JPH08316635A - セラミックグリーンシートの圧着方法 - Google Patents

セラミックグリーンシートの圧着方法

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JPH08316635A
JPH08316635A JP11426395A JP11426395A JPH08316635A JP H08316635 A JPH08316635 A JP H08316635A JP 11426395 A JP11426395 A JP 11426395A JP 11426395 A JP11426395 A JP 11426395A JP H08316635 A JPH08316635 A JP H08316635A
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green sheet
pressure
die
thermocompression bonding
bonded
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Ryoji Iwamura
亮二 岩村
Masayuki Kyoi
正之 京井
Masaki Okaichi
正樹 岡市
Kazutoshi Takahashi
一敏 高橋
Kenichi Okada
健一 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【構成】上金型3aおよび下金型3bは、その外周部を
凸形状、その中心部を凹形状にし、相互間にグリーンシ
ート積層体1Aを挿入し、その外周部を凹形状、その中
心部を凸形状に形成し、グリーンシート積層体1Aの熱
圧着時に、その圧力の低い外周部はその圧力を上昇さ
せ、逆に中央部の圧力を低くし、基板面内で圧力分布を
均一化し、金型材料としてグリーンシート積層体の線膨
張係数と等しいかそれ以下の線膨張係数を有する材料を
用いる。 【効果】セラミック多層配線基板の焼結収縮率ばらつ
き、材料ロットのばらつき、製造条件の変動に影響され
ない高寸法精度のセラミック配線基板の積層体を熱圧着
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セラミックグリーンシ
ート配線基板の積層体を熱圧着する方法に係り、導体配
線パターンを有するセラミックグリーンシート配線基板
(以下、グリーンシート配線基板という)を複数枚重ね
て多層化した積層体(以下、グリーンシート積層体とい
う)を熱圧着して形成するセラミック多層配線基板(以
下、多層配線基板という)の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】多層配線基板の製造方法は、グリーンシ
ート法が主として用いられ、そのプロセスは、図6に示
すように、グリーンシート成形工程、パタ−ン回路形成
工程、グリーンシート積層工程、グリーンシート積層体
熱圧着工程、焼結工程及び外形切断工程とからなってい
る。
【0003】寸法精度の高いセラミック多層配線基板を
得るにはいづれの工程でも高精度な加工が必要である
が、特に、グリーンシート積層体の熱圧着工程では熱と
圧力が掛かるためグリーンシートが変形しやすく寸法精
度を左右する重要な工程である。
【0004】従来のグリーンシート積層体を熱圧着する
方法を図7ないし図16を用いて説明する。
【0005】図7は、従来の熱圧着方法におけるグリー
ンシート積層体の断面図、図8は、従来の熱圧着方法に
おけるグリーンシート積層体を金型に挿入した状態を示
す断面図、図9は、従来の熱圧着方法における圧着中の
グリーンシート積層体の圧力分布と熱圧着後のグリーン
シート積層体(以下、グリーンシート圧着体という)の
密度分布を示す特性図、図10は、従来の熱圧着方法に
おける圧着圧力とグリーンシート圧着体密度との関係を
示す特性図、図11は、従来の熱圧着方法におけるグリ
ーンシート圧着体密度と焼結収縮率との関係を示す特性
図、図12は、従来の熱圧着方法における密度分布を持
