JPH08313856A - 基板搬送装置 - Google Patents

基板搬送装置

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JPH08313856A
JPH08313856A JP14539695A JP14539695A JPH08313856A JP H08313856 A JPH08313856 A JP H08313856A JP 14539695 A JP14539695 A JP 14539695A JP 14539695 A JP14539695 A JP 14539695A JP H08313856 A JPH08313856 A JP H08313856A
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JP
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substrate
holding
substrate transfer
hand
drop
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JP14539695A
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English (en)
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Hideki Adachi
秀喜 足立
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板Wを所定位置に保持する保持部材23を
有する第1基板搬送ハンド15Uをコンパクトに構成す
る。 【構成】 基板Wを下方から支持する第1基板搬送ハン
ド15Uは、保持部材23を備えている。保持部材23
は、基板Wを所定位置に保持するための落とし込み部2
3aを形成する保持部23bと、落とし込み部23aか
ら上方に向いた傾斜面23cを有する傾斜部23dと、
保持部23bと傾斜部23dとの間でありかつ落とし込
み部23aより上方の段上に形成され落とし込み部23
aの面積より大きい面積にて基板Wを載置可能な基板仮
載置部23eと、を備えている。傾斜部23d側から落
とし込み部23aに向けて基板Wを押圧して基板Wを所
定位置に移動させるためのY方向把持用ピン82,92
が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶用ガラス角型基
板、カラーフィルタ用基板、フォトマスク用基板などの
基板を支持して搬送する基板搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、洗浄ユニット、レジスト塗布
ユニット、現像ユニット、加熱ユニット、冷却ユニット
等の各種処理ユニットを備えた基板処理装置が知られて
いる。この基板処理装置における基板搬送装置として、
基板搬送ハンドに基板を保持して各処理ユニット等の間
を搬入・搬出するものがある。
【0003】図14は基板搬送ハンド300で基板Wを
保持した状態を示す平面図である。図15は図14のa
−a線に沿った断面図である。基板搬送ハンド300
は、アーム302,302を有するU字形であり、この
アーム302,302上に保持部材310が4カ所設け
られている。この保持部材310は、図15に示すよう
に、保持本体311上に基板Wを保持するための落とし
込み部312を有している。また、保持本体311に
は、落とし込み部312側に傾斜角θ1で傾斜した傾斜
面313が形成されている。
【0004】この基板搬送ハンド300の保持部材31
0は、図16に示すように保持部材310の傾斜面31
3上にずれて基板Wが載置された場合に、基板Wを傾斜
面313で滑らせて落とし込み部312に保持させるよ
うになっている。したがって、基板Wの受け渡しの際
に、傾斜面313で形成される水平方向の距離d1だけ
基板Wの受け取り位置のずれを許容することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような保
持部材310において、基板Wの受け取り位置の許容値
をより大きくするためには、傾斜面313の高さh1を
大きくすればよいが、そうすると、保持部材310が厚
くなり、ひいては基板搬送ハンド300が厚くなる。逆
に、傾斜面313の高さh1を大きくすることなく、許
容値を大きくするためには、傾斜面313の傾斜角θ1
を小さくすればよいが、そうすると、傾斜面313に載
