JPH08315689A - 開閉器の制御装置 - Google Patents
開閉器の制御装置Info
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- JPH08315689A JPH08315689A JP11995995A JP11995995A JPH08315689A JP H08315689 A JPH08315689 A JP H08315689A JP 11995995 A JP11995995 A JP 11995995A JP 11995995 A JP11995995 A JP 11995995A JP H08315689 A JPH08315689 A JP H08315689A
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- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
Abstract
勢装置にあっては、電動機を蓄勢方向から反蓄勢方向
に、または反蓄勢方向から蓄勢方向に反転動作させてい
る。この反転時、電動機に発生する逆起電圧及び電源切
り替えによる過電圧が重畳して電動機に印加されるのを
抑制し、大きな電源容量を不要とし、電動機の寿命を向
上することを目的とする。 【構成】 リミットスイッチLS1が蓄勢開始状態を検
出すると、電磁接触器23が付勢され、電動機10が反
蓄勢方向に回転する。その後、リミットスイッチLS2
が電動機10の反転位置を検出して切り替わると、電磁
接触器23が消勢され、抵抗R1、リミットスイッチL
S3を介して電動機10を減電圧駆動し、蓄勢方向に回
転させる。電動機10は抵抗R1を介して減電圧駆動さ
れるため、過電流が抑制される。
Description
う開閉器の制御装置に関し、特に開閉器を投入動作させ
る操作ばねを蓄勢する操作ばね蓄勢装置の制御装置に関
する。
を蓄勢する蓄勢装置として図3〜図8に示すものがあ
る。図3は操作ばね蓄勢装置を示す全体構成図、図4は
操作ばね蓄勢装置のエネルギー蓄勢初期状態を示す側面
図、図5は操作ばね蓄勢装置のエネルギー蓄勢動作過程
を示す側面図、図6は操作ばね蓄勢装置のエネルギー蓄
勢動作完了状態を示す側面図、図7は操作ばね蓄勢装置
におけるスライダーと蓄勢レバーの係合状態が解除され
た様子を示す側面図、図8はスライダーと蓄勢レバーの
係合状態を示す側面図である。
作軸、2はこの操作軸に挿入固着された蓄勢レバー、3
は操作軸1の外周に装着された操作ばねで、その一端は
絶縁フレーム(図示せず)に固定された固定ピン4に当
接して位置決めされ、他端は蓄勢レバー2に当接して操
作軸1を中心として回動する可動ピン5に当接し、操作
軸1が回動することにより、この操作ばね3に遮断器を
投入するための弾性エネルギーが蓄勢される。6は外周
に螺旋状のねじが形成されたねじ軸、7はこのねじ軸の
一端側に固着され、該ねじ軸6とともに回転する従動ギ
ヤ、8はねじ軸6の一端を回動自在に支承する電動機取
付板、9はねじ軸6の他端を回動自在に支承する軸受
板、10は上記電動機取付板8に取り付けられた電動
機、11はこの電動機の回転軸に装着された駆動ギヤ
で、電動機10の回転を上記従動ギヤ7に伝達し、ねじ
軸6を回動するようになっている。12はねじ軸6を貫
通して螺合する雌ねじを有するスライダー、13はねじ
軸6と直交するようにスライダー12を貫通して取り付
けられたピン、14はこのピンの一端に回動自在に軸着
されたガイドローラ、15は上記ピンの他端に回動自在
に軸着された駆動ローラ、16はねじ軸6と平行に配置
され、上記電動機取付板8と軸受板9にそれぞれ端部が
固定された摺動軸、17はねじ軸6に装着されたリセッ
トばねで、一端がスライダー12に固着され、他端が摺
動軸16に当接するように構成されたひねりばねであ
る。18はねじ軸6に装着された押圧ばねであり、スラ