つグリーンシート圧着体の焼結後の焼結体における平面
形状の説明図、図13は、従来の熱圧着方法における拘
束金型にグリーンシート積層体を装填した状態を示す断
面図、図14は、従来の熱圧着方法におけるグリーンシ
ート配線基板の斜視図、図15は、従来の熱圧着方法に
おける他のグリーンシート配線基板の斜視図、図16
は、従来の熱圧着方法におけるさらに他のグリーンシー
ト配線基板の斜視図である。
【0006】図6ないし図16で、1はグリーンシート
配線基板、1aはグリーンシート、1bは導体回路、1
Aはグリーンシート積層体、2は金型、2aは上金型の
一例、2bは下金型の一例、3は拘束金型、3aは上金
型の他の一例、3bは下金型他の一例、3cは外周拘束
枠である。
【0007】まず、熱圧着工程を図7,図8を参照して
説明する。
【0008】図7に示されるように、グリーンシート配
線基板1は、アルミナ微粉末や、ムライト微粉末等のセ
ラミック微粉末およびバインダ等から構成されたグリー
ンシート1aの表面に、例えばスクリーン印刷法によ
り、タングステンペースト等で導体回路1bを形成して
構成される。これを数枚から数十枚重ねてグリーンシー
ト積層体1Aを構成する。
【0009】次に、図8に示すように、グリーンシート
積層体1Aを互いに平行面を持つ上金型2aと、下金型
2bで構成される金型2との間に挿入し、これをホット
プレス(図示せず)に装填して、金型の上下方向から加
熱・加圧する。
【0010】この加熱により、グリーンシートを軟化さ
せ、加圧により流動を生じさせて各グリーンシート間を
熱圧着させる。
【0011】その後、冷却・降圧し、金型2から取り出
せば、各グリーンシート配線基板が一体化されたグリー
ンシート圧着体(図示せず)が得られ、熱圧着工程が終
了する。
【0012】その後、グリーンシート圧着体は、焼結工
程で焼結炉で加熱焼結されて焼結体となり、多層配線基
板が完成する。
【0013】しかし、このような熱圧着工程を経て完成
された多層配線基板は、熱圧着中の圧力分布のために焼
結後基板面内の歪みが大きい。
【0014】すなわち、熱圧着中の金型2の平面とグリ
ーンシートとの摩擦力のため、圧着中のグリーンシート
積層体の中心部分ではグリーンシートの水平方向の流動
がほとんどなく、グリーンシート積層体端部では水平方
向の拘束がないので流動が起こる。
【0015】流動のばらつきにより、基板面内に圧力分
布が生じ、結果的に密度分布が残るため、焼結工程で基
板面内に収縮ばらつきが生じる。
【0016】図9は、従来のグリーンシートの熱圧着方
法における圧着中のグリーンシート積層体の圧力分布と
熱圧着後のグリーンシート圧着体の密度分布を示すが、
圧着時の圧力は中心部が高く、端部では著しく低くな
り、グリーンシート圧着体の密度はこの圧力分布に対応
した分布を示している。
【0017】図10は圧着圧力とグリーンシート圧着体
の密度との関係を示し、図11はグリーンシート圧着体
の密度と焼結収縮率との関係を示している。図12は、
密度分布を持つグリーンシート圧着体の焼結後における
焼結体の平面形状を示す説明図である。
【0018】これらを併せて考えると、例えば図9のよ
うな密度分布を持つグリーンシート圧着体は、図12に
示すように歪んだ形状になる。
【0019】これを解決するために、特開平3−244
192号公報や実公平5−14803号公報に記載の技
術のように、グリーンシート積層体の外周面端部を拘束
する、いわゆる、拘束金型により熱圧着する方法があ
る。図13は拘束金型にグリーンシート積層体を装填し
た状態の断面を示している。
【0020】拘束金型3はグリーンシート積層体の外形
と同じ外周形状を有し、互いに平行面を持つ上金型3
a、下金型3bと、内周の形状がグリーンシート積層体
の外形と同じ形状をした外周拘束枠3cで構成される。
【0021】また、拘束金型3にグリーンシート積層体
1Aを挿入して、ホットプレス(図示せず)に装填し
て、金型の上下方向から加熱、加圧する。
【0022】この結果、圧着中のグリーンシートの流動
が抑止されるため、比較的均一な圧力分布が得られる。
