JPH08315499A - 情報記録再生装置 - Google Patents
情報記録再生装置Info
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- JPH08315499A JPH08315499A JP11301595A JP11301595A JPH08315499A JP H08315499 A JPH08315499 A JP H08315499A JP 11301595 A JP11301595 A JP 11301595A JP 11301595 A JP11301595 A JP 11301595A JP H08315499 A JPH08315499 A JP H08315499A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reproduction processing
- information
- processing frequency
- frequency
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
- Rotational Drive Of Disk (AREA)
- Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】CAV、ZCAVの両方式の光ディスクの判別
をより短時間にかつ正確に行える、より実用的な情報記
録再生装置を提供する。 【構成】アクセス位置とは無関係に一定の再生処理周波
数で情報の記録再生が実施される第一の光ディスク或い
は、アクセス位置に応じて段階的に変更された再生処理
周波数で情報の記録再生が実施される第二の光ディスク
を用い、第一の光ディスクの回転速度に応じた第一再生
処理周波数と、第二の光ディスクの回転速度と光ディス
ク上のアクセスすべき位置とに応じた第二再生処理周波
数を求め、いずれかの周波数を選択して再生処理周波数
として出力する。この再生処理周波数に基づき光ディス
ク上の現在のトラック位置情報を読み取り、読取り結果
に応じて出力すべき再生処理周波数の変更を指示する。
また、読み取りが正常であったときは、再生処理周波数
と第一再生処理周波数とを比較して、第一再生処理周波
数及び第二再生処理周波数のいずれかを選択して出力す
る。
をより短時間にかつ正確に行える、より実用的な情報記
録再生装置を提供する。 【構成】アクセス位置とは無関係に一定の再生処理周波
数で情報の記録再生が実施される第一の光ディスク或い
は、アクセス位置に応じて段階的に変更された再生処理
周波数で情報の記録再生が実施される第二の光ディスク
を用い、第一の光ディスクの回転速度に応じた第一再生
処理周波数と、第二の光ディスクの回転速度と光ディス
ク上のアクセスすべき位置とに応じた第二再生処理周波
数を求め、いずれかの周波数を選択して再生処理周波数
として出力する。この再生処理周波数に基づき光ディス
ク上の現在のトラック位置情報を読み取り、読取り結果
に応じて出力すべき再生処理周波数の変更を指示する。
また、読み取りが正常であったときは、再生処理周波数
と第一再生処理周波数とを比較して、第一再生処理周波
数及び第二再生処理周波数のいずれかを選択して出力す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば、光ディスクのよ
うな可搬媒体に情報の記録再生を行う情報記録再生装置
に関するものである。
うな可搬媒体に情報の記録再生を行う情報記録再生装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開昭62−80865号公報は光ディ
スクに情報の記録再生を行なう光ディスク記録再生装置
を開示している。この装置は図7に示すように、ディス
ク20を回転させるためのスピンドルモータ26と、デ
ィスク20に対向して設けられたヘッド27と、ディス
ク20からの識別情報を読み取る読取り手段21と、読
み取られた識別情報を記憶する記憶手段22と、制御手
段23からの制御信号と、供給手段25より供給される
アクセス位置情報に応じて所定のデータの再生処理周波
数を出力する出力手段24とを具備しており、ディスク
20から読み取った識別情報に応じて、出力手段24か
らの再生処理周波数を一定或いは変更してディスク20
からのデータを再生するように制御することにより、C
