JPH08315525A - ディジタルディスク再生方法及び装置 - Google Patents

ディジタルディスク再生方法及び装置

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JPH08315525A
JPH08315525A JP14522395A JP14522395A JPH08315525A JP H08315525 A JPH08315525 A JP H08315525A JP 14522395 A JP14522395 A JP 14522395A JP 14522395 A JP14522395 A JP 14522395A JP H08315525 A JPH08315525 A JP H08315525A
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JP14522395A
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Yasushi Hosono
靖 細野
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Original Assignee
Teac Corp
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンパクトディスク中の目的とする曲(トラ
ック)の目的とするインデックスを迅速にサーチするこ
とができるコンパクトディスク再生装置を提供する。 【構成】 CDのサブコード領域から読み取られたイン
デックス番号の変化を検出し、この変化時におけるCD
のアドレス(時間データ)を検出する。インデックス番
号のこのインデックス番号で区画されたトラック領域の
開始アドレスとの関係を示すテーブルをHDD27に格
納する。目的とするインデックス番号をサーチする時に
は、HDD27のテーブルに目的とするインデックス番
号とその開始アドレスを示す情報が格納されているか否
かを判断する。目的とするインデックス番号の開始アド
レスがテーブルに格納されている場合にはこの開始アド
レスに光学ピックアップ12を位置決めする。これによ
り、サーチ時間の短縮を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンパクトディスク(C
D)又はこれに類似のディジタルディスクを使用したデ
ィスク再生方法及び装置に関し、更に詳細には、所望ト
ラック位置のサーチを迅速に行うことができるディスク
再生方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】汎用のコンパクトディスク(CD)のス
パイラル状の1本のトラックは複数の領域に分けられ、
各領域に曲(主情報ブロック)が記録されている。ま
た、曲と共にトラック番号(曲番)が記録されている。
また、CDプレーヤは、トラック番号(曲番)を指定す
ることによって光学ピックアップを目的とする曲の頭に
自動的に位置決めするサーチ機能を有している。また、
コンパクトディスクには曲の中を細分化した領域(サブ
ブロック)を識別するためのインデックス(指標)番号
が記録されている。なお、現在の多くのコンパトディス
クにおいては1つの曲(トラック番号)が複数のサブブ
ロック即ちインデックス番号に分割されておらず、曲の
中のすべての領域においてインデックス番号が1とされ
ているが、インデックス番号を有効に使用することがで
きるCDプレーヤが開発されれば、1つの曲を複数のイ
ンデックス番号で分割したコンパクトディスクの増加が
期待される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のインデックス番
号(サブブロック識別信号)を使用したサーチ方法で
は、再生用ピックアップをディスク半径方向に間欠的に
送ってインデックス番号を間欠的に読み取って目的とす
るインデックス番号のトラック位置にピックアップを近
づけた。この方法では、インデックス番号の読み取り回
数が多くなり、サーチ所要時間(シーク時間)が長くな
った。
【0004】そこで、本発明の目的は、インデックス番
号即ちサブブロック識別信号に基づくサーチを迅速に行
うことができるディジタルディスク再生方法及び装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の方法の発明は、トラック上に複数の情報ブロックが順
次に記録され且つ前記複数の情報ブロックを識別するた
めの情報ブロック識別信号と前記複数の情報ブロックの
記録位置を示すアドレス信号が前記複数の情報ブロック
に伴なって記録され、前記複数の情報ブロックの内の少
なくとも1つは複数のサブブロックに分割され、前記複
数のサブブロックを識別するためのサブブロック識別信
号が前記サブブロックに伴なって記録されているディジ
タルディスクのための再生装置と、前記複数のサブブロ
ックとこれ等に対応するトラック上のアドレスとの関係
を示すテーブルを格納するためのメモリ手段とを用意
し、前記ディスクから前記情報ブロックを再生するモー
ドの時に前記サブブロック識別信号及び前記アドレス信
号を得て前記メモリ手段の前記テーブルに格納し、前記
複数の情報ブロックから選択された目的情報ブロックの
中の前記複数のサブブロックから選択された目的サブブ
ロックをサーチする時に、前記目的情報ブロックの目的
サブブロックとこのアドレスとの関係を示す情報が前記
テーブルに既に格納されているか否かを判断し、この情
報が格納されている場合にはこの情報を使用して前記目
的サブブロックのアドレスをサーチすることを特徴とす
るディジタルディスク再生方法に係わるものである。ま
た、上記目的を達成するための装置の発明は、トラック
