JP2018061359A - 二次電池装置、充電制御装置及び充電制御方法 - Google Patents

二次電池装置、充電制御装置及び充電制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電解液中の水分が減少して二次電池の劣化が進んでしまう場合があること。【解決手段】二次電池装置は、電解液を有する二次電池を備える。二次電池装置は、二次電池の充電を制御する充電制御装置をさらに備えてよい。充電制御装置は、電解液の質量の経時変化を示す情報を取得する質量変化情報取得部を有する。充電制御装置は、電解液の質量の経時変化を示す情報に基づいて、二次電池の充電方法を制御する充電制御部を有してよい。【選択図】図1

Description

本発明は、二次電池装置、充電制御装置及び充電制御方法に関する。
準定電圧充電方式において、充電途中に入力電源を欠相状態にする事により充電電流を低減させる技術(例えば特許文献1参照)がある。また、鉛蓄電池の電圧が設定電圧値を超えるまで、順に電流値を減少させながら充電し、充電量が放電量の105%を超えていない場合には、パルス充電モードに移行する技術(例えば特許文献2参照)がある。
特許文献1 特開2003−259563号公報
特許文献2 特開2002−134175号公報
電解液を有する二次電池を過剰に充電すると、電解液中の水分が電気分解されて二次電池外に失われてしまう場合がある。電解液中の水分は、蒸発や透湿によっても二次電池外に失われる場合がある。電解液中の水分が減少すると、例えば電解液濃度が上昇して、二次電池の劣化が進んでしまう場合がある。
二次電池装置は、電解液を有する二次電池を備える。二次電池装置は、二次電池の充電を制御する充電制御装置をさらに備えてよい。充電制御装置は、電解液の質量の経時変化を示す情報を取得する質量変化情報取得部を有する。充電制御装置は、電解液の質量の経時変化を示す情報に基づいて、二次電池の充電方法を制御する充電制御部を有してよい。
充電制御部は、電解液の質量の経時変化を示す情報に基づいて、二次電池の充電電圧を制御してよい。
充電制御部は、単位時間あたりの電解液の質量の減少量が予め定められた基準値より大きい場合に、二次電池の充電電圧を減少させてよい。
充電制御部は、単位時間あたりの電解液の質量の減少量が予め定められた基準値より小さい場合に、二次電池の充電電圧を増加させてよい。
充電制御部は、パルス状の高電圧を二次電池に印加する高電圧充電と、高電圧より低い低電圧を二次電池に印加する低電圧充電とを交互に繰り返すことによって二次電池を充電してよく、低電圧の電圧値及び高電圧の電圧値の少なくとも一方を制御してよい。
充電制御部は、パルス状の高電圧を二次電池に印加する高電圧充電と、高電圧より低い低電圧を二次電池に印加する低電圧充電とを交互に繰り返すことによって二次電池を充電してよく、電解液の質量の経時変化を示す情報に基づいて、高電圧充電の充電電圧、高電圧充電の充電時間、低電圧充電の充電電圧及び低電圧充電の充電時間の少なくとも一つを制御してよい。
充電制御部は、単位時間あたりの電解液の質量の減少量が予め定められた基準値より大きい場合に、高電圧充電の充電電圧を低くする又は高電圧充電の充電時間を短くしてよい。
充電制御部は、単位時間あたりの電解液の質量の減少量が予め定められた基準値より大きい場合に、低電圧充電の充電時間を長くしてよい。
充電制御部は、単位時間あたりの電解液の質量の減少量が予め定められた基準値より小さい場合に、高電圧充電の充電電圧を高くする又は高電圧充電の充電時間を長くしてよい。
充電制御部は、単位時間あたりの電解液の質量の減少量が予め定められた基準値より小さい場合に、低電圧充電の充電時間を短くしてよい。
充電制御部は、単位時間あたりの電解液の質量の減少量が予め定められた基準値より大きい場合に、電解液の減少を抑制するように二次電池の充電方法を制御してよい。
温度及び湿度の少なくとも一方に基づいて、単位時間あたりの電解液の質量の減少量の基準値を算出する基準値算出部をさらに備えてよい。
質量変化情報取得部は、二次電池の質量の経時変化を取得してよい。
二次電池の質量を継続的に測定する質量測定部をさらに備えてよい。質量変化情報取得部は、質量測定部が継続的に測定した二次電池の質量の測定値を取得してよい。
二次電池は、鉛蓄電池であってよい。
充電制御装置は、二次電池が有する電解液の質量の経時変化を示す情報を取得する変化情報取得部を備える。充電制御装置は、電解液の質量の経時変化を示す情報に基づいて、二次電池の充電方法を制御する充電制御部をさらに備えてよい。
充電制御方法は、二次電池が有する電解液の質量の経時変化を示す情報を取得する段階を備える。充電制御方法は、電解液の質量の経時変化を示す情報に基づいて、二次電池の充電方法を制御する段階をさらに備えてよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
一実施形態における電源システム120の機能構成及び負荷90を概略的に示す。 二次電池40の充電電圧のタイミングチャートを示す。 温度の違いによる電解液の質量の経時変化の違いを概略的に示すグラフである。 相対湿度の違いによる電解液の質量の経時変化の違いを概略的に示すグラフである。 二次電池40の質量の経時変化を概略的に示すグラフである。 二次電池40のVHの経時変化を概略的に示すグラフである。 TH及びTLの経時変化を概略的に示すグラフである。 蓄電システム20における充放電制御方法を示すフローチャートである。 二次電池40の充電パラメータの制御処理を示すフローチャートである。 電源システム120の変形例における機能構成及び負荷90を概略的に示す。 二次電池40の実際の運用環境に応じて目標値を調整する場合の二次電池40の質量の経時変化を概略的に示すグラフである。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、一実施形態における電源システム120の機能構成及び負荷90を概略的に示す。電源システム120は、電源装置10と蓄電システム20とを備える。電源装置10は、蓄電システム20の入力端子12に接続される。蓄電システム20の出力端子14には負荷90が接続される。電源装置10は交流電源であってよい。負荷90は交流で動作する負荷であってよい。蓄電システム20は、無停電電源装置(UPS)において用いられてよい。また、蓄電システム20は、太陽光発電装置、風力発電装置、燃料電池装置、内燃力発電装置などの発電装置において用いられてよい。