イダー12と従動ギヤ7の間に配置されている。19は
電動機10を回転制御する制御装置、LS1は、蓄勢レ
バー2の位置検出により電動機の始動開始指令を制御装
置19に伝達するリミットスイッチ、LS2は、スライ
ダー12位置検出により電動機の反転移動を制御装置1
9に伝達するリミットスイッチ、LS3は、スライダー
12によって駆動される蓄勢レバー2の位置を検出し、
ばね蓄勢完了位置を検知して制御装置に伝達するリミッ
トスイッチである。
て説明する。図4は、操作ばね3の蓄勢開始前の初期状
態を示す。この初期状態時、スライダー12はリセット
ばね17の付勢力により図7に示すように時計方向に回
転した状態にあり、ガイドローラ14と摺動軸16及び
駆動ローラ15と蓄勢レバー2とは当接していない。こ
の状態で、制御装置19に電源が供給され操作ばね3の
蓄勢動作が開始されると、電動機10が反時計方向(駆
動ギヤ11側から電動機10を見て反時計方向、以下同
じ。)つまり、操作ばねに対しては反蓄勢方向に回動す
る。電動機10が半時計方向に回動すると電動機10の
回転子に連結された駆動ギヤ11も反時計方向に回動
し、駆動ギヤ11に噛み合った従動ギヤ7及び該従動ギ
ヤ7を固定したねじ軸6が時計方向に回動する。この結
果、ねじ軸6に螺合したスライダー12は押圧ばね18
の押圧に抗して、該押圧ばね18を圧縮させながらB方
向に移動する。
最右端に移動すると、リミットスイッチLS2が動作
し、制御装置19に反転移動指令を伝達する。リミット
スイッチLS2の動作による反転移動指令により、制御
装置19は電動機10を時計方向、つまり、操作ばねに
対しては蓄勢方向に回動する。電動機10が時計方向に
回動すると、駆動ギヤ11も時計方向に回動し、従動ギ
ヤ7及びねじ軸6は反時計方向に回動する。スライダー
12は、リセットばね17によって図7の状態にある
が、押圧ばね18が圧縮された状態でスライダー12と
従動ギヤ7間に装着されているため、ねじ軸6が反時計
方向に回動するとねじ軸6と一体にスライダー12も反
時計方向に回動し、図8に示すように、ガイドローラ1
4と摺動軸16とが当接するまで一体に回動する。この
とき、駆動ローラ15は蓄勢レバー2に当接していない
が当接する位置に設定されている。さらに、電動機10
が回動し、ねじ軸6が反時計方向に回動すると、スライ
ダー12は、ガイドローラ14と摺動軸16とが当接し
ているので、ねじ軸6と噛み合った状態でA方向に反転
移動し始める。スライダー12がA方向に移動し始める
と、まず、駆動ローラ15が蓄勢レバー2に当接して、
該蓄勢レバー2をA方向に押圧移動する。蓄勢レバー2
をA方向に押圧移動することにより、蓄勢レバー2自体
は、操作軸1を中心として時計方向に回動するため、可
動ピン5を時計方向に回動させて操作ばね3を蓄勢して
行く。この状態を図5に示す。
いて、押圧ばね18の押圧力が減少して行くが、スライ
ダー12と駆動ローラ15が強固に当接しているため、
リセットばね17によってスライダー12が時計方向に
回動することなく、駆動ローラ15と蓄勢レバー2との
当接が解除されることはない。そして、スライダー12
のA方向の移動により蓄勢レバー2は、操作軸1を中心
に回転を続け、図6に示す蓄勢完了位置に到達する。蓄
勢レバー2が蓄勢完了位置に到達すると、リミットスイ
ッチLS3が蓄勢レバー2に当接して蓄勢完了位置に到
達したことを制御装置19に伝達し、電動機10の回転
を停止する。
ばねを蓄勢する蓄勢装置は、上述のとおり動作するが、
蓄勢装置を蓄勢制御する従来の開閉器の制御装置は、電
動機の反転開始時、電動機に発生する逆起電力及び電動
機に給電する電源の切り替えによる電圧が重畳されて電
動機に印加されるため、過電流が電動機に流れる。この
ため、大きな電源容量が必要であるとともに、電動機の
寿命を低下させてしまう問題点があった。
るためになされたもので、電動機の反転開始時、電動機
に流れる過電流を抑制でき、電源容量を少なくでき、か