置された基板Wが落とし込み部312に滑り落ち難くな
って、搬送工程に支障をもたらす。
【0006】本発明は、上記従来の技術の問題を解決す
るものであり、基板を所定位置に保持する保持部材を有
する基板搬送ハンドに関し、コンパクトな構成で、基板
搬送ハンドの基板の受け渡し範囲を広くできる基板搬送
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた本発明は、基板を下方から支持する基板搬送
ハンド手段を備え、この基板搬送ハンド手段を移動する
ことで基板を搬送する基板搬送装置において、上記基板
搬送ハンド手段は、基板搬送ハンド本体と、基板搬送ハ
ンド本体に設けられ基板を所定位置に保持するための落
とし込み部を形成する保持部と、落とし込み部に対し斜
め上方に向いた傾斜面を有する傾斜部と、保持部と傾斜
部との間でありかつ落とし込み部より上方の段上に形成
され落とし込み部の面積より大きい面積にて基板を載置
可能な基板仮載置部と、を有する保持部材と、傾斜部側
から落とし込み部に向けて基板を押圧して基板を落とし
込み部内に移動させるための押圧手段と、を備えたこと
を特徴とする。
【0008】
【作用】本発明にかかる基板搬送装置では、基板搬送ハ
ンド手段により基板が下方から支持されて搬送される。
また、基板搬送ハンド手段を構成する基板搬送ハンド本
体は、基板を保持する保持部材を備えている。保持部材
を構成する保持部は、落とし込み部を形成し、この落と
し込み部にて基板を所定位置に保持する。
【0009】また、落とし込み部の外側には、基板仮載
置部及び傾斜面を有する傾斜部が形成され、傾斜面の上
端で画定される範囲が基板の受け渡し範囲となる。受け
渡し範囲内において受け渡された基板は、その端部が傾
斜面にかかった場合には、落とし込み部側へ滑って重力
によるアライメントが行なわれ、一方、基板仮載置部に
かかった場合には、その位置を保つ。そして、落とし込
み部に載置された基板は、押圧手段により押圧されて落
とし込み部にアライメントされる。
【0010】このように、基板の受け渡し範囲は、傾斜
面の上端で画定される範囲であるが、落とし込み部と傾
斜面の下端との間には、基板仮載置部が形成されてい
る。基板仮載置部は、落とし込み部で形成される面積よ
り広い面積で基板を載置可能であり、その広い面積の分
だけ基板の受け渡し範囲が平面的に大きくなる。このよ
うに受け渡し範囲の拡張は、傾斜部の高さを大きくしな
いで実現できるから、基板搬送ハンド本体の厚さは大き
くならない。
【0011】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。
【0012】図1は本発明に係る基板搬送装置に適用可
能な基板処理装置の一例を示す側面図であり、図2は図
1を上方より見た平面配置図である。この基板処理装置
は、基板に一連の処理を施すための装置である。
【0013】図1及び図2において、基板処理装置に
は、基板に一連の処理を行なう処理ユニット部A1が設
けられると共に、基板搬送装置2が搬送部A2に設けら
れ、この処理ユニット部A1に沿って方向Xに基板を搬
送するように構成されている。
【0014】この処理ユニット部A1は、上下2段に分
けて並行に配置されており、下段C1には、基板に紫外
線を照射してその表面に付着している有機物を除去する
紫外線照射ユニットUV、基板表面に洗浄液を供給して
その洗浄を行なうスピンスクラバSS、及び基板表面に
フォトレジスト液を塗布するスピンコータSCが方向X
にそって順に配列されている。一方、上段C2には、基
板を加熱するホットプレートHP1,HP2、基板表面
にHMDS(ヘキサメチルジシラザン)などの密着強化
剤を塗布する密着強化ユニットAP1,AP2、基板を
加熱するホットプレートHP3及び加熱された基板を冷
却するクールプレートCP1、基板を加熱するホットプ
レートHP4及び加熱された基板を冷却するクールプレ
ートCP2が方向Xに沿って順に配列されている。
【0015】搬送部A2の側端部(図2の左手側)に
は、基板の搬入及び搬出を行なう基板搬入搬出処理部4
が設けられており、後述する基板搬送装置2により、基
板が紫外線照射ユニットUVなどの処理部等に順次搬送
され、一連を処理を受けるようになっている。
【0016】次に、基板搬送装置2の構成及び動作につ
いて説明する。図3は基板搬送装置2を示す側面図であ
る。
【0017】この基板搬送装置2は、処理ユニット部A
1に対向した搬送通路6(図2)に配置されている。こ
の搬送通路6では、方向Xに延びるガイドレール31が
基板処理装置本体の底部に固定され、そのガイドレール
