JPH08314586A - 情報処理装置および情報処理装置のサスペンド・レジューム処理方法 - Google Patents

情報処理装置および情報処理装置のサスペンド・レジューム処理方法

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JPH08314586A
JPH08314586A JP7121525A JP12152595A JPH08314586A JP H08314586 A JPH08314586 A JP H08314586A JP 7121525 A JP7121525 A JP 7121525A JP 12152595 A JP12152595 A JP 12152595A JP H08314586 A JPH08314586 A JP H08314586A
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memory medium
area
instruction
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save
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JP7121525A
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Eiichiro Kaneto
英一郎 金戸
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サスペンド処理要求時に確保される複数の退
避領域のいずれかを選択して現在処理中の情報を退避格
納できる。 【構成】 キーボード8の各キーとサスペンドレジュー
ムキー9からの指示とにより補助記憶装置4の各領域に
メモリ媒体に記憶された情報をそれぞれ格納する構成を
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ノートタイプやペン入
力可能なコンピュータ等の情報処理装置および情報処理
装置のサスペンド・レジューム処理方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、ノートタイプやペン入力コンピ
ュータ等の携帯型の情報処理装置は、通常、内蔵バッテ
リー駆動できるものが多く、主に持ち運んで使用され
る。そのためバッテリー駆動時間をいかに長くするかが
問題となる。そのため、使用していない時にはコンピュ
ータ本体の電源をオフにするのも一つの手段であるが、
この場合は再び使用するときには電源をオンにしてアプ
リケーションソフトウェアが起動するまで待つ必要があ
り、ある程度の時間を要する。
【0003】そのため、コンピュータ使用時の主記憶装
置のデータや表示装置における表示画面データをそのま
ま保持するだけの状態にして、液晶ディスプレイの表示
を止める、ハードディスクのモータを止める、前記デー
タ保持に関して必要のない回路における電源の供給を止
める等を行なうことにより、主電源はオンであるにもか
かわらず消費電力を低く押えることのできるサスペンド
機能がある。
【0004】また、状態を復帰する(レジュームする)
場合は短時間で済み、そしてサスペンドモード直後の動
作環境のままで再び使用することができる。
【0005】さらに、サスペンドには0Vサスペンド機
能、つまりSave to Disk機能といわれるも
のがある。これは通常のサスペンドが主記憶装置のデー
タをそのまま保持しているのに対して、Save to
Diskの場合は主記憶装置のデータや表示装置の表
示画面データをハードディスク等の補助記憶装置に記憶
させ、その後コンピュータ本体はオフ状態にするという
ものである。
【0006】この場合コンピュータ本体をオフにするた
めに前記サスペンドよりも当然のごとく消費電力が低く
なるが、レジューム時に補助記憶装置かデータを読み取
り、主記憶装置や表示装置に対して転送しなくてはなら
ないために前記レジュームよりも使用可能になるまでに
多少の時間を要するが、通常のオフ状態からアプリケー
ションソフトウェアが起動するまでに要する時間よりは
一般的に短くて済む。
【0007】また、通常のオフに対してSave to
Disk機能は表示画面を含めたデータセーブ機能と
して用いることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般的
にSave to Disk機能のためのセーブ領域は
一つしかなく、例えばコンピュータにおいて、あるアプ
リケーションソフトウェアを稼動させている時に画面情
報を含めたデータとしてSaveし、そして次回起動時
にこの状態から始めたい場合にもかかわらず、既にSa
ve to Disk機能のための領域にデータが存在
していると、前記データを消去して上書きするしかな
い。
【0009】また、前回データを消去したくない場合
は、Save to Diskをすることができない状
態となってしまい、この場合データをデータ・ファイル
として補助記憶装置等にセーブしておきアプリケーショ
ンソフトウェアを終了し、コンピュータの電源をオフし
なければならず、次回に再使用する場合には再びコンピ
ュータの電源をオンしアプリケーションソフトウェアを
立ち上げ、前記データ・ファイルをロードしなさなけれ
ばならなくなり大変不便である。
【0010】さらに、もし使用しているアプリケーショ
ンソフトウェアが使用時点でのあるデータをファイルと
してセーブできなかったり、画面表示データがセーブで
きなかったりする場合、どうしてもデータをセーブして
おきたい場合は、やはり前回Save to Disk
のデータに上書き、つまり消去してしまうしかない。
【0011】また、複数のSave to Diskの
ための領域が確保されていて、それぞれの領域に対して
データをセーブ・ロードできる場合において、各領域ご
とに対応したサスペンド・レジュームボタンを設ける必
要がある。ノートブック型のサイズの小型化が求められ
るコンピュータ等においては、前記ボタンを設置するた
めにその分コンピュータ本体のサイズが大きくなってし
まい、さらにコストもかかることにもなる。
【0012】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第8の発明
の目的は、0Vサスペンド・レジューム機能を備えた情
報処理装置において、サスペンド処理要求時に確保され
る複数の退避領域のいずれかを選択して現在処理中の情
報を退避格納し、レジューム処理要求時に各退避領域に
退避されているいずれかの情報中からユーザが意図した
情報に基づいてデータ処理を再開するデータ処理環境を
自在に切り換えることができる情報処理装置および情報
処理装置のサスペンド・レジューム処理方法を提供する
ことである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、キー入力手段と、主電源からの電源供給に基づいて
システムバスに接続されたメモリ媒体を使用して各デバ
イスからの入出力データを処理するデータ処理手段と、
前記主電源からの電源供給状態がオン状態の下で各デバ
イスに対する電力供給状態を低減させる指示を行う指示
手段と、前記指示手段の指示に基づいて各デバイスに対
する電源供給を制御する電源制御手段と、前記メモリ媒
体に記憶された情報を退避格納する複数の退避領域を有
する補助記憶手段とを有するものである。
【0014】本発明に係る第2の発明は、前記指示手段
の指示状態と前記キー入力手段からの特定キー入力状態
とから前記メモリ媒体に記憶される情報を前記補助記憶
手段に退避格納させるいずれかの退避領域を決定する第
1の決定手段と、前記第1の決定手段により決定された
いずれかの退避領域に対して前記メモリ媒体に記憶され
た情報を退避格納する退避手段と、前記指示手段の指示
状態と前記キー入力手段からの特定キー入力状態とから
前記メモリ媒体に復帰させる退避領域を決定する第2の
決定手段と、前記第2の決定手段により決定された退避
領域に記憶された情報を前記メモリ媒体に復帰格納する
復帰手段とを有するものである。
【0015】本発明に係る第3の発明は、前記指示手段
の指示状態と前記キー入力手段からの特定のファンクシ
ョンキー入力状態とから前記メモリ媒体に記憶される情
報を前記補助記憶手段に退避格納させるいずれかの退避
領域を決定する第1の決定手段と、前記第1の決定手段
により決定されたいずれかの退避領域に対して前記メモ
リ媒体に記憶された情報を退避格納する退避手段と、前
記指示手段の指示状態と前記キー入力手段からの特定の
ファンクションキー入力状態とから前記メモリ媒体に復
帰させる退避領域を決定する第2の決定手段と、前記第
2の決定手段により決定された退避領域に記憶された情
報を前記メモリ媒体に復帰格納する復帰手段とを有する
ものである。
【0016】本発明に係る第4の発明は、ペン入力手段
と、主電源からの電源供給に基づいてシステムバスに接
続されたメモリ媒体を使用して各デバイスからの入出力
データを処理するデータ処理手段と、前記主電源からの
電源供給状態がオン状態の下で各デバイスに対する電力
供給状態を低減させる指示を行う指示手段と、前記指示
手段の指示に基づいて各デバイスに対する電源供給を制
御する電源制御手段と、前記メモリ媒体に記憶された情
報を退避格納する複数の退避領域を有する補助記憶手段
とを有するものである。
【0017】本発明に係る第5の発明は、前記指示手段
の指示状態と前記ペン入力手段からの特定領域に対する
ペン指示状態とから前記メモリ媒体に記憶される情報を
前記補助記憶手段に退避格納させるいずれかの退避領域
を決定する第1の決定手段と、前記第1の決定手段によ
り決定されたいずれかの退避領域に対して前記メモリ媒
体に記憶された情報を退避格納する退避手段と、前記指
示手段の指示状態と前記ペン入力手段からの特定領域に
対するペン指示状態とから前記メモリ媒体に復帰させる
退避領域を決定する第2の決定手段と、前記第2の決定
手段により決定された退避領域に記憶された情報を前記
メモリ媒体に復帰格納する復帰手段とを有するものであ
る。
【0018】本発明に係る第6の発明は、キー入力手段
と、主電源からの電源供給に基づいてシステムバスに接
続されたメモリ媒体を使用して各デバイスからの入出力
データを処理するデータ処理手段と、前記主電源からの
電源供給状態がオン状態の下で各デバイスに対する電力
供給状態を低減させる指示を行う指示手段と、前記指示
手段の指示に基づいて各デバイスに対する電源供給を制
御する電源制御手段と、前記メモリ媒体に記憶された情