つ、電動機の寿命を向上できる開閉器の制御装置を提供
することを目的としている。
制御装置は、電動機が反蓄勢方向から蓄勢方向へ反転す
るとき、または蓄勢方向から反蓄勢方向へ反転すると
き、電動機を減電圧駆動する制御回路を備えたものであ
る。
置は、蓄勢レバーの位置を検出することをにより初期状
態を検出してねじ軸が反蓄勢方向に回転するように電動
機を始動する第1のリミットスイッチ、スライダーの位
置を検出し、ねじ軸が反蓄勢方向から蓄勢方向に回動す
るように電動機を反転させる第2のリミットスイッチ、
及び操作ばねが蓄勢されたことを検出し、電動機を停止
させる第3のリミットスイッチを備え、第2のリミット
スイッチにより電動機を反転させるとき、電源供給回路
に一時的に抵抗を挿入するようにしたものである。
置は、蓄勢レバーの位置を検出することにより初期状態
を検出してねじ軸が反蓄勢方向に回転するように電動機
を始動する第1のリミットスイッチ、スライダーの位置
を検出し、ねじ軸が反蓄勢方向から蓄勢方向に回動する
ように電動機を反転させる第2のリミットスイッチ、及
び操作ばねが蓄勢されたことを検出する第3のリミット
スイッチを備え、第3のリミットスイッチが操作ばねの
蓄勢完了を検出したとき、電動機を反蓄勢方向に所定量
反転させるようにしたものである。
装置は、蓄勢レバーの位置を検出することにより初期状
態を検出してねじ軸が反蓄勢方向に回転するように電動
機を始動する第1のリミットスイッチ、スライダーの位
置を検出し、ねじ軸が反蓄勢方向から蓄勢方向に回動す
るように電動機を反転させる第2のリミットスイッチ、
及び操作ばねが蓄勢されたことを検出する第3のリミッ
トスイッチを備え、第3のリミットスイッチが操作ばね
の蓄勢完了を検出したとき、電動機を反蓄勢方向に所定
量反転させると共に、電動機の電源供給回路に抵抗を挿
入するようにしたものである。
機の反転駆動時、電動機を減電圧駆動することにより、
反転駆動時に電動機に印加される過電流を抑制する。
おいては、第2のリミットスイッチにより電動機を反転
させるとき、電動機の電源供給回路に一時的に抵抗が挿
入されるので、電動機の反転駆動時に電動機に印加され
る過電流を上記抵抗により抑制する。
おいては、第3のリミットスイッチが操作ばねの蓄勢完
了を検出したとき、電動機を反蓄勢方向に所定量反転さ
せるので、蓄勢完了後に電動機が慣性によりさらに蓄勢
方向に回転して各部にストレスを与えるのを反蓄勢方向
の反転により防止する。
においては、第3のリミットスイッチが操作ばねの蓄勢
完了を検出したとき、電動機を反蓄勢方向に所定量反転
させると共に、電動機の電源供給回路に抵抗が挿入され
るので、蓄勢完了後に電動機が慣性によりさらに蓄勢方
向に回転して各部にストレスを与えるのを防止でき、か
つ反蓄勢方向の反転時に電動機に印加される過電流を上
記抵抗により抑制する。
明する。図1は操作ばねを蓄勢する蓄勢装置に用いられ
る電動機10を制御する制御装置19を示す回路図であ
り、20は交流電源、21はこの交流電源の出力を直流
に整流する整流装置、22はこの整流装置を保護する非
線形抵抗、23は電動機10の回転方向を制御するため
の電磁接触器、23a、23b、23cは電磁接触器2
3の接点で、電磁接触器23の付勢時図示の状態にあ
り、非付勢時図示の状態と反対側に切り替わる。23d
は電磁接触器23の付勢時閉じる接点、D1はダイオー
ド、R1は抵抗、LS1〜LS3はリミットスイッチで
それぞれ第3図に図示された位置に取り付けられてお
り、常時は図示の状態にあり、位置検出時図示の状態か
ら切り替わる。
勢装置が図4に示す初期状態にあり、交流電源20から
電源が供給され、リミットスイッチLS1が蓄勢レバー
2により押圧されて閉じると、整流装置21からリミッ
トスイッチLS2、リミットスイッチLS1、電磁接触
器23、整流装置21のルートで電流が流れて電磁接触
器23が付勢され、接点23a〜23cを図示の状態に