AV、ZCAV両方式のディスクの取扱いを可能として
いる。
スクに情報の記録再生を行なう光ディスク記録再生装置
を開示している。この装置は図7に示すように、ディス
ク20を回転させるためのスピンドルモータ26と、デ
ィスク20に対向して設けられたヘッド27と、ディス
ク20からの識別情報を読み取る読取り手段21と、読
み取られた識別情報を記憶する記憶手段22と、制御手
段23からの制御信号と、供給手段25より供給される
アクセス位置情報に応じて所定のデータの再生処理周波
数を出力する出力手段24とを具備しており、ディスク
20から読み取った識別情報に応じて、出力手段24か
らの再生処理周波数を一定或いは変更してディスク20
からのデータを再生するように制御することにより、C
AV、ZCAV両方式のディスクの取扱いを可能として
いる。
【0003】上記した構成において、ディスク挿入時の
イニシャル処理において、ディスク20上の識別情報を
読取ってディスク20を判別して再生処理周波数を決定
するまでの工程を図8を参照して説明する。
イニシャル処理において、ディスク20上の識別情報を
読取ってディスク20を判別して再生処理周波数を決定
するまでの工程を図8を参照して説明する。
【0004】まず、ステップS800において装置にデ
ィスク20が挿入されると、次にステップS801、S
802においてスピンドルモータ26を起動し、所定の
回転数で回転させ、レーザを点灯し、サーボ系のフォー
カシング及びトラッキングの調整を行なう。次にステッ
プS803でディスク20上のトラック位置情報を読取
って現在位置の確認を行い、ステップS804では識別
情報が記録されている目的位置と現在位置の差分だけア
クセスする。次に、ステップS805においてアクセス
した現在位置を確認するために再びトラック位置情報を
読取り、次のステップS806でアクセスした現在位置
と目的位置とを比較する。ここで、アクセスした現在位
置が目的位置でなければステップS804へ戻り、アク
セスした現在位置が目的位置であればステップS807
へ進む。ステップS807では上記識別情報を読取り、
ステップS808でディスクを判別して再生処理周波数
を決定する(ステップS809、S810)。
ィスク20が挿入されると、次にステップS801、S
802においてスピンドルモータ26を起動し、所定の
回転数で回転させ、レーザを点灯し、サーボ系のフォー
カシング及びトラッキングの調整を行なう。次にステッ
プS803でディスク20上のトラック位置情報を読取
って現在位置の確認を行い、ステップS804では識別
情報が記録されている目的位置と現在位置の差分だけア
クセスする。次に、ステップS805においてアクセス
した現在位置を確認するために再びトラック位置情報を
読取り、次のステップS806でアクセスした現在位置
と目的位置とを比較する。ここで、アクセスした現在位
置が目的位置でなければステップS804へ戻り、アク
セスした現在位置が目的位置であればステップS807
へ進む。ステップS807では上記識別情報を読取り、
ステップS808でディスクを判別して再生処理周波数
を決定する(ステップS809、S810)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た情報記録再生装置においては、ステップS807で識
別情報を読取り、次のステップS808でディスク判別
ができるまで、再生処理周波数を決定することができな
いので、ステップS803またはステップS806でト
ラック位置情報を読取って現在位置を確認しようとして
もトラック位置情報の読取りができない。
た情報記録再生装置においては、ステップS807で識
別情報を読取り、次のステップS808でディスク判別
ができるまで、再生処理周波数を決定することができな
いので、ステップS803またはステップS806でト
ラック位置情報を読取って現在位置を確認しようとして
もトラック位置情報の読取りができない。
【0006】すなわち、ステップS803またはステッ
プS806以降の処理を続行することができない、とい
う問題と、たとえトラック位置情報を読取って現在位置
を確認できたとしても、ディスク判別ができるまでにス
テップS804〜ステップS807で識別情報が記録さ
れている目的位置にアクセスし、識別情報を読取る処理
が必要であり、ディスク判別までに余計に時間がかかっ
てしまう、という二つの問題があった。
