JPH08315161A - 集版システム - Google Patents

集版システム

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JPH08315161A
JPH08315161A JP11748695A JP11748695A JPH08315161A JP H08315161 A JPH08315161 A JP H08315161A JP 11748695 A JP11748695 A JP 11748695A JP 11748695 A JP11748695 A JP 11748695A JP H08315161 A JPH08315161 A JP H08315161A
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JP
Japan
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line drawing
plate
data
making information
mount
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Withdrawn
Application number
JP11748695A
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English (en)
Inventor
Junya Seo
純也 瀬尾
Tomohiro Sawada
朋宏 澤田
Takashi Suzuki
高志 鈴木
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 台紙データによって示される線画部12に対
して製版情報13が確実に付加されたか否かを容易に確
認することができ、これによってオペレータによる確認
作業を軽減することができ集版システムの提供。 【構成】 線画部に対して製版情報を付加した後(以
上、SP2)、台紙データと同じ領域を有するオーバー
レイプレーン上に、線画部と同一座標からなるオーバー
レイ領域を形成するとともに、該オーバーレイ領域に対
して、台紙データの非線画部の背景色と同一の色を配色
してオーバーレイプレーンデータとして出力し(以上、
SP3)、その後、SP2にて製版情報が付加された線
画部の座標において、SP3にて作成したオーバーレイ
プレーンデータを、台紙データに対して優先的に出力さ
せる(以上、SP4〜SP5)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、台紙データ上へ製版情
報の付加を行うことができる集版システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、印刷物、特に、雑誌、写真集、
チラシ、ポスターなどにおいては、印刷物の全ページに
対して、写真、文字やロゴなどのレイアウト指定が必ず
行われる。そして、このようなレイアウト指定において
は、写真や文字などをレイアウトする際の指定紙とし
て、台紙と割付指定紙とを使用する。なお、台紙とは、
写真、文字、ロゴなどを線画で示すものであり、また、
割付指定紙とは、台紙上の線画(文字、罫線、図形な
ど)で示される領域(以下、この領域を線画部と表現す
る)に対して、写真の種類、色、グラデーション、平網
などの製版情報を指示する指示書を意味するものであ
る。そして、割付指定紙を基にして台紙上の線画部に対
して、写真、色といった製版情報を指定を行ったなら
ば、これら台紙上の線画部、及び指定された製版情報に
基づいて、C,M,Y,Kといった色からそれぞれなる
4枚の製版フィルムを作成し、これら製版フィルムによ
って印刷処理を行うようにしている。
【0003】以上のような製版工程を、集版システムを
用いて具体的に説明すると、まず、台紙上に描かれた線
画11をフラットヘッドタイプのスキャナを用いて集版
システム内に取り込み、該集版システムでは、取り込ん
だ台紙上の線画11を、図5に示すようにビットマップ
データとしてディスプレイ上に表示する。なお、図5で
は符号10により製版フィルムに対応したディスプレイ
