JPH083150Y2 - 充電器 - Google Patents
充電器Info
- Publication number
- JPH083150Y2 JPH083150Y2 JP1989026972U JP2697289U JPH083150Y2 JP H083150 Y2 JPH083150 Y2 JP H083150Y2 JP 1989026972 U JP1989026972 U JP 1989026972U JP 2697289 U JP2697289 U JP 2697289U JP H083150 Y2 JPH083150 Y2 JP H083150Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery pack
- side wall
- recesses
- mounting
- mounting portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y02E60/12—
Description
【考案の詳細な説明】 イ．産業上の利用分野 本考案は、8mmビデオ一体型カメラ等の電子機器の電
源として用いられるニッケル・カドミウム電池等の電池
パックの充電器に関する。
源として用いられるニッケル・カドミウム電池等の電池
パックの充電器に関する。
ロ．従来の技術 この種充電器の一例が、実開昭62-4066号公報に開示
されている。この例の場合、電池パックの着脱は、電池
パックを装着部に対し所定の前方位置より当接した後、
横方向にスライドさせて取り付け固定し、その逆操作に
よって取り外す構造であり、着脱操作が煩雑であるとい
う問題があった。
されている。この例の場合、電池パックの着脱は、電池
パックを装着部に対し所定の前方位置より当接した後、
横方向にスライドさせて取り付け固定し、その逆操作に
よって取り外す構造であり、着脱操作が煩雑であるとい
う問題があった。
ハ．考案が解決しようとする課題 本考案が解決しようとする課題は、電池パックの着脱
操作が極めて容易な充電器を提供することにある。
操作が極めて容易な充電器を提供することにある。
ニ．課題を解決するための手段 本考案は、充電回路を内蔵すると共に、被充電電池パ
ックを装着するための装着部を備えた充電器であって、
前記装着部は、前記電池パックの装着面と、この装着面
において前記電池パックの端子部と対向する位置に設け
られ、当該電池パックを常時上方に付勢する弾性片と、
前記電池パックの両側面の各両端に形成された凹所のう
ち、一側面の両端凹所を引掛け固定する一側壁と、この
一側壁と対向し、前記電池パックの押圧動作により前記
電池パックの他側面の両端凹所に係合する出没可能な係
合爪を有した他側壁とを備えたことを特徴とする。
ックを装着するための装着部を備えた充電器であって、
前記装着部は、前記電池パックの装着面と、この装着面
において前記電池パックの端子部と対向する位置に設け
られ、当該電池パックを常時上方に付勢する弾性片と、
前記電池パックの両側面の各両端に形成された凹所のう
ち、一側面の両端凹所を引掛け固定する一側壁と、この
一側壁と対向し、前記電池パックの押圧動作により前記
電池パックの他側面の両端凹所に係合する出没可能な係
合爪を有した他側壁とを備えたことを特徴とする。
ホ．作用 本考案によれば、電池パックを装着面に装着する際に
は、電池パックの一側面の両端凹所を装着部の一側壁に
引掛け固定して、電池パックを押圧すると、電池パック
は引掛け固定位置を中心に回動して、係合爪の出没動作
により係合爪が電池パックの他側面の両端凹所に係合
し、電池パックは固定される。
は、電池パックの一側面の両端凹所を装着部の一側壁に
引掛け固定して、電池パックを押圧すると、電池パック
は引掛け固定位置を中心に回動して、係合爪の出没動作
により係合爪が電池パックの他側面の両端凹所に係合
し、電池パックは固定される。
一方、電池パックを取り外す際には、係合爪を退避さ
せることによって、係合爪と電池パックの他側面の両端
凹所との係合が解かれ、電池パックは、弾性片の付勢力
により持ち上げられ、容易に装着部から取り外すことが
できる。
せることによって、係合爪と電池パックの他側面の両端
凹所との係合が解かれ、電池パックは、弾性片の付勢力
により持ち上げられ、容易に装着部から取り外すことが
できる。
ヘ．実施例 以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明する。
第１図は、充電器及び電池パックの斜視図を示し、１
は合成樹脂製の充電器本体であって、内部に充電回路を
構成する種々の電気・電子部品が装着されたプリント基
板２（第２図及び第３図参照）を収納していると共に、
略半分を一段窪んだ電池パック装着部３となしている。
４は装着部３を常時は覆う蓋体であって、本体１に対し
てヒンジ５により回動可能に取り付けられ、電池パック
装着時には開かれ、電池パック装着部の一部として兼用
される。
は合成樹脂製の充電器本体であって、内部に充電回路を
構成する種々の電気・電子部品が装着されたプリント基
板２（第２図及び第３図参照）を収納していると共に、
