JPH1075352A - 印刷制御方法及びその装置及び該装置を含む印刷システム - Google Patents

印刷制御方法及びその装置及び該装置を含む印刷システム

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JPH1075352A
JPH1075352A JP8972297A JP8972297A JPH1075352A JP H1075352 A JPH1075352 A JP H1075352A JP 8972297 A JP8972297 A JP 8972297A JP 8972297 A JP8972297 A JP 8972297A JP H1075352 A JPH1075352 A JP H1075352A
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JP8972297A
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Katsuichi Sugano
勝一 菅野
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Canon Inc
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/82Recycling of waste of electrical or electronic equipment [WEEE]

Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷に使用する画像データを表示して、その
画像データによる印刷効果を、実際に印刷する前に画面
上で確認できる印刷制御方法及びその装置及び該装置を
含む印刷システムを提供する。 【解決手段】 プリンタにおける印刷解像度に応じた1
ドットを画面に表示するための表示画素数が設定情報6
04として記憶されており、プリンタ制御プログラム6
07は、一時データ記憶部606に記憶されている、予
め指定されている画像データをイメージバッファ605
に記憶する。印刷効果確認画面表示プログラム601
は、そのイメージバッファ605に記憶されているイメ
ージデータに対して設定情報604で設定されているド
ット数、画像処理情報に応じて表示データを作成してC
RTに表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷装置を制御す
る印刷制御方法及びその装置及び該装置を含む印刷シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ホストコンピュータでアプリケー
ション・プログラム等を使用して画像データ(印刷イメ
ージデータ)を作成し、その作成した画像データをプリ
ンタ装置に伝送してプリントする場合、その画像データ
に対してスムージングをかけたり、或はそれを無効にし
たり、また階調表現を変更したり、更には、その明るさ
やコントラストを調整する場合がある。このように印刷
したい画像データに対して各種操作やデータの調整を行
った後、その画像データによりどのような印刷結果が得
られるのかを、実際に印刷を行う前に確認することはで
きなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】即ち、従来は、画像デ
ータに対してスムージング処理やデイザ等による階調処
理を変更した場合、それに伴う画像データの大まかな変
化は、ディスプレイ画面に表示された内容に基づいてあ
る程度確認できる。しかし、プリンタの印刷解像度はデ
ィスプレイの表示解像度に比べてはるかに高いため、表
示されている1表示ドットと実際に印刷される印刷ドッ
トとが1対1に対応せず、その結果、実際に印刷された
結果が意図した印刷結果と異なることが度々発生してし
まう。そのような場合は、再度、画像データの作成条件
を設定し直し、再度印刷を行い、その印刷した記録紙を
見て確認する必要があった。これは、オペレータに余分
な作業を強いるものであり、また記録紙の浪費の一因に
もなっていた。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、印刷に使用する画像データを表示して、その画像デ
ータによる印刷効果を、実際に印刷する前に画面上で確
認できる印刷制御方法及びその装置及び該装置を含む印
刷システムを提供することを目的とする。
【0005】本発明の他の目的は、印刷装置における最
小ドット単位のデータを画面上に表示して、その印刷結
果を確認できるようにした印刷制御方法及びその装置及
び該装置を含む印刷システムを提供することにある。
【0006】また本発明の目的は、印刷に使用する画像
データの内、指定した範囲の画像データを用いて印刷結
果を確認できるようにすることにより、全ての画像デー
タについて確認するのに比べて確認に要する時間を短く
できる印刷制御方法及びその装置及び該装置を含む印刷
システムを提供することにある。
【0007】また本発明の目的は、印刷装置で印刷され
る最小ドットの単位で画像データの修正を行って印刷効
果を確認できる印刷制御方法及びその装置及び該装置を
含む印刷システムを提供することにある。
【0008】更に本発明の目的は、印刷装置の最小ドッ
ト単位で修正した画像データを再利用可能に格納できる
印刷制御方法及びその装置及び該装置を含む印刷システ
ムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の印刷制御装置は以下のような構成を備える。
即ち、印刷に使用する画像データを印刷装置に出力して
印刷する印刷制御装置であって、画像を表示する表示手
段と、前記表示手段に表示する画素と前記印刷装置にお
ける印刷ドットとを対応付けるための情報を記憶する記
憶手段と、画像データに対して画像処理を施す画像処理
手段と、前記記憶手段に記憶された前記情報と前記画像
処理手段により処理された画像データに基づいて前記表
示手段に印刷イメージを表示する表示制御手段とを有す
ることを特徴とする。
【0010】上記目的を達成するために本発明の印刷制
御方法は以下のような工程を備える。即ち、画像データ
を印刷装置に出力して印刷する印刷制御方法であって、
画像データに対して画像処理を施す画像処理工程と、デ
ィスプレイに表示する画素と前記印刷装置における印刷
ドットとを対応付けるための情報と前記画像処理工程で
処理された画像データとに基づいて前記ディスプレイに
前記画像データの印刷イメージを表示する表示制御工程
とを有することを特徴とする。
【0011】上記目的を達成するために本発明の印刷シ
ステムは以下のような構成を備える。即ち、ホストコン
ピュータと少なくとも1台の印刷装置を有し、前記ホス
トコンピュータから画像データを前記印刷装置に出力し