上に複数の情報ブロックが順次に記録され且つ前記複数
の情報ブロックを識別するための情報ブロック識別信号
と前記複数の情報ブロックの記録位置を示すアドレス信
号が前記複数の情報ブロックに伴なって記録され、前記
複数の情報ブロックの内の少なくとも1つは複数のサブ
ブロックに分割され、前記複数のサブブロックを識別す
るためのサブブロック識別信号が前記サブブロックに伴
なって記録されているディジタルディスクのための再生
装置であって、前記ディスクの回転手段と、前記ディス
クから前記情報ブロック、前記情報ブロック識別信号、
前記アドレス信号、前記サブブロック識別信号を読み取
るためのピックアップと、前記ピックアップに接続さ
れ、前記ピックアップから得られた信号から前記情報ブ
ロック、前記情報ブロック識別信号、前記アドレス信
号、及び前記サブブロック識別信号を互いに分離して出
力する再生信号処理手段と、前記ピックアップを前記デ
ィスクの半径方向に移動するためのピックアップ移動手
段と、前記トラックにおける前記サブブロックの始まり
の位置を示す前記アドレス信号と前記サブブロック識別
信号との関係を示すテーブルを格納させるためのメモリ
手段と、前記ディスクと前記ピックアップとの相対的走
査運動に基づいて、前記再生信号処理手段から前記サブ
ブロック識別信号及び前記アドレス信号が得られた時
に、前記テーブルを作成するように前記メモリ手段に前
記サブブロックの始まりの位置を示すアドレス信号を格
納する書込み制御手段と、任意の情報ブロックの任意の
サブブロックの再生を行うために、前記複数の情報ブロ
ックの内の1つを指定すること及びこの指定された情報
ブロックの内の1つのサブブロックを指定するためのサ
ーチ指令手段と、前記サーチ指令手段で指定されたサブ
ブロックの始まりの位置を示す前記アドレス信号を前記
メモリ手段から読み出して前記ピックアップを前記メモ
リ手段から読み出したアドレスに位置決めするように前
記ピックアップ移動手段を制御する制御手段とを備えて
いることを特徴とするディジタルディスク再生装置に係
わるものである。なお、請求項3に示すように、メモリ
手段にサブブロックのアドレス信号が格納されていない
時に、サブブロック識別信号を間欠的に読み取って指定
されたサブブロックを検出する手段を設けることが望ま
しい。また、請求項4に示すように、サブブロック識別
信号の間欠的な読み取りは、少なくとも、指定された情
報ブロックが記録されているトラックの始端位置と終端
位置との中間の第1の位置、及び第1の位置と終端位置
との中間の第2の位置又は第1の位置と始端位置との中
間の第3の位置において行うことが望ましい。また、請
求項5に示すように、1つの情報ブロックの中のサブブ
ロックの個数を記憶するメモリ手段と、このメモリ手段
に格納されているサブブロックの個数に基づいて、指定
されたサブブロックが情報ブロックに含まれているか否
かを判定する手段と、メモリ手段のサブブロックの個数
に基づいて指定されたサブブロックが含まれていないこ
とが判った時にサブブロックの指定エラーを示す信号を
発生する手段とを設けることが望ましい。
【0006】
【発明の作用及び効果】各請求項の発明によれば、メモ
リ手段にサブブロック識別信号(例えばインデックス番
号)とアドレス信号との関係を示すテーブルを格納する
ので、サブブロックのサーチ指令が発生すると、指定さ
れたサブブロック識別信号に対応するアドレス信号がメ
モリ手段から読み出され、このアドレス信号を使用して
目的サブブロックの頭にピックアップを迅速に位置決め
することができる。なお、請求項3及び4に示すよう
に、サーチ時にサブブロック識別信号を間欠的に読み取
るとサーチ時間(シーク時間)を短くすることができ
る。また、請求項5に示すように、サブブロックの個数
を記憶するためのメモリ手段と、ここに格納された個数
に基づいて指定されたサブブロックの有無を調べ、サブ
ブロックが無い時にはエラーを示す信号を発生するの
で、サブブロックのサーチを必要以上に進めることを防
ぐことができ、結果としてサーチ時間の短縮を図ること
ができる。
【0007】
【実施例】次に、図1〜図13を参照して本発明の実施
例に係わるコンパクトディスク再生装置を説明する。
【0008】このディスク再生装置は、図1に示すよう
に、CDプレーヤ1とホストコンピュータ2との組み合
せによって構成されている。CDプレーヤ1は汎用のC
D又はCD−ROMの再生装置と実質的に同一に構成さ
れている。ホストコンピュータ2はサーチを迅速に実行
するための手段として使用されている。なお、このホス
トコンピュータ2は、CD再生装置のため以外の種々の
用途に兼用することができるので、CD再生装置のコス
ト上昇をさほど招かない。
【0009】CDプレーヤ1は、ディジタルディスクと
してのコンパクトディスク(CD)3を使用してオーデ
ィオ再生出力を得るものである。ディスク3には、図2
に原理的に示すようにラセン状にトラック4が形成され
ている。このトラック4における信号の記録は周知の光
学ピットの配列から成る。また、コンパクトディスク3
においては、データが周知のEFM変調方法で記録さ
れ、且つCLV方式(線速度一定方式)で記録されてい
る。
【0010】ディスク3のトラック4は図3に示すよう
にTOC(Table of Contents )即ち目次記録領域5
と複数の曲記録領域6、7を有する。なお、これ等の領
域の中にISRC(International Standard Recordi
ng Code)が含まれている。ISRC信号はディスクを
製造した国名、会社、年、レコーディングコード等を示
す。TOC(目次)記録領域5にはディスクの種別、全
曲数(トラック数)、全演奏時間、各曲(トラック)毎
の演奏時間及びそのアドレスが記録されている。情報ブ