プS806以降の処理を続行することができない、とい
う問題と、たとえトラック位置情報を読取って現在位置
を確認できたとしても、ディスク判別ができるまでにス
テップS804〜ステップS807で識別情報が記録さ
れている目的位置にアクセスし、識別情報を読取る処理
が必要であり、ディスク判別までに余計に時間がかかっ
てしまう、という二つの問題があった。
【0007】本発明の情報記録再生装置はこのような課
題に着目してなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、CAV方式及び、ZCAV方式の両方式のディス
クを取扱うことができるとともに、両方式のディスクの
判別をより短時間にかつ正確に行える、より実用的な情
報記録再生装置を提供することにある。
題に着目してなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、CAV方式及び、ZCAV方式の両方式のディス
クを取扱うことができるとともに、両方式のディスクの
判別をより短時間にかつ正確に行える、より実用的な情
報記録再生装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】上記の目的を達
成するために、本発明は、スパイラル状或いは同心円状
トラックを有するディスクであって、アクセス位置とは
無関係に一定の再生処理周波数で情報の記録再生が実施
される第一のディスク或いは、アクセス位置に応じて段
階的に変更された再生処理周波数で情報の記録再生が実
施される第二のディスクを用いて情報の記録再生を行う
情報記録再生装置であって、上記第一のディスクの回転
速度に応じた第一再生処理周波数を求める第一演算手段
と、上記第二のディスクの上記回転速度と、上記ディス
ク上のアクセスすべきアクセス位置とに応じた第二再生
処理周波数を求める第二演算手段と、上記第一演算手段
による第一再生処理周波数或いは、上記第二演算手段に
よる第二再生処理周波数を選択して再生処理周波数とし
て出力する出力手段と、出力された上記再生処理周波数
に基づき上記ディスクからの現在のトラック位置情報を
読取る読取り手段と、上記トラック位置情報の読み取り
結果に応じて、上記出力手段に対して出力すべき再生処
理周波数の変更を指示する変更手段と、上記読取り手段
による読み取りが正常であったときに、上記出力手段の
再生処理周波数と、上記第一演算手段または第二演算手
段により求めた第一再生処理周波数または第二再生処理
周波数とを比較して、この比較結果に応じて上記第一再
生処理周波数及び第二再生処理周波数のいずれかを選択
して上記出力手段から出力する制御手段とを具備する。
成するために、本発明は、スパイラル状或いは同心円状
トラックを有するディスクであって、アクセス位置とは
無関係に一定の再生処理周波数で情報の記録再生が実施
される第一のディスク或いは、アクセス位置に応じて段
階的に変更された再生処理周波数で情報の記録再生が実
施される第二のディスクを用いて情報の記録再生を行う
情報記録再生装置であって、上記第一のディスクの回転
速度に応じた第一再生処理周波数を求める第一演算手段
と、上記第二のディスクの上記回転速度と、上記ディス
ク上のアクセスすべきアクセス位置とに応じた第二再生
処理周波数を求める第二演算手段と、上記第一演算手段
による第一再生処理周波数或いは、上記第二演算手段に
よる第二再生処理周波数を選択して再生処理周波数とし
て出力する出力手段と、出力された上記再生処理周波数
に基づき上記ディスクからの現在のトラック位置情報を
読取る読取り手段と、上記トラック位置情報の読み取り
結果に応じて、上記出力手段に対して出力すべき再生処
理周波数の変更を指示する変更手段と、上記読取り手段
による読み取りが正常であったときに、上記出力手段の
再生処理周波数と、上記第一演算手段または第二演算手
段により求めた第一再生処理周波数または第二再生処理
周波数とを比較して、この比較結果に応じて上記第一再
生処理周波数及び第二再生処理周波数のいずれかを選択
して上記出力手段から出力する制御手段とを具備する。
【0009】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面を参照して詳
細に説明する。本実施例では、情報記録再生装置として
光ディスク装置を例に以下説明する。図1は光ディスク