上の表示領域を示している。また、この表示領域10
は、台紙の掲載領域にも対応している。そして、この
後、集版システムでは、オペレータから割付指定紙に従
った指示が入力された場合に、この指示に従って、線画
11に沿った領域(すなわち、線画部12)に、上述し
たような、写真、色、グラデーション、平網といった製
版情報13を付加するとともに、これら付加に従って、
ディスプレイの画面上に、製版情報13に基づく表示を
行わせる(図6参照)。
【0004】そして、その後、オペレータは、集版シス
テムのディスプレイ上の表示内容を、割付指定紙で示さ
れる製版情報13の指示内容と比較して、線画部12に
もれなく製版情報13が付加されているか否かを確認
し、この確認後に集版システムに対して、C,M,Y,
Kといった色からなる4枚の製版フィルムの出力を指示
する。その後、オペレータは、出力された4枚のフィル
ムと、割付指定紙で示される指示内容とを比較確認し、
このとき付加されていない製版情報13があることが確
認された場合には、再度、集版システムのディスプレイ
に戻って、製版情報13の付加を行うようにする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、台紙上の線
画部12は品目によって多種多様であり、個々のレイア
ウトが複雑に入り込んでいることもあって、このような
線画部12に正確に製版情報13を付加する作業はオペ
レータにとって負担が大きいものであり、また、このよ
うな製版情報13を付加した後、この製版情報13が確
実に付加されているか否かを確認する作業は、オペレー
タにとって更に負担が重く、この点において、集版シス
テムの改善が期待されていた。また、製版情報13が付
加されているか否かの確認作業を行って、このとき、付
加されていない製版情報13があることが確認された場
合には、集版システムのディスプレイに戻って、製版情
報13の付加作業を行なって、再度、フィルムを出力す
るようにしており、これによってフィルムが余分に必要
となるという問題もあった。また、製版情報13が付加
されているか否かの確認作業を行って、万一、製版情報
13の付加のし忘れを見逃し、更にこのことが印刷作業
時まで見つけることができなかった場合には、大きな損
害となるという問題もあった。
【0006】この発明は、上記の事情に鑑みてなされた
ものであって、台紙上の線画部12に対して製版情報1
3が確実に付加されたか否かを容易に確認することがで
き、これによってオペレータによる確認作業を軽減する
ことができ、更に、無駄なフィルムの出力を防止するこ
とができる経済性の高い集版システムの提供を目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第1の発明では、写真、文字などの割付領域である線
画部に関するデータを含む台紙データと、各線画部に対
して写真、色の種類などを指示する製版情報とに基づ
き、製版を行うための製版データを作成する集版システ
ムであって、台紙データによって示される線画部に対し
て製版情報を付加する製版情報付加手段と、該製版情報
付加手段によって製版情報が付加された線画部に、背景
色と同一の色を配色する重畳手段と、から構成されてい
ることを特徴とする。
【0008】第2の発明では、写真、文字などの割付領
域である線画部に関するデータを含む台紙データと、各
線画部に対して写真、色の種類などを指示する製版情報
とに基づき、製版を行うための製版データを作成する集
版システムであって、台紙データによって示される線画
部に対して製版情報を付加する製版情報付加手段と、台
紙データの掲載領域に対応するオーバーレイプレーン上
であり、かつ該製版情報付加手段にて製版情報が付加さ
れた線画部に対応する位置に、オーバーレイ領域を形成
し、更に、該オーバーレイ領域に対して、台紙データの
非線画部の背景色と同一の色を配色し、該配色されたオ
ーバーレイ領域をオーバーレイプレーンデータとして出
力するオーバーレイプレーン作成手段と、該製版情報付
加手段によって製版情報が付加された線画部において、
オーバーレイプレーン作成手段によって作成したオーバ
ーレイプレーンデータを、台紙データに対して優先出力
させる重畳手段と、から構成されていることを特徴とす
