JPH083163Y2 - ギャードモータ - Google Patents

ギャードモータ

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JPH083163Y2
JPH083163Y2 JP1988153867U JP15386788U JPH083163Y2 JP H083163 Y2 JPH083163 Y2 JP H083163Y2 JP 1988153867 U JP1988153867 U JP 1988153867U JP 15386788 U JP15386788 U JP 15386788U JP H083163 Y2 JPH083163 Y2 JP H083163Y2
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JP
Japan
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motor
case
photoelectric sensor
circuit unit
light
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JP1988153867U
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JPH0275961U (ja
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真一 原田
哲治 岡崎
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Omron Corp
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Omron Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〈考案の分野〉 この考案は、たとえば複写機の駆動部等に使用される
ギヤードモータに関するものである。
〈従来技術と課題〉 従来、この種ギヤードモータは、たとえばモータの回
転軸に固定された入力ギヤと、出力軸に固定された出力
ギヤとを中間ギヤで回転可能に連結するとともに、上記
モータの回転数を光電的に検出するロータリエンコーダ
を具備している。
上記ロータリエンコーダは、円周方向へスリツトを等
配してなる遮光円板と、この遮光円板に対向配設された
光電センサとからなり、この光電センサの発光素子から
の光が上記スリツトを通過するたびごとに、その光を上
記光電センサの受光素子で受光し、これを電気信号に変
換してパルス信号を出力するように構成されている。
他方、上記ギヤードモータはその使用態様によつてロ
ータリエンコーダを必要としない場合が存在する。
ところが、上記構成によれば、ロータリエンコーダを
組込んだギヤードモータと、組込まないギヤードモータ
との2種類を用意しなければならないために、それだけ
部品点数が多くかつ製造組立作業が複雑かつ面倒で、汎
用性に欠けるなどの課題がある。
このことは、たとえば特開昭59-172950号公報および
特公昭50-32403号公報に開示されているモータアクチユ
エータやステツピング回転装置についてもほぼ同様の課
題がある。
これに対し、従来、実開昭63-182659号公報に開示さ
れているように、入力ギヤや出力ギヤを収納したケース
の一部に挿入孔を設け、この挿入孔に光電センサを着脱
可能に装着し、使用態様によつてギヤードモータにロー
タリエンコーダの必要性を選択できるように構成したも
のがある。
ところが、上記構成によれば、光電センサからのパル
ス信号を受けて、モータを制御する回路ユニツトが別体
に製造されなければならず、前述の場合とほぼ同様に、
部品点数が多くかつ製造組立作業が複雑かつ面倒で、汎
用性に欠けるなどの課題がある。
〈考案の目的〉 この考案は上記課題を解消するためになされたもの
で、少ない部品点数でもつて製造組立作業が簡便で汎用
性に優れ、小形コンパクトが達成できるとともに、各構
成部品が単品製品として販売が可能で、かつ在庫管理も
容易なギヤードモータを提供することを目的とする。
〈考案の構成と効果〉 この考案によるギヤードモータは、モータと、このモ
ータの回転軸に固定される入力ギヤ,出力軸に固定され
る出力ギヤおよびこれら両ギアを回転可能に連結する中
間ギヤを収納するとともに上記モータの外径よりも大き
な外形をもったケースと、このケースにおける上記モー
タの取付部以外の空きスペースに配設されかつ光電セン
サを含むモータの制御回路を搭載した回路ユニツトと、
上記モータを上記ケースに着脱可能に把持する把持片
と、上記回路ユニツトを上記ケースに着脱可能に保持す
る保持片とを具備したことを特徴とする。
上記構成において、上記ケースの一部に形成された挿
入孔に上記光電センサを着脱可能に装着し、上記モータ
の回転にともなつて回転する光反射体の光反射部および