ロックとしての曲記録領域6、7は複数のサブブロック
に分割され、サブブロック識別番号としてのインデック
ス番号が付けられている。図3の例では、一般にトラッ
ク番号1と呼ばれる第1曲目記録領域6は3つに分割さ
れ、これ等にインデックス番号1、2、3が順に付けら
れている。一般にトラック番号2と呼ばれる第2曲目記
録領域7は2つに分割され、これ等にインデックス番号
1、2が付けられている。
【0011】図4はTOC記録領域5及び各曲記録領域
6、7のフレーム構成を示す。即ち、各曲記録領域6、
7は複数のフレームの集まりから成り、各フレームFは
大別して、同期信号領域F1 とサブコード領域F2 とデ
ータ領域F3 とから成る。更に詳細には、1フレームは
24ビットの同期信号記録領域F1 と、この後の3ビッ
トの結合ビット領域(図示せず)と、14ビットのサブ
コード領域F2 と、この後の3ビットの結合ビット領域
(図示せず)と、544ビットのデータ領域F3 とから
成り、全体で588ビットを有する。なお、データ領域
F3 はCIRC誤り訂正データ領域及び結合ビット領域
を含んでいる。また、サブコード領域F2 には、制御信
号、曲数、インデックス番号、時間で示す曲中アドレス
信号、時間で示す累計アドレス信号、誤り検出信号が記
録され、更に前述したISRC信号が記録されている。
しかし、1フィールドのサブコード領域F2 に上記の全
ての信号を書き込むことは不可能であるので、98フレ
ームから成るフレーム群内に分散して書き込まれてい
る。この種の記録はCDにおける周知方法に従っている
ので、詳しい説明を省略する。
【0012】再び、図1のCDプレーヤ1を説明する。
ディスク3は回転手段としてのディスクモータ10に対
して着脱自在に装着される。このモータ10はここに接
続されたモータ制御駆動回路11によってCLV走査を
可能にするように制御される。即ち、モータ10及びデ
ィスク3の回転数は光ビームに走査位置がディスク3の
内周側から外周側に進むに従って高くなる。光学ピック
アップ12はディスク3に対して光ビームを投射し、こ
の反射光を検出することによってトラック4上の光学ピ
ットから成る信号を読み取るように構成されている。ピ
ックアップ12によってスパイラルトラック4を走査す
るため及びサーチのために光ビームをディスク半径方向
に早送りするためにピックアップ移動装置13が設けら
れている。モータ制御駆動回路11及びピックアップ移
動装置13は制御用マイクロコンピュータ(マイクロプ
ロセッサ又はコントローラ)14に接続されている。制
御用マイクロコンピュータ14は周知の操作ボタン1
5、周知の再生回路16、インタフェース17に接続さ
れ、これ等から与えられる制御情報に従って正常再生モ
ード、早送りモード、逆送りモード、ポーズモード、曲
サーチモード、インデックスサーチモード等を設定す
る。制御用マイクロコンピュータ14に接続された表示
装置8は周知のものであって、トラック番号(曲番
号)、インデックス番号、及び各曲の経過時間(アドレ
ス)等を表示する。
【0013】再生信号処理手段としての再生回路16は
ピックアップ12に接続された周知の回路であって、E
FM復調回路、クロック抽出回路等を含み、オーディオ
信号の再生時にはD/A変換器19に左右両チャネルの
主データを送る。D/A変換器19はディジタルデータ
をアナログオーディオ信号に変換する。なお、図1では
説明を簡単にするために1つのD/A変換器19が設け
られているが、実際には左右両チャネルの出力を得るた
めに2つのD/A変換器が設けられる。本発明に従う装
置では、ディスク3のTOC領域5の信号及びISRC
信号を含むサブコード領域F2 のデータの一部又は全部
をホストコンピュータ2に送ることが必要になる。この
ため、CDプレーヤ1のインタフェース17がコンピュ
ータ2のインタフェース21に伝送路20で接続されて
いる。インタフェース17は、マイクロコンピュータを
含んでSCSIケーブルから成る伝送路20に適合させ
るための信号処理を実行する。このインタフェース17
はホストコンピュータ2側に再生回路16から得られた
TOC領域5のデータを送ると共に、再生回路16に付
加されているサブコードデータ分離回路16aから得ら
れたサブコード領域のデータ(少なくともインデックス
番号、アドレス信号)を送り、またホストコンピュータ
2からの制御データを受け入れて種々のモードを設定す
る。なお、ディスク1がCD−ROMの場合には、サブ
コードデータとTOCデータの他に主データもホストコ
ンピュータ2に送る。
【0014】ホストコンピュータ2は、インタフェース
21、バス22、CPU(中央処理装置)23、ROM
(リード・オンリー・メモリ)24、RAM(ランダム
・アクセス・メモリ)25、FDD(フロッピーディス
ク装置)26、不揮発性メモリ手段としてのHDD(ハ
ードディスク装置)27、サーチ指令手段としての機能
を有するキーボード18、ディスプレイ装置28を有す
る。
【0015】ホストコンピュータ2の全体的な構成はパ
ソコンとほぼ同一であるが、CDプレーヤ1と組み合せ
ている点で異なる。即ち、HDD27はコンピュータシ
ステムの単なる外部メモリとして使用しているのみでな
く、CDプレーヤから得られた制御データに基づく第1
のテーブルを格納する領域29、及び第2のテーブルを
格納する領域30を有し、またCDプレーヤ1を駆動す
るためのアプリケーションプログラムを格納する領域3
1を有する。なお、HDD27は周知のOS(オペレー
ション・システム)を格納する領域32も有する。CP
U23は、通常のコンピュータシステムに従う制御を司
る他に、インデックス(サブブロック)の始まりの位置
を示すアドレス信号(時間信号)を検出してHDD27
