレベル
を現している。ノーマル状態ではスライス回路101の
出力波形は図6(c)、スライス回路102の出力波形
は同じく図6(c)、SCP104は図6(e)になる
ことがわかる。
【0016】次に映像ブランキング状態ではスライス回
路101の出力波形は図6(c)、スライス回路102
の出力波形は図6(d)、SCP104は図6(e)に
なることが容易にわかる。つまり、映像ブランキングが
かかっている状態でもSCP104は波形を変えること
はないため、チャンネル切り替え時等にて色付きが遅い
という事はない。
【0017】以上のように本実施例によれば、スライス
レベルを違えた回路を2つ設けることにより、チャンネ
ル切り替え時等にてカラーの色付きが遅いという現象を
防ぐことができる。
【0018】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。図2は本発明の第
2の実施例におけるパルス発生回路のブロック構成図を
示す。図2において、符号201はスライス回路、20
2はスライス回路、203はSCP生成回路、204は
SCP、205は映像ブランキングパルス、206はF
BP、207はパルスを多重させる多重回路である。
【0019】以上のように構成されたパルス発生回路に
ついて、以下図2及び図6を用いてその動作を説明す
る。まず、多重回路207は図3にある固定抵抗30
4、306、308及びダイオード素子305、307
によって組まれている回路と同じ構成を持つものでも良
い。また、スライス回路202に入力されるFBP20
6は、映像ブランキングパルス205とは独立している
ものであり、どのような状態においても波形は変化せ
ず、常に図6(a)の波形である。よって、SCP生成
回路203より出力される波形は常に図6(e)に示す
波形であり、チャンネル切り替え時等にて色付きが遅い
という事はない。
【0020】一方、映像ブランキングパルス205はブ
ランキング時にはHIGHであり、多重回路207の出
力波形は図6(b)に示すような波形であり、スライス
回路201のスライスレベルは同図Bのものであるた
め、スライス回路201の出力はHIGHとなり、画面
全てブランキングがかかる状態になる。また、映像ブラ
ンキングパルス205はノーマル状態ではLOWであ
り、多重回路207の出力波形は図6(a)に示すよう
な波形となる。スライス回路201のスライスレベルは
同図Bのものであるため、スライス回路201の出力は
図6(c)になり、水平帰線期間はブランキング状態に
なる。
【0021】以上のように本実施例によれば、SCP生
成用FBPパルスを別入力端子より入力させることによ
り、チャンネル切り替え時等にてカラーの色付きが遅い
という現象を防ぐことができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、スライス
レベルを違えた回路を2つ設けること、またSCP生成
用FBPパルスを別入力端子より入力させることによ
り、チャンネル切り替え時等にてカラーの色付きが遅い
という現象を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるパルス発生回路
のブロック構成図
【図2】本発明の第2の実施例におけるパルス発生回路
のブロック構成図
【図3】従来のパルス発生回路のブロック構成図
【図4】従来のパルス発生回路の波形図
【図5】従来のパルス発生回路の波形図
【図6】本発明の第1及び第2の実施例におけるパルス
発生回路の波形図
【符号の説明】 101 スライス回路 102 スライス回路 103 SCP生成回路 104 SCP 105 FBP 106 多重回路 107 映像ブランキングパルス 201 スライス回路 202 スライス回路 203 SCP生成回路 204 SCP 205 映像ブランキングパルス 206 FBP 207 多重回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像帰線期間パルスと映像ブランキング
    パルスとを多重させる多重回路と、前記多重回路の出力
    信号を入力とする第1のスライス回路と、前記第1のス
    ライス回路に入る同じ信号を入力し第1のスライス回路
    とは異なるスライスレベルを持つ第2のスライス回路
    と、前記第2のスライス回路の出力信号を入力するサン
    ドキャッスルパルス生成回路を備えたことを特徴とする
    パルス発生回路。
  2. 【請求項2】 映像帰線期間パルスと映像ブランキング
    パルスとを多重させる多重回路と、前記多重回路の出力
    信号を入力とする第1のスライス回路と、映像帰線期間
    パルスだけを入力する第2のスライス回路と、前記第2
    のスライス回路の出力信号を入力するサンドキャッスル
    パルス生成回路を備えたことを特徴とするパルス発生回
    路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004502351A (ja) * 2000-06-26 2004-01-22 トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム テレビジョン信号処理装置内でサンドキャッスル信号を発生するシステム、方法及び装置

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JP2004502351A (ja) * 2000-06-26 2004-01-22 トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム テレビジョン信号処理装置内でサンドキャッスル信号を発生するシステム、方法及び装置

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