装置100の概略図である。図1において、光ディスク
11はスパイラル状或いは同心円状トラックを有してお
り、アクセス位置に関係なく一定の再生処理周波数で情
報の記録再生が実施される第一の光ディスク(CAV方
式の光ディスク)か或いは、アクセス位置に応じて段階
的に変更された再生処理周波数で情報の記録再生が実施
される第二の光ディスク(Z−CAV方式の光ディス
ク)である。
細に説明する。本実施例では、情報記録再生装置として
光ディスク装置を例に以下説明する。図1は光ディスク
装置100の概略図である。図1において、光ディスク
11はスパイラル状或いは同心円状トラックを有してお
り、アクセス位置に関係なく一定の再生処理周波数で情
報の記録再生が実施される第一の光ディスク(CAV方
式の光ディスク)か或いは、アクセス位置に応じて段階
的に変更された再生処理周波数で情報の記録再生が実施
される第二の光ディスク(Z−CAV方式の光ディス
ク)である。
【0010】指示手段1は上記光ディスク11の回転速
度を指示するものである。第一演算手段2は上記第一の
光ディスクの上記回転速度に応じた第一再生処理周波数
を求めるものである。供給手段3は上記光ディスク11
のアクセスすべきアクセス位置を供給する。第二演算手
段4は上記第二の光ディスクの回転速度及び、上記供給
手段3からのアクセス位置に応じた第二再生処理周波数
を求める。出力手段5は上記第一演算手段2が求めた第
一再生処理周波数或いは、上記第二演算手段が求めた第
二再生処理周波数を選択して再生処理周波数として出力
する。
度を指示するものである。第一演算手段2は上記第一の
光ディスクの上記回転速度に応じた第一再生処理周波数
を求めるものである。供給手段3は上記光ディスク11
のアクセスすべきアクセス位置を供給する。第二演算手
段4は上記第二の光ディスクの回転速度及び、上記供給
手段3からのアクセス位置に応じた第二再生処理周波数
を求める。出力手段5は上記第一演算手段2が求めた第
一再生処理周波数或いは、上記第二演算手段が求めた第
二再生処理周波数を選択して再生処理周波数として出力
する。
【0011】読取り手段6は上記再生処理周波数に基づ
き上記光ディスク11からのトラック位置情報を読取
る。ここで上記トラック位置情報の読取りが正常でなか
った場合は変更手段7により上記出力手段5に対し、出
力すべき再生処理周波数の変更を指示する。そして、制
御手段14は、上記光ディスク11の上記装置への設定
時に、上記読取り手段6及び上記変更手段7により現在
位置のトラック位置情報の読取りが正常であった場合の
上記出力手段5の再生処理周波数を、上記第一演算手段
2により求めた第一再生処理周波数と比較する。そし
て、上記第一再生処理周波数と一致した場合は上記設定
された光ディスク11が上記第一の光ディスクであると
判断して上記出力手段5に上記第一演算手段2による第
一再生処理周波数を選択して出力させる。
き上記光ディスク11からのトラック位置情報を読取
る。ここで上記トラック位置情報の読取りが正常でなか
った場合は変更手段7により上記出力手段5に対し、出
力すべき再生処理周波数の変更を指示する。そして、制
御手段14は、上記光ディスク11の上記装置への設定
時に、上記読取り手段6及び上記変更手段7により現在
位置のトラック位置情報の読取りが正常であった場合の
上記出力手段5の再生処理周波数を、上記第一演算手段
2により求めた第一再生処理周波数と比較する。そし
て、上記第一再生処理周波数と一致した場合は上記設定
された光ディスク11が上記第一の光ディスクであると
判断して上記出力手段5に上記第一演算手段2による第
一再生処理周波数を選択して出力させる。
【0012】一方、上記第一再生処理周波数と一致しな
い場合は上記設定された光ディスク11が上記第二の光
ディスクであると判断し、上記出力手段5に上記第二演
算手段4による第二再生処理周波数を選択して出力させ
て情報の記録再生を行うようにする。
い場合は上記設定された光ディスク11が上記第二の光
ディスクであると判断し、上記出力手段5に上記第二演
算手段4による第二再生処理周波数を選択して出力させ
て情報の記録再生を行うようにする。
【0013】ここで、出力手段5の再生処理周波数と上
記第二演算手段4による第二再生処理周波数とを比較す
るようにしてもよい。図2は本発明の第一実施例に係る
光ディスク装置の概略構成を示す図である。図2の光デ
ィスク装置500において、光ディスク501にはCA
