JPH08315868A - バッテリーの寿命評価方法および装置 - Google Patents

バッテリーの寿命評価方法および装置

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JPH08315868A
JPH08315868A JP7117205A JP11720595A JPH08315868A JP H08315868 A JPH08315868 A JP H08315868A JP 7117205 A JP7117205 A JP 7117205A JP 11720595 A JP11720595 A JP 11720595A JP H08315868 A JPH08315868 A JP H08315868A
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生治 蜂須賀
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バッテリーの寿命をその劣化要因に即して正
確に予測することが可能な寿命評価方法および装置を提
供する。 【構成】 電解液をケースに封入した構成のバッテリー
の寿命を評価するバッテリーの寿命評価方法において、
電解液の量とバッテリーが供給可能な電気量、すなわち
バッテリーの容量との関係を予め評価しておき、所定の
期間にわたってバッテリーの重量変化を測定し、測定結
果に基づいて、所定の期間以降のバッテリーの電解液の
残存量の変化を予測し、この予測結果と電解液の量とバ
ッテリーの容量との関係の評価結果とに基づいて、バッ
テリーが必要最少限度の容量を保持不可能となるまで電
解液量が減少するために要する時間を求めて、電解液減
少による寿命の評価結果とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉛バッテリーの寿命評
価試験装置に関するものである。情報処理システムは、
停電時に、蓄積された情報を保持するために、バックア
ップ用のバッテリーを備えておき、常に、最低限必要な
容量が得られるように、保守管理される必要がある。こ
のためには、バックアップ用のバッテリーとして利用さ
れている鉛バッテリーの信頼性を向上することが必要不
可欠であり、鉛バッテリーの寿命を正確に評価する技術
が必要とされている。特に、シールタイプの鉛バッテリ
ーにおいては、正極の劣化や電解液の減少がある一定値
以上に進むと、急激に容量が減少することが知られてい
る。このため、劣化を見込んで予め十分に大きい容量を
持つバッテリーを備えても、信頼性の向上という点では
あまり意味が無い。その一方、交換時期を適切に管理す
るために、バッテリーの寿命を正確に予測する必要性が
非常に大きい。
【0002】
【従来の技術】従来の寿命評価試験の際には、環境温度
を上昇させることにより鉛バッテリーの劣化を加速し、
容量の変化を測定することにより、バッテリーの寿命を
評価していた。例えば、通常の使用温度を超えた高温の
環境において、試験対象の製品から任意に抽出した複数
のサンプルバッテリーにそれぞれ異なる時間だけトリク
ル充電し、容量が最低限必要な容量まで低下したサンプ
ルバッテリーを検出することにより、この高温環境での
寿命Ltを求め、この寿命Ltに基づいて、実際の使用環境
におけるバッテリーの寿命Lsを予測すればよい。なお、
各サンプルバッテリーの容量は、一定電流を放電させな
がらバッテリーの端子間電圧を測定し、この端子間電圧
が所定の閾値まで低下するまでの所要時間Tmと一定電流
Icとから求めればよい。
【0003】ここで、環境温度の上昇分とバッテリー寿
命の短縮との間には、アレニウスの定理に基づく相関関
係があり、環境温度を10度上昇させるごとに、化学反
応が2倍に加速されることから、試験環境におけるバッ
テリーの寿命Ltは、通常の環境におけるバッテリーの寿
命Lsと通常の環境温度Ts及び試験環境温度Ttとを用い
て、式(1) に示すように表わされることが知られてい
る。
【0004】
【数1】 したがって、上述したようにして求めたバッテリーの寿
命Ltを式(1) に代入して、バッテリーの寿命Lsについて
変形することにより、通常の環境におけるバッテリーの
寿命Lsを予測することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した環
境温度によって化学反応を加速する方法をバッテリーの
寿命評価に適用する場合には、バッテリーのケースの耐
熱温度などを考慮して、試験環境温度に制限を設ける必
要がある。このため、試験環境温度の上限は摂氏50度
程度であり、この場合に得られる加速は4倍にすぎな
い。したがって、摂氏30度の環境で3年の寿命を持つ