る。
【0009】第3の発明では、上記第1、第2の発明に
おいて、前記製版情報付加手段は、線画で示される領域
が閉じられた閉領域である場合に、この領域を線画部と
認識する線画部認識手段が更に設けられていることを特
徴とする。
【0010】
【作用】第1の発明に示す集版システムにおいては、製
版情報付加手段にて、台紙データによって示される線画
部に対して製版情報を付加した後、重畳手段にて、該製
版情報付加手段によって製版情報が付加された線画部
に、背景色と同一の色を配色するようにしているので、
製版情報が付加された線画部とその背景色とが同一色と
なって、当該線画部が消去されることになり、その結
果、台紙データにおいて製版情報が指定されていない線
画部のみを、背景色内に浮き上がらせるように表示させ
ることができる。従って、本発明の集版システムでは、
台紙データによって示される線画部に対して製版情報が
確実に付加されたか否かを容易に確認することができ、
これによって従来と比較してオペレータによる確認作業
を軽減することが可能となり、かつ無駄なデータの出力
も防止することができる。
【0011】第2の発明に示す集版システムにおいて
は、製版情報付加手段にて、台紙データによって示され
る線画部に対して製版情報を付加した後、オーバーレイ
プレーン作成手段にて、台紙データの掲載領域に対応す
るオーバーレイプレーン上に、該製版情報付加手段によ
って製版情報が付加された線画部に対応する位置にオー
バーレイ領域を形成し、更に、該オーバーレイ領域に対
して、台紙データの非線画部の背景色と同一の色を配色
し、該配色されたオーバーレイ領域をオーバーレイプレ
ーンデータとして出力し、更に、重畳手段では、製版情
報付加手段にて製版情報が付加された線画部において、
オーバーレイプレーン作成手段にて作成したオーバーレ
イプレーンデータを、台紙データに対して優先出力さ
せ、これによって台紙データによって示される線画部
を、該台紙データの背景色の重ね合わせるようにしてい
るので、製版情報が付加された線画部とその背景色とが
同一色となって、当該線画部が消去されることになり、
その結果、台紙データにおいて製版情報が指定されてい
ない線画部のみを、背景色内に浮き上がらせるように表
示させることができる。従って、本発明の集版システム
では、台紙データによって示される線画部に対して製版
情報が確実に付加されたか否かを容易に確認することが
でき、これによって従来と比較してオペレータによる確
認作業を軽減することが可能となり、かつ無駄なデータ
の出力も防止することができる。
【0012】第3の発明に示す集版システムにおいて
は、線画で示される領域が閉じられた閉領域である場合
に、この閉領域を線画部と認識する線画部認識手段が更
に設けられているので、このような線画部認識手段によ
って効率良い製版情報の指定を行うことができる。
【0013】
【実施例】本発明を図1〜図4を参照しながら説明す
る。なお、以下の説明では「従来の技術」と共通する構
成に同一符号を付して重複した説明を省略する。図1に
示す集版システム100は、集版システム本体21、フ
ラットベッドスキャナ22、ディスプレイ23、ハード
ディスクユニット24、キーボード25、マウス26に
より構成されている。
【0014】集版システム本体21は、CPU、内部メ
モリなどを含むメインフレームより構成されているもの
であって、制御内容については以下のフローチャート
(図2)を参照して詳細に説明する。スキャナ22はフ
ラットベッドタイプのものであり、台紙上に描かれてい
る線画11(文字、罫線、図形など)を、二値情報であ
るビットマップデータ(以下、このビットマップデータ
を台紙データと表現する)として集版システム本体21
内に取り込むものである。なお、このスキャナ22は、
台紙上に描かれている線画素材を階調画像として読み取
って、予め設定されているしきい値と比較し、この比較
によって、しいき値以上の濃度がある場合にビット情報
「1」で示す線画11とし、しきい値未満の濃度しかな
い場合にビット情報「0」で示す非線画部15(図4下
段参照)とし、これら「1」及び「0」のビット情報に
基づき、上述した台紙データを形成する。また、このス
キャナ22によって読み取った台紙データには、オペレ