て印刷する印刷システムであって、前記ホストコンピュ
ータは、画像データを表示する表示手段と、前記表示手
段に表示する画素と前記印刷装置における印刷ドットと
を対応付けるための情報を記憶する記憶手段と、画像デ
ータに対して画像処理を施す画像処理手段と、前記記憶
手段に記憶された前記情報と前記画像処理手段により処
理された画像データとに基づいて前記表示手段に印刷イ
メージを表示する表示制御手段とを有することを特徴と
する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0013】本実施の形態の構成を説明する前に、本実
施の形態を適用するに好適なレーザビームプリンタの構
成について図1を参照しながら説明する。尚、本実施の
形態に適用するプリンタは、レーザビームプリンタ及び
インクジェットプリンタ等に限られるものではなく、他
のプリント方式のプリンタでも良い。
【0014】図1は、本実施の形態の印刷装置の一例を
示すレーザビームプリンタ(LBP)の構成を示す断面
図である。
【0015】図1において、1500はLBP本体を示
し、外部に接続されているホストコンピュータ(図2の
3000)から供給される印刷情報(文字コード等)や
フォーム情報あるいはマクロ命令等を入力して記憶する
と共に、それらの情報に従って対応する文字パターンや
フォームパターン等を作成し、記憶媒体である記録紙等
に像を形成する。
【0016】1501は操作のためのスイッチおよびL
ED表示器等が配されている操作パネル、1000はL
BP本体1500全体の制御およびホストコンピュータ
3000から供給される文字情報等を解析するプリンタ
制御ユニットである。このプリンタ制御ユニット100
0は、主に文字情報を対応する文字パターンのビデオ信
号に変換してレーザドライバ1502に出力する。レー
ザドライバ1502は半導体レーザ1503を駆動する
ための回路であり、入力されたビデオ信号に応じて半導
体レーザ1503から発射されるレーザ光1504をオ
ン・オフ切り換えて、静電ドラム1506上に印刷情報
に対応する静電潜像を形成する。
【0017】レーザ光1504は回転多面鏡1505で
左右に振られて静電ドラム1506上に走査露光する。
これにより、静電ドラム1506上には文字パターンの
静電潜像が形成されることになる。この静電潜像は、静
電ドラム1506周囲に配設されたユニット1507に
より現像された後、記録紙に転写される。この記録紙に
はカットシートを用い、カットシート記録紙はLBP1
500に装着した用紙カセット1508に収納され、給
紙ローラ1509および搬送ローラ1510と搬送ロー
ラ1511とにより、装置内に取り込まれて静電ドラム
1506に供給される。
【0018】また、LBP本体1500は、図示しない
カードスロットを少なくとも1個以上備え、内蔵フォン
トに加えてオプションフォントカード、言語系の異なる
カード(エミュレーションカード)を接続できるように
構成されている。
【0019】図2は、本発明の実施の形態のLBP15
00を用いたプリンタ制御システムの構成を説明するブ
ロック図である。尚、ここではレーザビームプリンタ
(図1)を例にして説明する。尚、本実施の形態の機能
が実現されるのであれば、単体の機器であっても、或は
複数の機器からなるシステムであっても、又はLAN等
のネットワークを介して処理が行われるシステムであっ
ても適用できる。
【0020】図2において、3000はLBP1500
に印刷情報を供給するデータ源であるホストコンピュー
タで、ROM3のプログラム用ROM302に記憶され
た文書処理プログラム等に基づいて図形、イメージ、文
字、表(表計算等を含む)等が混在した文書処理を実行
するCPU1を備え、システムバス4に接続される各デ
バイスをCPU1が総括的に制御する。また、このRO
M3のプログラム用ROM302には、CPU1の制御
プログラム等が記憶され、ROM3のフォント用ROM
301には上記文書処理の際に使用するフォントデータ
等を記憶し、ROM3のデータ用ROM303には上記
文書処理を行う際に使用する各種データが記憶されてい
る。
【0021】尚、このプログラムROM302に記憶さ
れてCPU1により実行される制御プログラムは、例え
ば外部メモリ11からRAM2にロードされて実行され
ても良い。
【0022】2はRAMで、CPU1の主メモリ、ワー
クエリア等として機能する。5はキーボードコントロー
ラ(KBC)で、キーボード(KB)9や不図示のポイ
ンティングデバイスからのキー入力を制御する。6はC
RTコントローラ(CRTC)で、CRTディスプレイ
(CRT)10の表示を制御する。7はディスクコント
ローラ(DKC)で、ブートプログラム、種々のアプリ
ケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集フ
ァイル等を記憶するハードディスク(HD)、フリーピ
ディスク(FD)等の外部メモリ11とCPU1との間
のデータアクセスを制御する。8はプリンタコントロー
ラ(PRTC)で、所定の双方向インターフェース(イ
ンターフェース)21を介してプリンタ1500に接続
されて、プリンタ1500との通信制御処理を実行す
る。
【0023】なお、CPU1は、例えばRAM2上に設
定された表示情報RAM(VRAM)へのアウトライン
フォントの展開(ラスタライズ)処理を実行し、CRT
10上でのWYSIWYGを可能としている。また、C
PU1は、CRT10上の不図示のマウスカーソル等で
指示されたコマンドに基づいて、登録された種々のウィ
ンドウを開き、種々のデータ処理を実行する。
【0024】次にプリンタ装置1500の構成を説明す
る。
【0025】プリンタ1500において、12はプリン
タCPUで、ROM13のプログラム用ROM1302
に記憶された制御プログラム等、或は外部メモリ14か
らRAM19にダウンロードされた制御プログラムに基
づいて、システムバス15に接続される各種のデバイス
とのアクセスを統括的に制御し、印刷部インターフェー
ス(I/F)16を介して接続される印刷部(プリンタ
エンジン)17に出力情報としての画像信号を出力す
る。また、このROM13のプログラム用ROM130
2には、CPU12の制御プログラムが記憶されてい
る。更に、ROM13のフォント用ROM1301に
は、上記出力情報を生成する際に使用するフォントデー
タ等が記憶され、ROM13のデータ用ROM1303
には、ハードディスク等の外部メモリ14が接続されて
いない場合には、ホストコンピュータ3000で利用さ
れる情報等を記憶している。尚、CPU12は入力部1
8を介してホストコンピュータ3000との通信が可能
となっており、プリンタ内の情報等をホストコンピュー
タ3000に通知可能に構成されている。
【0026】尚、ホストコンピュータ3000の場合と