蓄電システム20は、コンバータ22と、インバータ24と、二次電池装置100とを有する。二次電池装置100は、充放電制御装置30と、二次電池40と、充放電装置50と、質量計測装置60とを有する。充放電制御装置30は、充電制御部32と、質量変化情報取得部34とを有する。図1において、電源装置10、コンバータ22、インバータ24、二次電池40、充放電装置50及び負荷90の電気的接続は、単線図で示される。
充放電装置50の一端は、コンバータ22とインバータ24との間のノード16に電気的に接続される。充放電装置50の他端は二次電池40に電気的に接続される。
コンバータ22は、電源装置10から出力される交流電流を直流電流に変換する。コンバータ22により変換された直流電流は、インバータ24及び充放電装置50の少なくとも一方に出力され得る。充放電装置50は、二次電池40の充放電を行う。具体的には、充放電装置50は、コンバータ22からの直流電流を、二次電池40の充電用の直流電流に変換して、二次電池40側に出力する充電回路を有する。二次電池40は、充放電装置50から出力される充電用の直流電流により充電される。また、充放電装置50は、二次電池40から出力される直流電流を、給電用の直流電流に変換して、ノード16側に出力する放電回路を有する。給電用の直流電流は、インバータ24に供給される。充放電制御装置30は、充放電装置50を制御することにより、二次電池40の充放電を制御する。充放電制御装置30は、二次電池40の充電制御装置として機能する。また、充放電制御装置30は、二次電池40の放電制御装置としても機能する。
インバータ24は、コンバータ22から出力される直流電流及び充放電装置550から出力される直流電流の少なくとも一方を、交流電流に変換して出力する。インバータ24から出力された交流電流は、負荷90に供給される。なお、負荷90が直流で動作する場合は、インバータ24を省略してよい。また、電源装置10が直流を供給する場合は、コンバータ22を省略してよい。
通常動作時において、電源システム120は、コンバータ22およびインバータ24を介して電源装置10の電力を負荷90に供給してよい。また、通常動作時において、充放電制御装置30は、電源装置10の電力で二次電池40を充電してよい。非通常動作時において、蓄電システム20は、二次電池40に蓄えられている電力を負荷90に供給してよい。
なお、蓄電システム20がUPSに用いられる場合、入力電源正常時には、電源装置10からコンバータ22およびインバータ24を介して負荷90に電力が供給される。これに対し、停電などの入力電源異常時には、二次電池40から充放電装置50およびインバータ24を経て負荷90に電力が供給される。入力電源異常は、例えば、電源装置10からの電力について、電圧及び周波数の少なくとも一方が定常状態及び過渡変動範囲を外れた場合、又は、ひずみ若しくは電力瞬断時間が予め定められた限界値を超えた場合に発生してよい。なお、蓄電システム20がUPSに用いられる場合、電源装置10は商用交流電源であってよい。また、電源装置10は、商用交流電源以外の電源であってよい。なお、電源システム120は、蓄電システム20をバイパスして、入力端子12及び出力端子14を介さずに電源装置10の電力を負荷90に供給する直送回路を有してよい。
また、蓄電システム20が発電装置に用いられる場合、電源装置10は発電機であってよい。例えば、電源装置10は、太陽電池、風力発電機、燃料電池、内燃力発電機などの発電機であってよい。この場合、蓄電システム20は電源装置10の補助電源として機能してよい。電源装置10の出力が規定値の場合には、電源装置10からコンバータ22およびインバータ24を介して負荷90に電力が供給される。この場合、二次電池40は、電源装置10からの電力のうち負荷90によって消費されない余剰電力により充電されてよい。これに対し、電源装置10に異常が生じた場合などには、二次電池40から充放電装置50及びインバータ24を介して、負荷90に電力が供給される。また、電源装置10から負荷90に供給される電力が、負荷90が必要とする電力より小さい場合に、二次電池40から充放電装置50及びインバータ24を介して、負荷90に不足分の電力が供給されてよい。
二次電池40は、電解液を有する。二次電池40は鉛蓄電池である。電解液は硫酸水溶液である。二次電池40は、直列接続された6つの電池セルを有するユニットである。電池セルとは、一対の正極および負極を有する鉛蓄電池の最小単位を指す。
質量計測装置60は、二次電池40の質量を継続的に測定する。質量計測装置60は、ロードセル式はかり、電子天秤、ばね秤等の測定器であってよく、二次電池40は当該測定器の上に設置されてよい。質量変化情報取得部34は、質量計測装置60が継続的に測定した二次電池40の質量の測定値を取得する。
二次電池40を充電すると、二次電池40の電解液中の水分が電気分解されて二次電池外に失われる場合がある。電解液中の水分は、蒸発や透湿によっても二次電池40外に失われる場合がある。二次電池40の電解液の水分が失われると、二次電池40の質量が減少する。したがって、質量変化情報取得部34は、質量計測装置60から、電解液の質量の経時変化を示す情報を取得することができる。予め定められた期間が経過する毎に、取得した測定値及び測定時刻を示すデータを、充電制御部32に出力する。このように、二次電池装置100においては、二次電池40の質量を測定することで、電解液の減少量を直接に測定する。
充電制御部32は、電解液の質量の経時変化を示す情報に基づいて、二次電池40の充電方法を制御する。例えば、充電制御部32は、単位時間あたりの電解液の質量の減少量が予め定められた基準値より大きい場合に、電解液の減少を抑制するように二次電池40の充電方法を制御する。充電制御部32は、電解液の質量の経時変化を示す情報に基づいて、二次電池40の充電電圧を制御してよい。例えば、充電制御部32は、単位時間あたりの電解液の質量の減少量が予め定められた基準値より大きい場合に、二次電池40の充電電圧を減少させてよい。充電制御部32は、単位時間あたりの電解液の質量の減少量が予め定められた基準値より小さい場合に、二次電池40の充電電圧を増加させてよい。