切り替えると共に接点23dを閉じて動作状態を自己保
持する。接点23a〜23cが図示の状態に切り替わる
と、電動機10には、整流装置21からリミットスイッ
チLS2、接点23d、接点23b、電動機10、接点
23a、接点23c、整流装置21のルートで電動機1
0に電源が供給され、電動機10を反時計方向に回転さ
せる。つまり、スライダー12をB方向に移動させる。
スライダー12がB方向に移動して端部に達すると、リ
ミットスイッチLS2がスライダー12の位置を検出し
て図示の状態から切り替わる。リミットスイッチLS2
が切り替わると電磁接触器23に供給していた電流が断
たれるため、接点23dを開くと共に、接点23a〜2
3cを図示の状態から反対側に切り替える。
電動機10には、整流装置21から抵抗R1、リミット
スイッチLS3、接点23a、電動機10、接点23
b、接点23c、整流装置21のルートで電源が供給さ
れ、電動機10を反転して時計方向に回転する。このと
き、電動機10には逆起電力と電源切り替えに伴う電圧
が重畳されて印加され、過電流が流れようとするが、給
電回路には抵抗R1が挿入されているため、過電流が抑
制される。一方、給電回路に抵抗R1が挿入されている
ため、電動機10は低速で時計方向に回転する。電動機
10が時計方向に回転してスライダー12をA方向に移
動させていくと、やがてリミットスイッチLS2がスラ
イダー12の位置を検出しなくなり、図示の状態に切り
替わる。このとき、リミットスイッチLS1は図示の状
態にあり、かつ接点23dが開いているので、電磁接触
器23が付勢されることはない。また、リミットスイッ
チLS2の切り替わりにより、電動機10には、整流装
置21からリミットスイッチLS2、ダイオードD1、
リミットスイッチLS3、接点23a、電動機10、接
点23b、接点23c、整流装置21のルートで電源が
供給されるようになり、電動機10の給電回路には抵抗
が挿入されていないため、高速で時計方向に回転し、ス
ライダー12を高速でA方向に移動させていく。そし
て、スライダー12がA方向端部に達すると、リミット
スイッチLS3が図示の状態から切り替わり、電動機1
0の給電回路を断って、回転を停止させる。
イダー12がB方向端部からA方向に移動するときにお
ける電動機10の反転時、電動機10の給電回路に抵抗
R1を挿入し、減電圧駆動する場合について述べたが、
スライダー12がA方向端部に達してリミットスイッチ
LS3が切り替わり、電動機10を停止する場合、電動
機10の慣性によりスライダー21が軸受板9を押圧す
る。軸受板9は強固にねじ軸6、摺動軸16を取り付け
ているため、軸受板9を押圧すると、その反力がスライ
ダー12を介し、ねじ軸6、従動ギヤ7、駆動ギヤ1
1、及び電動機10に付加されるため、各部分の強度を
十分に取る必要があった。この発明の実施例2は、操作
ばねの蓄勢完了時に電動機10の慣性により各部に反力
によるストレスが加わるのを軽減するために、蓄勢が完
了し、電動機10を停止するとき、所定量反時計方向に
反転させた後、停止させるようにしたものである。図2
は実施例2の制御装置を示す回路図であり、20は交流
電源、21はこの交流電源の出力を直流に整流する整流
装置、22はこの整流装置を保護する非線形抵抗、24
は電動機10の回転方向を制御するためのラッチ式の電
磁接触器、24a、24bは電磁接触器24の接点であ
り、リセット時図示の状態にあり、セット時図示の状態
から切り替わる。R4及びD3はスライダー12の反転
動作時に電動機10を減電圧駆動する抵抗及びダイオー
ド、D5及びR5は操作ばね3の蓄勢完了後の反転動作
時に電動機10を減電圧駆動する抵抗及びダイオード、
D4は電動機10が時計方向に回転しているときにバイ
パス回路となり、電動機10を全電圧駆動して高速回転
させるダイオード、25は電磁接触器、25a、25b
は電磁接触器25の接点、D6はダイオードである。