V方式のものとZCAV方式の2種類があり、前者は再
生処理周波数が一定であるが内周から外周に向かって記
録密度が粗になっている。一方、後者は再生処理周波数
は可変であるが全面にわたり記録密度は一定である。
記第二演算手段4による第二再生処理周波数とを比較す
るようにしてもよい。図2は本発明の第一実施例に係る
光ディスク装置の概略構成を示す図である。図2の光デ
ィスク装置500において、光ディスク501にはCA
V方式のものとZCAV方式の2種類があり、前者は再
生処理周波数が一定であるが内周から外周に向かって記
録密度が粗になっている。一方、後者は再生処理周波数
は可変であるが全面にわたり記録密度は一定である。
【0014】図3はこのような再生処理周波数の一例を
示す図であり、同図に示す再生処理周波数は光ディスク
501の回転速度を3600rpm (60Hz)とした場
合、以下の計算式により得られる。[再生処理周波数
(Hz)]=[1セクタの総情報量(チャンネルビッ
ト)]×[セクタ数]×[回転速度(Hz)]この式から
わかるように、同一回転速度であってもセクタ数あるい
はチャンネルビット数が異なるときは、CAV方式とZ
CAV方式とではその再生処理周波数が異なり、したが
って再生処理周波数によって両者を識別することが可能
である。
示す図であり、同図に示す再生処理周波数は光ディスク
501の回転速度を3600rpm (60Hz)とした場
合、以下の計算式により得られる。[再生処理周波数
(Hz)]=[1セクタの総情報量(チャンネルビッ
ト)]×[セクタ数]×[回転速度(Hz)]この式から
わかるように、同一回転速度であってもセクタ数あるい
はチャンネルビット数が異なるときは、CAV方式とZ
CAV方式とではその再生処理周波数が異なり、したが
って再生処理周波数によって両者を識別することが可能
である。
【0015】また、図4は再生処理周波数とアクセス位
置との関係を示す図である。図4からわかるように、ア
クセス位置が同じであっても、CAV方式とZCAV方
式とではその再生処理周波数が異なっており、両者を識
別することができる。
置との関係を示す図である。図4からわかるように、ア
クセス位置が同じであっても、CAV方式とZCAV方
式とではその再生処理周波数が異なっており、両者を識
別することができる。
【0016】図2において、CPU502は、指示手段
である回転速度指示ルーチン502Aと、供給手段であ
るアクセス供給ルーチン502Bと、第一及び第二演算
手段を兼ねたクロック演算ルーチン502Cと、変更手
段であるクロック設定ルーチン502Dとを具備する制
御手段である。また、可変クロック発生回路509は図
1の出力手段5に、波形整形回路507A及び2値化回
路507Bと、復調回路508と、同期クロック抽出回
路510と、ID処理回路511とは図1の読み取り手
段6に相当する。ここで、ID処理回路511は復調回
路508からの復調データと、同期クロック抽出回路5
10からの同期クロックをもとにトラック位置データを
読み取り、その良否を判定する。
である回転速度指示ルーチン502Aと、供給手段であ
るアクセス供給ルーチン502Bと、第一及び第二演算
手段を兼ねたクロック演算ルーチン502Cと、変更手
段であるクロック設定ルーチン502Dとを具備する制
御手段である。また、可変クロック発生回路509は図
1の出力手段5に、波形整形回路507A及び2値化回
路507Bと、復調回路508と、同期クロック抽出回
路510と、ID処理回路511とは図1の読み取り手
段6に相当する。ここで、ID処理回路511は復調回
路508からの復調データと、同期クロック抽出回路5
10からの同期クロックをもとにトラック位置データを
読み取り、その良否を判定する。
【0017】以下、図5のフローチャートを参照して図
2の動作を説明する。まず、ステップS200で上記光
ディスク501が装置500に挿入されると、CPU5
02は回転速度指示ルーチン502Aに従いスピンドル
モータドライバ503に回転速度を指示する(ステップ
S201)。スピンドルモータドライバ503は指示さ
れた回転速度でスピンドルモータ504に設定された光
ディスク501を回転させ(スピンアップ)、図示して
いないレーザ駆動系に対してLDの点灯を指示し、更に
図示していないサーボ系のフォーカシング及びトラッキ
ングの調整を実行する(ステップS202)。上記スピ
