JPH0831555A - 窓ガラス加熱装置 - Google Patents

窓ガラス加熱装置

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Publication number
JPH0831555A
JPH0831555A JP6162450A JP16245094A JPH0831555A JP H0831555 A JPH0831555 A JP H0831555A JP 6162450 A JP6162450 A JP 6162450A JP 16245094 A JP16245094 A JP 16245094A JP H0831555 A JPH0831555 A JP H0831555A
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JP
Japan
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electrode
disconnection
loop
conductive
connection terminal
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Application number
JP6162450A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Saito
俊彦 斉藤
Katsuaki Aikawa
勝明 相川
Akio Yokota
明雄 横田
Yoshito Yamada
好人 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd, NipponDenso Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
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  • Resistance Heating (AREA)
  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Surface Heating Bodies (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電極の破断による電力集中が回避できる。ま
た、電極配線材料がマイグレーションするのを防止する
ことが可能な窓ガラス加熱装置を提供する。 【構成】 ガラスの表面上に形成された導電性被膜と、
前記導電性被膜を挟んで対向する部分(以下この対向す
る部分を「対向部」という)を有する一対の電極と、前
記一対の電極を介して前記導電性被膜に電力を供給する
ための電力供給回路とを少なくとも有する窓ガラス加熱
装置において、前記一対の電極のうち少なくとも一方の
電極が、窓ガラスの表面上でループ形状をなしている。
また、前記一対の電極には、前記電力供給回路との接続
端子が、前記対向部以外に設けられている。さらに、断
線を検出するための導電線が、前記一対の電極と同電位
となるように、前記一対の電極に沿って設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、窓ガラスを加熱するこ
とにより、窓ガラスの防曇、霜取りおよび解氷を行う窓
ガラス加熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、窓ガラス加熱装置において、電極
の破損を検出することを目的として、断線を検出するた
めの導電線を設け、それに通電する電流の変化を検出す
ることが特開平4−46847号公報などにより提案さ
れている。
【0003】しかし、長期使用した場合、もしくは電極
と断線を検出するための導電線を隣接した場合に、短絡
事故が発生しやすい事や、電極の一部が破断した場合
に、破断場所の近傍の導電性被膜で電力集中が起こり、
発火や発煙や白濁等の危険な現象が生じる可能性があっ
た。
【0004】また、特開平4−46847号公報におい
ては、低電圧で導電性被膜に必要な電力を供給でき、導