【0023】しかし、前述したようにグリーンシート配
線基板1の表面には、例えば、スクリーン印刷法によ
り、タングステンペーストの導体回路1bが形成されて
いる。
【0024】導体回路1bは、グリーンシート1枚毎に
形成されているため、グリーンシートを数十枚積層した
場合には、この導体回路1b部分の合計した厚さだけ増
加することになる。
【0025】一般にグリーンシート配線基板は、例えば
図14に示すように、熱圧着前後の工程で不必要な外周
部分、もしくは、図15の様に、積層時の各グリーンシ
ート配線基板相互間の位置決めを行うためのガイド穴の
周辺部等には、導体回路1bを形成しないのが通常であ
る。
【0026】この様なグリーンシート積層体を拘束金型
3を用いて熱圧着した場合には、導体回路部分の厚さが
厚いために、基板面内にグリーンシートの流動が生じ
る。このため基板面内に圧力分布が生じ、同時に密度分
布が生じる。
【0027】グリーンシート積層体の熱圧着時の材料流
動を均一化させるには前記グリーンシート積層体表面に
金型等で凹凸を付与しながら熱圧着する方法がある。し
かし、この方法でも熱圧着後グリーンシート圧着体を金
型から取り出すとグリーンシート圧着体は伸び変形を生
じる。この伸びは熱圧着のロットによりばらつく。従っ
て、このようにして得られた密度が均一なグリーンシー
ト積層体を特開平5−283272号公報に示される、
焼結時X、Y方向の収縮を拘束する焼結法で焼結して
も、X、Y方向の寸法精度にばらつきが生じる。
【0028】さらに、図16に示すように導体回路1b
を形成しない部分が全くないグリーンシート積層体を熱
圧着しても同様の現象が生じる。
【0029】この熱圧着後にグリーンシート圧着体が伸
び変形する原因はグリーンシート積層体が金型により圧
縮されるためその歪が内部に残留すること、更に金型の
線膨張係数がグリーンシート圧着体より大きいため冷却
時金型の方が収縮量が多く、グリーンシート圧着体に力
を及ぼすことが挙げられる。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】従来の導体回路を印刷
配線したグリーンシート配線基板を積層・熱圧着した後
焼結する多層配線基板の製造方法では、焼結後多層配線
基板面の焼結収縮ばらつきが発生した。
【0031】ばらつき発生の原因は、主に、熱圧着後の
グリーンシート圧着体の伸びによりグリーンシート圧着
体の寸法にばらつきが発生するためであると考えられ
る。
【0032】すなわち、グリーンシート積層体の熱圧着
工程後にグリーンシート圧着体内部に応力が掛ったまま
になっており、離型されたときこの応力が解放されるた
めグリーンシート圧着体が伸び変形し、パターンの寸法
精度が低下するという問題点があった。
【0033】本発明の目的は、グリーンシート圧着体の
伸び変形が少なく高精度な多層配線基板が得られる熱圧
着方法を提供することにある。
【0034】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のセラミックグリーンシート配線基板の積層
体を熱圧着する方法では、導体配線パターンを印刷した
セラミツクグリーンシート配線基板の積層体を熱圧着す
るに際し、導体配線パターンを印刷したグリーンシート
配線基板の積層体の周囲に線膨張係数がグリーンシート
圧着体の線膨張係数とほぼ等しいかそれ以下の材料で作
られた外周拘束枠を配置し熱圧着する。
【0035】
【作用】本発明は、グリーンシート積層体の熱圧着で、
積層体の周囲にグリーンシート圧着体と熱膨張係数が概
略等しいか、あるいは小さい材料で作られた外周拘束枠
を配置してあるので積層体の熱圧着時材料の流動を抑止
するだけでなく冷却時この外周拘束枠によるグリーンシ
ート圧着体の変形を抑止することが出来るので寸法精度
の良いグリーンシート圧着体を提供することが出来る。
【0036】
【実施例】
〔実施例 1〕以下、本発明の実施例を図1ないし図5
を用いて説明する。
【0037】図1、図2で1Aはグリーンシート積層
体、3aは上金型、3bは下金型、3cは外周拘束枠を