一例として、充電制御部32は、間欠充電により二次電池40を充電する。具体的には、充電制御部32は、パルス状の高電圧を二次電池40に印加する高電圧充電と、高電圧より低い低電圧を二次電池40に印加する低電圧充電とを交互に繰り返すことによって二次電池40を充電する。この場合、充電制御部32は、二次電池40の電解液の質量の経時変化を示す情報に基づいて、低電圧の電圧値及び高電圧の電圧値の少なくとも一方を制御してよい。充電制御部32は、二次電池40の電解液の質量の経時変化を示す情報に基づいて、高電圧充電の充電電圧、高電圧充電の充電時間、低電圧充電の充電電圧及び低電圧充電の充電時間の少なくとも一つを制御してよい。充電制御部32は、二次電池40の電解液の質量の経時変化を示す情報に基づいて、高電圧充電のデューティ比を制御してよい。
例えば、充電制御部32は、単位時間あたりの電解液の質量の減少量が予め定められた基準値より大きい場合に、高電圧充電の充電電圧を低くする又は高電圧充電の充電時間を短くしてよい。充電制御部32は、単位時間あたりの電解液の質量の減少量が予め定められた基準値より大きい場合に、低電圧充電の充電時間を長くしてよい。充電制御部32は、単位時間あたりの電解液の質量の減少量が予め定められた基準値より小さい場合に、高電圧充電の充電電圧を高くする又は高電圧充電の充電時間を長くしてよい。充電制御部32は、単位時間あたりの電解液の質量の減少量が予め定められた基準値より小さい場合に、低電圧充電の充電時間を短くしてよい。
上述したように、鉛蓄電池においては、電解液中の水分は、電気分解、蒸発及び透湿などによって、鉛蓄電池の外部に失われる。電解液中の水分が失われると、電解液濃度が上昇して、二次電池の劣化が進む場合がある。これに対し、充電制御部32によれば、二次電池40の電解液の単位時間当たりの減少量に応じて、適切な充電法で電池を充電できる。そのため、電解液の減少によって二次電池40の特性が早期に劣化することを抑制できる。充電制御部32による充電制御は特に、密閉型鉛蓄電池等のように電解液の採取が事実上不可能であり、電解液濃度が既知でない二次電池に特に有用である。
図2は、二次電池40の充電電圧のタイミングチャートを示す。図2のタイミングチャートの横軸は時刻を示し、縦軸は電圧を示す。二次電池40の充電は、間欠充電によって行われる。
は、二次電池40に高電圧を印加する高電圧充電期間の時間長さを示す。Tは、二次電池40に低電圧を印加する低電圧充電期間の時間長さを示す。Vは、間欠充電における高電圧の電圧値を示す。Vは、間欠充電における低電圧の電圧値を示す。間欠充電では、高電圧を印加するTと低電圧を印加するTとを有する1周期を1回以上繰り返す。V、V、T及びTは、間欠充電における充電パラメータの一例である。
高電圧充電において、充電制御部32は、充放電装置50を制御することにより、パルス状の高電圧を二次電池40に印加する。図2に示すパルス状の高電圧は、予め定められたピーク電圧値Vを有する矩形波形状を有する。なお、パルス状の高電圧とは、短時間で急峻に電圧値が上昇する電圧波形を意味してよい。パルス状の高電圧は、矩形波以外に、例えば、正弦波、三角波または鋸波におけるピークを含む部分期間の波形形状を有してよい。
後述するように、V、V、T及びTは、二次電池40の質量の計測値の経時変化に応じて制御され得る。ここでは、V、V、T及びTがどの程度の値であるかを例示するとともに、間欠充電により得られる効果を説明することを目的として、V、V、T及びTの具体的な数値等について示す。
は、例えば60秒である。Tは例えば3600秒である。間欠充電では、高電圧をパルス状に印加するので、Tを短くすることができる。Tが短いほど、電解液中の水が電気分解により二次電池から失われることを抑制できる。また、パルス状の高電圧を印加することで、負極に発生した硫酸鉛が分解され易くなる場合がある。また、Tを短くすることで、二次電池40の正極の劣化を抑制し得る。例えば、正極に形成される酸化鉛に起因する体積膨張を抑制し得る。
は、電池メーカーが指定する仕様値であってよい。本例において、当該仕様値は13.65[V]である。本例の二次電池40は鉛蓄電池である。本例の当該鉛蓄電池は6つの直列接続されたセルを有する。それゆえ、Vは1セル当たり2.275V(=13.65V/6)の電圧が印加されてよい。なお、二次電池40の仕様に応じて、Vの値を変更してもよい。
は、例えば12.6Vである。この場合、Tの期間内に、1つの電池セルあたり2.1Vの電圧が印加される。なお、Vは、0Vよりも高くてよい。Vは、二次電池40の完全放電時の起電力以上であってもよい。例えば、1つの電池セルの完全放電時の起電力が1.95Vである場合、Vは11.7V以上であってよい。
鉛蓄電池への印加電圧が極端に低いと、自己放電が進んで、負極で硫酸鉛の形成及び結晶化が進む。例えば、充電電圧を0Vの場合、負極で硫酸鉛の結晶化が進み易くなる。これに対し、蓄電システム20においては、Vを0Vよりも高くすることで、硫酸鉛の結晶化の進行を抑制し得る。また、Vを完全放電時の起電力以上とすることによっても、硫酸鉛の結晶化の進行を抑制し得る。このように、充電制御部32は、低電圧充電期間において、二次電池40の負極の劣化を抑制し得る電圧値を、二次電池40に印加する。
なお、Vは、二次電池40における理論起電力の74%以上であってもよい。例えば、1つの電池セルの理論起電力が2.04Vである場合に、Vは9.06V以上であってよい。Vは、二次電池40における理論起電力の93%以上であってもよい。例えば、1つの電池セルの理論起電力が2.04Vである場合に、Vは11.4V以上であってよい。Vが理論起電力の74%以上または93%以上である場合とは、低電圧充電期間における瞬間最低値が理論起電力の74%以上または93%以上であることを意味してよい。Vが理論起電力の74%以上または93%以上である場合、サルフェーションの抑制に一定の効果があり得る。
また、Vは、二次電池40の完全充電時の起電力以下であってよい。1つの電池セルの完全充電時の起電力が2.1Vである場合に、Vは12.6V以下であってよい。
また、Vは、二次電池40における理論起電力の電圧値の121%以下であってよい。1つの電池セルの理論起電力が2.04Vである場合に、Vは14.8V以下であってもよい。