報を退避格納する複数の退避領域を有する補助記憶手段
とを有する情報処理装置のサスペンド・レジューム処理
方法において、前記指示手段の指示状態と前記キー入力
手段からの特定キー入力状態とから前記メモリ媒体に記
憶される情報を前記補助記憶手段に退避格納させるいず
れかの退避領域を決定する第1の決定工程と、該決定さ
れたいずれかの退避領域に対して前記メモリ媒体に記憶
された情報を退避格納する退避工程と、前記指示手段の
指示状態と前記キー入力手段からの特定キー入力状態と
から前記メモリ媒体に復帰させる退避領域を決定する第
2の決定工程と、該決定された退避領域に記憶された情
報を前記メモリ媒体に復帰格納する復帰工程とを有する
ものである。
【0019】本発明に係る第7の発明は、キー入力手段
と、主電源からの電源供給に基づいてシステムバスに接
続されたメモリ媒体を使用して各デバイスからの入出力
データを処理するデータ処理手段と、前記主電源からの
電源供給状態がオン状態の下で各デバイスに対する電力
供給状態を低減させる指示を行う指示手段と、前記指示
手段の指示に基づいて各デバイスに対する電源供給を制
御する電源制御手段と、前記メモリ媒体に記憶された情
報を退避格納する複数の退避領域を有する補助記憶手段
とを有する情報処理装置のサスペンド・レジューム処理
方法において、前記指示手段の指示状態と前記キー入力
手段からの特定のファンクションキー入力状態とから前
記メモリ媒体に記憶される情報を前記補助記憶手段に退
避格納させるいずれかの退避領域を決定する第1の決定
工程と、該決定されたいずれかの退避領域に対して前記
メモリ媒体に記憶された情報を退避格納する退避工程
と、前記指示手段の指示状態と前記キー入力手段からの
特定のファンクションキー入力状態とから前記メモリ媒
体に復帰させる退避領域を決定する第2の決定工程と、
該決定された退避領域に記憶された情報を前記メモリ媒
体に復帰格納する復帰工程とを有するものである。
【0020】本発明に係る第8の発明は、ペン入力手段
と、主電源からの電源供給に基づいてシステムバスに接
続されたメモリ媒体を使用して各デバイスからの入出力
データを処理するデータ処理手段と、前記主電源からの
電源供給状態がオン状態の下で各デバイスに対する電力
供給状態を低減させる指示を行う指示手段と、前記指示
手段の指示に基づいて各デバイスに対する電源供給を制
御する電源制御手段と、前記メモリ媒体に記憶された情
報を退避格納する複数の退避領域を有する補助記憶手段
とを有する情報処理装置のサスペンド・レジューム処理
方法において、前記指示手段の指示状態と前記ペン入力
手段からの特定領域に対するペン指示状態とから前記メ
モリ媒体に記憶される情報を前記補助記憶手段に退避格
納させるいずれかの退避領域を決定する第1の決定工程
と、該決定されたいずれかの退避領域に対して前記メモ
リ媒体に記憶された情報を退避格納する退避工程と、前
記指示手段の指示状態と前記ペン入力手段からの特定領
域に対するペン指示状態とから前記メモリ媒体に復帰さ
せる退避領域を決定する第2の決定工程と、該決定され
た退避領域に記憶された情報を前記メモリ媒体に復帰格
納する復帰工程とを有するものである。
【0021】
【作用】第1の発明においては、キー入力手段のキー指
示と指示手段からの指示とにより補助記憶手段の各退避
領域にメモリ媒体に記憶された情報をそれぞれ格納し
て、ユーザからのキー入力と指示手段とからの指示入力
とから識別される退避されたいずれかの情報をメモリ媒
体に復帰可能に管理可能とする。
【0022】第2の発明においては、指示手段の指示状
態と前記キー入力手段からの特定キー入力状態とから第
1の決定手段が前記メモリ媒体に記憶される情報を前記
補助記憶手段に退避格納させるいずれかの退避領域を決
定したら、該決定されたいずれかの退避領域に対して退
避手段が前記メモリ媒体に記憶された情報を退避格納し
た状態で、前記指示手段の指示状態と前記キー入力手段
からの特定キー入力状態とから第2の決定手段が前記メ
モリ媒体に復帰させる退避領域を決定し、該決定された
退避領域に記憶された情報を復帰手段が前記メモリ媒体
に復帰格納して、ユーザがキー入力操作で選択指示した
退避領域にそれぞれ異なる情報を復帰可能に管理可能と
して、レジューム時に異なるデータ処理環境を自在に切
り換えながら復帰させることを可能とする。
【0023】第3の発明においては、指示手段の指示状
態と前記キー入力手段からの特定のファンクションキー
入力状態とから第1の決定手段が前記メモリ媒体に記憶
される情報を前記補助記憶手段に退避格納させるいずれ
かの退避領域を決定したら、該決定されたいずれかの退
避領域に対して退避手段が前記メモリ媒体に記憶された
情報を退避格納した状態で、前記指示手段の指示状態と
前記キー入力手段からの特定のファンクションキー入力
状態とから第2の決定手段が前記メモリ媒体に復帰させ
る退避領域を決定し、該決定された退避領域に記憶され
た情報を復帰手段が前記メモリ媒体に復帰格納して、ユ
ーザが特定のファンクションキー入力操作で選択指示し
た退避領域にそれぞれ異なる情報を復帰可能に管理可能
として、レジューム時に異なるデータ処理環境を自在に
切り換えながら復帰させることを可能とする。
【0024】第4の発明においては、ペン入力手段のペ
ン入力指示と指示手段からの指示とにより補助記憶手段
の各退避領域にメモリ媒体に記憶された情報をそれぞれ
格納して、ユーザからのペン入力による特定領域指示入
力と指示手段とからの指示入力とから識別される退避さ
れたいずれかの情報をメモリ媒体に復帰可能に管理可能
とする。
【0025】第5の発明においては、指示手段の指示状
態とペン入力手段からの特定領域に対するペン指示状態
とから第1の決定手段が前記メモリ媒体に記憶される情
報を前記補助記憶手段に退避格納させるいずれかの退避
領域を決定したら、該決定されたいずれかの退避領域に
対して退避手段が前記メモリ媒体に記憶された情報を退
避格納した状態で、前記指示手段の指示状態とペン入力
手段からの特定領域に対するペン指示状態とから第2の
決定手段が前記メモリ媒体に復帰させる退避領域を決定
し、該決定された退避領域に記憶された情報を復帰手段
が前記メモリ媒体に復帰格納して、ユーザが特定の領域
をペン入力操作で選択指示した退避領域にそれぞれ異な
る情報を復帰可能に管理可能として、レジューム時に異
なるデータ処理環境を自在に切り換えながら復帰させる
ことを可能とする。
【0026】第6の発明においては、指示手段の指示状
態と前記キー入力手段からの特定キー入力状態とから前
記メモリ媒体に記憶される情報を前記補助記憶手段に退
避格納させるいずれかの退避領域を決定し、該決定され
たいずれかの退避領域に対して前記メモリ媒体に記憶さ
れた情報を退避格納した後、前記指示手段の指示状態と
前記キー入力手段からの特定キー入力状態とから前記メ
モリ媒体に復帰させる退避領域を決定し、該決定された
退避領域に記憶された情報を前記メモリ媒体に復帰格納
して、ユーザがキー入力操作で選択指示した退避領域に
それぞれ異なる情報を復帰可能に管理可能として、レジ
ューム時に異なるデータ処理環境を自在に切り換えなが
ら復帰させる処理をプログラマブルに実行可能とする。
【0027】第7の発明においては、前記指示手段の指
示状態と前記キー入力手段からの特定のファンクション
キー入力状態とから前記メモリ媒体に記憶される情報を
前記補助記憶手段に退避格納させるいずれかの退避領域
を決定し、該決定されたいずれかの退避領域に対して前
記メモリ媒体に記憶された情報を退避格納した後、前記
指示手段の指示状態と前記キー入力手段からの特定のフ
ァンクションキー入力状態とから前記メモリ媒体に復帰
させる退避領域を決定し、該決定された退避領域に記憶
された情報を前記メモリ媒体に復帰格納して、ユーザが
特定のファンクションキー入力操作で選択指示した退避
領域にそれぞれ異なる情報を復帰可能に管理可能とし
て、レジューム時に異なるデータ処理環境を自在に切り
換えながら復帰させる処理をプログラマブルに実行可能
とする。
【0028】第8の発明においては、前記指示手段の指
示状態と前記ペン入力手段からの特定領域に対するペン
指示状態とから前記メモリ媒体に記憶される情報を前記
補助記憶手段に退避格納させるいずれかの退避領域を決
定し、該決定されたいずれかの退避領域に対して前記メ
モリ媒体に記憶された情報を退避格納した後、前記指示
手段の指示状態と前記ペン入力手段からの特定領域に対
するペン指示状態とから前記メモリ媒体に復帰させる退
避領域を決定し、該決定された退避領域に記憶された情
報を前記メモリ媒体に復帰格納して、ユーザが特定の領
域をペン入力操作で選択指示した退避領域にそれぞれ異
なる情報を復帰可能に管理可能として、レジューム時に
異なるデータ処理環境を自在に切り換えながら復帰させ
る処理をプログラマブルに実行可能とする。
【0029】
【実施例】
〔第1実施例〕以下、添付図面に従って本発明にかかる
実施例を詳細に説明する。
【0030】図1は本発明の第1実施例を示す情報処理
装置の制御構成を説明するブロック図である。
【0031】図において、1はシステムの制御を司るC
PU(中央処理演算装置)、2はアプリケーションプロ
グラムやデータを格納する主記憶装置、3はシステムを
制御するためのプログラムが格納されたROM(リード
オンリーメモリ)、4はハードディスク等のファイルを
読み書きできる補助記憶装置、5はシステムの電源を制
御する電源コントロール装置、6はシステムに電源を供
給する電池、7はシステムの電源をON、OFFするた
めのスイッチ、8はデータや文字を入力したりするため
のキーボード、9はサスペンド・レジュームを行なうた
めに操作者が用いるためのサスペンド・レジュームボタ
ン、10はデータ等を表示する液晶ディスプレイ、11
はプリンタを接続したり、モデムを接続したりするため
の外部インターフェースである。
【0032】図2は、図1に示した情報処理装置の外観
を示す概略斜視図であり、主としてコンピュータ本体と
キーボードおよびサスペンド・レジュ−ムボタンとの配
置状態を示したものに対応する。
【0033】図において、12はコンピュータ本体であ
る。本実施例ではサスペンドを行なうためのボタンとレ
ジュームを行なうために操作者が使用するボタンを同一
のものとし、これをサスペンド・レジュームボタンとす
る。
【0034】また、キーボード8の中で2番キー(キー
25)、3番キー(キー26)それぞれが本実施例にお
けるサスペンド・レジューム時におけるSave to
Diskのための確保領域の選択キーに設定するもの
とする。その他の符号は上記図1と同様である。