同様に、このプログラムROM1302に記憶されてプ
リンタCPU12により実行される制御プログラムは、
例えば外部メモリ14からRAM19にロードされて実
行されても良い。
【0027】RAM19は、CPU12の主メモリ、ワ
ークエリアとして機能するRAMで、図示しない増設ポ
ートに接続されるオプションRAMにより、そのメモリ
容量を拡張することができるように構成されている。
尚、このRAM19は、出力情報展開領域、環境データ
格納領域、NVRAM等としても使用される。更に前述
したハードディスク(HD)、ICカード等の外部メモ
リ14は、ディスクコントローラ(DKC)20により
アクセス制御される。この外部メモリ14は、オプショ
ンとして接続され、フォントデータ、エミュレーション
プログラム、フォームデータ等を記憶する。また、15
01は前述した操作パネルで、操作のためのスイッチお
よびLED表示器等が配されている。
【0028】尚、前述した外部メモリ14は1個に限ら
ず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオ
プションフォントカード、言語系の異なるプリンタ制御
言語を解釈するプログラムを格納した外部メモリを複数
接続できるように構成されていてもよい。
【0029】更に、図示しないNVRAMを有し、操作
パネル1501からのプリンタモード設定情報を記憶す
るようにしても良い。
【0030】以上のように構成されたプリンタ制御シス
テムにおいて、本実施の形態の制御プログラムは、例え
ばホストコンピュータ3000の外部メモリ11上に常
駐されているものとする。また本実施の形態では、キー
ボード9や不図示のポインティングデバイスによって起
動の指示がなされると、ディスクコントローラ(DK
C)7を介して外部メモリ11からRAM2上にプログ
ラムが展開されて実行される。この時、RAM2に展開
されるプログラムとしては、図3に示す印刷効果を確認
するための画面を表示するプログラムと、不図示のプリ
ンタ制御プログラム(プリンタ・ドライバ)が存在す
る。
【0031】図3は、本実施の形態において、ホストコ
ンピュータ3000のCRT10に表示される印刷効果
を確認するための画面例を示す図である。
【0032】ここでは、まずRAM2上に展開されてい
るプリンタ制御プログラムに対して図3の印刷効果表示
部388に表示するためのデータを作成するよう指示を
出す。これによりプリンタ制御プログラムは、このデー
タの作成の指示を受けると、RAM2に格納されてい
る、選択された範囲に相当するデータを参照する。この
選択された範囲に相当するデータとは、RAM2に展開
されている不図示のオペレーティングシステムが、その
機能の一部として備えている機能を利用して、例えばオ
ペレータが確認したい印刷データ部分を範囲指定するこ
と等を意味しており。これは一般的にはカット&ペース
ト機能などの機能を利用して作成され、この範囲指定さ
れたデータは、例えば後述する一時データ記憶部606
(図6)に記憶されているものとする。
【0033】そして、選択された範囲のデータが空白か
否か(存在するか否か)を判断して、空白でない(存在
する)場合はRAM2に展開されている、不図示の印刷
効果に関する設定情報を参照して、プリンタ1500に
出力する場合のドット情報(印刷イメージ)をRAM2
に作成し、これを図3に示す印刷効果確認画面の表示プ
ログラムに引き渡す。また、この選択された範囲のデー
タが空白(存在しない)である場合、つまり何のデータ
も選択されていない場合は、予め用意されていて、RA
M2に展開されている不図示のサンプルデータを印刷効
果確認画面の表示プログラムに引き渡す。このプリンタ
制御プログラムからデータを受け取った印刷効果確認画
面の表示プログラムは、それを印刷効果表示部388に
表示し、その後、ユーザからのポインティング・デバイ
ス等を使用した指示・入力を待つ。
【0034】次に図3の画面の表示例の各項目を説明す
る。
【0035】図3において、300は印刷効果設定画面
の外枠を表しており、不図示のオペレーティングシステ
ムにより表示される1つの表示窓枠に対応する。310
はプリンタ1500における印刷解像度(dpi)を設
定するための項目であり、オペレーティングシステムで
使用する様に設定されているプリンタが印刷可能な解像
度を設定するもので、キーボード9やマウス等を用いて
カーソル等でバー311や312を指示することによ
り、予め該当するプリンタにおいて設定可能な解像度に
変更して設定することができる。こうして設定された解
像度は、図6における設定情報604として格納され、
プリンタ制御プログラム607の動作に影響を与える。
【0036】また、320,321は、それぞれスムー
ジングの「無し」、「有り」を表している。このスムー
ジングの「無し」、「有り」の設定は、該当する円内を
カーソル等で指示することにより、いずれか一方に設定
することが可能である。ここでスムージングとは、画質
を向上させるための手段の一つであり、データの持つ解
像度以上の細かさで印刷できるようにするものである。
このスムージングに関する設定情報は、図6に示す設定
情報604として格納され、プリンタ制御プログラム6
07の動作に影響を与える。
【0037】また330,331,332は、階調表現
の手法の設定例を示している。330,331,332
に相当する円内をカーソル等で指示することにより、階
調表現をいずれか1つに設定することができる。ここで
いう階調表現とは、中間調の画像を印刷データに変換す
る時の手法を示している。こうして設定された情報は、
設定情報604として格納され、プリンタ制御プログラ
ム607の動作に影響を与える。
【0038】更に、340,350はそれぞれ印刷画像
の明るさとコントラストを調整するための調整バーを示
し、マウス等で指示されるカーソルにより各バー34
1,351を指示して所望の位置にドラッグすることに
より、任意の値に設定することができる。こうして設定
された情報もまた設定情報604として格納され、プリ
ンタ制御プログラム607の動作に影響を与える。
【0039】尚、上述した解像度、スムージング、階調
表現、明るさ、コントラストの各項目は、プリンタ15
00における印刷効果を変更するために用意された項目
である。これ以外にも、カラープリンタに適用した場合
におけるイエロー、マゼンタ、シアン、ブラック各色の
濃度調整等も考えられる。また、印刷効果設定画面30
0に表わされてこれらの印刷効果調整のための各項目
は、あくまでも参考のために用意したものにすぎず、本
発明における印刷効果はこれらの項目以外にも適用され
る。
【0040】更に図3において、370は、CRT10
の表示画面の1ドットをプリンタ1500の何ドットに
対応付けるかを設定するための項目である。371,3
