JPH08314401A - ディスプレイ装置 - Google Patents

ディスプレイ装置

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JPH08314401A
JPH08314401A JP11747295A JP11747295A JPH08314401A JP H08314401 A JPH08314401 A JP H08314401A JP 11747295 A JP11747295 A JP 11747295A JP 11747295 A JP11747295 A JP 11747295A JP H08314401 A JPH08314401 A JP H08314401A
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JP
Japan
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balloon
display device
transmissive screen
projection
base
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Application number
JP11747295A
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English (en)
Inventor
Katsuyoshi Mizuno
勝義 水野
Naoki Kamaya
直樹 釜谷
Yoshiki Shirochi
義樹 城地
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F21/00Mobile visual advertising
    • G09F21/06Mobile visual advertising by aeroplanes, airships, balloons, or kites
    • G09F21/08Mobile visual advertising by aeroplanes, airships, balloons, or kites the advertising matter being arranged on the aircraft
    • G09F21/10Mobile visual advertising by aeroplanes, airships, balloons, or kites the advertising matter being arranged on the aircraft illuminated

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 夜間にも認識可能で様々なメッセージが伝達
可能な飛行船や、大型で表情も豊かでかつインパクトの
あるバルーン状ディスプレイ装置を提供する。 【構成】 バルーン本体1は、アラビアン・ナイトの登
場人物の形状をなし、設置高は略4〜5mである。バル
ーン本体1は全体が軟質プラスチックから形成されてい
て、内部には外気圧より高圧力の空気が封入されてい
る。バルーン本体1の顔部は透過型スクリーン2で形成
されて、顔部は立体的に形成されている。基台12に
は、顔部の映像を投影するプロジェクタ10、空調機1
1、プロジェクタ10や空調機11、映像を反射するミ
ラー13等から構成されている。 【効果】 通常のディスプレイ装置にはない立体的で豊
かな表情が表現でき、観察者の注意を強く喚起し、イベ
ントや宣伝効果を盛り上げることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は球面スクリーン状バルー
ンに内部から文字や映像を投影するディスプレイ装置に
関し、更に詳しくは、所定形状のバルーンに映像投影手
段(以下、単に「プロジェクタ」と記す)やフィルムを
使用して文字や映像を投影するディスプレイ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、遊園地や野外のイベント会場には
集客用のキャラクタ人形が設置され人気を集めている。
これらのキャラクタ人形は商品説明用の説明用ロボット
から全長が4〜5mもあるバルーン状のものまで様々で
ある。またサッカー場や野球場では飛行船を使った広告
合戦も盛んである。これらのキャラクタ人形や飛行船は
いかに観客にアピールするかがポイントであり、そのた
め種々の工夫がなされている。本発明はこれらのキャラ
クタ人形や飛行船に係わるものであり、以下その具体例
を挙げて説明する。
【0003】初めに、従来技術のディスプレイ装置を図
16を参照して説明する。図16は従来技術のバルーン
状ディスプレイ装置を示す説明図である。
【0004】従来技術のバルーン状ディスプレイ装置
は、塩化ビニール等の軟質プラスチックシートを所定の
大きさに裁断し、その端部を溶着または接着剤にて接着
し空気が漏れないようにして構成される。内部には外気