と予想されるバッテリーの評価を完了するためには、約
9ヶ月の試験期間が必要となる。
【0006】このように、従来の寿命評価方式では、寿
命評価に要する時間が長かったため、最悪の場合は、製
品開発に間に合わなくなり、不正確な評価結果に基づい
て、バッテリーを採用してしまう可能性があった。この
場合は、交換時期以前にバッテリーが劣化してしまい、
本当に必要とされたときに役に立たない可能性が有り、
より一層の信頼性の向上努力が必要とされていた。
【0007】また、バッテリーの劣化は、本来、正極の
劣化や電解液の減少などによるものである。そして、環
境温度は、これらの要因による劣化を加速するものであ
り、あくまで間接的な要因にすぎない。したがって、環
境温度の上昇を利用した寿命評価によっては、バッテリ
ーの寿命を決定する真の要因を特定することができない
から、評価結果をバッテリーの開発に活用することもで
きなかった。
【0008】本発明は、バッテリーの正確な寿命をその
要因に即して評価可能なバッテリー寿命評価方法および
装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1の発明
の原理を示す図である。
【0010】請求項1の発明は、電解液をケースに封入
した構成のバッテリーの寿命を評価するバッテリーの寿
命評価方法において、電解液の量とバッテリーが供給可
能な電気量、すなわちバッテリーの容量との関係を予め
評価しておき、所定の期間にわたってバッテリーの重量
変化を測定し、測定結果に基づいて、所定の期間以降の
バッテリーの電解液の残存量の変化を予測し、この予測
結果と電解液の量とバッテリーの容量との関係の評価結
果とに基づいて、バッテリーが必要最少限度の容量を保
持不可能となるまで電解液量が減少するために要する時
間を求めて、電解液減少による寿命の評価結果とするこ
とを特徴とする。
【0011】図2は、請求項2の発明の原理を示す図で
ある。請求項2の発明は、両極を構成する金属格子によ
り、電解液を含んだペーストを保持するとともに電流を
収集する構成のバッテリーの寿命を評価するバッテリー
の寿命評価方法において、一定電流を供給することによ
ってバッテリーを常に充電状態とし、所定の時間間隔で
バッテリーが所定の容量を保持しているか否かを判定
し、バッテリーが所定の容量を保持している場合は、バ
ッテリーの充電を継続し、バッテリーが所定の容量を保
持していない場合は、バッテリーの充電を終了して、充
電中にバッテリーにおいて水の電気分解および容量の検
査のために消費された電気量を評価し、この評価結果と
バッテリーに供給された充電電気量の総和とに基づい
て、バッテリーの正極を酸化させるために消費された酸
化電気量を求め、酸化電気量とバッテリーが使用状態で
供給されるトリクル充電電流値とに基づいて、バッテリ
ーの正極が酸化反応による劣化のために、必要最少限度
の容量を保持不可能となるまで要する時間を求めて、正
極劣化による寿命の評価結果とすることを特徴とする。
【0012】図3は、請求項3ないし請求項5のバッテ
リーの寿命評価装置の原理ブロック図である。請求項3
の発明は、電解液をケースに封入した構造のバッテリー
101の寿命を評価するバッテリーの寿命評価装置にお
いて、電解液量とバッテリー101の容量との相関関係
を評価する相関評価手段111と、電解液量と容量との
相関関係に基づいて、バッテリー101が必要最低限度
の容量を供給することが不可能となる限界電解液量を求
める限界液量算出手段112と、所定の期間にわたっ
て、バッテリー101の重量変化を計測する重量計測手
段113と、重量計測手段113による計測結果に基づ
いて、所定の期間以降の電解液量の変化を予測する電解
液量予測手段114と、電解液量予測手段114による
予測結果に基づいて、バッテリー101の電解液量が限
界液量となるまでの所要期間を予測する寿命予測手段1
15とを備えたことを特徴とする。
【0013】請求項4の発明は、請求項3に記載のバッ
テリーの寿命評価装置において、相関評価手段111
は、複数のサンプルバッテリー121のケースを開けた
状態で、それぞれ異なる期間だけ充電電流を供給する第
1の充電手段122と、複数のサンプルバッテリー12
1それぞれの容量を計測する容量計測手段123と、複
数のサンプルバッテリー121それぞれの電解液量を計
測する液量計測手段124と、複数のサンプルバッテリ
ー121の容量と電解液量とに基づいて、相関関係を抽
出する相関抽出手段125とを備えたことを特徴とす
る。
【0014】請求項5の発明は、請求項3に記載のバッ
テリーの寿命評価装置において、重量計測手段113
は、バッテリー101を低湿度環境に置いて、ケースか
