JPH08316680A - 電磁妨害雑音遮断用ガスケット - Google Patents

電磁妨害雑音遮断用ガスケット

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JPH08316680A
JPH08316680A JP8146672A JP14667296A JPH08316680A JP H08316680 A JPH08316680 A JP H08316680A JP 8146672 A JP8146672 A JP 8146672A JP 14667296 A JP14667296 A JP 14667296A JP H08316680 A JPH08316680 A JP H08316680A
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gasket
conductive
segments
electromagnetic interference
interference noise
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JP8146672A
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Stanley R Miska
アール マイスカ スタンレー
Daniel T Courtney
ティー コートニー ダニエル
Kenneth W Hermann
ダブリュー ハーマン ケニス
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Schlegel Corp
Original Assignee
Schlegel Corp
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    • G12B17/02Screening from electric or magnetic fields, e.g. radio waves
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    • H05K9/0007Casings
    • H05K9/0015Gaskets or seals
    • GPHYSICS
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    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電磁妨害雑音の遮断効果の高いガスケットの提
供 【解決手段】ガスケット(20)は、隣接する多数のセ
グメントを用いて領域を包囲する。各セグメント(4
0)は、通常弾力性のある芯として形成される。電気的
な導電部材(52)は導電体方向に向いており、セグメ
ント上を伸延する。この導電部材は、金属化ポリマシー
トで形成されていることが好ましい。ポリマシートは、
シートがその継ぎ目に向かって押し下げられた、若しく
は導電接着材により連結された縦の継ぎ目に沿って、ガ
スケットの両面間で連結されている。これにより、ガス
ケットの対向する両面はセグメント間で電気的に接続さ
れる。ガスケットを介して伸延して、両面が連結された
導電部材はシールド効果を向上させる導電経路を提供す
る。ガスケットは、1つ以上のセグメントの幅を有する
切断を含む形で型切断することが出来、またそのままで
もよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、導電ケーシング部品間
の開口部に渡される導電ガスケットを介した電磁シール
ドの分野に適用するに好適な電磁妨害雑音遮断用ガスケ
ット関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器から発生する電磁界の変化に起
因する問題点、及び/又は、突発的な電磁場が敏感な回
路に影響を及ぼす性向に起因する問題点を減じるため
に、導電バリアや導電シールドを伝播経路に沿って配置
させ、電磁波を遮断する。
【0003】一般的に、導電バリアは接地回路に電気的
に連結されている。シールド上に発生する電磁エネルギ
ーの一部は反射され、また一部はシールド内に電流を起
こす。これらの電流は、うず電流として放散され、磁場
は、シールドにより弱まる。
【0004】従来のシールドは、一般的に、少なくとも
シールドバリアの一部として電子機器の部品の外部ケー
シングを使っている。また、内部シールドバリア、遮蔽
箱、接地面等を、筐体内の特別な回路要素に設けること
が出来る。これらの目的の為に、一般的に、シート状金
属部材、金属ラミネート、プラスチック及び/又は導電
コーティング材が導電的電磁シールド障壁を形成してい
る。
【0005】最近の電子機器の多くは、高周波の電磁妨
害雑音即ちEMIを発するか、該電磁妨害雑音に敏感で
ある。例えば、コンピュータクロック、デジタルデータ
信号、フェーズロックループ(phase locked loops)、
スイッチモード電源、各種の無線周波数や極超短波機器
等はEMIの源である。このような電子回路の多くも、
EMIに影響されやすく、正しく作動させるためにシー
ルドする必要がある。
【0006】シールドの効果は、シールド材の電気的性
質(例えば、導電率及び透磁率)、シールドの厚さ及び
シールドの連続又は不連続的性質、電磁妨害雑音の周波
数、電磁妨害雑音源やシールドの間隔及び形状等の種々
の要因の関数である。比較的高い周波数でのシールド
は、低い周波数でのシールドと比較して、漏れを防ぐた
め、導電材間の間隔を小さくする必要がある。
【0007】減衰されるべき周波数は、高調波を有す
る。例えば、基本的クロック周波数が25−100MH
zのコンピュータでは、重大な問題となる高調波が、9
00MHz以上まで現われる。効果的にシールドするに
は、殆ど連続(ギャップなし)したシールドを必要と
し、好ましくは電磁妨害雑音源近くに配置させ、及び/
又は磁化回路近くに配置させ、また、導電率の高い材料
でシールドを作ることである。
【0008】一般的に、薄いシート状金属や、金属化プ
ラスチック等でできた導電的な囲いによりシールドが供
給される。外部ケーシングは導電シールド囲いを形成
し、ケーシング内の部分組立てには部分囲いシールドを
設けることが出来る。効果的なシールドは、導電的な電
子妨害雑音遮断用ガスケットを有していると良く、この
ガスケットは、シールドの部分を形成している導電パネ
ル、遮蔽箱、ドア、ケーシング要素等の間のギャップや
継ぎ目を超えてシールドの導電障壁を連続させている。
【0009】弾力的に圧縮可能な導電ガスケット構造
は、例えば、アメリカ特許4,857,668(ブオナンノ)、
5,045,635(カプロ他)、5,202,536(ブオナンノ)に開
示されている。これらの特許によると、織り金属化若し
くは不織金属化プラスチック布等の導電シート材を不定