なお、Tは、Tよりも長くてよい。また、Tが60秒であり、Tが240秒以上であってよい。また、Tが60秒であり、Tが30分以上であってよい。Tが60秒であり、Tが1時間以上であってよい。Tが60秒であり、Tが2時間以上であってよい。このように、TとTとの比は、4≦T/T、30≦T/T、60≦T/Tまたは120≦T/Tであってよい。
また、Tが60秒であり、Tが5時間以下であってよい。Tが60秒であり、3時間以下であってよい。このように、TとTとの比は、T/T≦180またはT/T≦300としてよい。特に、鉛蓄電池において、Tが3時間以上5時間以下の間において、負極の劣化の進行が早まる場合があることが、本願の発明者による実験において確認されている。したがって、Tを5時間以下、より好ましくは3時間以下とすることは、鉛蓄電池の劣化抑制に有効といえる。
図3は、温度の違いによる電解液の質量の経時変化の違いを概略的に示すグラフである。線310、線320、線330、線340、線350は、相対湿度が同一であり温度が異なる状態における電解液の質量の経時変化を示す。例えば、線310は、相対湿度が20%であり、温度が15℃の状態における質量変化を示す。線320は、相対湿度が20%であり、温度が25℃の状態における質量変化を示す。線330は、相対湿度が20%であり、温度が35℃の状態における質量変化を示す。線340は、相対湿度が20%であり、温度が45℃の状態における質量変化を示す。線350は、相対湿度が20%であり、温度が60℃の状態における質量変化を示す。相対湿度が同一の場合、温度が高いほど、より多くの水分が防水シートを透過して鉛蓄電池の外部に放出されて、電解液の水分が減少する。なお、一例として、約10kgの電解液を有する鉛蓄電池において、1年あたり数十グラムから数百グラムの水分が失われる場合がある。
図4は、相対湿度の違いによる電解液の質量の経時変化の違いを概略的に示すグラフである。線410、線420、線430は、温度が同一であり相対湿度が異なる状態における電解液の質量の経時変化を示す。例えば、線410は、温度が25℃であり、相対湿度が20%の状態における質量変化を示す。線420は、温度が25℃であり、相対湿度が30%の状態における質量変化を示す。線430は、温度が25℃であり、相対湿度が40%の状態における質量変化を示す。温度が同一の場合、相対湿度が低いほど、より多くの水分が鉛蓄電池の外部に放出されて、電解液の水分が減少する。なお、電解液から水分が失われて電解液が減少することを「減液」と呼ぶ場合がある。
図3及び図4に示されるように、鉛蓄電池の電解液の減液量は、鉛蓄電池が運用される湿度及び温度に基づいて予測することができる。なお、電解液の減液は、充電時の電気分解によっても生じ得る。なお、電解液の減液は、鉛蓄電池を充電時の電気分解によっても生じ得る。鉛蓄電池の総減液量は、鉛蓄電池が運用される湿度及び温度に加えて、二次電池40の運用時の電気分解により生じる減液量の期待値を考慮して、予測し得る。
図5は、二次電池40の質量の経時変化を概略的に示すグラフである。図5のグラフの横軸は時刻を示し、縦軸は二次電池40の質量を示す。時刻t0は、二次電池40の運用開始時を示す。
図5のグラフにおいて、目標ライン500は、二次電池40の質量の目標値である。目標ライン500は、例えば、二次電池40の運用開始時の質量と、運用期間毎の電解液の減液量に基づいて、決定されてよい。
一例として、目標ライン500は直線である。目標ライン500は、二次電池40の運用開始時の質量と、単位時間あたりの電解液の減液量に基づいて、決定されてよい。単位時間あたりの電解液の減液量は、二次電池40の運用環境の温度及び湿度から予測される単位時間あたりの減液量と、二次電池40の運用時の電気分解により単位時間あたりに予測される減液量とに基づいて、決定されてよい。
図5のグラフの下限ライン520は、二次電池40の質量の目標範囲の下限を示す。上限ライン510は、二次電池40の質量の目標範囲の上限を示す。下限ライン520の傾きは、単位時間あたりに許容される減液量の最大値により、決定されてよい。上限ライン510の傾きは、単位時間あたりに許容される減液量の最小値により、決定されてよい。なお、下限ライン520の傾き及び上限ライン510の傾きは、二次電池40の充電パラメータをどのように制御するかを判断するために用いられる、単位時間あたりの減液量の基準値として機能する。下限ライン520の傾きは、減液量の多い側の基準値として機能する。上限ライン510の傾きは、減液量の少ない側の基準値として機能する。
図5において、充電制御部32は、時刻t1において、二次電池40の質量の計測値を取得して、時刻t0から時刻t1までの期間における単位時間あたりの質量変化量を算出する。算出した質量変化量は、下限ライン520の傾きの大きさより小さい。また、算出した質量変化量は、上限ライン510の傾きの大きさより大きい。したがって、電解液の減液ペースは、目標範囲内にあると推測できる。そのため、充電制御部32は、充電パラメータを変更しない。
時刻t2において、充電制御部32は、二次電池40の質量の計測値を取得して、時刻t0から時刻t2までの期間における単位時間あたりの質量変化量を算出する。算出した質量変化量は、下限ライン520の傾きの大きさより大きい。したがって、電解液の減液ペースが早く、線500から解離していると推測できる。そのため、充電制御部32は、電解液の減液量が抑制されるように、充電パラメータを変更する。
同様に、時刻t3及びt4のそれぞれにおいて、充電制御部32は、二次電池40の質量の計測値を取得して、運用開始時から各時刻までの単位時間あたりの質量変化量を算出する。算出した質量変化量は、下限ライン520の傾きの大きさより小さく、上限ライン510の傾きの大きさより大きい。したがって、電解液の減液ペースは、目標範囲内にあると推測できる。そのため、充電制御部32は、充電パラメータを変更しない。
時刻t5において、充電制御部32は、二次電池40の質量の計測値を取得して、時刻t0から時刻t5までの期間における単位時間あたりの質量変化量を算出する。算出した質量変化量は、上限ライン510の傾きの大きさより小さい。したがって、電解液の減液ペースが遅く、線500から解離していると推測できる。そのため、充電制御部32は、電解液の減液量の増加が許容されるように、充電パラメータを変更する。