らの水分の透過による重量変化を計測する透過水分計測
手段126と、バッテリー101に所定の充電電流を供
給し、水の電気分解によって発生するガスがケースから
透過したことによる重量の変化を計測する透過ガス計測
手段127とを備えたことを特徴とする。
【0015】図4は、請求項6ないし請求項8のバッテ
リーの寿命評価装置の原理ブロック図である。請求項6
の発明は、両極を構成する金属格子により、電解液を含
んだペーストを保持するとともに電流を収集する構成の
バッテリー102の寿命を評価するバッテリーの寿命評
価装置において、バッテリー102に連続的に所定の充
電電流を供給する第2の充電手段131と、バッテリー
102に残存する電解液量に応じて、水分を補給する水
分補給手段132と、所定の時間間隔でバッテリー10
2が所定の容量を維持しているかを検査する容量検査手
段133と、容量判定手段133による検査結果と充電
手段131が供給した充電電気量と水分補給手段132
が供給した水分量とに基づいて、バッテリー102の正
極の酸化反応に費やされた酸化電気量を算出する酸化電
気量算出手段134と、バッテリー102に実際の使用
状態で供給される充電電流値に基づいて、バッテリー1
02の正極に酸化電気量が供給されるまでに要する期間
を正極の寿命として算出する正極寿命評価手段135と
を備えたことを特徴とする。
【0016】請求項7の発明は、請求項6に記載のバッ
テリーの寿命評価装置において、バッテリー102は、
両極の金属格子及び電解液を含んだペーストを保持する
ケースの封印を開放した状態であることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項6に記載のバッテリーの寿命
評価装置において、バッテリー102のケースから水分
が透過する現象を抑制する程度の高い湿度の環境に設定
する環境設定手段136を備えたことを特徴とする。
【0017】
【作用】請求項1の発明は、電解液の量とバッテリーの
容量との相関関係と、バッテリーの容量低下の直接要因
であるバッテリーの電解液量の時間による減少とをそれ
ぞれ評価し、必要最少限度の容量を維持可能な限界量に
まで電解液量が減少するための所要時間を求めることに
より、電解液の減少による寿命を予測することができ
る。
【0018】請求項2の発明は、バッテリーが所定の容
量を維持できなくなるまでに、正極の金属格子の酸化に
費やされた酸化電気量を求めることができるから、この
酸化電気量とトリクル充電電流に基づいて、正極の寿命
そのものを評価することができる。請求項3の発明は、
相関評価手段111と限界液量算出手段112とで得ら
れた限界液量と、重量計測手段113と電解液量予測手
段114で得られた電解液の時間変化に基づいて、寿命
予測手段115が動作することにより、電解液の減少に
よるバッテリー101の寿命として、限界液量まで電解
液が減少するまでの所要時間を求めることができる。
【0019】請求項4の発明は、第1の充電手段122
の動作により、複数のサンプルバッテリー121の電解
液は、それぞれ異なる量だけ減少するから、容量計測手
段123と液量計測手段124とが各サンプルバッテリ
ー121の容量および電解液量を測定することにより、
相関抽出手段125により、電解液量と容量との関係を
定量的に評価することができる。特に、サンプルバッテ
リー121のケースを開けた状態とし、また、第1の充
電手段122が各サンプルバッテリー121に通常のト
リクル充電の際の電流値より大きい充電電流を供給する
ことにより、電解液量の減少を大幅に加速し、短い期間
での評価を可能とすることができる。
【0020】請求項5の発明は、水分透過量計測手段1
26とガス透過量計測手段127とにより、電解液の減
少を更に細かい要因別に計測し、電解液量の時間変化の
予測処理に供することができる。特に、水分透過量計測
手段126が、バッテリー101を低湿度環境に置いて
計測することにより、より厳しい基準でケースからの水
分の透過を検証することができる。
【0021】請求項6の発明は、容量検査手段133に
よる検査結果に応じて、酸化電気量算出手段134が、
第2の充電手段131と水分補給手段132とがそれぞ
れバッテリー102に与えた電気量および水分量に基づ
いて、バッテリー102の正極の酸化反応に費やされた
酸化電気量を直接に評価することができる。したがっ
て、この酸化電気量に基づいて、正極寿命評価手段13
5が動作することにより、バッテリー102の正極の寿
命そのものを評価することができる。
【0022】請求項7の発明は、バッテリー102のケ
ースを開放して電気分解によって発生したガスの脱出を
促すことにより、正極の酸化反応を大幅に加速すること
ができるから、評価期間の短縮を図ることができる。