【0035】図3は、図1に示した情報処理装置におけ
る主記憶装置2のメモリ・マップを示した図である。
【0036】図において、MADD0番地からMADD
1番地はメインメモリ・エリア13,MADD1番地か
らMADD2はVideo RAMエリア14,MAD
D2番地からMADD3番地はエクステンドメモリエリ
ア15である。
【0037】図4は、図1に示した情報処理装置のI/
Oアドレス・マップを説明する図である。
【0038】図において、IOAD0番地からIOAD
1番地がI/Oアドレス・エリア16である。
【0039】図5は、図1に示した補助記憶装置4(ハ
ードディスク)の容量領域のイメージを示した図であ
る。
【0040】図において、17は通常ファイルをセーブ
したりロードしたりするための基本領域であり、本実施
例においてはSave to Diskのための確保領
域を3箇所備えているものとし、18はSave to
Diskのための領域SDE1,19はSave t
o Diskのための領域SDE2,20はSavet
o Diskのための領域SDE3である。なお、確保
領域SDE1からSDE3のそれぞれは、当然ながら図
3,4で示したメインメモリ13やVideoRAM1
4等を合計したデータ容量と同等あるいはそれ以上の領
域を確保しているものとする。
【0041】以下、本実施例と第1,第2の発明の各手
段との対応及びその作用について図1〜図5等を参照し
て説明する。
【0042】第1の発明は、キー入力手段(キーボード
8)と、主電源からの電源供給に基づいてシステムバス
に接続されたメモリ媒体を使用して各デバイスからの入
出力データを処理するデータ処理手段(CPU1)と、
前記主電源からの電源供給状態がオン状態の下で各デバ
イスに対する電力供給状態を低減させる指示を行う指示
手段(サスペンド・レジュームボタン9)と、前記指示
手段の指示に基づいて各デバイスに対する電源供給を制
御する電源制御手段(電源コントロール装置5)と、前
記メモリ媒体に記憶された情報を退避格納する複数の退
避領域を有する補助記憶手段(補助記憶装置4)とを有
し、キーボード8のキー指示(本実施例ではキー25,
26)と指示手段からの指示とにより補助記憶装置4の
各退避領域(領域18〜20)にメモリ媒体に記憶され
た情報をそれぞれ格納して、ユーザからのキー入力と指
示手段とからの指示入力とから識別される退避されたい
ずれかの情報をメモリ媒体に復帰可能に管理可能とす
る。
【0043】第2の発明は、第1の発明の構成に対し
て、さらに前記指示手段の指示状態と前記キー入力手段
からの特定キー入力状態とから前記メモリ媒体に記憶さ
れる情報を前記補助記憶手段に退避格納させるいずれか
の退避領域を決定する第1の決定手段(ROM3に記憶
される決定処理プログラムをCPU1が実行する手段と
して構成される)と、前記第1の決定手段により決定さ
れたいずれかの退避領域に対して前記メモリ媒体に記憶
された情報を退避格納する退避手段(ROM3に記憶さ
れる退避処理プログラムをCPU1が実行する手段とし
て構成される)と、前記指示手段の指示状態と前記キー
入力手段からの特定キー入力状態とから前記メモリ媒体
に復帰させる退避領域を決定する第2の決定手段(RO
M3に記憶される決定処理プログラムをCPU1が実行
する手段として構成される)と、前記第2の決定手段に
より決定された退避領域に記憶された情報を前記メモリ
媒体に復帰格納する復帰手段(ROM3に記憶される復
帰処理プログラムをCPU1が実行する手段として構成
される)とを有し、サスペンド・レジュームボタン9の
指示状態とキーボード8からのキー25,26の入力状
態とから主記憶装置2に記憶される情報を前記補助記憶
装置4に退避格納させるいずれかの退避領域を決定した
ら、該決定されたいずれかの退避領域に対して退避手段
が主記憶装置2に記憶された情報を退避格納した状態
で、CPU1がサスペンド・レジュームボタン9の指示
状態と各キー25,26のキー入力状態とから主記憶装
置2に復帰させる退避領域を決定し、該決定された退避
領域に記憶された情報を主記憶装置2に復帰格納して、
ユーザがキー入力操作で選択指示した退避領域にそれぞ
れ異なる情報を復帰可能に管理可能として、レジューム
時に異なるデータ処理環境を自在に切り換えながら復帰
させることを可能とする。
【0044】上記構成における実施例の情報処理装置
(コンピュータ)における動作概要を説明する。
【0045】先ず、CPU1はコンピュータ本体12が
動作中にサスペンド・レジュームボタン9が押された場
合に、割り込み処理としてサスペンド状態に移行する動
作を行なう。この時点でサスペンド・レジュームボタン
以外に前記キーボード中の領域選択キーである2番キー
25,3番キー26の何れも押下されていない場合には
補助記憶装置4の確保領域SDE1にメインメモリ13
等のデータをセーブし、0Vサスペンドつまり本体電源
をオフにする。
【0046】もし、サスペンド・レジュームボタン9と
同時に領域選択キーの何れかが押下されていた場合CP
U1は、2番キー25が押下されていた場合はメインメ
モリ13等のデータを補助記憶装置4の確保領域SDE
2にセーブし、0Vサスペンドし、3番キー26が押下
されていた場合はメインメモリ13等のデータを補助記
憶装置4の確保領域SDE3にセーブし、0Vサスペン
ドする。
【0047】また、キーボード8中で前記2番キー2
5,3番キー26以外のキーがサスペンド・レジューム
ボタンと同時に押下された場合は使用者の誤操作とみな
し、メインメモリ13等のデータを補助記憶装置4の確
保領域SDE1にセーブし電源コントロール装置5に命
令し電源をオフし0Vサスペンドを行なう。
【0048】次に、レジューム時の場合について説明す
る。
【0049】コンピュータ本体12が電源オフ中にサス
ペンド・レジュームボタン9が押されると、CPU1は
電源コントロール装置5に命令して本体電源をオンす
る。
【0050】なお、本実施例においてCPU1は、コン
ピュータ本体が電源オフ中の場合でもサスペンド・レジ
ュームボタン9が押されたかどうかの監視機能と、サス
ペンド・レジュームボタン9が押された時にキーボード
8の何が押されているかの監視機能を持つものとする。
【0051】コンピュータ本体12の電源がオンしCP
U1や補助記憶装置4、液晶ディスプレイ等の初期設定
が完了した後、CPU1は、サスペンド時にセーブした
データを補助記憶装置4の確保領域の何れかから読み込
み、メインメモリ13やVideo RAM14等に対
してロードするが、サスペンド・レジュームボタン9が
押された時前記キーボード8中の領域選択キーである2
番キー25,3番キー26の何れも押下されていない場
合には補助記憶装置4の確保領域SDE1にセーブされ
ているメインメモリ13等のデータを読み込む。
【0052】もし、サスペンド・レジュームボタン9と
同時に領域選択キーの何れかが押下されていた場合、す
なわち、CPU1は、2番キー25が押下されていたと
判定した場合は補助記憶装置4の確保領域SDE2にセ
ーブされているメインメモリ13等のデータを読み込
む。
【0053】一方、3番キー26が押下されていたと判
定した場合は、補助記憶装置4の確保領域SDE3にセ
ーブされているメインメモリ13等のデータを読み込
む。
【0054】また、キーボード8中で前記2番キー2
5,3番キー26以外のキーがサスペンド・レジューム
ボタンと同時に押下された場合は使用者の誤操作と見做
し、補助記憶装置4の確保領域SDE1にセーブされて
いるメインメモリ13等のデータを読み込む。
【0055】これにより、CPU1は上述したようにデ
ータを読み込んだ後、メインメモリ等にロードすること
により以前使用したデータや表示画面の状態でコンピュ
ータを使用することができる。
【0056】この前記処理を実現するため、CPU1は
図6,図7に示すフローチャートに従って処理を行う。
なお、このフローチャートにかかるプログラムは、RO
M3に記憶されているものである。
【0057】以下、図6,図7に示すフローチャートを
参照して本発明に係る情報処理装置の第1のサスペンド
・レジューム処理方法について説明する。
【0058】図6,図7は本発明に係る情報処理装置の
第1のサスペンド・レジューム処理方法の一実施例を示
すフローチャートである。なお、(1)〜(18)は各
ステップを示す。
【0059】まず、ステップ(1)においてサスペンド
・レジュームボタン9が押されたかどうかの監視してサ
スペンド・レジュームボタン9が押されたことを検出す
るとステップ(2)に進む。ステップ(2)でコンピュ
ータ本体12が動作中かどうか、つまり電源がオン中か
オフ中かをみて、電源がオン中であればステップ(3)
に進み、オフ中であればステップ(11)に進む。ステ
ップ(3)に進むとサスペンド処理に入るものとして、
サスペンド・レジュームボタン9が押された時にキーボ
ード8の中で何れかのキーが押されたかどうかを検出
し、何も押されなかった場合はステップ(4)に進み、
補助記憶装置4中に確保してある領域SDE1にメイン
メモリ13等のデータをセーブしステップ(9)に進
む。もしサスペンド・レジュームボタン9が押された時
に何かキーが押されている場合はステップ(5)に進
む。ステップ(5)においてキーボード8中の2番キー
25が押されている場合はステップ(6)に進み、他の
キーの場合はステップ(7)に進む。ステップ(6)で
は補助記憶装置4中に確保してある領域SDE2にメイ
ンメモリ13等のデータをセーブしてステップ(9)に
進む。ステップ(7)においてキーボード8中の3番キ
ー26が押されている場合はステップ(8)に進み、他
のキーの場合は使用者の誤操作とみなしステップ(4)
に進む。ステップ(8)では補助記憶装置4中に確保し
てある領域SDE3にメインメモリ13等のデータをセ
ーブしてステップ(9)に進む。ステップ(9)におい
て一連のサスペンド処理の終了処理を行ない、ステップ
(10)において電源コントロール装置5に命令して本
体電源をオフにし、ステップ(1)に戻る。ステップ
(11)に進んだ場合はレジューム処理を行なうものと
し、まず、電源コントロール装置5に命令し本体電源を
オンする。そしてステップ(12)に進みサスペンド・
レジュームボタン9が押された時にキーボード8中の何
かキーが押されている場合はステップ(14)に進み、
何も押されていない場合はステップ(13)に進み、ス
テップ(13)において補助記憶装置4中に確保されて
いる領域SDE1からデータを読み込み、メインメモリ
13等にロードしステップ(18)に進む。ステップ