同様に、時刻t6及びt7のそれぞれにおいて、充電制御部32は、二次電池40の質量の計測値を取得して、運用開始時から各時刻までの単位時間あたりの質量変化量を算出する。算出した質量変化量は、下限ライン520の傾きの大きさより小さく、上限ライン510の傾きの大きさより大きい。したがって、電解液の減液ペースは、目標範囲内にあると推測できる。そのため、充電制御部32は、充電パラメータを変更しない。
なお、充電パラメータを変更するか否かを判断する間隔は、6ヶ月、1年等であってよい。充電パラメータの変更判断は、定期的に行われてよく、不定期に行われてもよい。
図6は、二次電池40のVの経時変化を概略的に示すグラフである。図6のグラフの横軸は時刻を示し、縦軸はVの電圧を示す。時刻t0は、二次電池40の運用開始時を示す。図6の横軸は、図5の横軸に対応する。
図5に関連して説明したように、時刻t1においては、充電制御部32は、電解液の減液ペースが目標範囲内にあると判断して、充電パラメータの一例であるVを変更しない。すなわち、充電制御部32は、VH0を維持する。
時刻t2において、充電制御部32は、電解液の減液ペースが早いと判断して、Vを変更する。具体的には、充電制御部32は、電解液の減液量を抑制するように、VをVH2に減少させる。充電制御部32は、Vの減少量ΔV2=VH0−VH2を、電解液の減液ペースが速いほど、大きくしてよい。例えば、充電制御部32は、ΔV2を、目標ライン500からの乖離量が大きいほど、大きくする。具体的には、充電制御部32は、ΔV2を、時刻t2における目標ライン500から定まる二次電池40の質量と、時刻t2における質量の計測値との差に比例させてよい。なお、目標ライン500から定まる二次電池40の質量と質量の計測値との差と、ΔV2との関係は、比例関係に限られない。一般に、充電制御部32は、目標ライン500から定まる二次電池40の質量と質量の計測値との差を引数とする関数又はテーブル等によって、ΔV2を決定してよい。
時刻t3及びt4において、電解液の減液ペース目標範囲内にあると判断して、VをVH2から変更せずに維持する。
時刻t5において、充電制御部32は、電解液の減液ペースが遅いと判断して、Vを変更する。具体的には、充電制御部32は、電解液の減液量の増加を許容するように、VをVH5に増加させる。充電制御部32は、Vの増加量ΔV5=VH5−VH2を、電解液の減液ペースが遅いほど、大きくする。例えば、充電制御部32は、ΔV5を、目標ライン500からの質量の乖離量が大きいほど、大きくする。具体的には、充電制御部32は、ΔV5を、目標ライン500及び時刻t5から定まる二次電池40の質量と、時刻t5における質量の計測値との差に比例させてよい。
このように、充電制御部32は、電解液の質量の経時変化を示す情報に基づいて、二次電池40のVを制御する。なお、充電制御部32は、電解液の質量の経時変化を示す情報に基づいて、二次電池40のVを制御してよい。例えば、充電制御部32は、時刻t2において二次電池40のVを低下させ、時刻t5において二次電池40のVを増加させてよい。時刻t2におけるVの低下量は、ΔV2であってよいが、これに限られない。また、時刻t5におけるVの増加量は、ΔV5であってよいが、これに限られない。
このように、充電制御部32は、電解液の質量の経時変化を示す情報に基づいて、二次電池40のV及びVを制御する。なお、充電制御部32は、電解液の質量の経時変化を示す情報に基づいて、V及びVHLの両方を制御してよいし、V及びVHLの一方のみを制御してもよい。
図7は、T及びTの経時変化を概略的に示すグラフである。図7のグラフの横軸は時刻を示し、縦軸はT及びTの電圧を示す。時刻t0は、二次電池40の運用開始時を示す。図7の横軸は、図5の横軸に対応する。
図5に関連して説明したように、時刻t1においては、充電制御部32は、電解液の減液ペースが目標範囲内にあると判断して、充電パラメータの一例であるT及びTを変更しない。すなわち、充電制御部32は、T及びTを維持する。
時刻t2において、充電制御部32は、電解液の減液ペースが早いと判断して、T及びTを変更する。具体的には、充電制御部32は、電解液の減液量を抑制するように、TをTH2に減少させる。充電制御部32は、Tの減少量ΔT2=TH0−TH2を、電解液の減液ペースが速いほど、大きくしてよい。例えば、充電制御部32は、ΔT2を、目標ライン500からの質量の乖離量が大きいほど、大きくする。具体的には、充電制御部32は、ΔT2を、時刻t2における目標ライン500から定まる二次電池40の質量と、時刻t2における質量の計測値との差に比例させてよい。
なお、充電制御部32は、電解液の減液量を抑制するように、TをTL2に増加させてよい。この場合、TL2−TL0は、ΔT2であってよい。
時刻t3及びt4において、電解液の減液ペース目標範囲内にあると判断して、TをTH2から変更せずに維持する。また、TをTL2から変更せずに維持する。
時刻t5において、充電制御部32は、電解液の減液ペースが遅いと判断して、Tを変更する。具体的には、充電制御部32は、電解液の減液量の増加を許容するように、TをTH5に増加させる。充電制御部32は、Tの増加量ΔT5=TH5−TH2を、電解液の減液ペースが遅いほど、大きくしてよい。例えば、充電制御部32は、ΔT5を、目標ライン500からの乖離量が大きいほど、大きくする。具体的には、充電制御部32は、ΔT5を、目標ライン500及び時刻t5から定まる二次電池40の質量と、時刻t5における質量の計測値との差に比例させてよい。
なお、充電制御部32は、電解液の減液量の増加を許容するように、TをTL5に減少させてよい。この場合、TL2−TL5は、ΔT5であってよい。
このように、充電制御部32は、電解液の質量の経時変化を示す情報に基づいて、T及びTを制御する。なお、充電制御部32は、電解液の質量の経時変化を示す情報に基づいて、Tのみを制御してよい。例えば、充電制御部32は、時刻t2においてTを低下させる一方、Tを維持してよい。また、時刻t2におけるTの増加量は、ΔT2であってよいが、これに限られない。時刻t5におけるTの低下量は、ΔT5であってよいが、これに限られない。
図8は、蓄電システム20における充放電制御方法を示すフローチャートである。充放電制御装置30は、充放電制御方法における各段階の動作を制御する主体であってよい。これを実現するべく、充放電制御装置30は、充放電制御に必要なCPUまたはASIC及びメモリ等を有してよい。なお、図8のフローチャートは、蓄電システム20における充放電制御方法の一例を示すに過ぎない。図8のフローチャートの各段階を適宜組み換えてよく、図8のフローチャートの一部の段階を省略してもよく、図8のフローチャートに他の段階を追加してもよい。