圧より高い圧力の空気を注入して建造物につり下げた
り、地上に設置したりする。また、内部にヘリウムガス
等を封入して空中に浮遊させて使用する。その大きさも
設置高さ略4〜5mのものまで製造可能であることや比
較的軽量であり設置場所まで折り畳んで搬送できること
から、アミューズメント施設等で接客やメッセージ伝達
手段として盛んに用いられている。
【0005】また、従来技術のディスプレイ装置の他の
形態として「説明用ロボット」がある。この説明用ロボ
ットはナレーションに合わせて口や眼を動かしたり、腕
を動かしたりする。更に、本発明に関連してバルーンを
スクリーンとするディスプレイ装置の一例として、本出
願人が先に出願した実開平3−115474公報に記載
の「液晶プロジェクタ」を挙げることができる。その概
要を再掲して説明するならば、「透過型液晶表示板の背
面部に光源を設置するとともに前面部に投影レンズを設
置し、映像をバルーン状のスクリーンの内面側から投射
するか、もしくは映像をキュリングケースの一面をスク
リーンとして投影するようにした液晶プロジェクタ」と
いうものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来技術の例えば地上に設置されるバルーン状のディス
プレイ装置では、顔の表情が乏しくせいぜい顔や手を単
調に動かすことしかできず、来場者が飽きやすいという
不具合点があった。また空中を浮遊する飛行船では、船
体に印刷されたメッセージしか伝達できず、また夜間に
は認識し難いという問題点があった。
【0007】前述の「説明用ロボット」では、ロボット
装置の構造が複雑でそのロボットを作動させるためにコ
ンピュータやインターフェース手段が必要となり、高価
なばかりか大型のものが制作困難であった。また口や眼
はパクパク動くロボットも顔色までは変化することがで
きず、所謂「ロボットのような」表情しか表現できない
という問題点があった。更に、バルーン状のものをスク
リーンとした例では、プロジェクタのレンズ部をバルー
ンに設置する必要があり、その接続部の構造が難しく空
気が漏れやすく実用に即さないという問題点があった。
【0008】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、従来技術のバルーン状のディスプレイ装置では単調
なメッセージしか伝達できないことや、夜間には認識し
難いという問題、またロボットは高価であり大型化や表
情豊かな表現が困難であるという問題、更にプロジェク
タでは接合部の構造が難しく空気が漏れやすいという不
都合な諸点を解決することを課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに本発明においては、人形の形態に構成された中空の
組立体と、組立体の顔部には顔の形に立体的に透過型ス
クリーンを形成し、組立体の内部には該透過型スクリー
ンに画像を投影する投影手段とを備えた。そして、投影
手段によって、透過型スクリーンに眼、口、眉毛および
顔色等の表情を映出する構成とした。 また、この組立
体はバルーンで形成され、バルーンの内部の所定位置に
は少なくとも1枚のミラーを配設し、このミラーを介し
て透過型スクリーンに投影する構成とした。更に、バル
ーンの内部には空調機を設置し、バルーンに充填される
気体は、冷却された外気圧より高圧力の空気であること
とした。
【0010】請求項7の発明は、所定の形状に構成され
たバルーンと、バルーンを固定する基台と、バルーンの
所定位置には透過型スクリーンと少なくとも1部には透
明窓を形成し、基台には投影手段を備えた。そして、投
影手段の出射光を透明窓を透過して入力し、透過型スク
リーンに文字や図柄および映像を映出する構成とした。
【0011】請求項8の発明は、人形の形態に構成され
たバルーンと、基台と、発音器と、バルーンの顔部には
透過型スクリーンを形成し、バルーンの少なくとも一部
には透明窓を形成し、基台には投影手段を備えた。そし
て、投影手段によって、透過型スクリーンに眼、口、眉
毛および顔部の表情を映出する構成とした。
【0012】請求項9の発明は、人形の形態に構成され
基台に設置されたバルーンと、基台とから構成される。
基体には投影手段を設置する回転台と、回転台とバルー
ンを連動して作動する駆動手段とを備えた。そして、こ
の駆動手段によって、回転台とバルーンを連動して所定
の角度だけ回動させ、バルーンの向く方向と、投影手段
の投影方向を合致するようにして常に該スクリーン上に
画像を投影する構成とした。
【0013】また、請求項10の発明は、飛行船の形態
に構成されたバルーンと、バルーンに係止された基台
と、バルーンの少なくとも1か所の側壁部には透過型ス
クリーンを、少なくとも1部には透明窓を形成した。ま
たバルーンの所定位置には投影光を所望の方向に導く少
なくとも1枚のミラーを配設し、基台には発音器および
投影手段とを備えた。そして、投影手段によって、ミラ
ーを介して透過型スクリーンに文字や図柄および映像を
表示する構成とした。このバルーン内部には換気手段を