の長さの弾力的に圧縮自在な芯材上に設けて、伸延ガス
ケットを形成する。このガスケットは、導電パネル間に
配置させて、例えば不連続等によるそれらパネル間のギ
ャップを掛け渡すことが出来る。導電材の1つに、モン
サント(Monsanto)のいわゆる「フレクトロン
(Flectron)」というニッケル/銅金属化ポリ
エステル布を挙げることが出来る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ここに記述した導電ガ
スケットは、丸、方形、不規則形を含む種々の断面形状
を形成しても良く、取付けを助けるため、クリップや接
着領域等の装着手段と共に設けることが出来る。導電ガ
スケットを、シールすべき導電表面間に存在させるのに
必要な特定の形状又は領域として形成することが出来
る。しかし、一般的に、あつらえ形状及びあつらえサイ
ズを作るのはより難しく、費用も高くなる。また、広範
なシーリング領域用のガスケットは、小領域ガスケット
と比較して製造がより難しい。この結果、比較的細い線
状導電ガスケット或いはシールが一般的に用いられ、導
電パネル間を電気的に連結する線を形成している。開口
部を設けなければならないところでは、線状シールを開
口部の周囲に設ける。
【0011】弾力性のある芯上に導電シートを設けた導
電ガスケットでは、該芯は型取りされ、押出し成形さ
れ、また弾力性のあるストック材のブロックから切り出
されるなどされても良い。導電シートを、例えば接着剤
によって前記芯に被覆させ、接着させても良い。前記し
たブオナンノ特許によると、芯は、成形剤を有するポリ
マで構成しても良い。この成形剤は、例えば閉鎖形状に
被覆された、織り、若しくは不織金属化布に液体の形で
与えられる。ポリマは隙間を満たして膨張し、ポリマが
硬化するにつれて、導電シートは布と確実に係合する。
【0012】小さな表面領域を被覆する、円形、長円
形、方形若しくは複雑な断面形状を有する実質的に線状
のガスケットでは、弾力性の有る芯を設け、それを被覆
することは簡単に行うことが出来る。面領域が大きいと
ころでは、特に、対向する面間の厚さが小さいところで
は、正確な形状と滑らかな導電被覆を設けるようにガス
ケットを形成し、及び/又は被覆するのは難しいことも
ある。一方、細い線状ガスケットは、すべての電磁妨害
雑音シールに適用するにはむかず、例えば、ケーシング
部品間が接合されるかなりの領域をシールしなければな
らなかったり、及び/又は、例えば、コネクタのための
クリアランスを設けるためにシール面が不連続となる時
などは不向きである。
【0013】より広範は領域では、面間をシールするた
めに、線状シールを設けることも出来る。導電パネル間
をシールする一方で、線状のシールをコネクタのための
開口部の周囲に配置して、クリアランスを設けるように
しても良い。しかし、これは煩わしい。クリアランス開
口部を有するあつらえの広領域ガスケットも可能である
が、これは扱いにくく、製造に費用がかさむ。
【0014】広領域ガスケットのもう1つの問題は、圧
縮可能なコア部が導電的でないと、ガスケットの一方の
側のある点から反対側のある点までの一番短い導電経路
は、ガスケットの両側の面をずっと横切って端部にまで
達しなければならないことである。
【0015】従って、広範ガスケットは、個々の伸延シ
ールを複数設けたものと比較して、二地点間抵抗が比較
的高く、電磁妨害雑音シールド効果が低い。一方、個々
のシールでは、取付けがより面倒である。
【0016】ここで、好ましくは通常の形状を有する単
純に伸延する線状シールの製造の簡便さを有し、用途が
広く、あつらえ形状を有する広範な領域に亘って被覆す
ることが出来る改良された広範領域用シール手段が望ま
れる。このガスケットは、電気抵抗が低いとまた都合が
良い。
【0017】本発明の目的は、比較的広範囲にわたる電
磁妨害雑音を遮断するシール若しくはガスケットを提供
することであり、このシール若しくはガスケットは、高
度なシールド効果を発揮し、その製造及び使用が簡単、
かつ安価なものである。
【0018】また、本発明の目的は、シート状ガスケッ
トを提供することであり、このガスケットは、コネク
タ、回路カード端板等のためのクリアランスを有する開
口部を形成するために、簡単に切断することが出来るも
のである。
【0019】また、本発明の別の目的は、簡単に製造可
能な伸延シール構造を利用して、伸延したシール構造を
シールすべき端部に沿って配置させる手間が必要無く、
複雑な形状を有し得る広範囲をシールすることである。
【0020】更に、本発明の目的は、導電材を特定の領
域に配置するシール配置ばかりでなく、不規則な形状や
表面に適用させることが出来る用途の広いシール配置を
提供することである。
【0021】更に、本発明は、シート状ガスケットを正
確に取付け、配置させることを容易にすることを目的と
している。更に、本発明は、セグメント間の継ぎ目に沿
ってガスケットの両側を導電的に接合させる有効手段を
用いて、セグメントシールの製造を容易にすることを目
的としている。
【0022】これらの目的若しくは別の目的は、導電体
間の電磁放射線を遮断し、多数の隣接するセグメントを
用いて領域を包囲する電磁妨害雑音シール又は電磁妨害
雑音ガスケットにより達成されるものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明によると、そのシ
ールド構造は、弾力を有し、導電的に被覆された複数の
セグメントにより定義されるものであり、該セグメント
は、導電テープ等により共に電気的に連結され、ガスケ
ットを形成する。本発明は特に、入出力線が通常コネク
タを介して、シールドされた囲いの境界を横切るバイパ
スパネル等の、比較的広範な領域をシールドするのに役
立つ。この分割構造では、非分割構造に比べて、パネル
上のある点からケーシング上のある点、若しくは別の接
地点までの導電経路がより短くなり、及び/又は抵抗が
より小さくなる。これにより、分割されたものではな
く、連続した同様のガスケットと比較してシールド効果
が高まる。即ち、本発明の内、第1のの発明は、長さ及
び幅を有する領域に亘る少なくとも2つの導電体(3
0,32)間で電磁放射線を遮断するガスケット(2
0)において、複数のセグメント(40)を設け、各セ
グメントは、その長さと幅のうち少なくとも一方の部分
に沿って伸延する弾力性を有する芯(42)を有し、前
記セグメントに導電部材(52)を、前記導電体に対し
て向けられる対向した両面を設ける形で配置させると共
に、前記セグメントを前記領域を包囲するように互いに
隣接させる形で配置し、前記導電部材は前記セグメント
間で前記対向した両面間の導電経路を形成していること
を特徴として構成される。
【0024】本発明の内、第2の発明は、第1の発明に
おいて、前記導電部材は、前記導電体に対して向けられ
るセグメントの対向した両面を電気的に連結し得るよう
に、セグメント間で伸延する導電シート部材(52)を