光非反射部を上記光電センサで光電的に検出してパルス
信号を出力し、このパルス信号を上記回路ユニツトのモ
ータ制御回路に印加する。
上記構成によれば、モータ,各ギヤを収納したケース
と、および光電センサを含むモータの制御回路を搭載し
た回路ユニツトをそれぞれ独立した単品製品として販売
が可能で、かつ在庫管理も容易である。
また、上記回路ユニツトは、光電センサを含むモータ
の制御回路が搭載されるとともに、このケースにおける
上記モータの取付部以外の空きスペースに配設されて保
持片で着脱可能に保持されているから、無駄な空間を有
効利用して小形コンパクトで、ロータリエンコーダを組
込んだものと組込まないギヤードモータを提供すること
ができる。
つまり、上記ギヤードモータは実質的に1種類を用意
することにより、少ない部品点数で製造組立作業が簡便
かつ汎用性に優れ、小形コンパクトにすることができ
る。
〈実施例の説明〉 以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説明す
る。
第1図(A),(B)はそれぞれこの考案に係るギヤ
ードモータの一例を示す平面図および正面図である。
同図において、1は合成樹脂等からなるケースであ
り、円形ボツクス形のケース本体1Aと、このケース本体
1Aに嵌着されたカバー1Bとからなる。上記ケース本体1A
には、複数の抱持片2(2A,2B,2C)が一体形成されてお
り、これら抱持片2によりモータ3が保持されている。
4はモータ3の駆動入力用のコネクタである。
上記ケース1内には、第2図に示すような減速ギヤ機
構5が配置されている。この減速ギヤ機構5は、モータ
3の回転軸3aに固着された入力ピニオンギヤ6、出力ギ
ヤ7、入力ピニオンギヤ6と出力ギヤ7との間に介在さ
れた複数個の中間ギヤ8,9,10とからなり、これら中間ギ
ヤ8,9,10は、ケース本体1Aに形成された支軸8A,9A,10A
にそれぞれ回転可能に支承されている。11は上記出力ギ
ヤ7の支軸を兼ねた出力軸である。
上記減速ギヤ機構5のギヤ、たとえば中間ギヤ9の一
側面には、第3図および第4図に示すように複数の反射
面12(12A,12B,12C,12D)が円周方向へ等配された光反
射体13が装着されている。この光反射体13は、たとえば
上記中間ギヤ9の回転数に応じて、後述する光電センサ
の光を開閉して該センサの出力を変化させるものであ
る。上記ケース1のモータ取付面には、第2図および第
3図に示すように後述する光電センサの挿入孔14が形成
されている。
15(15A,15B,15C)はケース本体1Aの外周面にモータ
取付面側へ向つて一体形成された弾性を有する複数の保
持片であり、上記ケース本体1Aの外周面に周方向へ略等
配されており、各先端部に形成された爪16に上記ケース
本体1Aのモータ取付面に配設されるプリント配線基板17
(第5図(A),(B)参照)が着脱可能に係止される
ようになつている。
上記プリント配線基板17には、上記光反射体13に光を
投射する発光素子18と(第6図)光反射体13からの反射
光を受光する受光素子19(第6図)とを有する反射形光
電センサ20や上記モータ側のコネクタ4に接続されるコ
ネクタ21が装着されており、これらにより回路ユニツト
22が構成されている。上記プリント配線基板17には、た
とえば正および逆転用入力、ストツプ用入力、パルス入
力、速度制御用入力等を受けてモータ3を制御するモー
タドライブ回路設定素子23等が装着されている。24は上
記プリント配線基板17に接続されたコネクタであり、上
記速度制御用入力や前記光電センサ20の出力を外部と授
受させるためのものである。
つぎに、上記構成のギヤードモータの動作について説
明する。
モータ3の回転力は入力ピニオンギヤ6,中間ギヤ8,9,
10および出力ギヤ7により減速されて出力軸11に伝達さ
れる。
ここで、上記ギヤードモータを簡易制御する場合は、
回路ユニツト22をケース1に装着する。すなわち、光電
センサ20を第6図に示すようにケース本体1に形成され
た挿入孔14内に挿入するとともに、配線基板17を保持片
15A,15B,15C間に押し込めば、回路ユニツト22はケース
1のモータ取付面に第7図(A),(B)に示すように
装着される。モータ3のコネクタ4を回路ユニツト22の
コネクタ21に差し込めば、両者3,22間の配線が完了す
る。
いま、信号授受用コネクタ24における、たとえば速度
制御端子に、“H"か“L"の信号を選択して入力する一
方、光電センサ20を駆動させれば、光電センサ20におけ
る発光素子18からの光が光反射体13の反射面12で開閉さ
れるため、該受光素子19からの出力が変化し、前記中間
ギヤ7の回転数のn倍のパルスが出力される。
このように、光電センサ20とプリント配線基板17との
回路ユニツト22が減速ギヤ機構5を収容したケース1に
着脱可能な構成となつているため、減速ギヤ機構5側の
みを単独に使用できることは勿論のこと、上記回路ユニ