【0023】請求項8の発明は、環境設定手段136に
より、バッテリー102のケースからの水分の透過を防
ぐことができるから、電解液の減少要因を水の電気分解
のみに限定することができ、酸化電気量の算出精度を向
上することができる。
【0024】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例につい
て詳細に説明する。
【0025】図5に、請求項3ないし請求項5のバッテ
リー寿命評価装置の実施例構成図を示す。図5におい
て、バッテリー寿命評価装置は、電解液量測定部211
と外挿処理部212とによって、バッテリー101に相
当する試験対象のバッテリー(以下、被験バッテリーと
称する)の電解液量の時間的な変化を評価し、また、容
量測定部213と相関抽出部214とによって、電解液
量とバッテリー容量との相関関係を評価して、これらの
評価結果に基づいて、寿命予測部215が被験バッテリ
ーの平均寿命を予測する構成となっている。
【0026】上述した電解液量測定部211は、請求項
3で述べた重量計測手段113に相当するものであり、
また、外挿処理部212は、電解液量予測手段114に
相当するものである。電解液量測定部211において、
重量測定部221aは、請求項5で述べた透過水分計測
手段126に相当するものであり、低湿度環境室222
に配置された被験バッテリーのサンプル(以下、サンプ
ルバッテリー223aと称する)の重量を一定時間毎に
計測し、外挿処理部212に送出する構成となってい
る。
【0027】また、充電回路224によって、サンプル
バッテリー223bに所定の充電電流を供給しながら、
重量測定部221bが、サンプルバッテリー223bの
重量を所定の時間毎に計測することにより、請求項5で
述べた透過ガス計測手段127の機能を実現し、この計
測結果を外挿処理部212に送出する構成となってい
る。
【0028】また、外挿処理部212において、測定値
蓄積部225は、重量測定部221a,221bによる
測定結果を順次に蓄積していき、収集した測定結果を変
化率算出部226に送出する構成となっている。この変
化率算出部226は、図6に示すように、サンプルバッ
テリー223a,223bそれぞれの電解液の重量減少
量の時間変化をプロットし、それぞれの重量減少量が一
定の変化率で変化している範囲(図6において、符号a
を付して示す)を検出して、その範囲における変化率を
求める構成となっている。このとき、変化率算出部22
6は、例えば、各測定時刻における水分の透過による減
少量とガスの透過による減少量とを合計し、この合計の
減少量について上述した変化率を求め、電解液量予測部
227に送出すればよい。
【0029】また、電解液量予測部227は、この変化
率に基づいて、図6に示した測定範囲についての測定結
果を外挿し、所定の期間にわたって電解液量の変化を予
測して、寿命予測部215に送出する構成となってい
る。このとき、電解液量予測部227は、少なくとも被
験バッテリーの寿命の設計値として与えられた期間程度
の期間について、所定のサンプル間隔で電解液量の変化
を予測する必要がある。例えば、被験バッテリーの寿命
の設計値が3年であった場合は、5年程度の期間につい
て、1ヶ月間隔で電解液量の予測値を算出し、この結果
を寿命予測部215に送出すればよい。
【0030】ここで、上述したように、請求項5の発明
を適用し、バッテリーケースからの水分の透過とガスの
透過とを独立に測定したことにより、寿命を決定する要
因の切り分けを容易とし、測定結果を寿命の予測だけで
なく、設計作業にも援用することが可能となる。また、
図5に示した容量測定部213は、従来と同様に、定電
流回路2311〜231n によって、サンプルバッテリ
ー2321〜232nからの放電電流を一定値に保ちなが
ら、電圧測定部2331〜233nにより、サンプルバッ
テリー2321〜232nそれぞれの端子間電圧を所定の
時間毎に測定し、容量算出部234に送出する構成とな
っている。また、この容量算出部234は、各電圧測定
部2331〜233nによる測定結果に基づいて、端子間
電圧が所定の閾値を下回るまでの経過時間と放電電流と
を乗じて、それぞれのサンプルバッテリー2321〜2
32nの容量を求めて、相関抽出部214に送出すれば
よい。
【0031】また、図5において、充電回路2351
235nは、充電制御部236からの指示に応じて、上
述したサンプルバッテリー2321〜232nにそれぞれ
所定の時間だけ充電電流を供給する構成となっており、
請求項4で述べた第1の充電手段122の機能を果た
し、サンプルバッテリー2321〜232nの電解液量を
それぞれ異なる量にまで減少させた状態で、上述した容