72は、この設定値370の値を上下させるために用意
されており、カーソル等で指示することにより1ドット
単位で、その設定値を上下させることが可能である。ま
た、この設定値370は、キーボード(KB)9などを
使用して直接値を設定することも可能である。
【0041】また、380は印刷効果を表示するための
表示枠を示し、その印刷効果が印刷効果表示部388に
表示される。この印刷効果は後述する図4を参照して説
明するようにして作られたものが表示される。381,
382,383は、印刷効果表示部388に表示すべき
データの縦方向の大きさが、印刷効果表示枠380の縦
方向の大きさ内に収まりきらない時に上下方向にスクロ
ールさせるのに使用される。また同様に、384,38
5,386は、印刷効果表示部388に表示すべきデー
タの横方向の大きさが印刷効果表示枠380の横方向の
大きさ内に収まりきらない時に横方向にスクロール表示
するのに使用される。尚、381,382,383,3
84,385,386は、マウス等で指示されるカーソ
ルを用いて指示されることにより機能する。
【0042】印刷効果表示部388における表示は、C
RT10の画面上の物理的な1ドットを、プリンタ15
00における1ドットと対応付けることを原則とする
が、CRT10の解像度を上げて表示している場合など
は、画面上の物理的な1ドットが非常に小さくなり、実
際に見て確認することが困難になる場合がある。そこで
本実施の形態では、不図示の環境設定ファイルを書き換
えることにより、画面(CRT)10上の物理的な数ド
ットを、プリンタ1500により印刷される1ドットと
対応付けることも可能とする。
【0043】また、387は、印刷効果表示枠380の
表示サイズを変更するためのキーで、この部分をカーソ
ル等で指示してドラッグ操作で所望のサイズの表示枠を
設定することができる。
【0044】また、390は印刷効果表示部388の内
容を修正するために用意されているツール類である。こ
こではツール390の上段左から右方向に向けて、直
線、円弧、円、四角、自由曲線が描けることを表してい
る。また、下段左から右方向に向けて、1ドットの黒、
2ドットの黒、4ドットの黒、8ドットの黒、8ドット
の白が描けることが示されている。これらのツールはあ
くまでも参考のために表示したにすぎず、これ以外の作
画ツールも利用できることはもちろんである。
【0045】更に、391は色ツールを示し、前述のツ
ール390を用いて印刷効果表示部388の表示内容を
修正する際に色を指定するための色ツールを示してい
る。この色ツールは、390の右下段の白いドット(点
線)を作画するツール以外に有効となる。この色ツール
391に表示されている色は、392,393をカーソ
ルなどで指定することにより変更することができる。
【0046】更に、「印刷」ボタン360は、その時点
で印刷効果表示部388に表示されているデータをプリ
ンタ1500に出力して印刷させるように指示するため
のボタンである。「保存…」ボタン361は、その時点
で印刷効果表示部388に表示されているデータを外部
メモリ11に保存するように指示するためのボタンであ
る。「キャンセル」ボタン362は、上記各種設定処理
の起動後、各種設定された数値などを無効にするための
ボタンである。「OK」ボタン363は、この画面表示
に伴う処理を停止させて終了させるためのボタンであ
る。尚、これら各ボタンは、キーボード9或はマウス等
により指示されるカーソルによるクリック操作等により
指示される。
【0047】図4(A)(B)は、ホストコンピュータ
3000のCRT画面上のドットとプリンタ1500に
よる印刷ドットとの対応を説明した図である。
【0048】図4(A)は、プリンタ1500により印
刷されたドットをイメージしており、点線で囲まれた1
つ小さな枠が1ドットに相当しており、黒く塗られた枠
は印刷されるドットを、それ以外は印刷されないドット
を示している。
【0049】図4(B)は、CRT10の画面上の表示
ドットをイメージしており、同じく点線で囲まれた小さ
なドットが画面上の1ドットを表しており、ここでは画
面上の表示1ドットをプリンタ1500の10ドットで
対応付けた場合の例を示している。従って図4(A)の
様な印刷結果が得られる印刷データをCRT画面上に表
示した場合、その画面上では図4(B)の様に変換され
て表示されることを表している。
【0050】ここで図4(A)に示す印刷データを図4
(B)に示す表示データに変換する処理は以下の様にし
て行われる。
【0051】まず初めに、印刷データを10ドット単位
に区切る(この実施の形態では、画面上の1ドットをプ
リンタ1500における印刷ドットの10ドットに対応
付けているため)。このイメージが、図4(A)に書か
れたA,B,C,D,Eと1,2,3,4,5の枠であ
る。そして図4(A)における枠A1,枠B1の順番
に、黒の小さな四角の数を数え、50個以上のドットが
黒になっている場合に、図4(B)における対応する枠
を黒くする。そして同様の処理を順次、枠B1,枠C1
と適用して作成したのが図4(B)である。
【0052】ここで、各枠内で50個以上のドットが黒
である場合、図4(B)の該当する枠を黒くしている
が、ここで“50”という値が規準になっている理由
は、縦・横10ドットずつの計100ドットを画面上の
1ドットに対応付ける必要があるためである。また、各
枠に含まれる総ドットをプリンタ1500の8ドットで
対応付けている場合は、各枠の32個以上が黒ならば画
面上のドットを黒にする。またCRT画面上の1ドット
をプリンタ上の1ドットで対応付ける場合は、図4
(A)と図4(B)のデータは同じデータになる。
【0053】図5は、前述の図3の説明において、印刷
効果設定画面300の右半分に位置していた印刷効果表
示部388を画面一杯に表示した例を示している。
【0054】この図5において、500は不図示のオペ
レーティングシステムにおける一つの窓枠に対応してい
る。510は印刷効果表示枠を示し、前述した印刷効果
表示380に相当するものである。また511は印刷効
果確認部分であり、図3における印刷効果表示部388
に相当している。512は、印刷効果表示枠510を縮
小して、図3に示すような印刷効果確認画面の表示に戻
すためのツールである。この部分をカーソル等で指示し
てドラッグ操作を行うことにより、画面(CRT)10
に、例えば図3に示すような画像が表示される。
【0055】図6は、本発明の実施の形態のホストコン
ピュータ3000における機能や情報の流れを示したフ
ローチャートで、この処理を実行する制御プログラムは
プログラムROM302或はRAM2に記憶されてい
る。
【0056】図6において、本実施の形態のプログラム
が起動されると、印刷効果確認画面の表示プログラムが
起動され、RAM2に印刷効果確認画面表示プログラム