示す。本実施例で用いたグリーンシート圧着体の線膨張
係数は5×10~6/℃で型材料には2×10~6/℃の6
3.5Fe−36.5Ni合金(インバ)を用いた。こ
こで、上金型3a及び下金型3bには配線パターンに沿
って深さ200μmの凹みを設けた。また、スプリング
4で外周拘束枠3cを浮かせた理由はグリーンシート積
層体1Aに上下方向より圧力を付加させるためであり、
外周拘束枠をプレスのベースに直接載置しても良い。
【0038】次に、図6に示すプロセスを追って説明す
る。まず、セラミック微粉末、有機バインダよりなるグ
リーンシートを成形し所定の寸法に切断する。このグリ
ーンシートに上下の配線を接続する配線を埋めるための
スルーホールを打抜きする。穴抜きしたスルーホールに
導体材料として銀ペーストを印刷法により穴埋めし、さ
らに、種々の配線パターンを銀ペーストで印刷する。こ
のグリーンシートを40枚圧着型内に積層した後プレス
(図示せず)内に載置した後、圧力(200kgf/cm
2)を掛け、その後、ヒータ5で130℃まで加熱す
る。ここで、加熱効率を上げるためヒータを上、下金型
内に埋設したが加熱方法はこれにこだわる事は無く、
上、下金型に接する熱板あるいは金型全体をヒータで囲
って加熱しても良い。60分間この圧力・温度に保持し
た後降圧し、冷却する。室温まで冷却した後、型から取
り出し、1000℃で2時間焼結した。この時圧着体に
は特開平5−283272号公報による方法で2kgf
/cm2荷重を掛けて焼結した。このようにして得られ
た圧着体の寸法変化率を図3に示す。この図に見られる
ように従来の線膨張係数が大きいSCM材の外周拘束枠
で圧着したグリーンシート圧着体の寸法変化に比べその
絶対値は1/3と小さくなっている。
【0039】本実施例で圧力分布を均一化する方法とし
て上金型2a、3a、下金型2b、3bに配線パターン
に沿って凹みを付ける方法を用いたが、圧力分布均一化
手法としてはこれに限ら無い。その他の圧力分布均一化
手法の例を図4に示す。
【0040】図4で、1Aはグリーンシート積層体、8
aは上型、8bは下型を示し、7は外形がグリーンシー
ト積層体と等しくその内側を配線パターンに沿って切り
抜いた厚さ200μmの有機物フィルムである。この構
成でグリーンシート積層体に金型で圧力を掛けることに
より均一な圧力分布が得られる。
【0041】〔実施例 2〕実施例1と同じプロセスで
配線が印刷形成されたグリーンシート40枚を圧着型内
に積層した。ここで、圧着金型にはFe−Ni系エリン
バ形合金(線膨張係数6.5×10~6/℃)を用い、型
の内面にはCVD法でTiC(線膨張係数7.5×10
~6/℃)を約2μm被覆した。この圧着金型内に積層さ
れたグリーンシートをホットプレス(図示せず)内に載
置し、200kgf/cm2の圧力を負荷した後温度を
130℃まで上げ、そのまま60分間保持した。ここで
得られたグリーンシート圧着体の伸び変形は図3に示し
た実施例1の場合とほぼ同じであった。
【0042】〔実施例 3〕実施例1と同じプロセスで
配線が印刷形成されたグリーンシート40枚を圧着金型
内に積層した。ここで用いた熱圧着金型構造を図5に示
す。型材料9a、9b、9cには線膨張係数が2×10
~6/℃の63.5Fe−36.5Ni合金(インバ)を
用いその内側には厚さ10mmのSi3N4/Al2O39a´、
9b´、9c´(サイアロン;線膨張係数3.3×10~
6/℃)を載置した。この圧着金型内に積層されたグリ
ーンシートをホットプレス(図示せず)内に載置し、2
00kgf/cm2の圧力を負荷した後温度を130℃
まで上げ、そのまま60分間保持した。ここで得られた
グリーンシート圧着体の伸び変形は図3に示した実施例
1の場合と同じであった。
【0043】本実施例でSi3N4/Al2O3単体で金型を製作
しても良く、また、セラミックスはこれに限る事はな
く、SiC、ジルコン、パイレックスガラスでも良い。
【0044】
【発明の効果】本発明は、セラミック多層配線基板の焼
結収縮率ばらつき、材料ロットのばらつき、製造条件の
変動に影響されない高寸法精度のセラミック配線基板の