ータによる操作によって、キーボード25、マウス26
を通じて、ビット情報「1」で示される線画11を書き
込む、消去する、訂正するようにしても良い。
【0015】ディスプレイ23はCRTによって構成さ
れるものであって、スキャナ22にて読み込んだ線画1
1を表示するほか、製版情報に基づくレイアウトイメー
ジ60〜63(後述する)及びオーバーレイプレーン7
0〜73(後述する)などを表示するものである。ハー
ドディスクユニット24は、スキャナ22によって読み
込んだ台紙データ、の他、写真を示す画像データ、集版
システム本体21を制御するアプリケーションプログラ
ムなどを記憶するものである。キーボード25は、集版
システム本体21にコマンド、製版情報などを入力する
ためのものである。マウス26はディスプレイ23上の
カーソルを移動させるものであり、カーソルで特定され
た位置に対して、コマンド、製版情報などを入力を可能
とするものである。
【0016】以下、集版システム本体21内の制御内容
を示すフローチャートを図2を参照して説明する。な
お、以下のフローチャートを実行するに際しては、台紙
データによって示される線画部12に対して割り付ける
写真を、写真データとしてハードディスクユニット24
に予め記憶させておく。また、台紙データによって示さ
れる線画部12に対して割り付ける色、グラデーショ
ン、平網については、集版システム本体21のメモリに
最初から設定されているものとする。
【0017】《ステップ1》台紙データによって示され
る線画11をディスプレイ23上に表示させる。なお、
この台紙データによって示される線画11は、スキャナ
22にて読み込んだものを直接ディスプレイ23上に表
示させても良いし、また、ハードディスクユニット24
に一時記憶させた後で、ディスプレイ23上に表示させ
ても良い。また、ステップ1では、台紙データのビット
情報「0」によって、背景を表す非線画部15を示して
いるが、この非線画部15によって表される背景の色
(白、黒、黄等)は、マウス26あるいはキーボード2
5の指示によって適宜設定可能である。
【0018】《ステップ2》オペレータによって操作さ
れるキーボード25、マウス26からの指示に基づき、
台紙データによって示される線画11に沿った領域(線
画部12)に対して、写真、色、グラデーション、平網
など製版情報を付加する。なお、このステップ2では、
製版情報を付加する領域である線画部12を以下の
(一)〜(三)のようにして特定する。 (一) 台紙データを構成しているビット情報に基づ
き、線画11を表す「1」で囲まれた閉領域を、写真、
色等の製版情報を割付可能な線画部12として検出す
る。 (二) 台紙データを構成しているビット情報に基づ
き、線画11を表す「1」に沿った領域を、写真、色等
の製版情報を割付可能な線画部12として検出する。こ
の場合、線画11を表す「1」に沿った領域に幅がある
場合、この幅は、キーボード25、マウス26からの指
示に基づき設定する。 (三) 上記(一)(二)以外では、キーボード25、
マウス26からの指示に基づき、台紙データを構成して
いるビット情報とは関係無く、写真、色等を割付可能な
線画部12を任意に設定する。 なお、上記(一)の処理は、特許請求の範囲に示される
「線画部認識手段」に相当する。
【0019】そして、ステップ2の処理によって、線画
部12に対して製版情報を付加した場合のディスプレイ
23のレイアウトイメージを示すと、図4に符号60〜
63で示すようになる。この図4では、「A」又は
「A」「B」の文字を示す線画部12に対して、製版情
報の付加に基づき例えば「黄色」を割り付け、また、
「枠体」を示す線画部12に対して製版情報の付加に基
づき例えば「茶色」を割り付け、また、「三角形」を示
す線画部12に対して製版情報の付加に基づき例えば写
真を割り付けるようにしている。また、これらレイアウ
トイメージ60〜63を示すデータと、台紙データとを
同時に出力した場合に(図3(a)参照)、これらレイ
アウトイメージ60〜63上に付加された製版情報が、
対応する座標の台紙データに対して優先して出力され、
これによりレイアウトイメージ60〜63を示すデータ
と台紙データとを同時に出力した場合においては、ディ