(14)においてキーボード8中の2番キー25が押さ
れている場合はステップ(15)に進み、他のキーの場
合はステップ(16)に進む。
【0060】ステップ(15)では補助記憶装置4中に
確保してある領域SDE2からメインメモリ13等のデ
ータをロードしてステップ(18)に進む。ステップ
(16)においてキーボード8中の3番キー26が押さ
れている場合はステップ(17)に進み、他のキーの場
合は使用者が誤操作したものとしてステップ(13)に
進む。ステップ(17)では補助記憶装置4中に確保し
てある領域SDE3からメインメモリ13等のデータを
ロードしてステップ(18)に進む。ステップ(18)
においてレジューム処理を終了したとしてステップ
(1)に進みサスペンド・レジュームボタン9の監視を
行なう。
【0061】以下、本実施例と第6の発明の各工程との
対応及びその作用について図6,図7等を参照して説明
する。
【0062】第6の発明は、キー入力手段(キーボード
8)と、主電源からの電源供給に基づいてシステムバス
に接続されたメモリ媒体(主記憶装置2)を使用して各
デバイスからの入出力データを処理するデータ処理手段
(CPU1)と、前記主電源からの電源供給状態がオン
状態の下で各デバイスに対する電力供給状態を低減させ
る指示を行う指示手段(サスペンド・レジュームボタン
9)と、前記指示手段の指示に基づいて各デバイスに対
する電源供給を制御する電源制御手段(電源コントロー
ル装置5)と、前記メモリ媒体に記憶された情報を退避
格納する複数の退避領域を有する補助記憶手段とを有す
る情報処理装置のサスペンド・レジューム処理方法にお
いて、サスペンド・レジュームボタン9の指示状態と特
定キー25かま26入力状態とから前記メモリ媒体に記
憶される情報を前記補助記憶装置4に退避格納させるい
ずれかの退避領域を決定する第1の決定工程(図6のス
テップ(5),(7))と、該決定されたいずれかの退
避領域に対して前記メモリ媒体に記憶された情報を退避
格納する退避工程(図6のステップ(6),(8))
と、前記指示手段の指示状態と前記キー入力手段からの
特定キー入力状態とから前記メモリ媒体に復帰させる退
避領域を決定する第2の決定工程(図7のステップ(1
4),(16))と、該決定された退避領域に記憶され
た情報を前記メモリ媒体に復帰格納する復帰工程(図7
のステップ(15),(17))とを実行して、ユーザ
がキー入力操作で選択指示した退避領域にそれぞれ異な
る情報を復帰可能に管理可能として、レジューム時に異
なるデータ処理環境を自在に切り換えながら復帰させる
処理をプログラマブルに実行可能とする。
【0063】以上の処理により、0Vサスペンドできる
コンピュータにおいてSave to Diskのため
の領域を複数確保し、その領域選択のための専用ボタン
を増設することなくコンピュータに装備されているキー
ボードの特定のボタンに領域選択の機能を持たせること
によりサスペンド・レジューム時におけるSaveto
Diskのためのデータのセーブ・ロードの領域選択
を行なうことができる。
【0064】上記第1実施例によれば、Save to
Disk機能(0Vサスペンド)機能を有するコンピ
ュータにおいて、Save to Diskのための領
域を複数確保し、その複数ある格納先の選択をそれぞれ
に対応したサスペンド・レジュームボタンを装備したり
選択するために画面表示したりするプログラムを動作さ
せなくとも、選択してSave to Diskのため
のデータをセーブしたりロードしたりするために、サス
ペンド・レジュームの各モードに移行させるためのボタ
ン入力手段と、ハードディスク等の補助記憶装置にSa
ve to Diskのための領域を複数確保する手段
と、コンピュータに装備されているキーボードのある特
定のキーを押しながら前記サスペンドボタンを押すと、
前記補助記憶装置に確保した複数のSave to D
iskのための領域の内のある領域にサスペンドにおけ
るSaveデータを記憶させる手段と、レジューム時に
前記サスペンド時に押下した前記キーを押下しながら前
記レジュームボタンを押すと、前記Saveデータを確
保した領域のデータを主記憶装置等に再びロードしてレ
ジュームする手段とを有するので、Save to D
iskのための領域を複数確保し、その領域選択のため
の専用ボタンを増設することなくコンピュータに装備さ
れているキーボードの特定のボタンに領域選択の機能を
持たせることにより、サスペンド・レジューム時におけ
るSave to Diskのためのデータのセーブ・
ロードの領域選択を行なうことができる。
【0065】〔第2実施例〕上述した第1実施例では、
コンピュータ本体に装備されているキーボードの特定の
キーをSave to Diskのための領域選択の機
能を持たせるものとしたが、液晶画面のコントラスト、
内蔵スピーカの音量調節を行なうために装備されている
ファンクションキーの特定のキーに同様の機能を持たせ
るものとしても良い。
【0066】図8は本発明の第2実施例を示す情報処理
装置の制御構成を説明するブロック図であり、図1と同
一のものには同一の符号を付してある。
【0067】図において、30は前記液晶ディスプレイ
10のコントラストやスピーカー31の音量を調節する
ために使用者が操作するファンクションキー、5’は電
源コントロール装置で、システムの電源を制御する。
【0068】図9は、図8に示した情報処理装置の外観
を示す概略斜視図であり、コンピュータ本体12’とサ
スペンド・レジュームボタン9およびファンクションキ
ー30との配置構成を示したものに対応する。なお、図
2と同一のものには同一の符号を付してある。
【0069】本実施例では、ファンクションキー30は
以下のキー構成となっている。
【0070】ファンクションキー30において、32は
スピーカーの音量調節キーで音量を大きくするためのキ
ー(以下音量大キーとする)、33はスピーカーの音量
調節キーで音量を小さくするためのキー(以下音量小キ
ーとする)、34は液晶ディスプレイ10のコントラス
ト調節キーで画面を明るくするためのキー、35は液晶
ディスプレイ10のコントラスト調節キーで画面を暗く
するためのキーである。
【0071】この中で、音量大キー32、音量小キー3
3それぞれが本実施例におけるサスペンド・レジューム
時におけるSave to Diskのための確保領域
の選択キーに設定されるものとする。
【0072】以下、本実施例と第3の発明の各手段との
対応及びその作用について図1,図9等を参照して説明
する。
【0073】第3の発明は、第1の発明の構成に対し
て、更に前記指示手段の指示状態と前記キー入力手段か
らの特定のファンクションキー入力状態とから前記メモ
リ媒体に記憶される情報を前記補助記憶手段に退避格納
させるいずれかの退避領域を決定する第1の決定手段
(ROM3に記憶される決定処理プログラムをCPU1
が実行する手段として構成される)と、前記第1の決定
手段により決定されたいずれかの退避領域に対して前記
メモリ媒体に記憶された情報を退避格納する退避手段
(ROM3に記憶される退避処理プログラムをCPU1
が実行する手段として構成される)と、前記指示手段の
指示状態と前記キー入力手段からの特定のファンクショ
ンキー入力状態とから前記メモリ媒体に復帰させる退避
領域を決定する第2の決定手段(ROM3に記憶される
決定処理プログラムをCPU1が実行する手段として構
成される)と、前記第2の決定手段により決定された退
避領域に記憶された情報を前記メモリ媒体に復帰格納す
る復帰手段(ROM3に記憶される復帰処理プログラム
をCPU1が実行する手段として構成される)とを有
し、サスペンド・レジュームボタン9の指示状態と特定
のファンクションキー30の入力状態とからCPU1が
主記憶装置2に記憶される情報を前記補助記憶装置4に
退避格納させるいずれかの退避領域を決定したら、該決
定されたいずれかの退避領域に対して主記憶装置2に記
憶された情報を退避格納した状態で、サスペンド・レジ
ュームボタン9の指示状態と特定のファンクションキー
30の入力状態とから主記憶装置2に復帰させる退避領
域を決定し、該決定された退避領域に記憶された情報を
CPU1が主記憶装置2に復帰格納して、ユーザが特定
のファンクションキーの入力操作で選択指示した退避領
域にそれぞれ異なる情報を復帰可能に管理可能として、
レジューム時に異なるデータ処理環境を自在に切り換え
ながら復帰させることを可能とする。
【0074】なお、メモリ構成や、補助記憶装置4等は
第1実施例と同一のものとする。以下、上記構成におけ
る本第2実施例のコンピュータにおける動作概要を説明
する。
【0075】先ず、CPU1と電源コントロール装置
5’は通信をしており、CPU1はサスペンド・レジュ
ームボタン9が押された場合に、ファンクションキー3
0のどのキーが押されているかを検出することができる
ものとする。CPU1はコンピュータ本体12’が動作
中にサスペンド・レジュームボタン9が押された場合に
割り込み処理としてサスペンド状態に移行する動作を行
なう。
【0076】この時点でサスペンド・レジュームボタン
9以外にファンクションキー30中の領域選択キーであ
る音量大キー32、音量小キー33の何れも押下されて
いない場合には補助記憶装置4の確保領域SDE1にメ
インメモリ13等のデータをセーブし、0Vサスペンド
つまり本体電源をオフにする。
【0077】もし、サスペンド・レジュームボタン9と
同時に領域選択キーの何れかが押下されていた場合、す
なわち、CPU1が音量大キー32が押下されていたと
判定した場合は、メインメモリ13等のデータを補助記
憶装置4の確保領域SDE2にセーブし、0Vサスペン
ドする。
【0078】一方、CPU1が音量小キー33が押下さ
れていたと判定した場合は、メインメモリ13等のデー
タを補助記憶装置4の確保領域SDE3にセーブし、0
Vサスペンドする。また、キーボード8中で前記音量大
キー32、音量小キー33以外のキーがサスペンド・レ
ジュームボタン9と同時に押下された場合は使用者の誤
操作とみなし、メインメモリ13等のデータを補助記憶
装置4の確保領域SDE1にセーブし電源コントロール
装置5に命令し電源をオフし、0Vサスペンドを行な
う。
【0079】次に、本実施例におけるレジューム時の場
合について説明する。
【0080】コンピュータ本体12’が電源オフ中にサ
スペンド・レジュームボタン9が押されると、CPU1
は電源コントロール装置5に命令して本体電源をオンす
る。
【0081】ところで、CPU1はコンピュータ本体が
電源オフ中の場合でもファンクションキー30が押され