ンアップの完了後、CPU502のクロック演算ルーチ
ン502Cは上記回転速度に従って図3に示すような再
生処理周波数テーブルを作成する(ステップS20
3)。
2の動作を説明する。まず、ステップS200で上記光
ディスク501が装置500に挿入されると、CPU5
02は回転速度指示ルーチン502Aに従いスピンドル
モータドライバ503に回転速度を指示する(ステップ
S201)。スピンドルモータドライバ503は指示さ
れた回転速度でスピンドルモータ504に設定された光
ディスク501を回転させ(スピンアップ)、図示して
いないレーザ駆動系に対してLDの点灯を指示し、更に
図示していないサーボ系のフォーカシング及びトラッキ
ングの調整を実行する(ステップS202)。上記スピ
ンアップの完了後、CPU502のクロック演算ルーチ
ン502Cは上記回転速度に従って図3に示すような再
生処理周波数テーブルを作成する(ステップS20
3)。
【0018】この時、可変クロック発生回路509はC
PU502のクロック設定に従い、ZCAV−BAND
#0の再生処理周波数を同期クロック抽出回路510に
出力する。一方、ヘッド506から読出されたアナログ
信号も波形整形回路507A及び2値化回路507Bに
よりディジタル信号に変換され、同期クロック抽出回路
510に入力される。同期クロック抽出回路510はこ
れらの信号から同期クロックを抽出し、抽出したクロッ
クを、復調回路508、ID処理回路511、及びデー
タ処理回路512に供給する。復調回路508は波形整
形回路507A及び2値化回路507Bにより変換され
たディジタル信号を同期クロック抽出回路510が抽出
した同期クロックをもとに復調し、復調データをID処
理回路511、及びデータ処理回路512に供給する。
ID処理回路511は復調データからID情報を読出
し、CPU502にその完了及び、トラック番号、セク
タ番号及びCRC等のID情報を報告する(ステップS
204)。
PU502のクロック設定に従い、ZCAV−BAND
#0の再生処理周波数を同期クロック抽出回路510に
出力する。一方、ヘッド506から読出されたアナログ
信号も波形整形回路507A及び2値化回路507Bに
よりディジタル信号に変換され、同期クロック抽出回路
510に入力される。同期クロック抽出回路510はこ
れらの信号から同期クロックを抽出し、抽出したクロッ
クを、復調回路508、ID処理回路511、及びデー
タ処理回路512に供給する。復調回路508は波形整
形回路507A及び2値化回路507Bにより変換され
たディジタル信号を同期クロック抽出回路510が抽出
した同期クロックをもとに復調し、復調データをID処
理回路511、及びデータ処理回路512に供給する。
ID処理回路511は復調データからID情報を読出
し、CPU502にその完了及び、トラック番号、セク
タ番号及びCRC等のID情報を報告する(ステップS
204)。
【0019】次にステップS205で規定時間(例え
ば、光ディスクの1回転に要する時間)内に上記ID情
報の読出し完了及びID情報が報告されない場合は、ス
テップS206に進んで、CPU502のクロック設定
ルーチン502Dは上記テーブルに従い可変クロック発
生回路509の再生処理周波数をBAND#0からBA
ND#1へといった具合に次のBANDの再生処理周波
数に変更する。
ば、光ディスクの1回転に要する時間)内に上記ID情
報の読出し完了及びID情報が報告されない場合は、ス
テップS206に進んで、CPU502のクロック設定
ルーチン502Dは上記テーブルに従い可変クロック発
生回路509の再生処理周波数をBAND#0からBA
ND#1へといった具合に次のBANDの再生処理周波
数に変更する。
【0020】そして、ID情報の読出しを再度実行し、
上記ID情報の読出し完了及びID情報が報告されるま
で上記の処理(ステップS204〜206)を繰り返
す。ID情報の読出し完了及びID情報が報告される
と、次のステップS207でCPU502はクロック設
定ルーチン502Dが最後に設定した再生処理周波数
と、上記テーブルとを上記ID情報をもとに比較し、C
AVと判断された場合は、それ以降上記テーブルに従い
再生処理周波数を一定とし(ステップS208)、ZC
AVと判断された場合はそれ以降上記テーブルに従い再
生処理周波数をアクセス位置に応じて変更する(ステッ
プS209)。