の第2のテーブル領域30に書き込むための書き込み制
御手段としての機能を有し、更に目的の曲及び目的のイ
ンデックスのサーチ制御機能を有する。即ち、CPU2
3は後述する図8、図9、図10、図11、図13のフ
ローチャートの動作を制御する機能を有する。これはC
PU23がテーブルにアドレス信号を書き込むための制
御手段、サーチ指令手段、ピックアップ移動制御手段を
含んでいることを意味する。ROM24は、BIOSが
格納するものである。RAM25はHDD27の中のデ
ータ等を一時格納するものである。FDD26はソフト
ウエアの供給機能及び外部メモリ機能を有する。キーボ
ード18はサーチ指令、目的とする曲及び目的とするイ
ンデックスの指定等の機能を有するサーチ指令手段であ
る。ディスプレイ装置28はCRT表示装置であって、
図7に示すCDプレーヤの前面パネルに相当する表示、
必要に応じて図5及び図6の第1及び第2のテーブルを
表示するものである。操作者はキーボード18でCDプ
レーヤ1を操作することができると共にディスプレイ装
置28の図7の表示を見て周知のマウスで操作すること
もできる。
【0016】図1において、コンピュータ2からサーチ
指令が発生すると、CDプレーヤ1においてディスク3
のサブコード領域F2 のデータが読み取られ、これがコ
ンピュータ2に送られる。コンピュータ2は送られて来
た累計時間から成るアドレス情報が目的とする曲及び目
的とするインデックスのアドレスを示しているか否かを
判断してサーチを進める。サーチの詳細は追って述べ
る。
【0017】本実施例では目的とする曲及びインデック
スのサーチを容易且つ迅速に実行するために、図5に示
す第1テーブル及び図6に示す第2テーブルをHDD2
7に格納し、これをサーチ時にRAM25に書き込んで
いる。図5の第1テーブルは、複数のCDのISRCデ
ータとファイル名とタイトルとの関係を示す表である。
即ち第1テーブルのISRCの欄には、ディスクのサブ
コード領域F2 の周知のQチャンネルから読み出したデ
ィスクの製造に関係する国名、会社、年、レコーディン
グコード等のデータが書き込まれる。ISRCの情報内
容は全てのCDにおいて全てが同一になることはないの
でCD識別データとして使用することができる。ここで
は3つのディスクをISRC−1、ISRC−2、IS
RC−3で区別して示している。ファイル名は例えば0
0000001CDのように付ける。タイトルは各CD
の内容に応じて例えば、効果音集、映画音楽集、歌謡曲
集のように付ける。ここで効果音集のCDとは、波の
音、川の流れの音、小鳥の声等を曲(情報ブロック)と
みなしてトラック番号別に収録したものであり、各効果
音の情報ブロック(データブロック)には細分化(サブ
ブロック化)のためのインデックス(細分化指標)番号
が付けられている。第1テーブルがあれば、現在CDプ
レーヤ1で使用されているCDが過去に第1テーブルに
登録されたか否かを直ちに知ることができる。現在使用
されているCDがまだ第1及び第2テーブルに登録され
ていなければ、追加登録する。第1テーブルはHDD2
7に格納されるために、コンピュータ2の電源オフに関
係なく保存される。
【0018】図6に示す第2テーブルは、各CDの内容
を詳しく示すものである。図6には図5の第1テーブル
のファイル名が00000001CDとされた1枚のC
Dの内容のみが示されているが、それぞれのCDに対し
て図6の第2テーブルを作成する。この第2テーブルに
は、ファイル名、タイトル、ISRCデータ、総曲数、
総演奏時間を記録すると共に、曲番号とこの曲の開始ア
ドレスとこの曲の演奏時間とこの曲の最大インデックス
番号とを記録し、更に、各曲に含まれているインデック
ス番号とこのインデックス番号で指定された領域の開始
アドレスとを記録する。この第2テーブルにおいて本願
発明に特に関係する情報は各曲の最大インデックス番号
と、インデックス番号で指定された領域の開始アドレス
である。インデックス番号で区画された領域は図3で既
に説明したように各曲(情報ブロック又はトラック)を
細分化したサブブロック領域である。最大インデックス
番号は各曲のサブブロック数即ち細分化数に一致し、図
6では第1、第2、第3の曲において3、2、4であ
る。なお、図6では同一種別の効果音の集りを1曲(1
つの情報ブロック)と見なし、この中を細分化してイン
デックス番号を付している。インデックス開始アドレス
は、図6では第1曲のインデックス番号1、2、3につ
いて00分00秒、1分30秒、3分00秒とされ、第
2曲のインデックス番号1、2について4分00秒、5
分00秒とされている。即ち、開始アドレスはCDの全
曲の累計時間をアドレス信号として使用している。この
例ではインデックス番号の開始アドレスを累計時間とし
たが、曲中時間を開始アドレスとしてもよい。即ち、サ
ーチ時に曲番号をサーチし、曲中の目的時間(アドレ
ス)をサーチすれば累計時間によるサーチと同様に目的
とするインデックス番号のサーチが可能になる。
【0019】図7はコンピュータ2のディスプレイ装置
28における表示例を示す。この表示は、CD−PLA
YERによってCDプレーヤ使用中を示す表示領域4
0、Powerの表示がされる電源スイッチの表示領域
41、効果音集が示されているタイトル表示領域42、
EJECTで示されているイジェクトスイッチ表示領域
43、01 Track 02 Indexで示されて
いる現在のトラック(曲)と現在のインデックスを示す
領域44、Elapsed Time 02:49で示
されている曲中経過時間表示領域45、MAX Tra
ck 10で示されている現在プレイ中のCDの最大ト
ラック(曲)数の表示領域46、MAXIndex 3
で示されている現在プレイ中の曲の最大インデックス番
号表示領域47、SEARCH INDEXで示されて