たかどうかの監視機能と、サスペンド・レジュームボタ
ン9が押された時にファンクションキー30の何が押さ
れているかの監視機能を持つものとする。
【0082】コンピュータ本体12’の電源がオンしC
PU1や補助記憶装置4、液晶ディスプレイ等の初期設
定が完了した後、CPU1は、サスペンド時にセーブし
たデータを補助記憶装置4の確保領域の何れかから読み
込み、メインメモリ13やVideo RAM14等に
対してロードするが、サスペンド・レジュームボタン9
が押された時に前記ファンクションキー30中の領域選
択キーである音量大キー32から音量小キー33の何れ
も押下されていない場合には補助記憶装置4の確保領域
SDE1にセーブされているメインメモリ13等のデー
タを読み込む。
【0083】もし、サスペンド・レジュームボタン9と
同時に領域選択キーの何れかが押下されていた場合、特
に、CPU1が音量大キー32が押下されていたと判定
した場合は補助記憶装置4の確保領域SDE2にセーブ
されているメインメモリ13等のデータを読み込む。
【0084】一方、CPU1が音量小キー33が押下さ
れていたと判定した場合は補助記憶装置4の確保領域S
DE3にセーブされているメインメモリ13等のデータ
を読み込む。また、ファンクションキー30中で前記音
量大キー32、音量小キー33以外のキーがサスペンド
・レジュームボタンと同時に押下された場合は使用者の
誤操作とみなし、補助記憶装置4の確保領域SDE1に
セーブされているメインメモリ13等のデータを読み込
む。
【0085】これにより、CPU1は上述したようにデ
ータを読み込んだ後、メインメモリ等にロードすること
により以前使用したデータや表示画面の状態でコンピュ
ータを使用することができる。
【0086】この前記処理を実現するため、CPU1は
図10,図11に示すフローチャートに従って処理を行
う。なお、このフローチャートにかかるプログラムは、
ROM3に記憶されているものとする。
【0087】以下、図10,図11に示すフローチャー
トを参照して本発明に係る情報処理装置の第2のサスペ
ンド・レジューム処理方法について説明する。
【0088】図10,図11は本発明に係る情報処理装
置の第2のサスペンド・レジューム処理方法の一実施例
を示すフローチャートである。なお、(21)〜(3
8)は各ステップを示す。
【0089】まず、ステップ(21)において、サスペ
ンド・レジュームボタン9が押されたかどうか監視して
サスペンド・レジュームボタン9が押されたことを検出
すると、ステップ(22)に進む。ステップ(22)で
コンピュータ本体12’が動作中かどうか、つまり電源
がオン中かオフ中かをみて、電源がオン中であればステ
ップ(23)に進み、オフ中であればステップ(31)
に進む。ステップ(23)に進むとサスペンド処理に入
るものとして、サスペンド・レジュームボタンン9が押
された時にファンクションキー30の中で何れかのキー
が押されたかどうかを検出し、何も押されなかった場合
はステップ(24)に進み、補助記憶装置4中に確保し
てある領域SDE1にメインメモリ13等にデータをセ
ーブしステップ(29)に進む。もしサスペンド・レジ
ュームボタン9が押された時に何かキーが押されている
場合はステップ(25)に進む。ステップ(25)にお
いてファンクションキー30中の音量大キー32が押さ
れている場合はステップ(26)に進み、他のキーの場
合はステップ(27)に進む。ステップ(26では補助
記憶装置4中に確保してある領域SDE2にメインメモ
リ13等のデータをセーブしてステップ(29)に進
む。ステップ(27)においてファンクションキー30
中の音量小キー33が押されている場合はステップ(2
8)に進み、他のキーの場合は使用者の誤操作とみなし
ステップ(24)に進む。ステップ(28)では補助記
憶装置4中に確保してある領域SDE3にメインメモリ
13等のデータをセーブしてステップ(29)に進む。
ステップ(29)において一連のサスペンド処理の終了
処理を行ない、ステップ(30)において電源コントロ
ール装置5に命令して本体電源をオフにし、ステップ
(21)に戻る。ステップ(31)に進んだ場合はレジ
ューム処理を行なうものとし、まず電源コントロール装
置5’に命令し本体電源をオンする。そして、ステップ
(32)に進みサスペンド・レジュームボタン9が押さ
れた時にファンクションキー30中の何かキーが押され
ている場合はステップ(34)に進み、何も押されてい
ない場合はステップ(33)に進み、ステップ(33)
において補助記憶装置4中に確保されている領域SDE
1からデータを読み込み、メインメモリ33等にロード
しステップ(38)に進む。ステップ(34)において
ファンクションキー30中の音量大キー32がおされて
いる場合はステップ(35)に進み、他のキーの場合は
ステップ(36)に進む。ステップ(35)では補助記
憶装置4中に確保してある領域SDE2からメインメモ
リ13等のデータをロードしてステップ(38)に進
む。ステップ(36)においてファンクションキー30
中の音量小キー33が押されている場合はステップ(3
7)に進み、他のキーの場合は使用者が誤操作したもの
としてステップ(33)に進む。ステップ(37)では
補助記憶装置4中に確保してある領域SDE3からメイ
ンメモリ13等のデータをロードしてステップ(38)
に進む。ステップ(38)においてレジューム処理を終
了したとしてステップ(21)に進みサスペンド・レジ
ュームボタン9の監視を行なう。
【0090】以下、本実施例と第7の発明の各工程との
対応及びその作用について図10,図11等を参照して
説明する。
【0091】第7の発明は、キー入力手段(キーボード
8)と、主電源からの電源供給に基づいてシステムバス
に接続されたメモリ媒体を使用して各デバイスからの入
出力データを処理するデータ処理手段(CPU1)と、
前記主電源からの電源供給状態がオン状態の下で各デバ
イスに対する電力供給状態を低減させる指示を行う指示
手段(サスペンド・レジュームボタン9)と、前記指示
手段の指示に基づいて各デバイスに対する電源供給を制
御する電源制御手段(電源コントロール装置5)と、前
記メモリ媒体に記憶された情報を退避格納する複数の退
避領域を有する補助記憶手段とを有する情報処理装置の
サスペンド・レジューム処理方法において、前記指示手
段の指示状態と前記キー入力手段からの特定のファンク
ションキー30の入力状態とから前記メモリ媒体に記憶
される情報を前記補助記憶手段に退避格納させるいずれ
かの退避領域を決定する第1の決定工程(図10のステ
ップ(25),(27))と、該決定されたいずれかの
退避領域に対して前記メモリ媒体に記憶された情報を退
避格納する退避工程(図10のステップ(26),(2
8))と、前記指示手段の指示状態と前記キー入力手段
からの特定のファンクションキー入力状態とから前記メ
モリ媒体に復帰させる退避領域を決定する第2の決定工
程(図11のステップ(34),(36))と、該決定
された退避領域に記憶された情報を前記メモリ媒体に復
帰格納する復帰工程(図11のステップ(35),(3
7))とを実行して、ユーザが特定のファンクションキ
ー入力操作で選択指示した退避領域にそれぞれ異なる情
報を復帰可能に管理可能として、レジューム時に異なる
データ処理環境を自在に切り換えながら復帰させる処理
をプログラマブルに実行可能とする。
【0092】以上の処理により、0Vサスペンドできる
コンピュータにおいてSave to Diskのため
の領域を複数確保し、その領域選択のための専用ボタン
を増設することなくコンピュータに装備されているファ
ンクションキーの特定のボタンに領域選択の機能を持た
せることによりサスペンド・レジューム時におけるSa
ve to Diskのためのデータのセーブ・ロード
の領域選択を行なうことができる。
【0093】上記第2実施例によれば、Save to
Disk機能(0Vサスペンド)機能を有するコンピ
ュータににおいて、Save to Diskのための
領域を複数確保し、その複数ある格納先の選択をそれぞ
れに対応したサスペンド・レジュームボタンを装備した
り選択するために画面表示したりするプログラムを動作
させなくとも、選択してSave to Diskのた
めのデータをセーブしたりロードしたりするために、サ
スペンド・レジュームの各モードに移行させるためのボ
タン入力手段と、ハードディスク等の補助記憶装置にS
ave toDiskのための領域を複数確保する手段
と、コンピュータに装備されている液晶のコントラスト
やスピーカの音量を調節するためのファンクションキー
を装備する手段と、前記ファンクションキーのある特定
のキーを押しながら前記サスペンドボタンを押すと、前
記補助記憶装置に確保した複数領域の内のある領域にサ
スペンドにおけるSaveデータを記憶させる手段と、
レジューム時に前記サスペンド時に押下した前記ファン
クションキーを押下しながらレジュームボタンを押す
と、前記Saveデータを確保した複数のSave t
o Diskのための領域のデータを主記憶装置等に再
びロードしてレジュームする手段とを有するので、Sa
ve to Diskのための領域を複数確保し、その
領域選択のための専用ボタンを増設することなくコンピ
ュータに装備されているファンクションキーの特定のボ
タンに領域選択の機能を持たせることにより、サスペン
ド・レジューム時におけるデータのセーブ・ロードの領
域選択を行なうことができる。
【0094】〔第3実施例〕上述した第1実施例では、
コンピュータ本体に装備されているキーボードの特定の
キーをSave to Diskのための領域選択の機
能を持たせるものとしたが、ペンで文字やデータを入力
できる入力コンピュータにおいて、ペンで入力できるエ
リアの特定のエリアに同様の機能を持たせるものとして
も良い。
【0095】図12は本発明の第3実施例を示す情報処
理装置の制御構成を説明するブロック図であり、図1と
同一のものには同一の符号を付してある。
【0096】図において、40は文字やデータを入力し
たり、ポインティングデバイスとしてのペンであり、ペ
ン先から電磁波を出力する。41は液晶ディスプレイ下
面に装備されペンからの電磁波を検出してペンの位置や
入力を検出するためのデジタイザである。
【0097】図13は、図12に示した情報処理装置の
外観を示す概略斜視図であり、コンピュータ本体43と
サスペンド・レジュームボタン9およびペンとの配置状
態を示したものに対応し、図2と同一のものには同一の
符号を付してある。
【0098】この図において、ペンで入力可能なエリア
中、44はペン入力エリアA、45はペン入力エリアB