スプレイ23では、図3(b)に示すような画面表示と
なる。
【0020】また、上述した製版情報の書き込みは、製
版情報を書き込みたい線画部12に対して、マウス26
の操作によってカーソルを移動させた後、マウス26あ
るいはキーボード25の指示によって行うものである。
また、このとき指示される製版情報としては、上述した
ように写真、色、グラデーション、平網などがあり、例
えば、これら種類をコードとして予め登録しておき、こ
のコードの指定によって、線画部12に対して製版情報
を付加するようにしても良い。
【0021】《ステップ3》図4(a)〜(d)に示す
ようなオーバーレイプレーン70〜73を作成し、該オ
ーバーレイプレーン70〜73上に、ステップ2にて製
版情報が付加された線画部12(ステップ2参照)と同
一座標からなるオーバーレイ領域70A〜73Aを形成
し、更に、このオーバーレイ領域70A〜73Aに対し
て、非線画部15の背景色と同一の色を配色する。この
ステップ3を具体的に説明すれば、まず、図4(a)で
示すようにステップ2において、台紙データによって示
される文字「A」の線画部12に対して、製版情報の付
加に基づき色、写真等の製版情報が付加された場合に
は、このステップ3において、オーバーレイプレーン7
0上に、この「A」の文字を示す線画部12と同一座標
からなるオーバーレイ領域(符号70Aで示す)を形成
し、更に、このオーバーレイ領域70Aに対して、台紙
データ中の非線画部15の背景色と同一の色を配色す
る。
【0022】また、図4(b)で示すようにステップ2
において、台紙データによって示される文字「A」
「B」の線画部12に対して、製版情報の付加に基づき
色、写真等の製版情報が付加された場合には、このステ
ップ3において、オーバーレイプレーン71上に、この
文字「A」「B」の線画部12と同一座標からなるオー
バーレイ領域(符号71Aで示す)を形成し、更に、こ
のオーバーレイ領域71Aに対して、台紙データ中の非
線画部15の背景色と同一の色を配色する。また、図4
(c)で示すようにステップ2において、台紙データに
よって示される文字「A」「B」及び文字「A」「B」
を囲む「枠組」の線画部12に対して、製版情報の付加
に基づき色、写真等の製版情報が付加された場合には、
このステップ3において、オーバーレイプレーン72上
に、この文字「A」「B」及び「枠組」の線画部12と
同一座標からなるオーバーレイ領域(符号72Aで示
す)を形成し、更に、このオーバーレイ領域72Aに対
して、台紙データ中の非線画部15の背景色と同一の色
を配色する。
【0023】また、図4(d)で示すようにステップ2
において、台紙データによって示される文字「A」
「B」及び「枠組」「三角形」の線画部12に対して、
製版情報の付加に基づき色、写真等の製版情報が付加さ
れた場合には、このステップ3において、オーバーレイ
プレーン73上に、これら文字「A」「B」及び「枠
組」「三角形」の線画部12と同一座標からなるオーバ
ーレイ領域(符号73Aで示す)を形成し、更に、この
オーバーレイ領域73Aに対して、台紙データ中の非線
画部15の背景色と同一の色を配色する。そして、以上
のようにオーバーレイプレーン70〜73上にオーバー
レイ領域70A〜73Aを形成したならば、これらをオ
ーバーレイプレーンデータとして出力する。
【0024】《ステップ4》オペレータによって操作さ
れるキーボード25、マウス26からの指示に基づき、
台紙データ上に、ステップ3から出力されたオーバーレ
イプレーンデータを重ね合わせるか否かを判断し、YE
Sの場合にステップ5に進み、NOの場合に先のステッ
プ2に戻る。 《ステップ5》台紙データ上に、ステップ3から出力さ
れたオーバーレイ領域70A〜73Aを示すオーバーレ
イプレーンデータを、台紙データと互いに座標を対応さ
せつつ、台紙データに対して優先して表示させる。これ
によって、台紙データによって示され、かつステップ2
において製版情報が指定された線画部12を、台紙デー
タの非線画部15で示される背景色と同一色として、そ
の結果、ステップ2において製版情報が指定された線画
部12を消去し、台紙データにおいて製版情報が指定さ
れていない線画部12のみを、背景色内に浮き上がらせ
