JP2001005546A - コンピュータ - Google Patents

コンピュータ

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JP2001005546A
JP2001005546A JP11176055A JP17605599A JP2001005546A JP 2001005546 A JP2001005546 A JP 2001005546A JP 11176055 A JP11176055 A JP 11176055A JP 17605599 A JP17605599 A JP 17605599A JP 2001005546 A JP2001005546 A JP 2001005546A
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JP
Japan
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job
state
screen
controller
computer
Prior art date
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JP11176055A
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English (en)
Inventor
Hiroko Shigenaga
寛子 重永
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが操作性よくノートパソコンのサスペ
ンド/レジューム機能を使えるようにする。 【解決手段】このノートパソコンは、実行中のジョブを
中断する際にジョブ及びシステムの状態をレジューム
し、その後、ジョブを再開する際にレジュームした内容
を読み出してジョブ及びシステムの状態を復元するノー
トパソコンであって、サスペンド状態からジョブを再開
する際に、選択可能な複数のジョブ及びシステムの状態
を含む状態選択、作成画面40を表示し、この状態選
択、作成画面40にて複数の中のいずれか一つのジョブ
及びシステムの状態の項目が選択され場合、その選択さ
れた項目のジョブ及びシステムの状態を復元する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばバッテリー
で駆動するタイプのコンピュータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、バッテリーで駆動するタイプ
の情報処理装置、例えばノートブックタイプの携帯型パ
ーソナルコンピュータ(以下ノートパソコンと称す)な
どには、バッテリ駆動時間の長時間化(省電力化)、あ
るいはバッテリー切れの際のデータ保護のために、サス
ペンド機能、レジューム機能などが備えられている。
【0003】近年では、ノートパソコンもマルチメディ
アに対応し高機能化及び高性能化され、多くの機能が搭
載されたものも商品化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のレジューム機能
は、ノートパソコン等において1つのジョブを継続して
使用する場合には便利であったが、例えばワープロソフ
トで文書を作成中に表計算ソフトで表を作ったり、時に
はWebにアクセスしてみたりする等、複数のジョブの
使用環境を変えながら実行している場合に、バッテリ切
れなどのため電源がオフされると、ジョブ終了のため必
ずレジューム機能が働きそのときのシステム環境、ジョ
ブの状態及びデータが必ず保存されてしまい、ユーザが
ジョブを再開させたとき、ユーザが望む使用環境に戻る
とは限らず、操作性が悪いという問題があった。
【0005】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、複数のジョブを動作させる中で、ユー
ザが所望のジョブを所望の使用環境で中断・再開するこ
とのできるコンピュータを提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明のコンピュータは、実行中
のジョブが中断された場合、前記ジョブ及びシステムの
状態を保存するコンピュータにおいて、前記ジョブが中
断される際に、前記ジョブ及びシステムの状態を保存す
るか否かをユーザに選択させる第1の画面を表示する手
段と、前記第1の画面にて前記ジョブ及びシステムの状
態を保存すると選択された場合、選択可能な複数のジョ
ブ及びシステムの状態を含む第2の画面を表示する手段
と、前記第2の画面にて複数の中のいずれか一つのジョ
ブ及びシステムの状態が選択され場合、選択されたジョ
ブ及びシステムの状態をレジュームする手段とを具備し
たことを特徴としている。
【0007】請求項2記載の発明のコンピュータは、実
行中のジョブを中断する際にジョブ及びシステムの状態
をレジュームし、その後、ジョブを再開する際にレジュ
ームした内容を読み出して前記ジョブ及びシステムの状