積層体を熱圧着する方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱圧着方法における一実施例の型構造
の説明図。
【図2】本発明に係る熱圧着方法における均一圧力付加
方法の説明図。
【図3】本発明に係る熱圧着方法における一実施例の効
果を示す説明図。
【図4】本発明に係る熱圧着方法における他の均一圧力
付加方法の説明図。
【図5】本発明に係る熱圧着方法における他の型構造の
説明図。
【図6】セラミック多層配線基板の製造工程の説明図。
【図7】従来の熱圧着方法におけるグリーンシート積層
体の断面図。
【図8】従来の熱圧着方法におけるグリーンシート積層
体を金型に挿入した状態を示す断面図。
【図9】従来の熱圧着方法における圧着中のグリーンシ
ート積層体の圧力分布とグリーンシート圧着体の密度分
布図。
【図10】従来の熱圧着方法における圧着圧力とグリー
ンシート圧着体の密度との関係を示す特性図。
【図11】従来の熱圧着方法におけるグリーンシート圧
着体の密度と焼結収縮率との関係を示す特性図。
【図12】従来の熱圧着方法における密度分布を持つグ
リーンシート圧着体の焼結後における平面形状の説明
図。
【図13】従来の熱圧着方法における拘束金型にグリー
ンシート積層体を装填した状態を示す断面図。
【図14】従来の熱圧着方法におけるグリーンシート配
線基板の斜視図。
【図15】従来の熱圧着方法における他のグリーンシー
ト配線基板の斜視図。
【図16】従来の熱圧着方法におけるさらに他のグリー
ンシート配線基板の斜視図。
【符号の説明】
1A…グリーンシート配線基板の積層体、 3a…上金型、 3b…下金型、 3c…外周拘束枠、 4……スプリング、 5……ヒータ。
フロントページの続き (72)発明者 高橋 一敏 神奈川県秦野市堀山下1番地株式会社日立 製作所汎用コンピュータ事業部内 (72)発明者 岡田 健一 神奈川県秦野市堀山下1番地株式会社日立 製作所汎用コンピュータ事業部内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導体配線パターンを印刷したセラミックグ
    リーンシート配線基板の積層体を熱圧着する方法におい
    て、型材料として線膨張係数がセラミックグリーンシー
    トの圧着体と同じかそれ以下である材料で作られた拘束
    金型を用いて熱圧着することを特徴とするセラミックグ
    リーンシートの圧着方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、インバー形合金、Fe
    −Ni系エリンバ形合金からなる拘束金型を用いて、セ
    ラミックグリーンシートの積層体を熱圧着するセラミッ
    クグリーンシートの圧着方法。
  3. 【請求項3】請求項2において、型の表面にN2イオン
    の打ち込み、あるいはTiC,TiNなどの表面処理を
    施して耐摩耗性を向上させた拘束金型を用いてセラミッ
    クグリーンシートの積層体を熱圧着するセラミックグリ
    ーンシートの圧着方法。
JP11426395A 1995-05-12 1995-05-12 セラミックグリーンシートの圧着方法 Pending JPH08316635A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6955737B2 (en) 2003-06-30 2005-10-18 International Business Machines Corporation Supported greensheet structure and method in MLC processing
CN102528912A (zh) * 2012-01-19 2012-07-04 西南交通大学 陶瓷模具弹性下模芯
JP2021158189A (ja) * 2020-03-26 2021-10-07 Tdk株式会社 電子部品の製造方法

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