601が展開される。尚、この印刷効果確認画面表示プ
ログラムによる表示の一例を示したのが図3である。
【0057】この印刷効果確認画面表示プログラム60
1が起動されると、この画面表示と同時にプリンタ制御
プログラム607もRAM2に展開されて起動される。
また更に、設定情報604が外部メモリ11から呼び出
され、RAM2の適当な場所に確保される。
【0058】印刷効果確認画面表示プログラム601が
起動されると、プリンタ制御プログラム607に対して
印刷効果表示部388に表示すべきデータを作成するよ
うに指示を出す。これによりプリンタ制御プログラム6
07は、一時データ記憶部606の内容を参照する。こ
の一時データ記憶部606には、前述したように、ユー
ザがオペレーティングシステム等を用いて指定した範囲
の、確認したい印刷データ部分が格納されている。
【0059】プリンタ制御プログラム607は、この一
時データ記憶部606の内容が空白であるかどうかの確
認を行う。ここで一時データ記憶部606が空白である
ということは、ユーザによるデータの範囲指定が行われ
ていないことを意味し、もしユーザが確認したいデータ
をオペレーティングシステムを用いて指定していれば、
一時データ記憶部606には何等かのデータが格納され
ていることになる。
【0060】空白であるかどうかを確認した結果、空白
で無い場合は、プリンタ制御プログラム607は、設定
情報604を参照して、その設定情報604に従い、そ
の一時データ記憶部607に記憶されているデータをプ
リンタ1500がそのまま印刷できるドット形式のイメ
ージデータに展開し、そのイメージデータをイメージバ
ッファ605に格納する。尚、この設定情報604、イ
メージバッファ605はRAM2の中に設けられるもの
とする。
【0061】また、もし一時データ記憶部606が空白
であった場合には、イメージデータの作成が行えないの
で、代わりに予め用意したデフォルトのドットイメージ
608を読み出してイメージバッファ605に格納す
る。
【0062】こうしてプリンタ制御プログラム607
は、イメージバッファ605へのイメージデータの設定
が完了した時点で、印刷効果確認画面表示プログラム6
01に対して、その旨を通知する。
【0063】これにより 印刷効果確認画面表示プログ
ラム601は、プリンタ制御プログラム607からイメ
ージバッファ605へのデータ設定が完了した旨の通知
を受け取ると、イメージバッファ605に格納されてい
るイメージデータをCRT10の印刷効果表示部388
に表示する。この時、プリンタ1500における 印刷
解像度は前述の図3の310で設定されており、また、
1表示ドットに対する印刷ドット数は前述の図3の37
0で設定されており、それら設定情報は設定情報604
として格納されている。従って、印刷効果確認画面表示
プログラム601は、その設定情報604を参照してイ
メージバッファ605に記憶されているイメージデータ
を基に表示用データを作成してCRT10に表示する。
【0064】尚、この状態で、図3の印刷効果確認画面
において、プリンタの解像度、スムージングの有無、階
調表現の設定等が変更されると、その変更に応じて印刷
効果確認表示部388の表示内容が変更されることはも
ちろんである。
【0065】また、この状態で「印刷」ボタン360が
指示されると、プリンタ制御プログラム607に処理が
移り、イメージバッファ605に保持されているイメー
ジデータが、プリンタコントローラ(PRTC)8を介
してプリンタ1500に転送される。これによりプリン
タ1500では、この受け取ったイメージデータをRA
M19に格納した後、印刷部(プリンタエンジン)17
に転送して印刷結果を得る。
【0066】更に、「保存…」ボタン361が指示され
ると、CRT10の画面上に格納先指定画面602が表
示される。この格納先指定画面602では、イメージバ
ッファ605に記憶されているイメージデータを、外部
メモリ11の何処に格納するかを指示することが可能で
あり、ここで格納先が指示されると、イメージバッファ
605に保持されているデータが外部メモリ11にビッ
トマップファイル603として格納される。尚、このビ
ットマップファイル603は、オペレーティングシステ
ム上で動作する本実施の形態のソフトウェアでも利用可
能であり、データの汎用性を高める効果がある。
【0067】図7は、この印刷効果確認画面表示プログ
ラム601における処理の詳細を示すフローチャートで
ある。
【0068】この処理は図3の様な確認画面の表示指示
が入力されることにより開始され、まずステップS1
で、プリンタ制御プログラム607に対して一時データ
記憶部606に記憶されている情報をイメージバッファ
605に展開するように指示するとともに、設定情報6
04を読出し、その読み出した設定情報に従ってイメー
ジバッファ605に記憶されているイメージデータを表
示データに変換し(ステップS2)、その変換したデー
タをCRT10に表示する。この際、プリンタ1500
における印刷解像度、及び表示1ドットが印刷ドットの
いくつに対応しているかの設定情報に従って、イメージ
バッファ605に格納されているイメージを印刷効果表
示部388に表示するデータに変換する。
【0069】次にステップS4で、設定情報604が変
更されたかどうかを調べ、変更されたときはステップS
1に戻り、再度のその変更された設定情報に基づいて表
示データの作成、表示を行う。
【0070】ステップS4で設定情報が変更されていな
いときはステップS5に進み、「印刷」ボタン360が
指示されたかを調べ、そうであればステップS6に進
み、プリンタ制御プログラム607にプリントを指示
し、ステップS7で、その一時データ記憶部606に記
憶されているデータをプリンタ1500に出力して印刷
を行う。
【0071】ステップS5で印刷指示でないときはステ
ップS8に進み、イメージバッファ605に記憶されて
いるデータを保存するための「保存…」ボタン361が
指示されたかどうかを調べ、そうであればステップS9
に進み、CRT10に格納先を指定するための表示を行
う。こうして格納先が指示されるとステップS10に進
み、その指示された格納先にイメージバッファ605の
イメージデータを格納する。
【0072】またステップS8で「保存…」ボタン36
1の指示でないときはステップS11に進み、「キャン
セル」ボタン362が指示されたかどうかをみる。キャ
ンセルが指示されるとステップS12に進み、ステップ
S1以降のステップSで設定されたデータを全てキャン
セルして処理を終了する。またステップS13で「O
K」ボタン363が指示されたときは、その迄に設定さ
れたデータをそのままにして(有効にして)処理を終了
する。
【0073】図8は、本発明の実施の形態の動作をアプ
リケーション・プログラムに応用した時の流れを示すフ
ローチャートである。尚、この図7において、起動と