るように表示させる。これによりオペレータは、台紙デ
ータにおいて製版情報が指定されていない線画部12が
視覚によって即座に明かになる。
【0025】このステップ5を具体的に説明すれば、図
4(a)に示すように、ステップ3にて、文字「A」を
表す線画部12に、台紙の背景色を付してなるオーバー
レイプレーン70を作成した場合には、このステップ5
では、線画部12の文字「A」を示す座標において、該
オーバーレイプレーン70を示すオーバーレイプレーン
データを、台紙データに対して優先出力させ、これによ
って台紙データによって示される線画部12の文字
「A」を、該台紙の背景色の重ね合わせにより消去し、
その結果、図4(a)に符号80で示すように、台紙デ
ータにおいて製版情報が付加されていない線画部12
(「B」「C」「枠体」「三角形」)のみを、台紙デー
タの背景色内に浮き上がらせるように表示させることが
できる。
【0026】また、図4(b)に示すように、ステップ
3にて、文字「A」「B」を表す線画部12に、台紙の
背景色を付してなるオーバーレイプレーン71を作成し
た場合には、このステップ5では、線画部12の文字
「A」「B」を示す座標において、該オーバーレイプレ
ーン71を示すオーバーレイプレーンデータを、台紙デ
ータに対して優先出力させ、これによって台紙データに
よって示される線画部12の文字「A」「B」を、該台
紙の背景色の重ね合わせにより消去し、その結果、図4
(b)に符号81で示すように、台紙データにおいて製
版情報が付加されていない線画部12(「C」「枠体」
「三角形」)のみを、台紙データの背景色内に浮き上が
らせるように表示させることができる。
【0027】図4(c)に示すように、ステップ3に
て、文字「A」「B」及び「枠体」を表す線画部12
に、台紙の背景色を付してなるオーバーレイプレーン7
2を作成した場合には、このステップ5では、線画部1
2の文字「A」「B」及び「枠体」を示す座標におい
て、該オーバーレイプレーン72を示すオーバーレイプ
レーンデータを、台紙データに対して優先出力させ、こ
れによって台紙データによって示される線画部12の文
字「A」「B」及び「枠体」を、該台紙の背景色の重ね
合わせにより消去し、その結果、図4(c)に符号82
で示すように、台紙データにおいて製版情報が付加され
ていない線画部12(「C」「三角形」)のみを、台紙
データの背景色内に浮き上がらせるように表示させるこ
とができる。また、図4(d)に示すように、ステップ
3にて、文字「A」「B」及び「枠体」「三角形」を表
す線画部12に、台紙の背景色を付してなるオーバーレ
イプレーン73を作成した場合には、このステップ5で
は、線画部12の文字「A」「B」及び「枠体」「三角
形」を示す座標において、該オーバーレイプレーン73
を示すオーバーレイプレーンデータを、台紙データに対
して優先出力させ、これによって台紙データによって示
される線画部12の文字「A」「B」及び「枠体」「三
角形」を、該台紙の背景色の重ね合わせにより消去し、
その結果、図4(d)に符号83で示すように、台紙デ
ータにおいて製版情報が付加されていない線画部12
(「C」)のみを、台紙データの背景色内に浮き上がら
せるように表示させることができる。
【0028】《ステップ6》〜《ステップ7》オペレー
タによって操作されるキーボード25、マウス26から
の指示に基づき、ステップ1で読み込んだ台紙データ、
及びステップ2で指示した製版情報に基づいて、C,
M,Y,Kといった色からそれぞれなる4枚の製版フィ
ルムを作成するか否かを判断し(ステップ6)、NOの
場合に先のステップ2に戻り、YESの場合にステップ
7にて上述した製版フィルムの出力を行ない、本フロー
チャートを終了する。
【0029】以上詳細に説明したように本実施例に示さ
れる集版システム100においては、ステップ2にて、
台紙データによって示される線画部12に対して製版情
報を付加した後、次のステップ3にて、台紙データと同
じ領域を有するオーバーレイプレーン70〜73上に、
ステップ2によって製版情報が付加された線画部12
と、同一座標からなるオーバーレイ領域70A〜73A
を形成するとともに、該オーバーレイ領域70A〜73