有することを特徴として構成される。
【0025】本発明の内、第3の発明は、第1の発明に
おいて、前記導電部材は、前記セグメントの対向した両
面を電気的に連結し得るように、セグメント間に設けら
れた導電接着剤(97)を有することを特徴として構成
される。
【0026】本発明の内、第4の発明は、第1の発明に
おいて、前記導電部材は、前記対向した両面を実質的に
被覆する導電シート部材(52)を有し、対向する両面
上の導電部材は、セグメント間でガスケット(20)を
通過して伸延する導電シート部材の少なくとも1つの窪
み、セグメント間でガスケットを通過した導電シート部
材をシールする熱シール、導電シート部材を接合させる
導電接着剤、ガスケットを通過して伸延する導電ファス
ナの内、少なくとも1つにより、前記セグメント間で電
気的に連結されて構成される。
【0027】本発明の内、第5の発明は、第4の発明に
おいて、導電部材は、前記ガスケットの終端の周囲で前
記導電シート部材を連結する端部処理部を有することを
特徴として構成される。
【0028】本発明の内、第6の発明は、第1の発明に
おいて、前記導電部材は、前記対向する両面を実質的に
被覆する導電シート部材(52)を有し、前記対向する
両面上の導電部材は、ガスケットの対向する両面の内少
なくとも一方の面上の導電シート部材に形成された少な
くとも1つの窪みに沿ってセグメント間で電気的に結合
されており、前記対向する両面の導電シート部材は、前
記少なくとも1つの窪みの底部で結合されていることを
特徴として構成される。
【0029】本発明の内、第7の発明は、第6の発明に
おいて、前記対向する両面上の内一方の面上の導電シー
ト部材は、実質的に平坦であり、前記少なくとも1つの
窪みは、前記対向する両面の内のもう一方の面に形成さ
れていることを特徴として構成される。
【0030】本発明の内、第8の発明は、第6の発明に
おいて、複数の窪みは、セグメント間でガスケットを通
過して伸延しており、該窪みは、前記対向する両面に形
成されていることを特徴として構成される。
【0031】
【請求項9】本発明の内、第9の発明は、第6の発明に
おいて、前記対向する両面は、前記少なくとも1つの窪
みの底部で熱シーリングにより電気的に連結されている
ことを特徴として構成される。
【0032】本発明の内、第10の発明は、第6の発明
において、前記対向する両面は、前記窪みの底部で導電
接着剤で電気的に連結されていることを特徴として構成
される。
【0033】本発明の内、第11の発明は、第6の発明
において、前記対向する両面は、セグメント間でガスケ
ットを通過して伸延する導電ファスナにより電気的に連
結されていることを特徴として構成される。
【0034】本発明の内、第12の発明は、第1の発明
において、前記導電部材は、織り部材、不織部材、組み
ひも状部材、編み部材の内少なくとも1つを有する金属
ポリマを含む金属化布シートからなることを特徴として
構成される。
【0035】本発明の内、第13の発明は、第12の発
明において、前記ポリマは、熱塑性プラスチックからな
ることを特徴として構成される。
【0036】本発明の内、第14の発明は、第13の発
明において、前記金属化布シートは、金属繊維からなる
ことを特徴として構成される。
【0037】本発明の内、第15の発明は、第1の発明
において、前記導電部材は、少なくとも一方の終端で前
記対向する両面間を連結していることを特徴として構成
される。
【0038】本発明の内、第16の発明は、第15の発
明において、前記導電部材は金属化ポリマシートからな
り、前記少なくとも一方の終端に沿って該導電部材と連
結するよう重なっていることを特徴として構成される。
【0039】本発明の内、第17の発明は、第16の発
明において、前記ポリマシートは、伝導接着剤、熱シー
リング、導電ファスナの内少なくとも1つにより前記終
端にそって前記対向する両面間を電気的に連結している
ことを特徴として構成される。
【0040】本発明の内、第18の発明は、第17の発
明において、前記ポリマシートは、前記終端に沿った1
つのセグメントの部分を含む距離だけ、前記終端に沿っ
て熱によりシールされていることを特徴として構成され
る。
【0041】なお、括弧内の番号等は、図面における対
応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。以下の
「作用」の欄についても同様である。
【0042】
【作用】上記した構成により、本発明は、ガスケット
(20)は、複数のセグメント(40)から構成され、
導電部材(52)により各セグメントの対向した両面が
導通するように作用する。
【0043】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図面の中には、これから言及する発明の実施例が示
されている。なお、本発明は、開示された実施例に限定
されず、請求の範囲で示された範囲内で様々な態様をと
り得ると解釈すべきである。図1は、本発明による、導
電体間シール用分割ガスケットを示す透視部分断図であ
る。図2は、図1に示す分割シール若しくは分割ガスケ
ットの一例を示す平面図である。図3は、ガスケット
が、外部ケーシングと回路カード端板との間をシールし
ている電子機器用ケーシングの一例を示す透視図であ
る。
【0044】図4は、一実施例による、セグメントが導
電テープで接合された分割ガスケットの一部の、セグメ
ントの伸長する線に沿った断面図である。図5は、別の
実施例による、クリアランス開口部が設けられ、かつ、
セグメントが導電接着剤で接合された分割ガスケットの
一部を示す部分透視図である。図6は、分割ガスケット
の装着を容易にする接着帯を有する、別の実施例を示す
部分透視図である。
【0045】図7は、導電表面材が押圧シームラインに
沿ってガスケットを横切る形で接合された第1の実施例
を示す図である。図8は、押圧シームラインが両側に設
けられた図7に類似した別の実施例を示す図である。図
9aは、シームラインがガスケット両側の窪みによって
形成されている実施例を示す図である。図9bは、中心
セグメントが重なりあっており、これによりガスケット
の両端部の開口部がオフセットしている実施例を示す図
である。
【0046】図9cは、隣接するセグメントが、該セグ
メント間で交差するジグザグステッチにより接合してい
る実施例を示す図である。図10は、導電接着剤が、ガ
スケットの両側に平坦な、若しくは比較的平坦な表面を
形成する形で、通常導電シート材で被覆された中心セグ
メント間に設けられている実施例を示す図である。図1
1は、導電ステープル又は導電ステッチ等の、ガスケッ
トの両面を超えてセグメント間で電気的に結合する導電
ファスナを有する実施例を示す図である。図12a乃至
12fは、ガスケットの端部、例えば、縦、横の端部若
しくは打ち抜きに沿って、導電シート材を扱う一連のテ
クニックを示す図である。
【0047】図1−図3は、本発明による電気的に結合