量測定処理に供する構成となっている。
【0032】ここで、それぞれの電解液量は、被験バッ
テリーの使用状態における様々な経過時間に対応してい
る。したがって、これらのサンプルバッテリー2321
〜232n についての容量の測定値とそれぞれの電解液
の量との入力に応じて、相関抽出部214が相関関係の
抽出処理を行うことにより、請求項3で述べた相関評価
手段111の機能を実現し、時間経過に対する電解液量
の変化とバッテリーの容量変化との相関関係を評価する
ことができる。
【0033】例えば、相関抽出部214は、図7に示す
ように、各サンプルバッテリー2321〜232nの容量
をその電解液の重量減少量に対応してグラフにプロット
し、これらのサンプル点を通る近似曲線を求めて、相関
関係を示す情報として寿命予測部215の処理に供すれ
ばよい。図5に示した寿命予測部215において、限界
液量算出手段112に相当する限界液量算出部241
は、最低限必要な容量(以下、規格容量値と称する)の
入力に応じて、上述した電解液量と容量との間の相関関
係に基づいて該当する電解液の減少量を求め(図7参
照)、限界重量減少量として寿命算出部242に送出す
る構成となっている。これに応じて、寿命算出部242
は、上述した電解液量の変化の予測結果に基づいて、被
験バッテリーの電解液量が限界重量減少量だけ減少する
までの所要時間を求め、これを電解液量の減少に基づく
寿命の予測値Ldとして出力すればよい。
【0034】上述したように、外挿処理部212および
相関抽出部214による処理結果に応じて、限界液量算
出部241および寿命算出部242が動作することによ
り、請求項3で述べた寿命予測手段115の機能を実現
し、電解液の減少を要因とする被験バッテリーの寿命を
予測することができる。このようにして得られた寿命の
予測値Ldとバッテリーの規定寿命Lsとを比較することに
より、被験バッテリーの電解液を保持するケースやシー
ルが、バッテリーの規定寿命Lsを満足するために必要な
性能を満たしているか否かを直接的に評価することがで
きる。
【0035】また、電解液の減少は、バッテリーのケー
スの材質や構造およびケースの封印方法などによってい
るから、電解液の減少に注目して寿命を評価することに
より、ケースそのものに直接に結び付く情報として寿命
評価結果を提供し、設計作業や製造作業を支援すること
が可能となる。また、上述した容量測定部213におい
て、請求項4で述べた評価環境を適用し、各サンプルバ
ッテリー2321〜232nのケースを開けた状態で水分
の蒸発を促すとともに、各サンプルバッテリー2321
〜232nを連続的に充電して水の電解による電解液の
減少を促すことにより、電解液の減少を大幅に加速する
ことができる。
【0036】このように、直接の要因の1つである電解
液の減少を加速することにより、バッテリーの容量の低
下を大幅に加速することができ、各サンプルバッテリー
2321〜232nにそれぞれ相当の期間に対応する容量
低下を迅速に設定することが可能となる。例えば、上述
した条件では1〜2ヶ月程度の期間で通常の使用環境に
おける3年分に匹敵する電解液の減少が起こるので、被
験バッテリーの寿命評価に要する時間を大幅に短縮する
ことができる。
【0037】次に、請求項6ないし請求項8のバッテリ
ー寿命評価装置について説明する。図8に、請求項6お
よび請求項7のバッテリー寿命評価装置の実施例構成図
を示す。図8に示したバッテリー寿命評価装置におい
て、充電回路251は、第2の充電手段131に相当す
るものであり、バッテリー102に相当する被験バッテ
リー252に所定の充電電流Icを供給する構成となって
いる。
【0038】ここで、請求項7の発明を適用し、被験バ
ッテリー252のケースを開けた状態とすれば、充電の
際に発生したガスは、水に還元されることなく脱出する
から、水の電気分解に伴う正極の劣化を大幅に加速する
ことができる。また、充電回路251は、充電電流Icと
して、供給できる最大の電流を供給する構成となってお
り、これにより、電解液の電気分解を可能な限り促すこ
とができる。なお、この充電電流Icの値としては、予
め、実験などにより、電解液がケースから飛び出したり
ケースそのものが変形したりしない範囲の最大の電流値
を求めておき、この電流値を用いればよい。
【0039】また、水分補給手段132に相当する補水
作業部253は、定期的に被験バッテリー252の重量
を計測する重量計測部261と、この計測結果に応じて
被験バッテリー252に純水を補給する水分補給部26
2とを備えて構成されている。また、この水分補給部2
62によって補給された純水の量Wrは、補給量保持部2
63に保持され、後述する電気量算出部254の処理に