設置し、バルーンの内部を冷却することとし、バルーン
に充填される気体は、外気圧より高圧力の空気またはヘ
リウムガスであり、バルーンは飛行船または建物の天井
に設置される構成とした。
【0014】更に、請求項13の発明は、飛行船の形態
に構成されたバルーンと、バルーンに連設された操作室
と、バルーンの少なくとも1か所の側壁部には透過型ス
クリーンと少なくとも1部には透明窓を形成した。また
バルーンの所定位置には投影光を所望の方向に導く少な
くとも1枚のミラーを配設し、操作室には投影手段と、
発音器と、推進手段と、バッテリ等を備えた。そして、
投影手段によって、ミラーを介して透過型スクリーンに
文字や図柄および映像を表示する構成とした。このバル
ーンにはヘリウムガスが充填されており、バルーンは推
進手段によって自力で浮遊走行する構成とした。
【0015】
【作用】請求項1の発明おいて、人形の形態に構成され
たバルーンの顔部には顔の形に透過型スクリーンを形成
し、投影手段によって、眼、口、眉毛および顔色等の表
情を映出するようにした。そのため、通常のディスプレ
イ装置にはない立体的で豊かな表情が表現でき、観察者
の注意を強く喚起し、イベントの雰囲気を盛り上げるこ
とができる。
【0016】請求項7の発明は、所定の形状に構成され
たバルーンのスクリーンに、グラデーションをかけられ
るようにしたため、投影手段によって文字や図柄および
映像を雰囲気を以て映出することができる。
【0017】また請求項8の発明は、人形の形態に構成
されたバルーンに透過型スクリーンと透明窓を形成し
て、外部から眼、口、眉毛および顔部の表情を映出する
構成とした。そのため、バルーンをコンパクトに纏める
ことができるとともにバルーン単体で取り扱いが可能と
なり、人形のマイナーチェンジが容易にできる。
【0018】更に請求項9の発明は、基台に設置された
人形の形態をしたバルーンと、基台には投影手段を設置
する回転台とを備え、回転台とバルーンは連動して作動
するようにしたため、バルーン本体を左右に動かす動作
をしたリ、上下に飛び跳ねるような多彩な動作を実現で
きる。
【0019】請求項10の発明の飛行船の形態に構成さ
れたバルーンでは、バルーンをイベント会場等に設置
し、バルーンの大画面スクリーンにイベントの模様やコ
マーシャルメッセージを映出できるため、イベントを一
層盛り上げることができる。
【0020】請求項13の発明のバルーンでは、飛行船
本体に文字や図柄および映像を表示するため、このバル
ーンは自由に飛行することが可能であり、イベント会場
上空を自在に飛行してイベントを更に盛り上げることが
できる。
【0021】
【実施例】以下、図1ないし図15を参照して、本発明
のディスプレイ装置の実施例を説明する。初めに図1な
いし図3を参照して第1の実施例の構成を説明する。
【0022】実施例1 図1は本実施例のディスプレイ装置の正面図であり、符
号1はバルーン本体を指す。このバルーン本体1は例え
ばアラビアン・ナイトの登場人物の形状をなし、設置高
は略4〜5mである。バルーン本体1は全体が軟質プラ
スチックのシートから形成されていて、内部には外気圧
より高圧力の空気が封入されている。バルーン本体1の
顔部は透過型スクリーン2で形成され、顔の外形部分は
凹凸を以て立体的に形成されている。特に鼻3は丸く飛
び出して形成されている。
【0023】図2は本実施例のディスプレイ装置の断面
図であり、バルーン本体1は映像を投影するプロジェク
タ10、バルーン本体1内部を冷却する配管11aを備
えた空調機11、プロジェクタ10や空調機11を収め
た基台12、この基台12に併設された支柱12b、こ
の支柱12bに取り付けられていて投射された映像を反
射するミラー13、そしてエアーAを注入する注入口1
a等から構成されている。
【0024】更に、図3は本実施例のディスプレイ装置
の背面図であり、バルーン本体1の背面部には、基台1
2を搬入したり作業者Bが出入りするための搬入口14
が設けられている。搬入口14はファスナ14aで開閉
自在となされ、密閉構造となされている。搬入口14の
出入り口にはカーテン15が備えられている。ここで、
バルーン本体1の内部の気圧は外部に比して極僅かに高
いだけであるので搬入口14を短時間開閉してもバルー
ン本体1が収縮することはない。注入口1aからは空調
機11の配管11aが延出していて、配管11aには室
外機11bが接続されている。
【0025】このような構成の本実施例のディスプレイ
装置の動作を説明する。図1におけるバルーン本体1の
顔部は、鼻3等を立体的に形成した透過型スクリーン2
で形成されていて、バルーン本体1に収納されたプロジ
ェクタによって口4、眼5、眉毛6が映出されている。
また顔部の頬はほんのり赤色に写し出されている。ここ
で、本実施例のバルーン本体は口4、眼5、眉毛6およ
び顔色が任意に変更可能となされているため、主催者の
アナウンスやナレーションに合わせて口4や眼5を変化
させることにより、恰もバルーン本体1が話しているよ
うに表現することができる。例えば驚いたり恥ずかしい
ときには頬を赤らめ、怖い話のときには青白い顔をした
