JPH08315498A - ハードディスクドライブ装置のヘッドクラッシュ防止方法 - Google Patents

ハードディスクドライブ装置のヘッドクラッシュ防止方法

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Publication number
JPH08315498A
JPH08315498A JP11731095A JP11731095A JPH08315498A JP H08315498 A JPH08315498 A JP H08315498A JP 11731095 A JP11731095 A JP 11731095A JP 11731095 A JP11731095 A JP 11731095A JP H08315498 A JPH08315498 A JP H08315498A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
hard disk
impact
spindle motor
clashing
Prior art date
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Pending
Application number
JP11731095A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Fujimoto
仁 藤本
Takemoto Oohashi
剛基 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP11731095A priority Critical patent/JPH08315498A/ja
Publication of JPH08315498A publication Critical patent/JPH08315498A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】ハードディスクドライブ装置において、衝撃検
出用の検出器をX方向、Y方向、Z方向にもち、これら
のセンサーから得られる信号に係数を乗算し、その値が
それぞれの規定値以上になれば、スピンドルモータの回
転数を定常回転より高速に回転させることにより、ヘッ
ドを浮上させシッピングゾーンに退避させる。 【効果】本当にヘッドを退避させなければならない時に
のみヘッド退避の制御を行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハードディスクドライ
ブ装置のヘッドクラッシュの防止に関する。
【0002】
【従来の技術】ハードディスクを搭載するドライブ装置
は、年々小型化され、持ち運ばれて使用される場合が多
くなっている。ハードディスクドライブ装置が動作中に
衝撃が加わると、磁気ヘッドがディスクの面に突き当
り、いわゆるヘッドクラッシュが生じ、ハードディスク
の記録領域が破壊されるという問題があった。従来ヘッ
ドクラッシュの防止技術としては、装置内に設けた加速
度センサーにより、外部からの外乱を検出して、その検
出量によってヘッドをシッピングゾーンに移行すること
により、ハードディスクの記録領域を保護するようにし
た装置が提案されている。これらの例として、特開平4
ー60956号公報がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば、特開平4ー6
0956号公報では、ハードディスク搭載機器が衝撃を
受けたことを検出してハードディスクのヘッドをシッピ
ングゾーンに移行させるようにしている。しかし上記従
来の技術においては、ハードディスク搭載装置が衝撃を
受けたときに、ヘッドをシッピングゾーンに退避するよ
うにしているが、衝撃の検出が充分でないために、退避
中にメディアとの間でクラッシュするという問題は充分
解決されないままである。
【0004】また特開2ー244458号公報では、ヘ
ッドディスクアッセンブリの内部にヘッドの振動を感知
するセンサーを持ち、このセンサーからの信号によりヘ
ッドディスクアッセンブリの動作を停止するようにして
いる。
【0005】しかし、振動検知による動作停止は行われ
るものの、その後の復帰が行われず、装置の保護装置と
しては、不十分なものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来技術のこ
れらの問題点を解決することを目的とし、衝撃を速やか
に検知し、その衝撃に応じた退避処理を行うと共に、復
帰動作をスムーズに行うような磁気ヘッドのクラッシュ
防止方法を提供するものである。
【0007】上記課題を解決するために、本発明は、ハ
ードディスクドライブ装置において、衝撃検出用の検出
器を互いに直交する軸方向であるX方向、Y方向及びZ
方向に備え、該検出器により検出された値が規定値以上
であるときに、スピンドルモータの回転数を定常回転よ
り高速に回転させることにより、ヘッドを浮上させシッ
ピングゾーンに退避させるようにした。
【0008】
【作用】上記構成によれば、X方向、Y方向、Z方向に
対応した3つの加速度センサーにより検出された値をマ
イクロプロセッサ内で演算処理し、その結果に応じて退
避処理又はメイン処理の続行を判断する。処理の結果に
よりハードディスクにヘッドクラッシュするような衝撃
が加わったと判断するとヘッドクラッシュ防止の為に、
ヘッドをシッピングゾーンに退避させる。
【0009】このとき、ハードディスクを回転駆動して
いるスピンドルモータの回転数を定常回転よりも速い速
度で回転駆動させる。定常回転より速く回転させること
によりヘッドの浮上量は大きくなる。よってシッピング
ゾーンに退避中に衝撃によりヘッドクラッシュする確率
が大きく低減する。
【0010】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
【0011】図において同じ部位は同じ符号で示す。
【0012】図1は、本発明の構成を示すブロック図、
図2は本発明の実施例であるフローチャートである。
【0013】図1において、1はマイクロプロセッサ、
2はハードディスクコントローラ、3はハードディスク