供する構成となっている。 また、図8において、容量
チェック部255は請求項6で述べた容量検査手段13
3に相当するものであり、被験バッテリ252を定期的
に一定時間だけ放電させる放電回路264と、放電中の
被験バッテリー252の端子間電圧を測定する電圧測定
部265と、この電圧測定結果に応じて、容量の有無を
判定する容量判定部266とを備えた構成となってい
る。
【0040】この容量判定部266による判定結果は、
上述した充電回路251および補水作業部253に送出
されており、これらの各部は、被験バッテリー252の
容量がなくなった旨の判定結果の入力に応じて、それぞ
れ充電動作及び補水動作を終了する構成となっている。
図8において、電気量算出部254は、酸化電気量算出
手段134に相当するものであり、充電電気量算出部2
71は、充電電流Isと充電時間Tsとに基づいて、被験バ
ッテリー252に充電された総充電電気量Qtを求めて、
減算処理部272に送出する構成となっている。
【0041】また、電解電気量算出部273は、上述し
た水分補給量Wrに基づいて、水の電気分解のために消費
された電解電気量Qdを算出する構成となっている。この
電解電気量算出部273は、上述した補給量保持部26
3から、補給した水分の重量をグラム単位で表わした値
を水分補給量Wrとして受け取り、1グラムの水を電気分
解するために必要な電気量Edを乗じることにより、電解
電気量Qdを求めて、減算処理部272に送出すればよ
い。
【0042】また、図8において、放電電気量算出部2
74は、容量チェックが行われた回数nと放電電流Icと
放電時間Tcとを容量チェック部253から受け取り、こ
れらの値に基づいて、容量チェックのために消費された
チェック電気量Qcを算出し、減算処理部272に送出す
る構成となっている。上述した各部の算出結果の入力に
応じて、減算処理部272は、総充電電気量Qtから電解
電気量Qdおよびチェック電気量Qcを差し引いて、被験バ
ッテリー252の正極の劣化に使用された酸化電気量Qp
を算出する構成となっている。
【0043】このようにして得られた酸化電気量Qpは、
正極の劣化が必要最少限度の容量を供給できなくなるほ
どに進行するまでに、被験バッテリー252に充電され
る電気量である。したがって、正極寿命評価手段135
に相当する寿命予測部256は、トリクル充電の際に供
給される充電電流によって、上述した劣化電気量Qpが供
給されるまでの所要期間を求め、この期間を正極劣化に
基づいた正極寿命Lpとして出力すればよい。
【0044】この場合は、上述したようにして求めた正
極寿命Lpとバッテリーの規定寿命Lsとを比較することに
より、被験バッテリー252の正極そのものが、バッテ
リーの規定寿命Lsを満足するために必要な性能を満たし
ているか否かを直接的に評価することができる。したが
って、この評価結果を正極に材質の決定やその構造の設
計に提供し、設計作業を支援することができ、設計作業
の効率の向上を図ることが可能である。また、上述した
ように、請求項7で述べた環境において、被験バッテリ
ー252を連続充電することにより、被験バッテリー2
52の正極劣化を最大限に加速し、例えば、1ヶ月程度
の短い期間で通常の状態の3年分に相当する正極の劣化
を引き起こすことができる。これにより、バッテリーの
評価期間を大幅に短縮することができる。
【0045】したがって、上述した電解液の減少に着目
した寿命評価とあわせて、十分な寿命評価に基づいて、
バッテリーの採用を決定して、情報処理システムに組み
込むことが可能となる。これにより、情報処理システム
に備えられたバッテリーを確実に有効期間内に交換する
ことが可能となるから、情報処理システムの信頼性の向
上に寄与することができる。
【0046】また、更に、図9に示すように、請求項8
の発明を適用して、被験バッテリー252および補水作
業部253を高湿度環境室257に配置すれば、被験バ
ッテリー252のケースから透過する水分を抑制して、
電解液の減少要因を正極における電気分解のみに限定す
ることができる。このようにして、ケースからの水分の
透過を排除することにより、電解電気量算出部273に
より、純粋に正極における電気分解のために消費された
電気量を正確に求めることができ、劣化電気量Qpの算出
精度を向上することができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように請求項1および請求
項3並びに請求項2および請求項6の発明は、バッテリ
ーの容量低下を惹き起こす直接の要因である電解液の減
少と正極の劣化とにそれぞれ着目し、これらの要因の進
行を直接に評価することにより、個々の要因によるバッ
テリーの寿命を独立に評価することができる。これによ