り、顔部の表情を人間臭く表現することができるように
なる。
【0026】また、必要に応じて腕7を線条(ワイヤ)
等の可動手段で動かしても良い。観察者8は本発明のバ
ルーン本体1を視覚するわけであるが、バルーン本体1
が大型で表情豊かであるため観察者8を飽きさせること
がない。なお、透過型スクリーン2は白濁状、曇りガラ
ス状或いは集光型マイクロレンズが形成されたシート等
のあらゆる手段で実現しても良い。この透過型スクリー
ン2に映像を投影すると、光を透過させながらも拡散す
る働きをなし透過型スクリーンの役目を果たす。
【0027】図2において、プロジェクタ10から出力
された顔部の映像はミラー13によって光の方向を変え
た後、バルーン本体1の透過型スクリーン2(顔部)に
投影される。なお、このプロジェクタは軽量の液晶プロ
ジェクタでも、より高輝度のCRT方式プロジェクタお
よびその他の方式で実現しても良い。またこのプロジェ
クタ10の影響によりバルーン本体1の内部は温度が上
昇するため、空調機11によって冷却される。ここでは
プロジェクタ10と空調機11は移動の利便性を考慮し
て透明窓23を備えた基台12に収められている。更に
注入口1aから空気圧より高い圧力のエアーAを送り込
みバルーン本体1が常に膨らむようになされている。な
おエアーAを冷却空気にしてバルーン本体に注入するこ
とも可能であり、この場合はバルーン内部の空調機11
は不要となる。
【0028】図3において、作業者Bは、搬入口14の
ファスナ14aを開閉して基台12を搬入したり、不図
示の音声装置を調整したり、映像ソフトの交換を行う。
更に作業者Bは本実施例のディスプレイ装置のメンテナ
ンスを定期的に実施する。
【0029】実施例2 本実施例は、前記第1の実施例における内蔵プロジェク
タに変えてプロジェクタを外部に設置しバルーン本体を
可動とした例であり、これを図4および図5を参照して
説明する。以下、本発明に関連する図において同一部分
には同一の参照符号を付し、それらの説明を一部省略す
る。
【0030】先ず、図4および図5を参照して本発明の
ディスプレイ装置の構成を説明する。図4は本実施例の
ディスプレイ装置であり、符号21はバルーン本体を指
す。このバルーン本体21は動物の形状をした密閉構造
となっていて、設置高は略1〜2mである。バルーン本
体21の顔部は実施例1と同様に鼻3、口4、眼5、眉
毛6を備えた透過型スクリーン2で立体的に形成されて
いる。特に鼻3は丸く飛び出して形成されている。バル
ーン本体21は全体が軟質プラスチックのシートで形成
されていて、内部には外気圧より高圧力の空気が封入さ
れている。
【0031】また本実施例の特徴事項としてプロジェク
タ10はバルーン本体21に内蔵せず、バルーン本体2
1の後頭部の透明窓23から所望の映像を投影するよう
になされている。ここで透明窓23はバルーン本体21
の他の部分と同一の材質で透明なものを使用している。
そのためバルーン本体21は裁断溶着と同一工程で作成
可能であり、作成も容易でかつ空気漏れの心配もない。
バルーン本体21は前述のように全体が軟質プラスチッ
クのシートで形成されているが、透明で硬質なもの(例
えば硬質塩化ビニール)を熱溶着、超音波溶着または接
着で封止してもよい。このとき溶着した場所に注入口は
なく、バルーン本体の空気を如何に漏れないようにする
かがポイントとなる。
【0032】図5のバルーンの断面図において、バルー
ン本体21の内部構成は、基台22内部に表示映像を制
御するパーソナルコンピュータ27、CRTモニタ27
a、インタフェイス部28、およびスピーカ25等を駆
動する増幅器29を備えている。またプロジェクタ10
は歯車を備えた駆動手段としての回転台24に設置され
ていて、回転台24とバルーン本体21はアーム24a
で接続され、回転台24はモータ26によって駆動する
ようになされている。更に基台の前面部には観察者の接
近を検知する遠赤外線等のセンサ22bやマイク22c
が備えられている。
【0033】このような構成の本発明のディスプレイ装
置の動作を説明する。先ず図4において、本実施例のバ
ルーン本体21に観察者8が接近したり音声が発せられ
ると、その音声をセンサ22bまたはマイク22cで検
出する。図5において、センサ22bまたはマイク22
cで検出された検出信号は増幅器29で処理されてイン
ターフェイス部28に入力される。インターフェイス部
28では所定の処理でパーソナルコンピュータ27を起
動する。パーソナルコンピュータ27では検出信号によ
って人の接近を判断し、所定の制御命令を発する。パー
ソナルコンピュータ27の制御命令によってモータ26
が起動し、モータ26の動力によって回転台24が所定
の角度だけ左右に回動する。回転台24を左右に回転す
ることにより、バルーン本体21は体を左右に揺すって
観察者の注意を引きつける。次にパーソナルコンピュー
タ27の制御の下でプロジェクタ10から映像を出力す
る。同じくパーソナルコンピュータ27の制御によって
増幅器29を介してスピーカ25から「ようこそこの会