本フローチャートにおいて、充電制御部32はまず、二次電池40の質量を、質量計測装置60に計測させる(S810)。続いて、充電制御部32は、電源装置10の電力を利用して、二次電池40の充電率が規定の充電率に達するまで二次電池40を充電する(S812)。規定の充電率は、二次電池40毎に定められてよい。例えば、規定の充電率は、完全充電状態の80%以上100%以下であってよい。
続いて、充電制御部32は、二次電池40の充電パラメータを決定する(S814)。例えば、充電制御部32は、上述したV、V、T及びTを含む充電パラメータを決定する。具体的には、二次電池40の運用開始時の既定値としてのVH0、VL0、TH0及びTL0を、二次電池40の充電パラメータとして決定する。
続いて、充電制御部32は、充放電装置50を制御して、充放電装置50の充電回路の動作を開始させて、S814で決定した充電パラメータで充電を開始する(S816)。具体的には、充電制御部32は、V、V、T及びTがS814で決定した規定値になるように充放電装置50の充電回路を制御する。
続いて、二次電池40の状態遷移を判断する(S820)。ここでは、「放電状態への遷移」、「充電状態への遷移」、「充電パラメータ制御状態への遷移」、及び「運用停止状態への遷移」を取り上げる。
「放電状態への遷移」は、例えば入力電圧異常時などに生じる。二次電池40を放電状態へ遷移させる場合、充電制御部32は、充放電装置50を制御して、充放電装置50の充電回路の動作を停止させる(S830)。そして、充電制御部32は、充放電装置50の放電回路の動作を開始させる(S832)。これにより、二次電池40からインバータ24への電力供給が開始される。具体的には、充電制御部32は、充放電装置50の放電回路を制御して、二次電池40の電圧を昇圧してインバータ24側に出力させる。また、充電制御部32は、充放電装置50の放電回路のスイッチング動作を制御して、必要量の電力をインバータ24へ供給させる。そして、S820に動作を移行する。
「充電状態への遷移」は、二次電池40が放電状態の場合において、例えば入力電圧異常が解消したときなどに生じる。二次電池40を充電状態へ遷移させる場合、充電制御部32は、充放電装置50の放電回路の動作を停止させる(S840)。そして、S816に動作を移行する。
「充電パラメータ制御状態への遷移」は、例えば、運用開始時から予め定められた時間が経過した場合に生じる。また、充電パラメータの制御状態に前回遷移してから予め定められた時間が経過した場合に生じる。充電パラメータの制御状態へ遷移させる場合、充電パラメータの制御処理を実行し(S850)、ステップS820に動作を移行する。充電パラメータの制御処理については、後述する。
「運用停止状態への遷移」は、例えば、運用停止信号を二次電池40の外部から受信した場合や、二次電池40の異常を検出した場合に生じる。停止状態に遷移する場合、充電制御部32は、充放電装置50の充電回路の動作を停止させて(S890)、蓄電システム20の動作を終了させる。
図9は、二次電池40の充電パラメータの制御処理を示すフローチャートである。図9のフローチャートの処理は、図8のS850に適用できる。図9のフローチャートは、蓄電システム20の充電制御方法における充電パラメータ制御段階の一例を示すに過ぎない。なお、図9のフローチャートの各段階を適宜組み換えてよく、図9のフローチャートの一部の段階を省略してもよく、図9のフローチャートに他の段階を追加してもよい。
質量変化情報取得部34は、質量計測装置60から質量の計測値を取得(S910)して、充電制御部32に出力する。続いて、充電制御部32は、単位時間あたりの二次電池40の質量減少量を計算する(S920)。二次電池40の質量減少量は、電解液の減液量とみなされる。
続いて、充電制御部32は、S920で計算した単位時間あたりの二次電池40の質量減少量が、予め定められた上限閾値を超えるか否かを判断する(S930)。例えば、図5に関連して説明したように、単位時間あたりの質量減少量が、下限ライン520の傾きの大きさを超えるか否かを判断する。単位時間あたりの二次電池40の質量減少量が上限閾値を超える場合、充電制御部32は、電解液の減液量が抑制されるように、充電パラメータを決定して(S940)、本フローチャートの処理を終了する。なお、S940において充電制御部32は、上述したようにVを減少させてよい。また、充電制御部32はTを減少させてよい。
充電制御部32は、ステップS930において単位時間あたりの二次電池40の質量減少量が上限閾値を超えないと判断した場合、S920で計算した単位時間あたりの二次電池40の質量減少量が、予め定められた下限閾値未満であるか否かを判断する(S950)。例えば、図5で説明したように、単位時間あたりの質量減少量が、上限ライン510の傾きの大きさより小さいか否かを判断する。単位時間あたりの二次電池40の質量減少量が下限閾値未満である場合、減液量の増加を許容するように、充電パラメータを決定して(S960)、本フローチャートの処理を終了する。S960において充電制御部32は、上述したようにVを増加させてよい。また、充電制御部32はTを増加させてよい。
充電制御部32は、ステップS950において単位時間あたりの二次電池40の質量減少量が下限閾値以上であると判断した場合、本フローチャートの処理を終了する。図9に示す充電パラメータの制御処理により、電解液の減液量が目標値の範囲内に収まるようにすることができる。
図5等に関連して、充電パラメータの制御方法の一例として、電解液の減液量が目標ライン500で定まる目標値の範囲内に収まるように充電パラメータを制御する場合について説明した。目標ライン500は、例えば、二次電池40の運用環境の設定温度及び設定湿度に基づいて定め得る。充電パラメータの他の制御方法としては、二次電池40の実際の運用環境に応じて、各時点の目標値を調整してもよい。この制御方法を、図10及び図11を参照して説明する。
図10は、電源システム120の変形例における機能構成及び負荷90を概略的に示す。充放電制御装置30の変形例としての充放電制御装置1030は、充放電制御装置30が備える構成要素に加えて、基準値算出部36と、温湿度計測装置38とをさらに備える。ここでは主として、充放電制御装置30との相違点について説明する。