した伸延シールセグメントの形で形成された、電磁妨害
雑音(EMI)シールガスケット20の一実施例を示して
いる。ガスケット20は、種々の形状を有する導電パネ
ル等の間に挾まれ、図1においては、回路カードの金属
フランジ30と架台の導電的な背面板32間に挾まれて
いる。ガスケット20は、電磁妨害雑音をシールするた
めに広い範囲で有用であり、特に、回路素子、サブエン
クロージャ、ケーシング、及び他の導電体間の比較的広
い領域をシールするのに都合が良く、これら領域は、シ
ールを介したクリアランス開口部を1つ以上必要とす
る。このクリアランス開口部では、以下に詳述するよう
に、ガスケットは、クリアランス開口部の周囲に伸延す
る形で導電体間に導電結合をもたらす。これにより、周
囲に線状のシールを設ける必要が無くなる。
【0048】更に、ガスケットを分割することにより、
このシールガスケット20は、分割されていない同様の
大きさのガスケットと比較して、電気結合及びシール性
能が向上する。分割ガスケットの両側の点の間では、導
電経路がセグメントの両側壁に沿って部分的に通過す
る。この経路は、導電面が外面及び端部に限定されてい
る非分割ガスケット構造には無い。従って、同等の構造
を有する非分割ガスケットに比べて、ガスケットの両側
の点間の最小抵抗を示す経路がより短くなり、導電材が
より多くなる。これにより、電磁雑音妨害を遮断する際
に、ガスケットの効果が向上する。
【0049】図1に示すガスケットは、3つのシールセ
グメント40、即ち、2つの外部セグメントと1つの中
心セグメントを有しており、その各々は伸延し、少なく
とももう1つのセグメントに隣接している。セグメント
は別の形で設けることも出来る。例えば、縦方向よりも
横方向に伸延し、若しくは互いに並びうる別の形状であ
ってもよい。各シールセグメント40は、本実施例にお
いては通常断面で方形をなす弾力コア部42を有してい
る。セグメントの数は変えることが出来るが、必要な領
域を被覆するに必要な数のセグメントを使用することが
好ましい。また、各セグメントは、線状のシールに特有
な簡単に製造することが出来る幅、例えば1−3インチ
(2.5−7.5センチ)の幅を有している。
【0050】シールセグメント40及びシールガスケッ
ト20は概して、シールした導電体30、32間のギャ
ップの予想される変量の幅を包含することが出来る程度
に十分に厚くすることが必要である。シールガスケット
20は、導電体30、32間の圧縮力で保持されてお
り、両導電体にぴったりと適応しうる程度に十分に弾力
性を有している。例えば、平坦な表面ではない、山や溝
に沿った表面をシールするために、個々のセグメント
は、隣接するセグメントとは異なる大きさ、形状、幅、
厚みを有しているものであってもよい。また、平坦な導
電体間のセグメントの厚みや幅を変えることもある。他
方とは反対のある領域、例えばガスケットの外部境界に
沿った領域などで圧縮力を高め、電気的結合を向上させ
るためにセグメントの厚みを増しても良い。
【0051】各シールセグメント40は、ガスケット2
0の両側に、導電体30、32を支持する第1及び第2
接触表面を有している。セグメント40も同様に、図1
に示す実施例では互いに当接する対向した伸延端面46
と、端面48を有している。本実施例においては、弾力
芯42は、好ましくは少なくとも接触面44及び端面4
6を被覆している導電材52に実質的に包囲されてい
る。ガスケットを、例えば端面48に沿って、またおそ
らく1以上の外部端面46に沿って切断する限り、弾力
芯42は露出している。
【0052】弾力芯42は、導電性が有ることもあり、
無いこともあるが、該芯42が、被覆導電部材52を押
圧して、シールすべき導電体30、32と良好な状態で
電気的に接触する程度に十分弾力を有しているならば、
ゴムやポリマであってもよい。芯42は型で成形されて
も、押出し成型されても、ブロックから切断されても、
またきちんと加硫させてもよい。芯42は、成形された
ポリウレタン等のポリマにより構成されていることが好
ましい。
【0053】導電部材52は、導電体30、32の外形
に適合するよう十分に柔軟な各種の織導電材、若しくは
不織導電材で構成しても良い。例えば、金属板、金属繊
維、金属粒子からなる、或はこれらの何れかを含む金属
箔、スクリーン、ワイヤメッシュ、網目状の織又は不織
ワイヤ、金属化繊維等は、十分に柔軟な導電面を提供す
る。好ましくは、被覆導電部材52は、メタルファイ
バ、金属合金繊維や金属化合成繊維を有する織物又は薄
いフェルト状の物から構成されている。また、導電コー
ティングは、例えば、カーボンブラックや特にアセチレ
ンブラック等の導電炭素粒子のコロイドサスペンション
のような導電粒子のサスペンションからなる硬化ポリマ
の形で提供しても良い。好適な実施例においては、被覆
導電部材52は、金属化ナイロン(ポリアミド系)繊維
の織又は不織織物から構成されている。不織織物は、繊
維やフィラメントは、紡いだ形で接続したり、また化学
的に接続したり、熱により接続して、もとのままの状態
を維持することも出来るし、またメッキ技術により金属
被覆したり、更には、金属粒子、繊維、フィラメントを
含む形でそのまま形成することも出来る。また、織物で
は、モンサント(Monsanto)の”フレクトロン(Flectr
on)”というニッケル/銅金属被覆ポリエステル織物等
が導電部材52として使用することが出来る。表面材の
第1の機能は、導電体30、32と電気的に係合する導
電面を提供し、対向面間やセグメント40の側部44間
の電気的結合を提供することである。
【0054】セグメント40は、互いに隣接して一つ同
一平面上の形状をなしており、好ましくは狭い方の端部
46に沿って当接する形で配置され、共に、機械的、電
気的に結合している。図1に示す実施例においては、セ
グメント40は、柔軟性のある導電テープ54の長さを
利用したヒンジのような形で結合されており、好ましく
は縦継ぎ目62に沿って設けられている。導電テープ5
4は、表面被覆導電部材52の材料と同様の材料で構成
してもよく、例えば、導電接着剤或いは熱接合技術によ
り、少なくとも隣接するセグメントの各継ぎ目の幅部分
を超える形で接着させ、導電テープを装着しているガス
ケット20の表面が各導電体30、32とよくなじむよ
うに実質的に平らで滑らかにするようにする。
【0055】導電テープ54を両方の接触面44に適用
することが出来るが、図1の実施例では、両方の接触面
44の内の一方にだけ当てた導電テープにより一緒に接
合したセグメントが示されている。両方に導電テープ5
4を装着するのに対して、導電テープ54を隣接するセ
グメント40の一方の接触面に装着することにより、2
つの隣接するセグメント40が、図1に示すように、該
セグメント40の接触面に互いに接触して重なるまでの
180°の範囲の共通面上で回動し、自由に折り曲げる
ことも出来るという利点が有る。勿論、この範囲内の任
意のカーブ、曲げ及び角度をガスケットにつけることも