態を復元するコンピュータにおいて、前記ジョブを再開
する際に、選択可能な複数のジョブ及びシステムの状態
を含む選択画面を表示する手段と、前記選択画面にて複
数の中のいずれか一つのジョブ及びシステムの状態が選
択され場合、その選択されたジョブ及びシステムの状態
を復元する手段とを具備したことを特徴としている。
【0008】請求項1記載の発明では、ジョブが中断さ
れる際に、第1の画面を表示してジョブ及びシステムの
状態を保存するか否かをユーザに選択させ、第1の画面
にてジョブ及びシステムの状態を保存すると選択された
場合、選択可能な複数のジョブ及びシステムの状態を含
む第2の画面を表示し、この第2の画面にて複数の中の
いずれか一つのジョブ及びシステムの状態が選択され場
合、選択されたジョブ及びシステムの状態をレジューム
するので、ユーザは、第1の画面にてレジューム動作そ
のものを行う否かを選ぶことができ、続いて、第2の画
面にて、レジュームするジョブ及びシステムの状態を選
択できる。
【0009】請求項2記載の発明では、ジョブを再開す
る際に、選択可能な複数のジョブ及びシステムの状態を
含む選択画面を表示し、この選択画面にて複数の中のい
ずれか一つのジョブ及びシステムの状態が選択され場
合、その選択されたジョブ及びシステムの状態を復元す
るので、ユーザは、直前にレジュームされたジョブ及び
システムの状態だけでなく、さまざまな状態でジョブ及
びシステムを復元することができる。
【0010】すなわち、この発明では、ジョブを終了す
る際にジョブの状態を保存するかどうかなどはユーザが
選択を行い、また、ジョブをスタートさせる際にも前回
の内容を再開させるだけでなく、自分で選択したさらに
以前の状態をも再開させることができる。
【0011】この結果、コンピュータで複数のジョブを
動作させる中で、ユーザが所望のジョブを所望の使用環
境で中断・再開することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0013】図1はこの発明のコンピュータに係る一つ
の実施形態のノート型パーソナルコンピュータ(以下ノ
ートパソコンと称す)のハードウェア構成を示すブロッ
ク図である。
【0014】同図に示すように、このノートパソコンは
メモリ(Memory)1、L2キャッシュ(L2Ca
che)2、中央演算処理装置(CPU)3、モデム
(MODEM)4、液晶表示装置(LCD)5、カメラ
コントローラ(CAMERA)6、USBホストコント
ローラ(USB)7、スマートメディアコントローラ
(Smart Media)8、PCカードコントロー
ラ(PCカード)9、赤外線通信コントローラ(far-in
frared rays :FIR)10、ハードディスクコントロ
ーラ(HDD)11、キーボードコントローラ(EC/
KBC)12、リモートコントローラ(REMOCO
N)13及びシステムコントローラ14などから構成さ
れている。メモリ1としては、例えば各種アプリケーシ
ョンにより使用される中間データが格納されるメインメ
モリ及びバイオスが格納されたブートメモリなどがあ
る。CPU3はメモリ1を作業領域として各種処理を行
う。モデム4は外部の電話回線に接続して通信を行う。
カメラコントローラ6はデジタルカメラとのデータ通信
を行う。USBホストコントローラ7は接続したUSB
デバイスを制御する。PCカードコントローラ9は接続
したフラッシュメモリの制御を行う。FIR10は外部
機器、例えば他のパソコンやデジタルカメラなどと赤外
線通信を行う。ハードディスクコントローラ(HDD)
11はハードディスクを制御する。キーボードコントロ
ーラ12はキースキャンを行いコード化する。リモート
コントローラ13は外部のリモコンと通信を行う。シス
テムコントローラ14は電源スイッチ15がオン・オフ
されたことでこのマシンの各ユニットに電源を供給した
り制御を行う。電源スイッチ15は電源をオン・オフす
るスイッチであり、この電源スイッチ15以外の入力装
置としては、例えば切り替えスイッチ、プログラマブル
スイッチなどがある。切り替えスイッチとは動作させる
アプリケーションを直接切り替えるスイッチであり、切
り替え箇所が何ヶ所かあり、それぞれが1つの状態に対
応するスイッチである。プログラマブルスイッチとはゲ
ーム用とか、MP3用とか、メール用とかに状態の設定
を変更可能なスイッチである。切り替えスイッチが切り
替えられる毎に、サスペンド/レジュームを繰り返し、
状態を変化させていく。特に、基本設定として保存して
あるジョブについてはこのボタンを使って状態を切り替
える。
【0015】このノートパソコンを、例えばMP3プレ
ーヤとして起動した場合、システムコントローラ14に
よって、メモリ1、L2キャッシュ2、CPU3、スマ
ートメディアコントローラ8、キーボードコントローラ
12、リモートコントローラ13などのハードウェアに
電源が供給されてこれらがオペレーティングシステム
(OS)に認識される。
【0016】また、このノートパソコンを、例えばカメ