温湿度計測装置38は、温度及び湿度を計測する。温湿度計測装置38は、二次電池40の運用環境における温度及び湿度を計測する。温湿度計測装置38は、温度を計測する温度計測部と、湿度を計測する湿度計測部とを有してよい。温湿度計測装置38は、二次電池40の運用環境の環境温度及び環境湿度を計測してよい。温湿度計測装置38は、計測した温度及び湿度の計測値を基準値算出部36に出力する。
基準値算出部36は、温湿度計測装置38から温度及び湿度の計測値を取得する。基準値算出部36は、温湿度計測装置38から取得した温度及び湿度の少なくとも一方に基づいて、二次電池40における単位時間あたりの電解液の質量の減少量の基準値を算出する。例えば、基準値算出部36は、温度の平均値及び湿度の平均値の少なくとも一方に基づいて、二次電池40における単位時間あたりの電解液の質量の減少量の基準値を算出してよい。
図11は、二次電池40の実際の運用環境に応じて目標値を調整する場合の二次電池40の質量の経時変化を概略的に示すグラフである。図11のグラフの横軸は時刻を示し、縦軸は二次電池40の質量を示す。時刻t0は、二次電池40の運用開始時を示す。
充電制御部32は、時刻t1において、二次電池40の質量の計測値を取得して、時刻t0から時刻t1までの期間における単位時間あたりの質量変化量を算出する。また、充電制御部32は、時刻t0からt1までの期間の温度及び湿度に基づいて予測される、単位時間あたりの総質量変化量を算出する。目標ライン1001の傾きは、予測された単位時間あたりの総質量変化量を示す。
なお、充電制御部32は、総質量変化量の予測値を、時刻t0からt1までの期間の温度及び図3に示す温度毎の電解液質量の変化量と、時刻t0からt1までの期間の湿度及び図4に示す湿度毎の電解液質量の変化量と、二次電池40の運用時の電気分解により単位時間あたりに予測される減液量とに基づいて、算出してよい。時刻t0からt1までの期間の温度として、時刻t0からt1までの期間における温度の平均値を適用してよく、時刻t0からt1までの期間の湿度として、時刻t0からt1までの期間における湿度の平均値を適用してよい。
充電制御部32は、時刻t1において、時刻t0から時刻t1までの期間における二次電池40の単位時間あたりの質量変化量と、温度及び湿度に基づいて予測された単位時間あたりの質量変化量との差が、予め定められた値以下であると判断する。この場合、充電制御部32は、充電パラメータを変更しない。すなわち充電パラメータを維持する。
充電制御部32は、時刻t2、t3、t4、t5、t6及びt7のそれぞれの時刻において、時刻t1における処理と同様に、二次電池40の質量の計測値を取得して、時刻t0から各時刻までの期間における単位時間あたりの質量変化量を算出する。また、充電制御部32は、時刻t0から各時刻までの期間における温度及び湿度に基づいて予測される、単位時間あたりの質量変化量を算出する。目標ライン1002、目標ライン1003、目標ライン1004、目標ライン1005、目標ライン1006及び目標ライン1007のそれぞれの傾きは、それぞれ、時刻t2、t3、t4、t5、t6及びt7までの温度及び湿度と二次電池40の運用により単位時間あたりに予測される減液量とに基づいて予測される、単位時間あたりの総質量変化量を示す。
時刻t2において、充電制御部32は、時刻t0から時刻t2までの期間における二次電池40の単位時間あたりの質量変化量と、予測される単位時間あたりの総質量変化量との差が、予め定められた値以下であると判断する。この場合、充電制御部32は、充電パラメータを変更しない。すなわち充電パラメータを維持する。
時刻t3において、充電制御部32は、時刻t0から時刻t3までの期間における二次電池40の単位時間あたりの質量変化量と、予測される単位時間あたりに総質量変化量との差が、予め定められた値を超えると判断する。具体的には、目標ライン1003の傾きの大きさより、時刻t0から時刻t3までの期間における二次電池40の単位時間あたりの質量変化量の大きさが大きいと判断する。この場合、電解液の減液量が大きいと判断できる。したがって、充電制御部32は、電解液の減液量が抑制されるように、充電パラメータを変更する。
時刻t4及びt5において、充電制御部32は、時刻t1の場合と同様に、時刻t0から各時刻までの期間における二次電池40の単位時間あたりの質量変化量と、予測される単位時間あたりの総質量変化量との差が、予め定められた値以下であると判断する。したがって、充電制御部32は、充電パラメータを変更しない。すなわち充電パラメータを維持する。
時刻t6において、充電制御部32は、時刻t0から時刻t6までの期間における二次電池40の単位時間あたりの質量変化量と、予測される単位時間あたりの総質量変化量との差が、予め定められた値未満であると判断する。具体的には、目標ライン1006の傾きの大きさより、時刻t0から時刻t6までの期間における二次電池40の単位時間あたりの質量変化量の大きさが小さいと判断する。この場合、電解液の減液量が小さいと判断できる。したがって、充電制御部32は、電解液の減液量が許容されるように、充電パラメータを変更する。
時刻t7において、充電制御部32は、時刻t0から時刻t7までの期間における二次電池40の単位時間あたりの質量変化量と、予測される単位時間あたりの総質量変化量との差が、予め定められた値以下であると判断する。この場合、充電制御部32は、充電パラメータを変更しない。すなわち充電パラメータを維持する。
図10及び図11に関連して説明した充電パラメータの制御方法によれば、二次電池40の温度及び湿度の実績値に応じて、充電パラメータを制御できる。
以上に説明した蓄電システム20によれば、電解液の減液量を、予め設定された目標範囲内に抑えることができる。具体的には、二次電池40の過充電や透湿による電解液の減液量が予め設定された目標値を大きく超えることを抑えることができる。そのため、例えば二次電池40が常時過充電状態で使用される場合においても、電解液が大きく減少することを抑えることができる。これにより、二次電池40の電解液濃度の大きな上昇を抑えることができる。したがって、二次電池の劣化が大きく進むことを抑制でき、ひいては、二次電池40の電池寿命を延ばし得る。