出来る。
【0056】導電テープやセグメントの形状は色々変化
させることが出来る。1以上の隣接するセグメントを、
対向する接触面の内の第1の接触面に当てられた導電テ
ープにより接合させ、また1以上の隣接するセグメント
をそれとは反対側の接触面に当てられた導電テープによ
り接合するというように、セグメントを曲げたり折った
りすること出来る方向を変える形で、複合セグメントに
対してシールをほどこすことが出来る。
【0057】更に、導電テープを、隣接する一方のセグ
メントの第1接触面に、また、次に隣接するセグメント
の反対側の接触面にそれぞれ当てて、2つの隣接するセ
グメントに蝶番をつけたり、何れの方向にもピボット回
転することが出来るようにしても良い。このような構成
は、導電テープが隣接するセグメントの少なくとも一方
の端面に沿って接着されず、ギャップを残してセグメン
トを側方に開くことが出来ない場合には、好ましくな
い。柔軟性とは対照的に、シールの力及び剛性を最大に
する仕様においては、導電テープを2つの隣接するセグ
メントの両側に当ててもよい。加えて、更に弾力芯を内
部に閉じ込め、シールされた導電体間に更なる導電材を
設けるために、図1に示すように、芯42が導電部材で
カバーされていない切断端面部を導電テープで巻きつけ
ても良い。
【0058】図2は、図1の底部から見た、即ち、導電
テープ54とは反対側の、ガスケット20の実施例を示
す平面図である。このガスケットは、シールド防護壁を
横切る例えば導電ケーシングと回路カードの端部フラン
ジ間のシールに適しており、前記端部フランジとして
は、例えば、ある種の回路カードに通常的に装着される
金属接地板とか、信号や送電線用のコネクタを含むもの
である。このガスケットは、例えばこの目的でコンピュ
ータのシャーシ用に使用することが出来、これに適用す
る場合、ガスケットは、例えば、長さ約30センチ、幅
13センチ、厚み0.3センチにすることが出来る。シ
ールの具体的な寸法は、勿論、この仕様に見合うよう
に、大きさ、形、大きさ及び/又は形の組み合わせで広
範囲に亘って変えることが出来る。
【0059】次に図2に言及すると、この実施例におい
ては、シールは、2つの対向する接触面44と弾力芯4
2を各開口部64で横切る形の、クリアランス開口部6
4を複数個有して形成されている。開口部は、連続する
セグメント40を共に連結して十分な幅を持たせた後に
型取りされるものであり、切断型は、特定の装置に必要
な開口部の型を形成している。また、一番端のセグメン
トの一方若しくは両方までも切断することにより、セグ
メントの幅の整数倍よりも小さな幅のガスケットを形成
することが出来る。開口部及びガスケット幅を、別の方
法で形成することも出来る。それは、切断であったり、
また、短いセグメント長さを組み合わせる等により、必
要なクリアランス開口部64を形成することである。
【0060】図に示す開口部の幅は、一番端同志のセグ
メント間で、1以上のセグメントの幅を超えても良く、
これにより、セグメント(図2では中心セグメント)は
その長さ方向で不連続になる。それにもかかわらず、ガ
スケット20は、好ましくはガスケットの少なくとも一
部分が導電体30、32の対向面間で圧縮されている各
クリアランス開口部の周辺で連続して伸延している。
【0061】接着帯72は、好ましくは、図1及び図2
に示す対向する接触面44の内、少なくとも一方に設け
られ、接着帯72は、ガスケット20を導電体30や3
2の導電面に装着する準備ができるまで、接着剤を被覆
する引き剥がしフィルムを有していてもよい。また、ね
じやリベット等を受ける穴等の、別の接合手段を設けて
もよい。
【0062】このシールは、シールド障壁を横切るため
に必要となるコネクタ面、又は同様の端子面を有するデ
ジタルコンピュータ、通信装置等の電子機器のシャーシ
内で、通常はシールドされた導体を介して、シールドす
るために用いるのに特に適している。図3は、回路カー
ド88を受けるためシャーシ80の底部86に設けられ
たコンピュータ母板84上の(図示しない)複数の接続
ソケットの1つに1つ対応する開口部が、複数形成され
た背面板82を有する典型的なパーソナルコンピュータ
のシャーシ80に、本発明をどのように適用するかを示
している。この種のシャーシ、母板、回路カード等の形
状はPC互換性パーソナルコンピュータでは公知のもの
であり、このコンピュータは、最初は(図示しない)カ
バープレートで閉塞された一連の回路カード装着位置を
有しており、そこには、通常コネクタを有する端部フラ
ンジ30がしばしば設けられた各種の回路カード88を
装着することが出来る。シャーシと背面板は、接地され
ており、シールド障壁の一部を形成する。本発明のガス
ケットは、都合良く背面板上に位置しており、背面板及
び回路カードの端部フランジ30(あるいは、空の回路
カード装着位置のカバープレート)間のギャップを超え
て導電シールド障壁を継続させている。
【0063】ガスケット20は、背面板の内側の表面及
び回路カードのフランジの後ろ側の対向面又はシールド
障壁の内側に設けられた別の導電体30の両方に重なっ
ている。ガスケット20は、好ましくは、接着剤または
ファスナー等を介して背面板82に接着されており、ガ
スケット内の開口部64の数、形、位置は背面板の開口
部の数、形、位置に対応している。図1に戻って、シー
ルは、フランジ30と背面板32(図3では82)間に
挾まれており、該シールには、フランジと背面板間に弾
力のあるシール面が設けられている。図4に示すよう
に、この特別の仕様においては、作動中、シールが圧縮
されると、シールとフランジ間または、シールと背面板
間の電気的連続性が最大となる。
【0064】母板及び/又は印刷回路カード上の電気回
路構成は電磁妨害雑音のレベルの変化を生み出す。ガス
ケット20に放散された電磁妨害雑音は、導電電流の形
でガスケット20を介して接地に反射され、若しくは、
放散される。本発明によるガスケット20は、十分なガ
スケット幅を有する1つの一体的な芯及び該芯の周りに
連続的に伸延する一つの導電面を有する同等の単一ガス
ケットと比較すると、その連続性に欠けるように見え
る。しかしながら、本発明は実際、より短い導電経路に
特徴があるので、例えば、ガスケットの両側の所定の2
点間の電気抵抗はより低くなる。従って、本発明は、同
一の大きさで、同一の電磁的特徴を有する連続的に被覆
された単一の芯の場合よりも良好なシールド効果があ
る。
【0065】これは図4により理解される。第1接触面
44の導電部材52上の定点92(例えば、図3では母
板及び印刷回路カードに面している)に生じる接地に対
する電位により、カバーの導電部材52を通って反対側
の背面板が設けられている接触面44に向かう(太い破
線で示す)経路に沿って、接地(背面板32や82と仮
定する)方向への電流が生じる。図4は、導電体間に付
着したシールの2つの隣接するセグメント部分を示す詳
細図であり、その電位は、底面に接続された接地となる