ラデータの読み込みを行う機器として起動した場合、シ
ステムコントローラ14によって、メモリ1、L2キャ
ッシュ2、CPU3、キーボードコントローラ12など
のハードウェアに電源が供給されてこれらがオペレーテ
ィングシステム(OS)に認識される。
【0017】通常、このノートパソコンをMP3のデー
タを再生するウォークマンとして使用する場合、ユーザ
がマシンの電源スイッチ15をオンすると、システムコ
ントローラ14によりブートメモリに電源が供給されて
バイオスが立ち上がり、バイオスがシステム環境を設定
しOSを起動する。起動したOSはさらに各ハードウェ
アを認識して自身の制御下で制御可能にする。
【0018】そして、自動起動アプリケーションとして
設定されていたMP3のアプリケーションがOSにより
起動されるという一連の手順を踏む。
【0019】この場合、ノートパソコンをMP3ウォー
クマンとして使用するので、LCD5、モデム4、US
B7、PCカード9、FIR10などは使用しない。な
お、MP3のデータはスマートメディアから読み込むも
のとする。
【0020】また、システムを立ち上げるときにハード
ディスクからOS、プログラム、データをメモリ1ヘロ
ードした後は、システムコントローラ14はハードディ
スク自体の電源を切ってしまう。この場合、ハードディ
スクにアクセスできなくなるためメモリ1に全て入るよ
うな軽いOS、プログラム、データなどが必要である。
【0021】一方、このノートパソコンを、デジタルカ
メラからデータを吸い上げるために(読み込むために)
使用する場合には、図2に示すように、モデム4、LC
D5、USB7、スマートメディアコントローラ8、P
Cカード9、FIR10、ハードディスクコントローラ
11、リモコン13を使用しない。
【0022】同様に、このノートパソコンを、ゲームマ
シンとして使用する場合には、モデム4、スマートメデ
ィアコントローラ8、PCカード9、FIR10、リモ
コン13を使用しない。
【0023】このように、使用アプリケーションによっ
て、利用しないユニットの電源を切る状態設定を行って
おき、これらの状態をハードディスクの異なる領域にそ
れぞれ保存しておく。
【0024】なお、上記のようにノートパソコンを一つ
の機能のマシンとしてでなく、通常のコンピュータとし
て立ち上げる場合には、起動したノートパソコンが汎用
的に利用可能なように、システムコントローラ14は使
わないユニットに対しても電源を供給する。また、各状
態はアプリケーションに適したOSを設定することが可
能である。さらに各状態の設定はユーザが行うことも可
能である。
【0025】次に、図3〜図5を参照してこのノートパ
ソコンの動作を説明する。図3は設定を行った各状態を
ハードディスクに格納した状態を示す図、図4はこのノ
ートパソコンの動作を示すフローチャート、図5はレジ
ューム選択画面の一例を示す図である。
【0026】このノートパソコンの場合、ハードディス
ク内のそれぞれの設定領域には、OS、アプリケーショ
ン、データがレジューム状態で入っており、これをメモ
リ1に読み込むと、そのままマシンが動作するようにな
っている。但し、OS、データは他の状態と共有して使
用することは可能である。
【0027】図3に示すように、ハードディスク内に
は、状態の保存位置を記憶している状態保存領域30が
設けられている。
【0028】この状態保存領域30には、基本設定とし
て予め登録されたシステムの基本設定の状態情報が保存
される第1の領域と、レジュームを繰り返す中で途中保
存を行った状態の情報が保存される第2の領域との2つ
の領域が設けられ、それぞれに状態の情報が保存され
る。この場合、第1の領域には各アプリケーションの機
能でマシンが起動する状態の項目A,B,C,Dが設定
されている。第2の領域には項目A’,A”,B’,
C’,D’などが追加設定されている。
【0029】この領域30において、項目A,B,C,
Dについては状態保存領域30に固定の情報として保存
されているものであり、項目A’,A”,B’,C’,
D’などはレジューム動作によって後から追加保存され
たものである。
【0030】このように、後から追加された項目A’,
A”,B’,C’,Dについては、その項目に対応して
ハードディスク内に保存されている状態情報の位置がア
ドレスで指定されて保存されている。後から追加された
項目の状態情報の保存位置はハードディスクの中で分散
している場合もあり、この場合についてもアドレス管理
されている。なお、ハードディスクの中の状態情報(デ
ータ)は圧縮して保存することも可能である。
【0031】このノートパソコンでは、図4に示すよう
に、電源スイッチ15からの入力をシステムコントロー
ラ14が受け付けた場合(S101のYes)、バイオ
スによって始めに状態選択、作成画面40(第2の画
面)が表示される。
【0032】この状態選択、作成画面40には、通常起
動か“0”、その他の起動(例として、ゲーム
“A.”、MP3プレーヤ“B.”、カメラデータの受