場へ」等のナレーションや説明のための音声を出力す
る。バルーン本体21の顔部はこの発せられた音声と同
期して口4をぱくぱく、眼5をぱちぱちと作動させる。
【0034】本実施例ではバルーン本体を空気注入口
(図示せず)以外は開口部を有しない形状としたため、
バルーンに空気を注入すれば膨らんだ状態となり、バル
ーン単体で取り扱いが可能となる利点がある。なお、本
実施例ではモータや回転台を用いてバルーン本体を左右
に動かす動作をしたが、上下に飛び跳ねるように作動し
たり、歌を歌いながら体を揺ったり、本発明を逸脱しな
い範囲で変更可能なことは論を待たない。
【0035】実施例3 本実施例は、前記第2の実施例における背面投影に変え
てバルーン下部から投影した例であり、これを図6ない
し図8を参照して説明する。
【0036】先ず、図6ないし図8を参照して本実施例
のディスプレイ装置の構成を説明する。図6において、
符号31は本実施例のバルーン本体を指す。このバルー
ン本体31は木靴を履きエプロンを付けたオランダの少
女風の形態をなしている。設置高は略1〜2mである。
バルーン本体31の顔部には前述の実施例と同様に透過
型スクリーン2が形成され、顔部の外形部分は凹凸を以
て立体的に形成されている。また顔部には口4、眼5、
眉毛6を構成要素として備えている。
【0037】図7のバルーン断面図において、バルーン
本体31の内部構成は、基台32および後述する方法に
よってバルーン本体31の頭部に設置されたミラー13
等から構成される。基台32にはガラス板等からなる透
明窓23を備え、更に基台32内部にはプロジェクタ1
0、映像音声の再生装置としての例えばビデオディスク
プレーヤ33、音声信号等を増幅する増幅器29、およ
びスピーカ25を備えて構成される。
【0038】図8にバルーン本体の頭部に位置するミラ
ーの取り付け方法を示す。図8において、ミラー13は
バルーン本体31を折り畳んだとき、バルーン本体を損
傷しないように端部が丸く処理されている。ミラー13
は端部に取り付け孔を備えた取付板34に固定されてお
り、取付板34は四隅がワイヤ35を介してバルーン本
体31内部に形成された支持部36に接続されている。
ミラー13はバルーン本体を膨らませたとき、所定の位
置になるように配置されている。なお、ミラー13は軽
量化のため蒸着したアルミシートやプラスチック製ミラ
ーを使用してもよい。また支持部36は同図(b)に示
すように、バルーン本体の組み立て時の接着部Dを利用
して図示のように形成しても良い。
【0039】このような構成の本発明のディスプレイ装
置の動作を説明する。図6および図7において、プロジ
ェクタ10はバルーン本体31の臀部に設置された基台
32に内挿されており、同じく基台32に内挿されたビ
デオディスクプレーヤ33等によって顔部の映像信号を
プロジェクタ10に出力する。プロジェクタ10から出
力された映像は透明窓23を経て、ミラー13を介して
透過型スクリーン2に表示される。この表示映像は口
4、眼5、眉毛6および顔部の顔色等の映像であり、基
台に組み込まれたスピーカ25から発生される音声に同
期して所望の話を繰り返すようにようになされている。
このように、本実施例ではプロジェクタはバルーン本体
の臀部に設けられているため、ディスプレイ装置をコン
パクトに纏めることができる。また本例では基台32を
共通化して、バルーン本体31とビデオディスクプレー
ヤ33のソフトを交換することにより、バルーン本体の
キャラクタを容易に変更できる利点を有する。
【0040】実施例4 本実施例は前記実施例における人形形態のバルーンに変
えて飛行船型バルーンを採用した例であり、これを図9
および図10を参照して説明する。
【0041】図9にその分解斜視図、図10に矢視Cよ
り見た断面図を示す。図9および図10において、符号
41は本実施例の飛行船の形態をした飛行船バルーンで
ある。飛行船バルーン41の両側面には透過型スクリー
ン2を備えている。飛行船バルーン41の下部には透明
窓23備えている。また飛行船バルーン本体41の内部
には、図10に示す如くミラー13がワイヤ35によっ
て2基取り付けられている。基台42はゴンドラ形状を
なしていて、ワイヤ35によって飛行船バルーン41に
取り付けられている。ゴンドラ状基台42には2基のプ
ロジェクタ10およびスピーカ25が設置されている。
【0042】このような構成の本実施例の飛行船バルー
ンの動作を説明する。図9および図10において、プロ
ジェクタ10から出射された投影光は透明窓23を経
て、ミラー13で左右に反射され透過型スクリーン2に
結像するようになされている。この飛行船バルーン41
全体は、本物の飛行船やイベント会場の天井からワイヤ
によって懸垂されている。ワイヤには電源ケーブルや信
号線が組み込まれていて、プロジェクタ10やスピーカ
25を作動する用途に供する。
【0043】またプロジェクタ10等から発散される熱
は自然対流または強制換気によって基台外に排出され
る。スピーカ25は必要に応じて作動し、前述の画像に
同期して音声を出力する。なお、本実施例では両側にス