電性被膜の局部的な発熱を防止する目的で、窓ガラスの
外部に設けられた電源と窓ガラスの内部に設けられた電
極間を、Agペーストを印刷または焼成してなる複数の
導電線で結んだ電力供給回路を有する窓ガラス加熱装置
が記載されている。なお、この窓ガラス加熱装置は、電
極,導電帯および透明導電膜の破損を検出することを目
的として、例えば電源と一方の電極間を結ぶ2本の導電
線の差電流を検出する手段を、窓ガラスの外部に具備し
ている。
【0005】ところが、従来の窓ガラス加熱装置では、
電源と電極間を複数の導電線で結ぶ必要があるため、A
gペーストの使用量が多く、かつ電極と導電線との結線
作業も多くなるため、低コスト化も図りづらいという課
題があった。さらに、その回路が大きくなるため、電極
に電力がon/offすることによって発生する電磁雑
音はかなり大きく、自動車内に設置されているラジオ、
テレビ、自動車電話などの無線機器に与える影響は無視
できないという問題もあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、電力集中が
起こらず、電磁雑音が低く、かつ低コスト化も図りやす
い窓ガラス加熱装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の窓ガラス加熱装
置は、ガラスの表面上に形成された導電性被膜と、前記
導電性被膜を挟んで対向する部分(対向部)を有する一
対の電極と、前記一対の電極を介して前記導電性被膜に
電力を供給するための電力供給回路とを少なくとも有す
る窓ガラス加熱装置において、前記一対の電極のうち少
なくとも一方の電極は、ループ形状をなしていることを
特徴とする。
【0008】また、本発明の窓ガラス加熱装置は、前記
一対の電極には、前記電力供給回路との接続端子が、前
記対向部以外に設けられていることを特徴とする。
【0009】さらに、本発明の窓ガラス加熱装置は、前
記ループ形状をなす電極が、前記導電性被膜を囲むよう
に配置された場合において、断線を検出するための導電
線が、前記電力供給回路との接続端子を起点とし、前記
ループ形状をなす電極の外側に沿って配置され、該起点
近傍に設けられた断線検出用の接続端子を終点とするよ
うに、前記窓ガラスの表面上にプリントされており、か
つ該断線検出用の接続端子は、断線を検出するための回
路と接続されていることを特徴とする。
【0010】また、本発明の窓ガラス加熱装置は、前記
ループ形状をなす電極が、前記導電性被膜を囲まないよ
うに配置された場合において、前記対向部と前記対向部
以外の一部とは並行するように配設されており、かつ断
線を検出するための導電線は、該対向部以外の一端に設
けた接続部位を起点とし、前記対向部に並行に配置さ
れ、前記電力供給回路との接続端子の近傍に設けられた
断線検出用接続端子を終点とするように、前記窓ガラス
の表面上にプリントされており、かつ該断線検出用の接
続端子は、断線を検出するための回路と接続されている
ことを特徴とする。
【0011】さらに、前記の断線を検出するための回路
が、抵抗と、リレーまたはフォトカップラーを少なくと
も用いていることを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明の作用を、本発明をなすに際して得た知
見とともに説明する。
【0013】本発明は、電極をループ形状としたため、
該電極については電極と窓ガラスの外部に設けられた電
力供給回路とを結ぶ導電線は1本で可能となり、その結
果、生産時の工程数を削減できるため、低コスト化が図
れる。
【0014】また、ループ形状の電極が、対向部以外に
電力供給回路との接続端子を設けたことにより、例えば
一方の電極対向部が飛石等によって破断した場合、電極
対向部の左側へは、対向部以外の左ループ部分を介し
て、電極対向部の右側へは、対向部以外の右ループ部分
を介して電流を流すことが可能となる。従って、破断し
た電極対向部の左右の部分電極は同電位を維持できるた
め、電極対向部の破断した部位や電極対向部近傍の導電
性被膜の部位には電力集中が起きず危険な状態とはなら
ない。同様に、他方の電極対向部で破断しても問題はな