なお、図2等においては主として、二次電池40の質量の経時変化に応じて間欠充電の充電パラメータを制御する例を説明した。しかし、二次電池40の質量の経時変化に応じた充電パラメータの制御は、間欠充電以外の充電方法にも適用できる。例えば、二次電池40の質量の経時変化に応じて、トリクル充電の充電パラメータを制御してもよい。例えば、二次電池40の質量の経時変化に応じて、トリクル充電の充電電圧を制御してもよい。
なお、二次電池40は、鉛蓄電池に限らない。二次電池40は、少なくとも電解液を用いた二次電池である。電解液を用いた二次電池としては、鉛蓄電池、ニッケルカドミウム電池、または、ニッケル水素電池などの、水系電解液を用いた二次電池などがある。充電制御部32による二次電池40に対する充電制御のように、鉛蓄電池以外の二次電池においても、二次電池の質量の経時変化に応じて適切な充電方法を適用できる場合がある。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、及び図面中において示した装置、システム、プログラム、及び方法における動作、手順、ステップ、及び段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、及び図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 電源装置
12 入力端子
14 出力端子
20 蓄電システム
22 コンバータ
24 インバータ
30 充放電制御装置
16 ノード
30 充放電制御装置
32 充電制御部
34 質量変化情報取得部
36 基準値算出部
38 温湿度計測装置
40 二次電池
50 充放電装置
60 質量計測装置
90 負荷
100 二次電池装置
120 電源システム

Claims (17)

  1. 電解液を有する二次電池と、
    前記二次電池の充電を制御する充電制御装置と
    を備え、
    前記充電制御装置は、
    前記電解液の質量の経時変化を示す情報を取得する質量変化情報取得部と、
    前記電解液の質量の経時変化を示す情報に基づいて、前記二次電池の充電方法を制御する充電制御部と
    を有する二次電池装置。
  2. 前記充電制御部は、前記電解液の質量の経時変化を示す情報に基づいて、前記二次電池の充電電圧を制御する
    請求項1に記載の二次電池装置。
  3. 前記充電制御部は、単位時間あたりの前記電解液の質量の減少量が予め定められた基準値より大きい場合に、前記二次電池の充電電圧を減少させる
    請求項1又は2に記載の二次電池装置。
  4. 前記充電制御部は、単位時間あたりの前記電解液の質量の減少量が予め定められた基準値より小さい場合に、前記二次電池の充電電圧を増加させる
    請求項1から3のいずれか一項に記載の二次電池装置。
  5. 前記充電制御部は、パルス状の高電圧を前記二次電池に印加する高電圧充電と、前記高電圧より低い低電圧を前記二次電池に印加する低電圧充電とを交互に繰り返すことによって前記二次電池を充電し、前記低電圧の電圧値及び前記高電圧の電圧値の少なくとも一方を制御する
    請求項1から4のいずれか一項に記載の二次電池装置。
  6. 前記充電制御部は、パルス状の高電圧を前記二次電池に印加する高電圧充電と、前記高電圧より低い低電圧を前記二次電池に印加する低電圧充電とを交互に繰り返すことによって前記二次電池を充電し、前記電解液の質量の経時変化を示す情報に基づいて、前記高電圧充電の充電電圧、前記高電圧充電の充電時間、前記低電圧充電の充電電圧及び前記低電圧充電の充電時間の少なくとも一つを制御する
    請求項1から4のいずれか一項に記載の二次電池装置。
  7. 前記充電制御部は、単位時間あたりの前記電解液の質量の減少量が予め定められた基準値より大きい場合に、前記高電圧充電の充電電圧を低くする又は前記高電圧充電の充電時間を短くする
    請求項6に記載の二次電池装置。
  8. 前記充電制御部は、単位時間あたりの前記電解液の質量の減少量が予め定められた基準値より大きい場合に、前記低電圧充電の充電時間を長くする
    請求項6又は7に記載の二次電池装置。
  9. 前記充電制御部は、単位時間あたりの前記電解液の質量の減少量が予め定められた基準値より小さい場合に、前記高電圧充電の充電電圧を高くする又は前記高電圧充電の充電時間を長くする
    請求項6から8のいずれか一項に記載の二次電池装置。
  10. 前記充電制御部は、単位時間あたりの前記電解液の質量の減少量が予め定められた基準値より小さい場合に、前記低電圧充電の充電時間を短くする
    請求項6から9のいずれか一項に記載の二次電池装置。
  11. 前記充電制御部は、単位時間あたりの前記電解液の質量の減少量が予め定められた基準値より大きい場合に、前記電解液の減少を抑制するように前記二次電池の充電方法を制御する
    請求項1又は2に記載の二次電池装置。
  12. 温度及び湿度の少なくとも一方に基づいて、単位時間あたりの前記電解液の質量の減少量の前記基準値を算出する基準値算出部
    をさらに備える請求項3、4、7、8及び9及び10のいずれか一項に記載の二次電池装置。
  13. 前記質量変化情報取得部は、前記二次電池の質量の経時変化を取得する
    請求項1から12のいずれか一項に記載の二次電池装置。
  14. 前記二次電池の質量を継続的に測定する質量測定部
    をさらに備え、
    前記質量変化情報取得部は、前記質量測定部が継続的に測定した前記二次電池の質量の測定値を取得する
    請求項1から13のいずれか一項に記載の二次電池装置。
  15. 前記二次電池は、鉛蓄電池である
    請求項1から14のいずれか一項に記載の二次電池装置。
  16. 二次電池が有する電解液の質量の経時変化を示す情報を取得する変化情報取得部と、
    前記電解液の質量の経時変化を示す情報に基づいて、前記二次電池の充電方法を制御する充電制御部と
    を備える充電制御装置。
  17. 二次電池が有する電解液の質量の経時変化を示す情報を取得する段階と、
    前記電解液の質量の経時変化を示す情報に基づいて、前記二次電池の充電方法を制御する段階と
    を備える充電制御方法。
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