いるモード表示領域48、STOPで示されている停止
スイッチ表示領域49、PLAYで示されているプレイ
スイッチ表示領域50、PAUSEで示されているポー
ズスイッチ表示領域51、REWで示されているビーム
の逆方向高速送りスイッチ表示領域52、FFで示され
ているビームの正方向高速送りスイッチ表示領域53、
PREVで示されている1曲前の送りスイッチ領域5
4、NEXTで示されている1曲後の送りスイッチ領域
55を有する。図7の表示は図1のCDプレーヤ1の操
作ボタン15と表示器18に相当するものであり、各ス
イッチ領域は例えばマウス操作又はキーボード18の操
作によってCDプレーヤ1の操作ボタン15と同様に操
作され、CDプレーヤ1の制御指令を発生する。なお、
図7の表示を行うためのソフトウエアはコンピュータ2
のHDD27にOS領域32に格納されており、ここか
らRAM25に移して使用される。
【0020】
【テーブル作成】次に、図8を参照して図5の第1テー
ブル及び図6の第2テーブルの作成方法を説明する。図
1のシステムにおいて、電源が投入され且つコンピュー
タ2によるCDプレーヤ1の制御が可能な状態に設定さ
れている時に、CDプレーヤ1にCDが装着され、CD
装着検出手段(図示せず)からCD装着を示す信号がコ
ンピュータ2に送られると、図8の動作が開始する。ス
タートステップS0 の後のステップS1 でディスク3か
らTOCデータを読み取ること及びISRCデータを読
み取ることを指令する。これにより、CDプレーヤ1に
おいてディスク3のトラック4の最初の部分からのデー
タ読み取りが開始され、TOCデータ及びサブコードデ
ータがCDプレーヤ1からコンピュータ2に送られる。
次に、同一のISRC(CD識別)データがHDD27
の第1テーブルに格納されているか否かを判断する。既
に同一のISRCデータが第1テーブルに格納されてい
る場合にはステップS3 において同一のTOC(目次)
データがHDD27の第2テーブルにあるか否かが判断
される。もし、TOCデータが第2テーブルに既にある
場合にはステップS4 で示すようにリターンさせて次の
CDの装着を待つ。ステップS2 において、同一のIS
RC(CD識別)データが無いことを示すNOの出力が
得られた時には、ステップS5 で第1テーブルに装着中
のCDのISRCデータを第1テーブルに追加する。更
に、ステップS6 で装着中のCDのTOCデータを第2
テーブルに書き込み、その後ステップS4 のリターンに
進む。また、ステップS3 において、同一のTOCデー
タが第2テーブルにないことを示すNOの出力が得られ
た時には、ステップS7 においてディスプレイ装置28
にエラー表示を行い、更に次のステップS8 で装着中の
CDの第2テーブルを再構築する。図8に示すフローチ
ャートに従う上記の動作によって図5の第1テーブルが
作成され、また、図6の第2テーブルから最大インデッ
クス番号、各曲のインデックス番号、この開始アドレス
を除いた部分が作成される。即ち、図8の動作でインデ
ックスサーチに必要な情報以外は第2テーブルに格納さ
れる。
【0021】
【インデックス情報の格納】次に、第2テーブルにイン
デックス情報を格納するための動作を図9のフローチャ
ートを参照して説明する。図9は、CDプレーヤ1に装
着されたCDの任意の曲の再生中においてインデックス
情報を第2テーブルに格納する動作を示す。まず、ステ
ップS10で曲の再生がスタートしたら、ステップS11で
インデックス番号及びアドレス(累計時間)の検出を行
う。次に、ステップS12で検出されたインデックス番号
の変化即ち切換があったか否かを判断する。変化がない
NOの出力の時にはステップS16で元に戻り、今迄の動
作を繰返す。ステップS12でインデックス番号の変化を
示すYESの出力が得られた時には、次のステップS13
に示すように検出されたインデックス番号が第2テーブ
ルのその曲の最大インデックス番号よりも大きいか否か
が判断される。なお、この曲が初めて再生された場合に
は第2テーブルの最大インデックス番号が0又は1であ
る。また、この曲が以前に途中まで再生された場合には
第2テーブルの最大インデックス番号の欄に真の最大イ
ンデックス番号が格納されていないことがある。そこ
で、ステップS13で検出インデックス番号が第2テーブ
ルの最大インデックス番号よりも大きいことを示すYE
Sの出力が得られた時には、ステップS14に示すように
第2テーブルの最大インデックス番号を検出インデック
ス番号に書き換える。また、ステップS15において、検
出された新しいインデックス番号とこの開始アドレス
(累計時間)を第2テーブルに格納する。ステップS13
において、検出インデックス番号が第2テーブルの最大
インデックス番号よりも大きくないことを示すNOの出
力が得られた場合には、ステップS17に示すように前の
ステップS11で検出されたインデックス番号とこの開始
アドレス(累計時間)が第2テーブルにあるか否かが判
断される。このステップS17において、これ等が第2テ
ーブルにあることを示すYESの出力の時にはステップ
S16に進み、無いことを示すNOの出力の時にはステッ
プS15に示すように検出されたインデックス番号とこの
開始アドレスを第2テーブルに追加する。
【0022】図9に示す動作はあらゆる曲の再生モード
時において生じる。従って、インデックス番号とこのア
ドレスの検出のみを目的としない通常の再生によって図
6の第2テーブルのインデックス情報の格納を行うこと
ができる。なお、CDを第1曲から最終曲まで連続的に
再生する場合には、一回の再生によって全曲のインデッ
クス情報の第2テーブルへの格納が完了する。
【0023】
【任意の曲のインデックス番号のサーチ】任意の曲の任
意のインデックス番号をサーチする場合には図10に示