い。
【0015】さらに、本発明のループ形状により、回路
全体を小さくすることができ、電極に電力がon/of
fすることによって発生する電磁雑音を低減できる。そ
の結果、自動車内に設置されているラジオ、テレビ、自
動車電話などの無線機器に与える影響を無視できる範囲
に抑えることが可能となる。
【0016】ところで、実開平3−46990号公報に
おいては、電極および導電帯の破損を検出することを目
的として、断線を検出するための導電線が、Agペース
トを印刷または焼成してなる電極および導電帯に沿って
配設してある窓ガラス加熱装置が記載されている。この
装置は、断線を検出するための導電線が切れることによ
り、ガラス割れを判定すると同時に、給電を停止し、ガ
ラス割れ部で発生するスパークを防止するという特徴を
有する。
【0017】しかし、上記の窓ガラス加熱装置では、長
期間使用した際、断線を検出するための導電線の感度が
不安定となる傾向が見いだされた。さらにこの現象が進
んだ場合、電極の一部が破断してしまい、破断場所の近
傍に位置する導電性被膜では、電力集中が生じるため局
所的に異常な発熱が発生し、発火や発煙や白濁等の危険
な現象が起こりうることが確認された。また、上記破断
の場合、電力集中による発火はないが、長期的には、破
断箇所を中心にして、クラックが拡大し、運転中により
大きな事故が起きる可能性があるので、すみやかに破断
した事を検出することが大切である。
【0018】本発明者は、上述した現象に関して鋭意調
査をした結果、以下の知見と着想を得るに至った。
【0019】(1)電極と、断線を検出するための導電
線との間には、マイグレーションが発生している。ここ
でマイグレーションとは、配線パターンの電流投入側で
空洞が発生し、他方ではヒロックと呼ばれる隆起や針状
結晶が生長し、ついには断線、パターン間短絡する現象
を意味する。
【0020】(2)上記マイグレーションの発生原因
は、電極と、断線を検出するための導電線との間に生じ
ている電圧差である。すなわち、電極が高電圧(例えば
200V)であるのに対して、断線を検出するための導
電線が低電圧(例えば12V)であった。
【0021】(3)上記マイグレーションの発生を防止
し、かつ断線を検出するための導電線を設けるために
は、電極と、断線を検出するための導電線とを、同じ電
位にすればよい。
【0022】本発明では、上記の知見および着想に基づ
き、断線を検出するための導電線を次の配線に変更し
た。
【0023】(1)断線を検出するための導電線は、電
力供給用の接続端子が接着される導電帯部位を起点と
し、(2)該電極および該導電帯の外側にそれぞれに隣
接しながら、(3)該起点近傍に設けられた断線検出用
の接続端子まで設ける。
【0024】この変更により、断線を検出するための導
電線は、電極と同電位にすることができるため、電極あ
るいは断線を検出するための導電線の構成材料(例えば
Ag)のマイグレーション発生を防止する事ができる。
その結果、短絡事故や発火などの危険な現象を、従来よ
り断線を検出するための導電線を、電極に近づけて配設
することが可能となったため、断線を検出する感度を大
幅に向上することができる。但し、上述の断線を検出す
るための導電線を電極と同電位にする方法は、電極がル
ープ形状をなすか否かにはよらず、実施可能なことは明
かである。
【0025】
【実施態様例】以下に本発明の実施態様例を説明する。
【0026】(窓ガラス)窓ガラスとしては、例えばガ
ラス板Aともう1枚のガラス板Bとを例えばポリビニル
ブチラール等の中間膜を介して接合させ、合わせガラス
としたものが好適に用いられる。ここで、ガラス板Aと
ガラス板Bは、必ずしも同じ材質である必要はない。し
かし、窓ガラスとして用いることから、透明である方が
好ましい。さらに、2枚のガラス板AとBの接合側の面
の一方には、後述する導電性被膜や電極が設けられるこ
とから、接合面の端部は、外因(例えば、水滴や塵埃)
の影響を回避する手段を有する方が好ましい。本発明に
おける窓ガラスは、自動車、船舶、航空機等様々な車両
用途に使用されるが、好ましくは、自動車用のフロント
ガラスに用いられる。また、ここでは合わせガラスの場