べき図4の上面に誘起されると仮定される。非分割形に
比べてシールド効果が優れれているのは、シールが分割
された構造では、破線矢印90に示すように、うず電流
が生じる導電経路がより短いからである。この経路は、
問題のセグメントの端面46に沿って走っている。
【0066】実際に、電流経路は電位点92と接地の間
で連結するあらゆる経路を含んでいる。これらの経路
は、誘起された電位と接地との間の2つの参照点間の抵
抗値を通常定義する平列な電気抵抗を事実上形成する。
本発明は、経路がガスケットの末端周りを通過せざるを
得ない連続被覆構造よりもより短くて数の多い経路を提
供しているが故に、連続被覆ガスケットよりも、本発明
の方が抵抗が少なく、シールド効果も高い。
【0067】図5は、クリアランス開口部64だけでな
く、ガスケット20に所望の幅をもたせるために、導電
部材52のカバーを切断する形でガスケットが一端94
に沿っても切断された分割ガスケットを示す別の実施例
である。この実施例によれば、切断端面に隣接した電位
は最悪の場合の状況を表わしている、即ち、反対側の面
までの経路が、対応するセグメントの端面46の周りを
通過しているからである。この経路は、端面が切断され
ていない場合よりも長いが、本発明による分割のため
に、最悪の場合の経路は、それでも最大で1つのセグメ
ントの周囲のせいぜい小部分である。図5は、隣接する
セグメントをつなぐ導電テープが、隣接するセグメント
の端部46を接合部で保持する導電接着剤に取ってかわ
った実施例をも示している。
【0068】好ましい実施例においては、導電テープ5
4を、導電金属繊維等の導電カバー52と同一のタイプ
の材料にしたものである。箔や、導電ポリマ層や、導電
材が継ぎ目上に掛け渡される同様の構造も可能であり、
これらは導電テープによって一般的な形で例示されてい
る。好ましくは、導電テープ54は、導電接着剤を用い
て導電部材52のカバーに接着されている。導電接着剤
は、大なる導電率を有しており、導電テープ54と導電
部材52のカバーをその重なった領域上で比較的十分接
合している。テープ54と導電部材52のカバー間の導
電接触の領域及び/又は十分密接な導電接触により、必
要な電気的接続が得られる場合には、非導電接着剤を用
いることも出来る。
【0069】図6には、セグメントの好ましい配列が示
されている。この実施例においては、導電テープ54は
隣接するセグメント間にわたる形で接合しており、端部
46を互いに支えている。テープ54は、一側にだけ設
けられており、反対側には、薄い接着帯72が設けられ
ている(図1、2も参照)。ガスケットを適所で保持し
たり、また少なくとも導電体30、32間で係合される
ことによりガスケットが装着されるまでの間一時的に保
持するのに都合の良いようにするためなどのどのような
態様のためにも接着帯を設けることが出来る。勿論、フ
ァスナやガスケットを受ける補足的な形状等の、ガスケ
ットを導電体へ接合するための別の手段を、接着帯72
の代わりに、また接着帯72に加えて使うこともでき
る。
【0070】本発明は、上述ように材料や構造配置に関
して異なる選択をすることが出来るとともに、上述した
例から明らかなように別の変形を加えることが出来る。
例えば、本発明を平坦な導電部材間をシールするのに適
した比較的薄く平らなガスケットの形で適用することも
出来る。ガスケットを分割することにより、少なくとも
セグメント間の継ぎ目に平行な1つの湾曲線上でガスケ
ットにより円滑に曲線シールすることができる。2軸で
カーブの周りを、またより複雑な形状をシールするため
に、セグメントを2次元配列させることも出来る。また
本発明では、接触面44の幅よりも大きい寸法を有する
端部46を形成することも、あるいはこれら2つの寸法
をガスケットにおいて等しくして、セグメントがその断
面において実質的に四角くなるようにすることも出来
る。
【0071】その上、セグメント全部を同一の大きさ、
同一の形状にする必要はない。例えば、セグメントの一
領域は他領域よりも厚くすることが出来、これにより厚
い方のセグメントで圧縮がより大きくなる。また、セグ
メント全てが導電的である必要は無い。ある仕様におい
ては、例えば、端部に導電セグメントを設け、1以上の
中間のセグメントで非導電セグメントを用いることも出
来る。
【0072】他の変形もまた可能である。例えば、接合
した、また電気的に連結したセグメントは伸延したEM
Iシールを十分に形成する必要は無く、単に圧縮芯を構
成するだけとすることが出来る。この圧縮芯は導電面を
提供し、更にシールの間の互いに反対側の面間の電気結
合をもたらす形で、接合される。例を、図7−10に示
す。図7においては、面状の導電部材52は窪んだ継ぎ
目96に沿ってガスケットの両対向面を横切って電気的
に接合している。この例においては、導電部材52は、
ガスケットのそれぞれの側に配置された連続シートを構
成している。一方の側で(図に示す底部)シート材は平
坦であり、もう一方の側でシート材は各セグメント芯4
2間で細いU字形に曲げられている。U字形の底部で
は、導電部材52は、例えば導電接着剤により、またよ
り好ましくは、継ぎ目に沿った熱シール材により電気的
に連結されている。これにより面状の導電部材52の導
電ファイバー等を接触させることが出来る。これは前述
した実施例と同一のシールド上の利点を有するガスケッ
トとなり、その製造は比較的簡単である。
【0073】図8は、図7と同様な更に別の実施例を示
している。この実施例においては、窪んだシームライン
96が、ガスケット20の両側で交互に設けられてい
る。図9aは、シームライン96がU字形の窪みにより
ガスケットの両側で形成されている実施例を示すもので
あるが、この各々の側の窪みは、厚みのうちの一部分だ
け、即ち厚みの半分にだけ伸延している。これにより、
ガスケット20を何れの方向にも自由に曲げることが出
来る。図7、8に示すように、面状の導電部材52を電
気的に連結させるために熱でシールすることも出来、ま
た導電接着剤を用いて連結させることも出来る。
【0074】図9bにおいては、セグメントが互いに重
なり合い、またガスケットの外側対向面がより連続的で
あること(即ち、継ぎ目の間隔が小さい)以外は図9a
と同様である、他の実施例が示されている。図7−9b
の実施例において、導電接着剤を使用したとすると、こ
の接着剤は薄い。図9cでは、図9aに類似した構造が
設けられているが、導電部材52の両対向部分は導電ス
テッチで接合されている。このステッチは、例えば、セ
グメント芯42に直ぐ隣接して位置するシート状の導電
部材52をそれぞれ貫通する、図に示されたジグザグス
テッチでもよい。このステッチはまた、コア部を直接貫
通しても良い。
【0075】図10に示すように、ビード97状の導電
接着剤を使うことにより、導電材52が平坦になり、ガ
スケット20の両側で連続する。導電接着剤は、通常シ
ート状の導電部材52で被覆された隣接するセグメント