と設定しておき、それぞれが本実施例におけるサスペン
ド・レジューム時における確保領域の選択エリアに設定
するものとする。
【0099】ただし、本実施例においては、ペンの入力
エリアはペン入力エリアA44とペン入力エリアB45
の2つを合わせたエリアしかなく、それ以外の場所では
ペンによる入力は行なわれないものとする。なお、メモ
リ構成や、補助記憶装置4等は第1実施例と同一のもの
とする。以下、上記構成における第3実施例のコンピュ
ータにおける動作概要を説明する。
【0100】CPU1とデジタイザは通信をしておりC
PU1はサスペンド・レジュームボタン9が押された場
合にペンがどのエリアに位置しているかを検出すること
ができるものとする。CPU1はコンピュータ本体43
が動作中にサスペンド・レジュームボタン9が押された
場合に割り込み処理としてサスペンド状態に移行する動
作を行なう。
【0101】この時点でサスペンド・レジュームボタン
以外に領域エリアであるペン入力エリアA44、ペン入
力エリアB45の何れもペンの入力が検出されない場合
には、補助記憶装置4の確保領域SDE1にメインメモ
リ13等のデータをセーブし、0Vサスペンド、つまり
本体電源をオフにする。
【0102】もし、サスペンド・レジュームボタン9が
押下されると同時にペン入力エリアでペンからの電磁波
を検出した場合CPU1は、ペン入力エリアA44でペ
ンが検出された場合にはメモリ13等のデータを補助記
憶装置4の確保領域SDE2にセーブし0Vサスペンド
する。
【0103】一方、ペン入力エリアB45でペンが検出
された場合はメインメモリ13等のデータを補助記憶装
置4の確保領域SDE3にセーブし0Vサスペンドす
る。
【0104】以下、本実施例と第4,第5の発明の各手
段との対応及びその作用について図12,図13等を参
照して説明する。
【0105】第4の発明は、ペン入力手段(ペン40)
と、主電源からの電源供給に基づいてシステムバスに接
続されたメモリ媒体(主記憶装置2)を使用して各デバ
イスからの入出力データを処理するデータ処理手段(C
PU1)と、前記主電源からの電源供給状態がオン状態
の下で各デバイスに対する電力供給状態を低減させる指
示を行う指示手段(サスペンド・レジュームボタン9)
と、前記指示手段の指示に基づいて各デバイスに対する
電源供給を制御する電源制御手段(電源コントロール装
置5)と、前記メモリ媒体に記憶された情報を退避格納
する複数の退避領域を有する補助記憶手段(補助記憶装
置4)とを有し、ペン40のペン入力指示とサスペンド
・レジュームボタン9からの指示とにより補助記憶装置
4の各退避領域に主記憶装置2に記憶された情報をそれ
ぞれ格納して、ユーザからのペン(図13に示すエリア
44,45)入力による特定領域指示入力とサスペンド
・レジュームボタン9とからの指示入力とから識別され
る退避されたいずれかの情報をメモリ媒体に復帰可能に
管理可能とする。
【0106】第5の発明は、第4の発明の構成に対し
て、さらに前記指示手段の指示状態と前記ペン入力手段
からの特定領域に対するペン指示状態とから前記メモリ
媒体に記憶される情報を前記補助記憶手段に退避格納さ
せるいずれかの退避領域を決定する第1の決定手段(C
PU1がROM3に記憶された決定処理プログラムを実
行する手段として構成される)と、前記第1の決定手段
により決定されたいずれかの退避領域に対して前記メモ
リ媒体に記憶された情報を退避格納する退避手段(CP
U1がROM3に記憶された退避処理プログラムを実行
する手段として構成される)と、前記指示手段の指示状
態と前記ペン入力手段からの特定領域に対するペン指示
状態とから前記メモリ媒体に復帰させる退避領域を決定
する第2の決定手段(CPU1がROM3に記憶された
決定処理プログラムを実行する手段として構成される)
と、前記第2の決定手段により決定された退避領域に記
憶された情報を前記メモリ媒体に復帰格納する復帰手段
(CPU1がROM3に記憶された復帰処理プログラム
を実行する手段として構成される)とを有し、サスペン
ド・レジュームボタン9の指示状態とペン40からのエ
リア44,45に対するペン指示状態とからCPU1が
主記憶装置2に記憶される情報を前記補助記憶4に退避
格納させるいずれかの退避領域を決定したら、該決定さ
れたいずれかの退避領域に対してCPU1が主記憶装置
2に記憶された情報を退避格納した状態で、サスペンド
・レジュームボタン9の指示状態とペン40からのエリ
ア44,45に対するペン指示状態とからCPU1が主
記憶装置2に復帰させる退避領域を決定し、該決定され
た退避領域に記憶された情報をCPU1が主記憶装置2
に復帰格納して、ユーザが特定の領域をペン入力操作で
選択指示した退避領域にそれぞれ異なる情報を復帰可能
に管理可能として、レジューム時に異なるデータ処理環
境を自在に切り換えながら復帰させることを可能とす
る。
【0107】次に、本実施例におけるレジューム時の場
合について説明する。
【0108】コンピュータ本体43が電源オフ中にサス
ペンド・レジュームボタン9が押されると、CPU1は
電源コントロール装置に命令して本体電源をオンする。
【0109】ところで、CPU1はデジタイザ41と通
信して、コンピュータ本体が電源オフ中の場合でもペン
の電磁波を検出し、ペンの入力状態を監視する機能とサ
スペンド・レジュームボタン9が押された時にペン入力
エリアのどこにペンによる入力がなされているかを検出
する機能を持つものとする。
【0110】コンピュータ本体43の電源がオンしCP
U1や補助記憶装置4、液晶ディスプレイ等の初期設定
が完了した後、CPU1は、サスペンド時のセーブした
データを補助記憶装置4の確保領域の何れかから読み込
み、メインメモリ13やVideo RAM14等に対
してロードするが、サスペンド・レジュームボタン9が
押されたときにペン入力エリア中でペンによる入力がさ
れていない場合には補助記憶装置4の確保領域SDE1
にセーブされているメインメモリ13等のデータを読み
込む。
【0111】もし、サスペンド・レジュームボタン9と
同時にペン入力エリア中でペンの入力がなされていた場
合CPU1は、ペン入力エリアAでペンが入力されてい
た場合は補助記憶装置4の確保領域SDE2にされてい
るメインメモリ13等のデータを読み込む。
【0112】一方、ペン入力エリアBでペンが入力され
ていた場合は補助記憶装置4の確保領域SDE3にセー
ブされているメインメモリ13等のデータを読み込む。
CPU1は上述したようにデータを読み込んだ後、メイ
ンメモリ等にロードすることにより以前使用したデータ
や表示画面の状態でコンピュータを使用することができ
る。
【0113】この前記処理を実現するため、CPU1は
図14,図15に示すフローチャートに従って処理を行
なえば良い。なお、このフローチャートにかかるプログ
ラムは、ROM3に記憶されているものとする。
【0114】以下、図14,図15に示すフローチャー
トを参照して本発明に係る情報処理装置の第3のサスペ
ンド・レジューム処理方法について説明する。
【0115】図14,図15は本発明に係る情報処理装
置の第3のサスペンド・レジューム処理方法の一実施例
を示すフローチャートである。なお、(51)〜(6
6)は各ステップを示す。
【0116】まず、ステップ(51)においてサスペン
ド・レジュームボタン9が押されたかどうかの監視をし
てサスペンド・レジュームボタン9が押されたことを検
出するとステップ(52)に進む。ステップ(52)で
コンピュータ本体43が動作中かどうか、つまり電源が
オン中かオフ中かをみて、電源がオン中であればステッ
プ(53)に進み、オフ中であればステップ(60)に
進む。ステップ(53)に進むとサスペンド処理に入る
ものとして、サスペンド・レジュームボタン9が押され
た時にペン入力エリア中でペンによる入力がなされたか
どうかを検出し、入力されなかった場合はステップ(5
4)に進み、補助記憶装置4中に確保してある領域SD
E1にメインメモリ13等のデータをセーブしステップ
(58)に進む。もしサスペンド・レジュームボタンン
9が押された時にペンによる入力がなされている場合は
ステップ(55)に進む。
【0117】ステップ(55)においてペン入力エリア
中のペン入力エリアA44で入力がなされている場合は
ステップ(56)に進み、そうでない場合は入力された
のはペン入力エリアB45であるとしてステップ(5
7)に進む。ステップ(56)では補助記憶装置4中に
確保してある領域SDE2にメインメモリ13等のデー
タをセーブしてステップ(58)に進む。ステップ(5
7)においては補助記憶装置4中に確保してある領域S
DE3にメインメモリ13等のデータをセーブしてステ
ップ(58)に進む。ステップ(58)において一連の
サスペンド処理の終了処理を行ない、ステップ(59)
において電源コントロール装置5に命令して本体電源を
オフにし、ステップ(51)に戻る。ステップ(60)
に進んだ場合はレジューム処理を行なうものとし、ま
ず、電源コントロール装置5に命令し本体電源をオンす
る。そして、ステップ(61)に進みサスペンド・レジ
ューム9が押された時にペン入力エリアにペンの入力が
なされている場合はステップ(63)に進み、何も押さ
れていない場合はステップ(62)に進み、ステップ
(62)において補助記憶装置4中に確保されている領
域SDE1からデータを読み込み、メインメモリ13等
にロードしステップ(66)に進む。ステップ(63)
においてペン入力エリア中のペン入力エリアA44でペ
ンによる入力がなされていた場合はステップ(64)に
進み、そうでない場合はペン入力エリアBでペンによる
入力がなされていたものとしてステップ(65)に進
む。
【0118】ステップ(64)において補助記憶装置4
中に確保してある領域SDE2からメインメモリ13等
のデータをロードしてステップ(66)に進む。ステッ
プ(65)では補助記憶装置4中に確保してある領域S
DE3からメインメモリ13等のデータをロードしてス
テップ(66)に進む。ステップ(66)においてレジ
ューム処理を終了したとしてステップ(51)に進みサ
スペンド・レジュームボタン9の監視を行なう。
【0119】以下、本実施例と第8の発明の各工程との
対応及びその作用について図14,図15等を参照して
説明する。
【0120】第8の発明は、ペン入力手段(ペン40)
と、主電源からの電源供給に基づいてシステムバスに接
続された主記憶装置2を使用して各デバイスからの入出
力データを処理するデータ処理手段(CPU1)と、前
記主電源からの電源供給状態がオン状態の下で各デバイ