合を述べたが、1枚のガラス板であってもよい。
【0027】(窓ガラスの表面上に形成された導電性被
膜)導電性被膜としては、例えばスパッタリング等によ
り作製される良導電性の金属酸化物または金属からなる
単層膜あるいは多層膜が好適に用いられる。しかし、耐
久性、抵抗値および光学物性等の観点から、導電性被膜
は、金属酸化膜と金属膜からなる多層膜とした方がより
好ましい。このような導電性被膜の役割は、後述する一
対の電極を介して電圧が印加されることにより発熱し、
窓ガラスの防曇、霜取りおよび解氷を行うことである。
従って、導電性被膜の膜面形状は、窓ガラスの表面形状
に対して、面積が最大となる四角形に設けることが好ま
しい。また、窓ガラスを通しての視認性を確保するた
め、導電性被膜は透明な方が良い。ここで用いる金属酸
化膜としては、例えばZnO、SnO2やIn23から
なり、厚さが20nm〜60nmを有する薄膜が好まし
い。一方、金属膜としては、例えばAg、Au、Al、
またはCuからなり、厚さが5nm〜25nmである薄
膜が好ましい。
【0028】(導電性被膜を挟んで対向する部分(対向
部)を有する一対の電極)本発明では、一対の電極とし
ては、例えばAgペースト等の導電性ペーストを印刷、
焼成して形成される薄帯(もしくは細線)が用いられ
る。このような電極は、上記ガラス板Aの接合側の面上
に形成された上記導電性被膜の対向する2辺に沿って、
電気的な導通があるように1対設けられる。これら一対
の電極において、それぞれ導電性被膜を挟んで対向する
部分を、「対向部」という名称で呼ぶことにする。後述
するが、これら一対の電極は、対向部以外の部分も有し
ている。このような一対の電極の膜厚および幅(細線の
場合は、その直径)は、上記窓ガラスの面積および厚
さ、あるいは上記導電性被膜すなわち発熱部の面積など
によって、適宜定めればよい。電極の材料は、導電性の
ものであればよく、Agペーストに限らないが、ガラス
に対する塗れ性や耐食性なども選択される場合の重要な
ポイントである。ただ、マイグレーションの発生しやす
い金属あるいは合金(例えばAg、Al等)の場合であ
っても本発明はより有効である。
【0029】本発明では、一対の電極のうち、少なくと
も一方の電極をループ形状とする。このループ形状の電
極は、導電性被膜を挟んで対向する部分(対向部)を有
する一対の電極を含めてループ形状をなしている。この
ループ形状のとり方としては、上記導電性被膜を囲むよ
うに配置する場合と、上記導電性被膜は囲まず対向部と
平行して配置する場合の2種類がある。このようなルー
プ形状の電極の膜厚および幅(細線の場合は、その直
径)は、上記窓ガラスの面積および厚さ、あるいは上記
導電性被膜すなわち発熱部の面積などによって、適時定
まる値である。電極の材料は、導電性のものであればよ
く、Agペーストに限らないが、ガラスに対する塗れ性
や耐食性なども選択される場合の重要なポイントであ
る。
【0030】(一対の電極を介して導電性被膜に電力を
供給するための電力供給回路)電力供給回路としては、
例えば車両用発電機すなわちエンジンまたは電気自動車
の充電機などから電力を供給された車両用バッテリが用
いられる。このような電力供給回路は、車の停止中およ
び走行中に、一対の電極を介して導電性被膜に電力を供
給するものである。
【0031】(対向部以外に設けられている電力供給回
路との接続端子)接続端子としては、例えばスズメッキ
した銅からなる金属加工物が用いられる。このような接
続端子は、対向部以外のループ形状の電極部分に、導電
性接着材,圧着または半田付けなどの方法で接着される
が、接着方法としては半田付け法が好ましい。また、接
続端子が接着される場所は、対向部以外のループ形状の
電極部分のどこでも良いが、電力供給回路と最短距離で
接続可能な部分(例えば、窓ガラスの下辺部分)が好ま
しい。
【0032】(断線を検出するための導電線)断線を検
出するための導電線としては、上述のループ形状の電極
と同様に、例えばAgペースト等の導電性ペーストを印
刷、焼成して形成される細線が用いられる。その線幅
は、例えば0.5mm〜2mmであり、好ましくは0.