クリーンを設置した場合を例示したが、飛行船バルーン
の設置場所によってはプロジェクタ10を一台にして片
方にスクリーンを設けるようにしても良い。このように
本実施例では、飛行船バルーンをイベント会場に設置
し、飛行船バルーンの大画面スクリーンにイベントの模
様やコマーシャルメッセージを映出できるため、使用者
にとって有用なものとなる。特に飛行船バルーンとして
イベント会場やサッカー場および野球場上空を浮遊させ
ることにより、イベントを一層盛り上げることができ
る。
【0044】本実施例の変形として、本体にヘリウムガ
スを封入した本物の飛行船に画像等を映出するようにす
ることもできる。その場合、飛行船内部に所定数のミラ
ーや透過型スクリーンを設置し、飛行船本体の下部に透
明窓を設ける。飛行船本体に取り付けられた操作室には
浮遊制御装置、推進用エンジン、バッテリ等の従来公知
の構成要素の他、映像を投影するプロジェクタ、音声・
映像再生装置、およびスピーカ等を新たに設置する。そ
して、前述の動作によって飛行船本体の透過型スクリー
ンに所望の画像等を映出する。また上空を高く浮遊する
飛行船については、観察者は下から見上げる姿勢となる
ため、飛行船本体の外側に設けられた反射型スクリーン
に、操作室に備えられたプロジェクタから直接画像等を
投影して映出するようにしても良い。このように本例に
よれば、飛行船は自由に飛行することが可能であるた
め、有人または無線でイベント会場上空を自在に飛行
し、イベントを更に盛り上げることができる。
【0045】実施例5 本実施例はバルーンを恋占い等のメッセージ伝達手段に
応用した例であり、これを図11ないし図14を参照し
て説明する。
【0046】図11において、符号51は本実施例にお
けるバルーン本体である。本実施例におけるバルーン本
体51はハート型の形状をしたバルーンであり、その裏
面は図11(b)に示すように透明窓23を除き全て乳
白色の材料で形成され、詮で封止された吹込み口53を
備えて構成される。
【0047】図12において、本実施例におけるバルー
ン本体51は吸盤やマジックテープ等の固定手段によっ
て基台52に載置されている。基台52には電源52a
およびスイッチ52bを備えている。図13において、
基台52の内部構成は、反射ミラー付ランプ55や投影
レンズ56を備えた映像投影部54および前述の電源5
2aやスイッチ52b等を備えて構成される。
【0048】更に図14において、基台52の上部は、
透明窓23の中心部は透明で周囲に至るほど濃淡が濃く
なるグラデーション処理されたニュートラルグレーのフ
ィルタとなっており、透過光が中心部は明るく、周囲に
行くほど徐々に暗くなるようになされている。透明窓2
3下部には画像投射部54が設けられている。
【0049】その画像投射部54の細部構成は、図15
に示すようにモータ26、反射ミラー付ランプ55、投
影レンズ56、突起57aを備えたテーブル57、フィ
ルム58、ストッパーアーム59、バネ60およびプラ
ンジャーソレノイド(電磁石)61等から構成されてい
る。前述のテーブル57の所定位置にはフィルム58が
例えば6枚取り付けられている。フィルム58にはメッ
セージや図柄が抜き文字で表示され、それ以外のところ
は所望の色に着色されている。その一例を挙げるなら
ば、抜き文字で“LOVE”と表示され、文字以外の部
分は赤く着色されている。
【0050】以下、本実施例のバルーン本体の動作を説
明する。図11において、バルーン本体51は吹込み口
53から空気を吹き込むことによって膨らませる。図1
2および図13において、このバルーン本体51を基台
52に載置した後、基台52に設置された電源52aを
押下して電源を投入する。すると、画像投影部54が起
動して例えばバルーン本体51の透過型スクリーン2に
“LOVE”等のメッセージや図柄を表示する。このと
き、バルーン本体全体は赤や緑等の淡い光を発光してい
る。またスイッチ52bを押圧するとメッセージまたは
図柄は瞬時に変化し、透過型スクリーン2の表示色も例
えば赤から青へと変化する。
【0051】画像投影部の動作を図14および図15を
参照して更に詳しく説明する。図14および図15にお
いて、使用者が前述のスイッチ52bを押下すると、プ
ランジャーソレノイド61が“オン”してストッパアー
ム59が突起57aから離れる方向に付勢されテーブル
57は回転する。使用者がスイッチ52bを押下するの
を中止すると、ランダムな短い時間の経過後にモータ2
6は回転を止め、プランジャーソレノイド61が“オ
フ”となる。ストッパアーム59はバネ60によって引
き戻されストッパアーム59の尖端が突起57aに係合
してテーブル57は停止する。そして、反射ミラー付ラ
ンプ55から出射した光は前述のフィルム58を透過
し、投影レンズ56で拡大されてバルーン本体の透過型
スクリーン2に投影される。この際、透明窓23にはグ
ラデーションがかけられているため、図12のように雰
囲気を以て表示されることになる。
【0052】使用者が再びスイッチ52bを押下する
と、プランジャーソレノイド61が起動し、ストッパア