Aに対して、台紙データの非線画部15の背景色と同一
の色を配色して、該配色されたオーバーレイ領域70A
〜73Aをオーバーレイプレーンデータとして出力し、
更に、その後のステップ4〜ステップ5では、ステップ
2にて製版情報が付加された線画部12の座標におい
て、ステップ3にて作成したオーバーレイプレーンデー
タを、台紙データに対して優先出力させ、これによって
台紙データによって示される線画部12を、該台紙デー
タの背景色の重ね合わせにより消去するようにしてお
り、その結果、図4の上段に符号80〜83で示すよう
に、台紙データにおいて製版情報が指定されていない線
画部12のみを、背景色内に浮き上がらせるように表示
させることが可能となる。従って、本実施例の集版シス
テム100では、台紙データによって示される線画部1
2に対して製版情報が確実に付加されたか否かを容易に
確認することができ、これによって従来と比較してオペ
レータによる確認作業を軽減することが可能となり、か
つ無駄なフィルムの出力も防止することが可能となる。
【0030】なお、上記フローチャートに示すステップ
において、ステップ2は特許請求の範囲の「製版情報付
加手段」に相当し、ステップ3は特許請求の範囲の「オ
ーバーレイプレーン作成手段」に相当し、ステップ4〜
ステップ5は特許請求の範囲の「重畳手段」に相当す
る。
【0031】また、上記実施例では、ステップ3〜ステ
ップ5にて、オーバーレイプレーンデータを作成し、こ
のオーバーレイプレーンデータを台紙データに対して優
先出力させ、これによってディスプレイ23上におい
て、製版情報が付加された線画部12に領域を、背景色
の重ね合わせにより消去するようにしたが、このような
処理に限定されず、線画部12に対して製版情報が付加
された場合に、製版情報が付加された線画部12を示す
台紙データを、背景色を示すデータに置換した状態で、
ディスプレイ23に対してデータ供給を行い、これによ
ってディスプレイ23上にて当該線画部12を消去する
ようにしても良い。すなわち、本発明において、製版情
報が付加された線画部12をディスプレイ23上から消
去することに際して、必ずしもオーバーレイプレーンデ
ータを作成する必要は無く、従っ、オーバーレイプレー
ンデータを作成するための手段は必須の条件では無い。
【0032】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
に示す集版システムにおいては、製版情報付加手段に
て、台紙データによって示される線画部に対して製版情
報を付加した後、重畳手段にて、該製版情報付加手段に
よって製版情報が付加された線画部に、背景色と同一の
色を配色するようにしているので、製版情報が付加され
た線画部とその背景色とが同一色となって、当該線画部
が消去されることになり、その結果、台紙データにおい
て製版情報が指定されていない線画部のみを、背景色内
に浮き上がらせるように表示させることが可能となる。
従って、本発明の集版システムでは、台紙データによっ
て示される線画部に対して製版情報が確実に付加された
か否かを容易に確認することができ、これによって従来
と比較してオペレータによる確認作業を軽減することが
可能となり、かつ無駄なデータの出力も防止することが
可能となる。
【0033】第2の発明に示す集版システムにおいて
は、製版情報付加手段にて、台紙データによって示され
る線画部に対して製版情報を付加した後、オーバーレイ
プレーン作成手段にて、台紙データの掲載領域に対応す
るオーバーレイプレーン上に、該製版情報付加手段によ
って製版情報が付加された線画部に対応する位置にオー
バーレイ領域を形成し、更に、該オーバーレイ領域に対
して、台紙データの非線画部の背景色と同一の色を配色
し、該配色されたオーバーレイ領域をオーバーレイプレ
ーンデータとして出力し、更に、重畳手段では、製版情
報付加手段にて製版情報が付加された線画部において、
オーバーレイプレーン作成手段にて作成したオーバーレ
イプレーンデータを、台紙データに対して優先出力さ
せ、これによって台紙データによって示される線画部
を、該台紙データの背景色の重ね合わせるようにしてい
るので、製版情報が付加された線画部とその背景色とが
同一色となって、当該線画部が消去されることになり、