6mm〜1.2mmである。なお、この線幅は、細い方
が検出感度は良くなるが、製造上難しくなるので上記範
囲が好ましい値となる。
【0033】この断線を検出するための導電線の設置方
法は、上記ループ形状の電極が、上記導電性被膜を囲む
ように配置された場合と、上記導電性被膜は囲まず対向
部と平行して配置された場合で異なる。
【0034】上記ループ形状をなす電極が、導電性被膜
を囲むように配置された場合には、断線を検出するため
の導電線は、上記電力供給回路との接続端子を起点と
し、ループ形状をなす電極の外側に沿って配置され、起
点近傍に設けられた断線検出用の接続端子を終点とする
ように、窓ガラスの表面上にプリントされる。
【0035】また、上記ループ形状をなす電極が、導電
性被膜を囲まないように配置された場合には、断線を検
出するための導電線は、この対向部以外の一端に設けた
接続部位を起点とし、電極の対向部と対向部以外との間
を通り、上記電力供給回路との接続端子の近傍に設けら
れた断線検出用接続端子を終点とするように、窓ガラス
の表面上にプリントされることが好ましい。
【0036】上述のように、断線を検出するための導電
線を、ループ形状の電極に沿わせて設ける場合の間隔
は、10mm以下が好ましい。なお、この間隔は狭いほ
ど検出感度向上という点から好ましい。本発明では、前
述した通り、マイグレーションの発生を防止しているた
め、0.5mmの間隔とすることもできる。
【0037】
【実施例】本発明の実施例を、図1〜図4を参照して説
明する。
【0038】(実施例1)図1は、本発明の実施例に係
る窓ガラス加熱装置を示す概念図である。まず、図1に
基づき、各構成素子の配置状態について説明する。
【0039】ガラス100の表面上に設けた一対の電極
は、両方ともループ形状の電極とした。この一対の電極
は、一方の電極を、導電性被膜101を囲むように配置
されたループ形状の電極102aとし、他方の電極を、
導電性被膜101は囲まず対向部と対向部以外の一部が
平行して配置されたループ形状の電極102bとした。
また、各ループ形状の電極102a(102b)は、導
電性被膜を挟んで対向する部分(図1の中で、斜線を付
けた部分)すなわち対向部103a(103b)と、対
向部以外104a(104b)から構成されている。
【0040】導電性被膜101の一端は、ループ形状の
電極102a、接続端子105a、導電線106aを介
して電力供給回路107に接続されている。また同様
に、導電性被膜101の他端は、ループ形状の電極10
2b、接続端子105b、導電線106bを介して電力
供給回路107に接続されている。従って、導電性被膜
101への電圧供給は、例えばバッテリーからなる電力
供給回路107で行われ、その電圧値は288Vであ
る。
【0041】一方、断線を検出するための導電線は、導
電性被膜101を囲むように配置されたループ形状の電
極102aの場合と、導電性被膜101は囲まず対向部
と対向部以外が平行して配置されたループ形状の電極1
02bの場合とで、次に示すような異なる設置形状とし
た。
【0042】ループ形状の電極102aの場合には、断
線を検出するための導電線109aは、上記電力供給回
路107との接続端子105aを起点とし、ループ形状
をなす電極102aの外側に沿って配置され、上記起点
近傍に設けられた断線検出用の接続端子105cを終点
とするように配置した。
【0043】また、ループ形状の電極102bの場合に
は、電極の対向部103bと対向部以外104bの一部
とは並行するように配設されているため、断線を検出す
るための導電線109bは、この対向部以外104bの
一端に設けた接続部位105eを起点とし、電極の対向
部103bと対向部以外104bの一部との間を通り、
上記電力供給回路との接続端子105bの近傍に設けら
れた断線検出用接続端子105dを終点とするように配
置した。
【0044】次は、図1に基づき、各構成素子の形成方
法について説明する。
【0045】上記の導電性被膜101は、スパッタ法に
より、200℃に加熱保持されたガラス板の表面上に形
成した。この導電性被膜101は、第1層が50nmの
膜厚を有するZnO膜であり、第2層が10nmの膜厚
を有するAg膜、第3層が50nmの膜厚を有するZn
O膜からなる多層膜である。
【0046】上記の各ループ形状の電極102a(10
2b)は、Agからなる導電性ペーストを印刷、焼成し
て形成した薄帯であり、その線幅は6mmとした。ま
た、これらのループ形状の電極102a(102b)
は、各対向部103a(103b)が、上記の導電性被