信“C.”、あるいはメール受信“D.”など)を行う
かをユーザが選択するための基本設定状態の選択項目が
表示される。
【0033】既にレジュームされている内容が存在する
場合は、さらに途中保存状態としては、新たに追加され
る状態の項目が表示される。この場合、アプリケーショ
ンの途中でレジュームされた状態として「A’.GAM
E1」、「A”.GAME2」、「B’.MP31」な
どの項目が表示される。
【0034】つまり、状態としては大きく分けて、基本
設定として登録された基本設定状態と途中保存を行った
途中保存状態との2の状態が保存される。
【0035】例えばゲームを始めからスタートする状態
にするためには、例えば「A.GAME」を選択し、基
本設定として状態設定を行っておく。
【0036】ゲームの途中でゲームを中断(サスペン
ド)した場合にはそのゲーム及びシステムの状態がレジ
ュームされ、このレジュームを行う直前の状態がハード
ディスクの新たな領域に「A’.GAME1」として保
存される。
【0037】次に、ノートパソコンの電源スイッチ15
をONしたときには状態選択、作成画面40に「A.G
AME」、「A’.GAME1」が表示され、これら
「A.GAME」か「A’.GAME1」のうち、どち
らか一方を選択すると、選択された項目の状態でゲーム
及びシステムの状態が復元されるので、この復元された
環境でユーザはゲームを再開できる。そして、そのゲー
ムの途中でゲームを中断(サスペンド)させる場合は、
このサスペンドを行う直前の状態が、さらに新たなハー
ドディスクの領域に「A”.GAME2」として保存さ
れる。
【0038】次に、この後、さらにノートパソコンの電
源スイッチ15をONしたときには状態選択、作成画面
40に「A.GAME」、「A’.GAME1」、
「A”.GAME2」の3つの項目が表示されるので、
これら「A.GAME」、「A’.GAME1」、
「A”.GAME2」の3つのうち、ユーザが再開を希
望する状態の項目を一つ選択することで、その選択した
項目の状態が復元されてその状態からゲームを再開する
ことができる。
【0039】そして、上記状態選択、作成画面40にお
いて、「Z.終了」が選択されると(S103)、バイ
オスは各設定のプログラムを読み出して(S104)、
各設定通りにマシンを立ち上げ(S105)、OSを起
動後、OSの環境下で各アプリケーションが実行される
(S106)。
【0040】各アプリケーションを実行中に、切り替え
スイッチあるいはプログラマブルスイッチが操作される
と(S107のYes)、バイオスは現在の状態を保存
して(S108)、S103の処理に戻る。
【0041】また、各アプリケーションを実行中、切り
替えスイッチあるいはプログラマブルスイッチが操作さ
れないまま(S107のNo)、プログラムが中断され
ると(S109のYes)、バイオスは、図5に示すよ
うなレジューム選択画面50(第1の画面)を表示する
(S110)。
【0042】このレジューム選択画面50には「1.現
在の状態をレジュームする。」、「2.現在の状態をレ
ジュームしない。」の2つの項目が表示される。
【0043】このレジューム選択画面50において、ユ
ーザにより、例えば「2.現在の状態をレジュームしな
い。」が選択されると(S111のNo)、レジューム
動作せず、そのまま処理を終了する。
【0044】また、例えば「1.現在の状態をレジュー
ムする。」が選択されると(S111のYes)、状態
選択、作成画面40が表示され、この状態選択、作成画
面40にてユーザはさまざまな起動状態を設定した上で
レジュームを行うことができる。また、この状態選択、
作成画面40では、ハードディスクの容量が許す限り、
新たな状態の追加、作成/削除などを行うことができ
る。
【0045】その他、通常に起動するという状態を設定
することもでき、この場合、従来のように、ほとんどの
機能を立ち上げ、つまりすべてのハードウェアに電源を
供給しOSが各ハードウェアを認識した状態でマシンを
起動させた上で使用することもできる。
【0046】なお、途中保存として、現在の状態をレジ
ュームする場合、ジョブの終了信号を検出すると、その
状態をサスペンドした後に、状態選択、作成画面40を
LCD5やリモコンの表示画面を使って表示させ、次に
使用するジョブを選択し、そのジョブの状態をレジュー
ムするものとする。
【0047】このようにこの実施の形態のノートパソコ
ンによれば、従来、ジョブを切り替えてマシンを動作さ
せる際に、必ず終了前のジョブの状態を保存し、次に同
じジョブを動作させる場合には前回に使用していた状態
からしか再開できなかったが、本発明では、ジョブを終
了するたびに、レジューム選択画面50や状態選択、作
成画面40が表示されるので、ユーザは所望の状態を選
択して保存することができ、また、ジョブを再開すると
きは、いつの状態を再開させるかを選択することができ
る。
【0048】なお、本発明は上記実施形態のみに限定さ
れるものではない。上記実施形態では、ジョブの切り替