す動作が生じる。即ち、コンピュータ2のキーボード1
8によって図7の表示画面におけるサーチインデックス
表示領域48を指定し、更に目的とする曲(トラック番
号)の目的とするインデックス番号を指定して図10の
ステップS20に示すサーチモードをスタートさせると、
次のステップS21に示すように目的とする曲の最大イン
デックス番号が第2テーブルにあるか否かが判断され
る。そして、有ることを示すYESの出力が得られた時
には次のステップS22に示すように目的インデックス番
号が最大インデックス番号以下であるか否かが判断され
る。これにより目的インデックス番号が最大インデック
ス番号以下であることを示すYES出力が得られた時に
はサーチ可能であるので、次のステップS23において目
的インデックス番号の開始アドレス(累計時間)が第2
テーブルにあるか否かが判断される。これにより開始ア
ドレスがあることを示すYES出力の場合にはステップ
S24で目的インデックスの開始アドレス(累計時間)を
シークする。このシークが完了したら次のステップS25
でリターンする。なお、目的インデックスのシークが完
了した後には、ここからの正常再生動作が開始し、オー
ディオ出力が得られると共に、図9に示す第2テーブル
に対してインデックス情報を追加する動作も生じる。
【0024】ステップS21において第2テーブルに最大
インデックス番号が無いことを示すNO出力が得られた
時には、ステップS26において最大インデックス番号を
第2テーブルに格納する。これは誤まって実際に存在し
ないインデックス番号を目的インデックス番号として指
定した場合におけるサーチ時間(シーク時間)の無駄を
省くためである。この最大インデックス番号の第2テー
ブルへの格納は図11に示すステップS31〜S33によっ
て実行される。即ち、まずスイッチS31に示すように目
的とする曲(トラック番号)の次の曲(トラック番号)
をシークする。次に、ステップS32に示すように光ビー
ムを目的曲の終りの領域に戻す。次に、ステップS33に
示すように目的曲の最後のインデックス番号を読み取
り、第2テーブルの最大インデックス番号の欄に書き込
む。再び図10を説明する。ステップS26で最大インデ
ックス番号の格納が終了したら、次のステップS27にお
いて目的インデックス番号が最大インデックス番号以下
か否かが判断される。目的インデックス番号が最大イン
デックス番号以下を示すYES出力の場合には次のステ
ップS28に示すように目的インデックス番号をバイナリ
方式でシークする。
【0025】ステップS28のバイナリ方式のシークとは
図12の矢印A1 〜A4 に示すようなシークを意味す
る。図12においては目的曲の最大インデックス番号は
2であり、目的インデックス番号も2である。目的イン
デックス番号2の開始アドレスに再生用光ビームを位置
決めするために、目的曲(トラック)のトラック長(時
間長)の1/2の点P1 即ち始点P0 と終点P5 の中間
点P1 に光ビームを送り、ここのインデックス番号を読
み取る。即ち矢印A1 で示すように光ビームを早送りし
た後にインデックス番号を読み取る。そして、この検出
インデックス番号が目的インデックス番号以下か否かを
判断し、例えば以下である場合にはP1 とP5 との中間
点P4 に光ビームを位置決めしてここでのインデックス
番号を読み取る。この時のビーム移動量は矢印A2 に示
すように矢印A1 の1/2である。ここで検出インデッ
クス番号が目的インデックス番号以下でないことが判定
されたら矢印A2 の長さの1/2の長さの矢印A3 のト
ラック長の光ビームを逆方向に早送りしてP2 点のイン
デックス番号を読み取る。もし、P2 点が目的とするP
3 点に近い場合には矢印A4 に示す正常速度の正方向送
りで目的インデックス番号の開始点P3 までビームを送
る。即ち、インデックス番号の切り換り点にビームを位
置決めする。この様なバイナリ方式のサーチを採用する
と、目的インデックスを迅速にサーチすることができ
る。
【0026】図10のフローチャートのステップS28に
おける目的インデックスのシークが完了した時にはステ
ップS25に進む。図10のステップS22及びS27で目的
インデックス番号が最大インデックス番号以下でないこ
とを示すNO出力が得られた時にはステップS29に進
み、ディスプレイ装置28に目的インデックス番号に誤
りがあることを示すエラー表示をなし、目的インデック
ス番号の再入力(設定)を要求する。
【0027】図10のステップS23において、目的イン
デックス番号が第2テーブルに無いことを示すNO出力
が得られた時にはステップ28に進んで目的インデック
ス番号をバイナリ方式でシークする。
【0028】図10のフローチャートに従うサーチで
は、目的インデックス番号の開始アドレスが第2テーブ
ルにある場合には光ビームが現在位置しているアドレス
(時間アドレス)と目的アドレス(目的時間アドレス)
との差を求め、この差を解消するための光ビームの送り
量を計算し、この送り量だけ光ビームを高速でディスク
3の半径方向に送る。従って、目的アドレス(目的イン
デックス)に対する光ビームの位置決めを短時間で達成
できる。なお、高速送りで正常に光ビームを目的アドレ
スに位置決めできない場合であっても、目的アドレスの
近傍に光ビームがあるので、正常送りによって目的アド
レスに光ビームを短時間に位置決めできる。
【0029】
【任意の曲のサーチ】本実施例のシステムにおいてイン
デックス番号のサーチは行わずに任意の曲(トラック番
号)のサーチを行うことも勿論可能である。この場合に
は、キーボード18によってサーチ指令及び目的曲番
(トラック番号)を設定し、サーチをスタートさせる。
目的曲の開始アドレスは第2テーブルに格納されている