は、本実施の形態の処理を応用した架空のアプリケーシ
ョンの起動を意味している。
【0074】まずステップS701において、アプリケ
ーション・プログラムで扱うことのできるデータファイ
ルを読み込む。次にステップS702に進み、そのデー
タファイルのデータが、プリンタ1500が印刷可能な
最小ドット単位のデータであるか、それとも一般的なア
プリケーションで使用しているデータであるかを判断す
る。本実施の形態のアプリケーション・プログラムで
は、プリンタ1500が印刷可能な最小ドット単位でデ
ータを扱うことを特徴としている。従って、一般的に知
られているアプリケーションで使用している形式のファ
イルを読み込んだ場合には、印刷に使用するプリンタで
印刷可能な最小ドット単位のデータへの変換作業が必要
となる。
【0075】次にステップS703に進み、一般的なア
プリケーション・プログラムで使用している形式のファ
イルを、プリンタ1500が印刷可能な最小ドット単位
のデータに変換する。ここでもし読み込んだファイルの
データ形式が、プリンタ1500が印刷可能な最小ドッ
ト単位のデータで構成されている場合は、このステップ
S703ファイル形式の変換処理は行う必要が無いこと
はもちろんである。
【0076】そしてステップS704に進み、アプリケ
ーション・プログラムにより、プリンタ1500が印刷
可能な最小ドット単位で、データの参照や編集作業を行
う。このようにプリンタ1500が印刷可能な最小ドッ
ト単位でのデータの編集作業を可能にすることにより、
今まで大まかにしか分からなかった印刷時のイメージデ
ータを画面上で確認することが可能となる。また、今ま
で扱うことのできなかった小さな単位でのデータ編集作
業を行うことが可能となる。
【0077】しかし、一般にプリンタ1500の解像度
はディスプレイの表示解像度に比べてはるかに高いた
め、印刷可能な最小ドット単位でデータを処理すると、
そのデータ量が膨大になってしまう。そのため、例えば
データ量が膨大であるがために、画面の移動に時間が多
く費やされたりするため、このような単位のデータを扱
うことが必ずしも効率が良いとは限らない。このような
問題を解決するのがステップS707の表示解像度変更
処理である。
【0078】これは図3における表示解像度の変更と同
じ機能がアプリケーション・プログラムに盛り込まれて
いることを意味する。このステップS707の表示解像
度変更の機能を利用することにより、例えば画面1ドッ
ト当たりにプリンタ1500の10ドットを対応付けれ
ば、縦方向と横方向のデータ量が同時に10分の1にな
り、総データ量としては100分の1にまで減らすこと
が可能となる。その結果、表示データ量が減少し、画面
の移動などに要する時間を短くすることができる。
【0079】ステップS705はファイル形式変換処理
で、アプリケーション・プログラムで扱ったデータを、
プリンタ1500が印刷可能な最小ドット単位のデータ
として保存する以外に、一般的に知られているアプリケ
ーション・プログラムで使用している形式に変換する。
そしてステップS706に進み、アプリケーション・プ
ログラムで扱ったデータをデータファイルに保存する。
そして最後にそのアプリケーション・プログラムを終了
する。
【0080】
【他の実施の形態】なお、本発明は、複数の機器(例え
ばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、
プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、
一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミ
リ装置など)に適用してもよい。
【0081】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても達成される。
【0082】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0083】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0084】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれる。
【0085】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0086】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図9のメモリマップ例に示す各モジュールを
記憶媒体に格納することになる。即ち、少なくとも「設
定手順モジュール」及び「表示制御手順モジュール」各
モジュールのプログラムコードを記憶媒体に格納すれば
よい。
【0087】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、プリンタに出力した時のイメージを画面上で確認す
ることができるという効果がある。
【0088】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、印刷しようと意図している図柄を用いて、それをプ
リンタに出力した時のイメージを画面上で確認すること
ができるという効果がある。
【0089】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、印刷しようと意図している図柄を用いて、印刷効果
を変更した場合の影響の度合を画面上で確認することが
できるという効果がある。
【0090】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、印刷しようと意図している図柄だけを高速に印刷す
ることができるという効果がある。
【0091】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、印刷しようと意図している図柄をプリンタが印刷す
ることのできる最小の単位で編集することができるとい
う効果がある。
【0092】以上述べた様に本実施の形態によれば、印
刷しようと意図している図柄をプリンタが印刷すること
のできる最小の単位でファイルに格納し、他の処理で再
利用できるという効果がある。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、印
刷に使用する画像データを表示して、その画像データに
よる印刷効果を、実際に印刷する前に画面上で確認でき
るという効果がある。
【0094】また本発明によれば、印刷装置における最
小ドット単位のデータを画面上に表示して、その印刷結
果を確認できる。
【0095】また本発明によれば、印刷に使用する画像
データの内、指定した範囲の画像データを用いて印刷結