上記ID情報の読出し完了及びID情報が報告されるま
で上記の処理(ステップS204〜206)を繰り返
す。ID情報の読出し完了及びID情報が報告される
と、次のステップS207でCPU502はクロック設
定ルーチン502Dが最後に設定した再生処理周波数
と、上記テーブルとを上記ID情報をもとに比較し、C
AVと判断された場合は、それ以降上記テーブルに従い
再生処理周波数を一定とし(ステップS208)、ZC
AVと判断された場合はそれ以降上記テーブルに従い再
生処理周波数をアクセス位置に応じて変更する(ステッ
プS209)。
【0021】上記した第1実施例によれば、クロック演
算、クロック設定がCPU502内のファームウエアに
より行われるので、特別なハードウェアブロックが不要
であり、かつシーケンス、演算方式の変更が容易であ
る。
算、クロック設定がCPU502内のファームウエアに
より行われるので、特別なハードウェアブロックが不要
であり、かつシーケンス、演算方式の変更が容易であ
る。
【0022】次に図6を参照して本発明の第二実施例を
説明する。図6の光ディスク装置500において、光デ
ィスク501、可変クロック発生回路509、波形整形
回路507A及び2値化回路507B、復調回路50
8、同期クロック抽出回路510、ID処理回路511
については、図2の第一実施例と同一の機能なので説明
を省略する。
説明する。図6の光ディスク装置500において、光デ
ィスク501、可変クロック発生回路509、波形整形
回路507A及び2値化回路507B、復調回路50
8、同期クロック抽出回路510、ID処理回路511
については、図2の第一実施例と同一の機能なので説明
を省略する。
【0023】同図において、CPU502は指示手段で
ある回転速度指示ルーチン502Aと、供給手段である
アクセス供給ルーチン502Bとを有する制御手段であ
る。ROM520は予め演算された再生処理周波数テー
ブルを記憶した記憶手段であり、CPU502の回転速
度指示ルーチン502Aの出力と、供給手段であるアク
セス供給ルーチン502Bの出力と、ID処理回路51
1の出力とをアドレス情報として、対応する再生処理周
波数を変更手段であるクロック設定回路521に出力す
る。
ある回転速度指示ルーチン502Aと、供給手段である
アクセス供給ルーチン502Bとを有する制御手段であ
る。ROM520は予め演算された再生処理周波数テー
ブルを記憶した記憶手段であり、CPU502の回転速
度指示ルーチン502Aの出力と、供給手段であるアク
セス供給ルーチン502Bの出力と、ID処理回路51
1の出力とをアドレス情報として、対応する再生処理周
波数を変更手段であるクロック設定回路521に出力す
る。
【0024】上記した第2実施例によれば、演算された
所望の再生処理周波数は予めテーブルとしてROMに書
き込まれており、このROMデータによりハードウェア
がクロック設定を行なうので、CPUの処理速度によら
ずハードウェアによって随時処理ができ、時間的な遅れ
は小さく高速である。なお、本発明は、再生処理周波数
が固定か否かのみによっており、他の要因、例えば、ス
パイラルの方向、記録容量等については限定しない。
所望の再生処理周波数は予めテーブルとしてROMに書
き込まれており、このROMデータによりハードウェア
がクロック設定を行なうので、CPUの処理速度によら
ずハードウェアによって随時処理ができ、時間的な遅れ
は小さく高速である。なお、本発明は、再生処理周波数
が固定か否かのみによっており、他の要因、例えば、ス
パイラルの方向、記録容量等については限定しない。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、CAV又は、ZCAV
方式の光ディスクを使用する場合、光ディスク挿入後、
現在位置の読み取りに成功した時点でどちらかの方式の
光ディスクかを判別できるので、光ディスク挿入から光
ディスク判別までの処理が簡単に、且つ短時間になる。
その結果、光ディスク挿入後のイニシャル処理を短時間
に終了させることが可能である。
方式の光ディスクを使用する場合、光ディスク挿入後、
現在位置の読み取りに成功した時点でどちらかの方式の
光ディスクかを判別できるので、光ディスク挿入から光
ディスク判別までの処理が簡単に、且つ短時間になる。
その結果、光ディスク挿入後のイニシャル処理を短時間
に終了させることが可能である。