芯42間に設けられている。これにより、継ぎ目96と
同様にガスケット20の対向する両面間に電気的連結が
生まれ、両側に比較的滑らかで連続的な面が形成され、
隣接セグメント芯42が確実に接着される。
【0076】図7−9a及び9cの実施例では、継ぎ目
を形成するU字形窪みは狭く維持されていることが好ま
しい。従って、ガスケット20が対向する導電体間で圧
縮された時、セグメント芯42の圧縮により、セグメン
トが横方向に膨出し、U字形を横に閉じる形で互いに接
触しやすくなる。継ぎ目96はほどよく狭いので、これ
ら実施例では、導電体と接触する実質的に連続する表面
も形成される。十分な膨出を得て接触するために必要な
U字形の特定の幅は、セグメント芯42の圧縮特性や圧
縮具合で変化する。
【0077】図11は、わずかに異なる実施例を示して
いる。即ち、継ぎ目96は、導電材52の対向する層を
貫通する線状の導電材98を使用して形成されている。
この線状の導電材は、ワイヤや導電糸によるステッチの
場合は連続しており、ステープルやあるいは装飾ボタン
タフトステッチ(an upholstery botton tuft stitch)
の場合は、不連続である。
【0078】図12aから図12fまでは、ガスケット
の端部に沿った、例えば、縦や横方向の端部に沿った導
電シート材の扱い方の一連の技術を示している。これら
の技術は、そのままの状態、若しくは打ち抜き切断後
に、端部でフォーム芯を被覆するのに使うことが出来
る。図12aにおいては、導電部材52を一方側から押
圧したものであり、図7の継ぎ目に類似している。図1
2bでは、導電部材52は、図9aの継ぎ目と同様に両
側で対称的に押圧されている。何れの場合においても、
ガスケット20の両側の導電部材52は電気的に導通す
る。端部に沿った導電部材52の縁は、対応するセグメ
ント芯42の端部を超えて伸延してもよく、これにより
共に熱シールされ、若しくは導電接着剤で接合される。
芯42を超えて伸延した導電部材52を取り除いた打ち
抜き切断の場合には、芯42の一部を溶かすために部分
的に熱シーリングを使用することが出来、これにより伝
導材52の端部が共に合い、熱シールされる。
【0079】図12c、12dでは、芯42の端部を超
えて伸延する端部は、芯の端部の周りに巻き付けられ、
重なる。好ましくは、更に熱でシールされるか、導電接
着剤を使用して接合するのが良い。重なり部を端部に沿
って形成しても良く(図12c)、ガスケット20の一
方の面上に形成しても良い(図12d)。図12eに示
すように、ガスケット20の対向する面間に導電経路
を、ガスケットの端部を回って形成するためにはシート
状の導電部材52の端部を一端に沿って重ね合わす必要
は無い。図12eでは、シート状の導電部材52は一方
の側で(図の上面)、対応する導電体と電気的に接触す
るために、端部を回って伸延しており、シート状の導電
部材の反対側の縁に沿って設けられている。しかしなが
ら、導電部材52の先端間のギャップは、ガスケット2
0と導電体間の実質的で十分な接触を得るために極めて
小さいこと、即ち、0.02インチ(0.5ミリ)か、
これより小さいことが望ましい。図12fは、終端99
の結合が伝導糸、ステープル、若しくは上述したこれに
似たファスナで連結されている例を示している。本発明
は上述した種々の実施態様及び例と共に開示されている
が、これら以外の実施態様も当業者にとっては明白であ
る。本発明は、具体的に述べられた前記種々の実施態様
に限定されるものではなく、それ故、排他的権利が請求
されるべき本発明の範囲を評価するには前述された適切
な例よりもむしろ、請求の範囲が参照されなければなら
ない。
【0080】
【発明の効果】本発明により、導電テープ等を用いて、
横方向に隣接する伸延セグメントを複数接続することに
よりなるシート状の広範囲の電磁妨害雑音シール用ガス
ケットが提供される。このシートは、適宜な大きさに打
ち抜き切断して、セグメントの幅よりも広い開口部を含
む、クリアランス開口部を設けても良い。更に、相互に
接続されたセグメントであるため、同様の大きさの連続
シールやガスケットよりも、シールされた面間でより短
く、より多くの導電経路が形成され、シールドのシール
ド効果が、分割形状の為に、悪化するよりも、実際、む
しろ高くなるのである。
【0081】前記セグメントは、各々、通常弾力のある
芯を有する伸延シールとして形成され、かつ導電体に向
かう導電表面によって実質的に包囲されていることが好
ましい。セグメントは、ガスケットの一側若しくは両側
で、好ましくは導電テープを用いて、長い継ぎ目に沿っ
て互いに接合されている。導電面は、布に型どられた、
若しくは、成形された、或いは切断され、接合された、
弾力を有するフォームポリマ芯に接合された金属化され
た布により設けることが好ましい。布は、実質的にはセ
グメントの周囲に伸延していても、セグメント間で導電
的に接合されていても良い。この構造により、同じ大き
さの非分割ガスケットと比較して、導電体間のギャップ
を超えた、より多くの、より短い導電経路が形成され
る。これにより、シールド効果が向上する。ガスケット
は、1以上のセグメントの幅で切断することも含めて、
型切断することも出来るし、またそのままでも良い。セ
グメントは同一の形状であっても、また形状、大きさ、
電気伝導度が異なっていてもよい。ここで説明される分
割ガスケットにより、導電表面材を有する幅の広いガス
ケット若しくはシール、及び細長いシールの両方の数多
くの利点が提供され、しかも、シールド効果は改良さ
れ、用途が広く、コストも安い。
【0082】また、各セグメント間に窪みを設けること
により、該窪みを介してガスケットを折り曲げることが
出来、装着などに都合がよい。なお、本発明には、上述
した他にも、各請求項の記載に基づいて当業者が理解で
きる多くの利点が存在することは、各実施例の記述など
からも明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による、導電体間シール用分割
ガスケットを示す透視部分断図である。
【図2】図2は、図1に示す分割シール若しくは分割ガ
スケットの一例を示す平面図である。
【図3】図3は、ガスケットが、外部ケーシングと回路
カード端板との間をシールしている電子機器用ケーシン
グの一例を示す透視図である。
【図4】図4は、一実施例による、セグメントが導電テ
ープで接合された分割ガスケットの一部の、セグメント
の伸長する線に沿った断面図である。
【図5】図5は、別の実施例による、クリアランス開口
部が設けられ、かつ、セグメントが導電接着剤で接合さ
れた分割ガスケットの一部を示す部分透視図である。
【図6】図6は、分割ガスケットの装着を容易にする接
着帯を有する、別の実施例を示す部分透視図である。
【図7】図7は、導電表面材が押圧シームラインに沿っ
てガスケットを横切る形で接合された第1の実施例を示
す図である。
【図8】図8は、押圧シームラインが両側に設けられた