果を確認できるようにすることにより、全ての画像デー
タについて確認するのに比べて確認に要する時間を短く
できるという効果がある。
【0096】また本発明によれば、印刷装置で印刷され
る最小ドットの単位で画像データの修正を行って印刷効
果を確認できるという効果がある。
【0097】更に本発明によれば、印刷装置の最小ドッ
ト単位で修正した画像データを再利用可能に格納できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の印刷装置の構成を示す断
面図である。
【図2】本発明の一実施の形態を示すプリンタ制御シス
テムの構成を説明するブロック図である。
【図3】本発明の一実施の形態のホストコンピュータの
画面上に表示された印刷効果確認画面の表示例を示す図
である。
【図4】本発明の実施の形態における画面上の表示ドッ
トとプリンタの印刷ドットとの対応関係を説明した概念
図である。
【図5】本発明の一実施の形態を示す印刷効果確認画面
の表示例の一例を示す図である。
【図6】本実施の形態のホストコンピュータにおける処
理及び情報の流れを示したフローチャートである。
【図7】図6の印刷効果確認画面表示プログラムの詳細
を示すフローチャートである。
【図8】本実施の形態における処理をアプリケーション
・プログラムの処理に適用した場合の概略処理フローチ
ャートである。
【図9】本実施の形態の記録媒体のメモリマップ図であ
る。
【符号の説明】 601 印刷効果確認画面表示プログラム 604 設定情報 605 イメージバッファ 606 一時データ記憶部 607 プリンタ制御プログラム 1500 プリンタ 3000 ホストコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 1/00 H04N 1/00 106B G09G 5/22 670 B41J 3/12 G 680 G06F 15/20 566G H04N 1/00 106 15/62 A

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷に使用する画像データを印刷装置に
    出力して印刷する印刷制御装置であって、 画像を表示する表示手段と、 前記表示手段に表示する画素と前記印刷装置における印
    刷ドットとを対応付けるための情報を記憶する記憶手段
    と、 画像データに対して画像処理を施す画像処理手段と、 前記記憶手段に記憶された前記情報と前記画像処理手段
    により処理された画像データに基づいて前記表示手段に
    印刷イメージを表示する表示制御手段と、を有すること
    を特徴とする印刷制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の印刷制御装置であっ
    て、前記表示制御手段は、印刷に使用する画像データの
    内、予め指定された範囲の画像データに基づいて前記表
    示手段に印刷イメージを表示することを特徴とする。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の印刷制御装置で
    あって、前記画像処理手段における画像処理を指示する
    ための処理指示手段を更に有することを特徴とする。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の印刷制御装置であっ
    て、前記画像処理手段は、前記処理指示手段の指示に応
    じて前記画像データの階調処理を実行することを特徴と
    する。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の印刷制御装置であっ
    て、前記画像処理手段は、前記処理指示手段の指示に応
    じて前記画像データに対してスムージング処理を行うこ
    とを特徴とする。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の印刷制御装置であっ
    て、前記画像処理手段は、前記処理指示手段の指示に応
    じて前記画像データの明るさを変更することを特徴とす
    る。
  7. 【請求項7】 請求項3に記載の印刷制御装置であっ
    て、前記画像処理手段は、前記処理指示手段の指示に応
    じて前記画像データのコントラストを変更することを特
    徴とする。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の
    印刷制御装置であって、前記情報は前記表示手段に表示
    される画像データの1画素と、前記印刷手段で印刷され
    る印刷ドットの数とを対応付けるドット数情報を含み、
    前記記憶手段に記憶された前記ドット数情報を変更する
    設定変更手段を更に有することを特徴とする。
  9. 【請求項9】 画像データを印刷装置に出力して印刷す
    る印刷制御方法であって、 画像データに対して画像処理を施す画像処理工程と、 ディスプレイに表示する画素と前記印刷装置における印
    刷ドットとを対応付けるための情報と前記画像処理工程
    で処理された画像データとに基づいて前記ディスプレイ
    に前記画像データの印刷イメージを表示する表示制御工
    程と、を有することを特徴とする印刷制御方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の印刷制御方法であっ
    て、前記表示制御工程は、印刷に使用する画像データの
    内、予め指定された範囲の画像データに基づいて前記画
    像上に印刷イメージを表示することを特徴とする。
  11. 【請求項11】 請求項9又は10に記載の印刷制御方
    法であって、前記情報は前記ディスプレイに表示される
    画像データの1画素と、前記印刷手段で印刷される印刷
    ドットの数とを対応付けるドット数情報を含み、前記ド
    ット数情報を変更する設定変更工程を更に有することを
    特徴とする。
  12. 【請求項12】 請求項9乃至11のいずれか1項に記
    載の印刷制御装置であって、前記画像処理工程における
    画像処理を指示するための処理指示工程を更に有するこ
    とを特徴とする。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の印刷制御方法であ
    って、前記処理指示工程では、画像データに対する階調
    処理を指示することを特徴とする。
  14. 【請求項14】 請求項12に記載の印刷制御方法であ
    って、前記処理指示工程では、画像データに対するスム
    ージング処理の要否を指示することを特徴とする。
  15. 【請求項15】 請求項12に記載の印刷制御方法であ