り、バッテリーの設計作業や製造作業に、それぞれの要
因ごとの評価結果を提供して支援することが可能とな
り、新製品の開発作業の効率を向上することができる。
また、請求項3および請求項6の発明に請求項4およ
び請求項7をそれぞれ適用することにより、個々の要因
の性質に応じて効果的な加速を加えることができるか
ら、バッテリーの寿命評価に要する期間を大幅に短縮
し、新製品の採用に際して、十分な寿命評価を行うこと
が可能となり、バッテリーが搭載される情報処理システ
ムの信頼性の向上に寄与することができる。
【0048】更に、請求項3の発明に請求項5の発明を
適用することにより、通常の使用環境よりも厳しい環境
における寿命を予測し、安全性を向上することができ
る。また、請求項6の発明に請求項8の発明を適用する
ことにより、電解液の減少要因から水分の透過を排除し
て、バッテリーの充電の際に水の電気分解に消費された
電気量を正確に求めて、劣化電気量の算出に供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の原理を示す図である。
【図2】請求項2の発明の原理を示す図である。
【図3】請求項3ないし請求項5のバッテリーの寿命評
価装置の原理ブロック図である。
【図4】請求項6ないし請求項8のバッテリーの寿命評
価装置の原理ブロック図である。
【図5】請求項3ないし請求項5のバッテリーの寿命評
価装置の実施例構成図である。
【図6】電解液量の時間変化を説明する図である。
【図7】電解液量と容量との対応関係を示す図である。
【図8】請求項6および請求項7のバッテリーの寿命評
価装置の実施例構成図である。
【図9】請求項8の発明を適用したバッテリーの寿命評
価装置の実施例構成図である。
【符号の説明】
101、102 バッテリー 111 相関評価手段 112 限界液量算出手段 113 重量計測手段 114 電解液量予測手段 115 寿命予測手段 121、222、233 サンプルバッテリー 122 第1の充電手段 123 容量計測手段 124 液量計測手段 125 相関抽出手段 126 透過水分計測手段 127 透過ガス計測手段 131 第2の充電手段 132 水分補給手段 133 容量検査手段 134 酸化電気量算出手段 135 正極寿命評価手段 136 環境設定手段 211 電解液量測定部 212 外挿処理部 213 容量測定部 214 相関抽出部 215、256 寿命予測部 221、261 重量測定部 222 低湿度環境室 224、235、251 充電回路 225 測定値蓄積部 226 変化率算出部 227 電解液量予測部 231 定電流回路 232、265 電圧測定部 234 容量算出部 236 充電制御回路 241 限界液量算出部 242 寿命算出部 252 被験バッテリー 253 補水作業部 254 電気量算出部 255 容量チェック部 257 高湿度環境室 262 水分補給部 263 補給量保持部 264 放電回路 266 容量判定部 271 充電電気量算出部 272 減算処理部 273 電解電気量算出部 274 放電電気量算出部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電解液をケースに封入した構成のバッテ
    リーの寿命を評価するバッテリーの寿命評価方法におい
    て、 電解液の量とバッテリーが供給可能な電気量、すなわち
    バッテリーの容量との関係を予め評価しておき、 所定の期間にわたって前記バッテリーの重量変化を測定
    し、 前記測定結果に基づいて、前記所定の期間以降の前記バ
    ッテリーの電解液の残存量の変化を予測し、 この予測結果と前記電解液の量とバッテリーの容量との
    関係の評価結果とに基づいて、前記バッテリーが必要最
    少限度の容量を保持不可能となるまで電解液量が減少す
    るために要する時間を求めて、電解液減少による寿命の
    評価結果とすることを特徴とするバッテリーの寿命評価
    方法。
  2. 【請求項2】 両極を構成する金属格子により、電解液
    を含んだペーストを保持するとともに電流を収集する構
    成のバッテリーの寿命を評価するバッテリーの寿命評価
    方法において、 一定電流を供給することによって前記バッテリーを常に
    充電状態とし、 所定の時間間隔で前記バッテリーが所定の容量を保持し
    ているか否かを判定し、 前記バッテリーが所定の容量
    を保持している場合は、前記バッテリーの充電を継続
    し、 前記バッテリーが所定の容量を保持していない場合は、
    前記バッテリーの充電を終了して、充電中に前記バッテ
    リーにおいて水の電気分解および容量の検査のために消