えをマシン本体に設けた切り替えスイッチで行ったが、
この他、例えばリモコンのボタン、あるいはノートパソ
コン本体に設けた専用ボタンなどでも使用できる。ま
た、本体付属のLCDあるいはリモコン表示画面に状態
選択、作成画面40やレジューム選択画面50を表示さ
せ、ジョブの切り替えや状態の設定、設定変更を行うよ
うにしてもよい。
【0049】また、上記状態選択、作成画面40にそれ
まで保存した状態の削除ボタン、追加ボタンを表示する
ことで、ユーザはその画面にて保存環境を変更すること
ができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、ジョブが中断される際に、第1の画面を表示
してジョブ及びシステムの状態を保存するか否かをユー
ザに選択させ、第1の画面にてジョブ及びシステムの状
態を保存すると選択された場合、選択可能な複数のジョ
ブ及びシステムの状態を含む第2の画面を表示し、この
第2の画面にて複数の中のいずれか一つのジョブ及びシ
ステムの状態が選択され場合、選択されたジョブ及びシ
ステムの状態をレジュームするので、ユーザは、第1の
画面にてレジューム動作そのものを行う否かを選ぶこと
ができ、続いて、第2の画面にて、レジュームするジョ
ブ及びシステムの状態を選択できる。
【0051】また、請求項2記載の発明によれば、ジョ
ブを再開する際に、選択可能な複数のジョブ及びシステ
ムの状態を含む選択画面を表示し、この選択画面にて複
数の中のいずれか一つのジョブ及びシステムの状態が選
択され場合、その選択されたジョブ及びシステムの状態
を復元するので、ユーザは、直前にレジュームされたジ
ョブ及びシステムの状態だけでなく、さまざまな状態で
ジョブ及びシステムを復元することができる。
【0052】すなわち、この発明では、ジョブを終了す
る際にジョブの状態を保存するかどうかなどはユーザが
選択を行い、また、ジョブをスタートさせる際にも前回
の内容を再開させるだけでなく、自分で選択したさらに
以前の状態をも再開させることができる。
【0053】この結果、コンピュータで複数のジョブを
動作させる中で、ユーザは所望のジョブを所望の使用環
境で中断・再開することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一つの実施形態のノートパソコン
の構成を示す図。
【図2】カメラデータを読み込む場合に使用するユニッ
トを示す図。
【図3】このノートパソコンのハードディスクの保存内
容を示す図。
【図4】このノートパソコンの動作を示すフローチャー
ト。
【図5】プログラム中断時に表示されるレジューム選択
画面を示す図。
【符号の説明】
1…メモリ(Memory)、2…L2キャッシュ(L
2Cache)、3…中央演算処理装置(CPU)、4
…モデム(MODEM)、5…液晶表示装置(LC
D)、6…カメラコントローラ(CAMERA)、7…
USBホストコントローラ(USB)、8…スマートメ
ディアコントローラ(Smart Media)、9…
PCカードコントローラ(PCカード)、10…赤外線
通信コントローラ(FIR)、11…ハードディスクコ
ントローラ(HDD)、12…キーボードコントローラ
(EC/KBC)、13…リモートコントローラ(RE
MOCON)、14…システムコントローラ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実行中のジョブが中断された場合、前記
    ジョブ及びシステムの状態を保存するコンピュータにお
    いて、 前記ジョブが中断される際に、前記ジョブ及びシステム
    の状態を保存するか否かをユーザに選択させる第1の画
    面を表示する手段と、 前記第1の画面にて前記ジョブ及びシステムの状態を保
    存すると選択された場合、選択可能な複数のジョブ及び
    システムの状態を含む第2の画面を表示する手段と、 前記第2の画面にて複数の中のいずれか一つのジョブ及
    びシステムの状態が選択され場合、選択されたジョブ及
    びシステムの状態をレジュームする手段とを具備したこ
    とを特徴とするコンピュータ。
  2. 【請求項2】 実行中のジョブを中断する際にジョブ及
    びシステムの状態をレジュームし、その後、ジョブを再
    開する際にレジュームした内容を読み出して前記ジョブ
    及びシステムの状態を復元するコンピュータにおいて、 前記ジョブを再開する際に、選択可能な複数のジョブ及
    びシステムの状態を含む選択画面を表示する手段と、 前記選択画面にて複数の中のいずれか一つのジョブ及び
    システムの状態が選択され場合、その選択されたジョブ
    及びシステムの状態を復元する手段とを具備したことを
    特徴とするコンピュータ。
JP11176055A 1999-06-22 1999-06-22 コンピュータ Withdrawn JP2001005546A (ja)

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