略半分を一段窪んだ電池パック装着部３となしている。
４は装着部３を常時は覆う蓋体であって、本体１に対し
てヒンジ５により回動可能に取り付けられ、電池パック
装着時には開かれ、電池パック装着部の一部として兼用
される。
装着部３の電池パック装着面には、プリント基板２に
電気接続され、電池パックを常時上方に付勢する弾性片
６が設けられると共に、装着部３と残り半分とを区画す
る側壁７には、係合爪８が出没可能に形設されている。
この係合爪８は本体１の上面凹所にコイルスプリング９
によってスライド可能に装着された操作釦10の両側に設
けられており、操作釦10のスライド移動によって出没可
能なように構成されている。
電気接続され、電池パックを常時上方に付勢する弾性片
６が設けられると共に、装着部３と残り半分とを区画す
る側壁７には、係合爪８が出没可能に形設されている。
この係合爪８は本体１の上面凹所にコイルスプリング９
によってスライド可能に装着された操作釦10の両側に設
けられており、操作釦10のスライド移動によって出没可
能なように構成されている。
電池パック11は、その両側面の各両端に、略Ｌ字状の
凹所12、12′が形成されており、これら凹所12、12′
は、係合爪８と、側壁７と対向するように装着部３に形
成された側壁15の係合突起とに、夫々係合するようにな
っている。また電池パック11の背面には、弾性片６と対
向する一対の端子部13、13を有する。
凹所12、12′が形成されており、これら凹所12、12′
は、係合爪８と、側壁７と対向するように装着部３に形
成された側壁15の係合突起とに、夫々係合するようにな
っている。また電池パック11の背面には、弾性片６と対
向する一対の端子部13、13を有する。
以上の構成を有する充電器において、通常は蓋体４を
閉じた状態にして保存するか、或いは電源コード（図示
せず）を商用交流に接続し、本体１の一側面に設けたジ
ャック14（このジャックは蓋体４が開状態のときは覆わ
れて使用できない）に直流電流を発生させ、この電流を
使って他の電気製品、例えばラジオやカセットテープレ
コーダ等を作動させる。
閉じた状態にして保存するか、或いは電源コード（図示
せず）を商用交流に接続し、本体１の一側面に設けたジ
ャック14（このジャックは蓋体４が開状態のときは覆わ
れて使用できない）に直流電流を発生させ、この電流を
使って他の電気製品、例えばラジオやカセットテープレ
コーダ等を作動させる。
充電時には蓋対４を開放し、電池パック11の一側面の
凹所12′を、側壁15の係合突起に引掛け固定する。その
後、引掛け固定した部分を回動中心として電池パック11
を押圧し、電池パック11を装着部３の方向に回動する
と、電池パック11の他側面が係合爪８に当接してこれを
押し込み、従って、係合爪８は内方に退避する。そし
て、電池パック11が装着面に当接すると、係合爪８が突
出して凹所12に係合し、電池パック11は装着面に固定さ
れる。またこの時、弾性片６は、電池パック11の端子部
13にこれと擦れ合いながら当接する。この状態で、電池
パック11の充電が開始される。
凹所12′を、側壁15の係合突起に引掛け固定する。その
後、引掛け固定した部分を回動中心として電池パック11
を押圧し、電池パック11を装着部３の方向に回動する
と、電池パック11の他側面が係合爪８に当接してこれを
押し込み、従って、係合爪８は内方に退避する。そし
て、電池パック11が装着面に当接すると、係合爪８が突
出して凹所12に係合し、電池パック11は装着面に固定さ
れる。またこの時、弾性片６は、電池パック11の端子部
13にこれと擦れ合いながら当接する。この状態で、電池
パック11の充電が開始される。
電池パック11を取り出す際には、第３図に示す如く操
作釦10を後方にスライドさせると、係合爪８が退避して
凹所12との係合が解かれる。その結果、電池パック１
は、弾性片６の付勢により引掛け固定した凹所12′を回
動中心として上方に持ち上げられ、容易に装着部３から
取り外すことができる。
作釦10を後方にスライドさせると、係合爪８が退避して
凹所12との係合が解かれる。その結果、電池パック１
は、弾性片６の付勢により引掛け固定した凹所12′を回
動中心として上方に持ち上げられ、容易に装着部３から
取り外すことができる。
なお、一端電池パック11が持ち上げられると、再度電
池パック11を押圧しない限り、弾性片６の付勢力によっ
て再装着されることはない。
池パック11を押圧しない限り、弾性片６の付勢力によっ
て再装着されることはない。
ト．考案の効果 上述した如く、本考案によれば、電池パックの着脱操
作が極めて容易であると共に、電池パックを取り外す際
に一旦電池パックが持ち上げられると、再度押圧しない
限り再装着されることはない。
作が極めて容易であると共に、電池パックを取り外す際
に一旦電池パックが持ち上げられると、再度押圧しない
限り再装着されることはない。
また、電池パックの着脱は、電池パックの両端凹所を
装着部の一側壁に引掛け固定し、この固定位置を回動中
心として電池パックを押圧することにより行われる。そ
の結果、電池パックの着脱操作時において、電池パック