今操作ばね蓄勢装置が図4に示す初期状態にあり、交流
電源20から電源が供給され、リミットスイッチLS1
が蓄勢レバー2により押圧されて閉じると、整流装置2
1からリミットスイッチLS3、リミットスイッチLS
2、リミットスイッチLS1、ダイオードD6、電磁接
触器25、整流装置21のルートで電流が流れ、電磁接
触器25が動作する。電磁接触器25の動作により、そ
の接点25a、25bが図示の状態から切り替わるの
で、電動機10は整流装置21からリミットスイッチL
S3、リミットスイッチLS2、リミットスイッチLS
1、接点22a、接点24a、電動機10、接点24
b、接点25b、整流装置21のルートで電源が供給さ
れ、電動機10を反時計方向に回転する。電動機10が
反時計方向に回転すると、スライダー12がB方向に移
動する。そして、スライダー12がB方向端部に達する
と、リミットスイッチLS2がスライダー12の位置を
検出して図示の状態から切り替わる。リミットスイッチ
LS2が切り替わると、電磁接触器24のラッチがセッ
トされるため、接点24a、24bが図示の状態から切
り替わる。この結果、電動機10には、整流装置21か
ら、リミットスイッチLS3、リミットスイッチLS
2、抵抗R4、ダイオードD3、接点24b、電動機1
0、接点24a、整流装置21のルートで電源が供給さ
れ、電動機10を反転させて時計方向に回転させる。こ
のとき、電動機10には過電流が流れようとするが、電
源供給ルートには抵抗R4が挿入されているので、過電
流が抑制され、電動機10は減電圧駆動で、低速回転す
る。
て行き、リミットスイッチLS2がスライダー12の位
置を検出できなくなると、リミットスイッチLS2が図
示の状態に切り替わるため、電動機10は、整流装置2
1からリミットスイッチLS3、リミットスイッチLS
2、ダイオードD4、接点24b、電動機10、接点2
4a、整流装置21のルートで電源が供給され、全電圧
駆動する。これにより、電動機10は高速回転し、操作
軸1を介して操作ばね3を蓄勢していく。そして、スラ
イダー12がA方向端部に達すると、リミットスイッチ
LS3が蓄勢レバー2の位置を検出し、図示の状態から
切り替わる。リミットスイッチLS3が切り替わると、
電磁接触器24がリセットされるため、その接点24
a、24bが図示の状態に切り替わる。一方、リミット
スイッチLS3の切り替わりにより、ダイオードD5を
介して電磁接触器25が動作し、接点25a、25bが
図示の状態から切り替わるため、電動機10は整流装置
21からリミットスイッチLS3、ダイオードD5、抵
抗R5、接点25a、接点24a、電動機10、接点2
4b、接点25b、整流装置21のルートで電源が供給
されるようになり、電動機10を反転させて反時計方向
に回転させる。このとき、電動機10には過電流が流れ
ようとするが、電源供給ルートには抵抗R4が挿入され
ているので、過電流が抑制される。そして、スライダー
21がB方向に移動するとリミットスイッチLS3が図
示の状態に復帰するため、電動機10の電源が断たれて
停止し、操作ばね3の蓄勢が完了する。なお、上記実施
例1及び2では遮断器の操作ばねを蓄勢する開閉器の制
御装置について説明したが、断路器など他の開閉装置の
操作ばねを蓄勢するものであってもよい。
制御装置は、電動機が反蓄勢方向から蓄勢方向へ反転す
るとき、または蓄勢方向から反蓄勢方向へ反転すると
き、電動機を減電圧駆動するものとしたので、反転駆動
時に電動機に印加される過電流を抑制することができ、
電源容量を少なくでき、かつ、電動機の寿命を向上でき
る効果がある。
勢レバーの位置を検出することをにより初期状態を検知
してねじ軸が反蓄勢方向に回転するように電動機を始動
する第1のリミットスイッチ、スライダーの位置を検出
し、ねじ軸が反蓄勢方向から蓄勢方向に回動するように
電動機を反転させる第2のリミットスイッチと、操作ば