ので、目的曲(トラック番号)のサーチは迅速に達成さ
れる。目的曲のサーチが完了した後には目的曲の再生を
開始させる。この目的曲の再生においてもインデックス
情報が得られるので、図9のフローチャートに従ってイ
ンデックス情報の追加又は訂正を行う。
【0030】
【最大インデックス番号の一括取得】この実施例はCD
3の全曲の最大インデックス番号を一括取得して第2テ
ーブルに格納するためのプログラムも内蔵している。図
13はこれを原理的に示すものである。まずステップS
40の最大インデックス番号の一括取得をスタートさせる
と、ステップS41に示すように再生光ビームは曲番1
(トラック番号1)に位置決めされる。次に、ステップ
S42に示すように次の曲(トラック)が高速送りでシー
クされ、光ビームが次の曲の頭に位置決めされる。次
に、ステップS43に示すように1つ前の曲の最大インデ
ックス番号を取得し、第2テーブルに格納する。この1
つ前の曲の最大インデックス番号の取得は図11のステ
ップS11〜S33の原理に基づいて実行される。次に、ス
テップS44に示すようにCD3中の全曲のシークが終了
したか否かを判断し、終了していない時にはステップS
42に戻り、次の曲即ち最大インデックス番号を求めよう
としている曲の次の曲をシークし、1つ前の曲の最大イ
ンデックス番号の取得を繰返す。なお、最終曲の最大イ
ンデックス番号を取得する時には、架空の次の曲を指定
し、最終曲の最後に光ビームを位置決めして最大インデ
ックス番号を読み取る。ステップS44で全曲の最大イン
デックス番号の取得が終了したことが判ったら、ステッ
プS45において、第2テーブルの各曲番号のインデック
ス番号と開始アドレスのための空きスロットを作成し、
ステップS46でプログラムを終了させる。ステップS45
で予め空きスロットを作成しておくと、後の再生時にイ
ンデックス情報を迅速に格納できる。
【0031】
【CDの連続再生】CD3の複数曲の全部又は一部を連
続再生する場合において、図9のフローチャートの動作
をさせることができる。この場合には各曲の再生毎に図
9の動作が生じ、もし全曲を連続再生すると、第2テー
ブルの全部の作成が終了する。
【0032】上述から明らかなように、本実施例のシス
テムによれば、任意の曲の正常再生においてインデック
ス情報が第2テーブルに自動的に格納される。従って、
特別なインデックス情報の取得モードを設けなくてもイ
ンデックスの開始アドレスが得られる。そして、このイ
ンデックスの開始アドレスを使用して目的インデックス
(サブブロック)を迅速にサーチできる。従来の多くの
CDは曲(トラック)が複数インデックス(サブブロッ
ク)に分割されていないが、本実施例に示すようにイン
デックス情報をサーチに有効に利用することができるシ
ステムが開発されたことによって曲(トラック)を複数
のインデックス番号で細分化したCDの増大が期待され
る。
【0033】
【変形例】本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 第1及び第2テーブルを1つのテーブル又は管
理ファイルとして構成することもできる。また、ISR
Cコードをファイル名として使用することができるOS
を使用してコンピュータ1を構成する場合には図5の第
1テーブルを省くことができる。 (2) 実施例では第2テーブルに新規のインデックス
情報を格納する際に、このインデックス情報をテーブル
即ちファイルの途中に挿入するように構成されている
が、周知のB−treeやISAM等のデータベース管
理の手法を用いて、より効率よくインデックスの検索が
可能なように構成してもよい。 (3) テーブルをHDD27に格納する代りにFDD
26のディスク光磁気ディスク記録装置の記録媒体等の
不揮発性メモリ手段に格納することができる。 (4) インデックスに限ることなく、ユーザが指定す
る任意の細分化のアドレスを管理する場合にも本発明を
適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わるコンパクトディスク再
生装置を示すブロック図である。
【図2】ディスクを原理的に示す平面図である。
【図3】図2のディスクのトラックにおけるデータ記録
を示す図である。
【図4】ディスクにデータを記録するためのフレームの
構成を示す図である。
【図5】サーチのためにHDDに格納する第1テーブル
を示す図である。
【図6】サーチのためにHDDに格納する第2テーブル
を示す図である。
【図7】ディスプレイ装置における表示を示す図であ
る。
【図8】第1及び第2テーブルのインデックス情報以外
を作成するための動作の流れを示す図である。
【図9】曲の再生によって第2テーブルにインデックス
情報を書き込むための動作の流れを示す図である。
【図10】目的とするインデックスをサーチするための
動作の流れを示す図である。
【図11】最大インデックス番号を読み取るための動作
の流れを示す図である。
【図12】バイナリ方式で目的インデックスをサーチす
る方法を説明するための図である。
【図13】ディスクの各曲の最大インデックス番号を連
続的に読み取るための動作の流れを示す図である。
【符号の説明】
1 CDプレーヤ 2 コンピュータ 3 ディスク 27 インデックス情報格納HDD

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラック上に複数の情報ブロックが順次
    に記録され且つ前記複数の情報ブロックを識別するため
    の情報ブロック識別信号と前記複数の情報ブロックの記
    録位置を示すアドレス信号が前記複数の情報ブロックに
    伴なって記録され、前記複数の情報ブロックの内の少な
    くとも1つは複数のサブブロックに分割され、前記複数