31に沿って基台32が往復移動自在となっている。ま
た、この基台32には、図示を省略するX駆動機構を収
納した搬送支柱部33が立設されており、基板処理装置
全体を制御する制御部(図示省略)からの指令に応じて
X駆動機構が動作し、基台32を方向Xに移動させる。
【0018】この基板搬送装置2には、基板搬送ハンド
機構10が設けられている。基板搬送ハンド機構10
は、上下に重ねて配置された1対の第1及び第2基板搬
送ハンド15U,15Lを有しているが、第1及び第2
基板搬送ハンド15U,15Lは、その構成及び周辺機
構が全く同一であるので、第1基板搬送ハンド15Uの
みについて図示して説明する。
【0019】基板搬送ハンド機構10は、第1及び第2
基板搬送ハンド15U,15Lを方向Zに移動させるた
めに屈伸する垂直アーム機構12と、第1基板搬送ハン
ド15Uを方向Yに移動させるための水平アーム機構1
4U(図4参照)と、第2基板搬送ハンド15Lを方向
Yに移動させるための水平アーム機構14Lとを有して
いる。この垂直アーム機構12によってハウジング13
が支持されている。このハウジング13は、方向Yの両
端が開口した中空のボックス(図4参照)であり、その
内部には方向Yに屈伸可能な1対の水平アーム機構14
U,14Lが収納されている。そして、各水平アーム機
構14U,14Lの先端には、第1基板搬送ハンド15
U及び第2基板搬送ハンド15Lがそれぞれ連結されて
いる。
【0020】搬送支柱部33の下端部には、モータ11
が固定されており、このモータ11の回転がリンク機構
を介して駆動ギア11a,11bに伝達される。垂直ア
ーム機構12は、実質的に等長のアーム21,22を備
えており、このうちアーム21の端部が駆動ギア11b
に連結されており、また、アーム22の端部22aはハ
ウジング13に連結されている。
【0021】垂直アーム機構12は、いわゆるR−θ型
アームロボット機構である。このため、モータ11が回
転すると、アーム21,22がそれぞれ矢印θa,θb
で示すように回転し、ハウジング13がその姿勢を維持
しつつ方向Zに並進する。モータ11の回転方向を切り
換えることにより、ハウジング13の方向Zにおける並
進の向きが逆方向になる。
【0022】なお、図示が省略されているが、垂直アー
ム機構12と同じ構造を有する別の垂直アーム機構がハ
ウジング13の反対側に設けられ、このため、モータ1
1の駆動力は、連結部材を介して反対側の垂直アーム機
構にも伝達され、ハウジング13は、両端で支持されつ
つ、姿勢を変えずに方向Zに変位する。
【0023】図3には第2基板搬送ハンド15Lも示さ
れているが、その構成は、第1基板搬送ハンド15Uと
ほぼ同様である。すなわち、第2基板搬送ハンド15L
はハウジング13内の水平アーム機構14Lに連結され
ており、これらはモータ11L及びモータ33L(とも
に不図示)により方向Z及び方向Yに移動可能となって
いる。
【0024】図4は第1基板搬送ハンド15Uを方向Y
に駆動する水平アーム機構14Uの部分斜視図であり、
図5はハウジング13内での水平アーム機構14Uの平
面図である。これらの図に示すように、ハウジング13
内には、第1基板搬送ハンド15Uを方向Yに駆動する
水平アーム機構14Uが設けられているとともに、図示
されていないが第2基板搬送ハンド15Lを方向Yに駆
動する水平アーム機構14Lも設けられている。これら
の2つの水平アーム機構14U,14Lはお互いにほぼ
同一の構成を有するので、水平アーム機構14Uについ
てのみ以下に説明する。水平アーム機構14Uは、実質
的に等長の第1及び第2アーム41,42を備えてお
り、第1アーム41は連結位置43においてモータ33
U(図3)に連結されている。また、第2アーム42の
先端はハンド駆動ユニット60を介して第1基板搬送ハ
ンド15Uに連結されている。
【0025】この水平アーム機構14Uも、R−θ型ア
ーム機構として構成されており、モータ33Uを回転さ
せると、第1及び第2アーム41,42は、方向α1,
α2にそれぞれ旋回し、第1基板搬送ハンド15Uは、
その姿勢を維持しつつ方向Yに並進する。
【0026】このため、モータ33Uを駆動することに
より、第2アーム42が方向Yに並進すると、第1基板
搬送ハンド15Uは、ハウジング13から外部に露出し
て各処理部とハウジング13内との間を移動する。
【0027】また、基板保持機構17は、方向Xから基
板Wを把持して保持するX方向把持機構17aと、方向
Yから基板を把持して保持するY方向把持機構17bと
を備えている。
【0028】X方向把持機構17aは、方向Yに延びる
バー71,72を有しており、これらのバー71,72
は、方向Xに基板Wの幅よりも広い間隔を隔ててハウジ
ング13内に固定されている。バー71の先端部には、
2つのX方向把持用ピン73,74が取り付けられ、他
方のバー72の先端部にもX方向把持用ピン75が取り
付けられている。また、両バー71,72のほぼ中央部
に、板ばね76,76がそれぞれ取り付けられ、ハウジ
ング13に固定されている。
【0029】一方、ハンド駆動ユニット60の両側から
ドグ61,62が方向Xに延びており、図4に示すよう
に、水平アーム機構14Uがハウジング13に収容され
た状態で、各バー71,72の後端部と係合するように
なっている。したがって、収容状態では、図7に示すよ
うに、上記係合により板ばね76,76のばね力に逆ら
ってバー71,72の後端部が押動され、その結果、基
板Wの側面部がX方向把持用ピン73〜75により把持
されて保持される。逆に、基板Wを方向Yに進出させる
と、図8に示すように、ハンド駆動ユニット60も同一
方向に移動して、ドグ61,62がバー71,72の後
端部から離れて、板ばね76,76のばね力に抗してバ
ー71,72が元の状態に戻り、X方向把持用ピン73
〜75による基板Wの保持が解除される。
【0030】Y方向把持機構17bは、ハンド駆動ユニ
ット60から延びるクランク形状のクランクバー81を
有している。クランクバー81の先端部は、図6に示す
ように、方向Yに延びており、先端には、方向Yに基板
を把持するためのY方向把持用ピン82が取り付けら
れ、後端には第2アーム42の先端から方向Xに立設さ
れたピン83と係合可能なバー84が取り付けられてい
る。さらに、クランクバー81のほぼ中央部が板ばね8
5によってハンド駆動ユニット60と連結されている。
【0031】こうした構成により、水平アーム機構14
Uをハウジング13内に収容した状態から、水平アーム
機構14Uにより基板Wを方向Yに移動する間におい
て、図9に示すように、ピン83とバー84との係合が
なく、板ばね85のばね力に抗して、Y方向把持用ピン
82が基板Wの側部側へ移動して、基板Wをアライメン
トする。一方、水平アーム機構14Uが方向Yに延び
て、各単位処理部との間で基板Wの受け渡しが可能とな
ると、図10に示すように、ピン83が板ばね85のば
ね力に逆らってクランクバー81を押して、Y方向把持
用ピン82が基板Wから離れ、保持が解除される。
【0032】また、Y方向把持機構17bは、第2アー
ム42を挟んで下側にも形成されており、第2アーム4
2の下面から突設されたY方向把持用ピン92がクラン
クバー91を介してY方向把持用ピン82を板ばね95
のばね力に抗して、基板Wの先端部を押圧しまたはその
押圧を解除する構成となっている。なお、Y方向把持用
ピン92は、Y方向把持用ピン82と同じタイミングで
基板Wの先端部の押圧及びその解除を行なう。
【0033】また、図5に戻り、第1基板搬送ハンド1
5U上には、基板Wの下面を支持するための基板支持ピ
ン25が複数箇所設けられ、また、第1基板搬送ハンド
15Uの4カ所のコーナーには、基板Wを位置決めする
ための保持部材23が設けられている。図11は図5の
c−c線に沿った保持部材23の周辺部を拡大して示す
断面図である。
【0034】図11において、保持部材23は、基板W
を所定位置に保持するための落とし込み部23aを形成
する保持部23bと、落とし込み部23aから斜め上方
に向いた傾斜面23cを有する傾斜部23dと、保持部
23bと傾斜部23dとの間でありかつ落とし込み部2
3aより上方の段上に形成され基板Wを載置可能な基板
仮載置部23eと、を備えている。
【0035】図12に示すように、傾斜面23cは、水
平方向に距離d1、高さh1、傾斜角θ1で形成されて
いる。また、傾斜面23cの上端で画定された範囲は、
基板受け渡し範囲ARとなっている。さらに、上記基板
仮載置部23eは、落とし込み部23aの端部から外側
へ幅w1で形成されている。したがって、基板仮載置部
23eの外側で形成される範囲は、この幅w1の分だけ
落とし込み部23aの基板Wを保持する面積より大きく
なっている。
【0036】次に、基板Wを落とし込み部23a内に位
置決めする動作について説明する。図13は第1基板搬
送ハンド15Uを側方から見た説明図である。図13
(a)に示すように、基板載置台Tb上に基板Wが載置
されている状態から、第1基板搬送ハンド15Uを図示
右側へ移動し、基板載置台Tbの下方に位置させる(図
13(b)の状態)。続いて、第1基板搬送ハンド15
Uを上方へ移動し、基板Wを保持部材23で画定された
基板受け渡し範囲AR内に保持する。
【0037】基板受け渡し範囲AR内において受け渡さ
れた基板Wは、その端部が傾斜面23cにかかった場合
には、落とし込み部23a側へ滑って重力によるアライ
メントが行なわれ、一方、基板仮載置部23eにかかっ
た場合には、その位置を保つ(図13(c)の状態)。
そして、基板仮載置部23eに載置された基板Wは、Y
方向把持用ピン82,92により両側から押圧されて落
とし込み部23aにアライメントされる(図13
(d))。
【0038】このように、基板受け渡し範囲ARは、傾
斜面23cの上端で画定される範囲であるが、落とし込
み部23aと傾斜面23cの下端との間には、基板仮載
置部23eが形成されている。基板仮載置部23eは、
落とし込み部23aで形成される面積より広い面積で基
板Wを載置可能であり、その広い面積の分だけ基板受け
渡し範囲ARが平面的に大きくなる。このように基板受
け渡し範囲ARの拡張は、傾斜部23dの高さを大きく
しないで実現できるから、第1基板搬送ハンド15Uの
厚さは大きくならない。よって、第1基板搬送ハンド1
5Uをコンパクトに構成することができる。
【0039】なお、この発明は上記実施例に限られるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の
態様において実施することが可能である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の基板搬送
装置によれば、基板搬送ハンド手段の保持部材におい
て、基板を所定位置に保持する落とし込み部と傾斜面を
有する傾斜部との間に、基板仮載置部を形成することに
より、基板仮載置部で広げられた面積の分だけ基板の受
け渡し範囲が平面的に広くなる。このように受け渡し範
囲の拡張は、傾斜部の高さを大きくしないで実現できる
から、基板搬送ハンド手段の厚さは大きくならない。よ
って、基板搬送ハンド手段をコンパクトに構成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる基板搬送装置を備え
た基板処理装置を示す概略側面図。
【図2】基板処理装置の上方から見た概略平面図。
【図3】基板搬送装置を示す側面図。
【図4】基板搬送装置の基板搬送ハンド機構を示す斜視
図。
【図5】基板搬送ハンド機構を示す平面図。
【図6】Y方向把持機構17bの周辺部を示す斜視図。
【図7】X方向把持機構17aの動作を説明する説明
図。
【図8】X方向把持機構17aの動作を説明する説明
図。
【図9】Y方向把持機構17bの動作を説明する説明
図。
【図10】Y方向把持機構17bの動作を説明する説明
図。
【図11】図5のc−c線に沿った断面図。
【図12】保持部材23の作用を説明する説明図。
【図13】第1基板搬送ハンド15U上に基板Wを載置
する工程を説明する説明図。
【図14】従来の基板搬送ハンドを説明する説明図。
【図15】図14のa−a線に沿った断面図。
【図16】従来の保持部材の作用を説明する説明図。
【符号の説明】
W…基板 2…基板搬送装置 10…基板搬送ハンド機構 15U,15L…第1及び第2基板搬送ハンド 17…基板保持機構 17a…X方向把持機構 17b…Y方向把持機構 23…保持部材 23a…落とし込み部 23b…保持部 23c…傾斜面 23d…傾斜部 23e…基板仮載置部 82,92…Y方向把持用ピン 73〜75…X方向把持用ピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を下方から支持する基板搬送ハンド
    手段を備え、この基板搬送ハンド手段を移動することで
    基板を搬送する基板搬送装置において、 上記基板搬送ハンド手段は、 基板搬送ハンド本体と、 基板搬送ハンド本体に設けられ基板を所定位置に保持す
    るための落とし込み部を形成する保持部と、落とし込み
    部に対し斜め上方に向いた傾斜面を有する傾斜部と、保
    持部と傾斜部との間でありかつ落とし込み部より上方の
    段上に形成され落とし込み部の面積より大きい面積にて
    基板を載置可能な基板仮載置部と、を有する保持部材
    と、 傾斜部側から落とし込み部に向けて基板を押圧して基板
    を落とし込み部内に移動させるための押圧手段と、 を備えたことを特徴とする基板搬送装置。
JP14539695A 1995-05-18 1995-05-18 基板搬送装置 Pending JPH08313856A (ja)

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