ねが蓄勢されたことを検出し、電動機を停止させる第3
のリミットスイッチとを備え、第2のリミットスイッチ
により電動機を反転させるとき、電動機の電源供給回路
に一時的に抵抗を挿入するようにしたので、電動機の反
転駆動時に電動機に印加される過電流を上記抵抗により
抑制することができ、電源容量を少なくでき、かつ、電
動機の寿命を向上できる効果がある。
勢レバーの位置を検出することにより初期状態を検知し
てねじ軸が反蓄勢方向に回転するように電動機を始動す
る第1のリミットスイッチと、スライダーの位置を検出
し、ねじ軸が反蓄勢方向から蓄勢方向に回動するように
電動機を反転させる第2のリミットスイッチと、操作ば
ねが蓄勢されたことを検出する第3のリミットスイッチ
とを備え、第3のリミットスイッチが操作ばねの蓄勢完
了を検出したとき、電動機を反蓄勢方向に所定量反転さ
せるようにしたので、蓄勢完了後に電動機が慣性により
さらに蓄勢方向に回転して各部にストレスを与えるのを
反蓄勢方向の反転により防止することができる効果があ
る。
勢レバーの位置を検出することにより初期状態を検出し
てねじ軸が反蓄勢方向に回転するように電動機を始動す
る第1のリミットスイッチと、スライダーの位置を検出
し、ねじ軸が反蓄勢方向から蓄勢方向に回動するように
電動機を反転させる第2のリミットスイッチと、及び操
作ばねが蓄勢されたことを検出する第3のリミットスイ
ッチとを備え、第3のリミットスイッチが操作ばねの蓄
勢完了を検出したとき、電動機を反蓄勢方向に所定量反
転させると共に、電動機の電源供給回路に抵抗を挿入す
るようにしたので、蓄勢完了後に電動機が慣性によりさ
らに蓄勢方向に回転して各部にストレスを与えるのを防
止でき、かつ反蓄勢方向の反転時に電動機に印加される
過電流を上記抵抗により抑制することができ、電源容量
を少なくでき、かつ、電動機の寿命を向上できる効果が
ある。
を示す回路図である。
を示す回路図である。
側面図である。
開始の初期状態を示す側面図である。
開始のエネルギー蓄勢動作過程を示す側面図である。
ルギー蓄勢動作完了状態を示す側面図である。
ーと蓄勢レバーの係合状態が解除された状態を示す側面
図である。
ーと蓄勢レバーの係合状態を示す側面図である。
軸、10 電動機、12 スライダー、19 制御回
路、LS1 リミットスイッチ、LS2 リミットスイ
ッチ、LS3 リミットスイッチ、20 交流電源、2
1 整流装置、23 電磁接触器。
Claims (4)
- 【請求項1】 開閉器を操作する操作ばね、操作軸に回
動可能に取り付けられ、回動することにより、上記操作
ばねを蓄勢する蓄勢レバー、外周に螺旋状のねじが形成
されたねじ軸、このねじ軸に螺合され、ねじ軸の回動に
より該ねじ軸上を移動し、かつ移動することにより上記
蓄勢レバーを回動させるスライダー、上記ねじ軸を上記
操作ばねの蓄勢方向又は反蓄勢方向に回転させ、上記ス
ライダーを移動させる電動機、この電動機の反蓄勢方向
から蓄勢方向への反転時、又は蓄勢方向から反蓄勢方向
への反転時、上記電動機を減電圧駆動する制御回路を備
えたことを特徴とする開閉器の制御装置。 - 【請求項2】 開閉器を操作する操作ばね、操作軸に回
動可能に取り付けられ、回動することにより、上記操作
ばねを蓄勢する蓄勢レバー、外周に螺旋状のねじが形成
されたねじ軸、このねじ軸に螺合され、ねじ軸の回動に
より該ねじ軸上を移動し、かつ移動することにより上記
蓄勢レバーを回動させるスライダー、上記ねじ軸を上記
操作ばねの蓄勢方向又は反蓄勢方向に回転させ、上記ス
ライダーを移動させる電動機、上記蓄勢レバーの位置を
検出し、初期状態を検知して上記ねじ軸が反蓄勢方向に
回転するように電動機を始動する第1のリミットスイッ
チ、上記スライダーの位置を検出し、上記ねじ軸が反蓄
勢方向から蓄勢方向に回動するように電動機を反転させ
る第2のリミットスイッチ、上記操作ばねが蓄勢された
ことを検出し、上記電動機を停止させる第3のリミット
スイッチを備え、上記第2のリミットスイッチにより電
動機を反転させるとき、電源供給回路に一時的に抵抗を
挿入するようにしたことを特徴とする開閉器の制御装
置。 - 【請求項3】 開閉器を操作する操作ばね、操作軸に回
動可能に取り付けられ、回動することにより、上記操作
ばねを蓄勢する蓄勢レバー、外周に螺旋状のねじが形成
されたねじ軸、このねじ軸に螺合され、ねじ軸の回動に
より該ねじ軸上を移動し、かつ移動することにより上記
蓄勢レバーを回動させるスライダー、上記ねじ軸を上記
操作ばねの蓄勢方向又は反蓄勢方向に回転させ、上記ス
ライダーを移動させる電動機、上記蓄勢レバーの位置を
検出し、初期状態を検知して上記ねじ軸が反蓄勢方向に
回転するように電動機を始動する第1のリミットスイッ
チ、上記スライダーの位置を検出し、上記ねじ軸が反蓄
勢方向から蓄勢方向に回動するように電動機を反転させ
る第2のリミットスイッチ、上記操作ばねが蓄勢された
ことを検出する第3のリミットスイッチを備え、第3の
リミットスイッチが操作ばねの蓄勢完了を検出したと
き、電動機を反蓄勢方向に所定量反転させるようにした
ことを特徴とする開閉器の制御装置。 - 【請求項4】 開閉器を操作する操作ばね、操作軸に回
動可能に取り付けられ、回動することにより、上記操作
ばねを蓄勢する蓄勢レバー、外周に螺旋状のねじが形成
されたねじ軸、このねじ軸に螺合され、ねじ軸の回動に
より該ねじ軸上を移動し、かつ移動することにより上記
蓄勢レバーを回動させるスライダー、上記ねじ軸を上記
操作ばねの蓄勢方向又は反蓄勢方向に回転させ、上記ス
ライダーを移動させる電動機、上記蓄勢レバーの位置を
検出し、初期状態を検知して上記ねじ軸が反蓄勢方向に
回転するように電動機を始動する第1のリミットスイッ
チ、上記スライダーの位置を検出し、上記ねじ軸が反蓄
勢方向から蓄勢方向に回動するように電動機を反転させ
る第2のリミットスイッチ、上記操作ばねが蓄勢された
ことを検出する第3のリミットスイッチを備え、第3の
リミットスイッチが操作ばねの蓄勢完了を検出したと
き、電動機を反蓄勢方向に所定量反転させると共に、電
動機の電源供給回路に抵抗を挿入するようにしたことを
特徴とする開閉器の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11995995A JP3271643B2 (ja) | 1995-05-18 | 1995-05-18 | 開閉器の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11995995A JP3271643B2 (ja) | 1995-05-18 | 1995-05-18 | 開閉器の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08315689A true JPH08315689A (ja) | 1996-11-29 |
JP3271643B2 JP3271643B2 (ja) | 2002-04-02 |
Family
ID=14774447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11995995A Expired - Lifetime JP3271643B2 (ja) | 1995-05-18 | 1995-05-18 | 開閉器の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3271643B2 (ja) |
-
1995
- 1995-05-18 JP JP11995995A patent/JP3271643B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3271643B2 (ja) | 2002-04-02 |
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