膜101の対向する2辺の上に重なるように設けた。こ
の重ねた部分の幅は、4mmとした。
【0047】断線を検出するための導電線109a(1
09b)は、上述のループ形状の電極と同様に、Agか
らなる導電性ペーストを印刷、焼成して形成した細線で
あり、その線幅は1mmとした。また、断線を検出する
ための導電線109a(109b)を、ループ形状の電
極102a(102b)に沿わせて設ける場合の間隔
は、0.5mmとした。
【0048】以下では、図1に基づき、窓ガラスの表面
上に設けた各構成素子と、外部回路との結線状態につい
て説明する。
【0049】導電性被膜101の一端は、ループ形状の
電極102a、接続端子105a、導電線106aを介
して電力供給回路107に接続した。また同様に、導電
性被膜101の他端は、ループ形状の電極102b、接
続端子105b、導電線106bを介して電力供給回路
107に接続した。従って、導電性被膜101への電圧
供給は、出力電圧288Vのバッテリーからなる電力供
給回路107で行った。 断線を検出するための回路1
08は、抵抗121とリレー122から構成した。接続
端子105cは導電線110cを介して抵抗121に接
続し、抵抗121の他端はリレー122のコイル部につ
なげ、コイル部の他端は導電線110dを介して接続端
子105dに接続した。
【0050】上述のように窓ガラスの表面上に設けた各
構成素子と、外部回路との結線をおこなったので、電力
供給回路107から導電性被膜101に電圧が印加され
る時、ループ形状の電極102aに異常がなければ、断
線を検出するための導電線109aにも、ループ形状の
電極102aに流れ込む電流と同じ値の正常電流が流れ
る。その際、リレー122は駆動され、リレー122の
接点部が閉じる。この時、断線を検出するための回路1
08は、ループ形状の電極102aが正常であるとの断
線検出信号(X)120を発する。逆に、ループ形状の
電極102aに異常があれば、断線検出導電帯109a
には、ループ形状の電極102aに流れ込む電流とは異
なる値の異常電流が流れる。その際、リレー122は駆
動されず、リレー122の接点部は開いたままとなる。
この時、断線を検出するための回路108は、ループ形
状の電極102aが異常であるとの断線検出信号(Y)
120を発する。ここで、抵抗121はリレー122を
駆動させるか否かを決める駆動電流を設定している。
【0051】本例では、電極をループ形状としたことに
より、該電極と窓ガラスの外部に設けられた電力供給回
路とを結ぶ導電線は1本で可能となり、その結果、生産
時の工程数を削減できるため、低コスト化が図れたこと
により、安価な窓ガラス加熱装置の提供が実現できた。
また、回路全体を小さくすることができ、電極に電力が
on/offすることによって発生する電磁雑音を低減
することができた。
【0052】また、ループ形状の電極が、対向部以外に
電力供給回路との接続端子を設けたことにより、例えば
一方の電極対向部が飛石等によって破断した場合、電極
対向部の左側へは、対向部以外の左ループ部分を介し
て、電極対向部の右側へは、対向部以外の右ループ部分
を介して電流を流すことが可能となった。従って、破断
した電極対向部の左右の部分電極は同電位を維持できる
為、電極対向部の破断した部位や電極対向部近傍の導電
性被膜の部位には電力集中が起きず危険な状態は回避す
ることが可能となった。同様に、他方の電極対向部で破
断しても問題はなかった。
【0053】さらに、本例では、断線を検出するための
導電線は、ループ形状の電極と同電位になっているた
め、Agのマイグレーション発生を防止する事ができ
た。その結果、短絡事故や発火などの危険な現象を、早
期に発見することが可能となった。また、従来より断線
を検出するための導電線を、ループ形状の電極に近づけ
て配設することが可能となったため(本例は0.5m
m、従来実績は12mm)、断線を検出する感度を大幅
に向上した窓ガラス加熱装置の提供が可能となった。
【0054】ところで、本例では、断線を検出するため
の導電線を、ループ形状の電極と同一平面上に設けた場
合について述べた。しかし、実際は、断線を検出するた
めの導電線は、ループ形状の電極に沿って配置され、そ
の間隔を10mm以下とさえすれば、その機能を有する
ことができる。従って、断線を検出するための導電線
は、ループ形状の電極と、必ずしも同一平面上に設ける
必要はない。
【0055】また、本例では、窓ガラスの表面に設けた
一対の電極が、両方ともループ形状の電極である場合を
示しているが、自動車設計上の制約や、デザイン上、図