の回動中心に加わる機械的衝撃力は、２つの凹所に分散
されることとなり、装着部の一側壁や電池パックの凹所
の破損を防止することができる。また、両端凹所の部分
を、電池パックの装着時の回動中心としているため、回
動時に電池パックがふらつくことがなく、着脱操作が極
めて安定する。
装着部の一側壁に引掛け固定し、この固定位置を回動中
心として電池パックを押圧することにより行われる。そ
の結果、電池パックの着脱操作時において、電池パック
の回動中心に加わる機械的衝撃力は、２つの凹所に分散
されることとなり、装着部の一側壁や電池パックの凹所
の破損を防止することができる。また、両端凹所の部分
を、電池パックの装着時の回動中心としているため、回
動時に電池パックがふらつくことがなく、着脱操作が極
めて安定する。
更に、電池パックの装着時、弾性片は電池パックの端
子部にこれと擦れ合いながら当接するため、弾性片や端
子部に塵埃等が付着していたとしても、除去されること
となり、弾性片と端子部との接触不良は生じない。
子部にこれと擦れ合いながら当接するため、弾性片や端
子部に塵埃等が付着していたとしても、除去されること
となり、弾性片と端子部との接触不良は生じない。
図面はいずれも本考案に係り、第１図は充電器及び電池
パックの斜視図、第２図は電池パック装着時の状態を説
明するための断面図、第３図は電池パック取り外し時の
状態を説明するための断面図である。 １……本体、２……プリント基板、３……装着部、４…
…蓋体、５……ヒンジ、６……弾性片、７……側壁、８
……係合爪、９……コイルスプリング、10……操作釦、
11……電池パック、12、12′……凹所、13……端子部、
14……ジャック、15……側壁。
パックの斜視図、第２図は電池パック装着時の状態を説
明するための断面図、第３図は電池パック取り外し時の
状態を説明するための断面図である。 １……本体、２……プリント基板、３……装着部、４…
…蓋体、５……ヒンジ、６……弾性片、７……側壁、８
……係合爪、９……コイルスプリング、10……操作釦、
11……電池パック、12、12′……凹所、13……端子部、
14……ジャック、15……側壁。
Claims (1)
- 【請求項１】充電回路を内蔵すると共に、被充電電池パ
ックを装着するための装着部を備えた充電器であって、
前記装着部は、前記電池パックの装着面と、この装着面
において前記電池パックの端子部と対向する位置に設け
られ、当該電池パックを常時上方に付勢する弾性片と、
前記電池パックの両側面の各両端に形成された凹所のう
ち、一側面の両端凹所を引掛け固定する一側壁と、この
一側壁と対向し、前記電池パックの押圧動作により前記
電池パックの他側面の両端凹所に係合する出没可能な係
合爪を有した他側壁とを備えたことを特徴とする充電
器。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989026972U JPH083150Y2 (ja) | 1989-03-09 | 1989-03-09 | 充電器 |
| US07/488,831 US5119008A (en) | 1989-03-09 | 1990-03-06 | Battery charging apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989026972U JPH083150Y2 (ja) | 1989-03-09 | 1989-03-09 | 充電器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02118439U JPH02118439U (ja) | 1990-09-21 |
| JPH083150Y2 true JPH083150Y2 (ja) | 1996-01-29 |
Family
ID=31249073
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989026972U Expired - Lifetime JPH083150Y2 (ja) | 1989-03-09 | 1989-03-09 | 充電器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH083150Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6220467U (ja) * | 1985-07-19 | 1987-02-06 | ||
| JPS6248757U (ja) * | 1985-09-06 | 1987-03-26 | ||
| JPS6329349U (ja) * | 1986-08-09 | 1988-02-26 |
-
1989
- 1989-03-09 JP JP1989026972U patent/JPH083150Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02118439U (ja) | 1990-09-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |