JP2003108041A - 広告表示装置 - Google Patents

広告表示装置

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JP2003108041A
JP2003108041A JP2001295191A JP2001295191A JP2003108041A JP 2003108041 A JP2003108041 A JP 2003108041A JP 2001295191 A JP2001295191 A JP 2001295191A JP 2001295191 A JP2001295191 A JP 2001295191A JP 2003108041 A JP2003108041 A JP 2003108041A
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Japan
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frame
film
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display device
display
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JP2001295191A
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English (en)
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Yutaka Yamada
山田  豊
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GRANDIR KK
Original Assignee
GRANDIR KK
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Publication date
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  • Displays For Variable Information Using Movable Means (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 限定したコマ数の画像を順次表示させること
により大量の情報をタイムリーに視覚認識させることが
でき、昼夜を問わずに文字や音声等による情報を低コス
トで能率良く伝達することができる広告表示装置を提供
する。 【解決手段】 複数コマの連続体として巻き込まれてい
るシート状の透光性フィルムをコマ毎に表示面部側へ送
り出すコマ送り手段と、透光性フィルムの背面側に光源
を配し、この光源により透光性フィルムの背面側を光照
射させることにより透光性フィルム面上の広告画面を点
灯表示させるフィルム点灯手段と、表示面部Pに隣接さ
れ、コマ送り手段のコマ送り動作に連動して文字を表示
させるLED表示部6を配し、LED表示部6に文字・
音声による情報をリアルタイムで入力させる広告表示装
置1において、この透光性フィルムの1コマに複数の広
告画面を同時に表示すべく、透光性フィルムの1コマ面
を複数の領域に分割する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として商品広告
・企業PR・キャンペーン広告・タイアップ広告等に用
いられるもので、例えばコンビニ・スーパー等のチェー
ン店の店頭や各フロア、また、テナント店頭・駐車場・
エレベーター・エスカレーター周辺・屋上等に設置され
て、広告メッセージと連動して画面が変化するように改
良された広告表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来における広告表示装置としては、例
えば蛍光灯やLED素子等を利用した、文字を表示する
電光表示板等がある。また、既設の広告表示パネルを背
面側から光照射し、点灯表示させた点灯表示板等もあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年においては、広告
を表示する広告媒体は、スペースの有効活用を図り、多
様化する大量の情報を一瞬のうちに効果的に伝達するこ
とが大きな課題となっている。
【0004】しかしながら、従来の電光表示板や点灯表
示板では、その表示能力からして、観衆に視覚認識させ
るための情報容量が極めて少ないものに限定されてい
る。そのため、従来の広告表示装置では、情報量が大量
にある場合に、リアルタイムな情報伝達が不可能である
等の問題点を有していた。
【0005】そこで、本発明は叙上のような従来存した
問題点に鑑み創出されたもので、限定したコマ数の画像
を順次表示させることにより大量の情報をタイムリーに
視覚認識させることができ、昼夜を問わずに文字や音声
等による情報を従来の通信技術・コンピューター技術・
ディスプレイ技術を駆使して低コストで能率良く伝達す
ることができる広告表示装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、複数コマの連
続体として巻き込まれているシート状の透光性フィルム
をコマ毎に表示面部側へ送り出すコマ送り手段と、コマ
送り手段により送り出される透光性フィルムの背面側に
光源を配し、この光源により透光性フィルムの背面側を
光照射させることにより透光性フィルム面上のカラー・
モノクロ写真、または、カラー・モノクロ印刷された広
告画面を点灯表示させるフィルム点灯手段と、表示面部
に隣接され、前記コマ送り手段のコマ送り動作に連動し
て文字を表示させるLED表示部を配し、LED表示部
に電話回線による各種のネットワーク通信機能、ぺージ
ャ通信機能もしくはパソコン回線機能等による回線信号
で文字・音声による情報をリアルタイムで入力させる広
告表示装置において、この透光性フィルムの1コマに複
数の広告画面を同時に表示すべく、透光性フィルムの1
コマ面を複数の領域に分割したことで、上述した課題を
解決した。
【0007】また、複数コマの連続体として巻き込まれ
ているシート状の透光性フィルムをコマ毎に表示面部側
へ送り出すコマ送り手段と、コマ送り手段により送り出
される透光性フィルムの背面側に光源を配し、この光源
により透光性フィルムの背面側を光照射させることによ
り透光性フィルム面上のカラー・モノクロ写真、また
は、カラー・モノクロ印刷された広告画面を点灯表示さ
せるフィルム点灯手段と、表示面部に隣接され、前記コ
マ送り手段のコマ送り動作に連動して文字を表示させる
LED表示部を配し、LED表示部に電話回線による各
種のネットワーク通信機能、ぺージャ通信機能もしくは
パソコン回線機能等による回線信号で文字・音声による
情報をリアルタイムで入力させる広告表示装置におい
て、複数の広告表示装置を隣接して配置し、各装置に内
設されたそれぞれのコマ送り手段が所定の動作シーケン
スに基づいて連動駆動することにより、複数の広告画面
が同時に連続して変化するマルチ広告画面構造を備えて
いることで、同じく上述した課題を解決した。
【0008】さらに、前記透光性フィルムに動きや変化
を与える必要があるときは、透光性フィルムに複数の偏
光フィルム片を接着し、且つ、フィルム点灯手段と偏光
フィルム片間に、当該偏光フィルム片と協力して動的な
画面を演出する円盤状の偏光フィルムを設置したこと
で、同じく上述した課題を解決した。
【0009】また、前記コマ送り手段は、制御回路手段
により所定の動作シーケンスに基づいて駆動する単一の
駆動モーターと、前記透光性フィルムが巻架されている
第1のローラーに同軸に配した一方のスプロケット、お
よび、透光性フィルムが巻架されている第2のローラー
に同軸に配した他方のスプロケット相互間に懸架させた
エンドレスチェーンと、エンドレスチェーンの何れか側
の途中に透光性フィルムの弛みを防止するよう当接され
たテンションスプロケットと、前記透光性フィルムの巻
き上げ動作と巻き下げ動作とをリレー回路手段を介して
交互に切り替える駆動モーターと一方のスプロケット夫
々に配した2つのクラッチと、所定の時間だけコマを表
示し、且つ、所定の時間が経過した時に次のコマに送り
出すようにしたタイマー機能とを備えていることで、同
じく上述した課題を解決した。
【0010】加えて、前記コマ送り手段は、制御回路手
段により所定の動作シーケンスに基づいて夫々独立に駆
動する巻き上げ用の駆動モーターと巻き下げ用の駆動モ
ーターと、巻き上げ用の駆動モーターの出力部と前記透
光性フィルムが巻架されている第1のローラーに同軸に
配した一方のスプロケット相互間に懸架させた第1のエ
ンドレスチェーンと、巻き下げ用の駆動モーターの出力
部と前記透光性フィルムが巻架されている第2のローラ
ーに同軸に配した他方のスプロケット相互間に懸架させ
た第2のエンドレスチェーンと、エンドレスチェーンの
何れか側の途中に透光性フィルムの弛みを防止するよう
当接されたテンションスプロケットと、所定の時間だけ
コマを表示し、且つ、所定の時間が経過した時に次のコ
マに送り出すようにしたタイマー機能とを備え、前記第
1のエンドレスチェーンと第2のエンドレスチェーン夫
々により前記透光性フィルムの巻き上げ動作と巻き下げ
動作とをリレー回路手段を介して交互に切り替えたこと
で、同じく上述した課題を解決した。
【0011】また、表示面部を広告表示装置の表裏両面
側に夫々設け、両表示面部を前記コマ送り手段により同
時に表示可能としたことで、同じく上述した課題を解決
した。
【0012】本発明に係る広告表示装置にあっては、駆
動モーターと一方のスプロケットとに夫々配した2つの
クラッチを交互に切り替えることで、透光性フィルムの
巻き上げ動作と巻き下げ動作とをリレー回路手段を介し
て交互に切り替えることとなり、能率良く透光性フィル
ムの巻き上げ・巻き下げ動作を行なわせる。
【0013】また、巻き上げ用の駆動モーターの出力部
と、透光性フィルムが巻架されている第1のローラーに
同軸に配した一方のスプロケットとの間に第1のエンド
レスチェーンを懸架させると共に、巻き下げ用の駆動モ
ーターの出力部と、透光性フィルムが巻架されている第
2のローラーに同軸に配した他方のスプロケットとの間
に第2のエンドレスチェーンを懸架させることにより、
透光性フィルムの巻き上げ動作と巻き下げ動作とをリレ
ー回路手段を介して交互に切り替えられることとなり、
各駆動モータの確実な動作で能率良く透光性フィルムの
巻き上げ・巻き下げ動作を行なわせる。
【0014】さらに、エンドレスチェーンの何れか側に
は、透光性フィルムの弛みを防止するテンションスプロ
ケットが当接され、作動時や電源を切った時の透光性フ
ィルムの垂れ下がりや弛み等を確実に防止する。
【0015】また、コマ送り手段は、所定の時間だけコ
マを表示させ、且つ、所定の時間が経過した時に次のコ
マに送り出すようにしたタイマー機能を備えることで、
広告表示装置を見る者に対し、広告画面の絵・色・光・
動きのビジュアルなストーリー性のある画像イメージを
的確に把握させる。
【0016】この他、表示面部を広告表示装置の表裏両
面側に夫々設け、両表示面部においてコマ送り手段によ
り広告内容を同時に表示することで、装置両面の何れに
おいても訴求効果の高い広告を表示し、優れたPR媒体
を形成する。
【0017】加えて、カラー・モノクロ写真、または、
カラー・モノクロ印刷された広告画面を点灯表示させる
と共に、表示面部に隣接配置させたLED表示部に回線
信号で文字・音声をリアルタイムで入力し、コマ送り動
作に連動して広告画面に関連した文字による情報表示を
行なわせるため、従来の印刷だけのポスター掲示や文字
だけのLED媒体等と異なり、伝えたい内容をリアルタ
イムでより的確に表示し、しかも、優れたビジュアル効
果を発揮して伝言・口上等の種々のメッセージを外部に
伝えることができる。
【0018】すなわち、LED表示部による文字を用い
た最新の情報発信機能と、広告画面の絵・色・光・動き
のあるビジュアルなストーリー性のある画像ディスプレ
イ機能とにより、タイムリーな情報を見る者の視覚に訴
えながら繰り返し伝達できる訴求効果の高い優れたPR
媒体を提供するものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態を説明する。本発明に係る広告表示装置1
は、図1乃至図4に示すように、例えばFRP型仕様、
アルミ型材、その他SUS、スチール等の軽量な材質に
より外枠部2が形成されている。広告画面を形成するフ
ロント部3には、安全保護ガラス、アクリル樹脂、アク
リル製ハーフミラー板を使用し、光源として、例えば電
源100V用の蛍光灯や高輝度長寿命陰極管等を使用し
ている。この様に構成される広告表示装置1は、例えば
幅・高さ・厚みが夫々約1450mm×2000mm×
150mmの床アンカー固定型の自立式タイプ(図1参
照)、幅・高さ・厚みが夫々約650mm×900mm
×105mmのキャスター付きスタンドタイプ(図2参
照)、幅・高さ・厚みが夫々約650mm×900mm
×105mmの天吊型(図3参照)、幅・高さ・厚みが
夫々約650mm×900mm×105mmの壁付け型
(図4参照)等がある。尚、フロント部3は、広告画面
サイズとして、例えば幅・高さが約1150mm×17
00mmの大画面に形成されている。しかも、フロント
部3のメンテナンス時における操作を行ない易くするた
め、フロント部3は、例えばパンタグラフ式に前方へ進
出させて開放したり、退避させて閉塞できるものであ
る。
【0020】広告表示装置1は、図5・図6に示すよう
に、複数コマの連続体として巻き込まれている高強度で
耐久性のあるシート状の透光性フィルムFをコマ毎に表
示面部P側へ、例えば縦方向で2〜15コマを順次巻き
出させる縦方向スライド・スクロール式のコマ送り手段
4を備えている。また、コマ送り手段4により送り出さ
れる透光性フィルムFの背面側に光源を配し、この光源
により透光性フィルムFの背面側を光照射させることに
より、透光性フィルムF面上のカラー・モノクロ写真、
または、例えばジェットインク方式等を用いてカラー・
モノクロ印刷された広告画面を点灯表示させるフィルム
点灯手段5を備えている。この広告表示装置1には、周
辺の照度を感知して制御部に入力させるための照度感知
器が設置されている。そして、入力される照度値により
広告表示の周辺が暗くなればフィルム点灯手段5の輝度
を上げ、逆に広告表示の周辺が明るくなればフィルム点
灯手段5の輝度を下げることで、広告効果を高めると共
に、電力の浪費を防止している。
【0021】一方、図16・図17に示すように、複数
の広告表示装置1を、例えば3つ隣接するように配置
し、各装置1に内設しているそれぞれのコマ送り手段4
が所定の動作シーケンスに基づいて連動して駆動するも
のであっても良い。このとき、図20に示すように、3
つの広告画面が、同時に連続して変化するマルチ広告画
面構造としても良い。また、図21に示すように、3つ
の表示窓に記号・文字・数字等を揃えるスロットマシー
ン広告画面構造としても良い。この他、広告画面の特定
の部分を立体的に浮き彫りにする効果を、生産可能なマ
ジックボードおよびポイントサインに適用し、卓越した
広告効果を得ることが可能なアニメーションフィルムを
利用した3次元立体映像表現を採用しても良い。
【0022】この透光性フィルムFの1コマは、ここに
複数の広告画面を表示するために複数の領域に分割さ
れ、複数の広告が同時に表示されるものである。例え
ば、図1・図2に示す広告表示装置1では、上下左右に
位置する合計4マスの広告が、1コマの広告画面に同時
に表示されている。また、図3に示す広告表示装置1で
は、上段・中段・下段の合計3段の広告が、1コマの広
告画面に同時に表示されている。さらに、図4に示す広
告表示装置1では、上段に3列・下段に3列の合計6マ
スの広告が、1コマの広告画面に同時に表示されてい
る。尚、この他の領域分割パターンに基づいて、1コマ
の広告画面に7コマ以上の複数の広告が同時に表示され
るものであっても良い。また、コマ送り手段4は、横方
向に透光性フィルムFの2〜15コマを順次巻き出させ
るようにした、横方向スライド・スクロール式のもので
あっても良い。さらに、透光性フィルムFの1コマに表
示されている複数の広告画面は、それぞれ独立した広告
画面であったり、全体で1つの広告画面を形成するもの
であっても良い。
【0023】この他、透光性フィルムFの広告画面に、
動きや変化を与える必要があるときは、透光性フィルム
Fに複数の偏光フィルム片を接着し、さらに、フィルム
点灯手段5と偏光フィルム片間に、当該偏光フィルム片
と協力して動的な画面を演出する円盤状の偏光フィルム
を設置することにより、透光性フィルムFが広告画面単
位で往復移動しながら画面単位で停止した状態でも生彩
感のある切れ目の無い動的な広告を表示できる。
【0024】具体的には、フィルム点灯手段5と透光性
フィルムFとの間にブラケットを固定し、このブラケッ
トに減速モーターを設置固定して、減速モーターの回転
軸に円盤状の偏光フィルムを固定し、片側方向に60R
PM前後の速度で低速回転させる。そして、動的な変化
を与える必要のある広告画面における裏面の要所部分
に、例えば水滴・泡・滝のような水の流れ、陽炎・煙り
・水蒸気のような気体の流れ、酒類や飲料水を注いだ
り、泡が立つ様子、クリスマスツリーのように電灯が点
滅する効果、雪や雨が降る効果、自動車やオートバイ等
の車輪が回転する効果、モニター画面の明るさと暗さが
反復する効果、機械の流体が流れる効果等が必要な部分
に付与され、これら動的要素等の仮想運動方向に変化を
与えることができる。このように複数個の偏光フィルム
片を接着して、フィルム点灯手段5と偏光フィルムと偏
光フィルム片の協働下に広告画面があたかも生きて動く
ような生彩感と装飾美が付与され、広告画面が画面単位
で数秒乃至数分間停止する間も、偏光フィルムにより広
告画面の動的な(アニメーション)要素部分が生き生き
と演出できる。
【0025】加えて、広告表示装置1の表示面部Pに
は、コマ送り手段4のコマ送り動作に連動して文字を表
示するLED表示部6を配している。そして、このLE
D表示部6に電話回線による各種のネットワーク通信機
能、ぺージャ通信機能もしくはパソコン回線機能等によ
る回線信号で文字・音声による情報をリアルタイムに入
力するものである。
【0026】さらに、広告表示装置1の対角線方向にお
ける左右側・上下側には、吸気ファンと排気ファンから
成る冷却ファンを設置し、フィルム点灯手段5や駆動モ
ーター20から発生する熱を装置1の外部に排出してい
る。この場合、吸気ファンは装置1の下部に設置し、排
気ファンは装置1の上部に設置して熱を自然対流させる
ことにより、吸気・排気を効率よく行うことが好まし
い。
【0027】また、図5・図6・図16に示すように、
LED表示部6はユニット化されていて、これには音声
発生部が配されている。この音声発生部は、例えば、音
声表示用スピーカー70が、LED表示部6に内蔵され
ていたり、外付状態で付設されている。尚、透光性フィ
ルムFは、透明なものや半透明のものであっても良い。
また、文字・音声による両情報を、回線信号を用いてL
ED表示部6自体に入力し、所定の文字を表示し、音声
案内をすることもできる。
【0028】また、前記ぺージャ通信機能は、例えば電
話の回線信号をLED信号に置換するモデムを備えてい
る。そして、ポケットベル(登録商標)や携帯電話等が
近くで使用された場合はその発信電波が非常に強く、ド
ーム状の建物内の場合には電波が乱反射してソフト入力
の誤動作を生じる虞れがあることから、場所に応じて防
水対策を施したアンテナを設置させている。さらに、音
声合成はパソコンでも可能であるが、一般的には音声合
成LSIに音声テープから入力しており、例えば入力範
囲が約120秒、分割入力音声が最大10音声程度とし
てある。そして、広告表示装置1を正面から見ると、左
右の細い縁の間の表示面部Pにバックライトされた広告
フィルムとしての透光性フィルムFと、LED表示部6
の文字が流れるシンプルなデザインとなっている。尚、
透光性フィルムFの交換は、例えばワンタッチに取り替
えられるカートリッジ式の使い捨てタイプのものが好ま
しい。また、広告表示装置1は、LED表示部6の存在
しない表示面部Pのみの構成であっても良い。
【0029】そして、表示面部Pを、広告表示装置1の
表裏両面側に夫々設け、両表示面部Pを前記コマ送り手
段4、フィルム点灯手段5相互により同時に表示可能と
しても良い。尚、広告表示装置1の表示面部Pは、縦方
向送りの片面表示方式であっても良い。さらに、前記コ
マ送り手段4は、図5・図16・図19に示すように、
コマ毎に透光性フィルムFの裏面に布置させた、例えば
白地に黒のマーキングを施したもの等(マーキングテー
プ、または銀箔紙のような金属テープ等でも可)の指標
(図19参照)を、広告表示装置1の外枠部2に配した
反射型光電センサー式あるいは拡散反射型光電センサー
式もしくは透過型光電センサー式のコマ送りセンサー部
60により検出して行なうものとし(図5・図16参
照)、例えば表示インターバルは、約5秒〜90秒の間
で設定できるようにしている。
【0030】具体的な指標の配置としては、図19に示
すように、例えば透光性フィルムFの裏面のコマとコマ
との間の約100mm間隔の余白において、巻き上げ減
速マークUD、停止マークST、巻き下げ減速マークD
Dを夫々隣接して設け、透光性フィルムFの上限には左
右両端に上限リミットマークULを設け、透光性フィル
ムFの下限には左右の何れか一方に下限リミットマーク
DLを設けてある。このとき、透光性フィルムFの上限
は、コマ送りセンサー部60が左右両端にある上限リミ
ットマークULを同時検出することにより検知され、透
光性フィルムFの下限は、コマ送りセンサー部60が左
または右のいずれかにある単一の下限リミットマークU
Lを検出することにより検知される。
【0031】次いで、本実施の形態に係る広告表示装置
1の駆動系の構成とその使用時の動作について説明す
る。図5乃至図10・図16において、前記コマ送り手
段4は、制御回路手段として後述するCPU回路部によ
り予めプログラミングされた後述する所定の動作シーケ
ンスコマンドに基づいて駆動させる単一の駆動モーター
20を、広告表示装置1内部の下方サイド寄りに備えて
いる。そして、図9に示すように、駆動モーター20の
ギアーヘッド21に突出した出力軸にカップリング22
Aを介してシャフト22が連繋され、該シャフト22の
前後端は一対のベアリング23・24を介して外枠部2
のサイドプレート25・26夫々に対し回転可能に枢着
されている。また、シャフト22の途中にはモーター側
の第1スプロケット27が嵌着され、且つ、その第1ス
プロケット27に隣接して第2スプロケット28がシャ
フト22に対し回転可能に枢着され、さらに第2スプロ
ケット28に対しモーター側クラッチ29が接合されて
いる。
【0032】一方、図16に示すように、広告表示装置
1内部の上側と下側には、夫々平行となるように上下二
対の計4本の主ローラー30・31・32・33が配さ
れていている。そして、上側の主ローラー30・31の
一端にはシャフト36・37が一体的に突設され、図7
・図8に示すように、該シャフト36・37は、夫々ベ
アリング38・39を介して回転可能に枢着されてい
る。また、図8に示すように、シャフト36・37の夫
々先端には一対の上側ギアー34・35が嵌着されてい
て、且つ、上側ギアー34・35同士は互いに噛合させ
てある。さらに、図8に示すように、一方のシャフト3
6の先端には、第3スプロケット40が嵌着されてい
て、前記した第2スプロケット28とエンドレスチェー
ン41を介して連繋されている。また、図5・図6・図
9・図16に示すように、下側の主ローラー32・33
の一端にはシャフト42・43が一体的に突設され、該
シャフト42・43は夫々ベアリング44・45を介し
て回転可能に枢着されている。そして、シャフト42・
43の夫々先端には一対の下側ギアー46・47が嵌着
されていて、且つ、下側ギアー46・47同士は互いに
噛合させてある。
【0033】また、図9に示すように、一方のシャフト
43先端には、第4スプロケット48が嵌着されてい
て、前記した第1スプロケット27とエンドレスチェー
ン49を介して連繋されており、さらに第4スプロケッ
ト48に対し主ローラー側クラッチ50が接合されてい
る。尚、上下計4本の主ローラー30・31・32・3
3には、透光性フィルFを給送案内させるためのガイド
ローラー51・52・53・54が夫々対向配置されて
いる(図5・図6参照)。また、前記上側主ローラー3
0と下側主ローラー33は、透光性フィルFが巻架され
て案内するものである。一方、上側主ローラー31と下
側主ローラー32には、透光性フィルFの巻き上げ時と
巻き下げ時において透光性フィルFを巻き取らせるもの
である。
【0034】尚、上側主ローラー30と下側主ローラー
33には、これの長尺方向における一方側に挟持構造部
を形成し、透光性フィルFの両側末端部を接着ではなく
挟持するように固定して巻架することで、透光性フィル
Fを丸ごと交換できるようにしてある。すなわち、挟持
構造部は、対向引掛け部を有する迎入溝を形成し、この
迎入溝に抑止嵌込み状態となる挟止具を介して透光性フ
ィルFを固定するものである。また、この挟止具は、対
向引掛け部に接触する迎入部と担止部と緩衝溝で構成さ
れ、緩衝溝は透光性フィルFの交換や整備のために挟止
具を分離乃至結合するとき担止部が多少伸びたり縮んだ
りする余力(緩衝力)を付与することで、挟止具の分離
・結合が容易に行えるようにしている。
【0035】このようにして駆動モーター20側の第2
スプロケット28と主ローラー33側の第4スプロケッ
ト48に夫々配した2つのモーター側クラッチ29、主
ローラー側クラッチ50を交互に切り替えることによ
り、前記透光性フィルムFの巻き上げ動作と巻き下げ動
作とを後述するリレー回路手段を介して交互に切り替え
るものである。例えば、図10に示すように、巻き上げ
時の場合には、モーター側クラッチ29がONとなり、
主ローラー側クラッチ50がOFFとなって、エンドレ
スベルト41により透光性フィルムFを巻き上げる(図
10(a)参照)。一方、巻き下げ時の場合には、モー
ター側クラッチ29がOFFとなり、主ローラー側クラ
ッチ50がONとなって、エンドレスベルト49により
透光性フィルムFを巻き下げるのである(図10(b)
参照)。
【0036】また、前記コマ送り手段4は、上記したロ
ーラー側クラッチ50とモーター側クラッチ29とを併
用させる代わりに、長尺の透光性フィルムFを使用する
場合や、騒音防止対策および給油等のメンテナンスフリ
ー対策として、巻き上げ・巻き下げの上下側の主ローラ
ー30・31・32・33に、独立したブレーキクラッ
チ付の巻き上げ専用の駆動モーターと巻き下げ専用の駆
動モーターとを夫々上下に配しても良い。すなわち、図
17・図18に示すように、制御回路手段により所定の
動作シーケンスに基づいて独立に駆動させるための巻き
上げ用の駆動モーター71と、巻き下げ用の駆動モータ
ー72とを夫々広告表示装置1内部の上端と下端に配置
する。そして、該巻き上げ用の駆動モーター71の出力
部と、前記透光性フィルムFが巻架されている第1のロ
ーラーに同軸に配した一方のスプロケット73との間に
第1のエンドレスチェーン74を懸架させると共に、巻
き下げ用の駆動モーター72と透光性フィルムFが巻架
されている第2のローラーに同軸に配した他方のスプロ
ケット75との間に第2のエンドレスチェーン76を懸
架させることにより、前記透光性フィルムFの巻き上げ
動作と巻き下げ動作とをリレー回路手段を介して交互に
切り替えるものである。尚、この巻き上げ用駆動モータ
ー71と巻き下げ用の駆動モーター72は、広告画面単
位で間欠回転駆動するように構成しても良い。
【0037】そして、図16に示すように、前記第2ス
プロケット28、第3スプロケット40夫々の間に懸架
させたエンドレスチェーン41の途中には、透光性フィ
ルムFの弛みを防止するテンションスプロケット55が
側面方向から所定の圧接力でもって当接されており、エ
ンドレスチェーン41に対し所定の張力を付与してあ
る。これは、作動時や電源を切った時の透光性フィルム
Fの垂れ下がりや弛み等を防止するものである。さら
に、前記コマ送り手段4には、所定の時間だけコマを表
示させ、且つ、所定の時間が経過した時に次のコマに順
次送り出すようにしたタイマー機能を備えている。この
とき、透光性フィルムFの途中にある指標をコマ送りセ
ンサー部60により検出して停止位置を決め、電気的ブ
レーキにより瞬時に停止させるものである。
【0038】次いで、本実施の形態に係る広告表示装置
1の回路構成について、図11に示す電子回路図に基づ
いて説明する。まず、所定の動作シーケンスコマンドを
プログラミングさせてあるCPU回路部80の指令信号
により、入力リレー回路81a・81b・81c・81
d・81eおよびモータコントローラー用出力リレー回
路82、クラッチコントローラー用出力リレー回路83
を作動させるものである。この符号84は拡張CPU回
路部、85は電源回路部、86は位置決めセンサー、8
7は限界センサーである。入力リレー回路81a・81
b・81c・81d・81eは、開始・停止、非常停
止、自動運転、位置決めセンサー、巻き上げ限界センサ
ー、巻き上げ選択の各動作を行なう。モータコントロー
ラー用出力リレー回路82およびクラッチコントローラ
ー用出力リレー回路83は、駆動モーター20の停止ま
たは駆動、VR−IN、巻き下げクラッチ、巻き上げク
ラッチの各動作を行なう。入力リレー回路81a・81
b・81c・81d・81eには不図示の内部補助リレ
ー回路が内蔵されており、非常停止中、自動運転中、位
置センサーON中、巻き下げリミットスイッチON(L
SON)、巻き上げリミットスイッチON(LSO
N)、運転開始遅延(DELAY)、巻き上げ選択中、
開始/停止リミットスイッチ(PLS)、位置決めリミ
ットスイッチ(PLS)、巻き下げリミットスイッチ
(PLS)、巻き上げリミットスイッチ(PLS)、回
転開始リミットスイッチ(PLS)、巻き下げリミット
スイッチ(PLS)、巻き上げリミットスイッチ(PL
S)、巻き上げ選択リミットスイッチ(PLS)、運転
停止リミットスイッチ(PLS)、運転中の各動作を行
なう。タイマー回路は、開始待ち時間、EMGセットタ
イムの動作を行なうもので、予めCPU回路部80にて
動作シーケンスコマンドをプログラミングさせてある。
【0039】次いで、本実施の形態に係る広告表示装置
1を使用する際の動作シーケンスについて説明する。こ
れらの動作は、図12乃至図15に示すラダー図による
シーケンスに基づいて行なわれる。具体的には、透光性
フィルムFのフィルムカートリッジを装置1にセット
し、透光性フィルムFのENDマークをコマ送りセンサ
ー部により検出させる。次いで、1コマ目の位置をセッ
トする。そして、設定時間だけ表示画面を停止させてL
ED表示部6の作動を開始すると同時に、音声案内を行
なう。また、次のコマに移動する場合には、透光性フィ
ルムFのコマ停止のマークを検出させ、移動スピードを
遅くして、コマ停止マークで透光性フィルムFを停止さ
せる。以上の動作を、コマ数分繰り返す。しかる後、反
対側のENDマークを検出させ、送り方向を変更させ
る。そして、1コマ目の位置をセットするときと同様に
して、これらの動作を繰り返すのである。
【0040】具体的には、図12に示す場合では、例え
ばラダーステップ0004において自動運転がスタート
した時に、位置決めセンサーがOFF状態にあり、巻き
上げ限界センサーがONに切り替わると、非常停止中と
なり、位置決めリミットスイッチ(PLS)がONに切
り替わる。次いで、位置センサーがON状態となるとい
う具合に、順次作動するのである。また、図13に示す
場合では、例えばラダーステップ0016において、巻
き下げクラッチが作動して、巻き上げクラッチが作動す
ると同時に位置決めセンサーが作動して、巻き上げ限界
が検知されると、巻き下げクラッチの動作が行なわれ
る。さらに、図14に示す場合では、例えばラダーステ
ップ0028において、回転開始PLS状態から運転中
に切り替えられ、非常停止中の状態に切り替わると運転
停止PLSに切り替えられて運転中の状態となる。図1
5に示す場合では、例えばラダーステップ0035にお
いて、非常停止中の状態が解除されてタイマー回路のE
MGセットタイムの動作に切り替わり、所定の時間が経
過すると駆動モーターが自動停止するのである。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、限
定されたコマ数による画像の変化により、大量のタイム
リーな情報を見る者の視覚に認識させることができ、昼
夜を問わずリアルタイムに文字・音声等による情報を従
来の通信技術・コンピューター技術・ディスプレイ技術
を駆使して低コストで能率良く人々に伝達することがで
きる。さらに、カラー・モノクロ写真またはカラー・モ
ノクロ印刷された広告画面を点灯表示させると共に、前
記表示面部Pに隣接配置させたLED表示部6、音声発
生部(70)に回線信号で夫々文字・音声をリアルタイ
ムで入力し、本発明のコマ送り手段4によるコマ送り動
作に連動して広告画面に関連した文字による情報表示と
音声による情報案内を行なわせることにより、従来の印
刷だけのポスター掲示や文字だけのLED媒体等と異な
り、伝えたい内容をリアルタイムでより的確に、しかも
優れたビジュアル効果で伝言、口上等の各種のメッセー
ジを伝えることができる。さらに、前記表示面部Pに
は、これに隣接させて前記コマ送り手段4のコマ送り動
作に連動して文字を表示させるLED表示部6を配し、
該LED表示部6に電話回線またはパソコン回線等の回
線信号で文字による情報をリアルタイムで入力させれ
ば、LED表示部6の文字による最新の情報発信機能
と、広告画面の絵・色・光・動きのあるビジュアルなス
トーリー性のある画像ディスプレイ機能とにより、タイ
ムリーな情報を視覚に繰り返し訴え、これを伝達できる
訴求効果の高い優れたPR媒体を提供できる。
【0042】これは本発明が、複数コマの連続体として
巻き込まれているシート状の透光性フィルムFをコマ毎
に表示面部P側へ送り出すコマ送り手段4と、コマ送り
手段4により送り出される透光性フィルムFの背面側に
光源を配し、この光源により透光性フィルムFの背面側
を光照射させることにより透光性フィルムF面上のカラ
ー・モノクロ写真、または、カラー・モノクロ印刷され
た広告画面を点灯表示させるフィルム点灯手段5と、表
示面部Pに隣接され、前記コマ送り手段4のコマ送り動
作に連動して文字を表示させるLED表示部6を配し、
LED表示部6に電話回線による各種のネットワーク通
信機能、ぺージャ通信機能もしくはパソコン回線機能等
による回線信号で文字・音声による情報をリアルタイム
で入力させる広告表示装置1において、この透光性フィ
ルムFの1コマに複数の広告画面を同時に表示すべく、
当該透光性フィルムFの1コマ面を複数の領域に分割し
たり、あるいは、複数の広告表示装置1を隣接して配置
し、各装置1に内設されたそれぞれのコマ送り手段4が
所定の動作シーケンスに基づいて連動駆動することによ
り、複数の広告画面が同時に連続して変化するマルチ広
告画面構造を採用したからである。
【0043】そして、透光性フィルムFに動きや変化を
与える必要があるときは、透光性フィルムFに複数の偏
光フィルム片を接着し、且つ、フィルム点灯手段5と偏
光フィルム片間に、当該偏光フィルム片と協力して動的
な画面を演出する円盤状の偏光フィルムを設置したの
で、フィルム点灯手段5、偏光フィルム、偏光フィルム
片それぞれによる相互協働により広告画面があたかも生
きて動くような生彩感と装飾美を付与することができ
る。また、広告画面が画面単位で数秒乃至数分間停止す
る間も、偏光フィルムにより広告画面の動的な(アニメ
ーション)要素部分が生き生きと演出される。
【0044】加えて、コマ送り手段4は、制御回路手段
により所定の動作シーケンスに基づいて駆動する単一の
駆動モーター20と、前記透光性フィルムFが巻架され
ている第1のローラー33に同軸に配した一方のスプロ
ケット48と、透光性フィルムFが巻架されている第2
のローラー30に同軸に配した他方のスプロケット28
との夫々の間にエンドレスチェーン41を懸架させ、駆
動モーター20と一方のスプロケット48とに夫々配し
た2つのクラッチ29・50を交互に切り替えること
で、前記透光性フィルムFの巻き上げ動作と巻き下げ動
作とをリレー回路手段を介して交互に切り替えるので、
能率良く透光性フィルムFの巻き上げ・巻き下げ動作を
行なわせることができる。
【0045】また、コマ送り手段4は、制御回路手段に
より所定の動作シーケンスに基づいて独立に駆動する巻
き上げ用の駆動モーター71と、巻き下げ用の駆動モー
ター72とを有し、巻き上げ用の駆動モーター71の出
力部と、前記透光性フィルムFが巻架されている第1の
ローラー33に同軸に配した一方のスプロケット73と
の間に第1のエンドレスチェーン74を懸架させると共
に、巻き下げ用の駆動モーター72の出力部と、前記透
光性フィルムFが巻架されている第2のローラー30に
同軸に配した他方のスプロケット75との間に第2のエ
ンドレスチェーン76を懸架させることにより前記透光
性フィルムFの巻き上げ動作と巻き下げ動作とをリレー
回路手段を介して交互に切り替えることで、各駆動モー
タ71・72の確実な動作で能率良く透光性フィルムF
の巻き上げ・巻き下げ動作を行なわせることができる。
【0046】そして、エンドレスチェーン41の何れか
側には、透光性フィルムFの弛みを防止するテンション
スプロケット55が当接されているので、作動時および
電源を切った時の透光性フィルムFの垂れ下がりや弛み
等を確実に防止でき、表示画面が歪んだりせずに画像を
鮮明に写し出すことができる。
【0047】さらに、コマ送り手段4は、所定の時間だ
けコマを表示させ、且つ、所定の時間が経過した時に次
のコマに送り出すようにしたタイマー機能を備えたの
で、広告表示装置1を見る者に対し、広告画面の絵・色
・光・動きのあるビジュアルなストーリー性のある画像
イメージを的確に把握させることができる。
【0048】加えて、表示面部Pを本装置1の表裏両面
側に夫々設け、両表示面部Pにおいてコマ送り手段4に
より広告内容を同時に表示することで、装置両面の何れ
においても訴求効果の高い広告を表示し、優れたPR媒
体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る広告表示装置の一実施の形態を示
したもので、自立式床アンカー固定型の斜視図である。
【図2】同じく、キャスター付きスタンド型の斜視図で
ある。
【図3】同じく、天吊型の斜視図である。
【図4】同じく、壁付け型の斜視図である。
【図5】広告表示装置の内部構造を示す正面図である。
【図6】図5中のX−X線断面図である。
【図7】図6中のY−Y線断面図である。
【図8】図6中の上側の主ローラー周辺の一部を拡大し
たY−Y線断面図である。
【図9】図6中の駆動モーター周辺の一部を拡大したZ
−Z線断面図である。
【図10】広告表示装置の作動原理を示す概略図であ
り、(a)は透光性フィルムの巻き下げ時の状態、
(b)は透光性フィルムの巻き上げ時の状態を示す。
【図11】本発明の一実施の形態を示した回路構成図で
ある。
【図12】本発明の作動形態を示したラダー図である。
【図13】図12から分岐した部分を示すラダー図であ
る。
【図14】図13から分岐した部分を示すラダー図であ
る。
【図15】図14から分岐した部分を示すラダー図であ
る。
【図16】広告表示装置を3つ隣接して配置した状態の
斜視図である。
【図17】広告表示装置を3つ隣接して配置した状態の
正面図である。
【図18】コマ送り手段の概略を示す断面図である。
【図19】本発明の一実施の形態に係る透光性フィルム
の指標位置を例示した平面図である。
【図20】マルチ広告表示構造による広告表示装置の斜
視図である。
【図21】スロットマシーン広告表示形態による広告表
示装置の斜視図である。
【符号の説明】 P…表示面部 F…透光性フィ
ルム 1…広告表示装置 2…外枠部 3…フロント部 4…コマ送り手
段 5…フィルム点灯手段 6…LED表示
部 20…駆動モーター 21…ギアーヘ
ッド 22,36,37,42,43…シャフト 23,24,38,39,44,45…ベアリング 25,26…サイドプレート 27…第1スプ
ロケット 28…第2スプロケット 29…モーター
側クラッチ 30,31,32,33…主ローラー 34,35…上
側ギアー 40…第3スプロケット 41,49,74,76…エンドレスチェーン 46,47…下側ギアー 48…第4スプ
ロケット 50…主ローラー側クラッチ 51,52,53,54…ガイドローラー 55…テンションスプロケット 60…コマ送り
センサー部 70…音声表示用スピーカー 71…巻き上げ
用駆動モーター 72…巻き下げ用駆動モーター 73,75…ス
プロケット 80…CPU回路部 81a,81b,81c,81d,81e…入力リレー
回路 82…モーターコントローラー用出力リレー回路 83…クラッチコントローラー用出力リレー回路 84…拡張CPU回路部 85…電源回路
部 86…位置決めセンサー 87…限界セン
サー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 19/00 G09F 19/00 Z 27/00 27/00 C (72)発明者 山田 豊 東京都世田谷区深沢5丁目2番9号 ニュ ーライフ等々力302 Fターム(参考) 5C094 AA02 AA41 BA23 BA99 DA02 ED14 HA01 5C095 BA13 BB04 BB11 BB12 BB15 DA02 DB05 DB09 EE07 EE14 EE15 EE21 EE27 5C096 AA01 AA21 AA25 BA01 BB07 BB18 BB22 BB23 BB40 BB41 BC13 CA02 CA12 CA28 CA32 CB07 CC06 CC08 CC10 CC17 CC33 CE07 CH11 DA01 DA03 DB06 DB10 DB19 DB23 DB27 DB28 DC04 DC07 DC15 DC20 DC29 DC30 FA02 FA09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数コマの連続体として巻き込まれてい
    るシート状の透光性フィルムをコマ毎に表示面部側へ送
    り出すコマ送り手段と、コマ送り手段により送り出され
    る透光性フィルムの背面側に光源を配し、この光源によ
    り透光性フィルムの背面側を光照射させることにより透
    光性フィルム面上のカラー・モノクロ写真、または、カ
    ラー・モノクロ印刷された広告画面を点灯表示させるフ
    ィルム点灯手段と、表示面部に隣接され、前記コマ送り
    手段のコマ送り動作に連動して文字を表示させるLED
    表示部を配し、LED表示部に電話回線による各種のネ
    ットワーク通信機能、ぺージャ通信機能もしくはパソコ
    ン回線機能等による回線信号で文字・音声による情報を
    リアルタイムで入力させる広告表示装置において、この
    透光性フィルムの1コマに複数の広告画面を同時に表示
    すべく、透光性フィルムの1コマ面を複数の領域に分割
    したことを特徴とする広告表示装置。
  2. 【請求項2】 複数コマの連続体として巻き込まれてい
    るシート状の透光性フィルムをコマ毎に表示面部側へ送
    り出すコマ送り手段と、コマ送り手段により送り出され
    る透光性フィルムの背面側に光源を配し、この光源によ
    り透光性フィルムの背面側を光照射させることにより透
    光性フィルム面上のカラー・モノクロ写真、または、カ
    ラー・モノクロ印刷された広告画面を点灯表示させるフ
    ィルム点灯手段と、表示面部に隣接され、前記コマ送り
    手段のコマ送り動作に連動して文字を表示させるLED
    表示部を配し、LED表示部に電話回線による各種のネ
    ットワーク通信機能、ぺージャ通信機能もしくはパソコ
    ン回線機能等による回線信号で文字・音声による情報を
    リアルタイムで入力させる広告表示装置において、複数
    の広告表示装置を隣接して配置し、各装置に内設された
    それぞれのコマ送り手段が所定の動作シーケンスに基づ
    いて連動駆動することにより、複数の広告画面が同時に
    連続して変化するマルチ広告画面構造を備えていること
    を特徴とする広告表示装置。
  3. 【請求項3】 前記透光性フィルムに動きや変化を与え
    る必要があるときは、透光性フィルムに複数の偏光フィ
    ルム片を接着し、且つ、フィルム点灯手段と偏光フィル
    ム片間に、当該偏光フィルム片と協力して動的な画面を
    演出する円盤状の偏光フィルムを設置した請求項1また
    は2記載の広告表示装置。
  4. 【請求項4】 前記コマ送り手段は、制御回路手段によ
    り所定の動作シーケンスに基づいて駆動する単一の駆動
    モーターと、前記透光性フィルムが巻架されている第1
    のローラーに同軸に配した一方のスプロケット、およ
    び、透光性フィルムが巻架されている第2のローラーに
    同軸に配した他方のスプロケット相互間に懸架させたエ
    ンドレスチェーンと、エンドレスチェーンの何れか側の
    途中に透光性フィルムの弛みを防止するよう当接された
    テンションスプロケットと、前記透光性フィルムの巻き
    上げ動作と巻き下げ動作とをリレー回路手段を介して交
    互に切り替える駆動モーターと一方のスプロケット夫々
    に配した2つのクラッチと、所定の時間だけコマを表示
    し、且つ、所定の時間が経過した時に次のコマに送り出
    すようにしたタイマー機能とを備えている請求項1乃至
    3のいずれか記載の広告表示装置。
  5. 【請求項5】 前記コマ送り手段は、制御回路手段によ
    り所定の動作シーケンスに基づいて夫々独立に駆動する
    巻き上げ用の駆動モーターと巻き下げ用の駆動モーター
    と、巻き上げ用の駆動モーターの出力部と前記透光性フ
    ィルムが巻架されている第1のローラーに同軸に配した
    一方のスプロケット相互間に懸架させた第1のエンドレ
    スチェーンと、巻き下げ用の駆動モーターの出力部と前
    記透光性フィルムが巻架されている第2のローラーに同
    軸に配した他方のスプロケット相互間に懸架させた第2
    のエンドレスチェーンと、エンドレスチェーンの何れか
    側の途中に透光性フィルムの弛みを防止するよう当接さ
    れたテンションスプロケットと、所定の時間だけコマを
    表示し、且つ、所定の時間が経過した時に次のコマに送
    り出すようにしたタイマー機能とを備え、前記第1のエ
    ンドレスチェーンと第2のエンドレスチェーン夫々によ
    り前記透光性フィルムの巻き上げ動作と巻き下げ動作と
    をリレー回路手段を介して交互に切り替えた請求項1乃
    至3のいずれか記載の広告表示装置。
  6. 【請求項6】 表示面部を広告表示装置の表裏両面側に
    夫々設け、両表示面部を前記コマ送り手段により同時に
    表示可能とした請求項1乃至5のいずれか記載の広告表
    示装置。
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