    って、前記処理指示工程では、画像データの明るさを変
    更するように指示することを特徴とする。
  16. 【請求項16】 請求項12に記載の印刷制御方法であ
    って、前記処理指示工程では、前記画像データのコント
    ラストを変更するように指示することを特徴とする。
  17. 【請求項17】 ホストコンピュータと少なくとも1台
    の印刷装置を有し、前記ホストコンピュータから画像デ
    ータを前記印刷装置に出力して印刷する印刷システムで
    あって、 前記ホストコンピュータは、 画像データを表示する表示手段と、 前記表示手段に表示する画素と前記印刷装置における印
    刷ドットとを対応付けるための情報を記憶する記憶手段
    と、 画像データに対して画像処理を施す画像処理手段と、 前記記憶手段に記憶された前記情報と前記画像処理手段
    により処理された画像データとに基づいて前記表示手段
    に印刷イメージを表示する表示制御手段とを有すること
    を特徴とする印刷システム。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の印刷システムであ
    って、前記表示制御手段は、印刷に使用する画像データ
    の内、予め指定された範囲の画像データに基づいて前記
    表示手段に印刷イメージを表示する。
  19. 【請求項19】 請求項17又は18に記載の印刷シス
    テムであって、前記情報は前記表示手段に表示される画
    像データの1画素と、前記印刷装置で印刷される印刷ド
    ットの数とを対応付けるドット数情報を含み、前記ホス
    トコンピュータは前記ドット数情報を変更する変更手段
    を更に有することを特徴とする。
  20. 【請求項20】 請求項17乃至19のいずれか1項に
    記載の印刷システムであって、前記ホストコンピュータ
    は前記画像処理手段における画像処理を指示するための
    処理指示手段を更に有することを特徴とする。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の印刷システムであ
    って、前記処理指示手段の指示に応じて前記画像処理手
    段が前記画像データの階調処理を実行することを特徴と
    する。
  22. 【請求項22】 請求項20に記載の印刷システムであ
    って、前記処理指示手段の指示に応じて前記画像処理手
    段が前記画像データに対してスムージング処理を行うこ
    とを特徴とする。
  23. 【請求項23】 請求項20に記載の印刷システムであ
    って、前記処理指示手段の指示に応じて前記画像処理手
    段が前記画像データの明るさを変更することを特徴とす
    る。
  24. 【請求項24】 請求項20に記載の印刷システムであ
    って、前記処理指示手段の指示に応じて前記画像処理手
    段が前記画像データのコントラストを変更することを特
    徴とする。
  25. 【請求項25】 画像データを印刷装置に出力して印刷
    する印刷制御手順を記憶したコンピュータにより読取り
    可能な記憶媒体であって、 画像データに対して画像処理を施す画像処理工程モジュ
    ールと、 ディスプレイに表示する画素と前記印刷装置における印
    刷ドットとを対応付けるための情報と前記画像処理工程
    で処理された画像データとに基づいて前記ディスプレイ
    に前記画像データの印刷イメージを表示する表示制御工
    程モジュールと、を有することを特徴とする記憶媒体。
  26. 【請求項26】 請求項25に記載の記憶媒体であっ
    て、前記表示制御工程モジュールは、印刷に使用する画
    像データのうち、ユーザにより指定された範囲の画像デ
    ータに基づいて前記画像上に印刷イメージを表示するこ
    とを特徴とする。
  27. 【請求項27】 請求項25又は26に記載の記憶媒体
    であって、前記情報は前記ディスプレイに表示される画
    像データの1画素と、前記印刷手段で印刷される印刷ド
    ットの数とを対応付けるドット数情報を含み、ユーザの
    操作により前記ドット数情報を変更する設定変更工程モ
    ジュールを更に有することを特徴とする。
  28. 【請求項28】 請求項25乃至27のいずれか1項に
    記載の記憶媒体であって、前記画像処理工程モジュール
    における画像処理の種類をユーザにより指示させるため
    の処理指示工程モジュールを更に有することを特徴とす
    る。
  29. 【請求項29】 請求項28に記載の記憶媒体であっ
    て、前記処理指示工程モジュールのおける指示は、画像
    データに対する階調処理の指示、スムージング処理の要
    否、画像データの明るさの変更、更には画像データのコ
    ントラストの変更のいずれかを含むことを特徴とする。
  30. 【請求項30】 画像データを印刷装置に出力して印刷
    するためのデータを記憶したコンピュータにより読取り
    可能な記憶媒体であって、 アプリケーション・プログラムからの印刷指示を入力し
    て印刷制御処理を起動するモジュールデータと、 ユーザの指示に応じて前記印刷指示における印刷効果の
    確認用画面をディスプレイに表示する表示モジュールデ
    ータと、 ユーザの指示に応じて画像データに対して画像処理を施
    す画像処理モジュールデータと、 ユーザにより指示される、前記ディスプレイに表示する
    画素と前記印刷装置における印刷ドットとを対応付ける
    ための情報と前記画像処理により処理された画像データ
    とに基づいて前記ディスプレイに前記画像データの印刷
    イメージを表示する表示制御工程モジュールデータと、 前記記憶媒体における前記モジュールのそれぞれの記憶
    位置を記憶するディレクトリ情報と、を有することを特
    徴とする記憶媒体。
JP8972297A 1996-04-08 1997-04-08 印刷制御方法及びその装置及び該装置を含む印刷システム Pending JPH1075352A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005199661A (ja) * 2004-01-19 2005-07-28 Seiko Epson Corp 印刷装置およびその制御方法

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JP2005199661A (ja) * 2004-01-19 2005-07-28 Seiko Epson Corp 印刷装置およびその制御方法

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