【図1】本発明の概略構成図である。
【図2】本発明の第一実施例の構成図である。
【図3】再生処理周波数の一例を示す図である。
【図4】再生処理周波数とアクセス位置との関係を示す
図である。
図である。
【図5】本発明の概略フローである。
【図6】本発明の第二実施例の構成図である。
【図7】従来例の概略図である。
【図8】従来例の概略フローである。
1…指示手段、2…第一演算手段、3…供給手段、4…
第二演算手段、5…出力手段、6…読取り手段、7…変
更手段、8…データ記憶部、9…データ処理部、10…
インタフェース部、11…光ディスク、12…スピンド
ルモータ、13…ヘッド、100…情報記録再生装置。
第二演算手段、5…出力手段、6…読取り手段、7…変
更手段、8…データ記憶部、9…データ処理部、10…
インタフェース部、11…光ディスク、12…スピンド
ルモータ、13…ヘッド、100…情報記録再生装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 21/08 9058−5D G11B 21/08 B 27/00 27/00 D
Claims (3)
- 【請求項1】 スパイラル状或いは同心円状トラックを
有するディスクであって、アクセス位置とは無関係に一
定の再生処理周波数で情報の記録再生が実施される第一
のディスク或いは、アクセス位置に応じて段階的に変更
された再生処理周波数で情報の記録再生が実施される第
二のディスクを用いて情報の記録再生を行う情報記録再
生装置であって、 上記第一のディスクの回転速度に応じた第一再生処理周
波数を求める第一演算手段と、 上記第二のディスクの上記回転速度と、上記ディスク上
のアクセスすべきアクセス位置とに応じた第二再生処理
周波数を求める第二演算手段と、 上記第一演算手段による第一再生処理周波数或いは、上
記第二演算手段による第二再生処理周波数を選択して再
生処理周波数として出力する出力手段と、 出力された上記再生処理周波数に基づき上記ディスクか
らの現在のトラック位置情報を読取る読取り手段と、 上記トラック位置情報の読み取り結果に応じて、上記出
力手段に対して出力すべき再生処理周波数の変更を指示
する変更手段と、 上記読取り手段による読み取りが正常であったときに、
上記出力手段の再生処理周波数と、上記第一演算手段ま
たは第二演算手段により求めた第一再生処理周波数また
は第二再生処理周波数とを比較して、この比較結果に応
じて上記第一再生処理周波数及び第二再生処理周波数の
いずれかを選択して上記出力手段から出力する制御手段
と、 を具備したことを特徴とする情報記録再生装置。 - 【請求項2】 上記第一及び第二演算手段が各々第一及
び第二再生処理周波数を情報として記憶するための記憶
手段であることを特徴とする請求項1記載の情報記録再
生装置。 - 【請求項3】 上記トラック位置情報がセクタの開始を
示すセクタマークであることを特徴とする請求項1記載
の情報記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11301595A JPH08315499A (ja) | 1995-05-11 | 1995-05-11 | 情報記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11301595A JPH08315499A (ja) | 1995-05-11 | 1995-05-11 | 情報記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08315499A true JPH08315499A (ja) | 1996-11-29 |
Family
ID=14601307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11301595A Pending JPH08315499A (ja) | 1995-05-11 | 1995-05-11 | 情報記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08315499A (ja) |
-
1995
- 1995-05-11 JP JP11301595A patent/JPH08315499A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031014 |