その結果、台紙データにおいて製版情報が指定されてい
ない線画部のみを、背景色内に浮き上がらせるように表
示させることが可能となる。従って、本発明の集版シス
テムでは、台紙データによって示される線画部に対して
製版情報が確実に付加されたか否かを容易に確認するこ
とができ、これによって従来と比較してオペレータによ
る確認作業を軽減することが可能となり、かつ無駄なデ
ータの出力も防止することが可能となる。
【0034】第3の発明に示す集版システムにおいて
は、線画で示される領域が閉じられた閉領域である場合
に、この閉領域を線画部と認識する線画部認識手段が更
に設けられているので、このような線画部認識手段によ
って効率良い製版情報の指定を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】集版システム100の全体構成を示す図。
【図2】集版システム本体21の制御内容を示すフロー
チャート。
【図3】レイアウトイメージ及び台紙データのイメージ
を重ね合わせた場合のディスプレイ23上での表示例を
示す図。
【図4】図2のフローチャートに基づく処理を具体的に
説明する説明図。
【図5】台紙上に描かれる線画11をディスプレイ23
上で表示した例を示す図。
【図6】線画11に沿った領域である線画部12に製版
情報を付加し、この製版情報に基づく台紙データのディ
スプレイ23上での表示例を示す図。
【符号の説明】
11 線画 12 線画部 13 製版情報 21 集版システム本体 22 フラットベッドスキャナ 23 ディスプレイ 24 ハードディスクユニット 25 キーボード 26 マウス 60〜63 レイアウトイメージ 70〜73 オーバーレイプレーン 100 集版システム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真、文字などの割付領域である線画部
    に関するデータを含む台紙データと、各線画部に対して
    写真、色の種類などを指示する製版情報とに基づき、製
    版を行うための製版データを作成する集版システムであ
    って、 台紙データによって示される線画部に対して製版情報を
    付加する製版情報付加手段と、 該製版情報付加手段によって製版情報が付加された線画
    部に、背景色と同一の色を配色する重畳手段と、から構
    成されていることを特徴とする集版システム。
  2. 【請求項2】 写真、文字などの割付領域である線画部
    に関するデータを含む台紙データと、各線画部に対して
    写真、色の種類などを指示する製版情報とに基づき、製
    版を行うための製版データを作成する集版システムであ
    って、 台紙データによって示される線画部に対して製版情報を
    付加する製版情報付加手段と、 台紙データの掲載領域に対応するオーバーレイプレーン
    上であり、かつ該製版情報付加手段にて製版情報が付加
    された線画部に対応する位置に、オーバーレイ領域を形
    成し、更に、該オーバーレイ領域に対して、台紙データ
    の非線画部の背景色と同一の色を配色し、該配色された
    オーバーレイ領域をオーバーレイプレーンデータとして
    出力するオーバーレイプレーン作成手段と、 該製版情報付加手段によって製版情報が付加された線画
    部において、オーバーレイプレーン作成手段によって作
    成したオーバーレイプレーンデータを、台紙データに対
    して優先出力させる重畳手段と、から構成されているこ
    とを特徴とする集版システム。
  3. 【請求項3】 前記製版情報付加手段は、線画で示され
    る領域が閉じられた閉領域である場合に、この領域を線
    画部と認識する線画部認識手段が更に設けられているこ
    とを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の集版
    システム。
JP11748695A 1995-05-16 1995-05-16 集版システム Withdrawn JPH08315161A (ja)

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