図7に類似した別の実施例を示す図である。
【図9】図9aは、シームラインがガスケット両側の窪
みによって形成されている実施例を示す図である。図9
bは、中心セグメントが重なりあっており、これにより
ガスケットの両端部の開口部がオフセットしている実施
例を示す図である。図9cは、隣接するセグメントが、
該セグメント間で交差するジグザグステッチにより接合
している実施例を示す図である。
【図10】図10は、導電接着剤が、ガスケットの両側
に平坦な、若しくは比較的平坦な表面を形成する形で、
通常導電シート材で被覆された中心セグメント間に設け
られている実施例を示す図である。
【図11】図11は、導電ステープル又は導電ステッチ
等の、ガスケットの両面を超えてセグメント間で電気的
に結合する導電ファスナを有する実施例を示す図であ
る。
【図12】図12a乃至12fは、ガスケットの端部、
例えば、縦、横の端部若しくは打ち抜きに沿って導電シ
ート材を扱う一連のテクニックを示す図である。
【符号の説明】
20……ガスケット 30……導電体 32……導電体 40……シールセグメント 42……芯 52……導電部材 62、96……継ぎ目 97……ビード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ケニス ダブリュー ハーマン アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14618 ロチェスター シルバンロード 257

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長さ及び幅を有する領域に亘る少なくとも
    2つの導電体間で電磁放射線を遮断するガスケットにお
    いて、 複数のセグメントを設け、各セグメントは、その長さと
    幅のうち少なくとも一方の部分に沿って伸延する弾力性
    を有する芯を有し、 前記セグメントに導電部材を、前記導電体に対して向け
    られる対向した両面を設ける形で配置させると共に、前
    記セグメントを前記領域を包囲するように互いに隣接さ
    せる形で配置し、前記導電部材は前記セグメント間で前
    記対向した両面間の導電経路を形成していることを特徴
    とする電磁妨害雑音遮断用ガスケット。
  2. 【請求項2】前記導電部材は、前記導電体に対して向け
    られるセグメントの対向した両面を電気的に連結し得る
    ように、セグメント間で伸延する導電シート部材を有す
    る請求項1記載の電磁妨害雑音遮断用ガスケット。
  3. 【請求項3】前記導電部材は、前記セグメントの対向し
    た両面を電気的に連結し得るように、セグメント間に設
    けられた導電接着剤を有する請求項1記載の電磁妨害雑
    音遮断用ガスケット。
  4. 【請求項4】前記導電部材は、前記対向した両面を実質
    的に被覆する導電シート部材を有し、対向する両面上の
    導電部材は、セグメント間でガスケットを通過して伸延
    する導電シート部材の少なくとも1つの窪み、セグメン
    ト間でガスケットを通過した導電シート部材をシールす
    る熱シール、導電シート部材を接合させる導電接着剤、
    ガスケットを通過して伸延する導電ファスナの内、少な
    くとも1つにより、前記セグメント間で電気的に連結さ
    れている請求項1記載の電磁妨害雑音遮断用ガスケッ
    ト。
  5. 【請求項5】導電部材は、前記ガスケットの終端の周囲
    で前記導電シート部材を連結する端部処理部を有する請
    求項4記載の電磁妨害雑音遮断用ガスケット。
  6. 【請求項6】前記導電部材は、前記対向する両面を実質
    的に被覆する導電シート部材を有し、前記対向する両面
    上の導電部材は、ガスケットの対向する両面の内少なく
    とも一方の面上の導電シート部材に形成された少なくと
    も1つの窪みに沿ってセグメント間で電気的に結合され
    ており、前記対向する両面の導電シート部材は、前記少
    なくとも1つの窪みの底部で結合されている請求項1記
    載の電磁妨害雑音遮断用ガスケット。
  7. 【請求項7】前記対向する両面上の内一方の面上の導電
    シート部材は、実質的に平坦であり、前記少なくとも1
    つの窪みは、前記対向する両面の内のもう一方の面に形
    成されている、請求項6記載の電磁妨害雑音遮断用ガス
    ケット。
  8. 【請求項8】複数の窪みは、セグメント間でガスケット
    を通過して伸延しており、該窪みは、前記対向する両面
    に形成されている、請求項6記載の電磁妨害雑音遮断用
    ガスケット。
  9. 【請求項9】前記対向する両面は、前記少なくとも1つ
    の窪みの底部で熱シーリングにより電気的に連結されて
    いる、請求項6記載の電磁妨害雑音遮断用ガスケット。
  10. 【請求項10】前記対向する両面は、前記窪みの底部で
    導電接着剤で電気的に連結されている、請求項6記載の
    電磁妨害雑音遮断用ガスケット。
  11. 【請求項11】前記対向する両面は、セグメント間でガ
    スケットを通過して伸延する導電ファスナにより電気的
    に連結されている、請求項6記載の電磁妨害雑音遮断用
    ガスケット。
  12. 【請求項12】前記導電材は、織り部材、不織部材、組
    みひも状部材、編み部材の内少なくとも1つを有する金
    属ポリマを含む金属化布シートからなる、請求項1記載
    の電磁妨害雑音遮断用ガスケット。
  13. 【請求項13】前記ポリマは、熱塑性プラスチックから
    なる、請求項12記載の電磁妨害雑音遮断用ガスケッ
    ト。
  14. 【請求項14】前記金属化布シートは、金属繊維からな
    る、請求項13記載の電磁妨害雑音遮断用ガスケット。
  15. 【請求項15】前記導電部材は、少なくとも一方の終端
    で前記対向する両面間を連結している、請求項1記載の
    電磁妨害雑音遮断用ガスケット。
  16. 【請求項16】前記導電部材は金属化ポリマシートから
    なり、前記少なくとも一方の終端に沿って該導電部材と
    連結するよう重なっている、請求項15記載の電磁妨害
    雑音遮断用ガスケット。
  17. 【請求項17】前記ポリマシートは、伝導接着剤、熱シ
    ーリング、導電ファスナの内少なくとも1つにより前記
    終端にそって前記対向する両面間を電気的に連結してい
    る、請求項16記載の電磁妨害雑音遮断用ガスケット。
  18. 【請求項18】前記ポリマシートは、前記終端に沿った
    1つのセグメントの部分を含む距離だけ、前記終端に沿
    って熱によりシールされている、請求項17記載の電磁
    妨害雑音遮断用ガスケット。
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