スに対する電力供給状態を低減させる指示を行う指示手
段(サスペンド・レジュームボタン9)と、前記指示手
段の指示に基づいて各デバイスに対する電源供給を制御
する電源制御手段(電源コントロール装置5)と、前記
メモリ媒体に記憶された情報を退避格納する複数の退避
領域を有する補助記憶手段(補助記憶装置4)とを有す
る情報処理装置のサスペンド・レジューム処理方法にお
いて、サスペンド・レジュームボタン9の指示状態とペ
ン40からの特定領域に対するペン指示状態とから主記
憶装置2に記憶される情報を補助記憶装置4に退避格納
させるいずれかの退避領域を決定する第1の決定工程
(図14のステップ(55))と、該決定されたいずれ
かの退避領域に対して前記メモリ媒体に記憶された情報
を退避格納する退避工程(図14のステップ(56),
(57))と、前記指示手段の指示状態と前記ペン入力
手段からの特定領域に対するペン指示状態とから前記メ
モリ媒体に復帰させる退避領域を決定する第2の決定工
程(図15のステップ(63))と、該決定された退避
領域に記憶された情報を前記メモリ媒体に復帰格納する
復帰工程(図15のステップ(64),(65))とを
実行して、ユーザが特定の領域をペン入力操作で選択指
示した退避領域にそれぞれ異なる情報を復帰可能に管理
可能として、レジューム時に異なるデータ処理環境を自
在に切り換えながら復帰させる処理をプログラマブルに
実行可能とする。
【0121】以上の処理により、0Vサスペンドできる
ペン入力コンピュータにおいてSave to Dis
kのための領域を複数確保し、その領域選択のための専
用ボタンを増設することなく、ペン入力エリアの特定の
エリアに領域選択の機能を持たせることによりサスペン
ド・レジューム時におけるSave to Diskの
ためのデータのセーブ・ロードの領域選択を行なうこと
ができる。
【0122】上記第3実施例によれば、Save to
Disk機能(0Vサスペンド)機能を有するペン入
力コンピュータにおいて、Save to Diskの
ための領域を複数確保し、その複数ある格納先の選択を
それぞれに対応したサスペンド・レジュームボタンを装
備したり選択するために画像表示したりするプログラム
を動作させなくとも、選択してSave to Dis
kのためのデータをセーブしたりロードしたりするため
に、サスペンド・レジュームの各モードに移行させるた
めのボタン入力手段と、ハードディスク等の補助記憶装
置にSaveto Diskのための領域を複数確保す
る手段と、前記ペンでペン入力コンピュータの画面上の
特定のエリアを押下しながら前記サスペンドボタンを押
すと、前記補助記憶装置に確保した複数のSave t
o Diskのための領域の内のある領域にサスペンド
におけるSaveデータを記憶させる手段と、レジュー
ム時に前記ペンで前記サスペンド時に押下した特定のエ
リアを押下しながらレジュームボタンを押すと、前記S
aveデータを確保した領域のデータを主記憶装置等に
再びロードしてレジュームする手段とを有するので、S
ave to Diskのための領域を複数確保し、そ
の領域選択のための専用ボタンを増設することなくペン
で入力できるコンピュータにおいてペン位置検出部分の
特定のエリアにSave to Diskのための領域
選択の機能を持たせることにより、サスペンド・レジュ
ーム時におけるSave to Diskのためのデー
タのセーブ・ロードの領域選択を行なうことができる。
【0123】なお、上記実施例では、補助記憶装置の総
容量に対して3つの退避領域が確保されている場合につ
いて説明したが、補助記憶手段と、キー入力手段と、主
電源からの電源供給に基づいてシステムバスに接続され
たメモリ媒体を使用して各デバイスからの入出力データ
を処理するデータ処理手段と、前記主電源からの電源供
給状態がオン状態の下で各デバイスに対する電力供給状
態を低減させる指示を行う指示手段と、前記指示手段の
指示に基づいて各デバイスに対する電源供給を制御する
電源制御手段とを有する情報処理装置の初期化方法にお
いて、前記メモリ媒体に記憶された情報を補助記憶手段
に対して退避格納する複数の退避領域数を入力する入力
工程と、該入力された退避領域数に基づいて前記補助記
憶手段に対して退避領域を任意数確保する確保工程(各
工程は図示しない)とを実行して、ユーザが必要とする
可変容量の退避領域を設定できるように構成してもよ
い。
【0124】また、補助記憶手段の連続アドレスで確保
可能な空き領域を検出する検出工程と、該検出された空
き領域に応じて退避領域数を決定する決定工程(各工程
は図示しない)とを実行して、ユーザに対して最適な退
避領域数を明示できるように構成してもよい。
【0125】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1の発明においては、キー入力手段のキー指示と指示
手段からの指示とにより補助記憶手段の各退避領域にメ
モリ媒体に記憶された情報をそれぞれ格納して、ユーザ
からのキー入力と指示手段とからの指示入力とから識別
される退避されたいずれかの情報をメモリ媒体に復帰可
能に管理可能とする。
【0126】第2の発明においては、指示手段の指示状
態と前記キー入力手段からの特定キー入力状態とから第
1の決定手段が前記メモリ媒体に記憶される情報を前記
補助記憶手段に退避格納させるいずれかの退避領域を決
定したら、該決定されたいずれかの退避領域に対して退
避手段が前記メモリ媒体に記憶された情報を退避格納し
た状態で、前記指示手段の指示状態と前記キー入力手段
からの特定キー入力状態とから第2の決定手段が前記メ
モリ媒体に復帰させる退避領域を決定し、該決定された
退避領域に記憶された情報を復帰手段が前記メモリ媒体
に復帰格納して、ユーザがキー入力操作で選択指示した
退避領域にそれぞれ異なる情報を復帰可能に管理可能と
して、レジューム時に異なるデータ処理環境を自在に切
り換えながら復帰させることを可能とする。
【0127】第3の発明においては、指示手段の指示状
態と前記キー入力手段からの特定のファンクションキー
入力状態とから第1の決定手段が前記メモリ媒体に記憶
される情報を前記補助記憶手段に退避格納させるいずれ
かの退避領域を決定したら、該決定されたいずれかの退
避領域に対して退避手段が前記メモリ媒体に記憶された
情報を退避格納した状態で、前記指示手段の指示状態と
前記キー入力手段からの特定のファンクションキー入力
状態とから第2の決定手段が前記メモリ媒体に復帰させ
る退避領域を決定し、該決定された退避領域に記憶され
た情報を復帰手段が前記メモリ媒体に復帰格納して、ユ
ーザが特定のファンクションキー入力操作で選択指示し
た退避領域にそれぞれ異なる情報を復帰可能に管理可能
として、レジューム時に異なるデータ処理環境を自在に
切り換えながら復帰させることを可能とする。
【0128】第4の発明においては、ペン入力手段のペ
ン入力指示と指示手段からの指示とにより補助記憶手段
の各退避領域にメモリ媒体に記憶された情報をそれぞれ
格納して、ユーザからのペン入力による特定領域指示入
力と指示手段とからの指示入力とから識別される退避さ
れたいずれかの情報をメモリ媒体に復帰可能に管理可能
とする。
【0129】第5の発明においては、指示手段の指示状
態とペン入力手段からの特定領域に対するペン指示状態
とから第1の決定手段が前記メモリ媒体に記憶される情
報を前記補助記憶手段に退避格納させるいずれかの退避
領域を決定したら、該決定されたいずれかの退避領域に
対して退避手段が前記メモリ媒体に記憶された情報を退
避格納した状態で、前記指示手段の指示状態とペン入力
手段からの特定領域に対するペン指示状態とから第2の
決定手段が前記メモリ媒体に復帰させる退避領域を決定
し、該決定された退避領域に記憶された情報を復帰手段
が前記メモリ媒体に復帰格納して、ユーザが特定の領域
をペン入力操作で選択指示した退避領域にそれぞれ異な
る情報を復帰可能に管理可能として、レジューム時に異
なるデータ処理環境を自在に切り換えながら復帰させる
ことを可能とする。
【0130】第6の発明においては、指示手段の指示状
態と前記キー入力手段からの特定キー入力状態とから前
記メモリ媒体に記憶される情報を前記補助記憶手段に退
避格納させるいずれかの退避領域を決定し、該決定され
たいずれかの退避領域に対して前記メモリ媒体に記憶さ
れた情報を退避格納した後、前記指示手段の指示状態と
前記キー入力手段からの特定キー入力状態とから前記メ
モリ媒体に復帰させる退避領域を決定し、該決定された
退避領域に記憶された情報を前記メモリ媒体に復帰格納
して、ユーザがキー入力操作で選択指示した退避領域に
それぞれ異なる情報を復帰可能に管理可能として、レジ
ューム時に異なるデータ処理環境を自在に切り換えなが
ら復帰させる処理をプログラマブルに実行可能とする。
【0131】第7の発明においては、前記指示手段の指
示状態と前記キー入力手段からの特定のファンクション
キー入力状態とから前記メモリ媒体に記憶される情報を
前記補助記憶手段に退避格納させるいずれかの退避領域
を決定し、該決定されたいずれかの退避領域に対して前
記メモリ媒体に記憶された情報を退避格納した後、前記
指示手段の指示状態と前記キー入力手段からの特定のフ
ァンクションキー入力状態とから前記メモリ媒体に復帰
させる退避領域を決定し、該決定された退避領域に記憶
された情報を前記メモリ媒体に復帰格納して、ユーザが
特定のファンクションキー入力操作で選択指示した退避
領域にそれぞれ異なる情報を復帰可能に管理可能とし
て、レジューム時に異なるデータ処理環境を自在に切り
換えながら復帰させる処理をプログラマブルに実行可能
とする。
【0132】第8の発明においては、前記指示手段の指
示状態と前記ペン入力手段からの特定領域に対するペン
指示状態とから前記メモリ媒体に記憶される情報を前記
補助記憶手段に退避格納させるいずれかの退避領域を決
定し、該決定されたいずれかの退避領域に対して前記メ
モリ媒体に記憶された情報を退避格納した後、前記指示
手段の指示状態と前記ペン入力手段からの特定領域に対
するペン指示状態とから前記メモリ媒体に復帰させる退
避領域を決定し、該決定された退避領域に記憶された情
報を前記メモリ媒体に復帰格納して、ユーザが特定の領
域をペン入力操作で選択指示した退避領域にそれぞれ異
なる情報を復帰可能に管理可能として、レジューム時に
異なるデータ処理環境を自在に切り換えながら復帰させ
る処理をプログラマブルに実行可能とする。
【0133】従って、サスペンド処理要求時に確保され
る複数の退避領域のいずれかを選択して現在処理中の情
報を退避格納し、レジューム処理要求時に各退避領域に