    費された電気量を評価し、 この評価結果と前記バッテリーに供給された充電電気量
    の総和とに基づいて、前記バッテリーの正極を酸化させ
    るために消費された酸化電気量を求め、 前記酸化電気量と前記バッテリーが使用状態で供給され
    るトリクル充電電流値とに基づいて、前記バッテリーの
    正極が酸化反応による劣化のために、必要最少限度の容
    量を保持不可能となるまで要する時間を求めて、正極劣
    化による寿命の評価結果とすることを特徴とするバッテ
    リーの寿命評価方法。
  3. 【請求項3】 電解液をケースに封入した構造のバッテ
    リーの寿命を評価するバッテリーの寿命評価装置におい
    て、 電解液量と前記バッテリーの容量との相関関係を評価す
    る相関評価手段と、 前記電解液量と容量との相関関係に基づいて、前記バッ
    テリーが必要最低限度の容量を供給することが不可能と
    なる限界電解液量を求める限界液量算出手段と、 所定
    の期間にわたって、前記バッテリーの重量変化を計測す
    る重量計測手段と、 前記重量計測手段による計測結果
    に基づいて、前記所定の期間以降の電解液量の変化を予
    測する電解液量予測手段と、 前記電解液量予測手段による予測結果に基づいて、前記
    バッテリーの電解液量が前記限界液量となるまでの所要
    期間を予測する寿命予測手段とを備えたことを特徴とす
    るバッテリーの寿命評価装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のバッテリーの寿命評価
    装置において、 相関評価手段は、 複数のサンプルバッテリーのケースを開けた状態で、そ
    れぞれ異なる期間だけ充電電流を供給する第1の充電手
    段と、 前記複数のサンプルバッテリーそれぞれの容量を計測す
    る容量計測手段と、 前記複数のサンプルバッテリーそれぞれの電解液量を計
    測する液量計測手段と、 前記複数のサンプルバッテリ
    ーの容量と電解液量とに基づいて、相関関係を抽出する
    相関抽出手段とを備えたことを特徴とするバッテリーの
    寿命評価装置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載のバッテリーの寿命評価
    装置において、 重量計測手段は、 バッテリーを低湿度環境に置いて、ケースからの水分の
    透過による重量変化を計測する透過水分計測手段と、 前記バッテリーに所定の充電電流を供給し、水の電気分
    解によって発生するガスがケースから透過したことによ
    る重量の変化を計測する透過ガス計測手段とを備えたこ
    とを特徴とするバッテリーの寿命評価装置。
  6. 【請求項6】 両極を構成する金属格子により、電解液
    を含んだペーストを保持するとともに電流を収集する構
    成のバッテリーの寿命を評価するバッテリーの寿命評価
    装置において、 前記バッテリーに連続的に所定の充電電流を供給する第
    2の充電手段と、 前記バッテリーに残存する電解液量に応じて、水分を補
    給する水分補給手段と、 所定の時間間隔で前記バッテ
    リーが所定の容量を維持しているかを検査する容量検査
    手段と、 前記容量判定手段による検査結果と前記充電手段が供給
    した充電電気量と前記水分補給手段が供給した水分量と
    に基づいて、前記バッテリーの正極の酸化反応に費やさ
    れた酸化電気量を算出する酸化電気量算出手段と、 前記バッテリーに実際の使用状態で供給される充電電流
    値に基づいて、前記バッテリーの正極に前記酸化電気量
    が供給されるまでに要する期間を前記正極の寿命として
    算出する正極寿命評価手段とを備えたことを特徴とする
    バッテリーの寿命評価装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のバッテリーの寿命評価
    装置において、 バッテリーは、両極の金属格子及び電解液を含んだペー
    ストを保持するケースの封印を開放した状態であること
    を特徴とするバッテリーの寿命評価装置。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載のバッテリーの寿命評価
    装置において、 バッテリーのケースから水分が透過する現象を抑制する
    程度の高い湿度の環境に設定する環境設定手段を備えた
    ことを特徴とするバッテリーの寿命評価装置。
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