ツト22をケース1に装着するだけで、簡易制御を行なう
特殊使用態様に容易に対応することができる。この例の
ように、プリント配線基板17に、速度や正逆転等の各種
の制御ができる回路を設定しておけば、使用者は所望の
信号を入力するだけで、簡易制御を実行できことにな
る。
さらに、上記回路ユニツト22をケース1に装着できる
ので、使用者側で回路ユニツト22の取付構造を考慮する
必要がなく、組付性が改善され、安価に製作できるう
え、回路ユニツト22を別の位置に取り付ける場合に比し
て省スペース化を図ることができる。
なお、上記の例では、複数の保持片15(15A,15B,15
C)で回路ユニツト22の保持部を構成したもので説明し
たが、これに限らず、回路ユニツト22が着脱可能に装着
できるものであれば、他の構成を採ることができる。
また、回路ユニツト22におけるプリント配線基板17に
設定される制御回路は適宜、種々のものを選択・設定す
ればよく、また光反射体13や光電センサ20についても、
種々の変形例を採用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A),(B)はそれぞれこの考案に係るギヤー
ドモータの一例を示す平面図および正面図、第2図は同
ギヤードモータの減速ギヤ機構を示す平面断面図、第3
図は同減速ギヤ機構における光反射体周辺を示す断面
図、第4図は同光反射体の平面図、第5図(A),
(B)はそれぞれ同ギヤードモータに付設される回路ユ
ニツトを示す平面図および側面図、第6図は同ギヤード
モータにおけるケース本体の挿入孔に挿入された光電セ
ンサの周辺を示す断面図、第7図(A),(B)はそれ
ぞれ同ギヤードモータを回路ユニツトの装着状態を示す
平面図および正面図である。 1……ケース、2(2A,2B,2C)……把持片、3……モー
タ、6……入力ギヤ、7……出力ギヤ、8,9,10……中間
ギヤ、13……光反射体、14……挿入孔、15(15A,15B,15
C)……保持片、17……配線基板、20……光電センサ、2
2……回路ユニツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータと、このモータの回転軸に固定され
    る入力ギヤ,出力軸に固定される出力ギヤおよびこれら
    両ギアを回転可能に連結する中間ギヤを収納するととも
    に上記モータの外径よりも大きな外形をもったケース
    と、このケースにおける上記モータの取付部以外の空き
    スペースに配設されかつ光電センサを含むモータの制御
    回路を搭載した回路ユニツトと、上記モータを上記ケー
    スに着脱可能に把持する把持片と、上記回路ユニツトを
    上記ケースに着脱可能に保持する保持片とを具備し、上
    記ケースの一部に形成された挿入孔に上記光電センサを
    着脱可能に装着し、上記モータの回転にともなつて回転
    する光反射体の光反射部および光非反射部を上記光電セ
    ンサで光電的に検出してパルス信号を出力し、このパル
    ス信号を上記回路ユニツトのモータ制御回路に印加する
    ように構成したことを特徴とするギヤードモータ。
JP1988153867U 1988-11-25 1988-11-25 ギャードモータ Expired - Lifetime JPH083163Y2 (ja)

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JP1988153867U JPH083163Y2 (ja) 1988-11-25 1988-11-25 ギャードモータ

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JPH0275961U JPH0275961U (ja) 1990-06-11
JPH083163Y2 true JPH083163Y2 (ja) 1996-01-29

Family

ID=31430088

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3833826A (en) * 1973-06-21 1974-09-03 Gen Electric Gas-cooled dynamoelectric machine
JPS59172950A (ja) * 1983-03-18 1984-09-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd モ−タアクチユエ−タ
JPS63182659U (ja) * 1987-05-15 1988-11-24

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0275961U (ja) 1990-06-11

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