ーム59が突起57aから離れてテーブル57は再び回
転を始める。このとき、テーブル57がどの位置で停止
するかによって所謂“恋占い”が可能となる。またスイ
ッチ52bを押下すると次の絵柄になるため、使用者の
気分に合わせて様々な色遣いや絵柄でバルーン本体を光
らせることができる。このことは、特に若い女性に対す
る好奇心を喚起する結果となり集客効果が大きい。また
個人のインテリアとしてもその応用が可能となる。なお
本実施例では光の投射手段を回転式の投影装置とした
が、投射手段を前述のプロジェクタにしても良く、その
場合はテレビ画面や所望の映像がハート型のバルーンに
浮かび上がることになり、インテリアグッズとして使用
することもできるようになる。バルーンであるため、軽
量でコンパクトに折り畳むこともでき搬送にも便利であ
る。
【0053】本発明は前記実施例に限定されず、種々の
実施形態を採ることができる。例えば前記実施例では、
バルーン形態のディスプレイ装置について説明したが、
本発明は顔部をスクリーンとして眼、口等を表示する通
常のロボットにも応用可能であるし、更に本発明は発明
の主旨を逸脱しない範囲で適宜応用が可能であることは
言うまでもない。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のディスプ
レイ装置によれば、プロジェクタによって顔の表情を投
影するようにしたため、口、眼、眉毛および顔色まで変
えまことができる。そのため、通常のディスプレイ装置
にはない立体的で豊かな表情が表現でき、観察者の注意
を強く喚起し、イベントの雰囲気を盛り上げることがで
きる。
【0055】また、本発明のディスプレイ装置では、顔
部の裏面から画像を照射しているため、観察者に画像が
遮られることがない。更に、空中を浮遊する飛行船型デ
ィスプレイ装置では、メッセージや図柄を自在に演出で
きるため、観察者を飽きさせることがない。また夜間に
は映像が明るく浮かび上がるため、イベントや宣伝効果
を盛り上げることができる。
【0056】バルーン状ディスプレイ装置では、プロジ
ェクタや空調機を一体的に備えたため、他に設備が不要
となり、簡単な構成のバルーン状ディスプレイ装置が構
築できるとともに温度上昇も防げる。また、バルーン状
ディスプレイ装置は、スクリーンも透明窓も一体的に形
成できるため、バルーンに余計な工数や材料を費やすこ
となく製造できる。更に、バルーン状のためコンパクト
に折り畳むことができ、搬送も簡単であるとともに大型
化に適する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のディスプレイ装置の第1の実施例を
示す正面図である。
【図2】 本発明のディスプレイ装置の第1の実施例を
示す断面図である。
【図3】 本発明のディスプレイ装置の第1の実施例を
示す背面図である。
【図4】 本発明のディスプレイ装置の第2の実施例を
示す分解斜視図である。
【図5】 本発明のディスプレイ装置の第2の実施例を
示す断面図である。
【図6】 本発明のディスプレイ装置の第3の実施例を
示す分解斜視図である。
【図7】 本発明のディスプレイ装置の第3の実施例を
示す断面図である。
【図8】 (a)は本発明のディスプレイ装置の頭部の
構造を示す分解斜視図であり、(b)は支持部の構造を
示す拡大斜視図である。
【図9】 本発明のディスプレイ装置の第4の実施例を
示す分解斜視図である。
【図10】 本発明のディスプレイ装置を矢視Cから見
た断面図である。
【図11】 (a)は本発明のディスプレイ装置の表面
を示す斜視図であり、(b)は裏面を示す斜視図であ
る。
【図12】 本発明のディスプレイ装置の第5の実施例
を示す斜視図である。
【図13】 本発明のディスプレイ装置の第5の実施例
を示す断面図である。
【図14】 本発明のディスプレイ装置の基台の構造を
示す斜視図である。
【図15】 本発明のディスプレイ装置の基台の構造を
示す分解斜視図である。
【図16】従来技術のバルーン状ディスプレイ装置を示
す説明図である。
【符号の説明】
1,21,31,51 バルーン本体 2 透過型スクリーン 3 鼻 4 口 5 眼 6 眉毛 7 腕 8 観察者 10 プロジェクタ 11 空調機 13 ミラー 14 搬入口 15 カーテン 12,22,32,42,52 基台 23 透明窓 24 回転台 25 スピーカ 26 モータ 27 パーソナルコンピュータ 28 インターフェイス部 29 増幅器 33 ビデオディスクプレーヤ 34 取付板 35 ワイヤ 36 支持部 41 飛行船バルーン 53 吹込み口 54 映像投影部 55 反射ミラー付ランプ 56 投射レンズ 57 テーブル 58 フィルム 59 ストッパーアーム 60 バネ 61 プランジャーソレノイド

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人形の形態に構成された中空の組立体
    と、 前記組立体の顔部には立体でなる透過型スクリーンを形
    成し、 前記組立体の内部には該透過型スクリーンに画像を投影