ドライブ装置である。ハードディスクドライブ装置3
は、衝撃検出手段を構成するX方向加速度センサー4、
Y方向加速度センサー5、Z方向加速度センサー6と、
ハードディスク7、磁気ヘッド8、スピンドルモータ9
を有している。
【0014】ここでX方向加速度センサー4、Y方向加
速度センサー5及びZ方向加速度センサー6により、本
発明の衝撃検出手段を構成する。すなわち、ハードディ
スクドライブ装置3において、衝撃検出用の検出器であ
る加速度センサー4、5、6がX方向、Y方向、Z方向
に備えられている。これらセンサー4〜6で検出した信
号はマイクロプロセッサ1に入力され、その変化量から
衝撃の大きさが判断される。これらの加速度センサー4
〜6から得られる信号にそれぞれの係数を乗算し、その
値がそれぞれの規定値以上になれば、スピンドルモータ
9の回転数を定常回転より高速に回転させることによ
り、ヘッド8を浮上させ、ドライブ装置3のシッピング
ゾーンに退避させる。
【0015】また、3つのセンサー4〜6から得られた
値を演算し、その結果である値RACCが、ある規定値
以上であれば同様の処置を行うようにした。
【0016】この動作を図2に従って説明する。
【0017】まず、衝撃検出処理のフローは、X方向加
速度センサー4によりX方向の加速度を入力し(ステッ
プ1)、Y方向加速度センサー5によりY方向の加速度
を入力し(ステップ2)、続いてZ方向加速度センサー
6によりZ方向の加速度を入力する(ステップ3)。そ
して、マイクロプロセッサ1において、これらの入力さ
れたそれぞれの信号に係数(KA,KB,KC,Δ)を
乗算する(ステップ4)。この演算値をRACCとし、
RACCと各規定値D1〜D4と比較し(ステップ
5)、RACCが各規定値D1〜D4よりも大である場
合、衝撃が大と判断し、退避処理を行う(ステップ6)
が、そうでない場合は、メイン処理に移行する(ステッ
プ7)。退避処理は、まず、制御情報を退避し(ステッ
プ8)、スピンドルモータ9の回転速度をアップさせ
(ステップ9)、磁気ヘッド8をシッピングゾーンに退
避させ(ステップ10)、スピンドルモータ9を定常回
転に戻す(ステップ11)。所定時間待機後(ステップ
12)、退避処理継続の必要性を判断し(ステップ1
3)、必要ならさらに所定時間待機を続ける。必要でな
ければ、制御情報を復帰させ(ステップ14)、ヘッド
8を元の位置に移動させ(ステップ15)、ステップ7
のメイン処理へ戻る。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の構成なら
びに方法によれば、X方向、Y方向、Z方向の3つの信
号から衝撃検出レベルを検出するので、本当にヘッドを
退避させなければならない時にのみヘッド退避の制御を
行える。
【0019】また、シッピングゾーンに退避中にスピン
ドルモータの回転数を定常回転よりも速く回転させるこ
とでヘッドを浮上させるので、退避中のヘッドクラッシ
ュに対して従来のものよりも強くなる。READ,WR
ITE時は、もちろんシッピングゾーンに退避中であっ
ても衝撃によるヘッドクラッシュを防止する有効な手段
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の実施例であるフローチャート。
【符号の説明】
1 マイクロプロセッサ 2 ハードディスクコントローラ 3 ハードディスク装置 4 X方向加速度センサー 5 Y方向加速度センサー 6 Z方向加速度センサー 7 ハードディスク 8 ヘッド 9 スピンドルモータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハードディスクドライブ装置において、衝
    撃検出用の検出器を互いに直交する軸方向であるX方
    向、Y方向及びZ方向に備え、該検出器により検出され
    た値が規定値以上であるときに、スピンドルモータの回
    転数を定常回転より高速に回転させることにより、ヘッ
    ドを浮上させシッピングゾーンに退避させるようにした
    ことを特徴とするハードディスクドライブ装置のヘッド
    クラッシュ防止方法。
JP11731095A 1995-05-16 1995-05-16 ハードディスクドライブ装置のヘッドクラッシュ防止方法 Pending JPH08315498A (ja)

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JP11731095A JPH08315498A (ja) 1995-05-16 1995-05-16 ハードディスクドライブ装置のヘッドクラッシュ防止方法

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JPH08315498A true JPH08315498A (ja) 1996-11-29

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ID=14708589

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7428119B2 (en) 2005-10-19 2008-09-23 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Magnetic disk drive with head retraction control
JP2009153781A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Aiphone Co Ltd ナースコールシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7428119B2 (en) 2005-10-19 2008-09-23 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Magnetic disk drive with head retraction control
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