退避されているいずれかの情報中からユーザが意図した
情報に基づいてデータ処理を再開するデータ処理環境を
自在に切り換えることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す情報処理装置の制御
構成を説明するブロック図である。
【図2】図1に示した情報処理装置の外観を示す概略斜
視図である。
【図3】図1に示した情報処理装置におけるメモリ・マ
ップを示した図である。
【図4】図1に示した情報処理装置のI/Oアドレス・
マップを説明する図である。
【図5】図1に示した補助記憶装置(ハードディスク)
の容量領域のイメージを示した図である。
【図6】本発明に係る情報処理装置の第1のサスペンド
・レジューム処理方法の一実施例を示すフローチャート
である。
【図7】本発明に係る情報処理装置の第1のサスペンド
・レジューム処理方法の一実施例を示すフローチャート
である。
【図8】本発明の第2実施例を示す情報処理装置の制御
構成を説明するブロック図である。
【図9】図8に示した情報処理装置の外観を示す概略斜
視図である。
【図10】本発明に係る情報処理装置の第2のサスペン
ド・レジューム処理方法の一実施例を示すフローチャー
トである。
【図11】本発明に係る情報処理装置の第2のサスペン
ド・レジューム処理方法の一実施例を示すフローチャー
トである。
【図12】本発明の第3実施例を示す情報処理装置の制
御構成を説明するブロック図である。
【図13】図12に示した情報処理装置の外観を示す概
略斜視図である。
【図14】本発明に係る情報処理装置の第3のサスペン
ド・レジューム処理方法の一実施例を示すフローチャー
トである。
【図15】本発明に係る情報処理装置の第3のサスペン
ド・レジューム処理方法の一実施例を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 CPU 2 主記憶装置 3 ROM 4 補助記憶装置 5 電源コントロール装置 6 電池 7 スイッチ 10 液晶ディスプレイ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キー入力手段と、主電源からの電源供給
    に基づいてシステムバスに接続されたメモリ媒体を使用
    して各デバイスからの入出力データを処理するデータ処
    理手段と、前記主電源からの電源供給状態がオン状態の
    下で各デバイスに対する電力供給状態を低減させる指示
    を行う指示手段と、前記指示手段の指示に基づいて各デ
    バイスに対する電源供給を制御する電源制御手段と、前
    記メモリ媒体に記憶された情報を退避格納する複数の退
    避領域を有する補助記憶手段とを有する情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記指示手段の指示状態と前記キー入力
    手段からの特定キー入力状態とから前記メモリ媒体に記
    憶される情報を前記補助記憶手段に退避格納させるいず
    れかの退避領域を決定する第1の決定手段と、前記第1
    の決定手段により決定されたいずれかの退避領域に対し
    て前記メモリ媒体に記憶された情報を退避格納する退避
    手段と、前記指示手段の指示状態と前記キー入力手段か
    らの特定キー入力状態とから前記メモリ媒体に復帰させ
    る退避領域を決定する第2の決定手段と、前記第2の決
    定手段により決定された退避領域に記憶された情報を前
    記メモリ媒体に復帰格納する復帰手段とを有することを
    特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記指示手段の指示状態と前記キー入力
    手段からの特定のファンクションキー入力状態とから前
    記メモリ媒体に記憶される情報を前記補助記憶手段に退
    避格納させるいずれかの退避領域を決定する第1の決定
    手段と、前記第1の決定手段により決定されたいずれか
    の退避領域に対して前記メモリ媒体に記憶された情報を
    退避格納する退避手段と、前記指示手段の指示状態と前
    記キー入力手段からの特定のファンクションキー入力状
    態とから前記メモリ媒体に復帰させる退避領域を決定す
    る第2の決定手段と、前記第2の決定手段により決定さ
    れた退避領域に記憶された情報を前記メモリ媒体に復帰
    格納する復帰手段とを有することを特徴とする請求項1
    記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 ペン入力手段と、主電源からの電源供給
    に基づいてシステムバスに接続されたメモリ媒体を使用
    して各デバイスからの入出力データを処理するデータ処
    理手段と、前記主電源からの電源供給状態がオン状態の
    下で各デバイスに対する電力供給状態を低減させる指示
    を行う指示手段と、前記指示手段の指示に基づいて各デ
    バイスに対する電源供給を制御する電源制御手段と、前
    記メモリ媒体に記憶された情報を退避格納する複数の退
    避領域を有する補助記憶手段とを有する情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記指示手段の指示状態と前記ペン入力
    手段からの特定領域に対するペン指示状態とから前記メ
    モリ媒体に記憶される情報を前記補助記憶手段に退避格
    納させるいずれかの退避領域を決定する第1の決定手段
    と、前記第1の決定手段により決定されたいずれかの退
    避領域に対して前記メモリ媒体に記憶された情報を退避
    格納する退避手段と、前記指示手段の指示状態と前記ペ
    ン入力手段からの特定領域に対するペン指示状態とから
    前記メモリ媒体に復帰させる退避領域を決定する第2の
    決定手段と、前記第2の決定手段により決定された退避
    領域に記憶された情報を前記メモリ媒体に復帰格納する
    復帰手段とを有することを特徴とする請求項4記載の情
    報処理装置。
  6. 【請求項6】 キー入力手段と、主電源からの電源供給
    に基づいてシステムバスに接続されたメモリ媒体を使用
    して各デバイスからの入出力データを処理するデータ処
    理手段と、前記主電源からの電源供給状態がオン状態の
    下で各デバイスに対する電力供給状態を低減させる指示
    を行う指示手段と、前記指示手段の指示に基づいて各デ
    バイスに対する電源供給を制御する電源制御手段と、前
    記メモリ媒体に記憶された情報を退避格納する複数の退
    避領域を有する補助記憶手段とを有する情報処理装置の
    サスペンド・レジューム処理方法において、前記指示手
    段の指示状態と前記キー入力手段からの特定キー入力状
    態とから前記メモリ媒体に記憶される情報を前記補助記
    憶手段に退避格納させるいずれかの退避領域を決定する
    第1の決定工程と、該決定されたいずれかの退避領域に
    対して前記メモリ媒体に記憶された情報を退避格納する
    退避工程と、前記指示手段の指示状態と前記キー入力手
    段からの特定キー入力状態とから前記メモリ媒体に復帰
    させる退避領域を決定する第2の決定工程と、該決定さ
    れた退避領域に記憶された情報を前記メモリ媒体に復帰
    格納する復帰工程とを有することを特徴とする情報処理
    装置のサスペンド・レジューム処理方法。
  7. 【請求項7】 キー入力手段と、主電源からの電源供給
    に基づいてシステムバスに接続されたメモリ媒体を使用
    して各デバイスからの入出力データを処理するデータ処
    理手段と、前記主電源からの電源供給状態がオン状態の
    下で各デバイスに対する電力供給状態を低減させる指示
    を行う指示手段と、前記指示手段の指示に基づいて各デ
    バイスに対する電源供給を制御する電源制御手段と、前
    記メモリ媒体に記憶された情報を退避格納する複数の退
    避領域を有する補助記憶手段とを有する情報処理装置の
    サスペンド・レジューム処理方法において、前記指示手
    段の指示状態と前記キー入力手段からの特定のファンク
    ションキー入力状態とから前記メモリ媒体に記憶される
    情報を前記補助記憶手段に退避格納させるいずれかの退
    避領域を決定する第1の決定工程と、該決定されたいず
    れかの退避領域に対して前記メモリ媒体に記憶された情
    報を退避格納する退避工程と、前記指示手段の指示状態
    と前記キー入力手段からの特定のファンクションキー入
    力状態とから前記メモリ媒体に復帰させる退避領域を決
    定する第2の決定工程と、該決定された退避領域に記憶
    された情報を前記メモリ媒体に復帰格納する復帰工程と
    を有することを特徴とする情報処理装置のサスペンド・
    レジューム処理方法。
  8. 【請求項8】 ペン入力手段と、主電源からの電源供給
    に基づいてシステムバスに接続されたメモリ媒体を使用
    して各デバイスからの入出力データを処理するデータ処
    理手段と、前記主電源からの電源供給状態がオン状態の
    下で各デバイスに対する電力供給状態を低減させる指示
    を行う指示手段と、前記指示手段の指示に基づいて各デ
    バイスに対する電源供給を制御する電源制御手段と、前
    記メモリ媒体に記憶された情報を退避格納する複数の退
    避領域を有する補助記憶手段とを有する情報処理装置の
    サスペンド・レジューム処理方法において、前記指示手
    段の指示状態と前記ペン入力手段からの特定領域に対す
    るペン指示状態とから前記メモリ媒体に記憶される情報
    を前記補助記憶手段に退避格納させるいずれかの退避領
    域を決定する第1の決定工程と、該決定されたいずれか
    の退避領域に対して前記メモリ媒体に記憶された情報を
    退避格納する退避工程と、前記指示手段の指示状態と前
    記ペン入力手段からの特定領域に対するペン指示状態と
    から前記メモリ媒体に復帰させる退避領域を決定する第
    2の決定工程と、該決定された退避領域に記憶された情
    報を前記メモリ媒体に復帰格納する復帰工程とを有する
    ことを特徴とする情報処理装置のサスペンド・レジュー
    ム処理方法。
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