2あるいは図3のような場合もあり、少なくとも一方の
電極がループ形状となっていれば上述の作用は達成され
る。特に、図2のように下辺側の電極のみをループ形状
にする場合は、下辺のガラスエッジから該電極までの距
離が短くなり、隠ぺいがし易くなるため好ましい。さら
に、2種類のループ形状、すなわち導電性被膜を囲むよ
うに配置されたループ形状と、導電性被膜を囲まないよ
うに配置されたループ形状とは、上述の機能は変わらな
いことから、少なくとも一方の電極をループ形状とする
場合は、どちらのループ形状であってもかまわない。
【0056】(実施例2)本例では、図4に示すとお
り、実施例1のリレー122に代えて、フォトカップラ
ー422を、断線を検出するための回路408に用い
た。
【0057】他の点は、実施例1と同様とした。
【0058】すなわち、本例の断線を検出するための回
路408では、接続端子405cは導電線410cを介
して抵抗421に接続し、抵抗421の他端はフォトカ
ップラー422の発光ダイオードの陽極に接続し、発光
ダイオードの陰極は導電線410dを介して接続端子4
05dに接続した。ループ形状の電極が正常な場合、断
線を検出するための回路408には、接続端子405
c、405dを介して電圧が供給され、フォトカップラ
ー422の発光ダイオードが発光し、受光トランジスタ
ーが導通する。ループ形状の電極が異常の場合、断線を
検出するための回路408の中にある受光トランジスタ
ーは遮断される。また、抵抗421を用いて、フォトカ
ップラーを駆動させるか否かを決める駆動電流を設定し
た。
【0059】従って、本例では、リレーに代えて、フォ
トカップラーを用いたため、応答時間を1/10以下に
短縮でき、機械的な構造体が含まれていないため壊れに
くく、かつ小型化も同時に可能となった。その結果、高
速応答性を有し、かつ耐久性も兼ね備えた窓ガラス加熱
装置の提供が実現できた。
【0060】(実施例3)図5および図6は、対向部以
外に設けられている電力供給回路との接続端子を、実施
例1(図1)とは異なる箇所に配置した場合を示してい
る。特に、図5のように端子を1ヶ所に集めることで、
リード線取り出し口としてのガラスの切り欠きが1ヶ所
で済むことになる。
【0061】他の点は、実施例1と同様とした。
【0062】このように、対向部以外に設けられている
電力供給回路との接続端子を設ける位置は、自由に選択
可能である。よって、各種車両ごとに窓ガラス形状、窓
ガラスを支える車体および窓ガラスと電力供給回路と位
置関係は異なっているが、柔軟性のある配線が可能とな
った。例えば、ループ状の電極と、窓ガラスの外部に設
けられた電力供給回路とを最短距離で結ぶことができる
ため、短絡事故の発生可能箇所を減らすことができると
ともに、Agペーストの使用量を減らすことが可能とな
り低コスト化も図れた。従って、配線の自由度が高く、
かつ安全で安価な窓ガラス加熱装置の提供が可能となっ
た。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、電極対向部の破断が原
因で発生する電力集中を回避できるため、局所的な発熱
や発火等が防止できる。
【0064】また、本発明によれば、電極と電力供給回
路とを結ぶ導電線は1本で可能となり、作製時の工程数
を削減できるため低コスト化が図れる。また、従来より
小さなループ形状を成すため電磁雑音を低減できる。従
って、車内に設置されたラジオなどに与える影響を除去
できる。
【0065】さらに、Agのマイグレーションを防止す
る事が可能となり、短絡事故などを防止できる。また、
断線を検出する感度を大幅に改善できる。
【0066】また、ループ状の電極を最短距離で作製で
きるため、低コスト化も同時に図れる。
【0067】さらには、高速応答性と、耐久性を合わせ
もった断線を検出する回路が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、実施例1に係る窓ガラス加熱装置の一
例の概念図である。
【図2】図2は、実施例1に係る窓ガラス加熱装置の他
の例の概念図である。
【図3】図3は、実施例1に係る窓ガラス加熱装置の他
の例の概念図である。
【図4】図4は、実施例2に係る断線検出回路を示す配
線図である。
【図5】図5は、実施例3に係る窓ガラス加熱装置の一
例の概念図である。
【図6】図6は、実施例3に係る窓ガラス加熱装置の他
の例の概念図である。
【符号の説明】
100、200、300、500、600 ガラス、 101、201、301、501、601 導電性被
膜、 102a、102b、202a、202b、302a、
302b、502a、502b、602a、602b
ループ形状の電極、 103a、103b、203a、203b、303a、
303b、503a、503b、603a、603b
ループ形状の電極において、導電性被膜を挟んで対向す
る部分すなわち対向部、 104a、104b、204a、204b、304a、
304b、504a、504b、604a、604b
ループ形状の電極において、対向部以外、 105a、105b、105c、105d、105e、
205a、205b、205c、205d、205e、
305a、305b、305c、305d、305e、
405c、405d、505a、505b、505c、
505d、505e、605a、605b、605c、
605d、605e 接続端子、 106a、106b、206a、206b、306a、
306b、506a、506b、606a、606b
導電線、 107、207、307、507、607 電力供給回
路、 108、208、308、408、508、608 断
線を検出するための回路、 109a、109b、209a、209b、309a、
309b、509a、509b、609a、609b
断線を検出するための導電線、 110c、110d、410c、410d、510c、
510d、610c、610d 導電線、 120、220、320、420、520、620 断
線検出信号、 121、421 抵抗、 122 リレー、 422 フォトカップラー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05B 3/03 7512−3K (72)発明者 横田 明雄 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地日本電装 株式会社内 (72)発明者 山田 好人 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地日本電装 株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラスの表面上に形成された導電性被膜
    と、前記導電性被膜を挟んで対向する部分(以下この対
    向する部分を「対向部」という)を有する一対の電極
    と、前記一対の電極を介して前記導電性被膜に電力を供
    給するための電力供給回路とを少なくとも有する窓ガラ
    ス加熱装置において、前記一対の電極のうち少なくとも
    一方の電極が、窓ガラスの表面上でループ形状をなして
    いることを特徴とする窓ガラス加熱装置。
  2. 【請求項2】 前記一対の電極には、前記電力供給回路
    との接続端子が、前記対向部以外に設けられていること
    を特徴とする請求項1に記載の窓ガラス加熱装置。
  3. 【請求項3】 前記ループ形状をなす電極が、前記導電
    性被膜を囲むように配置された場合において、断線を検
    出するための導電線が、前記電力供給回路との接続端子
    を起点とし、前記ループ形状をなす電極の外側に沿って
    配置され、該起点近傍に設けられた断線検出用の接続端
    子を終点とするように、前記窓ガラスの表面上にプリン
    トされており、かつ該断線検出用の接続端子は、断線を
    検出するための回路と接続されていることを特徴とする
    請求項2に記載の窓ガラス加熱装置。
  4. 【請求項4】 前記ループ形状をなす電極が、前記導電
    性被膜を囲まないように配置された場合において、前記
    対向部と前記対向部以外の一部とは並行するように配設
    されており、かつ断線を検出するための導電線は、該対
    向部以外の一端に設けた接続部位を起点とし、前記対向
    部に並行に配置され、前記電力供給回路との接続端子の
    近傍に設けられた断線検出用接続端子を終点とするよう
    に、前記窓ガラスの表面上にプリントされており、かつ
    該断線検出用の接続端子は、断線を検出するための回路
    と接続されていることを特徴とする請求項2に記載の窓
    ガラス加熱装置。
  5. 【請求項5】 前記の断線を検出するための回路が、抵
    抗と、リレー又はフォトカップラーを少なくとも用いて
    いることを特徴とする請求項3又は4に記載の窓ガラス
    加熱装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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