    のサブブロックを識別するためのサブブロック識別信号
    が前記サブブロックに伴なって記録されているディジタ
    ルディスクのための再生装置と、前記複数のサブブロッ
    クとこれ等に対応するトラック上のアドレスとの関係を
    示すテーブルを格納するためのメモリ手段とを用意し、 前記ディスクから前記情報ブロックを再生するモードの
    時に前記サブブロック識別信号及び前記アドレス信号を
    得て前記メモリ手段の前記テーブルに格納し、 前記複数の情報ブロックから選択された目的情報ブロッ
    クの中の前記複数のサブブロックから選択された目的サ
    ブブロックをサーチする時に、前記目的情報ブロックの
    目的サブブロックとこのアドレスとの関係を示す情報が
    前記テーブルに既に格納されているか否かを判断し、こ
    の情報が格納されている場合にはこの情報を使用して前
    記目的サブブロックのアドレスをサーチすることを特徴
    とするディジタルディスク再生方法。
  2. 【請求項2】 トラック上に複数の情報ブロックが順次
    に記録され且つ前記複数の情報ブロックを識別するため
    の情報ブロック識別信号と前記複数の情報ブロックの記
    録位置を示すアドレス信号が前記複数の情報ブロックに
    伴なって記録され、前記複数の情報ブロックの内の少な
    くとも1つは複数のサブブロックに分割され、前記複数
    のサブブロックを識別するためのサブブロック識別信号
    が前記サブブロックに伴なって記録されているディジタ
    ルディスクのための再生装置であって、 前記ディスクの回転手段と、 前記ディスクから前記情報ブロック、前記情報ブロック
    識別信号、前記アドレス信号、前記サブブロック識別信
    号を読み取るためのピックアップと、 前記ピックアップに接続され、前記ピックアップから得
    られた信号から前記情報ブロック、前記情報ブロック識
    別信号、前記アドレス信号、及び前記サブブロック識別
    信号を互いに分離して出力する再生信号処理手段と、 前記ピックアップを前記ディスクの半径方向に移動する
    ためのピックアップ移動手段と、 前記トラックにおける前記サブブロックの始まりの位置
    を示す前記アドレス信号と前記サブブロック識別信号と
    の関係を示すテーブルを格納させるためのメモリ手段
    と、 前記ディスクと前記ピックアップとの相対的走査運動に
    基づいて、前記再生信号処理手段から前記サブブロック
    識別信号及び前記アドレス信号が得られた時に、前記テ
    ーブルを作成するように前記メモリ手段に前記サブブロ
    ックの始まりの位置を示すアドレス信号を格納する書込
    み制御手段と、 任意の情報ブロックの任意のサブブロックの再生を行う
    ために、前記複数の情報ブロックの内の1つを指定する
    こと及びこの指定された情報ブロックの内の1つのサブ
    ブロックを指定するためのサーチ指令手段と、 前記サーチ指令手段で指定されたサブブロックの始まり
    の位置を示す前記アドレス信号を前記メモリ手段から読
    み出して前記ピックアップを前記メモリ手段から読み出
    したアドレスに位置決めするように前記ピックアップ移
    動手段を制御する制御手段とを備えていることを特徴と
    するディジタルディスク再生装置。
  3. 【請求項3】 更に、前記サーチ指令手段で指定された
    サブブロックの始まりの位置を示す前記アドレス信号が
    前記メモリ手段に格納されていない時に、前記サブブロ
    ック識別信号を間欠的に読み取ることを含んで前記指定
    されたサブブロックを検出する手段を有している請求項
    2記載のディジタルディスク再生装置。
  4. 【請求項4】 前記サブブロック識別信号の間欠的な読
    み取りは、前記指定された情報ブロックが記録されてい
    るトラックの始端位置と終端位置との中間の第1の位置
    のサブブロック識別信号を読み取り、この読み取りされ
    たサブブロック識別信号が目的サブブロック識別信号よ
    りも小さいか否かを判定し、小さい時には前記第1の位
    置と前記終端位置との中間の第2の位置のサブブロック
    識別信号を読み取り、また前記第1の位置のサブブロッ
    ク識別信号が前記目的サブブロック識別信号よりも小さ
    くない時には前記始端位置と前記第1の位置との中間の
    第3の位置のサブブロック識別信号を読み取ることを含
    むものである請求項3記載のディジタルディスク再生装
    置。
  5. 【請求項5】 更に、前記情報ブロックの中の前記サブ
    ブロックの個数を記憶するためのサブブロック個数用メ
    モリ手段と、 前記情報ブロックの最後のサブブロック識別信号に基づ
    いて前記サブブロックの個数を検出し、これを前記サブ
    ブロック個数用メモリ手段に書き込む手段と、 前記指定されたサブブロックの始まりの位置に前記ピッ
    クアップを位置決めする時に、前記指定されたサブブロ
    ックが前記指定された情報ブロックに含まれているか否
    かを前記サブブロック個数用メモリ手段に格納されてい
    る前記サブブロックの個数に基づいて判定する手段と、 前記判定する手段によって前記指定されたサブブロック
    が前記指定された情報ブロックに含まれていないことが
    判断された場合にサブブロックの指定エラーを示す信号
    を発生する手段とを有していることを特徴とする請求項
    2又は3又は4記載のディジタルディスク再生装置。
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