    する投影手段とを具備し、 前記投影手段によって、該透過型スクリーンに眼、口、
    眉毛および顔部の表情を映出する構成としたことを特徴
    とするディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】 前記組立体はバルーンで形成されるとと
    もに、該透過型スクリーンは前記バルーンの一部として
    形成されたことを特徴とする請求項2に記載のディスプ
    レイ装置。
  3. 【請求項3】 前記バルーンの所定位置には反射手段と
    して少なくとも1枚のミラーを所定手段により配設し、
    前記ミラーを介して該透過型スクリーンに投影する構成
    を特徴とする請求項3に記載のディスプレイ装置。
  4. 【請求項4】 前記バルーンの内部に空調機を設置し、
    前記バルーンの内部を冷却する構成を特徴とする請求項
    3に記載のディスプレイ装置。
  5. 【請求項5】 前記バルーンに充填される気体は、冷却
    された外気圧より高圧力の空気であることを特徴とする
    請求項3に記載のディスプレイ装置。
  6. 【請求項6】 前記バルーンに充填される気体は、外気
    圧より高圧力の空気またはヘリウムガスであり、前記バ
    ルーンは地面または建物の壁等に設置される構成を特徴
    とする請求項3に記載のディスプレイ装置。
  7. 【請求項7】 所定の形状に構成されたバルーンと、 前記バルーンを固定する基台と、 前記バルーンの所定位置には透過型スクリーンを、前記
    バルーンの少なくとも1部には透明窓を形成し、 前記基台には該透過型スクリーンに画像を投影する投影
    手段とを具備し、 前記投影手段の出射光を前記透明窓を透過して入力し、
    該透過型スクリーンに文字や図柄および映像を映出する
    構成を特徴とするディスプレイ装置。
  8. 【請求項8】 人形の形態に構成されたバルーンと、 前記バルーンを固定する基台と、 前記基台に配設された発音器と、 前記バルーンの顔部には透過型スクリーンを、前記バル
    ーンの少なくとも一部には透明窓を形成し、 前記基台には該透過型スクリーンに画像を投影する投影
    手段とを具備し、 前記投影手段によって、該透過型スクリーンに眼、口、
    眉毛および顔部の表情を映出する構成を特徴とするディ
    スプレイ装置。
  9. 【請求項9】 前記基体には、前記投影手段を設置する
    回転台と、 前記回転台と前記バルーンを連動して作動する駆動手段
    とを備え、 前記駆動手段によって、前記回転台と前記バルーンを連
    動して回動し、 前記バルーンの向く方向と、前記投影手段の投影方向を
    合致するようにして常に該スクリーン上に画像を投影す
    る構成を特徴とする請求項9に記載のディスプレイ装
    置。
  10. 【請求項10】 飛行船の形態に構成されたバルーン
    と、 前記バルーンに係止された基台と、 前記バルーンの少なくとも1か所の側壁部には透過型ス
    クリーンを、前記バルーンの少なくとも1部には透明窓
    を形成し、 前記バルーンの所定位置には投影光を所望の方向に導く
    少なくとも1枚のミラーを配設し、 前記基台には発音器および該透過型スクリーンに画像を
    投影する投影手段とを具備し、 前記投影手段によって、前記ミラーを介して該透過型ス
    クリーンに文字や図柄および映像を表示する構成とした
    ことを特徴とするディスプレイ装置。
  11. 【請求項11】 前記バルーンの内部に換気手段を設置
    し、前記バルーンの内部を冷却する構成を特徴とする請
    求項11に記載のディスプレイ装置。
  12. 【請求項12】 前記バルーンに充填される気体は、外
    気圧より高圧力の空気またはヘリウムガスであり、前記
    バルーンは飛行船または建物の天井に設置されている構
    成を特徴とする請求項11に記載のディスプレイ装置。
  13. 【請求項13】 飛行船の形態に構成された飛行船バル
    ーンと、 前記バルーンに連設された操作室と、 前記バルーンの少なくとも1か所の側壁部には透過型ス
    クリーンを、前記バルーンの少なくとも1部には透明窓
    を形成し、 前記バルーンの所定位置には投影光を所望の方向に導く
    少なくとも1枚のミラーとを配設し、 前記操作室には該透過型スクリーンに画像を投影する投
    影手段と、 発音器と、 推進手段と、 バッテリとを具備し、 前記投影手段によって、前記ミラーを介して該透過型ス
    クリーンに文字や図柄および映像を表示する構成とした
    ことを特徴とするディスプレイ装置。
  14. 【請求項14】 前記バルーンにはヘリウムガスが充填
    されており、前記バルーンは前記推進手段によって自力
    で浮遊走行する構成を特徴とする請求項14に記載のデ
    ィスプレイ装置。
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